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陽も長くなり、8時半でも明るくなりました。家の中にいるよりも、夜風に当たっている方が涼しいので、近所でも12時くらいまでビールを飲みながら、チェスをしている人たちが増えてきました。今6月でしょ?7月くらいになると、夜中でもパラソル立ててダンス大会が始まるんですよねぇ・・。長くて寒い冬を思えば、夏は思い切り楽しみたい・・というのも分かり始めました。 もちろん、ビアガーデンも始まりました。ホテルやビルの屋上を開放して、めいめい楽しむんです。 明日は知り合いがワシントンに旅立つ日。今晩、彼を囲んで・・ということで、ルーフデッキが開放されるお店に集まりました。が、残念ながら屋上は先約ありで、室内で地味に飲みましたが・・。 夏の夜、夜風にあたりながらビール片手に夢や思いを語り合うって、最高に贅沢な時間です。そんな季節がやってきました。
2007.05.31
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『今日は年に2回、不思議な現象が見られる日』と新聞に書いてありました。マンハッタンの東側から西側(14丁目より北)の日の入りを眺めると、太陽の沈む道が、マンハッタンの東西の道と垂直に見えるという日。丁度、摩天楼が太陽の回廊に見える日・・となんともロマンティック。天体学者のNeil deGrasse Tysonがストーンヘンジ(夏至に石と石の直線上を太陽が昇ることより)からヒントを得、Manhattanhenge(マンハッタンヘンジ)と名付けた現象です。 こんなロマンチックな時間、私はギリシャ料理のレストランITHAKAで日本に帰る友達と食事をしていました。彼女はピラティス仲間の1人。1年以上一緒に習っており、なんか日本に帰るということがピンとこない。今日もピラティスのレッスンをいつものように終え、それからレストランに移動しました。ギリシャ料理は初めてだったけど、とても美味しかったです。味も薄味で素材がきいている!ギリシャ・・といえば数週間前にテレビで"My Big Fat Greek Wedding" を観たのですが、ギリシャ人は皆陽気で、そして講(?)の結束が固い。映画に出てくるお肉料理はとっても美味しそうでした。 いつも「面白いね」と私のクダラナイ話にも笑ってくれた友達。帰国が決まってからは、本当は名残惜しいのに気丈に振舞っていたこの数週間。今日も最後までウルッときても、涙の無い楽しい会でした。 そうそう、今日私はあなたのために早起きしてイオンスチームを顔にあてていったのよ!気付いたかしら・・。この1年、毎週水曜日のピラティスが馬鹿言い合いながらも、それが楽しかったんだよねぇ・・と、別れてから1人思い出しながら40分くらい歩きました。また日本で会おうね。そのときまでには、もう少し引き締まっている・・はず。■ITHAKA 308 East 86th Street New York, NY 10028(bet. 1st & 2nd Ave.)絶品のナスのピューレはMelitzanosalataというらしい・・
2007.05.30
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楽しい連休も終わり、日常が戻ってまいりました。 私はこちらにいると体重変動があまりなく、日本に戻ると太るタイプです。「アメリカに来て太っちゃった~」と聞くたびに、なんでだろう・・と思っていましたが、よ~くわかりました。この連休中、ピザ、コーク、アイスクリームというジャンキーなモノたちに囲まれた生活をしていました。在米4年目にして目覚めてしまったピザとコーク。なんとなく体が重いぞよ~と思ったら、2Kg太っていましたよ。そして・・日常に戻ったら2kg落ちましたよ。せっかくなので、30日限定で友達とちょっとシェイプアップすることにしました。 健康的な生活の1番は歩くこと。マンハッタンに住んでいると車なんて必要無いんですが、我が家のまわりは路上駐車だらけ。日本並みにアメリカも車の点検が定期的に厳しくある・・と聞いてはいるものの、まわりの車のバンパーは凸凹。みんな縦列駐車時に前後の車にポ~ンとぶつけて出るからでしょう。ひどい車になると、ボンネットをガムテープで留めていますから・・。 そんな中、とても目立ったボンネットカバー。少しでも凸凹から愛車を守るんだぁ・・という静かな叫びをききとり一枚撮ってみました。
2007.05.29
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アメリカは今日から3連休。月曜日がMemorial Dayで祝日です。珍しく私も暦通り休みなので・・読書とDVD三昧の日々になりそうです。 連休初日。とても良いお天気なのでゴルフに行って来ました。着いた当初は空いていたのですが、徐々に混んできて、あるアメリカ人親子と一緒にまわりました。 Bobとその息子のWill親子。お父さん、超ハンサム!ケヴィン・コスナーそっくりでした。しかも国際的バイオリニストで日本にも行ったことがあるそう。Willはそんなお父さんが大の自慢で、お父さんに近づこうと4年間ゴルフと、小さいときからヴァイオリンの練習を欠かせずしているそう。 2人共とてもゴルフがお上手でした。迷惑になろう・・と2ホール目から先に行ってもらうよう言うと「このまま一緒にまわろうよ・・」と。私はWillとペースもボールの方向も一緒だったので、パパの自慢話を聞いておりました。私にはスマートに声をかけてくれるWillも、ダフった後には『ダディ~、草が深くてうまく打てなかったよ~』とべそをかいていました そんな中、目の前のラテン系ゴルファーたちがスローダウン。彼らはカートにビール瓶を3本くらい入れていた(写真右、ぶら下げている白い袋に・・)のは見ていましたが、なんと26ホール目だったらしい。もうヘロヘロ状態で、私たちに先に打てと言ったり、自分たちも打ったり・・ただの酔っ払い軍団でした・・。気が付いたら7人でそのホールまわっていました・・。 こういう場でもいろんな職業の人に会えるのが、NYだなぁ・・と感じたゴルフでした。
2007.05.26
