
『 森信三 魂の言葉
~二度とない人生を生き抜くための365話』
(寺田一清、2005)
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出版社 / 著者からの内容紹介より抜粋
(
引用元:amazonの書籍サイトより
)
「国民教育の師父」「20世紀最後の哲人」
故森信三が遺した言葉が現代に甦る!
森信三(明治29年~平成4年)は、
教育者
(神戸大学教授、海星女子学院大学教授)として、
実践者
(日本再建を念願とし全国行脚)として、
哲学者
(全集33巻を刊行)として、いまなお多くの人々に尊敬されている。
▼「 人生二度なし
」「両方よいことはない」
「世の中正直・天は公平」といった平易な言葉で自らの思想を語るとともに、
「 挨拶をすること
」「 紙くずを拾うこと
」「 履物をきちんと揃えること
」といった
当たり前のことを励行する大切さを説き続けた
。
それを実践して生まれ変わる学校も多くあり、
森信三の「信者」が増えていったのである。
▼本書は、森信三が遺した至言を一日一話形式でコンパクトにまとめたもの。
「しつけの三原則」「父親の教育責任」「幸福の三カ条」「夫婦について」
「ハガキの功徳」「腰のかけ方」「お金の取り扱い」など、
365話のいずれも人生において大切なことを語っており、座右に置きたい一冊。
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図書館で借りた本ですので、線を引かずに付箋を貼りました。
付箋をはがしながら、このブログに読書記録として残しておきます。
みなさまのご参考になれば幸いです。
============================『森信三 魂の言葉』 自分用読書メモ
・黒板を常にキレイに保つ。
教師は背にしている故、さほど感じないが、
学生のほうはイヤ応なしに見せつけられるものゆえ
・静坐をやる
・十息静坐法
(毎朝目覚めたら、吐く息をできるだけ長くしながら、10回呼吸する。
朝のスタートから、丹田の全充実を心がける)
・絶対必然即絶対最善
回避しようなどと思わないで、
それらのすべてをお受けしなければならぬ
・知識とか技能など、外面的な事柄については、長所を伸ばすほうがよいが、
性格など、内面的な問題になると、欠点を矯正することから始める
・人間の偉大さは、旺盛な性欲を制御しつつ生きるところに生まれてくる
・性の問題は、人から教えられるべき事柄ではなく、
自らが学びとるべき事柄
・長たる人の心得:「無私」の精神
・「幸福」の3カ条
1.足るを知ること
2.絶対に自分を他と比べないこと
3.自分の現状に対して感謝すること
・すべて最低絶対基本線の確保が大事であって、
何か一つ、これだけはどうしても守りぬき、やりぬく――
という心がけが肝要
・謙虚な気持ち:
「自分はそれを受けるに値しない」という謙虚な自覚
→「感謝」の念
・教育とは、人間の生き方のタネ蒔きをすることなり
・忍耐づよい子にするためには
1.「立志」のタネ蒔き
↑
それには、親なり教師たるものが、まず自己の「心願」を立て
日々を真剣に生き抜くことです
2.子供らを、ある程度肉体的苦痛に堪えさすこと
2なくしては、1も観念的理解の域を脱しえない
・自伝は、一種の報恩録ともなる
・丹田常充実
声は腹より出すものなり
1語1語が腹より出づるに到れば、
これひとかどの人物というべし。
それには常に、
下腹の力を抜かぬ努力が肝要。
性や男女の問題については、現代の多様な情勢を考えると
そのまま受け入れられがたい言葉もありますが、
基本的には非常に参考になる言葉が多くあります。
今なお尊敬される昔の教育者の言葉は、今では忘れられている大切なことを思い出させてくれます。
たまにはこんな本も手にとってみられてはいかが?(^。^)
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