全9件 (9件中 1-9件目)
1
![]()
19世紀末のロンドン、観客の大歓声を浴び、最高の偉業 (プレステージ) の為に狂人的情熱を懸けてバトルする、ふたりのマジシャンの壮絶な人生を描いている映画です。栄光のプレステージの為に、「愛」 さえも犠牲にする。華やかなイリュージョンの裏で、激しい炎を燃やすアンジャー(ヒュー・ジャックマン)と ボーデン(クリスチャン・ベイル)。水槽イリュージョンの最中、ボーデンのミスで妻を溺死させられたアンジャーは、瞬間移動のマジックショーの舞台裏で復讐の為に大きな罠を仕掛け、ボーデンを刑務所送りにする。_■_ (^ー)/◇~超一級のイリュージョンを演出する為にアンジャーは科学を応用し観客に驚愕の魔術を見せるが、ボーデンに最後の「プレステージ」を奪われてしまうところがおもしろい。イリュージョンだけでなく、ライバルを欺く為に自分の人生にまでトリックにトリックを仕掛けていく。その狂気をはらんだ執念が怖い。※ この映画は、デビッド・カッパーフィールドが監修を手掛けているそうです。
2008.01.28
![]()
メル・ギブソン監督の最新作・スペイン侵略前の後古典期マヤ帝国の太陽信仰と生贄の儀式をリアルに描いた映画(R15指定)です。16世紀初頭、メキシコ・ユカタン半島に位置する密林ジャングルで狩猟をしながら平和に暮らす少数一族が、神殿都市ティカルの傭兵たちに襲撃される。 リアルな迫力で最後まで目が話せないサバイバルアクションムービーでした!捕虜となって連行される一族の若者ジャガー・パウの目線でストーリーは進行していきます。観客をぐいぐい引き込んでいく力を持った映画です。 (余談ですが)でも、現実的に考えると、マヤ文明と同時代のトルテカ文明を継承して太陽神信仰の為の特に残酷な生贄儀式を執り行っていたアステカ文明の描写に、この映画は近いのではないだろうかと思ったりする・・。それにしても、マヤ人は、すぐれた天文学の知識と、それに基づく正確な暦をもっていた。 太陽の運行周期 365.2422日 マヤ人の計算 365.2420日 月齢の周期 29.53059日 マヤ人の計算 29.53086日 金星の周期 584.00 日 マヤ人の計算 583.92 日 非常に正確です。それから遺されたマヤ暦は、二万六千年目にあたり長期暦の1サイクルが終わるという現代の暦の2012年12月22日で、今までのような「時間」の概念が終わるとしています。でも不思議に思うのは、青銅器や鉄器などの金属器をもたず、石を削って作った刃物や弓や槍を武器にして闘い、神に人間の生贄を奉げていたという原始的な種族が、数学を発達させた(二十進法を用い、零の概念を持っていた)、 文字種が4万種に及ぶマヤ文字を使用し、ピラミッド建設にみる 高度な技術を持っていた という矛盾した史実に、ホントに同一種族なのかと、とても違和感を感じています・・。
2008.01.26
![]()
最後まで観客を飽きさせないジーナ・デイヴィス主演のハードアクション映画です。この映画は1996年の作品なのですが、緊張感高まるアクションの連続に古さを感じない迫力があります。 年数をあけて再度見ても面白い! しがない探偵のミッチ(サミュエル・L・ジャクソン)が、サマンサ(ジーナ・デイヴィス)という主婦と行動を共にしているうちに、巨大犯罪組織の陰謀に巻き込まれ命がけのアクションを展開していく。この映画の面白さは、可愛いひとり娘を育て、やさしい夫と平和な家庭を築いている主婦のサマンサが、8年前にニュージャージー州の浜辺で倒れていたという事件以前の記憶を全く持っていないということ。ある事故をきっかけに、次第に記憶を取り戻し始めた彼女には、もうひとつの顔があった。彼女はいったい何者なのか、サマンサが「自分自身」を理解し始めるプロセスが面白い。そして何よりも、女性でありながらブルース・ウィルス顔負けのアクションがすごい。 エンディングで、オープンカーで爽やかに風を切って走るサマンサが、ケータイである人物と話をするシーンがある。「つづく・・?」というニュアンスでこういう映画のシリーズにはよく見かける終り方になっているが、2作目は制作されていません。
2008.01.22