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今日は帰りにUPSに荷物を出すよう頼まれました。どこで出しても良いので、グランドセントラル駅近くの支店に寄り、その足でマーケットに寄りました。 駅に隣接しているこのマーケットは結構気に入っております。新鮮な野菜やパン屋さん、ケーキ屋さん。お惣菜屋さんもあるのですが、日本のデパ地下のほうが量も質も上かな。晩御飯の献立が決まらないときは、デパ地下が恋しくなります・・。コンビニでも良い・・。 フラ~ッとお魚などを見つつ、冷凍庫にイカがあることを思い出し、チーズ屋さんに寄りました。ここは"caciocavallo"というチーズをよく買う"Murray's"の支店です。ウエストビレッジにある本店では、焼きたてのチーズスティックが店先に並んでいます。一歩お店に入ると、と~っても良い匂い。焼きたて・・とはいきませんが、おやつ用にチーズスティックを購入しました。
2007.05.25
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マンハッタンは碁盤の目のように道がなっています。ダウンタウンになると、斜めの道があったりしてかなり私を悩ませますが・・。その数字の起点、1st Streetと1st Avenueの交差したお店で飲むんだけど・・と誘われ、今晩行って参りました。 この日も楽しいことはバッティングしており、バレエ(今日はパンフレットで"Otello"役をしているゴメスが踊るんですの)に行くか飲みに行くか悩みました。旦那さんにはバレエか飲みかどちらかに行く・・と言い残して仕事に行きました。 その交差したところにあるバーはOne and One。そのまんまの名前です。夜でも暖かくなってきたので、オープンカフェになっていました。夜風と騒音とバスケ&メッツ戦の中継にグチャグチャにされながら、乾杯。1ヶ月前に結婚したばかりのスタッフも来ていて、ゆっくり話しをすることができました。結婚指輪の後ろにはWe are good together と彫ってあるのを嬉しそうに見せてくれました。本当に幸せそう 気が付けば12時をまわり、以前の飲み会の再現が・・。待てどくらせど地下鉄来ない。やがて1時前になり、1人が「アップタウンの地下鉄はもう来ないよ~」と叫んでいました。その瞬間、ホームにいた5-60名近い人々の大移動。幸い、知人と3人で待っていたのでタクシーで帰ることにしました。相変わらずですが、わかるようにしようよ~MTA~。
2007.05.24
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「マンハッタンで火事があったけど大丈夫?」と母から電話がありました。こういうニュースはマンハッタンでまったり生活しているより、日本の家族や知人の方が先に知ることが多いです。案の定、今日も「へっ?」とそれからテレビを点けました。マンハッタンの西側(10Ave,34St.)の高層アパートが燃えている様子が映っていました。消防士さんも2人ケガをしたようで、ちょっと大きそうな火事です・・ 電話の最後に母から出た一言。「バレエ最近行っているけど、顔ばっか見ていないで、踊り観なさいっ!」はい。 そうは言うものの、実は昨日のバレエも顔ばかり見ておりました。ホールバーグ友の会の皆様と(笑)。 昨日はシェークスピアの悲劇"OTHELLO"。席は舞台に近いボックス席(別名かぶりつき席)です。この席は1年ぶり。もうオーケストラも舞台もまん前です。席に着くには、鍵つきの扉をあけてもらうんです。Othello David HallbergIago Maxim BelosrekovskyCassio Blain Hoven Desdemona Gillian MurphyEmilia Marian Butler そのうち、オセロ、イアーゴ、デスデモーナ役の3人はプリンシパルです(同好会の皆様と話をしていてプリンシパルダンサー以外にもソリストも抑えないと・・と主要キャストを明記してみました・・)。特にイアーゴ役のマキシムは初めて見るダンサーでワクワクしておりました。 ダンスはとても斬新で、バレエというよりも演劇色が強かったです。すごい迫力を感じつつも、拍手のタイミングをみんな迷っているようでした。妻デスデモーナと部下との仲を疑いつつ、嫉妬にかられるオセロ。それを台詞なしで見せるキャストの妙。すっごく力強さを感じました。 「奥さん今頃・・」とオセロをそそのかすイアーゴとの掛け合い。男性の絡みは・・なんて苦笑いしつつ、階段のようにホールバーグ王子の足に上ってしまうマキシム。バレエはスポーツなんだ・・と思わせるダンスでした。 古典も美しいですが、実験的にこういう新しいモノも楽しいですね。バレエの技だけでない表現力を楽しませてもらった演目でした。 オセロというと、ついゲームの『オセロ』を思い出します。確か日本人が考案したゲームなんですよねぇ・・牛乳ビンのキャップを使って(今でも大きさはキャップ)。ゲームの進め方をこのドラマに重ねて『オセロ』と名づけた・・と聞いたことがあります。
2007.05.24
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昨年から、ヤンキース戦のテレビ中継の合間に流れるNYC衛生局のCMがあります。最初は、タバコがもとで喉頭がんになった男性のシャワー風景を流しているものでした。 男性はRonald Martinezさん。メジャーリーグの審判になることが夢で、実際その夢をつかみかけた人でした。39歳のときに喉頭がんになり、それ以来14年、喉に穴をあけマイクを通してしか会話ができないそうです。昨年流れていた『シャワー』のCMは、穴に水が入らないようにタオルで覆い、どうしてそうなったか語るモノでした。 初めて目にしたときは、あまりにもリアルでショックを受けました。このCMを見てタバコを止めたニューヨーカーは多いと思います。 今年4月からさらに3つのCMが流れるようになり、地下鉄内でもポスターをよく見かけます。その中のひとつのCMでは12週間毎に喉の様子を咽喉科のお医者さんに診てもらい、ガンが再発していないかを不安に思う様子が伝わってきます。 帰省したときに日本のドラマ仕立てのCMが楽しいなぁ・・と思う反面、最後まで見ても何のCMかわからないときがあります。その点、アメリカのCMは何を伝えるかストレートだなぁ・・と感じます。特にこのマルティネスさんのCMはかなり説得力のあるものです。 実際のCMはこちら(Ronaldo's TV and Radio ads)で見ることができます。
