きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.11.12
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カテゴリ: 生活をよくする

読書メモの続きです。

 
子どもを伸ばす共育コーチング
 子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術』
(石川尚子 /岸英光、柘植書房新社、2007、1700円)

今日で第5回。
(第1回は こちら 。)

第6章 『無限の可能性を持っている子どもたち』が
未来に向かって"夢"を描き出すアプローチ

を読み返していきます。

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子どもを伸ばす共育コーチング
読書メモ ロゴ

・太字 が本の内容、間の緑文字は僕の個人的コメントです。)

第6章 『無限の可能性を持っている子どもたち』が
       未来に向かって"夢"を描き出すアプローチ

「こうなったら"超サイコー!"っていう状態は?」
 ~ 未来を明るく語ってもらう

 ・何を言ってもこの人はおもしろがって聴いてくれるぞ、
  ということがわかると、けっこう調子にのって話し出します。

 ・「ムリだったら、今、思いつかないよ。
   実現可能だから自分の中から出てくるんだよ」
  この言葉だけは真剣な声で伝えます。

 ・「 未来は思い描いた通りになるよ

「これができたら どんな気持ち?」
 ~"危機感"よりも" ワクワク感 "~

大笑い 何かをしよう、というときに、気持ちがとても大事ですね。
   実力3分、気持ち7分、といったところでしょうか。
   実力がどうこうよりも、気持ちがどうだ、というのが大きいですね。

   どなたが言われたから忘れましたが、
   たぶん教育の世界でどなたかの先生が
   「気持ちはかけ算」ということを言われていた気がします。

   気持ちがゼロなら結果もゼロ、
   気持ちが100なら、×100になって10のものを1000にする、
   ということですね。

   かように気持ちは大事なわけですから、
   学校では学習内容を教えるよりも、子どもの気持ちをどう鼓舞するか、
   ということを、もっとやっていかないといけない気がします。

「それができたら、次はどうする?」
 「できるもの」という前提で 話してみよう! 

 ・「5円玉を立ててごらん」というと半分以下の子どもが立てられない。

  しかし、「5円玉を立てたら~、次に」というリクエストをすると、
  5円玉を立てることは当然できるものという前提で取り組むので、
  半数以上の子ができる。

「これは簡単なこと、すぐできること」として取り組んでいると、
  実はそんなに苦労なくできることがけっこうあります。

○「仕事はめちゃくちゃおもしろい!」
 ~ コーチが常に熱い存在でいる

 ・父はいつも「仕事はおもしろい」と言い続けていた。

 ・就職セミナーで生徒たちに熱く語る。

  「今までできなかったことができるようになる喜び、
   この喜びを 仕事をしていると 何度も味わえるんです」

  「仕事はめちゃくちゃおもしろくなっていきます。
   仕事はほんっとにおもしろい!」

 ・ 本当に子どもたちを前に向かって動機づけるのは、
  特別な教育プログラムや手法ではなく、
  大人がモデルでいることなのだ。

(p143~p170:第6章 『無限の可能性を持っている子どもたち』が
             未来に向かって"夢"を描き出すアプローチより )
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無限の可能性を持っている子どもたちだからこそ、
将来に向かって大きな夢を描き、歩きだせるように
全力で応援していきたいですね。

究極は、やはり子どもの目の前にいる自分が
まず楽しんでいるか、やる気になっているか、目標に燃えているか、
行動しているか、ということなのだと思います。

最後に引用した「大人がモデル」という言葉。これに尽きます。

でも、大人もがんばるにはそれなりの理由がいるわけで・・・。

子どもと大人がお互いに触発し合って、ヤル気が増幅していく、そういう相互循環がつくれればいいですね。

続きはまた次回。(^^;)

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Last updated  2011.11.12 21:40:09
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