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2007年02月の記事
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Musicians' World
先週の木曜日、オペラ鑑賞の待ち合わせに向っているときに、知り合いの(知り合いなんて書くのも本当はオコガマシイのですが・・)ジャズシンガー ナブコさんにバッタリ会いました。ナブコさんは何処かに向っているご様子。少し立ち話をしていると葉書をくれました。Musicians' Worldと題された油絵の展覧会の案内でした。 「ここに私いるの。"Nabuko on Fire"という絵(写真右下)が私なの」と。「絶対に見にイキマスッ！」と宣言し、別れてから葉書をよく見ると、その日(22日)から来週の水曜までの展覧会のよう。しかも、これからオープニングレセプションがあるようで・・Live Jazz とあるけど、ナブコさんはこのライブで歌うために向っていたのかなぁ・・。残念。 というわけで、今日、仕事の前に行ってきました。昨年からＮＹに住まわれている大岡和夫さんという油絵画家の方の展覧会でした。ＮＹという街は芸術に溢れていると人はいうけど、大岡さんはそんな音楽に溢れた生の「美」を躍動感溢れるタッチで描かれていました。絵は一瞬を表しているのかもしれませんが、その一枚からはリズムや喧騒も聞えてきそうです。 「絵、お好きですか？」と声をかけられ、振り向くとアメリカ人のお客さんを相手にされていた大岡さんがいました。足を向けたお客さん一人一人にこうして声をかけてくれるのでしょう。展覧会を知った経緯を話すと、ナブコさんも歌われるハーレムのジャズクラブ"Showman's"の作品に案内してくれました。 「ほら、ここにもナブコさんがいるでしょ。旦那さんを見ているのわかります？」とナブコさんのご主人の絵（写真右上）を教えてくれました。本当だ、後ろにはナブコさんがいる。ジェームズとナブコさんの夫婦愛を感じる１枚でしばらく見とれてしまいました。 どうぞ・・といただいたパンフレットには大岡さんの言葉で「『美』を感じないこと、また、アートを通して『美』を表し伝えようとしないことがあるとすれば、それは人間にとって大変に貴重な宝を失うことであります。」とありました。
2007.02.26
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RAN～乱～
アカデミー賞を今晩に控えた日曜日。"Babel"も魅力的でしたが、ＭｏＭＡで黒澤明監督の『乱』が上映されることを知り行ってきました。今までビデオで観ていたので、ぜひあの映像美を大画面で見たかったので・・。 14時からの上映でしたが、10分前にはたくさんの人で埋まっていました。やはり人気あるんだなぁ・・と実感。見回すと中高年の方たちだけでなく、Ｔシャツ姿の若者たち（隣に３人組で観に来ていて、上演後"Cool"と言っていました）もいました。日本人の姿も他の映画に比べて多かったかな。 原作はシェークスピアの『リア王』を下に、毛利元就の「３本の矢の教え」のエピソードを盛り込んだ歴史大作。160分は大作ですよねぇ・・。お尻が少し痛くなりました。 音楽は武満徹さん。雅楽を中心にしたゆったりとしたメロディーにのせて、黒澤明の世界が広がっていました。陽の光、雲の流れ・・雄大に時の流れを感じながら、人間の浅はかさが描かれていました。『影武者』のときよりも円熟味を増した仲代達也さんの演技が迫力ありました。 ３男のお舅さん役を植木等さんが演じていたのですが・・日本人はプッと笑う人多し。狂阿弥という一文字秀虎（仲代達也）の小姓役をピーターがしていたのですが、良かったです。コミカルでありながら本物の踊りを披露し、衣装が彼だけ鮮やかなので、この戦国時代の混沌とした世の中で、コメディが救いのようにも受取れました。 『乱』は1985年に監督賞、撮影賞、美術監督・装置、衣装デザイン賞でアカデミーにノミネートされ、ワダエミさんが衣装デザイン賞を受賞されています。さぁ、もうじきオスカーです。ワクワク
2007.02.25
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お菓子教室
