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陣馬山階段 posted by (C)きのこのキコ今日はきのこの仲間達と陣馬山へ。夜中の強風で心配しましたが、早朝は思ったほどには風がありません。あきるのインターから陣馬山までは近くてびっくりしました。山にさしかかると雪が残っており、凍っているカーブは慎重にゆっくり斉藤会長が運転してくれます。車で行ける最終地点は凄い雪です。そこからは上の写真の道を登っていくのですが、アイゼンを着けているわけではないので、滑って怖いこと・・・。ゆっくり、ゆっくり登りました。陣馬山眺望 posted by (C)きのこのキコ今日の登頂一番組でした。標高857Mの頂上からは360度見渡す事ができ、新宿のビル群も見えました。前日風が強かったわりには、富士山がすっきり見えませんでしたが、それでも美しくそびえています。陣馬山雪歩 posted by (C)きのこのキコさすがに冷たい風と雪の中でゆっくりする気になれず下山・・・。でも、圧雪されて凍ってしまった登山道はくだりのほうが危険です。それでは山の中を歩こうと、皆で途中まで雪の中ザクザクと歩きました。結構積もっており、40センチぐらいあります。なにかしら「きのこ」が無いかな~と見てみましたが、カワラタケが見えるばかり。今年は寒い・・・と言いつつ、確実に春は来ており、それにつれて仲間達はじっとしていられず、あちこちに出掛け始めました。まだ山菜には早いので、栽培山ウドを買ってきました。可愛い人参と共に、これからアンチョビオイルをつけて、ビールのおつまみにします。
2008.02.24
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西郷銅像 posted by (C)きのこのキコ元旦はコンコンと雪が降っていたので、二日に照国神社へ初詣・・・。百円で都合のいい事をお願いしてから、近くの西郷隆盛の銅像へ・・。近代日本を築くために奔走した西郷さん。でも、歴史に弱いので詳しい事は忘れてしまいました。ただ、若い頃に見た「西郷さんの家」ははっきり覚えています。小さな茅葺の家でしたので、たぶんまだ「隆盛」を名乗らない頃でしょうか。今でもあるのかな~。万人に平等で、自分の飼い犬に対してもまるで人格があるかのように接した・・というような事だけ、覚えています。そういえば、子供の頃実家の台所の棚の上に、15センチ位の西郷さんが祭られていました。なぜ、台所なのかな・・・。鹿児島市立美術館 posted by (C)きのこのキコ陽だまりの中散歩しながら、鹿児島市立美術館へ・・。今年は幸先がいいようで、以前から見てみたいと願っていた浮世絵をやっていました。しかも、写楽、北斎、歌麿、広重の「四大浮世絵師展」です。赤富士北斎 posted by (C)きのこのキコ版画だけではなく肉筆の絵まであり、時間をかけてゆっくり観ました。役者絵の写楽、美人画の歌麿、富士山の北斎、東海道五十三次の広重。まことに大きな括りではありますが、一堂に展示されているのでそれぞれを見比べることができました。その後、昼食に寿司を食べましたが、なんというか・・・ネタに旨みがなく、シャリが多くていまいちでした。やはり寿司は北に行くほど美味しいようです。いつか、北海道で食べてみたい!
