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私の中である日を境に突然ブームとなってからおそらく、2年くらい過ぎたような気がする重松清の、今年最後を締め括る文庫本を、ちょうど仕事納めの日帰りの電車に揺られながら読み終えた。前回読んだのが、内容ボリューム共に最高にへビィな『疾走』上下巻だったので、今作の“手応え”の軽いことと言ったら!ちょっと物足りないかなぁ…と思いつつも、やっぱり油断は禁物。なんでもないフレーズに、思わず目頭熱くなりそうになること数回。特に『石の女』『望郷波止場』『ひとしずく』『みぞれ』あたりで自分の気持ちにも思い当たることが多く、いつものようにハッとさせられたり、胸がキュッと締めつけられたり…そんな生々しさもあった。「息をするように“お話”を書きたい」と重松氏があとがきで記した通り、その物語どれをとっても、何かしら心に引っ掛かったり共感できるリアリティがちゃんとあって、『疾走』のようなヒリヒリした中で味わう感情とは違う心の動きを感じ、今年もまた重松清という人の操る言葉の魔力に魅せられて終わった。さてさて。まだ暖かい日が続いてるし、年賀状も書いてないので実感がないのだけど、あと2日で2008年が終わる。私の今年1年を漢字で表すとしたら、何だろう?とずっとずっと考えていたのだけれど、なかなかひとつに絞れなかったが敢えて言うなら【増】だったような気がする。この12月に義母を迎えて家族が三人になったという意味でもそうだし、仕事の量もそうだし、それらの意味では“責任”も以前よりも増え…読書に関しても、重松氏の本を去年よりもっと多く読んだと思うから。あ、あと家具類が一気に増えた。それに伴う出費も増…これは予定外というか、でも結果的に前よりずっと家らしくなったからとても満足してる。手帳をめくって振り返ってみても、大して素敵な想い出は探せなかったが、多分自分なりにそこそこ“充実”はしてたんじゃないかな。思い出せないってことは、とても平凡な毎日だったということだろうけど良い方に捉えることにする。さて、みなさんにとってはどんな年だったでしょう?今年1年お付き合いいただいた皆様に、この場を借りて感謝しつつ新しい年もお互いに笑って迎えられますよう、心からお祈りして…2008年の皆さん、ありがとう。さようなら。2009年がもっともっと素晴らしい年となりますように。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「と締めつつ、また大晦日までに出てきちゃうかも☆」
2008.12.27
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今年1年のお礼と癒しを兼ねて、昨日は江ノ島神社まで。この時期、日が暮れると島じゅうがライトアップして見物客が増えるので、それに巻き込まれないように、早めに訪れ日暮れ前に島を出る予定で。師走とは思えない暖かい晴れの1日だったので、昼間も大勢の人で賑わう。まずはズンズン島の奥まで進んで、参拝を済ませる。そして、いつもの稚児ヶ淵。大橋を渡る前から激しい強風に足元をすくわれていたけれど、ココはさらにスゴイことになっていた。いつもは下までいっぱい人がやって来てる岩盤の上は荒波に繰り返し洗い流され、ダイナミックに白波を立て続けてる。上の方に居ても充分、潮のミストを浴びた模様。髪の毛早くもゴワゴワに。その後レストハウスで、ソフトクリームを味わいながらまったり休憩。冬のソフトは、何故にこんなにウマイのだろう♪ パワー充電完了で、今度は延々下り坂。色んな所の色んな島猫を発見しながら、ウキウキと下山。そしてこの日の締め括りは、看板猫の居るあのカフェへ…お店の方と少しの会話を楽しんで、夫婦揃って猫を好きなだけ撫でさせてもらう。なごむ~~帰る頃には、すっかり辺りは暗くなり。残念ながらキレイな夕陽は拝めなかったけれど、このところの疲れや毒素がぜーんぶ吐き出されたみたいで、ふたりとも笑顔笑顔、ゴキゲンで爽快な帰り道だった。 ※画像にふれるとコメント出ます※ ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「この数週間で一気に2kg痩せ…パンツ系が全部腰履きに」
2008.12.22