今日はとても良いお天気。まさにお菓子作り日和なのであります。つ・・ついに、お菓子作りを始めようと決めたのであります。今まで炊飯器を使ったショートケーキやバナナケーキを提供してきた私ですが・・理由があります。NYのアパートのオーブンを使ったことがナイッ(ここまで使わないと何かいそうで怖くて開けられない・・) そしてちゃんとしたお菓子の作り方を知らないッ ２００３年１２月に出会ったときから抱いていた・・杏さんにお菓子を習いたい・・という夢の一歩を今日スタートさせました。今日のために昨日仕事は振り替えていたので、朝からエプロンなどを用意。ちゃんと爪も切り、髪をとめるクリップなども持ちました。 いつ会っても杏さん、素敵です。お家の中にはきれいなバラが飾られていて、テーブルの上にはスープのお皿が・・。ランチもご用意してくれる・・という言葉にすっかり甘えている私です。ケーキを冷やしている間に美味しいランチを頂戴しました・・(写真を見ているだけで、あの味たちが思い出されます・・)。 サラダ３点(にんじんのサラダ オレンジ風味・チコリとナッツのサラダ・スモークサーモンと海老のマリネ)とスープ(子羊のつくねと野菜のフーフーポトフ)、そしてカルボナーラでこざいました。美味でございました～。 サラダもこうして食べるとたくさん飽きずに摂れるんだなぁ・・と勉強。人参のサラダはオレンジとレモンの酸味かきいてとっても美味しい。人参って甘いからこんなにオレンジと合うんだ・・と感動。ナッツ好きの私はチコリにたっぷりのせてパクつきました。マリネも野菜が薄くスライスされていて、味が絡まる絡まる! 絡まるといえばカルボナーラ、すんごい美味しかったです。生クリームを使っていないそうですが、重くないんです。そして、体に優しい味のスープ。温かいうちにぺロッといただきました。 デザートにはカラメルのチーズケーキとロールケーキ。そして紅茶のジュレにフローズンヨーグルト。最後にさっぱりとして大満足でした・・。 ちなみにサラダ、しっかりお代わりいたしました。大丈夫、ちゃんとレシピも教えてもらいましたから・・(何が大丈夫なんだろう・・) えっっ・・と、私はお菓子教室にきたんですよねぇ・・。すっかりご馳走と素敵なおもてなしを受けて大満足中です。 私が杏さんにお菓子を教えてもらおう!と思ったのは、もちろんお菓子やお料理の腕がピカイチ☆ということもありますが、いつも楽しんで作られているから私もお菓子作りを楽しみたいので、いつかは習いたいナァ・・と思っていたわけです。 今日は『クリームチーズケーキ』と『リンゴのタルト』を教えてもらいました。すぐできちゃうよ!といわれながらもドキドキ。 今日のチーズケーキはクラッカーの土台を含め三層になっているんです・・(金閣寺のようです・・)。１つ１つ丁寧に固めて、焼いて、冷やして・・。型を抜くときれいに層ができていました。一番上のサワークリームの層は本当にきれいで、スケートリンクのようでした。この二層の部分をキャラメルクリームにした応用編を食後のデザートに出してくれました。 もう一品のリンゴのタルト。生地は杏さんの作られたモノを使用しました。杏先生と私、やはり出来が違いすぎます・・。１つだけ杏さんで、あとは生徒ひまわり作ですが・・すぐわかると思います。照り(?)を黄身でつけて、焼き上がりを待ちます。陶芸のような気分でした。きれいにラッピングしてくださり、土曜日の朝ごはん用に・・。 クリームチーズケーキはNYで最初のクリスマスに杏さんにお願いしたケーキでもある思い出の一品。大切に持ち帰ったことを思い出しました。今日も箱に入れてもらい、そっと歩きながら帰りました。 その晩・・美味しくて、明日用に半分残しました。旦那さん曰く「毎日習っても良いよ・・」と(笑)。次回はデザートに出していただいたもう一品、ロールケーキを習います!杏さん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。
2007.02.23
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La Traviata
今晩は仕事帰りにオペラ"La Traviata"(椿姫)を見てきました。 『椿姫』といえば中学校の音楽の時間に第３幕を見、ビオレッタが死の間際に歌った「パリを離れて」を習った記憶が・・。オペラ歌手といえば、体が楽器でもあるのですが・・そのときのビオレッタ役の方が肉付き良く、とても死にそうにみえないという記憶だけが残りました 今日も１５ドル席。今日で９２７回目のMET公演。本当にスバラシかったです。１曲終わるごとにブラボ～の声も増えていきました。舞台セットが素晴らしくて、そこにビオレッタの邸宅が、２人の家があるようでした。セットもすごいのですが、光の加減が本当に素敵でした。 