舞鶴 に行ってきました。
今が旬だという、 岩がき や とり貝 を食べました。(^^)
メインは、 シエナのコンサート です。
この演奏が、とにかく 正確
!ジャン、ジャン、ジャン、など、全体演奏で短く切る音を続けるところなど、
全体があまりにも正確にそろっているので、感動しました。
「うまい演奏」とはどういうものか、
というものを考えますに、 ・正確である
というのはかなり大きいな、と改めて思います。
例えば自分の演奏だと、自信を持ってできたと思っても、客観的に見れば8割できていて、ええとこです。
シエナはプロの吹奏楽団ですが、プロでも、本当に正確な演奏、というのはなかなか難しいと思っています。
とくに、オーケストラになると集団でタイミングを合わさないといけない。
出だしを合わせるだけでなく、音の伸ばしや、休符のタイミングまで合わすとなると、
やっぱり若干ずれが出てくるのが、普通です。
シエナの演奏は、最初聞いたとき、
DTMみたい
、と思いました。
(DTMとはDesktopMusicのことで、コンピュータによる打ち込み音楽です。)
それぐらい、人間わざと思えないぐらい正確な演奏に感じました。
「迷走するサラバンド」での複雑なリズムや、
「スターウォーズ」のラストのジャン、ジャン、ジャンなど、
あまりにもきれいにそろってびっくりしました。
ただ単に正確さだけを追求しているのではなく、
思いっきり音を鳴らして、
周りの音を気にしないかのごとく
思いきりよく自分ペースで鳴らしている・・・ように見えて、
実は合っている、というそのバランスがよかったです。
例えば グロッケン
の音はかなりよく聞こえてましたが、
この楽器は目立ちすぎるだけに、合わせようとすると音が控えめになりがち。
それが、全然控えめにならずに、
気持ちよくでっかい音でとにかく鳴り続けてました。
僕の経験でいうと、これってけっこう勇気のいる演奏だと思います。
さて、シエナの最後は、 会場の有志も楽器を持ってステージに上がります 。
僕も上がりました。
楽器なしで。(笑)
おそらくただ1人、 歌を歌って参加しました 。
とにかく大人数での合奏。
客席からは全然聞こえていなかったと思います。僕の歌を聴いてくれていたのは、
そのときちょうどお休みになる、周りの演奏者たちくらい。
客席からスネアドラムやシンバルをもって上がってこられた
熱意あるパーカッションの方々、そしてすぐ前のトロンボーンの方々、
あのとき歌っていたのは、僕ですよ~。(^0^)
演奏が終わったあとで、シエナのバスドラム奏者の方と少しお話をしました。
そしたら、「 先生ですか?
」って。
一個人として参加していたのに、なんでばれたのかな?
ステージには中学生や高校生がたくさん上がっていたので、もしかして引率の先生だと思われたんじゃないか、と思います。(笑)
ステージでは、かなり気持ちよく歌えました。
シエナと同じステージに立てる、というのが、立ってみてわかりましたが、これだけですごいメリット。
プロの方が出す音を間近で聴ける、間近でその演奏を見れる んです。
隣のバスドラムの音、僕が今まで聴いてきた音と、全然違ってました。
音の深みがすごい。
いや~、勉強になりました。
プロの方や、熱意ある多くの皆さんと一緒に歌って、僕の歌のレベルが少し上がった気がします。
技能って、うまい人と一緒に演奏すると、1ランク上がるんです。
楽器は関係なしに、パートの壁を越えて、
演奏者としてのレベルが伝わってくるんです。
うまくなりたい方、シエナのアンコールのように、
演奏のうまい人と一緒のステージに立てる機会をぜひ見つけて
利用しましょう!(^0^)
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