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鑑賞日:2016年5月18日(水)19:00開演入場料:¥6,800 (1列) 【主催】中京テレビ放送Japan Tour 2016ザ・リアル・グループ会場:日本特殊陶業市民会館ビレッジホール出演:ザ・リアル・グループ Sop:エマ・ニルスドッター Alt:カタリーナ・ヘンリソン Ten:アンダーシュ・エーデンロット Bar:モーテン・ヴィンサー Bas:ヤニス・ストラディンズ曲目<第1部>Round MidnightAre you coming to meGee! Mine Or Mozart's他<第2部>Pass Me The JazzDon't Stop Me NowWaterNature BoyLove ForeverCatching the Big FishFreedom 90他<アンコール>Bad感想 ザ・リアル・グループが2016年5月東京と大阪のビルボードでライブを行った後、名古屋でもコンサートを行うとのことで、仕事を定時に飛び出し名古屋市民会館へ。 ホールはビレッジ・ホール=小ホールで席数は1,149席だが、今回は2階席クローズの1階席のみで842席のキャパで8割位の客入り。客席には中高年に混じって、テレビ局主催のため業界関係者、普段アカペラ演奏を楽しんでいそうな20~30歳代の若者グループが多く見られた。 5分押しで客席が暗くなり、アカペラのボーカライズが聞こえメンバー登場。いつも通りの素晴らしいハーモニーで観客を引き付ける。 時々日本語含めた英語でのMCで曲を紹介しながらの演奏。名古屋公演は9年ぶりとのこと。 今回はメドレー曲はなく、有名所のナンバーにオリジナル曲を一部入れた構成。モーツァルトとアンコール「バッド」はいつもどおりの圧巻なハーモニーを聞かせてくれた。 今回からベースのアンダーシュ・ヤルケウスがヤニス・ストラディンズに変わり、アルトのカタリーナ・ヘンリソンが最後のツアーとのことで、30年続いたグループのオリジナルメンバーが全て変わることとなる。スウェーデンは引退後の社会保障制度が優れているので、アクセク働くことはないのでしょう。 今回初めて聞いた「Water」では、メンバー全員が水の入った瓶を使っい、息を入れて音を出すことで変化を加えたり、ライブで録音したものをそのまま繰り返しに使ったりと一部工夫が見られるが、音楽部分に変わりがないものの、オリジナル・メンバーが居なくなった状況では、より模倣感を感じてしまった。「ザ・リアル・グループ」に似たきものを聞いている印象。 代わりのメンバーはスウェーデン人ではなく、勿論王立音楽アカデミー出身ではなく、色々の意味で変わってしまっており、今後別な面が出てくることを期待しましょう。End
2016.05.18
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いよいよメインの「天地創造」へ。公演番号:216/大自然のスペクタクル~天地創造の壮大な歌劇 日時:5月4日(水・祝) 20:45 ~ 22:45 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥3,000(S席1階23列目)曲 目: ハイドン:オラトリオ「天地創造」出演: ソプラノ:リュシー・シャルタン アルト :ゾエリーヌ・トロイエ テノール:ファビオ・トゥルンピ バリトン:アンドレ・モルシュ 合 唱 :ローザンヌ声楽アンサンブル 管弦楽 :シンフォニア・ヴァルソヴィア 指 揮 :ダニエル・ロイス感想: 鳥の声で開演時間となり、オーケストラが登場。その後に合唱団(前列Sop9人、Alt10人、後列Ten9人、Bas9人)が入場し、最後に指揮者とソリストが登場。 天地創造は3部構成。1部は天地創造の第1~4日の13曲、2部は第5、6日まで15曲、3部は創造された人間アダムとエヴァの姿が6曲、全34曲をソリストと合唱の掛け合いで演奏される。 ソリストは無理に声を大きくせず、頭声のよく響く声で歌い続け行く。合唱もデッドな5,000人ホールを満たすような響き。後半に向かい、どんどん盛り上がり、終曲で最高潮に。 素晴らしい演奏で聞く方も気分が高揚し、本日12時間の疲れが一気に吹き飛んだ。周囲にはスタンディング・オベーションの観客も。 全曲2時間の演奏のため通常は各部間で休憩が入るが、今回は2部と3部の間に演奏者のみ5分間休憩が入った。事前のアナウンスもあり特に問題はなかったが、観客には少々無理を強いる状況で一部はトイレに走る人もいた。 観客含めた休憩にしてしまうと5,000人のホールなので30分以上は必要で、終演が23:30頃となり、致し方ないか。 ほぼ12時間の鑑賞で、途中疲れを感じたが、有料コンサートの間も周辺レストラン、屋外屋台や無料コンサートで楽しむことが出来た。 今回初めて1日券パスポート券を利用したが、対象のコンサートの席が全て同じため、広いホールAで迷うこと無く利用できることはメリットあり。 ホールAはいずれも空き席が少なく、それなりに観客が入っていたが、読売ホールも会場から外れ、全体的には昨年よりも少ないのではと心配に。日比谷野外はどの位入ったのか? 来年のテーマは既に発表されており「ダンス」。どんな曲、どんな演奏者が来てくれるか今から楽しみである。End
2016.05.04