今夜はものすごく寒いです。 {{{{(+ω+)}}}}寒ううぅ~ お昼過ぎから降り始めた粉雪が、深夜の時刻、見慣れた住宅街を真っ白な別世界に染め上げています。太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として1年を24等分にして考え出されたという二十四節気の大寒にあたる日が2008年は1月21日、時刻は01時43分だそうです。 (二十四節気の月日は、年毎に微妙に変化します)春・・ 立春(2月04日) 雨水(2月19日) 啓蟄(3月05日) 春分(3月20日) 清明 (4月04日) 穀雨 (4月20日)夏・・ 立夏(5月05日) 小満(5月21日) 芒種(6月05日) 夏至(6月21日) 小暑(7月07日) 大暑(7月22日)秋・・ 立秋(8月07日) 処暑(8月23日) 白露(9月07日) 秋分(9月23日) 寒露(10月08日) 霜降 (10月23日)冬・・立冬(11月07日) 小雪(11月22日) 大雪(12月07日) 冬至(12月21日) 小寒(1月06日) 大寒(1月21日) 今夜、雪を集めて雪だるまを作りました。 すると 神様が息を吹き込んでくれました。 『 こんばんわ。今夜、ボクは雪の中から生まれました。』 でもそれは、手のひらサイズのちっちゃな雪だるま君でした。 お醤油のキャップのお帽子をかぶっています。 『 一夜限りのデビューです。ボクはお皿の上でクルクル踊りました。♪ 』でも、お部屋の中が暖かいので、短い時間でしたが雪の上に帰してあげました。 『 さよなら。またネ。』そう言って小さな雪だるまは静かに眠りにつきました。 ※ ※ ※ ※ ※ そろそろ私も眠ることにします。おやすみなさい。(今夜もブログ更新が深夜になってしまいました。 朝はものすごく冷え込んでいそうです。{{(>∇<)}} 路面が凍結しているので注意してくださいネ。) (u_u*)zzz
2008.01.20
![]()
アメリカのNFL(National Football League)チーム、フィラデルフィア・イーグルスが主催した公開オーディションを受け、30という年齢でプロのプレーヤーとしてデビューを果たした実在の人物ヴィンス・パパーリのサクセスストーリー。1976年の不況のフィラデルフィアで、臨時教師をしながら夜はバーテンダーの仕事をしているヴィンス・パパーリ(マーク・ウォールバーグ)がいた。彼は、仲間たちとストリートでアメフトをすることだけを楽しみとしていたが、臨時教師の職を失ったことで、妻に負け犬の烙印を押され出て行かれてしまう・・・。仲間からの期待と声援を受けて、プレーに才能を持つヴィンス・パパーリは夢にまで見たイーグルスへの入団に向って行動を開始した。生き残りを賭けて競う公開オーディションの厳しさと迫力ある映像が見ものです。(゚ー^)~☆
2008.01.17

監督:フリッツ・ラング 原作:ティア・フォン・ハルボウ 脚本:フリッツ・ラング、ティア・フォン・ハルボウ 撮影:カール・フロイント、ギュンター・リッタウ 特殊撮影:オイゲン・シュフタン 美術:オットー・フンテ、エーリッヒ・ケッテルフート 出演:ブリギッデ・ヘルム、グスタフ・フレーリッヒ、アルフレート・アベル 1926年ドイツ制作、2026年の未来都市を描いたモノクロサイレントのSF映画。メトロポリスと呼ばれ文明が限りなく発達した大都会の摩天楼で、楽園のように何不自由なく暮らす支配者階級の富裕者たち。それとは対照的に地下深く町を築かされ、メトロポリスの原動力として機械のように毎日苛酷な労働を強いられる生産者階級の者たち。送り込まれたアンドロイドのマリアの扇動によって支配者階級に反乱を起こした労働者たちは、自分たちの町を破壊しようとするがその行動が裏目に出てしまう。上映時間121分の無声映画でしたが、未来を予言するそのストーリーや文明批判、ビジュアル的な映像に圧倒されて最後まで見入ってしまった。(シネフィル・イマジカで放送) フリッツ・ラング コレクション クリティカル・エディション メトロポリス 2枚組(DVD)
2008.01.14
![]()
高倉健主演、東宝8作品を収録する保存版コレクターズBOX (原作・池宮彰一郎の小説『四十七人の刺客』) 1994年東宝制作「四十七人の刺客」を見た。 元禄15年12月15日未明(西暦1703年1月31日未明)、赤穂藩主浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の仇である高家旗本・吉良上野介義央(こうけはたもと・きらこうずけのすけよしなか)の屋敷に討ち入り仇討ちをした赤穂藩士大石内蔵助良雄を先頭とする47人の武士の物語です。 この映画は、定番である江戸城松の廊下の刃傷のシーンがあえて無く、静寂とした廊下だけが映し出されている。元禄14年(1701年)3月14日に起こった刃傷の件で、浅野長矩は即日切腹、赤穂浅野家は断絶、吉良義央には何の咎めもなしと裁定した幕府(征夷大将軍徳川綱吉)に対し、強い憤りを持った赤穂浪士たちが主君の仇討ちをし、「武士の一分」を果たす。(実は、幕府の裁定の裏で家名と権勢を守ろうとする上杉家家老・色部と時の宰相柳沢吉保の策略があった。)そして、元禄16年(1703年)2月4日、46人が切腹。(討ち入り後、足軽であった寺坂吉右衛門信行は立ち退いている) 吉良の援軍であった米沢藩上杉家は、赤穂浪士の切腹に対し幕府の命令により手出しを許されなかった。 セリフは理解しやすい現代語調で、赤穂藩の資金面と情報面においての作戦会議などの史実もシーンに織り込まれていてリアリティがあったが、実際、この元禄赤穂浪士討入り事件にはまだまだ謎が多い。
2008.01.14
![]()
レモニー・スニケットのベストセラーを映画化した、ジム・キャリー、メリル・ストリープ、ジュード・ロウ、ダスティン・ホフマンら豪華キャスト総出演の、ファンタジーアドベンチャーを見ました。作者レモニー・スニケットの声の語りをジュード・ローが担当しています。ユニークなキャストと奇想天外なセットが次々に登場して、なかなか面白い映画でした。この映画は、レモニー・スニケットのインパクトあるストーリーを、わかりやすく明確なものに立体化して、主人公である最悪に不幸なきょうだいを通し、人生の大事な教訓を多くの子供たちに伝えている・・そう思える映画でした。 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 / サントラ
2008.01.06

2008.01.01
全9件 (9件中 1-9件目)
1