生命の教育
』
(谷口雅春 著、 日本教文社
、1966、820円)
かなり古い教育書ですが、何度も版を重ねてきた名著です。
宗教的な色合いは濃いですが、宗教的な帰依よりも子どもに対する姿勢、教育者の姿勢を力強く説きます。
発行部数1900万部の『生命の實相』全集より教育に関する部分を抜粋したものだそうです。
主張は、あえて分かりやすく解釈するなら、徹底した性善説にたった、「叱らない教育」といったものです。
p144に
「子どもを強制してはならぬ。
いな、なんびとをも強制してはならぬ。」
と書かれているように、「強制する教育」には真っ向から反対されています。
私は今の「教育」は「 子どもをコントロールするもの
」という意味合いが大変強いと
捉えています。
その中で、 なるべくコントロールせずに子どもの自主性を信頼して
「教育」というものが成り立たないのか
、
と試行錯誤中です。
そういう悩みをお持ちの方は1つの意見として、読んでみられるといいと思います。
なお、新刊としては非常に手に入りにくい書物です。
私は古本屋で100円で買いました。(^^;)
「学校というところは勉強しに来るところ… 2024.05.28
「思考を過去や未来に飛ばすべからず」 … 2024.05.26
近兼拓史『80時間世界一周』 2024.02.22
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments