この本に書いてあることが、今の教育には必要だと思います。
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『 子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ
』 読書メモ2
(第3章~第4章のp91まで。 #の緑文字
は僕のコメントです。))
・心磨きとは、大脳の前頭葉にある「 3つの玉 」を磨くこと。
・3つの玉:
○ がまん玉
○ みつけ玉
○ しんせつ玉
=人間が他の動物に比べて著しく発達している前頭葉のはたらき
#この3つの玉の話、
わりと子どもの心にスッと入りやすいようです。
3つにしぼっているので、おぼえやすいし、分かりやすいですね。
・「3つの玉」に対応する掃除の様相:
○ がまん清掃 :
何分くらい黙って(友だちと離れて1人で)
掃除に取り組むことができるか挑戦する掃除
#人と比べるのではなく、
前の自分との比較で、
どれだけ黙ってできるようになったかに挑戦するのが大事、らしいです。
僕は「百マス計算」などの指導で、
「人と比べるではなく、自分の記録と比べる」といった指導をしてきましたが、
そういったこととちょっと似ている気がします。
しかも、計算よりも掃除の方が、
より自分の心というものがはっきりあらわれます。
これは非常にシビアな自分磨きではないかと思います。
○ しんせつ清掃 :
友だちのよいところを見つけたり、
お互いに気働きをして助け合ったりしながらする掃除
#これも黙って行うのです。
手話などのハンドサインもダメです。
「気働き」ということをここまではっきりと子どもに教えようとした実践を
僕は初めて知りました。
○ みつけ清掃 :
人が見つけられないような仕事を見つけたり、
人が考えられないような方法で掃除したり、
大体きれいになったと思う状態からさらに時間いっぱい
仕事を見つけとおすことができるような掃除
・ 5段階 の清掃プラン
#5つの中身は、明日、明かします。(^。^)
(うち3つは、上の「○○清掃」が当てはまるのですが。)
・まるで大切な花を咲かせていく過程のように、
畑の土を耕して、種を蒔き、水をやってじっと待ち、
芽が出たら育てる。
そして、機を見ては間引きをするように単純化して方向性をはっきりさせ、
「道徳」の授業で深めていく。
#「道徳」の授業という言葉が出てきたことにも、僕は好感を覚えました。
「道徳」の授業は、国語や算数のようにカリキュラムがはっきりしていませんが、
それだけに、学級担任の思いをクラス全体につなげていく、
非常に大事な時間だと思っています。
この時間を1番大事にするということが、
もっとも、クラスを育てるということにつながるのでは、と思っています。
(以上、p91まで)===========================
5段階の清掃プランの詳細については明日!(^0^)
それでは、また!
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