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途中キオスク広場の屋台での食事やホールE無料コンサート(ヴォイチェス8は素晴らしかった)を挟みながら、3つのコンサートを聞いた。公演番号:213/鳥たちのファンタジー~ロシアの超名曲をカップリング 日時:2016年5月4日(水・祝) 14:00~14:45 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥2,800(S席1階23列目)曲 目: ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1945年版) チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」op.20a出演者:管弦楽:ウラル・フィルハーモニー管弦楽団指 揮:ドミトリー・リス感想: いかにもロシア音楽らしく重々しい演奏だった。公演番号:214/世界の絶景探訪~新世界アメリカの夕暮れ 日時:5月4日(水・祝) 16:00 ~ 16:45 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥2,800(S席1階23列目)曲 目: ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」 アンコール:ハンガリー舞曲出演者: 管弦楽:ハンガリー・ジュール・フィルハーモニー管弦楽団 指 揮:カールマン・ベルケシュ感想: 打って変わって、軽やかな演奏。アンコールはご当地曲で大盛り上がり。 公演番号:215/音楽の冒険~1世紀に蘇る「四季」 日時:5月4日(水・祝) 18:30 ~ 19:15 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥2,800(S席1階23列目)曲 目: ヴィヴァルディ/リヒター:「四季」のリコンポーズ出演: ヴァイオリン:庄司紗矢香 管弦楽:ポーランド室内管弦楽団感想: ヴィヴァルディ「四季」を現代作曲家のリヒターが編曲したもの。 原曲通り、弦楽にチェンバロが入った編成。低音側が主演奏でヴァイオリンが伴奏になったり、驚かされる所あり。 結局は原曲の素晴らしさを再認識。Cont.
2016.05.04
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鑑賞日:2016年5月4日(水・祝) ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016「la nature ナチュール - 自然と音楽」【主催】東京国際フォーラム 2日目は雨模様で嵐になるとの予報だったが、朝方の雨風も9時頃には止んで昼前に東京国際フォーラムへ到着。 今年プログラム発表の際に聞きたい公演が2つ。小曽根真他「動物の謝肉祭」とローザンヌ声楽アンサンブル「天地創造」。どちらも2日目の1回のみで、昼一と夜最後の公演。体力的に少々心配だったが、1日パスポート券を購入して5公演まとめて聞くことに。公演番号:212/室内楽版「動物の謝肉祭」 日時:2016年5月4日(水・祝) 11:45~12:30 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥3,500(S席1階23列目)曲 目: 春の海 サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」 <アンコール> 「動物の謝肉祭」フィナーレ出演者: ピアノ :小曽根真、江口玲 ヴァイオリン:ドミトリ・マフチン、矢部達哉 ヴィオラ :ジェラール・コセ チェロ :宮田大 コントラバス:山本修 フルート :工藤重典 クラリネット:吉田誠 木琴、鉄琴 :安江佐和子感 想: 客席は空席が見られず、5,000人のホールが満員状態。 舞台上にはピアノ2台が前後して置かれ、開演時間となり、江口玲、矢部達哉、吉田誠の3人だけが登場。 日本の名曲「春の海」を演奏。ピアノからは琴のような音色が奏でられた。演奏後、小曽根真が登場し、ピアノの弦からテープを剥がし、ハンマーが当たる部分に貼ったとの種明かしがあり、今回のLFJの中で誰も演奏しないだろうとのことで選曲したとのこと。 小曽根真のピアノ・ソロ演奏の後、舞台へ全員が登場。宮田大、矢部達哉、工藤重典らは、単独コンサートや客演で呼ばれるクラシックの名手達であり、同じステージに立つだけでも奇跡的で、小曽根真の人脈ならでは。入場料も今回のLFJで最高額になっている。 最初は原曲通りの展開から、曲が進むに連れてどんどんアレンジが入ってきて、「ピアニスト」では完全にジャズセッションに。次の「白鳥」は宮田大の素晴らしいソロ演奏が聞けて、これだけでも入場料の元を取った気分に。「終曲」は盛大なフィナーレで大盛り上がり。 数回のカーテンコールでも拍手が鳴り止まず、アンコールはピアノのフリーセッションの掛け合いから再び「終曲」を演奏。さらにカーテンコールが続くとムッシューPが蝶々を追いかけながら舞台へ飛び入りし、客席の盛り上がりは最高潮に! 11時のゲート開場後、ホール入場に20分ほど待たされ、忙しい演奏者達なので事前の練習は殆ど無く、直前の合わせだけなのかなとの推測。フリーセッションの雰囲気で、通常のクラシック音楽とは異なる音楽を楽しむことが出来た。本公演が1回のみなのは残念で、また機会があれば聞きたい。Cont.
