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国連食糧計画(
WFP
)や国連食糧農業機構(
FAO
)は、しばしば、食料不足や飢餓問題を大きく取り上げています。
2011
年
3
月に国連食糧計画(
WFP
)がラオスで米不足により
11
万人の人が苦しんでいるとの声明を発表しました。緊急に食料援助が必要としました。この記事を読んだ世界の多くの人は、ラオスでは
11
万人が飢えにさらされて、大変な目にあっていると感じたことでしょう。実際には、ラオスには飢餓がありません。このようなセンセーショナルな公表は、世界に警鐘を与えるという効果がありますので、一定の時期ごとに発表することは否定しませんが、はっきり言って食料援助の優先順位は低い。私は、食料援助より必要な援助があると考えています。
食料を援助するのだからいいのではないかという考えもありますが、食料援助の問題点は、ラオスの人々がこれまで築いてきた村人の知恵であるセーフティーネット(安全弁)の仕組みを壊してしまう可能性があることです。セーフティーネットとして、村内の貧富を超えた助け合いの仕組み、米不足に備えた備蓄、森を中心とした自然の恵みを活用する仕組みがあり、これらについては後述することにします。
私は、米の緊急援助よりも、流通体制の整備、米価格情報の整備、米備蓄制度の整備が必要であると考えています。
(続く)
【
Bon appétit !
】
In recent years, Lao PDR ranked as one of the fastest growing economies in East Asia and the Pacific, but the benefits are not evenly spread across regions. Although the proportion of hungry poor fell from 33 to 23 percent in the last decade, the 2015 Global Hunger Index still defines the situation in the country as “serious”.
(
https://www.wfp.org/countries/lao-peoples-democratic-republic
)
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