第１幕目のビオレッタの邸宅でのパーティーでは、何十人という人たちがワサワサと出演し、そこで催されているようでした。２幕目２場の２人の家も幕が開くなり、オォォという声がわき、フランスの田舎のたたずまいがそこにはありました。 アルフレッド役の歌手は韓国人で、今期デビューだったようです。既に見ている友達によると「頭が大きい・・」と。た・・確かにアジア人という体型でした。が、とてもきれいな声のテナーでした。まだまだ新米には負けん・・と父親役（Charles Taylor）のバリトンがよく響きました。さすがに貫禄が違いました。特に２幕目２場の２人での掛け合いでは差が歴然と・・。カンバレ若者！ ビオレッタ役のソプラノ歌手（Mary Dunleavy）も本当にきれいな声でした。２幕目、アルフレッドの父から息子と別れるように言われ、別れを決心する彼女。彼にはそのことを告げずに「庭に行くから・・」と外に出る瞬間の歌はじ～んときてしまいました。 Amami, Alfredo, quant'io t'amo Addio (意訳 アルフレッド、私が愛したように、あなたも私を愛してね・・さようなら) よく耳にするメロディで、せつない心をグワシッとつかまれるような旋律です。他にも「乾杯の歌」や「パリを離れて」など聴いたことのある曲も多く、ベルディの流れるような音楽が人気なのもよくわかります。 トイレに近い私は席に着くと、真っ先にパンフレットでintermissionの回数をチェックします。お客さんのトイレのため・・というのもありますが、大掛かりな舞台装置を変化する時間でもあります。だいたい20分くらいかかるのですが、３分ほどで終わるときもあります。どうしているんだろう・・と思っていたら、３幕目で謎がとけました。 それぞれの装置がエレベーターの箱のように動くんですね。ビオレッタが２階の自室で寝ており、下の階に階段で降りて行くシーンがありました。薄暗い屋根裏が、エレベーターが彼女の動きに合わせて上がると階下の１幕目のパーティー会場が出てきました。 今シーズン中にあと１回はオペラに酔いしれたいなぁ・・。
2007.02.22
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目がいってしまった・・
今朝は早番。 眠い目をこすりながら仕事場に向かっていると、目の前に大きな広告車が停まっていました。"Vitamin Water"の車で、色とりどりの商品が並んでいます。普段はお茶・コーヒー・お水しか飲まないのですが、スポーツの後はこれが欲しくなるときがあります。なんとなく体の隅々までビタミンが回っている気がします。 今日は４時過ぎには帰り支度を始めました。久しぶりに暖かい日で、なんとなくお花屋さんに寄り、ピンクのバラを購入。 その行き帰りのこと。おでこに黒いシミをつけた人々とすれ違いました。今日はAsh Wednesday（灰の水曜日）かと納得。イースターから数えて４６日前の水曜日（日曜を除いた４０日前）に、クリスチャンは教会でおでこに十字に灰をつけてもらったり、頭から灰をかけてもらう・・らしい。この日から始まる四旬節では肉を食べないという習慣のようです。 あんまりジロジロ見ては失礼・・と思いながらも、今年初めて遭遇し、想像以上の大きさに目で追ってしまいました。タイムズスクエアの劇場前を通ると、『メリー・ポピンズ』のカタログを持った人たちに遭遇。オデコに灰を付けた家族や親子連れもたくさんいました。もとはキリストの受難を思い懺悔する日でもあったようですが、灰をつけてミュージカルに行く人もいるように、断食なども緩くなってきているようです。
2007.02.21
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青い空、白い・・
相変わらず寒い日が続きます。先日降った雪が、いつまでも溶けずに残っています。やはりピラティスと打ちっぱなしで、最低週に２回は体を動かしたい・・。時々、チヘド吐くような激しいスポーツがしたくなります。バスケなど・・ そういうわけで、数独を一問解いてから打ちっぱなしに向いました。お天気ではあるものの、風が冷たく耳が痛くなりました。案の定、ドライビング・レンジも空いており、すぐに打ち始めることができました。 私の使用しているクラブ一式は、日本の会社時代の先輩女性社員から譲り受けたもの。「ゴルフ道具は人にあげるモノだから・・」と最初に使っていた道具を惜しみなくくださいました。それを使用しているのですが、やはりみんなの使っている最新道具に目がいってしまう・・。ドライバーも大きさがみんなの半分くらいだし・・。そろそろ道具にお金をかける時期なのかなぁ・・なんて思っていたら、隣で旦那さんが「このウッド、すごい飛びますナァ・・」と。飛距離が伸びないのを道具のせいにし始めていた矢先なだけに、衝撃的なシーンでした。。練習します。 やっぱり体を動かすことは気持ちが良い。それにしても、白い路面で、ボールがどこに飛んでいったか行方不明。小１時間体を動かしてから、ラーメン食べて帰りました。明日（2/19）はPresidents' Day でアメリカは祝日ですが、しっかりお仕事です・・。
