きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

全て | カテゴリ未分類 | 生活をよくする | 本の紹介 | 共に生き、共に育つ | たのしいべんきょう | 個人的な日記 | 体育 | 音楽♪ | 道徳 等 | 問題解決 | 考え方 | 話し合い・話す・聞く | 特別支援教育 | 小学校 | 阪神間 地域情報 | PC・デジタル関係 | 教材・教具 | 食育(自立生活・家庭科)・園芸 | 仕事術 | 旅行(温泉含む) | 英語学習 | 環境保護・エコ | 作文・書くこと・漢字 | よのなか(社会) | いのち | 人間関係・コミュニケーション | 子育て | 地震・防災 | 算数 | 心理・カウンセリング・セラピー | 読む・音読・朗読 | エクセルでのプログラミング | 北播丹波 地域情報 | 教員免許 | 教育改革 | 休校期間お役立ち情報 | 映画 等 | 創造性をはぐくむ | プレゼン | 通級 | 健康 | ゲーム
2021.09.22
XML
カテゴリ: 考え方
鴨頭さんの「私は自分の仕事が大好き」シリーズ第3巻、『私の働き方改革』を読みました。


【中古】 『私は自分の仕事が大好き(3) 私の働き方改革』
(鴨頭嘉人


「働き方改革」と言えば、仕事の合理化とか時短といったイメージですが、本書は「考え方」の本。

なぜか「働き方」=「働く時間の捉え方」というイメージが世間には根付いていますが、まっさらな気持ちで改めて考えると、「働き方」=「どう働くのかという、考え方」とみなしたほうが、素直な捉え方だと言えます。

本書には、仕事に本気で向き合う中から生まれてきた、名言・至言がいっぱいです。

=======================
『私の働き方改革』
読書メモ ロゴ

​​・仕事の価値は 自己評価がすべてです ​。
自分の仕事の価値は 他人が決めているんじゃない。
  (p34)

びっくり本書冒頭の中の言葉ですが、これが本当に重要だと思います。
  子どもの勉強についてもまったく同じ。
  評価されるためにやっているとしたら、やらされ仕事なわけです。
  それは、本来の姿ではありません。

  学校でも企業でも、「言われたからやっている」というのが蔓延していますが、それが一番いけません。
  本書は、それに真っ向から立ち向かう書なのです。

  僕の尊敬する生き方は、坂本龍馬の生き方です。
  世の中の人がどう言おうと、自分の信じる道を行く。
  ひとに、左右されない。




​・ 私が売っているのは物ではなく、
​空気感、縁起良さ、人を笑顔と元気にすること​

  (p153)

大笑い 本書にはたくさんの人のお仕事レポートが掲載されています。
  世の中を明るくするチンドン屋のお仕事も、それを誇りに思うわかなさんも、本当に素敵です。
  こういう考え方は、チンドン屋ならずとも、すべての職業に通ずるものだと思います。



<高校教師 岩永光弘さん の勤務先の 奥田理事長の言葉>
・先生の言うことを聞かない ​生徒を、 「まず、喜ばせろ!」
​​
  (p251)
​・「生徒が一生懸命になのに、
  何で先生たちが一生懸命になれないのだ!」​

  (p252)

びっくり 岩永さんの報告の中にある、奥田理事長の「非常識な改革」の中の言葉。
  これを聞いて岩永さんは、大きな衝撃を受けたそうです。
  改革の根底には「教育はサービス業だ」という言葉がありました。
  徹底した改革の結果、荒れた教育困難校から、
  「生徒の”やりたい”をとことん応援する学校」へと変貌を遂げたそうです。

  僕は昔、現役の先生から「教育はサービス業じゃないんだ」という声を聞いたことがあります。
  ただ、僕の考えは当初から「教育はサービス業」という考えに近かったです。
  ただ、サービスとは言っても、子どもが望むものを与えるということではありません。
  将来の投資に向けてのサービス業です。
  サービスとは、個々のニーズにこたえ、ニーズに合ったものを提供することです。
  「特別支援教育」は「スペシャルニーズ・エデュケーション」ですが、通常の教育だって、ニーズにこたえてやっていかないといけないと思っています。
  とはいえ、世の中は
「教育はサービス業じゃない」 と考える人のほうが主流のようです。
  このテーマで教育論議をすると、面白くなりそうです。


<高校教師 岩永光弘さん の言葉>
​・ ​「本気」​
 理事長と出会って12年、私はこの「本気」という言葉を何回、何百回、何千回と聞かされたのでしょうか?
・本気という言葉の持つ本当の意味は、絶対に、頭で考えてもわからない​

  (p254)
​​ ​・毎日学校に行くときに、本気スイッチが入るのがわかるのです。
 すると、何をやっても楽しい。
・本気で働くって楽しいんです。 ​​​

  (p255)

号泣この理事長のすごさが伝わってきました。
  学校の先生を変えるだけの熱量をもって、粘り強く「本気」という言葉を言い続けてこられたのですね。

  くだんの理事長は2年後に校長になり、本も書かれています。

  ​
   『ヤンチャ校長、学校を変える』

  (奥田 修史、宝島社、2013)


<農家 渡部佳菜子さん の言葉>
​・イメージが作り物ならば、
 「私が作ったっていい」
 「そうだ! 私が作ろう」
  (p264)
・よーし!本物のイメージガールになってやる!!
 恥ずかしがったり、気後れしている場合じゃないんだ。
 だって、未来の福島の農業を作っていくのは、この私なんだから。

  (p265)

号泣 原発事故による風評被害でマイナスイメージから手に取ってもらえなくなった福島の野菜
  そんな状況を「イメージは作り物なのだから、変えられる!」と前向きにとらえて頑張られた渡部さんの姿に感動します。

=======================


世間一般の「働き方改革」とは違った内容ですが、こういった本も世の中には必要だと思います。
働くことについての、夢や希望をいただきました。
いくつになっても、夢や希望は大事にしたい。



「イメージが伝わっているんです​。」 ~鴨頭 嘉人『夢を叶える5つの力』
 (2021/08/05の日記)

鴨頭 嘉人(さんの子どもの、)『自己肯定力』
 (2021/07/04の日記)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.09.22 19:44:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

にかとま

にかとま

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: