全2件 (2件中 1-2件目)
1

お正月、伊賀カルタの会によって制作された、ご当地カルタ「伊賀流忍者カルタ」を買った。今回のカルタで4作目になるという。知らなかった。伊賀忍者は忍術を始める前に起請文を書きました。忍術を私利私欲のために使うのではなく、国のために正しいことに使うという「正心」が大事とし、忍術の悪用を戒めていることも他の忍者と違うことを明記しました。伊賀忍者は、戦国時代において特殊部隊としての組織的活動を行い、江戸時代は平和を維持する活動を続けました。 ・・・伊賀忍者の足跡の地図の裏に説明書きされている。(あ)~(わ)まで、戦術的面白味があります。その中で、ちょっと興味を惹く7枚を挙げてみると、(か)賀の道は 山の尾根行く 秘密道「賀」のつく地名を結んだ人里離れた、山の尾根に伸びる秘密道。伊賀・甲賀を中心として、北は日本海に面した加賀へ、南は瀬戸内海と太平洋に出られる港のある雑賀(さいが)に続いている。(こ)護身には 九字結印の 印結ぶ忍者は戦いの前に落ち着くための精神統一法として印を結んだ。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の九で邪気を払う所作をいう。(わ)割符や 合言葉から 味方知る情報を交換するときは、味方を知るために合言葉や割符を使う。割符は、文字や絵をかいて二つに割った木札を組み合わせたもの。(ね)猫の目や 太陽や星で 時を知る忍者は、昼間は太陽の位置、夜は北斗七星の位置で時刻を知った。また、猫のひとみは明るさで大きさが変わることを利用し、時刻を知った。猫のひとみは、夜明けと夕暮れ時に一杯に開いて丸く、朝8時頃と夕方4時頃はたまご型、正午には縦一文字ぐらいに細くなる。(と)特殊文字 仲間に伝える 忍びイロハ極秘情報を伝える忍者は、誰の手に渡っても分からないように、仲間しか読めない文字を使った。「忍びイロハ」という暗号文字は、漢字の右のヘンと左のツクリを独特のルールで組み合わせて作りだした。(る)流転しても 正心は 守り抜く忍者は忍術を習う前に、いつわりでないことを神や仏に誓う文章を書いた。忍術は「国のために正しいことに使うこと」につかうとして、「正心」を第一としている。忍術の悪用を戒めている。(そ)走法で 五十里を 一飛び(ひとっとび)忍者は長距離走を得意として、「早足の者」と呼ばれた。戦国時代、「韋駄天(いだてん)」と呼ばれた忍者は一日に200Kmを走ることができた。走法の秘術は疲れを感じさせない呼吸法にある。 まだまだこの他にも面白いカルタは続きますが、戦国時代、武将の影に暗躍した「忍び」という組織とその忍術には驚くばかりです。奥深さがあります。今回の忍者カルタの続きとして、伊賀カルタの会発行、前回制作のカルタ「伊賀芭蕉句碑巡りかるた」も購入したいと思っています。願わくば、いつか時代劇で「新・服部半蔵、影の軍団」制作してほしいなー。千葉真一さん出演、若手実力派俳優集結で。 ※ その時は椎名桔平さん出演もお願いしたいです。伊賀出身なので。 忍忍 ところで全国にもこのようなご当地カルタ、いろいろ制作されたりしているのかな。
2019.01.08

明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。新元号になりましてもMUKUブログどうぞよろしくお願い致します。 平成31年 元旦
2019.01.01
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
