『心がスーッと軽くなる本
いやな気持ちを手放す8つのステップ』
( カナン
、ダイヤモンド社、2013、1470円)
心が重かったときに、読みました。
ヨガの本ですが、心と体は密接な関係があるので、
心を解放するとか、手放すということをヨガの方法や考え方で示してくれたのは
有意義でした。
巻末に簡単なヨガのポーズが載っているので、実際に取ってみたりしました。
そんなに難しくなく、夜寝るときにちょっと意識するだけでできるので、かんたんでした。
その後ヨガの講習会に行ってみたりもしました。
普段は全然意識していなかった、足の指とかの細かいところもさわったり動かしたりしていき、「体全体」としての自分を感じることができました。
ヨガには興味があるので、今後も折に触れて学びたいです。
本書の特徴として、ヨガの専門用語はなるべく省くようにされていますが、一部は使われているところもあります。
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カナ『心がスーッと軽くなる本』
(僕の個人的コメントは今回は差し挟んでいません。)
・「手に入れる」幸せから 「手放す」幸せ へ
・ 「ヨガとは、心の作用を制止することである」
・「永遠に変わらないもの」と「変わりゆくもの」をはっきりと識別する
・人間が根本的に求めるものは、4つ。
それは、 「安心」「快楽」「調和」「自由」。
・ 快楽や苦痛について考えすぎなければ、執着することもない 。
・快楽をもたらすものはすべて、苦痛の原因になりえる。
・快楽が苦痛と表裏一体だと知ると、快楽への欲望に執着することがなくなる。
・「自分と他者」を傷つけないこと
まず「自分」、それから「他人」
私たちが他者を傷つけてしまうのは、自分を傷つけているから。
自分を愛することができてはじめて、他者を愛せるのと同じ。
・怒りを手放せないとき・・・
まず、そんな自分をゆるすこと。
・誰かを「ゆるせない」と思うとき、
あなたの心の奥底に執着と欲望がある。
・執着と欲望を抱かずにはいられない自分をゆるそう。
・悲しみを感じたとき・・・
・執着と欲望が悲しみの原因だという事実を理解し、
間違った認識に気づくこと。
・私たちに決められるのは、
今この瞬間、取り組んでいる行動に集中して、ベストを尽くすことだけ
。
・朝起きたら、食事や労働をはじめる前に、次の順番で身体を清める。
浄化のために行うのだから、ながらではなく、一つの作業に集中して、丁寧に行う。
・歯を磨く
・舌を洗浄する
・排尿、排便をする
・入浴する
・サットヴァ(純粋で穏やかな性質)
食べ物: 果物・野菜・穀物 等
心身への影響:○心の平安・明晰・集中・満足・幸福
○身体が軽い・活力がある
×食べすぎるとタマス(暗く鈍い性質)になる
・お腹が空いているときに食べること
・前に食べたものが完全に消化されてから食べること
・集中して、丁寧に食べること
・心が乱れているときに食べないこと
・ 身体を好き勝手に扱うのではなく、
親友のように大切にすること。
・がんばりすぎず力を抜く。
無駄な動きや労力を手放す。
・たとえば、前屈するときに、上半身をゆるめて、自然に倒れるところで維持する。
肩や腕に力を入れてぐいぐい押す必要も、つま先をぴんと伸ばす必要もない。
<ヨガのポーズ>
・シャヴァアーサナ(屍のポーズ) 仰向け 手のひらは上 背中全体が床に当たる
・マカラアーサナ(ワニのポーズ) うつ伏せ 足のつま先は外 前腕に額をのせる
・バーラアーサナ(子どものポーズ)正座から息を吸いながら両腕を上げ、吐きながら上半身を倒す→両腕を足の両脇に 手のひらは上 額を床
・スーリヤ・ナマスカーラ(太陽礼拝)
・呼気と吸気の隙間にある何もない状態=「クンバカ」
クンバカを少しずつ長くしていく。
クンバカにとどまっているとき、心は静寂の中にある。
心が浄化される。
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電子ブック版もあるようです。(楽天)
心がスーッと軽くなる本-【電子ブック版】
(1120円)
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