2007.05.22
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先週の木曜日に観た"LA BAYADERE"。あまりにも美しくて、そして今まで見たことの無いダンサー版を観てみよう・・と密かに決意をしておりました。Hallberg王子以外の男性プリンシパルダンサーを見たことがなかったので、前から気になっていたキューバ人ダンサーJose Manuel Carreñoをピックアップ(プリンシパルの顔写真一覧を旦那さんに見せたところ、私好みと指摘され、ついその気になってしまった・・)。 楽しいことは重なるものだ・・。今晩がそのホセ版の『ラ・バヤデール』だったのですが、お昼過ぎに友達から「今晩のレッドソックス戦のチケットが余ったんだけど・・」と連絡が。悩みましたよ・・ホセとるかリベラ様とるか・・。まぁ、ホセは踊るA.ロッドなのでバレエをとりました。野球も生ものですが、この演目は来年あるかわからないので・・。 ホセ踊るソロルの相手役は・・ニキヤにNina Ananiashvili、ガムゼッティにIrina Dvorovenko。イリーナは本当にきれいで前回のジリアン同様はまり役でした。ニーナは今期、2回しか踊らないので、彼女見たさのお客さんも多かったようです。手足が本当に長くて、指先・つま先まで踊っていました。とても存在感のあるバレリーナでしたが、幸多そうなニキヤでした・・。 ホセはセクシーでしたよ~。踊るA.ロッドというよりは・・アブレイユという感じでしたが・・。ジャンプも高くて全身がバネのようでした。隣に座っていたオバサマ(ヒスパニック)がホセの大ファンで、彼女の分析によると「ホセは相手の女性の良いところを最大限に引き出せるダンサー」らしい。「顔はよくないけど、人気があるのは観るたびにベストな演技だからよ~」と。私には、かなりイケメンなんですが・・。 残念だったのは"The Bronze Idle"のダンサーが別の人だったこと。前回はもう目が釘付けになって、息も止まるくらい見入ってました。今晩ももちろんすごい技だったのですが、ジャンプがなんか低くて、回転のキレもイマイチ。前回のArron Scottではなかったようです。 観終わってからも、隣のオバサマのホセ論は続き・・。水曜の夜の"MANON"を薦めてくれました。「昨年"MANON"は全部みたけど、この2人(ホセとジュリー・ケント)のカップルが1番良かったわよ。えっ?その日のマチネ(昼の部)観るの?チケット変えてもらいなさいよ。アンヘルが観たいの?だったら2公演観なさいよ。なんだったら一緒にご飯食べて時間潰してあげるわよ・・」えっ?(笑) "> 家に着いて、真っ先にしたこと。ヤンキースの勝敗とリベラ様が投げたかの確認。昨日投げたので、今日はお休みのようでした。
2007.05.21
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今日は夕方にパラッと雨が降りましたが、良いお天気でした。まさにお墓参り日和。「野口英世のお墓がNYにあるよ・・」と知り、一度はお参りに行きたいと思っておりました。期せずして日本では今日(アメリカでは明日)が野口英世の命日。 友達と、彼に影響を受けて医者の道を歩んだ・・という友達の知り合いと3人でお墓参りに行って来ました。場所は地下鉄で行けるブロンクス。しかも、お墓の正面はよく行くゴルフコースなんです。初めてゴルフに行ったとき、"Woodlawn Cemetery"に間違えてゴルフ道具担いで行ってしまいました。そのくらい立派な入口です。 入口で敷地内の地図をもらい、野口英世のお墓の場所を聞きました。日本人と知ると丁寧に高峰譲吉(アドレナリンの結晶化に成功した化学者・・らしい)のお墓の位置までマークしてくれました。 歩くこと3分、野口英世のお墓がありました。そこには奥さんのMaryさんも一緒に眠っています。友達が用意してきた清水とお線香をあげて(ちゃんと火は消しました)お参りしてきました。異国の地で彼にしかできない偉業を成し遂げた志を少しでも見習いますように・・。最近、楽な方~ラクな方~に流されており、初心忘れております・・。いけません。 この墓地には偉人が他にも眠っています。(私の)知っているところでは・・Miles Davis, Duke Ellington, Irving Berlin, Augustus D. Julliard, Fiorello Laguardia, Joseph Pulitzer....。1つ1つが立派な建物になっており、日本のお墓と違いました。映画でよく観るアメリカの十字架の並ぶ墓地とも違います。墓地内の道には名前が付き、区画にも地名がついてました。ちなみに野口英世のお墓は"Whitewood"地区にあります。 墓地に着く頃は曇り空だったのに、お参りしているときだけ陽がさしました。電車に乗ると雨がぽつぽつと降り始めました。
2007.05.20
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曇り気味の土曜日。雨もパラパラ降っていたので、家で読書することにしました。まさに晴耕雨読状態です。 お昼寝なんかもして、起きたら夜の8時。お腹もすいてきたので、週末箱(週末用に簡単にできる『素』系入れです)を漁ると、イカ墨のリゾットの素が出てきました。友達からもらったマドリッドのお土産。スペインならば相性も良かろう・・と、GOYAのタコ缶も入れてグツグツ。アメリカではタコは食卓に並ばないので、ムショウに食べたくなった時用に缶詰をいくつかストックしています。 実はイカ墨のパスタも一口食べたことしか無い。イカ墨のリゾットがどのようなお味か、ドキドキしながら作ってみました。見た目は・・黒。味は・・ちょっとショッパカッタけど美味しかったです。たまには異国情緒漂うお味もよろしかろう・・。 今週末もロールケーキ作りました。今回は失敗です。卵を泡立てたあと、小麦粉を入れるといつも粉が残ってしまいます。切るように混ぜる・・という技が身についていないんだなぁ。そこで小麦粉入れて、さらにミキサーで混ぜたら・・泡立ちが消えた。お陰でスポンジは玉子焼きのようになりました。今日は失敗だよ・・とケーキを旦那さんに見せた一言。「あっ、似た食べ物あるよね。なんだっけ・・あっ、八つ橋でしょ?」