2007.02.18
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東野圭吾ワールド
休みの日にコーヒー片手に読書というのは、なんとも贅沢な時間であります。雪も残っていることですし、休みの日は無理して外出せず、読書と数独とほんのちょっとお勉強にあけくれております。そんなに焦って読むと楽しみが無くなる・・とわかってはいても、次々と読みまくっております・・東野圭吾。 「どちらかが彼女を殺した」を読んでから、「私が彼を殺した」→「同級生」→「宿命」→「変身」→「天使の耳」と読み、今日も仕事の行きに読み始めた「パラレルワールド・ラブストーリー」を読み終わりました。 この順番で読むと「電気会社の重役令嬢」から「脳移植」まで話がうまくつながっております。化学系や生物学系の話は読み応えがありましたが、警察モノは横山秀夫の方が深みがありました。 脳を題材にする話などは、モチーフが面白かったです。脳って奥深いですねぇ・・。あぁ・・お譲りしていただいた東野圭吾もあと２冊・・。
2007.02.17
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ホワイト・バレンタイン
今日は雪が１日中降り続けておりました。家を出た７：３０頃は雪が降っているなぁ・・くらいでしたが、ミッドタウンに着くと霰がバシバシ降ってきて・・痛かった。こうなると傘など意味が無いので、ダウンのフードを被って走って仕事場に。 東京に比べてＮＹの交通機関は雪に強く（東京が弱すぎるのか・・）、定刻前には"HappyValentine's Day！"と口々に言いながら全員が揃いました。意識して赤い服を着ている人も。日本人スタッフ一同からピンクのバラと、アメリカ人スタッフから白いバラのプレゼントがあり、仕事場は１日中バラの香りがしておりました。 面白かったのは渡し方。日本人スタッフなんか来て早々、女性スタッフに花瓶に活けることや置く位置まで指示し、皆さんに・・と言いにまわっていました。それに比べて、アメリカ人スタッフは就業後「すぐ戻るから・・」と言い残して雪の中を外出し、紙に包まれたバラの花束をサッと渡して「じゃ、明日」と帰っていきました。さり気ないんだなぁ・・・ この日はバラだけでなく、様々なチョコレートの差し入れがあり・・その場で食べました（"Thank you"の"you"を言っている頃には包みをむいていました・・）。 さて我家のバレンタイン。いただいたバラを持ち帰りたかったものの、ピラティスがあるので職場にそのまま飾り、旦那さんからのプレゼントに期待して帰宅。あれだけ隣で「アメリカのバレンタインは、男性が女性にお花やチョコを贈るのである・・」と唱えていたので、手ぶらでは帰れんじゃろう・・とかなり期待しておりました。 かくして・・ひまわり家のプレゼント。キャンドルとカードと・・肩たたき優待券 ６枚綴り（見えます？）。きっと、仕事の途中で思いつき、ワードで作ったのでしょう・・。大切に使わせていただきます。
2007.02.14
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灯り
今日は仕事→授業があり、家路につく頃には雪が積もり始めていました。天気予報では今晩からストームらしく、明日の朝は辛いナァ・・。 だいぶ遅くなっちゃったナァ・・と、滑らないように足元を見ながら駅に向うと、今日のエンパイアは紫色。あんまりきれいだったので、遠回りをしてブライアントパークから眺めてみました。夜の９時をまわっていたので、公園内には立ち入り禁止の札がかかり、雪もきれいに積もっていました。 旦那さんと私はアパートに戻る道順が違います。我家のアパート前は丁の字になっていて、彼はアパートにぶつかる路を歩いて帰ってきます。私は１本南側の路を横切り、アパート前の通りを北上して帰ります。私のルートだと、ハドソン川と並行して歩くので、ジョージ・ワシントン橋がきれいに見えます。 最寄の駅に着くと１０時をまわっており、霰が降っていました。寒くて信号待ちも我慢できず、旦那さんのルートでアパートに帰ってきました。 今まで気が付かなかったのですが、アパートにぶつかるように歩いていくと、徐々に我家の明かりが見えてくるんですねぇ。寒いと余計にその明かりが暖かく見えます。普段は私の方が先に帰っているので、こうして明かりを楽しみに帰っているのかナァ・・と思ってみました。
