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僕はお腹一杯になったので寝ます。1月も今日で終わります。今年は大変忙しい1月でしたので大分疲れ気味ですが、2月になれば春が近づいて来ていると思って気合いを入れ直して頑張ろうと思っております。明日は拓蒼がスキー授業。明後日から三日間は岳幹がニセコに宿泊してスキー授業となっております。子供達は実はスキー授業は好きなようで楽しみにしているようです。先ほど妻から「明日はお弁当だから頑張ってとメールがありました。」一瞬「コンビニ弁当」を考えましたが、やはりちゃんとした弁当を作ることにします。メニューは…1 いなり寿司 2 鶏唐揚げ3 シューマイ4 卵焼き5 ウインナーソーセージこれで勘弁してもらう事にします。明日の天気予報は「曇り」「予想気温は-10度から-14度」となっていますので、かなり寒い中でのスキー授業となりそうですが、元々スキーの好きな拓蒼は一日元気に楽しんで来るものと思います。(怪我だけはしないでね…)さて、明日美は中学の最終試験に向かって先週から勉強に励んでおります。先週から練習も禁止となり、ラケットを鉛筆に持ち替えて金曜日も土曜日も机にかじりついておりました。(高校に行けなかったら笑い話では済みませんよ!)日曜日も朝から頑張っておりましたから、まだまだ頑張れ!の意味を込めてお昼ご飯を環状線にある「丸亀製麺」で食べることにしました。ぶっかけ(並)280円(大)380円と安いのですが、揚げたてのエビ天(130円)やイカ天(100円)や野菜天などをトッピングするとそれなりの値段にはなりますが、ダシが美味しく麺もコシがあって美味しいのでたまたま利用しております。(苗穂イオンやアリオにもありますが、家からも近いのでここを利用しております。)今回は妻と明日美は釜揚げを注文しておりましたが、熱いのを食べられない歩夢は“ぶっかけ冷(大)+鶏天(100円)”を注文して、わたくしと2人で食べました。妻と明日美がテーブルの反対側に並んで食べ、わたくしが歩夢に食べさせていると、見た目はもちろんですが、妻が言うにはまるで「赤ちゃんに食べさせてるように甘やかしている」らしいですので、周囲から「じいちゃんが孫」に食べさせているように見られないように、何度も「パパが取って上げるからね」とか「パパも食べるよ」と、誰も見ているはずもないのに「パパ」を連発しながら、一緒に食べておりました。勉強を頑張っている明日美のために「讃岐うどん」を食べに行こうと妻を誘ったのですが…実は歩夢に大好きなチュルチュルを食べさせたかった事は完全にばれていたようでした。(^^;)
January 31, 2011
本日は小樽市で吉村杯が開催されます。昨年一昨年と岳幹と拓蒼が出場しておりましたが、今年は岳幹だけが出場しております。早朝6時過ぎに集合場所の札幌駅に向かって行きました。岳幹は、現在専修大学卓球部監督をされている混合全日本チャンピオンの小林仁監督を中学まで指導された北海道の名将H本監督の元で卓球に励んでおります。このH本監督は現在すでに70歳を過ぎておりますが、後継者のT橋先生と二人三脚で生徒指導に当たっております。現在は至って温厚ですが、以前は”竹刀”の指導で有名な方でした。なぜ竹刀の指導が必要だったかと言いますと、卓球の指導を始めたきっかけが…ある日自宅の近くを散歩していたら近所に住む不良達が集まってタバコを吸ったり酒を飲んだりと、悪さの限りをつくしていることを知り、持ち前の暴力団顔負けの”強面”を使ってその中学生達を脅して”小さな会館に集めて更生のために卓球をさせたのが始まりだからと聞きました。(その頃は卓球は素人だったそうです。あっ!小林さんは不良ではありませんよ)しかし、その当時の不良達も今では立派な社会人になっているそうです。昨年の正月には、先生のところへ来た頃は酒タバコは当たり前の中学生だった卒業生の親が「社会人になった息子から温泉旅行と苦労をかけたお礼だと50万円お年玉をもらった。」と、感激で泣きながらお礼に来たそうです。(いい話を聞きました。いつか我が家の子供達からもらえる日を妻と二人で待つことにします。)お世話になっている円山クラブのSさん夫妻の奥様もカデットチャンピオンになった時に、最後の1本を取ってベンチに戻ると満員の観客の前で「スリッパ」で頭を”パ~ン”ひっぱたかれたそうです。(それはそれは良い音だったらしいですけど…)以前先生にその時の理由を聞いたことがあります。H本先生はしばらく考えた後…「うん…忘れた。」…まさに”名将”ですね。Sさんの奥様は青森山田へ進学され、今も”ペン表の名選手”としてご活躍されておりますけど、卓球はもちろんですが、人間的にも立派な方です。まさに”スリッパ”が人間を育てたのでしょうね。その功績が北海道に取って大変大きなものであったことは、教え子はもちろんライバル校の関係者も認めるところであると思います。これからもまだまだお元気で、北海道の卓球界のためにご尽力して頂けきたいと思っております。
January 30, 2011
昨日二上さんからお電話を頂きました。二上さん「今日のびのびになっていた岩手カデットの反省会をしませんか?Yさんにも連絡してあります。」わたくし「何時からですか?」二上さん「北海道一のマンモスクラブのノースジュニアの練習終了後ですから9時30分からです。」わたくし「分かりました。仕事が終わってからすぐに出て高速で行きますので十分9時半には間に合うと思います。ではつものようにススキノではなく”麻生”で会いましょう。」と、電話を切りました。仕事も普通に終わりましたから、6時には士別を出たのですが途中でまさかの通行止めとなっておりました。「吹雪でもないのにどうしたのかな?」と思ったのですが、原因は…「エゾシカ」が乱入したためでした。まさに恐るべし北海道ということです。何とか時間には間に合いましたから、待ち合わせ場所の「地下鉄麻生駅」で待っていたのですが中々二上さんを見つけることが出来ませんでした。周囲をよく見ると、反対側を向いて立っている新聞配達員のような格好をして、米寿のじいちゃんが持っているような毛糸の帽子を被った太ったおじさんがポケットに手を突っ込んで寒そうに立っておりました。まさかとは思いましたが、恐る恐る話しかけてみると…こちらを振り向いたその姿は、なんとしばらく見ないうちにすっかり大きくなって「モンゴル人のカーネルサンダース」のようになった二上さんでした。二上さん「久しぶりです。Yさんはお届けものをしてから来るそうですから、先に行きましょう。」わたくし「そうですね、こんな時間にお届けものとは…また、いかがわしい店でも行ってなければ良いのですが…まぁ先に行くとしますか。」と、ツルツル路面を転ばないように、極小の歩幅でペンギンのように肩をゆすりながら「有名ジンギスカン店」を目指して歩いて行きました。店に入ると感じの良い店員さんに案内されて真ん中に七輪を置いてある四人用の座敷に座りました。店員さん「三名様ですね、お飲み物はどういたしますか?」二上さん「呑み放題でお願いします。」店員さん「三人そろってからにしますか?」わたくし「いえ、もうすぐ来ますから す・ぐ・に 生ビールをお願いします。」ビールが来る前に「新宿歌舞伎町事件」の携帯を取り出してYさんに「今すぐこないと呑み放題が始まってしまいますよ」と、電話をして罪の意識を軽減させた後。「乾杯」してから、岩手カデットでの「完敗」について反省会を始めました。電話が効いたのか、ビールをジョッキーの半分くらいまで呑んだところで…「いやぁ~すみません~ちょっと用事があったもんですから~」と、満面の笑みなのに目は笑っていないYさんが入って来ました。再び三人揃って「乾杯」してから、生で食べられるジンギスカンと塩ホルモンだけを食べながら…いえ二上さんの注文した「大ライス」もでしたが、生ビールとハイボールを二時間呑み続けて大分酔いが回った頃ちょうど呑み放題の時間が終わったので、お会計をして帰る…はずもなく、いつもの「白木や」に行って本日二回目の「呑み放題」のゴングが鳴らしたのでした。ジンギスカン屋さんでは、ちゃんとカデットでの反省会をして、和也、和弓、拓蒼の今後について色々とお話したのですが、「白木や」ではすでに三人ともべろべろに酔っており、バカ笑いしながらどうでも良い話を延々としていました。しばらくしてYさんがいつものように目を閉じてお地蔵さんのように微動だにしなくなったので、そろそろ帰ろうかとなった頃…店員さんが横を通りかかった時に、目をぱっと開けたYさんがその店員さんに「すみまぁせん…タバコありますぅ?」二上さんと顔を見合わせたわたくしが「出たっ!でも、今日は”二上ぃ~タバコないんだよぅ~”じゃないだけましだけどね。」と言うと店員さんが。「あっ自動販売機が店内にあります。」と、Yさんに言ったのですが…話もろくに聞かないYさんは、店員さんの手を握り締めて、空になったマイルドセブンの箱とお金を無理やり持たせて「あっこのタバコね」と再び目を閉じてしまったのでした。二上さんが「Yさん~だからさっきコンビニの前を通った時に買わないのですか?と聞いたのにぃ~」と、あきれていましたが、わたくしは2ヶ月振りの楽しい酒宴に大満足して、26時30分に麻生の繁華街を後にしたのでした。あぁ~楽しかったなぁ~追伸先日名古屋オープン”夜の部”で、わたくしの主治医のK先生が「熊さんなんて全然正常値に近いですよ、もう薬だって飲まなくたって良いくらいなんですから。まずいのは…危機的状況なのは二上先生ですよ、もう最悪の数値ですから」と、Yさんに言っていたそうです。二上さんよいですか?お医者さんの言う事はしっかりと聞かなくてはいけませんよ!!!ジンギスカンをばくばく食べながらビールをがぶ呑みして”大ライス”なんて食べてはいけないんですよ!!!分かりましたね、それにコンビニ弁当のデザートに太巻きなんて買う人なんて相撲取りくらいですよ…もうやめて下さいね、一緒のレジに並ぶのも恥ずかしいのですから。