2008.01.11
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5月11日から10日間ほど、一人で鹿児島へ帰省します。義母も母も、一人暮らしです。歳を重ねるにつれちょっとした事がきっかけで寂しさが募るようで、実家の母が体調を崩してしまいました。本当はこちら(埼玉)を引き上げて、帰ってきて欲しいようです。が、諸事情でそういう訳にもいきません。せめて、これからは、三月に一回ほど顔を見に帰ろうと思います。しかし、今自由に時間を使い、好きな事をしている私。帰ったらそんな訳にいきません。三度の食事を時間通りに作ると、ほとんど台所に立つ事になります。昼食中に、頭の中で夕飯の献立を考えます。食事といえばご飯があたりまえの母は、麺類を食べる事がありません。もし食べたとしても、落ち着かなさが目に見えるほどです。私も、毎回しっかりご飯をいただく事になります。麺類は小腹が空いたときの食べ物のようです。病院へ行きながらお買い物を一緒に楽しみ、毎日お茶を飲みながらおしゃべりして、時々お墓参りに行き、母も絵画が好きなので絵を描いて、パソコンの無い母娘べったりの10日間を過ごしてきます。禁断症状がでないかな~。むしょうに山菜が食べたくなるかもぉ・・・。帰ってきたら、何が何でもおべんと持って富士山へ行こう・・・。
2008.05.09
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スモモや夏きのこが採れだしたとの風の噂。。。日々里物、山物に思いはつのるいっぽう・・・・。買い物に行くついでに、近場のヤマモモを見てきました。あ~そのぅ~・・・ヤマモモを見るついでに買い物に行ったという方が正しいです。すっかり色づいたヤマモモの木では、沢山の鳥達が食事中でした。特に好みの果実ではないのですが、そこに熟した木の実があれば欲しくなって・・・。人目に付きやすい場所なので、ササッと少し頂いてきました。塩水につけてから洗い(たまに小さな虫が入っています。)、一粒食べてみました。木の樹脂香を伴った甘さが口に広がっていきます。この木のは粒が小さいので、食べるのがちょっと面倒・・・。相方も食べないようですので、梅干用に買ってきたホワイトリカーを使って、果実酒を作ってみようと思います。飲む人はいないけど、赤い色に仕上がっていく過程を見て楽しむ事はできますので・・・。初めて作る果実酒・・・お砂糖を入れるのかしら???
2009.06.26
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桜がチラホラ咲き始めて、花を見上げるのではなく地面ばかりが気になる頃になってきました。今日は、トガリアミガサダケを見つけました。色合い、形から想像すると美味しそうには思えませんが、ある国では高級食材。少しずつ採り溜めて乾燥し、その内パスタに使います。 この季節だけ散歩するコースがあります。それは、このアサツキだらけの土手を見るためです。冬場雨が少なかったせいなのか、今年のアサツキは発生密度がよくないようです。酢味噌和えにしたいな~~と思いつつ、人目が気なってこちらは見るだけです。 近所の神社にて、月末の日曜日に行われる骨董市。写真を撮ってきてくれた相方によりますと人出は少なかったようで、今回の諸事情を反映しているのかも知れません。四月がそこまで来ているのに、日々寒くて・・・。それでも、こうして萌え出す命があります。さあ~山へ、という時のためにも足腰を鍛える外歩きをしたいと、思ってはおりますが・・はて。。。
2011.03.27
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15日は今年最後のライブでした。今回はキーボードのレイコさんとヴォーカルの私という編成。「クリスマス」というテーマがありましたので、ちょっとお洒落しましょうと黒で統一することに・・・。ところが昨年はけたパンツが窮屈になっていて、無理したら入るけどブレスが苦しい状態。10月末で山歩きを止めたツケが廻ってきたわけです。おめかしは諦めて、ラメ入りシャツとジーンズのワンパターンとなりました。街着として、時には山歩きの時も、そしてライブでもジーンズの私。ジーンズ一辺倒は、おばさんの一番ダサいファッションセンスだとあるスタイリストの方が言っていました。わかってはいるのですが、日々ファッションへの興味が薄れていきます。というか、流行に付いていけなくなりました。「歳相応」という言葉に反発を感じていたのに、今の自分は歳相応。。。これではいけません。さて、どの辺りから努力していきましょうか。