2007.02.13
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息をのむような眺め
先週から卒業旅行でＮＹにきている従姉妹。今朝は開館時間にＭｏＭＡで待ち合わせ。通常２０ドルの入館料が、メンバーシップを持っている人と一緒だと５ドルでＯＫ。差額の１５ドルで美味しいモノ（今日はハンバーガーを食べると言っていたな）を食べてくれれば・・と。 今日は大学生６人に数分であれ囲まれるので、朝シャワー後イオンスチームを顔にあててしまいました・・。なにを張り合っているんだか・・。 無事にＭｏＭＡにも案内でき、ゴルフクラブを取りに会社に。前回のレッスン後、仕事→パーティーだったので、仕事場に置きっぱなしにしていました。旦那さんか昨晩「打ちっぱなしに行くぞ～」と話していたので。 途中、ロックフェラーの前を通ると、着物姿の女性が看板になっていました。"BREATHTAKING"の下に日本語で『息をのむような眺め』と。TOP OF THE ROCKは私も好きな眺めです。見上げてばかりいるエンパイアが、同じ目の高さにあるのは新鮮。エンパイアに上ってしまっては、この眺めは拝めないし。 ＮＹの摩天楼を眺める着物のご婦人・・きっと息をのんでいるのでしょう・・という姿がなんとも優雅で、足を止めてしまいました。着物を購入したり、着付けを習ったり・・という友達も増えてきたので、そういう年代にさしかかったのかなぁ。特に、洋服よりも着物の方がこの体型は良いんですよねぇ（笑）。 昼過ぎに家に戻ると、旦那さんは夢の中。自然に起きるのを待とう・・と東野圭吾『宿命』を読み始めました。結局３時前に旦那さんは起床。私は１冊読み終わりました。楽しみな本がまだあるって・・し・あ・わ・せ。
2007.02.11
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drama
のんびり土曜日。朝起きて東野圭吾『同級生』を読み終え、メールをチェック。友達が子どもも一緒に数組でスキーに行っている・・と写真付きでメールをくれました。本当に楽しそう。スキー命のわが父もあちこち行っているのかしら。 リクエストによりブランチにバナナパンケーキを焼きました。ナッツの代わりにブルーベリー入りのグラノーラをパラッとかけていただきました。家で作ることができるのは、お店で味わっているからこそ!と強調しておきました(訳美味しいモノが食べたかったら、美味しいお店に連れていくべし)。 その後、数独対決とLOST シーズン２鑑賞。数独はいつの間にか４勝ルール(ワールドシリーズのよう・・)になっています。「２戦目を制するモノがシリーズを制する・・」と旦那さんは呟いていました。(結果は私がシリーズ２連覇) 今週の水曜日から"LOST"の新シリーズが始まりました。あれだけのハチャメチャ話をどう収拾させるか見ものではあります。その前に我家はシーズン２で足踏み中。 ドラマを観た次の日に職場でその話題になることがよくあります。時々、話していてチグハグな印象を持つことがありました・・『ドラマ』について。今まで「昨日観たドラマでさぁ」と言うと「テレビのドラマ？映画の?」と聞かれたことが何回かありました。英語の"drama"と日本語の『ドラマ』って微妙に意味が違うんですよね。昨日、解決いたしました。 日本だとテレビ番組のジャンルの１つに『ドラマ』があります。英語では、日本語でいう『ドラマ』の中に"comedy"と"drama"があるようです。喜劇と悲劇(もとは"tragedy")です。私のはまっている"LOST"はドラマ、"friends"はコメディ(sitcom)です。ふ～んと聞いていたら、教えてくれたスタッフが「あれ、"24"はどっちだろう・・」と悩んでいました。
2007.02.10
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愛犬のいる生活
お隣さんのドアに貼り紙がありました。 お隣さんは夫婦２人暮らし。Ellieちゃんて誰だろう・・としばらく考えてしまいました。しっかりしていそうな方たちだから、子どもを置いて出かけそうもないし・・。 そうだ・・愛犬のパグちゃんだ・・と気付きました。階段を上る音が可愛いんです。ペタペタぺタ
