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今から6年前、2010年のことですが、「危ない優待株を見てみよう。」という「優待ボロ株」に関する特別企画をお送りしたことがありました。
危ない優待株を見てみよう(前編)
危ない優待株を見てみよう(中編)
危ない優待株を見てみよう(後編)
この中からは残念ながら力尽きてお亡くなりになられた銘柄も出ましたが、3053ペッパーフードサービス、7968TASAKI、8848レオパレス21など、業績回復によって株価が何倍にも急騰する夢株が続出し、
危険と言うよりは、むしろ優待ボロ株投資の「当たったらデカイ」パワフルさの方が印象に残る
結果となりました。
そこで今日は2016年現在の「危ない優待株」を改めてみてみようと思います。
その前に私の「危ない優待株」へのスタンスは以下の通りです。
0. 前提として、「危ない優待株」というのは「継続企業の前提に関する疑義の注記がある」、もしくは「継続企業の前提に関する重要事象等がある」優待銘柄である。それ以外に「明らかに実力に見合わない、株価維持のための異常な高優待を出している銘柄」もそれに該当する。
1. 危ない優待株の中には総合利回りが高いものが多い。これは倒産リスクがあるので高いリターンが期待できないと誰も買わないからであるが、危機を脱して復活した場合には非常に大きなリターンを得られることもあるので、私は「危ない優待株」は嫌いではない。むしろ大好きである。
2. そうは言っても本当に潰れてしまう銘柄ではちょっと困るわけで、「危ない優待株」選択には実はかなりの投資家としての力量が必要である。
3. ただし、もしも私にそんな力量が備わっていれば既に今頃南の島に移住して楽しく過ごしていたはず。つまり私にはそんな力はない。なので、「危ない優待株」は多くの銘柄を組み合わせてバルク買いして「優待ボロ株PF」としてトータルで利益を出せればそれで良い。
さてそれではいよいよ皆様を「危ない優待株2016」 の魅惑の世界へご案内することに致しましょう。。。。(続く)
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