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とある企画で、早くもサンタが我が家にやって来た。「(時期的に)もっと寒くなるかと思ってたのに、まさかこんなに暑くなるとは…」青年サンタは予想外の冬の快晴に少し首を傾げながら任務を済ませると、「子供に追いかけられちゃって…」と、困ったようなでも嬉しそうな笑みを湛えて帰って行った。空が青い。あったかいなぁ。それでもスーパーには、クリスマスを押しのけ正月飾りが目にも鮮やかにズラリ並ぶ頃となった。日が暮れるまで暖房入れなくてもいいこの違いに、ついこの前まで暖房に頼りまくってた義母は、「私どこに来ちゃったんだろう、って感じ。南国のよう」と、目を丸くする。さっきお隣さんだった奥さんから、あの家を去ってから初めての電話が鳴った。「凍えるほど」向こうは「寒い!」らしい。そしてお隣のお隣も、「マンションを買ってみんな出て行った」と。教育者だったその人は、とても強くて賢くて立派な人物らしい。旦那さんを早くに亡くしてひとりきりでも時折、テレビを観て大きな声で笑えるとっても朗らかな人、と聞く。そんな彼女も、義母と電話が繋がった瞬間、今までの何かが溢れ出したのか、義母が話をシメようとしても、なかなか自分から電話を終わらせようとはしなかった。寂しいんだ、誰も、ひとりは。子供との同居を躊躇って、住んだことのない関東に来るのを頑なに拒んできたその奥さんも、大きな“決意”の日までそう遠くない……なんとなくだが、そんな気がする。お義母さんは、すこぶる元気だ。結婚以来、お義父さんが亡くなってからも根が生えたように動かなかったあの家からものすごい決心で、ひとりでほとんどの家財整理や荷造りをして、長旅の果てに引っ越して来たにも関わらず。毎日一時もじっとしないで、今日も、今も、この瞬間も早朝からくるくるくるくるくるくるぐるぐる……フル回転で何かしら動き続けてる。まだまだホントは、何するにもタイヘン!なのは変わらないのだけれど、それでも少しずつゆっくりと馴染んできつつある。明日、彼女の部屋に必要な物が1つ無事に届けば、我が家に足りなかった家具(結局すんごいいっぱい買い足した)のほとんどが揃う。そしたら休日から、今臨時であちこちの部屋に分散してる家具や生活雑貨類を、それぞれを所定の場所にひたすら設置する作業が待っている。全てが終了したら近所の神社に、3人で御挨拶参りに行くつもり。そこを乗り切れば、来週から本格的に我が家の新しい暮らしが始まる。穏やかな日々を取り戻すのも、なんとか年越しに間に合いそうで、今、少しだけホッとしてる。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「排水溝の鉄板前にくると揃って華麗に跳ねる柴ワンコペア目撃」
2008.12.18
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亡きお義父さんとの想い出が詰まった家を離れ、日本海の寒さ厳しく誰もが無口なあの土地から温暖で楽天的なこの土地の我が家で義母が暮らし始めて早1週間。それなりに覚悟はできていたものの、思ってた以上に『同居』ってヤツは手強い!んだと、激しく痛感しつつも必死で前進中。毎日毎日山ほど色んな感情が渦巻いて、書きたいことはいっぱいあるんだけど、とにかく【自分の時間】が全くない!!! 唯一寛げるのは、通勤電車の中で居眠りしてる時くらい。ちょっと大袈裟に言えば、それぐらい自分を労われる時間も余裕もない1週間だった。東京生まれとは言え、若い頃からもうウン十年とあっちの暮らしにどっぷりだった彼女だもの。そりゃ直ぐにこっちの生活に慣れろってのが、無理ってのも解かってる。けど、住環境の変化それ自体より何より基本的な事やモノの考え方加えて食べ物の好みまで違いすぎるのだ、何もかも。お互い気を遣い屋同士だから、迷惑・心配かけないように歩み寄る気持ちだけは満々なのだが、頑固でひと言多い者同士なので「良かれ」と思ってついつい正直に言い過ぎてしまう点がある。今のところ私が彼女に聞かれることを熱心に教えるあまり、あれこれ口うるさくなって、どっちが嫁でどっちが姑だか、ってな力関係(苦笑)。なんていうか…彼女自身も自覚してるのだが、この2年ぐらいでガクッと年老いたせいで、頭で考えて気が急いても身体が思うように動いてくれない、のだと。そんなだから、ひとつひとつが心配で、幼児を育てる母親のように、いちいち気になってしまうのだ。