2007.02.09
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素朴なパンケーキ
今日はお休み。寒いけど空が青くてとても気持ちの良い日でした。昨日のピラティスの影響か、お腹が筋肉痛。土曜のゴルフレッスンの筋肉痛(お尻)がやっとひいたばかりなのに・・。 それでも、仕事から離れて、友達に会うというのは心がウキウキします。しかも・・日中に。今日はロングアイランダーさんとランチをご一緒させていただきました。私の東野圭吾好きを知り、本を譲ってくださることに・・。 12:30に待ち合わせであるアッパーウエストにあるgood enough to eatに。お店の周りには牧場のような柵で覆われており、どんどん人が入っていきます。店内にはキャラクターである牛がたくさんいました。古きよきアメリカンフード・・と聞いていましたが、店内も素朴で好きな雰囲気でした。 ロングアイランダーさんはバナナのパンケーキを、私はリンゴのパンケーキをいただきました。本当に味も家庭の味で甘すぎず美味しかったです。添えてある苺のバターがツブツブしていて美味しかったです。食べながらこれからのバレエの予定などを話しました。もうじきシーズンですねぇ・・楽しみです。■good enough to eat483 Amsterdam Ave (bet. 82th and 83th St.) 別れたあと、食後の運動とばかりに旦那さんの手袋(我家のバレンタインは日本風でして・・)と私の耳あて探しの旅に出かけました。氷点下だっていうのに、お店はもう春モノしか置いていないんですねぇ・・。見ているたけで寒くなりました。
2007.02.08
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卒業旅行
学生時代のアルバイトから始まって、働くということを始めて10年以上は経ったわけです。どの仕事も最初の頃は初々しく挨拶や雑用を心こめてしていたわけですが、実務に慣れてくると結構その辺りを軽んじてしまいます・・。 職場に行くたびに、アメリカ人の挨拶の仕方ってとても見習いたいと思います。どんなに忙しくてもニコッと目を合わせてする(日本人は平気でパソコンの画面を見ながら言う人多し)。そのあと、軽くお天気の話や服やアクセサリーにサッと目をやって何か話題をふってくる。さり気なく誉めてくれたり・・。そうすると気持ちの良い１日のスタートなんですよね。 今日は週１回の早番の日。昼前に１人のアメリカ人スタッフが「ひまわり、今日コーヒー淹れた？どっち淹れた？」と聞いてきました。職場にはコーヒーメーカーが２台あって、日本人スタッフで気が付いた人がコーヒーを淹れるようにしています。私は濃い目が好きなので、気持ち濃い目にそして気持ち蒸らして淹れています。みんなのため・・というよりは、美味しいコーヒーが飲みたいので勝手にしていました。 アメリカ人スタッフの間では私の淹れたコーヒーを美味しいと言ってくれていたそうです。他の人たちの淹れたコーヒーはアメリカンコーヒーだぁぁぁと(日本で薄めのコーヒーをアメリカンというと知ったことが面白いらしい・・)。今朝も一口飲んで、２台のコーヒーの味が違ったので聞いてくれたそうです。誰でもできることは差がハッキリ出るから、丁寧にしよう・・と思っていた新入社員時代を久しぶりに思い出しました。 昨日から卒業旅行でNYに来ている従姉妹。今回は６人グループで楽しく来ているので、シャシャリデルのも・・と、昨晩チェックイン時にロビーで会って、ホテル近辺の地図を渡しました。次は帰る前日にチラッと会う予定です。大丈夫だろう・・と思ったものの、今晩電話してみました。今日はミュージカルを観たようで、心配御無用のようでした。 彼女を見ていると自分のときを思い出します。進学希望で合格する気マンマンで、卒業旅行にお金まで払っていたんですねぇ・・。結果はで、働かなくてはなりませんでした。たまたま見つけた会社の面接が旅行中だったんですよねぇ。今思えば、大きな『岐路その壱』だったかも。 パリ・ロンドンから帰ってきてから別の会社探すか、旅行をキャンセルして受けるか悩みました。なんとなくその会社が好きで受けて入社したわけです。まぁ、それ以来フランス・イギリスと行くチャンスがやってきませんが、かけがえの無い仲間と出会えたその会社に入社できて後悔していません。人生いろいろです。
2007.02.07