2007.05.19
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今年初バレエは"LA BAYADERE"。初演は1877年というから、もう130年以上踊られている演目なんですね。インドが舞台で、黒い仏像(大仏だな・・ありゃ)がいたり、ガンダーラ遺跡みたいなポーズで挨拶しあったり、オリエンタリズム満載の演目でした。もちろん衣装もサリーのよう。この演目がロシアで生まれ、約50年前まではロシアから門外不出だったというから驚き。『トゥーランドット』もイタリア人の書いた中国のオペラでしたが、アジアへの創造・想像力に恐れ入りました。 愛を誓い合う巫女(ニキヤ)と戦士(ソロル)。が、ソロルには婚約者(ガムゼッティ)がおり、ニキヤに恋心を抱く僧侶が婚約者親子にニキヤとのことを話してしまう。たぶん婚約者のお家はお金持ちなんだろうなぁ・・、婚約式がそのまま行われ、式場ではニキヤが舞いを披露することになり・・という昼メロ並みのストーリーです。 大変面白かったです。幸薄いニキヤの役にPaloma Herrera、プライド高く美しい婚約者(ガムザッティ)にGillian Murphy、どっちつかずの王子様にDavid Hallberg・・正直みんなピタッと役にハマッテイマシタ!もちろん、技と演技力の賜物でしょうが、その人のもつオーラのようなモノがこれ以上ない・・というくらい。ホールバーグファンの皆様は「無事にまわれて良かったねぇ・・」と上演後、母のような感想を。ファンというのはそういう心境になりますよねぇ。 ソロルの夢のシーンで24人のコールドによるアラベスクがあります。みんな白いチュチュを着て、同じポーズを只管繰り返します。これは揃わないと見苦しいですねぇ・・。ABTはアメリカンだから、揃えるよりも「私を見て!」とアピールに走る・・と冗談できいていたのですが、思ったよりもきれいに揃っておりました。 プリンシパルダンサー3人の踊りも素晴らしかったのですが、第3幕冒頭のThe Bronze Idleのダンスはスバラシカッタです。下の写真で主役の後ろに位置する彼ですが、全身をマッキンキンに塗り、マワルハネルマワル・・。これを超絶技巧というらしいけど、その超人ぶりは一見の価値あり。惜しみない拍手を送りました。 1幕観終わって、ハマリソウナ予感。終演後2時間かけて、バレエのスケジュールを睨めっこしました。そして・・仕事前にBox Officeに行って追加のチケットを購入しましたわ・・
2007.05.18
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先週までオペラハウスではオペラを上演していましたが、今週からバレエが始まりました。オペラでもですが、バレエもNYに来てから、しかも昨年から楽しみ始めた分野です。まだまだ何を見てよいのか、誰のどの演目を見たら良いのかわからず、友達に薦められるプログラムに足を運ぶことにしています。 今シーズン初バレエは、杏さんにご一緒していただきました。8時からの公演前にまずはお腹を満たさなくては・・。リンカンセンターの周りにはこれぞ!というレストランが少なくて悩みますが、今日はパンが美味しいLe Pain Quotidienでお食事しました。ル・パンはベルギーのパン屋さんが経営しているそうで、パンの固さといい、塩加減といい美味しい~。前回着た時も『本日のスープ』を頼んだので、今回も。体が温まりそうなニンジンのスープと一緒に、水牛のモッツアレラのサンドウィッチをいただきました。杏さんのサラダもとっても美味しそうでした。決め手は水牛のモッツアレラですよ~。 ル・パンの店内は天井が高いのですが、木の温もりが感じられるお店です。みんなで囲む大きな机は、自分もNYの一員だぁぁと感じさせてくれる席です。7時くらいになると混んできました。さぁ、楽しいバレエの時間です。■Le Pain Quotidien Lincoln Center 60 West 65th Street NY10023
2007.05.17
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『望郷』などと書くと、日本を恋しがっているように思われてしまうけど・・。 「どこでも楽しく生活できるでしょ」とよく言われますが、自分でも適応能力は高い方だと思います。高地3000Mのペルーでピンピンしていたくせに、海抜0近いNYに戻って花粉症に苦しむ私を友達が笑っていたほど。これから先、アメリカに長く留まることは確実なので、なんでも食べて生きていく術は必須。 とはいっても、日本で食べる日本食の美味しさ(特に讃岐うどん!生醤油)、四季折々の自然の美しさ、裸で入る温泉、洗い場のあるお風呂・・を堪能したくなります。今朝、私の望郷の念を掻き立てたのは、こういう恋しいモノたちではなく、富士山でした。 地下鉄の駅に向かって坂を上っていると、目の前の雲が富士山のように見えました。日本にいたとき、富士山がバッチリ見えると、その日は何か良いことがありそう・・と思って出勤していました。富士雲を見て日本の家族や友達を思い出していました。元気でやっていますよ~。
2007.05.16
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今日もとても良い天気。 仕事前に1つ打ち合わせを済まして、ガラガラ荷物を引きながら歩いていると、目の前に絵を描いている人を発見。そっと後ろから見るとダリのように、クライスラーがグニャッとしている。まるで、この陽気にビルが踊っているよう。時折クライスラーを仰ぎながら、絵筆を必死に動かしている。あまりにも巧く、独創的な絵にしばらく後ろから眺めてしまいました。 横にはたくさんの絵の具を乱雑に入れた鞄や、マスコミに取り上げられた記事が並んでいました。 アーティストの名前はAlan Streets(アラン・ストリート)さん。彼のサイトをメモって検索してみると、34歳のイギリス人。アーティスティックな風貌にもう少しお年を召した方かと・・。ハーレムに住んでいて、毎日地下鉄で移動しては、ニューヨークのあちこちの絵を描いているそうです。やはり影響を受けた人の中にダリの名前がありました。 今日は夜の9時まで仕事場にいる日でしたが、アランさんに遭遇した後だけになんかウキウキした1日でした。明日もいるかな?
