昨日
『子どものことを子どもにきく』
を紹介しました。
今日は、そのつながりで、子どもにきく「アンケート」のことを、書こうと思います。
本当は子ども一人一人と対話する時間をとって、じっくりと話を聞くのがいいのかもしれません。
ですが、なにしろ学校には たくさんの子どもたちがいます。
教師として実施しやすいのは、子ども一人一人との面談やインタビューよりも、アンケートのほうかもしれません。
僕は、仮説実験授業を提唱している 仮説社 の本や雑誌が好きなのですが、その理由は、 授業後にアンケートをとって、その授業がどうだったか子どもにきく 、というのを当たり前にやっているからです。
子どもが実際にどう思ったかというところに、かなり関心があります。
子どもがどう言っているのかを聞かないといけない、と思っています。
その点、雑誌『 たのしい授業 』には、 子どもにアンケートをとった結果どうだったか 、という記事がけっこう載っています。
今年読んだ中で面白かったのは、 「誰にほめられたいか アンケート」 です。
子どもに、だれにほめられたいかをきくと、大人が思っていたのと、ちょっとちがった結果が出た、という記事です。
とってもちっさいサイズの雑誌で、それの5ページ分しか使っていない記事なので、すぐ読めます。
おもしろいので、おすすめです。
『たのしい授業』2015/1月号(通算No.430)(仮説社、761円) より
・「誰にほめられたいか アンケート」の結果とその考察
●子どもたちは誰にほめられたいと思っている?
(p26-30、報告者:末丸千早(広島・小学校))
結論の一部を、ちょっと紹介すると、こんなことがわかったそうです。(同誌p27より)
・(2年生の)約60%の子どもたちが、「おうちの人にほめられたい」と答えています。
・(6年生の)80%の子どもたちが家族にほめられたいと考えています。
こういったアンケートから、 高学年になるとなかなかおうちの人にほめられなくなるけど、本当はほめてもらいたい 、といった子どもたちの気持ちが、見えてきます。
こういうアンケートって、やっぱり貴重だなあ、と思います。
あなたは、どんなことを子どもたちにきいてみたいですか? (^0^)
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