2010.12.16
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語るべき言葉を持たないほど憔悴した武士が一杯の白湯に癒やされる、なんてシーンを、本の中に見つけたり、映像の中で見たりしていた若い頃。白湯って美味しいもの??と思っておりました。はい、白湯って美味しいのです。夜にコーヒーやお茶を飲むのは胃にもたれます。そこで、夜だけストーブの上の薬缶から白湯を飲むようにしました。ずーっと沸騰していたお湯は味がまろやかで、冷えている喉を通って胃に落ちていくのが心地よくて何杯でも飲めます。そして何だか体によくないものを排除してくれそうな気がするのです。白湯の話題だけでは味気ないのでオマケ・・・。最近描いた絵です。透明水彩の絵を描いていますが、最近は墨絵を描くことが多くなりました。墨の濃淡の魅力は、色彩の全ての美しさを含んでいるような気がして・・・。そう言えば、全ての色を混ぜ合わせると黒になる・・・んじゃなかったかな・・。でもまあ、それは墨絵が好きというのとは関係ないか・・・。ひゃ~~「50代からでも女性は輝く・・」なんていう映画が流行っているのに、私は白湯を飲み、墨絵を描く・・・。もうひと花咲かせなくては。まあ~それは秋の富士山でいいや。
2010.02.08
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「春の富士山」今期初めての富士山詣で。仲間の皆さんに会えることも楽しみで、集合時間の15分前に到着。でも時間になってもコメツガさん一行が到着しない・・・。電話をしてみると、集合時間を一時間早く間違えていた私達。最初からポカをしてしまったのであります。さて、ワラビやウド、コゴミを目当てに平原に繰り出しました。が・・・、早朝は下草を這っていた毛虫さんが、日が昇るにつれお日様を求めてか、枯れ草の上へ上へと登っていくのであります。それを目にしたら、もう枯れブッシュの中を歩く事はできません。ワラビはまだ数が少なかったので、怖さと相まって諦めました。先日群馬でコゴミを採った私達。富士山で採るのは初めてです。コメツガさんに案内してもらった場所には、採り頃のコゴミが出てました。それぞれに散らばって散策しましたが、約一名の方がチョットだけ迷子になってしまって・・・。まぁ・・天目さんでありますが、あれは短時間でしたし、迷ったうちに入りませんが。。。山中の桜を見ながら「ハルシメジ」があるかも・・・なんて話をしていました。でも、まさか発見できるとは思ってもいませんでした。仲間の一人が「きのこ発見」してからは、みんなのモードが山菜からきのこへとチェンジしました。でも山中でハルシメジを採ったことがない私。同定に自信がありません。香りは間違いなくハルシメジ、でも、大きさがいつも採っているものとは違がって小ぶり、色もやや濃いめ。最初に「ハルシメジ」と言ったにもかかわらず、「いや、クサウラにも似ているし、でもこの時期にクサウラはまだ出ていないはず・・」と揺れること甚だしく、「まぁ、食べない方がいいでしょう」なんていう結論になってしまいました。その後合流した、「雲の上のきのこの会」の中で知識と経験ではダントツの「きのこ一家」さんに鑑定していただいて、「ハルシメジ」であることが確定しました。なんでも、ハルシメジには梅型と桜型があるらしく、今回見つけたものは桜型だそうで、どおりで梅の木の下で見るものとは違っていたのです。とてもいい勉強になりました。 「コゴミとアラゲキクラゲ」その後楽しい昼食会で、コーヒーやお漬物、パンケーキ等ご馳走になり、帰りのラッシュにあわないように早めの解散となりました。収穫は、コゴミとアラゲキクラゲ、自家消費するのに丁度いい量で、節度ある山菜狩りができました。仲間の皆様、お世話になり有難うございました。