January 29, 2011
今年初めて全日本選手権に応援に行く事が出来ました。本当に嬉しい事でした。思いの外早く出場してくれましたが、まだ出場しただけですからこれからが本当の正念場だと言うことは、本人が一番理解しているものと思います。さて東京体育館では“愛ちゃん”を始めとする有名選手が試合をしていましたが、昨年札幌で開催された日本リーグやCSなどで放映されている様々な大会とは少々緊張感の違った感じに見えました。どの選手もこの大会にのぞむ気迫がいかに強いかを感じながら四日間じっくりと観戦させて頂きました。多くの指導者や選手から「全日本ではベテランでも緒戦では最初の1球を打つまでは、緊張がほぐれない」と聞かされておりましたので、明日美の試合もジュニアの緒戦を終えるまでは、入場の時に右手と右足が同時に出てたりしていないかと、普通の親並みには心配しておりました。全ての種目を見ましたが、特に気がついたのは強豪校における男子ジュニア世代のドライブ打法はラバーの摩擦力で回転をかけるのではなく、ラケットを上手く使って回転をかける打法が多くなっているように見えた事でした。ボールのスピードアップ化では、特にバックハンドにおいて回転軸を意識してフルスイングする打法が多く使われているようで、わたくしの目にはチャンスボールに見えない高さのボールまで一発で打ち抜くような強打で会場を沸かせたりもしておりました。現在男子では青森山田が日本のトップを走っており、野田学園が猛追している状況だと思います。もちろん東山、愛工大名電、明徳義塾、などの老舗の強豪校も追従しておりますが、前述の2校には少々水をあけられているように感じました。サーブでは以前のように下回転サーブを台上で2バウンドするようなサーブもありますが、それよりも横下系の長いサーブを出して、相手がドライブでつないで来たところをカウンターしたりラリー戦に持ち込んだりしておりました。青森山田の選手も多用しておりましたが、この展開に持ちこみますと、カウンターで瞬殺したり、大きく見応えのあるラリーになるので山田の選手の強さがより一層引き立って見えました。最近はUチューブや無料動画サイトなどで各国のジュニア世代の選手のプレイを見ることが出来ますが、日本では無名のヨーロッパや、中東、アフリカの選手等もジュニア日本代表選手と好試合をしているのを見る事が出来ます。また、これらの選手を見ておりますと、その個性と型の奔放さに感嘆符の連続となります。比べて、日本選手の多くが似たような“型”となるのが多いのは、その型が現時点において最新・最良の型であるのではなく、学校教育機関を母体とした選手達を中体連・高体連で戦う事を中心にスケジュールを組み上げる事に起因してそうなるのではないかと思っています。なぜなら、教員=監督は、選手が在学中に一定程度の成果を出せなくては内外にその存在感を示すことが出来ず選手募集にも支障をきたします。そのような事態に陥らないためにもやはり自身が育成した経験の中でより結果を出した“型”なり技術を、2年と数ヶ月という短期間の中で一日も早く選手に刷り込む事を選択せざる得ないのではないでしょうか。また、各指導者が長く積み上げた指導経験は、もちろん画一的なものだけではなく、個々の個性を伸ばすに足りるだけの経験値は十分に備えているとは思いますが、残念ながら3年間の在籍期間でしかも毎年入れ替わって行く選手達に、柔軟かつバラエティに富んだ練習メニューと、個別指導を行うには十分な時間枠ではないとも思えます。ですから残念ながらこの貴重な経験値は机上の理論としての指導方法として、ただ蓄積されていくだけとなっているのだと思っています。本当に勿体ない事です。その日本式の体育教育的な考え方からの脱却で、昭和の時代に世界に君臨した日本卓球の復活を目指したのがエリートアカデミーなのでしょうが、昨年の岩手カデットと今回の全日本選手権では一定程度の結果は出しているようには見えておりますが、まだまだ卓球に携わる選手、指導者の考えている期待値までには到達していないと思え、拝見した試合の中でもエリートアカデミー指導陣が考えているであろう、高い理念を十分発揮しているようにはお見受けする事が出来なかった事もまた残念な事でありました。大した実績もないのに生意気にも色々と感じたままに雑文でだらだらとお書き致しましたが、昨年の岩手カデットと今大会で誰よりも今まで10年以上も続けてきたわたくしの指導方法に脱力感と無力を感じたのは自分自身であります。しかし総じて考えますと、基本的な理論・理念に間違いはない事も実感致しましたので、これからも今までのようにリセットと再起動を繰り返しながら、じわじわと理想の卓球に向かって進んで行くことを誓うことの出来た素晴らしい全日本選手権でありました。はい。ただただ「卓球家族」で頑張るだけです。ええ…今までとなんら変わることはありません。
January 28, 2011
今季最低!朝6時の気温は…-27.4度!詳しくはお昼にでも…
January 28, 2011
朝ご報告致しましたように、本日7時の気温は-23.1度!先ほど12時でも-12.8度と本日の最高気温は上がっても-10度くらいですかね?士別は久し振りの厳寒の一日となります。全日本選手権大会が開催されている間のTVはまったく見ておりません。朝9時過ぎには東京体育館に入り、競技終了後は毎日「酒宴」…いえ「講習会」を連日開催致しておりましたから、深夜にホテルに帰る事が多くTVのリモコンに触ることすらありませんでした。北海道に帰ってから、妻や職場の方々に小学生の「平野」「伊藤」選手が、ニュースで大きく取り上げられていたと聞きました。今までは“愛ちゃん”が登場することが多かったのですが、新たな人材が卓球競技の普及に一役買ってくれることを、長い不遇の時代を過ごしてきた関係者として心より願うばかりであります。大会会場で可愛らしい2人の試合を見ましたが、相手の選手は本当にやりにくそうでした。名門高校や名門大学の選手が倒されておりますが、技術だけでなく心理的にも厳しい戦いを強いられておりました。まずは入場からして20名を越えた報道陣を引き連れて大名行列のようにコート入りしてきます。試合が始まると、観客は完全に天才小学生プレイヤーの応援ですから、1本取るたびに「おお~凄い~」「パチパチパチ」「可愛いのに上手いね~」一色ですから、対戦相手は「サッカーの中東の笛」のような完全アウエー状態を上回り、プロレスの悪役レスラー“ブッチャー”や“タイガーゼットシン”並の“ヒール”扱いとなってしまっており、得点して軽くガッツポーズでも取ろうものなら…秋の終わりで元気がなくなってしまったコオロギのような小さな声で「大人気ないねぇ~」などと、つぶやかれてしまう有様でした。さすがに卓球関係者にはそういった事をする方々はおりませんでしたが、これから今まで以上に卓球ファンになって頂きたい大事なお客様とはいえ、卓球競技におけるマナーをお書きした印刷物などを、入場の際にお声かけしながら手渡しいただけると、こんな事態も少しは緩和されるのではないかと試合を見ながら思ったりしておりました。さて、今日はやっと「悪夢の新宿歌舞伎町事件」についてお話し致します。概略は先日お書き致しましたが、楽しい夜がこの事件でいきなり「悪夢」となってしまいました…前日あまり呑めないお酒を勧められるままに、27時過ぎまで呑んでしまいましたので、その日は朝から重い頭と圧迫感に苛まれる胃に突き上げられながら応援と観戦をしておりました。やっと夕方にはおにぎりを食べられるようになり、やっと復調したころいつも大変お世話になっている方に「今夜一緒に食事にでも行きませんか?」と、ありがたいお誘いを受けました。大尊敬している方からの嬉しいお誘いでしたので「ありがとうございます。もちろんよろしくお願い致します。」と、北海道の指導者の方々と合計4人で競技終了後「新宿歌舞伎町」へと向かったのでした。居酒屋さんで指導方法や、子供達の小さかった頃の懐かしい話などをしながら楽しく呑みました。東京での宿泊日数も多い人で4泊となり少々疲れ気味でもありましたので、この日は皆さん早めに各ホテルへ帰る事にしました。方向別に歩き出すと、お誘いを受けた三人は同方向でしたのでゾロゾロと新宿駅に向かって歩き出したのですが、北海道では“酒豪”で有名なKさんが「おい…まだ9時過ぎだぞ。もう一軒だけ軽く行こうや」と、言い出しました。Kさんの同じチームで監督を務めているHさんも「うん。そうだな一軒だけ行くか」となり、三人で「2時間飲み放題1,500円」の居酒屋を見つけて入店したのでした。運ばれてきたビールと芋焼酎で乾杯してから、やはり子供達の小さい頃の試合の話や、進路の話などで盛り上がっておりました。しばらくしてわたくしがトイレに行った時に「事件」が起りました。トイレのドアを開けると、その洋式トイレは新宿が異常に高い地価のせいなのか驚くほど狭く設計してあり、熊と呼ばれるほどの大きな体型であるわたくしには本当に「窮屈」なトイレでありました。