まぁ、私がこんなヤツだってことは充分解かって認めて愛してくれるので私も愛情こめて本当の母と同じように接している。だから全くケンカになったりはしないが、そうは言ってもやっぱお互いイイ大人だ。どちらかがいつか一気に“爆発”しないよう、日頃からストレスを発散できる機会を作っていこう。残りの家財がドドッと届けられた日曜日の午後早速、お義母さんの好意に甘え、ダンナとふたりでランチに出かけそのまま鎌倉ウォーキングを楽しむ。うーーーん。海に救われた“結婚”という契約のもとに親族になったとは言え、生まれた時代も育ち暮らした環境も違う“他人同士”が、ある日を境に同じ屋根の下に暮らすようになるのは、想像以上に難しい。それがどんなに愛する人の家族であっても、その後ろに居る人まで同時に無条件に愛せるか、と問われたらどれだけの人が、ためらわずに「Yes」を選べるだろう?義母をとても大切に思っている私ではあるけれど、それでも時々一瞬イラッとしてる自分に気づくのだから。ダンナとも話したのだけど、哀しくなる程本当にお義母さんの老いが、急に進んだのを感じてる。そういう意味では、やはり今、同居に踏み切ったのは正解。至らないクセに口だけ生意気な嫁だけれど、できるだけのことはしてあげたい。今はまだ家の中も私達三人の頭の中も、しっちゃかめっちゃかだけど、これからだんだんひとつの“家族”らしくなっていけたら、と願う。それに、例えば仕事で疲れて遅く家に戻ると「おかえり」と迎えてくれる誰かが居てくれるというのは、すごく心が癒されるのだと実感。まだ僅か7日間なのに、その間に畳み掛けるように私の実家でまたもや一大事が起きたり、我が家で心配事(一応解決済み)が起きたり…人間生きれば生きてるだけ、アクシデントが多くなるなぁ。それだけ私達が歳をとったということ、か?今回もまた、実の父や母の大事な時に、私はすぐに飛んで帰ってあげられないまま…嫁に行って苗字も変わってしまったとしても、娘は娘。困ってる時にそばにいれず、血の繋がらない“家族”のために尽くす娘の私の話を聞く受話器越しの声は、ふたりともどこか寂しげだった。身体がふたつあったらいいのに……自分の立場を歯痒く思った1週間。※一部12/15に修正済み。 ※画像にふれるとコメント出ます※★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「最近我が町で見かけた有名人:ジャガー横田の色白メガネ。」
2008.12.12
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この前の里帰りからいきなり体調は下降気味で、そのままの状態が続いてる。昨日は仕事中におなかの調子が悪くなり、帰りの満員電車の中では息苦しさを感じ生汗をかき、電車の揺れで胃が気持ち悪くなる。精神的に参るとこんなふうに必ず、身体のあっちこっちで黄色信号が点滅するから、ある意味判りやすいっちゃあ判りやすいんだが。自分じゃ全然気にしてないようでもやっぱり、このところの我が家の色んな物事が変わり目にあるこの時期、私も相当、身に応えてるのかもしれない。3年前、今の家である終の棲家に移り住んだから「もう引っ越し荷造り荷解きしなくていいんだ♪」って喜んでたのにまさか今、こんなに沢山のガラクタや荷物が家じゅうに散乱してるなんて…あの時、分別が間に合わなくて、ダンボールに放り込んで3年新居で“熟成”させたどーでもいいブツが、私の片付けの邪魔をする。日曜日。大好きなみなとみらいに行ったけど、これまた家に必要なモノを買いに行くという大きな用事があったので心から楽しむ暇もなく。おまけに欲しいモノも見つからず、ドッと疲れた。要るモノ、要らないモノ、たったふたつに分けるだけなのにナンでこんなに時間も日数もかかってるんだろ??片付けのタイムリミットは、多分あと2日。仕事行ってる日は、森の小人さんたちが変わりに部屋の片付けやっててくれればいいなと、下腹部痛でぐったりしてる今日なんかは本気で思う。 ※画像にふれるとコメント出ます※ ★ ★ ★ ★ ★今日のちょっと長いひとこと。「ドラマー樋口宗孝氏(49歳)ガンに克てず。9年前の春、インタビューした。とても大きくて気さくで温かな人だった。心よりご冥福をお祈りします(合掌)。」
2008.12.02
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