きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2021.01.18
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カテゴリ: 仕事術
​​​​​夏休みは短かったですが、冬休みはわりと長く休めました。
そして先週も、月曜が休みだったので、平日は4日勤務。
いよいよ今日から、 平日5日勤務 が始まりました。

始まると怒濤のようにやることがあって、帰りが遅くなるのは日常茶飯事。
年も変わったことだし、 緊急事態宣言 は出ていますし、早く帰れるようにそろそろ真剣に考えた方がいいかもしれません。

コロナにより感染症対策が求められていて、はっきり言って、決めなければならないこと、やらなければいけないことが増えています。
それなのに 早く帰る
それは、いったいどうすれば叶うのか?

今日は、そのヒントを、フィンランドに求めてみましょう。大笑い


『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 』 (ポプラ新書)
(堀内 都喜子、ポプラ社、2020、税込946円)


フィンランドと言えば「 常に世界でトップクラスの学力 」と言われる国です。
その国の教師は、午後4時に仕事が終わる?
うーむ。これはいったいどうなっているのか。

しかも、学力だけでなく、本にはデカデカと、
​「2年連続! 幸福度 世界1位」​
と載っています。

幸福度。もしかすると、人間にとって、もっとも重要な指標かもしれません。
人間は幸福になるために生きていると言ったのはだれだったか。
たとえ幸福になるために生きていなくても、幸福であればそれに越したことはありません。


これは国民性の違いなのか?
それとも、システムの違いなのか?

いろいろと疑問はわきますが、とりあえず最初の疑問を追求していきましょう。

フィンランド人は本当に午後4時に仕事を終えて帰っているのか?

本書p46には、はっきりとこう書いてあります。
「16時を過ぎると、みんな帰っていく」
「16時半を過ぎると もうほとんど人はいなくなる。」
「不思議なほど、どこの業界でも徹底されている。」
うーむ、衝撃的です。びっくり

早くに仕事を終えられる理由は、もちろん、いろいろあります。
ここでは、日本人が今からでもまねできそうなところを1つだけ、挙げてみましょう。

会って話すことを重要視しない ということです。

日本人は会って話すことを重要視します。
営業は足で稼ぐし、会議はいたるところにあります。
これが、長時間勤務のもとです。
コロナで「会って話す」ことに制限がかかっている今こそ、会って話をすることを少し見直してみてもいいかもしれません。

本書には次のような記述があります。
「会議は議論をして、最後に何かしら決定や結果を求める場所」 (p74)
(p75)
「一度会ったら、その後はメールや電話でいいです」 (p75)

会議については「効率よく進めよう」「必要ない会議はなくそう」という議論が、これまでもありました。
そこへオンラインが入ってきて、「オンライン会議でも代わりができる」ということが分かってきました。
オンラインなら、出会いに行くための移動時間が、ゼロになります。
要件が終わったあとの雑談も少なくなります。

僕はもともと人と会って話すのが苦手なので、メールでいいならメールで済ます派です。
今まではそういう輩は、だめだったのです。
人と会うことを面倒くさがるような人は、仕事ができない人だったのです。
しかし、「それでいいじゃないの」と舵を切るときが、来ているのかもしれません。

ただ、職務上、出会って話したほうがいい場面もたくさんあることも知っています。
たとえば、教員の場合、保護者と会って話すことはかなり重要だと思っています。
子どもに対して教育を行なう仕事をするのであれば、保護者との連携は重要なのです。
それなのに出会う機会がほとんどないので、それがマイナスに働くことが多いのです。
めったに会わない保護者とは、会って話すことは重要です。

そういうふうに、何でもかんでも、というわけではありませんが、基本的には、教職員間の「会って話す」は、メールやオンラインに置き換えていったほうがいいんじゃないか、という気はしています。

学校というところは、職員ひとりひとりにメールアドレスが付与されたのも、ごく最近でした。
メールやオンラインという文化からは、非常に遅れているのです。
民間企業ではメールで済ますことでもいちいち会って話をしている、というのは、わりとありそうです。
民間企業から教員になった僕の実感です。

さて、そんなふうにして時間を作ったとして、


これも1つだけ例を示しましょう。

フィンランド人が好む「時間の使い方」について、p191に、こんな記述があります。

「フィンランド人は 1人の時間を楽しむ。」
「静かに1人の時間を持って深呼吸することは、誰にでも必要なんだと思う。」

これは、僕も、とても大切にしていることです。

他の人と一緒に協力して取り組むことは、もちろん大事です。
でも、1人になる時間も、大事。
個人としてしっかりと1人の時間を持つことが、全体として協力したり協同したりすることにもいい影響を及ぼすものだ、と僕は思います。
​​​​​


さあ、あなたも今から、働き方改革、始めませんか?大笑い





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Last updated  2021.01.18 20:58:36
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