便器の前に立ったその時。犬のお父さんの声で「お前にはまだ早い」と設定してあったメール着信音が狭いトイレに響き渡りました。遠征用に買ったばかりの首からつり下げ型のケースから携帯を取り出して見ると、妻からその日宿泊するホテルの詳細が書かれておりました。「うん…近いな歩いて行けそうだな、まぁ詳しくは後で見ながら行くからいいか」と、ケースの戻したその時でした。酔っぱらっていたわたくしは、ケースではなくケースの外側のただの「空間」に、先日購入したばかりの携帯電話をしまったのでした。携帯電話に空中浮遊機能はついておりませんから、重力に逆らうことなく“新品”の携帯は高速で落下して行きます。わたくしはザッケローニ監督も認めるほどの黄金の左足を素早くアウターで出したのですが、さすがに慌てていたので、携帯はその左足を絶妙なフェイントでくぐり抜けて…『ジャポン!』と、水しぶきを上げて便器に水没してしまいました。わたくしの体が反応を始めた時間は酩酊状態であるにもかかわらず 0.3秒!!!福岡春菜選手のように一気にしゃがみ込み、ためらうことなく「右手を便器に突っ込んで」携帯電話を取り出しました。かかった時間は丹羽孝希選手が放ったカウンターのスピードよりも早いと言っても過言ではないと思っております。しかし…価格の都合で防水機能がついていない携帯は、フリップを開くと画面が真っ暗になり完全に機能を停止しておりました。あぁ…と、思いながら右手を見ると袖口がずぶ濡れになっております。当たり前ですね、この季節に半袖なんか着ているはずありませんものね…しょうがないので、脱いで袖口をギッチリ絞ってから肘までまくり、うつむいて席に戻り事態を説明すると。先ほどの妻からのメールをちゃんと読んでいないので、ホームレスになってしまっている事と合わせて、わたくしが妻の携帯の電話番号も覚えていない事を知り…いつもどおりに大笑いするわけにも行かなかったようで。「ほれ…俺の携帯で家に電話しろ」っと、優しい言葉を掛けてくれたのでした。そんな思いをしても「呑み放題」の時間が終わるまでしっかりと呑んでから解散し、妻からやっと聞いたホテルまで15分ほど歩いてやっとチェックインしたのでした。なぐさめだとは思いましたが、2人が「そのまま乾かしたらきっと使えるって。ホテルに帰ったら干して置け。」と言いましたが、昔の白黒TVみたいに電気屋を呼ぶよりも「ばあちゃんが叩いた方がなおる」なんてことがあるはずないじゃない!と、思いながらも、そんな時間では他に方法もないので2人の言うとおりにしておいたら…なんと!!!朝起きて諦めながらも試しに電源を入れてみると、まるで昭和時代の家電並の生命力で「完全復活」をとげておりました。まさに「不幸中の幸い」でありました。1週間が経過しましたが「ソフトバンク001SH」は、トイレに放り込まれた事を恨むこともなく、正常に動作してくれております。ありがとう。あぁそう言えば…慌てていたからトイレから出る時に手を洗っていなかった気がします。しかもその手で2人にピザを取り分けて上げてしまいました…ええ電話のアドバイスのお礼のつもりでした。(テーブルに箸しかなかったので仕方がなかったのです。)わたくしは食べる元気もなかったから良かったけど…
January 27, 2011
本日の朝7時の気温は「-23.1度」やはり1月下旬から2月上旬は酷寒大地の本領発揮となるようです。札幌に帰ってバッグから荷物を出すとなぜか…「白い恋人」が…東京でお土産を渡すのをすっかり忘れてしまいました。今回はコンパクトに荷物をまとめたのですが、アホな事です。今週末に長旅をさせようと思っております…「特快」でね
January 27, 2011
画像は決してナベアツの真似ではありません。(もう皆さん忘れてしまったかも知れませんね、すっかり見かけませんがお元気なのでしょうか?)買い物に行って疲れて寝てしまったのです。さて昨日の続きの「大江戸秘境めぐり」の続きです。東京体育館のある千駄ヶ谷から秋川クラブまで新宿の関と立川の関の関所を二回越えての長旅を終えたわたくしは、疲れた体を温泉で癒した後、今回の最大の目的である秋川クラブでの講習会に参加致しました。卓球台には金獅子の刺繍で飾られた西陣織の敷物が敷かれ、その上には北京ダックなどの中華料理、和食の煮物、韓国料理のキムチにサラダなど世界中からお取り寄せ頂いた本当に美味しそうな料理が並べられておりました。(奥様ありがとうございました。卓球も旦那様なんて“比べものにならないくらいの実力者”であることを教えていただきました。是非いつかご指導していただきたいものだと思っております。)温泉からの帰りに、色々な意味で太っ腹の卓球太さんが大盤振る舞いで買った「缶ビール」「缶酎ハイ」を三人で次々と空けての楽しい「講習会」はあっと言う間に進み深夜1時に及んでおりました。まぁ呑み始めが11時近かったので開演してから2時間くらいしか経過はしていないのですが、そろそろアルコール麻酔が脳に効いてきたらしく、絶好調のわたくしが得意の出鱈目な理論を展開しておりますと…一昨日まで39度の高熱を出して寝込んでいた卓球太さんが「いやぁ~病み上がりですから…」と、眠たそうな目で散会を訴えたいような気配を感じましたので。「甘いっ!せっかく大東京最後の秘境と呼ばれている“あきる野市”までたどり着いたんだからまだ寝ないよ!」と、一喝して講習会を続けたのでした。それから2時間ほど経過した頃。卓球太さんが、今年の干支のウサギのような赤い目で言葉を発する事無く、見上げるようにじっとわたくしを見つめておりましたので、「しょうがないなぁ~そんなペットショップで売れ残ったウサギみたいな悲しい目でわたくしを見ないで下さいよ、体型はカピバラなんだからさ…解りましたそろそろ寝ますか」と、卓球太さんにご用意して頂いた英国王朝御用達の鮮やかな青色の“寝袋”にもぐり込んだのでした。(Oコーチその後も寝袋談義にお付き合いして頂きありがとうございました。)時計を見ると3時を完全に回っておりました。「ああ…明日は7時には起きないとならないのに…参ったなぁ~まったく卓球太さんも疲れたわたくしを何時まで付き合わすんだよ~」と、我ながら自分勝手な事を思った瞬間には、低反発風マットの中に意識も体も沈み込んでいったようでした。ガタゴトと物音で目が覚めると、卓球太さんが仕事の準備をしておりました。パソコンに向かい商品の発注をしているようでしたので、わたくしは「はぁ今はそうやって卸屋さんに発注するのですか、便利になったものですね~」などと、販売店にいたこともないのに解ったような事を言いながら朝の挨拶をして洗顔などを済ませ。「大変お世話になりました。本当に楽しく、また勉強にもなりました。機会があれば北海道にも来て下さい」と、言おうとしたのですが…「あれ…すっごい狭いスペースにびっしりと商品が並んでるんですね…万引きなんてされたりしませんか?」などと下世話な話を、お世話になったお礼に代えてベンツのワゴンに乗り込んだのでした。福生までお送り頂いたベンツから降りるときには「ありがとうございました。また全国の会場でお会いできるように頑張ります。これからもご指導宜しくお願いします。」と、ご挨拶をして駅に向かいました。車中から胃に圧迫感を感じちょっとした船酔いでもしているような感じだったのですが、立川駅から今度はちゃんと選んだ「通勤特快東京行き」に乗った頃から、脱力感と共に冷や汗をかき始めてついには目眩までしてきました。面倒な書き回しを致しましたが、まぁ完全に寝不足と二日酔いでした。昨夜呑み出しの遅れを取り戻そうと4時間強ハイピッチで呑み続けたのと、睡眠時間も3時間と短くては、年老いたわたくしの体調を良い状態で維持することは不可能な事でした。息も絶え絶えで新宿駅にたどり着いたので、少し休んでから千駄ヶ谷に向かおうと思ったのですが、二日酔いでそんなことしていたら高い旅費を使い、休みまで取って来ているので、家族にも顔向けが出来ませんから歯を食いしばって快速に乗り換えたのでした。昼間からこんな調子でしたから、夕方まで体調も戻らず、お茶とスポーツドリンクは合計5本くらい飲みましたが、食べられたものは昼になってからおにぎり一つだけ…こんな体調でも夕方お誘いがあると「歌舞伎町ですか?行きましょう!」と、二つ返事で答えたりするから…「悪夢の新宿歌舞伎町事件」が起ってしまったのですね…秋川クラブ講習会から“それは始まった”なんてみたいな勝手な事を昨日から言っておりましたが、いつもの自業自得だと言うことはもちろん重々承知致しておりました。あぁ~やっぱり本日は「悪夢の新宿歌舞伎町事件」までたどり着けませんでした。あの…急に申し訳程度に卓球の話になりますが。「水谷選手」と「岸川選手」の朝の練習光景は面白かったですよ。特に水谷選手が“柔”と言われている事が良く理解出来る練習でした。いつもの練習が全てこういった練習のはずはありませんが、簡単に言い表すと、強豪高校や中学、またクラブチームでこんな練習したら…「怒られるぞっ!」と、言った感じでしょうかね。彼は試合とビデオでしかそのプレイを見たことがありませんでしたが、40分くらいの短い時間でしたが“才能”とは何かを感じさせてくれるには十分な時間でありました。あの天才丹羽選手があんなにあっさりと負けたのも納得できますね、しかし丹羽選手も数年後には、水谷選手を越える選手になる可能性を十分に持ち合わせていますので、これからの成長が楽しみにしております。もちろん吉田雅己選手も数年後には優勝争いに加わる事を願っております。明日こそ「悪夢の新宿歌舞伎町事件」をお送り致します。
