原著は、Michel Pastoureau,Bleu. Histoire d'une couleur, Seuil, 2000です。英訳のBlue. The History of a Color(translated by Markus I. Cruse), Princeton, 2001は、ちょうど二年ほど前に読了して簡単な感想を書いていますが(こちらです)、あらためて邦訳を読みました。特に、染色の材料などは、英和辞典では調べきれない部分もありましたから、邦訳は安心して読めました(日本語での言い方がわかっても、もの自体が分からないものもけっこうありますが…)。 目次は、以下の通りです。