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2013.10.27
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の頁を繰っていると、掲題のような秘話が・・・。



鰯は古来より下等な魚とされていて、いやしい魚

→いやしが訛って「いわし」或いは弱い魚なので

「よわし」→「いわし」に転じたとも。


昔から大量に水揚げされるので軽んじられがちで

すが、その味の良さはみんな知っていて、江戸時

代の「和訓栞」には、或る時紫式部は鰯を食し、


その美味を忘れかねていた。当時の貴族社会では

卑しい魚をされていたので大っぴらに食べられない。

夫の藤原宣孝が外出した隙にこっそり焼いて食べ

たところ、帰宅した夫から鰯の匂いを指摘され、


 日の本にはやらせ給ふいはしみず

    まゐらぬ人はあらじとぞ思ふ


日本人なら誰でも、人気のある岩清水八幡宮に

お参りするように、鰯を食べない人なんて居ま

せんよと詠みました。実に頓知の利いた一首ですね。


以来、鰯のことを女房言葉で「むらさき」という

ようになったとか、「猿源氏草紙」では式部では

なく和泉式部の逸話として登場するとか。

また、鰯を「紫」と称するのは「藍に勝る」=

「鮎に勝る」との洒落から出た語とも言われています。


 本日は結社の故人を偲ぶ系露忌という法事

を兼ねた吟行句会です。司会進行など担当します。


本日の拙作は、 「たんぽぽ」
http://voon.jp/a/cast/?id=m21izxartyqlm5fu#player





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Last updated  2013.10.27 08:28:04
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