January 26, 2011
札幌の生活道路は排雪も進まず車は交差することも出来ませんが、士別は例年にない少雪で、毎日の除雪に追われることなく静かな日々を過ごしております。さて、今日は悪夢の“新宿歌舞伎町事件”について、詳細にお伝え致します。1月14日わたくしの使用していた携帯電話の電源が突然切れてしまう状態になってしまいました。数ヶ月前からその前兆はあったのですが、ついに、本来携帯する事で得られるはずの友人知人家族との“連携”機能を果たす事ができなくなりました。1月16日仕方がないのでソフトバンク0円携帯をお買いあげしてきました。そして事件は1月20日の深夜におこりました。悪夢のはじまりは、前日「名門秋川クラブ」で、26時まで呑んだ事に端を発します…卓球太さんは東京体育館まで向えに来てくれていたのですが「フジTVの取材が突然入ったので、熊さんは中央線と青梅線を乗り継いで福生まで来て下さい。」と、さっさと高速で秋川まで帰ってしまいましたので…わたくしは“19時30分”に東京体育館を出て特快に乗り換えようとしたのですが、面倒でしたので快速で立川に向かいました。これが完全に失敗で立川まで1時間以上かかってしまいました。やっとの思いで着いた立川から卓球太さんに電話をして「どれに乗ったら早い?」と聞くと。「ああどれでも良いですよ」と言うので、「青梅ライナーが今入って来るからこれで良いの?」と聞くと…「ああOKです。じゃあ福生まで車で向えに行きます。」と、電話を切ったのですが、間髪入れずに「熊さん乗っちゃいました?それ福生止まらないんですよ!」と慌てて電話が来ました。わたくしだってまったくのアホではありませんから、あの“軽い感じ”で言い放った情報を鵜呑みになんかは致しませんでした。乗降口に書いてあった「青梅ライナーにはこの駅からは乗れません」を読み福生には停車しない事を確認して、ちゃんと後ろに下がっておりましたので…電話口で「の・っ・て・ません!青梅まで行く気はありませんから!次の快速電車に乗ります」と、電話を切りました。疲れてふらつく足を引きずりながら福生の改札の外側を見ると、マスクをした怪しい親父がスマートフォンを嬉しそうにいじくり回しておりました。マスク越しからでもそのにやついた雰囲気ははっきりと見て取れました…怪しいですね…何を見ていたのでしょうね?わたくしが改札を抜けて重い足取りで近づいてゆくと、驚いたように顔を上げて…「いらっしゃい~時間掛りましたね~」と手を差し出しました。「お世話になります。」と、握手をした際にふと時計を見るとすでに「21時00分」になっておりました。「遠かったでしょう~山梨の方が近いくらいですからねぇ~」と、おっしゃいましたので。「いえ時間的には丁度“新千歳空港から羽田空港”間と、同じくらいですから…全然近いですね」と、笑顔で挨拶を交わして、卓球太さんの運転するベンツのワゴンで「名門秋川クラブ」へ辿り着いたのが、21時15分でした。すぐに練習場に入って、出して頂いたイタリア製の高級そうな椅子に座って、将来有望な子供達を20分程見たところで練習終了となってしまいました。子供達を見送っていると卓球太さんが「熊さんザブッと温泉で汗を流しましょう」と、気を使って頂きましたので、Oコーチと三人で近くの温泉に行き1時間ほど、千駄ヶ谷から秋川市までの北海道からの空路より長い旅の疲れを癒したのでした。(ありがとうございました。)その後ローソンでお酒を“大人買い”して練習場に戻って、奥様とご挨拶を交わしてから、ご用意してくれておりました料理を囲んでの講習会となったのですが…あぁ…本題に入る前にスペースがなくなってしまいました。続きはまた明日に致します。(明日も歌舞伎町事件までたどり着けるかなぁ~)追伸:面白いブログを見つけました。先日書き込んで上げたら…先ほどついに見つかってしまったとお電話がありましたので、これからはどんどん書き込んで上げようと思っております。
January 25, 2011
パパが東京へ行っている間士別にいました。この日は“にゃにゃ”と雪かきをしました。昨日全日本選手権が終わりました。男子シングルスと男子ジュニアは予想どおりの結果となりました。2人の強さは別格でしたね。丹羽選手と18日に少しお話しをしましたが「連覇かな?」と聞くと、にっこり笑って力強く「はい」と答えておりました。本当に世界に誇れる頼もしい選手に成長しました。来年は一般でも水谷選手を倒せる選手に成長して欲しいものです。また、先日もお書きしましたが、吉田雅己選手の成長ぶりは日本卓球界に取っても頼もしい事であると思います。小学生時代から円山クラブの同級生がバンビ・カブと全国優勝するのと、苫小牧に丹羽選手がいたので、吉田選手も常に全国大会で好成績を残しているのにもかかわらず2人の影に隠れて来ました。青森山田入学後も丹羽、町選手が脚光を浴びる中、モチベーションを高く持ち続けて人一倍真面目に頑張った成果が今回の素晴らしい成績につながっているのだと思います。特に厚谷選手との準々決勝(2-5-5)、町選手との準決勝(3-6-8)では、その実力の凄まじさを見て取る事ができ、今年は日本代表に向かって更なる飛躍が期待出来る一年になるのではないかと感じました。さて、明日美はジュニア・一般ともに1回戦は突破しましたが、2回戦でミキハウスJSCとエリートアカデミーの選手に敗れました。厳しい全日本選手権初挑戦でしたが、本人が今回の敗戦をバネにして今まで以上の努力をする事が出来れば、来年も全日本選手権に出場し、また今年よりも勝ち上がる事が出来るのではないかと思っています。また、丹羽君や吉田君だけでなく、北海道を出て本州で頑張っている選手達の成長ぶりが素晴らしかったため、余計に北海道の選手達も道外組に負けないように頑張らなくては、差が開く一方であるとの現実を見せつけられた厳しい全日本選手権でもありました。さあまた今年が始まったと言うことです。わたくしも、まだまだ頑張らなくてはならない事を、新宿歌舞伎…いえ東京体育館でしっかりと学ばせていただきましたので、また本日から老骨にむち打って-10度の「酷寒大地」で拓蒼と練習に励むことにします。
January 24, 2011
やっと落ち着いてパソコンの前に座ることが出来ました。東京では多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。特に卓球太さんには深夜まで卓球場で酒盛りをさせていただき本当に楽しかったです。次の日東京体育館に向かう青梅線、中央線では二日酔いで大変な目にあいましたが、ちゃんと夜には復活をして新宿で呑みました。本当に酒が好きなんだなぁ~と、自分でもその体力に驚いた東京での日々でした。すべての種目で素晴らしい試合が繰り広げられておりました。明日から数日は試合の感想についやされる予定です。しかし…一番忘れることの出来ない思いでは新宿で呑んだ時に居酒屋のトイレに携帯電話を水没させてしまった事でした。生まれて初めてマッハでトレイに手を突っ込んで拾い上げました…ええ大変な思い出です。(詳しくは後日)今大会ではJR北海道の女子が頑張りました。荻原(直)さん、大橋さんはシングルスでもダブルスでも頑張りました。田村さんも好試合をしておりました。荻原夫妻のミックスも後一歩でした。社会人のプライドを感じさせてくれました。詳しくは明日からとなりますが、吉田雅己選手が強くなっていて嬉しかったです。苫駒の厚谷君に全中のリベンジを完全に成しとげ応援の父母にガッツポーズをしていたのが印象的でした。また「カウンター三倍返し」の色紙を拓蒼が抽選で当てた事を話すと、目を見開いて驚いた後笑っておりました。では…雪の高速を走って士別に帰ります。
January 23, 2011
大会二日目となります、昨日からよい試合を多く見ております。もちろん本日もよい試合が繰り広げられるでしょう。昨日はマルブンさんやトンボさんの奥さんなどをはじめ多くの方々とお会いすることができました。明日美のがんばりに感謝しなくてはならないですね。昨日の夜「39度の高熱」を出して寝込んでいた卓球太さんから「復活」のご連絡をいただきました。どうやら本日お会いできるようですので楽しみにしております、今日の札幌大谷勢は明日美から始まります。良い試合をして北海道に勢いをつけて欲しいと願っております。それではそろそろ応援に出かけるとします。
January 19, 2011
あぁ少し呑んでしまいました。阿佐ヶ谷で軽く呑んでから中央線と大江戸線を乗り継いでやっとホテルへたどり着きました。遅くなりましたが、札幌大谷勢はジュニアの緒戦を全勝と素晴らしいスタートをきることが出来ました。男子ジュニアも敗戦はありますがよいスタートとなっております。明日からもこの調子でがんばって欲しいと思っております。
January 18, 2011