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交差点の怪
それにしても寒い日が続きます。自分が氷点下の地で生活するなんて夢にも思わなかったです。マイナス１０℃。外に出るだけで、体が刺されるようです。鼻が痛くなり、耳を覆ってないとチギレソウ。今朝、ニュースを見ていて"hypothermia" という単語が連発されて覚えました。低体温(症)ということらしい。(自慢気に旦那さんに教えてあげたら「"hypo"は何かが足らんやろう・・、"thermia"は熱のことじゃろ・・。」と単語を考えていました。prefixとか適当に覚えている私は反省中です・・) 明日から従姉妹が卒業旅行で来るのですが、この寒さは想定外だろうなぁ・・。６人で来るので、今回はチョコッと会うだけの予定てす。従姉妹から送ってもらった予定表には、何日目かに５番街ショッピングが入っていました。仕事場に向かうのに５番街をよく通りますが、いつ通っても人で賑わっている通りです。私はバスや車で５番街や隣のマディソンを通るときが好きです。たま～に仕事帰りに車で送ってもらうのですが、助手席から見るマディソンのウィンドウショッピングはワクワクします。 車に乗って始めて意識したのが交差点。たま～に交差点の中央が斜め線になっている箇所(写真)があります。信号が赤になった時点で、この斜めの地帯に停めていると、何処からかピカッと光って写真を撮られ、後日、請求書が届くそうです。確かに42丁目など、人通りの多いところでこの斜め地帯を見ます。朝など無理やり突っ込んで、立ち往生している車をよく見ますが、彼らは罰金を請求されていたんですねぇ。
2007.02.05
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Akiko Yano@Joe's Pub
今晩、約２年ぶりの矢野顕子さんのソロライブに行ってきました。前回と同様テーブル席を予約しておき、開演時間を楽しみに待っておりました。 会場であるJoe's Pubは日本人のファンでいっぱいでした。知り合いにも数組お会いしました。２曲目には"David"を英語版で熱唱されていました。 矢野さんは相当体を鍛えていらっしゃるのか、後ろから見てもピアノを弾く腕や肩は閉まっています。『ひとつだけ』『ごはんができたよ』などのオリジナル曲から、"People Are Strange""DADDY'S BABY"などのカバー曲まで矢野流にアレンジ。 本当に楽しそうに歌うナァ・・と思って聴いていました。すっごい頭の良い方だなぁ・・とお見受けしているのですが、照れ屋さんなのかMC中ずっとBGMのようにピアノをポロロンといじっていました。 今年中にもう一度ライブしたい・・とおっしゃっていたので、そのときはまた行きたいです。
2007.02.04
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シネマ☆カフェ
ミッドタウンにＣＩＮＥＭＡ The Brasserieというレストランがあります。マンハッタンには全部で４軒あるレストランのようです。名前からわかるように、店内の壁には映像がカタカタと流れているお店です（その割には映画と関係無い曲が流れておりますが・・）。 今宵も知人の誕生日パーティーでした。今回の主賓はオバサマでしたので、美味しいモノを食べて飲んで・・という集まりで、このレストランに行ってきました。土曜日の8時過ぎだというのに、お客さんは４組くらいでしたか・・。このお店、昔はショボイダイナーだったらしく、当時を知っている人はどんなに店内改装しても当時のイメージがあって行かないようです。今回も２人が当時を知っていて、このお店にするか１度足を運んで目と舌で確かめたそうです。 頼んだモヒートもシャンパンも美味しく、タパス系もピザもデザートも美味でございました。モッツアレラの燻製が美味しくて２回も頼んでしまいました。 このお店、実は３年ぶりくらいでした。ＮＹに来たばかりで右も左もわからない留学生同士ミッドタウンを彷徨い、入ったお店でした。当時はCINEMA CAFEという名前だったと思います。 もともとその日の集まりは、韓国人の友達が台湾人の女友達に恋をしており、なぜかセッティングを仰せつかった日でした。学校のあと再度、夜集まることになりました。４人で会ったと思うのですが、いつもはスッピンにジーンズの彼女が、そのときは髪をアップにし、お化粧してきたんですねぇ。何気に男友達を見ると・・彼女に見惚れている・・。後にも先にもこんなに分かりやすく見惚れる光景を見たことは無いです・・。