2009.05.04
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26日は、毎年自分を振り返り、向き合う日です。昨年義父が他界した命日で、今日お寺に出掛けてきました。正直に、誠実にと心がけてはいるものの、それはとても難しいことで、よく「自然にあるがままに」といいますが、まさにそこが問題で、人間の欲望は計り知れないものがあり、自然に生きるととんでもない事になりそうです。方法があるとしたら、たったひとつ「じぶんの心、良心に向き合うこと」ではないかと、お坊様の説法を聞いてそう思いました。誰しも自分に嘘はつけないから。で、またしてもそこがとても難しいというか、生活の中で忘れてしまうことが多いのです、わたくしの場合。真面目で道徳心にあふれた自分もなんだか嘘になるし、自由に振舞ってばかりいると、つらいおもいをするし。まったく矛盾に満ちています。真実を表す言葉は、とても短く、また文章も短い。たとえば、「命日は、亡き人のものではなく縁者のもの」・・とか。宗教に対して知識や興味があるほうではありませんが、まさに先祖が残してくれた、大切な一日ではあります。話題は変わりまして、今夜の一品「コシアブラの天麩羅」こしあぶら天麩羅 posted by (C)きのこのキコ13日に新潟で採ったものですが、保存方法さえ分かれば、このように新鮮で、美味しい天麩羅ができます。苦手な天麩羅も、なぜか今夜は気合が入って、からりと揚がりました。ちょっと食べ過ぎたかも・・・。
2007.05.26
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長歩きに備えて週末に体を動かし、いざ澄み渡った青空の下ゼンマイ採りへ。やっと探し当てても、残っているのは胞子葉ばかりで、イタドリ採りへと方針変更。そんな時にカフェさんご夫妻と遭遇。「ゼンマイ出ていましたよ」とポイントへ誘ってくださいました。ワラビも出始まっていましたが、終わってみればワラビはほんの少しの収穫。先ずは、春の荒野の中で体を伸ばせたことが、心身の栄養となりました。ワタを取り除き、軸の硬いところを切り取り手間をかけて揉んだゼンマイ。出来上がり途中の写真ですが、完全に干しあがると両手で一杯ほどの量になります。かけた手間と時間を考えたら、ゼンマイは買うにかぎるかな。でも、きっと目の前に見つけると採ってしまい、夜なべ仕事するんだろうな。根っからの貧乏性です。
2016.05.03
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ジャゴケの先から清水が滴り小さな流れとなり、シダの葉から蒸散された水分が森の空気を潤してゆく。つま先を浸したくなるような小川には、時々小さな魚がツーと走りぬける。白い絹糸を流しおろしたかのようなしなやかな滝は、その音も囁くようで、いつ見ても滑らかな優しい風情。近くの祠のお地蔵様も柔らかなお顔で、ペットボトルを切り抜いた賽銭箱も何だか面白可笑しくて、チャリンといれた十円玉の音が木々の間に吸い込まれていきます。水辺の倒木で休憩する蛾。閉じたり開いたりする羽の様子を眺めていると、独特の間が感じられ催眠術にかかるかのような錯覚を覚えます。昨日も野山を散策できる時間は、早朝の三時間だけ。家に居ると、目につく物すべてと言っていいほど家事に繋がるものばかり。そんな慌ただしさから抜け出すには、森の中に身を置くのが一番。ただし、その付けは後々の家事となって身に降りかかるわけですが、「気持ちよかった~楽しかったなぁ」という思いがあるので、黙々と家事は進んでいきます。って言うとかっこいいけど、土日はその家事の半分を相方が手伝ってくれますので、そこを見越した早朝の森林浴と言った方がいいでしょうか。抜け目のない私ですが、相方も森の中で生き生きしていたので、いいかな・・・。
2016.06.04