2007.05.15
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今日も良い天気でした。朝番だったので早めにあがって、MoMAに寄る予定が17時過ぎになってしまいました。それでも陽が長くなったので、少しお散歩して帰ることにしました。こんなに気持ちの良い陽気なのに、すぐに地下に潜るのは勿体ナイッ! 久しぶりに通るブライアンとパークは、すっかり初夏の装いでした。緑色の葉が輝いて、ブルーパンジーがきれいに咲いていました。今日は芝生も開放されていて、思い思いに読者や歓談をする人たちでいっぱいでした。 草の匂いを吸いながら、グル~ッと歩いていると"Reading Room"発見。新聞の棚や本棚があり、ちょっとした読書室になっていました。子ども用の絵本や椅子まで。丁度木陰になっており、気持ち良さそう・・。 私も念願の小説を手に入れました。春も読書の季節ですね。
2007.05.14
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日本に遅れること1日。今日は母の日です。 実家に戻って母の日を過ごす人がアメリカでは多いようです。そのせいか昨日は休みのスタッフもちらほら・・。花束を抱えて(なぜか"Happy Mother's Day"と書かれた風船付き)上りの電車に乗る人たちも多かったです。グランドセントラル駅では、母の日フェアをしていて、お花のモビールがくるくる回っていました。 今日のヤンキース戦でも、ピンクのリストバンドを付けたり、ピンクのバット(ジータも1打席目使用)を使用していました。昨年より母の日に Louisville Slugger bats(ピンク色)を使用することで、乳がんへの意識を促そう・・という運動でもあるようです。(試合の結果は・・。マリナーズには良いルーキーピッチャーがいるなぁ・・) 我が家の母の日。毎年カードを送って電話をかけるのですが、今年はお花を贈ることにしました。義弟が花屋さんを開いたこともあり、お願いすることにしました。旦那さんの実家には花束を、私の実家には紫陽花の鉢植えを。姪っ子の入学のお祝いを義両親からいただき、そのお礼にこの鉢植えを妹が送ったようです。「珍しい色」「立派な鉢植え」と聞いて、母から今年のリクエスト。 写真を見ると本当に大きな鉢植え。紫陽花の花言葉には『一家団欒』『辛抱強い女性』というのもあるので、母の日にはピッタリだったかも。 お母さん、いつもありがとう。懲りずに今週末もロールケーキを焼いたので、帰省のときは作りましょう。追伸 義母より贈った花束の画像を送ってくれました。
2007.05.13
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とても気持ちの良い土曜日。 今日は友達数人でまわって来ました。今年初まわりなので、最初の3ホールは緊張してガタガタでした。1ホール目は2球続けて右にボールは消えていき、小心者の私はギブアップしましたよ・・・だってズラーッと人が待っているんですもの・・。今年最初のホールがギブアップって・・先生どうなるんでしょ私。 花粉症や恋バナ、ペルー旅行や独立記念日の休日のプラン・・などを話しながらまわっていると、だんだん緊張もとれてきて、ドライバーが飛ぶようになってきました。冬の間も冬眠しないで練習した甲斐があったかしら?今日は初日だったので、課題を2つ作ってそれを意識してまわりました。 それにしてもゴルフは本当に勉強になります。頭で意識しても体まで伝達しないことが本当に多い。理屈ではなくいかに素直に体を動かすか・・。自分で言うのもなんですが、かなりの負けず嫌いの頑固者です。実に扱いにくい奴です。それが、ここ1年レッスンを受け続け、嫌というほど「頭ではわかっているんだけど・・」の愚かさを感じてきました。ゴルフが突破口というのもなんですが、アドバイスをしてもらううちがハナ・・と実感します。友達やいろんな人からのアドバイスを、いかに素直に聞くかで結果が全然違います。 気持ちの良い汗をかいて、ビールでクールダウン・・と思ったら、もう仕事に行く時間。ここは子どもゴルファーにも力を注いでいるクラブなので、たくさんの親子連れが多かったです。このくらいからしていれば、筋肉なんかも違ったかしら?