おみゃ～さん、バレバレでしょうが・・と思いながら、晩ご飯を食べ、シネマカフェに入ったわけです。 彼としては自分のために小奇麗にしていると思って舞い上がっていたのですが、彼女は台湾ではできなかった夜の外出ができて楽しくてショウガナク、オメカシしたまでのことでした・・。 このレストランの入り口近くに座ったのですが、相変わらず彼が見惚れている前で、彼女は母国にいる彼氏と電話で話しておりました・・。傷心の彼はその後、日本人女性２人に片思いし、今は母国で兵役中です。 今となっては、ミッドタウンの本当に分かりやすい場所にあるお店です。前を通るたびに、４人でウロウロしていた頃が懐かしくなります。地図無しでＮＹを歩ける日が来るのかナァ・・なんて話しながら。
2007.02.03
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45分を返して～
昨晩バニーちゃんのいるお店を12時過ぎに出た私。場所的にマンハッタンの下の方とはいえ、この時間なら地下鉄で帰っても1時には家に着ける。タクシーで帰ろうか一瞬迷ったものの、幸い駅の入り口がお店の目の前ということもあり、解散してから階段を降りていきました。その時点で12:15。 夜遅いとexpressもlocalになるので、20分の我慢だなぁ・・とマーク・アンソニーを聴き始める。(旅行スペイン語圏なので、さび付いたスペイン語に油さしておかないと・・気休めですが)。 下りの電車を３本見送り、別の路線の電車が３往復した頃には、ホームは黒人さんばかりに。ちと怖くなり始め、音も大きくして聴いていてると・・後ろから唸り声が聞こえてきました。 ギョッとして振り向くと、若いニット帽被った酔っ払いのお兄ちゃんが必死で謝っていました。振り向いた顔が相当恐怖で凍っていたんでしょう・・私。何回も声をかけてきたようで、最後には叫んでいたそうな・・・。謝りながら音を止めて聞くと、どのくらい待っていたか知りたかったようです(お兄ちゃんも他の人には怖くて聞けない・・と)。「知りたい?30分以上は待っている・・」と答えると、路線を変えるかこのまま待つか悩んでいたようでした。 さすがに１時をまわった時点で電車が来ないのはおかしい・・とホームを探索。特別ダイヤ変更の掲示(写真のようなモノ)もされていないし・・と思ったときに、ニット帽を被ったお兄ちゃんたちが「なんじゃこれ?」と掲示物発見。そこには２月○日まで00:09以降の上り電車はありません・・と書かれているではあ～りませんか・・。頼むからこういうモノはホーム中に貼るとか、12:09過ぎたら黄色いテープ貼るとか(よく貼っているでしょ!)、MTAの人がいるんだから放送かけるとかしてくださ～い!!私の45分を返して～!!! というわけで、見知らぬモノ同士どうやって帰るかアイデアを出し、無事に帰路についたわけです。家に着いたら２時半でした。途中２回電話して起こした旦那さんのためにも、数独して寝ました。
2007.02.02
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バニーちゃん。
昨晩は知人の誕生日パーティーに行ってきました。それぞれ仕事もあるので、スタートが夜の10時前。主賓の希望でもあるファンキー(主賓曰く)なトライベッカのバー集合。 入るとジュークボックスがガンガンに響いており、バニー姿のお姉さんがチョロチョロ歩いていらっしゃる。実はバドガールはあっても、完璧なバニーガールを目の前で拝まさせていただいたのは初めて。セクシーというよりは、健康的であります。 バーの隅にはダーツをしているお兄ちゃんたちや、ジュークボックスの前を陣取り次の曲選びに専念する人たち、はたまたバニーちゃんの１人を口説いているらしき男性も・・(この方、別の日にも目撃談あり)。 「上見て!」と天井を見上げると、ブラジャーのシャンデリアや、ワニ(これまた口にブラジャーをくわえている)がデ～ンとおりました。 お酒も入って乗ってくると、バニーちゃんが「ほ～ら一緒に踊るわよん」とお誘いに。カウンターでバニーちゃんが音楽に合わせて踊るのですが、女性客も一緒に踊ったら、一杯無料になるらしい。。(踊っても良いかなぁ・・・と一瞬思った自分が・・怖い) そのうちパンクっぽい音楽からカントリーソングが数曲流れるようになりました。アメリカ人の魂はジョニー・キャッシュにあり・・と学んだ夜でした。 お誕生日おめでとう!
2007.02.01
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