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「桜島と錦港湾」約2週間、山菜、きのこの事を忘れて(忘れるよう努力して)、母と過ごしてきました。子供の頃から眺めてきた桜島は、薄霞がかかりスッキリと見えませんでしたが、富士山と違うドッシリ感で時に噴煙を上げていました。自宅では不規則な生活をしていますが、郷に帰ると規則正しい生活になります。三度の食事と、10時、15時のお茶の時間。お茶の時間は縁側から庭を眺めながら。庭には、父が集めて鉢植えや地植えにしたツツジやサツキが沢山ありますが、もう花の時期は終っていました。それを眺めながら、母が話す父の思い出話を沢山聞いてきました。 「伊勢海老の刺身」そんな日々、母が「伊勢海老の刺身を食べて温泉に入りたい」と言い出しました。パソコンは無いし、近くに旅行代理店もありません。そこで電話帳を引っ張り出して、知っている霧島温泉のホテル、旅館をピックアップして電話です。パソコンが無い時代はこれが当たり前でしたが、情報を瞬時に引き出せる生活をしている現在、郷に帰った私は、翼のないエンジェル・・・失礼・・・時代に取り残されたおばさんとなります。 「霧島観光ホテル、庭園の足湯」なんとか伊勢海老料理を出してくれるホテルが見つかりましたが、足がありません。唐突ですが、人間は不思議です。580円と800円の肉だと580円を選ぶ母が、行き帰りタクシーを使うと言いだしました。こうして、ぷりぷりと甘い伊勢海老の刺身を味わい、新緑を楽しむ楽チンな霧島温泉一泊旅行をしてきました。あと何年こんな時間が過ごせるかしらと思いながら母を見ていると切なくて、お茶の時間に涙が出てきました。こんな事は初めてでした。「仕方ないよ。これが世の常だから・・・」という母の言葉も寂しそうでした。母にはいつまでも元気でいて欲しいものです。さあーー、元の自分に戻って、また野山を歩き回りたいと思います。そういえば、私が留守の間に相方が「マツオウジ」を採ってきていました。大きなものですが、食べごろの幼菌です。これを調理する間に、鹿児島の女からきのこを愛する埼玉の女に変身できる事間違いありません。先ずは炊き込みご飯を作りましょう。そして、明日は用事があるので、次の週末は山菜を求めてどこぞの山へ出かける事とします。
2009.05.30
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春とは名ばかりの、寒さ厳しい日々。そんな時には、『心に音楽を胃の腑にコーヒーを』・・。先月の、コーヒー飲めなかった件・・・を忘れるためではありませんが、いきつけの”珈琲焙煎専門店マイルス”に出かけては、マスターが淹れてくれるコーヒーを楽しみつつ、真空管ステレオから流れるジャズに酔っております。上の写真は、マイルス店内の焙煎機。丁度ローストしている時で、店内にはいい香りが・・・。焙煎が終ったら右側の受け皿様のところにザァーと出てくるので、その様を見たかったのだけど時間がかかるとの事で、次のお楽しみに・・・。さて『縁は異なもの』マイルスにて、ジャズ評論を面白可笑しく・・・いえ、世の事象を面白可笑しく話すギタリスト、T・Kさんと知り合う事ができました。ジャズ理論も評論も出来ない私は、ただただ話が面白くてうなずくだけです。アートブレーキーやマイルスの公演を見に行ったのに、その頃の私は何を聴いて何を見ていたのかしら・・・。広く浅く、という言葉があるけど、私の場合は、狭く浅くいいかげん・・です。そんなT・Kさんのライブが、先日立川のライブハウス”ハーフトーン”であり、聴きに行ってきました。アメリカでジャズマンとして仕事していた彼のギターの音色は、優しく心に沁みてきました。ただ、その後、夜中に食べたラーメンは胃に沁みこまなくて朝までもたれましたが・・・。夜遊びしながらも細々と作品作りにも取り組み、現在『猫』を制作中。3月になったら、珈琲焙煎専門店にて人形の作品展を予定しています。猫は間に合わないので、今まで作り溜めた作品を展示することに・・・。かくして、今年もやはり夜中まで起きている生活が続くのであります・・・。
2010.02.06