一月も中旬となりました。進学年度の選手達は大学、高校、中学と進路が決まった事と思います。進路には高校進学、大学進学、道内進学から本州への進学と様々な進路がありますが、この時期は有力選手の進路について様々な噂が飛び交う時期でもあります。毎年「あの選手はあの学校だと聞いていたけど、ぎりぎりになってあっちの学校へ変更したらしいよ」…的な内容が多いのですが…ご多忙にもれず今年も最近になって一度おさまりかけた”噂”が再び飛んでおりましたが、当事者の方から噂ではなく”嘘”だよと聞きました。やれやれ毎年毎年本当に暇なことです。しかし卓球界だけではなく人間はどうやら体質的に噂話が好きなようでして、毎日TVではわけの分からないレポーター達が確認の取れていないような怪しい話まで真しやかに報道しております。数年前までは、芸能人ですとかスポーツ選手のプライベートを世間に晒す事を生業とするのは”げす”の代名詞でもある先ほどお書きしたレポーターだけでしたが、最近は2チャンネルなどの掲示板サイトで、一般人が一般人のプライベートや誹謗中傷を平然とするような情けない世の中になってしまいました。携帯電話の登場も情報伝達の高速化に大きな役割を果たしているとは思いますが、果たしてそれが良いのか悪いのか…今回のような”噂”…いえ”嘘”を伝えることにも余計な力を発揮しているようですし、スポーツ選手から大切な時間を剥ぎ取っているA級戦犯とも考えられますので、わたくしはモバイルギアはある程度の年齢になるまでは持たせないのが正解ではないかと思っております。しかし無料ゲームサイトでは、堂々と全国放送のTVCMで「一部有料のコンテンツがあります。」なんて画面の下の方に本当に小さく表示して無料だと思って遊んでいる子供達から荒稼ぎしているサイトも多くあるようです。いくら不景気でスポンサーが減っているとはいえお金さえ払えば何でも放映してしまうとは…TV局の倫理観はいったいどこまで落ちて行くのでしょうか。実はわたくし長く使用していた携帯電話がついに再起不能となってしまいました。お店の方が随分感じの良い方で危なく「スマートフォン」にしそうになりましたが、どうせメールと電話しか使いませんので、ソフトバンク月月割を使うと端末代金が0円になる機種に昨日変更してきました。しかしパナソニックからシャープになったので少々使い方を心配しております。う~ん最近久しぶりに「GoodsPress」を読んだのですが…本当にデジタル難民になりそうな気がしております。…まぁ年齢的にしょうがありませんけどねぇ~とほほ
January 17, 2011
昨夜も雪が降りました。高速も数箇所で通行止めになるなど今年の冬は寒いうえに降雪量が多く、多くの学者さんや環境団体が言うような温暖化の恩恵が受けられない残念な冬となっております。さて昨日は尚志学園の練習を拝見いたしました。全日本に6名の代表を送り出しております。最後の追い込みですので、気合の入った練習となっておりました。しばらくすると元全日本混合3位の荻原夫妻が練習に現れました。円山クラブの先輩である典和選手はすぐにゲーム練習をしておりましたが、史選手はジュニア代表の男子選手と練習をしておりましたが、その練習は見ていたわたくしを驚かせるには十分過ぎるほどの厳しさでした。乱打の後始めましたが、全て全力ドライブでの練習でした。フットワークの時にも全力で打ち込んでいて、先日ビデオで見た青森山田の練習を髣髴させるような凄みを持った練習でした。ご夫妻のお父様は円山クラブの監督です。そろそろ孫の顔が見たいと言っておりましたから奥様は引退が噂されておりますが、昨日の練習を見た限りではまだ引退はもったいないと思いました。出来るなら大谷の選手達にあの厳しい練習を見せてほしいものだと思いながらしばらく練習を見させていただきました。(もちろん東京体育館で応援いたします)さて、岳幹が早朝6時に寝台車で青森合宿から帰ってまいりました。行きのフェリーでは眠れたそうですが、寝台車では中々寝られなかったようです。今日始業式ですから1時間ほど仮眠して登校したようです。居眠りをしたりしないとよいのですけど…居眠りといえば、わたくしも今日は眠たい一日となります。理由は昨夜なぜか寝付かれませんでしたので、本棚の卓球指導書を見ていると数年前に購入したオレンジ色の表紙が目につき読み出しました。平岡さんの著書であります。読み出すと面白くてついつい2時過ぎまで読んでしまったのです。また今朝は岳幹 が帰ったと6時過ぎにメールがありましたから4時間しか寝ておりませんので、今日は遅い時間まで深酒をしてもいないのに眠たい一日なのです。最近専門誌や講習会において平岡さんがよく登場いたします。我が家のライブラリーには10年ほど前に北海道で行われた平岡講習会のビデオがありますが、今盛んに言われている肩甲骨ですとか捻りについて、その頃からその重要性をさかんにおしゃっておられております。本当に素晴らしい理論に基づいた講習会のビデオです。二日間にわたっての講習会でした。もちろん多くの事を学びましたが、面白かったのは実演つきでワルドナー選手の打法を解説した時でした。「あ~っ!そういう事か~!!!」と目から鱗が落ちた事を今でもしっかりと覚えております。全日本が終わりましたら、再度見ようと思っております。
January 17, 2011
札幌は大雪で生活道路は積み上げられた雪で対向車とすれ違うことが出来ませんので、スペースのある方の車両が停車して譲り合いをしながら走行しております。さて、札幌大谷中高は今朝早く新千歳から羽田に向かいました。選手総勢10名ですからまるで団体戦に出かけるようです。今日はチェックインの後バタフライ道場で練習をするそうです。体調に気をつけて万全の状態で試合に臨んで欲しいですね。わたくしは明日美達を新千歳まで送って行った後、午前中は拓蒼が練習で世話になっている先生にご挨拶に行ってまいりました。練習はフットワークをしておりました。高校生達が相手をしてくれていますのでとても厳しいようでしたが、元気良く頑張っておりました。昨年のカデット全国終了後からの”課題”はまだクリアしておりませんので、今後も自分が満足出切る成績を残すためには、もう少々試合の勝ち負けを度外視して”新打法”に取り組まなくてはならないと思っております。遠征慣れしている明日美は昨日さっさと用意をすませていましたが、車でしか遠征をしないわたくしはこれからもたもたと遠征の準備をはじめます。なるべく小さな荷物にしようと思っておりますが、拓蒼が目指しているスウィングのように…「コンパクト」に仕上げられるかどうかは…あまり自信がありませんねぇ~
January 16, 2011
今日から荒木先生主催の合宿が夕張で開催されております。確かもう5年目になるのではないですかね?(去年までは苫小牧開催でした。)我が家の子供達もずっと参加させて頂いておりましたが、今年は明日美が日曜日に東京へ行きますし、拓蒼も学校の関係で参加することが出来ませんでした。初開催の時は倉島さんが講師でいらしており最終日には全員とゲーム練習をしてくました。今も我が家にはサインしていただいた岳幹のラケットケースが飾ってあります。その時の合宿の最後に参加者全員での「アラキ杯・景品ゲットジャンケン大会」があったのですが、30名の中から最後まで勝ち抜いたのはやはり「丹羽孝希君」でした。この時にはすでにホープスの日本チャンピオンでしたので、選手も指導者達も「やはり卓球だけじゃなく何でも勝負強いんだなぁ~」と、嬉しそうに商品を掲げている彼を見ておりました。丹羽君の事を書いていて、ふと合宿で中村錦治郎さんとお話しした事を思い出しました。練習方法と指導方法の考え方が対照的な指導者に「ファイナルウィンの荒木さん」「円山クラブの荻さん」がおります。早い時期から多くの引き出しを作る指導と、一つ一つの技術が完成するまで次のステップに移行しない指導と両極端なのですが、どちらも丹羽君、吉田君という素晴らしい選手を育てているのですから、中村さんが言う通り「選手に合った指導方法を選ぶことが一番」が正解なのだろうと再確認いたしておりました。(解っていても均一的な練習になりがちなのですけれどね。)さて、合宿と言えば、昨年末から新年と我が家の子供達は本当に卓球合宿漬けでした。(当たり前ですけど…)まず明日美の「武蔵野年越し合宿」から始まり、岳幹が学校合宿、続けて拓蒼が札幌で北海道中学強化合宿。そして今日からは岳幹が青森合宿、日曜日からは明日美が全日本と1月は三人が揃う日はほとんどないくらいの日程でした。疲れた顔も見せずに頑張ってくれているようですから親としては嬉しいですが、最近の寒さと雪は予想以上ですから、体調管理に十分気をつけてくれる事を願っております。
January 14, 2011
