『 大人になるための社会科入門
』
(乙武 洋匡、幻冬舎、2007、1200円)
図書館で借りた本です。
乙武 さんは今杉並区立の小学校の先生をされているということで、その動向には大変注目していました。
この本は、いろいろな人と対談・インタビューしたことを織り交ぜながら、
乙武 さんの社会への主張や、多くの人に伝えたいことが
ふんだんに書かれています。
僕が知らなかったことも多くあり、社会への目を開かされた気がしました。
書店には在庫がなさそうなので、中古か、図書館でどうぞ。
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『大人になるための社会科入門』 自分用読書メモ
(#は自分のコメント)
・イギリスをのぞくヨーロッパの多くの家庭は年収300万程度。
決して裕福とは言えないが、家庭料理を一品ずつ持ち寄って、
仲間同士でワイワイやる。
#こういうのがいいですね!「競争」よりも「共生」って感じで。(^。^)
・森永卓郎
「ヨーロッパの暮らしって、いいなと思うんです。
家族でピクニックに行って、ただ歩くだけとか。
デッキチェアで、1日中、本を読んだりとか。
彼らの最大の目的は、人生を楽しむこと、ゆったりと過ごすことなんです。
お金は、ただそのための手段でしかない」
・FUNKIST『バナナトレイン』
南アフリカで染谷西郷が受けた衝撃。
#この曲、聴きたいんだけど。どうやったら聴けるのかな。
・人気アイドルグループV6の三宅健君が、
ラジオ番組で、表参道の清掃活動を行う
「green bird」に参加していることを語った。
それ以来、「三宅クンに会えるかもしれない」と
胸ときめかせた女の子たちが、その清掃活動に多く参加するようになった。
#アイドルの影響力って、やっぱりすごい!
・江戸時代の寺子屋では、教員は「お志」として、
菓子折りやとれた野菜を受け取る程度だった。
当時、世界最高だったと言われる江戸の教育水準は、
ボランティアによって支えられていた。
#学校教育における地域人材やボランティアの活用について、
乙武さんが少しふれられていた藤原和博さん。
この方の本は2冊読んで、ブログで紹介しようと今PC横で待機していますので
またご紹介できるかと思います。
・田中美奈子
「あるアメリカの調査によると、小さい時に動物と暮らしていた子が
成人して犯罪を犯す率は、暮らしていなかった子に比べると
6分の1ほど」
#数字で出ると説得力があります。
「アニマルセラピー」などもあるし、
動物と一緒に過ごすことで、人間の方もどれだけ育ててもらっているか。
「心の教育」を重視するなら、「動物との共生」も欠かせないテーマです。
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