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金曜日(11日)の夜になって、やっと休日が取れたと相方から電話・・・。すっかり日曜日に行けるものと思っていたので、慌てて準備しました。御山に到着して、ビックリ!木は大きく揺れ、風は冷たく強く、霧が濃くて周りが見えません。しかも寒~~い・・・。これじゃきのこは見えないなぁ~~と彷徨っていましたが、運の良いことにこのようなまっちゃんに出会えました。しかし・・この後開いた口が塞がらないような光景を目にしたのです。見つけた時、10メートル位上に夫婦の人影が・・。写真を撮ろうとしている私達の手元に松茸を見た女性が、なんと松茸の周り10センチ近くまで手のひらを使って探し始めたのです。カメラを構えているのに・・・その必死の形相にビックリして思わず「えぇ~」っと声が出てしまいましたが、そんな事聞こえているのかいないのか・・・今度は、ずかずかと松茸の周りを歩き始めて探し始めました。ご主人は、近辺を探して2本収穫。松茸のシロは、おそらく何人もの共有です。ココで2本採った私達。2本採ったそのご主人。御山はまことに平等です。でも、でも・・・あの女性の態度には納得できませんでした。どうしてあんな事ができるのか?たとえ仲間が見つけた場所でも、あんな非常識はできません。その後今度はご主人が、私が探している場所に来て同じ場所を押さえ始めました。早朝から、後味の悪い強烈なパンチを受けました。松茸写真のピントが合っていないのは、そんなこんなで相方の心が乱れたからです。思わずグチってしまいました。今回の3姉妹はハナイグチです。前日まで乾いていたらしい御山には、その数は少なかったのですが、根気よく見つけてまわりました。今年のきのこの出方は、いつもと違います。こんな風に、もう晩秋のきのこであるクリタケが出てきていたり、同じくわりと遅くに出てくるサンゴハリタケを天目さんが見つけていました。短期間で終っちゃうのかしら・・・。人気があるツガタケも出方が少なかったです。通称「心臓破り」と呼んでいる場所で探しましたが、見つけたのは5本だけ。昨日の雨で出始めたらいいのですが・・・あの寒さでは期待できそうにありません。そんな天気でも、多くの仲間達に会いました。昼食後は、ジョンリーさん、天目さんとクロカワ探しです。駐車場には「きのこ狩りツアー」のバスが2台。皆さんそれなりに収穫して戻ってこられました。その後を歩くわけですから、見つかる確率は低くなります。でも、根性、根性、ど根性で、こんな姿のクロカワを見つけました。先日の「クロカワ・サーモンサンド」は、自分の昼食用でしたので、相方は食べていません。今回のクロカワで早速相方の分も作ります。午前中は寒さに震えて、また午後はハナイグチブラザーズと楽しい「クロカワ遠足」。きのこが少ないとはいえ納得できる収穫で、自粛していた収穫も今回あたりからアップしようと思います。勿論、『毎回ありがとう』と御山の神様に感謝して、ゴミ拾いもしてきました。
2009.09.13
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午前中の所用の後、ズ~ッと相方はこのオモチャにくびったけ。数年前から欲しがっていたGPS、GARMIN, OREGON300が届いたのです。およそ2年間お小遣いを貯めて求めたのですが、このような物は本体だけでは使い物にならないようで、「地形図ソフト」「道路地図ソフト」「オートナビキット」と付属で買うものがまた高いようです。どうしても数万円足りない様子で、「毎月返すからチョット貸して・・」と交渉してきました。貸してって言われても、もともと彼が得ている収入なので・・・。「返さなくていいよ・・・」と。もしかしてそういう返事が返ってくると予想していたのかしら?彼曰く・・・「マツタケが採れた場所を記録したい」と。私にしてみれば、記憶をたどりつつ景色を楽しみながら、迷うかもしれないと思いながらもそこここにある他のきのこを採りながらその場所に行くことが楽しくて、マツタケに巡りあえたら尚楽しい・・・と、これがきのこ採りで山を歩く醍醐味だと思うのですが・・・。でも高度計やカメラなどが好きな彼は、きっと私と違う山歩きをしたいのでしょう。今年はビデオも持って歩きたいと言っている彼。カメラとビデオとGPSを持って、どのようにきのこを採るのでしょうか?さて膝が弱いので、山歩き本番に備えて適正体重に戻したい私。2キロの減量を目的に、一週間ほど甘いものや炭水化物を控えてきました。確かに1キロは減ったのです。でも、でも今日はどうしてもアイスクリームが食べたくて、とうとうガマンが出来なくなりました。しかもよせばいいのに、キャラメル、ストロベリー、ラムレーズンと3種類。流石に全部は食べられなくて、残りは冷凍室に仕舞いました・・・が明日食べれば同じ事です。意思が弱いので、いつもあと1キロのところで挫折してしまいます。今夜は寝るまで水だけにしておこう・・・。