2007.05.12
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先日気付き、気になっていた日米時刻表示の怪。時間表示を24時間にすると、同僚がピンと来ない・・というものです。ご指摘の通り、列車や飛行機の時間などは、午前なのか午後なのかハッキリさせるため、『午後2時』なら『14時』と書いてある方がわかりやすいです。口では「午後2時だよね~」といっても、書くときは「14時○○の前集合」と手帳に書きます。 さて、今日スタッフの1人を捕まえて「16時って何時のことかピンとくる?」と聞いてみました。しばらく沈黙のあと「4時。でも、いきなり言われると戸惑うよ」と言われました。スタッフのタイムテーブルに24時間方式で書くと戸惑っているようなので・・と理由を話すと、「だって僕、armyじゃないし。ここのスタッフでアーミー出身は聞いたこと無いから、みんなわかるはずないじゃん」と言われてしまった。 アメリカでは24時間での時刻の表し方は「アーミーでいうと~」と断るらしい。この話を友達にしたら、テレビで見たことがある・・と。親に内緒で舌にピアスをあけた少年が、親に時間を聞かれたときに使っていたと。何時か忘れたけど、その時刻を言うとピアスが邪魔してちゃんとした発音にならなかったそうな。たぶん3時じゃないかなぁ・・。例えばその時間が3時だったら「ママ、アーミー時間でいうと15時」という言い方をしていたそうです。
2007.05.10
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今日はピラティスの日。 どんなに忙しくても、疲れても、アパート内のスタジオで体を伸ばすのは気持ちが良い。"Inner-muscle"を鍛えるという言葉に酔いしれ、クビレ目指して励むこと1年数ヶ月。なんちゃってアドヴァンスクラスにもなり、マット以外にも機械を使ってみようか・・なんて声も聞こえてきます。それでも・・クビレってなんだっけ?状態(笑) 心地好い疲労感でアパートのポストを開けると、見慣れた葉書が。マチュピチュの麓、アグアス・カリエンテスから出した葉書でした。日付は4/18。思ったより時間がかかったけど、そろそろ旦那さんと私の両実家にも届いている頃だろうか・・。少し早い母の日カードということで。 ペルーに行ったことなど夢のような気分で日常に戻ってしまいましたが、鏡で顔を見るたびに、そこには紛れもないマチュピチュ焼けしている私がいます・・。
2007.05.09
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今日は仕事帰りに友達3人とオペラを聴いてきました。思えば友達に誘われて"La Bohème"を聴いたのが昨年の12月。こんな素晴らしいモノを15ドルで聴けるなんて、なんて素敵なところなのっ!と感動したのが始まりでした。まだまだ善し悪しがわからないけど、今日で今期のオペラは聴き納め。来週からはバレエのシーズンになります。 今宵はプッチーニの"Turandot"。前回よりも少し良い席で正面からゆったりと観られるはず・・が、遅刻しました何を根拠にか8時開演と勘違いして、ギリギリまで仕事をしてきました。7:35くらいにオペラハウスに着き、優雅に階段を上りながら「なんか今日は空いているわねぇ・・」と。そりゃ、開演後ですから空いています。 もちろんですが、扉は固く閉ざされ、係りの人に映画館みたいな部屋に連れていかれましたよ。前回観ているのでストーリーは頭に入っているものの、台詞が何言っているのかわからない。でも、これが良かった。目の前の字幕に気を遣う必要がないので、舞台の隅々まで目を走らせることができます。へぇ・・芸が細かいなぁ・・とか、すんごい人数だなぁ・・とか、単純に驚かされました。(昔、榊原郁恵がアメリカで子どもと映画を見たときに、字幕が無いから出演者の動作や表情をよく観ることができた・・と話していたなぁ。同じ気持ちです。) 無事2幕目から席に着き、「誰も寝てはならぬ」に聞きほれてきました。今回は前回にも増して、アジア人の歌手が多かったなぁ。このような一流のレベルになると国籍や人種など関係なく、実力が勝負・・とわかっていても、やっぱり韓国人や中国人歌手を見ると、日本人も頑張って欲しくなります。 さて、手元のチケットを見ると、やっぱり開演は7:30 PM。『19:30』って書いてあったら、もっと記憶に残ったのに・・と思うのはへ理屈かな(苦笑)。職場で時間を書くときに午後の時間帯も12以下で表さないと、同僚はわかってくれないときがあります。『17:00』って書いてもピンとこない。『5:00 PM』と。これは最近の発見。
2007.05.08
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土曜日に仕事をしたので、今日は振休をもらいました。お天気も良く、特別何も無い1日。とても贅沢な1日です。 朝1番にしたこと。ロールケーキのスポンジ作り。土曜日に作ったのですが、冷やしきらないうちに包丁を入れたことが悔やまれ、リベンジ。前回焼き皮がうまく剥けなかったので、今回はサランラップで巻いて袋に入れてみました。が、これが失敗。サランラップってよくできていますねぇ・・皮が全くはがれなかった。 スポンジを冷やしている間の3時間で打ちっぱなしに行ってきました。月曜の昼下がりとなると、打っているのは韓国人の有閑マダムかオジちゃんばかり。150球ほど打って、本とロールケーキに入れるフルーツを買って帰りました。 帰りのバスを待っている間にフリーペーパー(写真左)を読む。これは日本人が発行しているアメリカ人向けの和食のお店特集。コラムにはお箸の持ち方やお酒の種類なんかも書かれていました。今日の一言では「おすすめは何ですか」なんて日本語レッスンも付いていました。仕事場のスタッフに受けそうな一冊だったのでキープしてきました。 家に戻って少しまどろんでから、ロールケーキ作り再開。今日は果物を欲張りすぎたのか、詰めすぎてしまいました。まぁ・・盛りだくさんということで。ケーキを冷蔵庫で寝かしている間に、買ってきた本を読む。極楽、極楽。 夜はヤンキース戦観戦。昨日の一触即発事件でトーリは出場停止。最後の最後リベラ様が一発打たれ、一緒になって"OH, MY GOD!"と叫んでしまいました。ロッカールームインタビューで冷静に一発を振り返り、笑顔も見えたのでホッとして眠ることにいたします。 おやすみなさい。