先週中学強化合宿で元日本代表の「中村錦治郎」さんの講習会がありました。2時間以上の座学でしたが、お話しのセンスが素晴らしく飽きることなく聞くことができました。(拍手)自身の素晴らしい経歴を語るときにも「君は世界チャンピオンになれるぞと言われておりましたが、私のピークは17歳でした。」と、会場から笑いを取っておりました。最近スポーツ指導者の話の中でよく聞く言葉に「特化する」があります。中村さんも使っておりました。…橋下知事のカジノ「特区」とかじゃありませんよ。わたくしはノースジュニアの二上監督からもらった野洲高校ラグビー部監督の山本さんの指導DVDを見た時が最初でした。ラグビーの時にも「なるほどなぁ…」と思いながら見たのですが、今回はより具体的な事例として受け止める事が出来ました。テーマは数点あったのですが今回は「あなたラリー型?それとも一発型?どちらに特化しますか?」でまとめてみます。極論的な表現も多くありましたが、簡単に説明しますと。練習は「サーブからの3球目とゲーム中心」と「基本練習とフットワーク系中心」に分かれるというものです。四天王寺組の中で分けて説明しておりました。「武田選手・福岡選手」の変化サーブからの3球目スマッシュ派。中村さんが言うには「この人達はまったくフットワークはできまへんわ、やったら2本で終わり全然続かへん」そうです。反対グループは「平野選手・樋浦選手」基本練習からフットワーク系の練習中心だそうです。また笑いながら選手のタイプを地方で分類されておりました。「関西は3球目派、関東は基本派が多いですよ。関西人は面倒くさいことせんと早く勝てる方法しか考えない人が多いんでそうなるのかもしれません。関西は最初からこういった練習中心ですから結果が出るのが早い傾向があります。しかし年齢が上がると伸び悩む時期もある。関東人は地道に基本から入るから最初は中々結果が出せませんが、年月と比例して技量が上がって結果が出始める傾向があります。」「さあ皆さんどっちが正しいのでしょうか?」と聞かれましたが、会場は返答できずに静まりかえっておりました。答えは「どっちも正解だと思います。どちらの方法から入っても日本チャンピオンも世界チャンピオンも出ておりますから。」これが中村さんの回答でした。わたくしも模範解答を真剣に考えていたのですが、正解は「どちらもあるけどないかな?」と考えておりました。チームを持っていらっしゃる監督・コーチの皆さんは、練習メニューを決める時には随分と悩んで決めると思います。また、多くの講習会などで得た知識をメニューに盛り込んだりもしていると思います。わたくしも同じように試行錯誤を繰り返して現在のメニューに辿り着いておりますが、果たしてそれが最良のメニューであるかの結論は出ておりません。今回の中村さんのお話しは、そういった悩みを持っている指導者に光明を与えてくれたのではないかと思います。やはり答えは自分の考えた練習メニューに自身を持ち、日々こつこつと練習を積み上げていく事ではないでしょうかね。
January 13, 2011
10日は成人式でした。わたくしが成人した頃は15日でしたが、しばらく前から1月の第2月曜日と変わっております。わたくしはもう随分前に成人を向えたのですが、用意は万全でしたのについに成人式会場に行くことは出来ませんでした。理由は、前日同級生数人と前祝いをしたのですが、明日は成人式だから軽くと始めたのに、気がつくと朝5時を過ぎまで鯨呑みしてしまい、当日わたくしの目が覚めたのは「正午」を過ぎていたからです。やっと起きて茶の間に行くと驚いた顔の母が「あれ!寝てたの?全然気がつかなかったけど…成人式いかないの?」と、あまりにも軽く言われたのでわたくしも「ああ昨日済ませておいたから大丈夫」と軽く切り返したのですが、ハンガーに掛けてある初めて買ったスーツを見つめて“俺が成人式に行っていたのなら、どうしてここにスーツがあるんだよ!”と、心の中で呑気すぎる母に向かってつぶやいておりました。しばらくして母から「あぁ~暇なんだったら“どんど焼”に行ってきて」と頼まれたので、重い頭をニ三度振った後、父の「マーク2」で成人式帰りの振り袖やスーツ姿を見ながら神社に向かった事を覚えております。(今なら完全に酒気帯び運転です。)最近は遊びの選択肢も多くありますから、何につけても「酒を呑む」というような風潮は影を潜めておりますが、わたくし達が若い頃は、【遊び=お酒を呑む】という方程式が完全に確立されており、同級生との遊びももちろん「お酒」ですし、先輩から誘われた時には絶対に断るなんて事は出来ませんでしたから、特にお盆やお正月に帰省した時には、家にいる時間は「居酒屋やスナックから朝方帰り、夕方出掛けて行くまで」の「寝ている時間」しかなく昼間働いている父とは一度も話すことなく札幌や東京に帰って行った事も多々ぁありました。あぁ軽く成人式の話をしようと思っていたのに、ついつい酒の話になると長くなってしまいす…では、時間もありませんが卓球の話を少々…昨日もお書き致しましたが、小学生卓球大会を観戦して気がつきましたが、技術力が高いレベルで平均化していると感じました。今年の結果を見ましても、上位常連チームにまじって多くのチームの台頭が見られました。昨年タイトルを二つ取った札幌の名門チームも今回は2位が一つ。(試合後監督さんの厳しいミーティングが行われておりました。)函館地方の名門チームも無冠。(準優勝が二つと三位が一つだから立派な成績ですけど、チーム内では誰も満足はしていないと思います。)地方別で見ると男子は苫小牧(佐藤クラブ)、女子では十勝(札内南TTC)が5,6年生で活躍しましたが、後は各地区の選手が表彰台を分け合った成績となっております。札幌勢ではノースジュニアが3位三つと好成績となっておりますが、今大会で昨年並みの成績が出せなかったのは、180万人の人口に対して小学生以下の卓球人口が100名以下と驚くほど少ない事が要因の一つとなっているのかもしれません。それとやはり選択肢が多いことも競技人口減の要因の一つだと考えられます。過疎化してしまった地方では団体スポーツができないので、必然的に卓球などの個人スポーツにシフトして行く傾向があるのですが、都会では野球、サッカーなどのチームも各地区に多くありますので、ワールドカップ後人気が上がったサッカーや昔ほどの勢いはないにしてもやはり野球が人気となっているようです。もちろん、教育環境も高い水準ですから塾に通う子供も多いですし、ゲームセンターなどの遊技場も多くあります。いくら人口が多くても卓球を魅力的スポーツとして広く“札幌市”へ周知出来ない限りは中々競技人口を増やすことは出来ないのではないでしょうか。(現に激減しているのですから…)実は今大会で一番感じたことは…参加人数の少なさでした。20数名のカテゴリーが2。30数名が3。40数名が3。全ての出場者数の合計は「300名」…う~ん少ないと思います。開催時期が冬期間で当日吹雪くと棄権になってしまうこともあり、遠方からの出場者は前日からの宿泊が必要となりますので、出場を回避するチームもあるそうですが、やはり競技人口減が最大の要因だと思われます。わたくしも普及のために微力ではありますが、プレハブ練習場に遊びに来る生徒にボランティアで指導をしておりますが、全道的な取り組みを考えないと…数年後には厳しい状況に陥るような気がしてならないのですが…皆様はいかがお考えですか?あ~それと。会場で後志地方の名門チームの監督さんともお話ししていたのですが「全道小学生卓球大会:兼全国ホープス選抜予選会」と銘打つのも妙案かもしれませんね。
January 12, 2011
画像は週末大荒れに荒れた札幌での大雪を我が家で一人喜んでいた歩夢が“雪はね”をしているところです。テレビで天気予報の雪だるまを見ると「雪だるま~もっともっと大きいといいなぁ(^_^)」と無邪気に言っております。昨夜は吹雪で高速が一部通行止めになってしまい士別着が11時近くなってしまいました。途中吹雪いている区間がありましたから運転しながら家の前の除雪を心配しておりましたが、幸い士別は降雪が少なく高速無料化後はしばらく走る事がなかった一般道長距離運転後の辛い肉体労働はありませんでした。…しかし吹雪での運転は神経を使いますから“年老いた”わたくしには随分と堪えました。さて、昨日速報しました全道北海道小学生卓球大会ですが、男子については大きな番狂わせは少なかったのですが、女子では4,5年生で低学年からの優勝経験を持つ選手が次々と敗れました。また6年生でもわたくしの予想が外れ、昨年の5年生1,2位が準決勝で敗れてしまったりしておりました。応援をしながら見ていた試合について少々感想を申し上げます。今年は自分の選手が出場しておりませんから、多くのカテゴリーの試合を見ることが出来ましたし、また10倍は冷静に見ることが出来たと思います。(ベンチだとついつい無駄に力が入るのですよ(^^;))3年生は小さな頃から競技を始めた子供に結果出るケースが多いですからここで感想を述べることは致しませんが、全ての学年で全般的に名門クラブとか強豪クラブだけでなく技術力上がっている事が見て取れました。北海道としては良い傾向ではないかと思います。4年生以上の上位戦になると実績を持つ選手に苦戦が相次ぎました。HCBやこの大会で優勝経験がある選手達の動きが堅かったのです。友人のチームのカブで全国16に入った選手2人の試合を見ておりましたが、前年度やHCの北海道予選で見せていたような積極的な卓球は見られず、いつもの試合のように大きな声で気迫を出すこともなく、終始守勢のまま実力を出し切れずに敗戦となりました。また、反対に勝利を得た選手達は、有力選手に臆する事なく大きな声を出して気迫で立ち向かって行った事で見事に勝利を呼び込んだものだと感じました。先ほどもお書き致しましたが、低学年時は早く競技を始めた選手が成績を出します。しかし高学年になりますと、後発の選手達も体の発達と共に技術が伴ってくるので力が拮抗してきます。原因の一つとして考えられた事は、冷静に対応するとまだ差はあるのですが、実績があると言っても心はまだ小学生ですから、昨年まで軽くあしらえたはずの後発選手の台頭に慌ててしまい敗戦となってしまったようでした。ですから3-0や3-1など“あっさり”と試合が終了する事が多かったようです。接戦まで持ち込めば状況は変わった可能性もあったと思います。今までもそういうケースをわたくしの子供達でも経験してまいりましたし、他のチームの選手でも多く見て来ました。小さい頃から競技を始めていますとファイナルウィン出身の丹羽君や円山クラブ出身の吉田君でもない限りはそのような経験する事が多いのですが、重要な事は指導者が今起きている現象を事実として的確に選手に伝え、また必ず打開できることを理解させてモチベーションが下がらないように心指導する事だと思います。長く競技をしていますからね…小学1年から始めていますと小学時代だけですでに6年間です。昔は早くても中学から始めるのが主流でした…置き換えて計算すると競技を始めてから丁度高校を卒業する年月となります。同年代の子供達が公園で遊んだりゲームに夢中の頃に、自分は毎日のように厳しい練習をして週末には遠征、試合と忙しい日々を過ごす。試合では勝てば褒められて嬉しいが、負けた時には厳しく指導され泣いたりする日もある。昔で言えば中学から始めて数年間部活に打ち込んだ選手が高校入試も終わり、卓球部に入部をしたが2年生くらいになり周囲を見ると“無部”同級生達の“自由”に高校生活を楽しんでいる事にあこがれて戦線離脱をしてしまう事が多発する時期なのです。年端もいかない子供のうちは、親や指導者の言うとおりに自由時間を犠牲にして卓球に打ち込んでおりますが、この時期を向かえる頃までには指導者が完全に管理する状態ではなく選手自身のやる気を引き出すような指導を心がけないと…中学からは「バトミントン部」とか「帰宅部」に入部されてしまったりする事になったりしますから、わたくしも含めて十分に気をつけなくてはなりませんねぇ~でも努力なしに成績が出る事はありません。これだけは間違いありませんね。