2009.07.04
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黒トリュフの熟成を促すためにお米の中で保存していたら、青カビ、赤カビ等色んな菌が発生していて、とりわけ真っ白でフワフワの塊の菌がトリュフではなかろうかと、25倍拡大鏡で観察。細い菌糸が複雑に絡み合っていて魅惑的。ほ~んわりとしたいい香り。ネット検索で見つけたものとそっくり。以前ヒラタケ栽培した時の菌も真っ白の塊だったし、もしかして私、黒トリュフの菌の取り出しまでは成功したのかしら。勝手にそう思うと捨てるのが忍びなくて、でも共生してくれるような木はないし・・・昨年はダメもとで「ベンジャミン」の根元に置きましたが、何の変化も無し。他に置けるような鉢植えは「ゴムの木」だけ。(青く見える粒は、肥料)というわけでゴムの木の根元に蒔いておいたら、フワフワとした菌糸が成長して土を覆ってきました。土の上に置いただけでこんなに菌が成長するなら、トリュフはとっくに大量栽培されているはず・・・ということでこの菌は一体何なのかしらと毎日眺めて楽しんでおります。
2022.01.15
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目に沁みるような濃緑の苔も少しずつ色あせてきて、山は秋の装いを纏っていきます。まだ夏きのこをチラホラ見かける中ホンシメジも出始めて、きのこシーズンも後半。毎年のことながら、寂しさを伴ったきのこ散策となります。出始めの株には落ち葉を被せてきましたが、何人ものきのこ人との共有のシロ、次に行ったら綺麗に収穫されていました。急斜面を登っていて見つけたクロカワはやや老菌。柄を触ってみて虫入りと分かったら次世代の為に残そうと思いましたが、しっかりした手ごたえがあったので収獲。両掌を合わせたほどの大きなもの。ここまでおおきなクロカワを見たの数年ぶりでした。毎年見つけては、はてこれはキクバナイグチ、それともキノボリイグチ?と迷ってしまう同定できないイグチ。カサのツンツンとした尖りが、何だか粋がっているような魅力を醸していて絵になります。瞬きを数回繰りかえしただけなのに、もう十月になってしまったと感じるほどにあっという間にハイシーズンは過ぎていきました。これからは紅葉の中、舞い落ちる落ち葉を受けながらしみじみとした散策となります。あ~~秋の移ろいはゆっくりであってほしい。
2023.10.02
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昨日も花を求めての散策、目的はササバギンラン。先日花が咲きそうなものを数カ所で見たので、「撮るぞ」と歩き回りましたが、残念ながら一本も見ることが出来ませんでした。広いフィールドなので、同じ場所を歩いているつもりでもズレが生じるようです。で、今回見たのはオニノヤガラ。秋に花が咲いた状態のものは見かけますが、こんな出始めを見たのは初めてです。「ぅん・・何だろう、まるでアスパラのような」と最初は興味津々、よーく観察してオニノヤガラだと分かった次第です。漢方薬の「天麻」として、頭痛やめまいに処方されるということをネットで知りました。前回は道々咲いていた草花ですが、探せど探せどありません。かろうじてパラパラと咲き始めた野バラを見るぐらいで、まるで花と実の端境期のような状態。草花は標高を上げたようで、花探しを諦めて、きのこへと目を移しました。間伐されて見通しのいい樹林の中に、おとぎ話を連想させるようなタマゴタケの群生が・・。それは遠くからも目を惹くような美しさで、緑の下草の中にたたずんでいます。カサが開いたタマゴタケは、虫さん達のご馳走となっていました。