2007.05.07
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今日はとても良いお天気。まさに野球日和でございました。 今日はブルペンの後ろにあたるBleachers。今日は・・ということは、そうです2日目前の金曜日にもマリナーズ戦を見てまいりました。井川先発の楽勝モード(1回に5点リード!)のはずが・・悪夢のビーン(何が起きたか・・)の継投で気がつけば11-15というバレーボールのような試合結果でしたよ。ビーン降板のブーイングはすんごいモノがありました。松井や城島("ジョージミャァ"と聞こえる)がホームランを放ったことなど、すっかり記憶から吹っ飛んでおりました。 そんな一昨日の試合を払拭すべく、オムスビ握って、オペラグラスと代目デジカメちゃんを持って気合入れて行って参りました。暑いくらいで、アイスクリーム売り場には長打の列ができていました。 今日は松井の日米通算2000本安打達成も気になるところ。渡米していると聞いてプッ・・と笑ってしまった『金やん』はどこの良い席座っているのかしら・・とオペラグラスで探すも見つからず。いつもよりも日本人が多く、"55"Tシャツもそこかしこに。普段はあまり興味の無い私も、今日は個人的に松井の打席が気になりました。 その決定的な瞬間は6回裏にきました。高いフライがレフトに上がり、あぁ・・取られると思ったらレフトが捕球できず落球。その後何も無かったので、アメリカでは日本でのヒット数は関係ないのかなぁ・・とか(アンコールを見ていますが、通算2000本安打まであと1本と解説していました)、エラーだったのかなぁ・・なんて思いながら、イチローを見ると腰に手をあてて足首をよ~く回していました(笑)。いつ見ても、この人はストレッチしている・・。 この打席はエラーになったものの、7回表にヒットに訂正となり2000本安打達成。4打席目は気持ちよいライト前ヒットで2001本目。通過点として見事に超えてくれました。ヤンキースのサイトを見ると"Matsui reaches milestone; Career hit No. 2,000 brings left fielder admission to Meikyukia"の見出しで、400勝投手金やんがグリーンのブレザーをあげにNYに来ていますよ~と紹介されていました(記事は最後までメイキュウキア・・と)。 そういえば・・乱闘かぁというシーンが7回表にありました。伏線として6回フェルプスによる城島へのタックルがありました。遠目に見ても城島は1塁寄りに構えていたので、タックルする必要があったのか謎でしたが・・。その裏のフェルプスの打席では死球。そして7回表にプロクターがマリナーズの選手にあてて、ベンチやブルペンから両陣営が出てきました。乱闘は今まで見たことが無かったので、少しドキドキしてしまいましたが、プロクター退場後、試合はすぐに再開されました。 今日の先発はラスナー(Darrell Rasner)。よく知らない選手だったけど、メジャー3年目で昨年ナショナルズからヤンキースに移籍してきた選手らしい。外野から見ても丁寧に投げているのがよくわかりました。プロクターと交代のときは、思わず立ち上がって拍手してしまいました。ピッチャー・・といえば、この方に今日の話題は全て持っていかれました。 3点のリードで7回の攻撃前に"God Bless America"に続き、"Take Me Out To The Ball Game"と流れるところが、お知らせがあります・・注目!のアナウンスが流れ、電光掲示板を見ると・・そこには・・クレメンスがペティットが戻ってきて、クレメンスのヤンキース復帰の噂は流れていたけど、本当に戻ってくるとは思わなかった。松井の2000本安打も、一触即発の騒ぎも・・ロケットに持っていかれましたよ。まだマイナーにいるようですが、1年契約のようです。 話題てんこ盛りの1日でしたが、しっかりブルペンに張り付いてリベラ様を見ておりました。42番を着てカメラを握り締めているからか、警備の人もかなり注意するのを待ってくれました。今日は雄姿を拝めませんでしたが、試合は5-0でヤンキースの勝利でした。ブリーチャー席はアルコール禁止なので、家に戻ってから私で、旦那さんコーラフロートで祝杯をあげました。
2007.05.06
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今日はとても良いお天気。まさに・・仕事日和。こうお天気が良いとバケーションを取る人も多く、代わりに休日出勤してきました。仕事後、キッチン用品屋さんに寄り、ハンドミキサー、まな板(木製愛好家なんですが・・割れた)等を購入。実は昨晩、旦那さんを怒らせてしまい・・。明らかに私に非があり、罪滅ぼしに(?)ロールケーキを焼くことにしました。 ロールケーキは旦那さんの大好物で、杏さんに習うと知ったときから私以上に期待していた一品。生クリームもメレンゲも手で泡立てていた私にとって、ロールケーキを作るうえでの卵の泡立て具合は・・尋常ではなかった・・。ここまで泡立てるには機械の力に頼るしかない・・とハンドミキサーを買いましたよ。 家に帰る途中、卵や小麦粉(バイオレットでございます)生クリーム、果物を購入。