おしゃれ手紙

2008.10.22
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カテゴリ: 映画
宮廷画家ゴヤは見た:あらすじ

2枚の肖像画に描かれた少女と神父の数奇な運命とは?
18世紀末のスペイン。
宮廷画家ゴヤのミューズである無垢な少女イネスが、無実の罪で異端審問所に囚われてしまう。
ゴヤはイネスを救おうとするが、彼女に屈折した思いを寄せる神父ロレンソがゴヤの前に立ちはだかる。

「アマデウス」の巨匠ミロス・フォアマンがつむぎ上げた重厚な歴史ドラマ。
天才画家ゴヤの目を通して、スキャンダラスな人間関係や愛の本質に切り込んでいく野心作だ。
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つくづく、そう思う。
18世紀に生まれたなら、王や教会に一度睨まれたら、生きてゆけない。
若く美しいヒロイン、イネスは、富豪の娘。
ある夜、町の中で庶民と一緒に食事をしていたら、豚肉が出てきた。
しかも、子豚の丸焼き。
食べろと進めるのを断っただけで、ユダヤ教を信じているのではないかと疑われ拷問を受けることになった。

私は牛肉も豚肉も鶏肉も普段から食べない。
18世紀だったら殺されてる。
「ベルサイユのばら」 のマリー・アントワネットの夫といとこだった。

40代のゴヤの耳が聞こえなくなっていたということも、今回初めて知った。

宮廷画家として知られているゴヤだが、写真がなかった、18世紀におこった、目を覆うような出来事をスナップ写真を写すように、しっかりと、描いているのにもびっくりした。

絵画を見ているような美しい映画だった。

フランシスコ・デ・ゴヤ

1786年、40歳で国王カルロス3世付き画家となり、1789年には新王カルロス4世の宮廷画家となる。
このように、40歳代にさしかかって、ようやくスペイン最高の画家としての地位を得たゴヤは、1792年、不治の病に侵され聴力を失う。
今日ゴヤの代表作として知られる『カルロス4世の家族』、『着衣のマハ』、『裸のマハ』、『マドリード、1808年5月3日』、『巨人』などはいずれも、ゴヤが聴力を失って以後の後半生に描かれたものである。

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★10月22日 *大阪しぐれ:打たれ叩かれ* UP
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Last updated  2008.10.23 13:41:07
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maki5417 @ Re:アット・ザ・ベンチ★定点(12/24) 思い出ベンチ 井の頭公園にもあります。 …
七詩 @ Re:聖☆おにいさん~ホーリーメン VS 悪魔軍団~★ギャグ満載(12/23) イエスと仏陀のギャグは昔花とゆめという…

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