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【西洋陶器を求めて】
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Comments

mimi2385 @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! こんにちは 可愛いらしいお顔されています…
mogurax000 @ こんばんは New! >オオバンは孤独ですね。 冬から春先には…
flamenco22 @ Re:化粧地蔵でほのぼの (その41 八浜 宗蔵寺の化粧地蔵 2)(11/27) New! こんにちにゃん^^ いつもありがとうです…

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2017.06.17
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カテゴリ: ***** 伝記 *****


童話作家 新美南吉は、幼い頃に実母を亡くしました。
そのためか、彼の作品では親子の愛がしばしば描かれます。

彼の18歳での作品「ごん狐」では、兵十の誤解からごんは猟銃で撃たれます。
ごんの行いは、母を亡くした兵十を思ってのことだったのに。

「手袋を買いに」でも、親子ぎつねが登場します。
我が子を危険にさらしてしまう愚かさもある母ですが、
ふたりは深い親子愛でつながっています。
またここで登場する人間は、兵十の様に誤解せず、子狐にやさしく手袋を差し出します。

最晩年の作品「狐」でも、母狐と子狐の愛が語られます。
そこでは、子狐を守るために、母狐は命を捨てる覚悟を告げます。

南吉の生前に出版された童話集は、わずか1冊。
それも南吉が他界する半年前の、遅すぎる出版でした。

童話作家としての成功を目前に、自身の寿命を悟った南吉は次の様に語っています。

「私は池に向かって小石を投げた。
 水の波紋が大きく広がったのを見てから死にたかったのに、
 それを見届けずに死ぬのがとても残念だ。」

その想いは、南吉の作品「売られていった靴」にも通じると感じます。

29歳の若さで他界した、南吉。
しかし、1980年以降は、小学生4年生のすべての教科書に「ごんぎつね」が掲載されています。

南吉の作品は大きな波紋となって、人々の心に広がり続けているのです。

「新美南吉記念館:手袋を買いに」


「ごんぎつね」






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Last updated  2017.06.17 20:39:57
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