January 11, 2011
全道小学生卓球大会の結果です。6年生男子 優勝 寶金(佐藤クラブ) 2位 詫間(幕別クラブ) 3位 福地(セントラル) 根上(成央少年団)5年生男子 優勝 西(佐藤クラブ) 2位 太田(瑞穂少年団) 3位 山本(留辺蕊少年団) 内田(日章少年団)4年生男子 優勝 西谷(余市ジュニア)2位 大森(円山クラブ) 3位 棟方(ノースジュニア)加藤(江卓会)3年生男子 優勝 阿部(滝川ジュニア)滝尾(Topspin) 3位 坂本(南かやべ少年団)赤塚(ピンポンpan)6年生女子 優勝 玉井(札内南TTC) 2位 松浦(南かやべ少年団) 3位 藤尾(ファイナルウィン)藤川(ファイナルウィン)5年生女子 優勝 宮村(札内南TTC) 2位 長門(余市ジュニア) 3位 須藤(新十津川)山田(美唄☆ジュニア)4年生女子 優勝 田近(ピンポンPan)2位 坂本(南かやべ少年団) 3位 北川(ノースジュニア)伊藤(ノースジュニア)3年生女子 優勝 信田(北見クラブ) 2位 中川(スネイルズ) 3位 藤崎(穂別少年団)見出(北見クラブ)入賞した選手の皆さんおめでとうございます。
January 10, 2011
一昨日からの大雪はまだ収まらないようで、札幌は雪まみれ状態となっております。道路の脇には除雪で積まれた雪大きな山脈を形成していて、交差点の見通しも極めて悪い状況となっておりますから車両はのろのろ運転となっていて、どこへ行くにも通常の5割り増しの時間が必要となっております。もちろんわたくしも慎重な運転を心掛けております。さて、小学生は明日各学のチャンピオンを決める大会が開催されます。昨年拓蒼が3回目の決勝戦でやっと初優勝をした「道新杯全道小学生卓球大会」です。我が家では明日美が5年生、拓蒼が6年生と2回嬉しい年明けになった事を思い出します。北海道ではこの大会の各学年の優勝者を全国ホープス選抜の選手に選び、全国優勝1回と3位を1回ずつ獲得しております。今年もこの大会での優勝者でチーム編成をして全国でもよい成績を残してくれると嬉しいと思っております。わたくしは、今年は子供達がお世話になった方々のチームの応援に行く予定となっております。楽しみな対戦も多くあります。昨年の5年生女子ファイナルウィン同士の決勝が、今年6年生でも同じカードとなるのか?5年生女子ではバンビから飛びぬけた強さを誇っている美唄☆ジュニアのY田さんが今年も強さを見せつけるのか?4年生女子では全国レベルの南茅部の詩織にノースジュニアの二人がどう立ち向かうか?また、男子6年生は混戦模様ですので面白い試合が多くなるのでは思っております。5年生はもちろん西君が優勝候補となり、4年生は第1シード、第2シードの余市の二人の決勝戦となるのか?明日の中央体育館は選手、父母”祖父母”の試合と応援の熱気で外は真冬ですが、体育館の中はTシャツ1枚でも汗をかくような温度となります。昨年のわたくしは、拓蒼のベンチに入っている時以外は歩夢を抱っこしていたのでTシャツ1枚でも汗だくになりましたが、今年は一人で応援に行きますので上着を脱ぐ必要はないものと思っております。選手の皆さんのご健闘を心よりお祈り致しております。ガンバレー!!!追伸:本日から各地の有力チームが札幌入りして強豪高校やクラブチームで調整をするようですから、わたくしもご挨拶がてら慎重な運転で札幌を走り回ろうと思っております。
January 9, 2011
5日は-24度まで気温が下がりました。昨日は-18度、今日も-16度と一向に気温が上がらずにおります。しかも昨日からは猛吹雪となっており、昨日の朝からすでに4回の除雪作業を余儀なくされました。まさに暖冬気分を吹き飛ばすような気温の下がり方で、今年の酷寒大地の冬に少々油断していたわたくしに、まだまだ一部の学者さんが言うほど温暖化が進んでいないことを実感させてくれました。最近北海道予選などの大会が開催されると「松下浩二」さんのお姿を見かけます北海きたえーる開催の「日本リーグ」、中学選抜の全道大会。ヤマト卓球の社長に就任されてから随分と勢力的に全国を回っておられるようです。しかしその多忙さとは裏腹に日に日に体が“大きく”なられているようですので、健康には十分留意されて欲しいと思っております。最近は、日本を代表するカットマンは松下さんと言われる事が多いのですが、わたくしはやはり渋谷さんをミスターカットマンだと思っております。(高島さんもおりますが、やはり渋谷さんです)今でも数ヶ月に一度は偉晴光さんを倒して日本チャンピオンになったビデオを見て感動をするくらいです。まさに渋谷さんの熱狂的“ファン”ですからここはいくら松下さんが日本プロ1号だと言っても「日本のミスターカットマンの座」を“譲る”訳には行かないのです。(クワラルンプール大会での松下VSボル戦は見事でしたけどね)以前酷寒大地の近くの美深町で「渋谷さん」と「岩崎さん」の講習会がありました。その時にわたくしも一カットマンとして講習に参加させて頂いたのですが、座学が終わり実技に入った際に「岩崎さん」が打つボールをわたくしがカットをして、後ろで「渋谷さん」がわたくしを指導するという恐ろしほどの感動のシーンがありました。その時の渋谷さんの指導は「速いスイングで速く相手コートにボールが飛んでいくカットは決して良いカットじゃありません。自陣のコートでゆっくり高く上がって相手コートに向かって行き、ネット付近でぐっとブレーキが掛ったように沈み込むカットが良いのです。あなたのカットは最初から低く飛びスピードが速過ぎますね。もっとバックスイングを大きく取ってフルスイングをして下さい、その速いスイングからゆっくりとしたボールが出るのが最高のカットです。」今でもその時の光景と指導の言葉を、ええしっかりと覚えておりますよ…あれから10年数年いつもこのお言葉を胸に練習に臨むのですが…未だに指導していただいたカットをする事は出来ておりません…申し訳ございません。去年の花巻カデットで少しだけお話しをして頂きましたが…サインをもらうのを忘れてしまいました。知人の方が突然「ああ熊さんがファンの渋谷さん後ろにいますよ」と、紹介していただいたので慌てて気持の整理がつかず、一般的なご挨拶しか出来ませんでした。18日からの全日本の会場の東京体育館でサインしていただけたら嬉しいですねぇ…
January 7, 2011
画像は去年まで使っていた「ボブスレー」が小さくなったので、先日購入した「新ボブスレー」に乗って喜んでいるところです。TVの県民ショーで、この“そり”を「ボブスレー」と呼ぶのは北海道だけだと放送していたと妻から聞きました。思い起こせば、それまでの木製そりとは比べられないくらい軽量で滑りの良いプラスチック製の「プラスチック製そり」が登場したのは、わたくしが小学生高学年でした。その後、札幌オリンピックが開催された時に始めて見た弾丸の様なスピードでコースを駆け抜ける本物のボブスレーの影響で「プラスチック製そり」の事を「ボブスレー」と呼ぶようになったものと認識しております。現在は1,000円以下で購入出来るようです。又、最近になって木を曲げて作った昔ながらの「そり」も人気を集めているようで、我が家でも購入を検討したのですが、安い物でも5,000円程と高額ですのであっさりと「ボブスレー」を更新することに致しました。年末年始の宴会も一段落ですので、そろそろ卓球の話を少々…と思いましたが昨日昔の同僚からお電話がありましたので、自動車学校時代の話を少々致します。まぁ「忙しくてどうにもならんからバイトに来ないか?」とのおふざけ話でしたが、職場の指導員に愚痴を言うよりは、わたくしに話した方が気が楽なようで疲れた声で電話を掛けて来ました。昔懐かしい笑い話をしていると声が大きくなったようですので、少しは力になってくれて今日から又元気で出勤してくれていると嬉しいと思っております。さて、自動車学校の一番の繁忙期は高校生の冬休み期間となります。これはわたくしが退職した頃と全然変わってはいないようです。当時の時間割は一日8時間の教習ですが、繁忙期には10時間制となっておりました。