もしかして、結婚式のウェデングケーキかもしれません。じっくり鑑賞し写真だけ撮ってきました。今頃沢山の幼菌も成長して、アリスが迷い込むような景観になっているかもしれません。ハナビラタケを探す醍醐味は、遠くから「あそこに何やら白い塊が・・・」と確認することにつきます。10年ほど前まではそんな喜びを毎年噛みしめたもの。最近はそんな機会に恵まれませんでしたが、昨日は久しぶりに脳内快感物質がドッと出るような出会いが二回ほどありました。草花を探してた時に見つけた、アワタケ。菅孔が一瞬にして青色に変わるのが面白くて、見つけるたびにカサ裏を引っ掻いてしまいます。食菌ではありますが、いつも見るだけです。昨日の樹林は、ザワザワと木々を渡る風が、ザーー・ヒューと色んな音を楽しませてくれました。そんな中でウスタケを見つけると、この広げたカサから何やらヒュルル~~と音楽が聴こえてくるのではないかしらと思ってしまいました。カサの内側の色合いは、砕いたチョコクッキーをまぶしたみたいでとても美味しそうです。一面に広がる樹林帯は、地形や標高によって乾燥具合に違いがあります。よく雨が降るであろうと思われる場所には、モリノカレバタケやクサウラベニタケのフェアリーリングを多く見ました。そして、ニセクロハツの群生も・・・。林道で仲間に逢う季節がやってきました。「お久しぶりです。」と挨拶を交わし、それぞれお気に入りの場所へ向かいます。「今年も変わることなくきのこ狩りができてよかったなぁー」と・・そして、森からのエネルギーも頂くことができた、楽しい「花めぐり」ならぬ「きのこ狩り」となった週末でした。
2013.07.07
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「ハルシメジ」今年のハルシメジはなぜか柄が延びずに、ずんぐり型。昨年この場所のは、均整がとれたベストスタイルだったのに・・・。 「ハルシメジ」その年の気候によって形も変わるのかしら?柄はまるで、エリンギのように充実している。 「ハルシメジ収穫、本来の色が出なかった。」出会いの食物は相性がよくて、筍とハルシメジの炒め物は美味しい。で、今日「越生」の自然休養村センターで大~きな筍を一本買ってきた。直売なので、手ごろな値段500円。今茹でている途中・・・。今のところ一年のきのこカレンダーの通りに雪中エノキが採れ、こうしてハルシメジが採れた。次はマツオウジにハルナラタケだけど、近場のポイントは開発されて木の姿さえなくなってしまった。マツオウジはいいとして、ハルナラタケは見つけたいな・・・。でも、近隣の山は、杉とヒノキばかり。今年もお目にかかれないかも。
2009.04.26
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菌友から、自宅の庭で育った蕗が届く。瑞々しくてサッと茹でるだけで柔らかくなり、キッチンは春の香り。蕗をたっぷり混ぜ込んだ「春ちらし御飯」を拵えましたが、トッピングで肝心の蕗が隠れてしまいました。口に入れた時、歯触りを楽しんだ時に爽やかな風味が口中に広がり、寿司飯との相性もよくて食べ過ぎてしまいます。(手前味噌で・・・すみません)「筍との炊き合わせ」も楽しんでありがたく完食、菌友さん、ご馳走様でした。さて、コシアブラ、蕗、雪解けフキノトウ(連休中に唯一遠出した日に収穫)を様々に調理して先ずは早春の山菜は堪能できました。例年だと、これからワラビ、山ウド、柔らかい山フキ、高山で採れる太いコゴミやイタドリと続くのですが、近々帰省することとなり、暫くは山遊びを忘れてせっせと実家の手伝いに専念します。それにしても、私の人生メリハリがありすぎます。(今年三回目の帰省)それを楽しいととるべきか、苦痛ととらえるべきか・・・・八年ほど前までは、何か方法があるのではと模索して思うようにならず苦痛が勝りましたが、今はこの方法しかないのだと諦めることができて、少し肩の荷がおりたような心持ちです。六月の山野草を・・・紅花ヤマシャクヤクに会える日を夢見て頑張ってきます。
2022.05.08
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