「卵とお粉とお砂糖でできちゃうんだよね」と話していた杏さんを思い出しながら、オーブンを温めて、粉をふるって、紙を型に敷いて下準備。卵を割りいれて、いざハンドミキサーの出番。 いやいや~・・パワーが違いますな。ウィ~ンと自分で言いながら、こんな感じ?と泡立てました。お砂糖や小麦粉を入れて、切るようにまぜまぜ。粉が結構残ったので・・要勉強。 オーブンで焼いたあと、袋に入れて寝かせます。できているかなぁ・・とドキドキしながら冷ましました。その後、スポンジをきれいにしてクリームを塗り、フルーツを並べ、巻き巻きタイム。これかなかなか大変。そ~っとしないとスポンジからクリームがはみ出してきちゃう。要修行。 旦那さんが戻ってきたので、すぐに食べようと包丁を入れたけど柔らかすぎ。ある程度、冷蔵庫でねかせないと落ち着かないのね・・。それでも、軽くてぺロッといけちゃう美味しさでした。
2007.05.05
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ペルーといえば、インカコーラ。真黄色の飲み物には飛行機の中ですぐにお目にかかることができました。この飲み物、ペルーの赤ちゃんは哺乳瓶に入れて飲んでいるという噂は・・本当でした。ちなみにNY市内で売っているという目撃情報を入手。 お料理もどれも日本人の舌に合って、美味しかったです。特に魚介類のセピッチェやスープ類がたまりませんでした。クスコでは日本風のペルー料理、ドイツ風ペルー料理、ペルー風アメリカ料理などが満載でした。 ペルー旅行記は今日でおしまいです。長々と書いてしまいましたが、ペルー大好きになりました。お付き合い、どうもありがとうございました。 2007.04.16 クスコ市内観光 2007.04.17 インカの聖なる谷巡り 2007.04.18 マチュピチュ 2007.04.19 ワイナピチュ登山 2007.04.20 ペルーの鬼怒川~アグアスカリエンテス~ 2007.04.21 9時間半のバス横断~クスコからプーノまで~ 2007.04.22 湖に浮かぶ家 2007.04.23 ナスカの地上絵 インカの技術 ペルーの美味しいモノ
2007.05.04
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いろいろと謎の多いインカ文明です。今回の旅でもこれほど高度な技術を持っていたにも関わらず、文字が無かったばかりにこうも謎を残したまま無くなるものかと不思議に思いました。ガイドさんの説明を備忘録のように書いてみようと思います。『3』 インカ文明を通して鍵になる数字が『3』でした。サクサイワマンなどの石でできた要塞は3層だったり、インカの教えとして"learn""teach""love"、「盗まない」「だまさない」「怠けない」と3つあったり・・。インカの思想として"past""present""future"とあり、それぞれを象徴する動物が『へび』『ピューマ』『コンドル』でした。コンドルは1番神聖な象徴でした。マチュピチュの神殿も3つの窓がありました。精巧な石組み 言わずと知れたインカの石組み。本当に精巧でピッチリと組まれています。数年前にアグアス・カリエンテスの石屋さんが当時の技術で石を割り、組もうとしたそうですが、無理だったそうです。マチュピチャやコリカンチャで当時の石組みを見ると、角の部分が一枚石になっていることに気付きます。高貴な人の住居になるほど、組み方も精巧になっています。反対にマチュピチュでも、技術者や庶民の住居跡になると崩れているところもありましたその他の高度な技術 インカ文明には『文字』と『車』がありませんでした。そのかわり、人口・石高・収穫の時期・・などは「キープ」と呼ばれる紐で管理していたそうです。一本ずつに意味があり、結び目の間隔や個数で管理していたそうです。インカの石組みも「キーストーン」を中心に組まれており、「キーストーン」を探し当てれば石組みも崩れるそうです。どれがその石に当たるのか謎ですが、その在りかも当時の人は「キープ」で知らせていたそうです。 また、インカ文明には高度な医療技術もあり、死体を調べると脳外科手術の跡があるそうです。その一方で薬草やマッサージで高山病を治す自然治癒的な技術もあります。ケチュア vs アイマラ クスコ一帯を拠点に発展したインカの中心はケチュア族でした。今でもクスコにはケチュア語を話す人が多く、ケチュア族の血を引いたメスチゾが多いです。マチュピチュを誇りに思い、観光を業いとして生活しています。 一方、チチカカ湖一帯のプーノはアイマラ族が多く生活しており、チチカカ湖を誇りに思っています。フリアカは『小さな中国』という意味があるように、コピー製品のメッカで(!)、工場もたくさんあります。フリアカを代表するようにこの地方は、産業と観光で生活をしています。 このご時世でも、ケチュア族とアイマラ族はライバル視しており、バスなどに同乗するとお互い意識するそうです。民族同士で結婚すると、子どもをどちらの子孫とみなすかで揉めるそうです。 そもそもインカの初代皇帝の誕生(伝承)がクスコとチチカカ湖にあり、ライバル視するきっかけになっているそうです。初代皇帝は妹と共にチチカカ湖に降臨した・・という言い伝えと、マチュピチュの聖なる神殿の3つの窓から8人の兄弟姉妹が湧き出し、その中の1人が初代皇帝だった・・という説があります。 ・・・元凶(?)の初代皇帝の名前が、不謹慎ですが微妙な名前なんです。日本人ツアーのガイドさんはやり辛いだろうなぁ・・と余計なことを心配していまいました。その名前を冠した空港の入り口でパチリ。これを最後にデジカメちゃんが高山病になったので、皇帝の怒りをかってしまったのかしら・・※4/15~4/23のペルー旅行の日記です。
2007.05.03
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