しかしこの時期指導員が受け持つ教習生は18から20人程となり、完全に一日に消化出来る人数を超えておりますから、指導員は生徒達が高校を卒業して、進学、就職して地元を旅立つ日に間違いなく間に合うように緻密に時間割を調整して、指導の限界を越えた冬道での3ヶ月間の10時間教習に従事しておりました。高校は事故を恐れてなるべく遅い時期に免許を取得させようと、冬休みが始まるまでは取得許可を出しませんので二学期が終わる日が、自動車学校の激闘の始まる日となります。すでに前日には各担当に入学生の教習原簿が渡されております。ここで割り振られた教習生の元々持っている“運転力量”が、この後3ヶ月の指導員が時間的にも精神的にも穏やかに教習に当たれるか、それとも苦しみもだえながら春を迎えるかが決まります。先ほど申し上げましたように、期日に追われるこの時期は比較的「ゆるやか」な基準で教習が進む事が、どこの指定自動車学校でも普通のことと暗黙の了解があります。まさにところてん式で春までの卒業に向かって行くのですが、中にはどうしても規定教習では卒業出来ない教習生もおります。大まかに言えば一度に多くの動作をする事が苦手と言っても良いですかね。たとえば一例を上げてみますと。実際に免許を取得してから経験を積み片側2車線以上の大きな道路をマニュアル車で右折すると当たり前の技術なのですが…自動車学校で教えるとすると…「大きな交差点での右折は回転半径が大きいですから、1速で発進してハンドルを回し始める前に2速にします。その後ハンドルを回しカーブの頂点で方向が決まった所でアクセルを離して素早くクラッチを踏み3速に増速をして下さい。」なんて言葉で説明すると、どえらい複雑な動作となります。「教え方が悪い」とか良く聞く言葉でしたが、車に向き合ってからまだ30時間以下の教習生がこういった動作をスムーズにするためには、教え方の善し悪しだけではクリア出来ない部分があるのです。もっともこういった動作をスムーズに出来る教習生にはそれなりに特徴があります。まずは目線でしたね「遠くを見ることが出来る事」です。それは変速の時にシフトレバーをついつい見てしまうとかではなく、自分の運転する車の死角部分から“目を切る”事が出来ると言うことです。もちろん指導員はこの事については、最初の教習の時にしっかりと説明をしており、その後も“目線”の取り方については各段階、各教習でも指導をしております。しかし同じ指導をした各教習生に「規定教習」で卒業した生徒と、「延長教習」「補修教習」で原簿を真っ赤にして期限ぎりぎりにやっと卒業する生徒がいる事は先ほどお書きしたとおりです。きっと要因の一つは、一連の動きを言葉ではなく感覚的に捉える資質があるかどうかと言うことではないかと思っています。この事を指導員は「運転センス」と表現しますが、他に良い表し方も思いつきませんのでわたくしもそう言っておりました。10年ほど指導員を勤めましたがやはり様々な指導方法も試行し研究致しましたが、この「運転センス」にかなうものはなかったように思います。まぁ昨日電話でこんなお話しをしていた訳ですが、30年近く指導員をしていてもまだ悩む事があるのですから、わたくしは、まだ10数年程度の卓球指導ですから…それなりになるにはまだまだ時間が掛るのでしょうねぇ~あっそう言えば、わたくしが指導した教習生で一番は…実家が酪農家で中学生の時から「トラクター」に乗り始めた農業高校の男子で、高校1年生の時には…「ばあちゃんを乗せて20キロ離れた町まで週に3回は買い物に行ってたよ、車種?ああ父さんに軽トラは事故にあったら危ないからと言われてたから、いつも父さんのクラウン。」やはり“センス”と“練習”がものを言うのは「卓球」だけではないようですねぇ~
January 6, 2011
昨夜新年会?がありました。ススキノ開催とご案内があったのですが、急遽東区北光線沿いの「福神丸」に変更となりました。ご一緒した方々が常連ということもあってか驚くほど安く呑めました。まずテーブル一杯に「ズワイガニ」が運ばれてきました。5人で食べるのは多すぎて誰がこんなに食べるの!と思ったのですが、余計な心配でしたあまりの美味しさにあっという間に食べてしまいました。続いて中華料理の「回鍋肉」と続き、オホーツク雄武町産の特性「寒干新巻鮭」大厚切り焼きに、刺身盛り合わせ、サラダに、浜弁の大将が「正月だから食べな」と出してくれた「お雑煮」とても食べきれるものではありません。生ビールを数杯ずつ呑んだ後、「熱燗」「梅ソーダ」そして焼酎のボトルを2本を4時間居座って呑食いしてお会計は…一人3,600円でした!!!まったく信じられない安さでしたが、注文の方法も常連特有でした。「大将~えーとねぇ~かにと、魚と肉と…後は何か適当にお願いしま~す。」でした。普通はカニと鮭だけで3,000円は楽々超えてしまいますよ本当に「ご馳走様でした。」
January 5, 2011
正月休みも本日で終わる方が多いと思いますが、わたくしは年末はぎりぎりまで仕事のため5日までお休みです。と言っても何か特別にする事があるわけではありませんから、お世話になっている方々に新年のご挨拶に伺うのが毎年の恒例行事になっております。昨日は岳幹の練習場の琴似へ行って参りました。監督さんは、今は専修大学の監督を努められている小林仁さんを育てた名監督さんであります。指導だけでなく人格者としても信頼の厚い方ですが、高齢ですのでお体を大切にしていただき、まだまだ子供たちにご指導をいただけると幸いと思っております。明日は拓蒼が休日にいつもお世話になっている高校と、明日美の通う大谷へ行く予定となっており、ご挨拶が終わるとわたくしの年始休暇は終了となります。昨年は元旦からYさんと北区で呑み倒しました。今年もと思ってお電話しようと思ったのですが…毎年元旦からお誘いしてはご家族の方に申し訳ございませんので、ご遠慮いたしました。(4日はススキので宴会がありますけど…)本日は武蔵野年越し合宿から夜10時に千歳空港に着く明日美を迎えに行きますので、呑む事はできませんので、おとなしく夕食を食べてから歩夢とお風呂に入ってからぼちぼちと千歳に向かう事にします。
January 3, 2011
今日は朝から東区体育館で軽く練習をしてきました。多くのママさんとスネイルズとそのOB、それに大谷選手も数人練習をしておりました。昨年は北区で明日美と拓蒼と故障で残っていた大谷の選手で2、3日の2日間練習しましたが、北区体育館は閑散としていたので、今年の東区もそうだろうと思い開館時間ぎりぎりに行ったのですが、危なく練習台がなくなるところでした。本日はこれからスーパー銭湯に歩夢を連れて行って来ます。歩夢は”若い”のに、ゆっくりと湯船に浸かるのが好きで、わたくしが上がろうとすると「パパまだだよ、それとも外にあるお風呂に入る?」とか真顔で聞いてきます。本当に渋い3歳児です。年が明けると全日本まで3週間ありません。出場選手はもちろん年末年始も関係なく練習に励んでいると思いますが、体調管理にも十分気をつけて万全な状態で試合に臨み、東京体育館を熱気で包んでほしいと思っております。
January 2, 2011
今年は我が家の原点であるプレハブ練習場で、拓蒼と歩夢と妻とわたくしの四人で初打ちを行いました。この練習場で、-30度の日も毎日練習に明け暮れた日々が今では懐かしく思えます。今は拓蒼と二人の練習ですが、初打ちをしながら兄や姉に負けないで練習すると誓ってくれていたら嬉しいですね。歩夢は練習が終わっても「まだたっきゅうする!」と半泣きになっておりましたが、大きくなっても卓球をするかどうかは…まだまだ分かりませんね。以前スネイルの監督さんとそんな事を話していたら…「やるやる~熊家の子供が卓球しないなんてないない~」と笑っておられましたが、本当にそうなら楽しいでしょうねぇ~あぁ~でもそうなると、また道新杯から始まって、全日本一般まで長く大変な道のりとなりますが、そうなればわたくしも再び老骨に鞭を打って頑張るだけです。またその頃には兄も姉もコーチをしてくれると思いますからわたくしは左団扇で見物としゃれ込めると嬉しいですね。
January 1, 2011
昨年中は大変お世話になりました。今年も訪問して下さる卓球関係者の方々の貴重な時間を無駄にしないように”卓球専門ブログ”としての使命を果たすため、日々しっかりと内容を吟味して更新して行く所存でありますで、お暇な時があれば訪問して頂ければ幸いと思っております。さて、今日の士別は吹雪模様となっておりますが、例年にない少雪と暖冬となっております。燃料代はもちろん雪かきに使う体力もいつもの3割程度ですから随分と助かっております。この調子で推移してくれるとありがたいと思っておりますが、いつも早いか遅いかの違いでして、大体は春までには帳尻が合うことになっております。武田教授がおっしゃるように冷害はあっても温害と言う言葉は聞いたことがありませんので、何とか温暖化が進んでくれることを願っております。我が家の元旦は岳幹は10時から琴似道場で練習。明日実は選抜北海道予選後会場から千歳空港経由で武蔵野さんの年越合宿に参加させて頂いております。武蔵野関係者の皆様。合わせて武蔵野保護者の皆様本当にありがとうございます。拓蒼は自宅練習場で初打ち。歩夢は「飛行機のおもちゃ」で遊ぶ。と、なっております。今日か明日には札幌へ帰りますので、何とか天候が回復してくれる事を祈っております。「札幌士別の卓球6人家族」と「くまのぶろぐ」を、今年もよろしくお願い致します。
January 1, 2011
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