2016.05.04
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鑑賞日:2016年5月3日(火・祝) ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016「la nature ナチュール - 自然と音楽」【主催】東京国際フォーラム 5月GW恒例の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は今年で12回を向かえ、昨年同様に作曲家中心でなく「ナチュール―自然と音楽」をテーマにした選曲になっている。 昨年参加した前夜祭は今年参加出来なかった(ジュピターを演奏したらしい)が、恒例のローザンヌ声楽アンサンブルを聞きに初日3日、山の神と途中ランチで銀座に寄った後、有楽町の東京国際フォーラムへ。 天気は薄曇りで暑すぎず過ごしやすい割には、昨年同様の人出で少々少ない印象。まずは林光の「森は生きている」を聞きにB7ホールへ。公演番号:123/ロシアの森のファンタジー~家族で楽しむ日本語オペラ 日時:2016年5月3日(火・祝) 13:30~14:30 会場:東京国際フォーラム ホールB7 入場料:¥2,800(S席11列目)曲 目: 林光:オペラ「森は生きている」(特別カット版)出演者: びわ湖ホール声楽アンサンブル ピアノ:渡辺治子 演 出:中村敬一感 想: 「森は生きている」はロシアの児童文学作家サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャーク作の戯曲を林光が日本語オペラ化したもの。 オペラシアターこんにゃく座によって今も全国で上演が続けられている。2012年びわ湖声楽アンサンブル公演があり好評だったため、今回LFJで聞くことに。全曲で2時間以上あるようだが、今回LFJ用に1時間にカットされている。 舞台中央に白いグランドピアノが鍵盤側を客席に向かって置かれ、ピアニストは客席に背を向けて、指揮者がいないため、舞台側を見て、歌手に合わせての演奏。 衣装は白の上下に、役に合わせた被り物や羽織ものを付け、演じていた。大掛かりな舞台装置は無く、小さなソリ程度。学芸会風だが、作品の音楽の世界を表現出来ていた。 Sop3人、Alt、Ten、Bas各4人の15人編成。女王や総理等の個別役と12人の妖精、廷臣の役を兼ねて演じ分けている。 びわ湖ホールでは合唱以外にもオペラの個別役も歌っており、B7ホールのロビー・ギャラリー仕様超デッド音響の中でも、皆さんよく声が通り、ハーモニーのバランスも良い。日本語の発声にも気を使い、言葉も明瞭だった。 今回副題に「家族で楽しむ日本語オペラ」と書かれていることもあり、未就学の子供も多くいたが、皆さん最後まで静かに座って聞いており、大人の咳払いや鞄の鈴音等の方が煩かった位。興味を持ちやすい作品のためでもあるが、普段からの躾でしょうね。 機会があれば、全編を聞いてみたいCont.ホールEキオスクコンサート アンサンブル・プログレス(木管合奏)ハルモニームジーク 日時:2016年5月3日(火・祝) 15:00~15:20 会場:地下展示Eホール 入場料:無料(正面下手側に立って鑑賞)曲 目: モーツァルト:オペラ《魔笛》ハイライト 感 想: 木管合奏による魔笛の演奏。オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2にコントラバス1が入った編成。 序曲から始まって、鳥刺しの歌、パパパの歌等、木管だけでも結構楽しめる。アンコールは夜の女王のアリア。モーツアルトの凄さを感じた。Cont. 時間が空いたので銀座方面へショッピングした後、再度ホールB7へ。公演番号:125/自然へのオマージュ~文学と音楽の至福の出会い 日時:2016年5月3日(火・祝) 17:00~17:45 会場:東京国際フォーラム ホールB7 入場料:¥2,800(S席7列目)曲 目: プーランク:7つの歌 ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌 ラヴェル:3つの歌 ヒンデミット:リルケの詩による6つのシャンソン フォーレ:魔人たち(ジン)op.12 フォーレ:ラシーヌの賛歌 op.11、出演者: ローザンヌ声楽アンサンブル 指 揮:ダニエル・ロイス ピアノ:サイモン・サヴォイ感 想: 今回からミッシェル・コルボは来日せず、指揮者は2015年からローザンヌ声楽アンサンブル芸術監督のダニエル・ロイス。 時間となり(ベルではなく鳥の声が入る)合唱団登場。前列上手Alt7人(カウンターテナー2人含む)、下手Sop6人、後列上手Bas6人、Ten6人の37人編成。 指揮者登場し音叉で音を取ったあとハミングで音出し。今回はフランス語の近代詞に曲をつけた合唱曲でまとめ、終わりのフォーレ2曲以外はアカペラの演奏で実力が直ぐに分かる。 1曲目のプーランク7つの歌は、日本の上手い合唱団で時々演奏される曲。和音がどんどん変化し難曲との印象だったが、ローザンヌが演奏すると、その和音が明快で、初めて作曲者の意向が分かった気分に。アカペラにおけるバランスの重要性を改めて認識した。 ドビッシーとラヴェルにはAlt、Sopのソロが入るが、どちらもよく通る声で素晴らしい。 フォーレの2曲は、Altカウンターテナーで歌っていたサイモン・サヴォイがピアノを演奏。プログラム掲載の順番とは逆にラシーヌ賛歌を最後に演奏。名曲を余分な抑揚を付けず、美しい音楽をそのまま表現しており、完成度の高い演奏を聞くことが出来た。 本日の鑑賞は終了し、帰宅へ。明日も行くことに。End
2016.05.03
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