おしゃれ手紙

2018.09.07
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テーマ: 海外旅行(7537)
カテゴリ: 海外旅行

ワイト島からポーツマスを経てナイマンズ・ガーデンへ。

ナショナル・トラスト:ナイマンズ・ガーデン
ナイマンズの庭は、株式仲買人のルードヴィッヒ・メッセルとその家族により、1890年から半世紀かけてつくられました。
ドイツから英国に亡命したルードヴィッヒは、ロンドンの金融市場で大成功を収めると、6人の子どもたちをのびのびと育てられる理想の田舎家を持とうと、ナイマンズの地所を買い求めます。
 もともと美術に造詣が深かったルードヴィッヒは、新たな趣味として庭づくりに取り組みます。
 知識豊富な庭師のジェイムズ・コーマーの力を借りながら、彼は美的センスを発揮して、ロックガーデンやヒースの庭、針葉樹園などをつくり、園芸界の注目を集めます。
彼はまた、世界の珍しい樹木や植物を集めたり、それらの耐寒性を実験したりと、新しいものに取り組むチャレンジ精神も持っていました。

1915年、ルードヴィッヒが亡くなると、長男のレオナルドが地所を受け継ぎます。

レオナルドの妻モードは、芸術家肌の創造性豊かな人物で、古風でロマンチックなものが大好きでした。
彼女はいささか平凡だった屋敷を、美しい中世の邸宅風に建て直させ、卓越した審美眼で室内も美しく設えました。

しかし、残念ながら、屋敷の半分は、1947年に起きた火事で失われてしまいます。



夫妻は別宅へと移りますが、皮肉なことに、廃墟のようになった外壁は、まるでおとぎ話に出てくるような美しい背景となって、ナイマンズの情緒ある庭景色に不可欠なものとなったのでした。

1953年、レオナルドの死後、ナイマンズはナショナル・トラストに遺贈されます。

娘のアンは、社交界の華として注目され貴族と結婚して伯爵夫人となった人物ですが、未亡人になると

幼少期を過ごしたナイマンズに戻り、愛しい庭で余生を送りました。

母譲りの美的センスを持つアンは、庭の花々を自ら摘んで、部屋の雰囲気に合わせて生けるのを楽しんだといいます。

(▲暑かったので日陰で過ごすヒツジの群れ。)
ナイマンズの庭園の外には素晴らしい森が広がっていて、ウォーキングや野生動物の観察を楽しむことができます。

1987年、イングランド南東部を大嵐が襲い、ナイマンズの庭園や森では樹齢数百年の大木を含め、500本を超える木々が失われました。
30年が経った今、庭や森は美しく再建されています。


宿に向かう途中、スーパー(生協)があって、寄って食材を買ったが、そばにコインランドリーを見つける。
とりあえず、洗濯ものをマシーンに入れてから、宿に向かう。
ワーシングの「ハイダウンホテル」にチェックイン。
Highdown Hotel&restaurant-Relaxlnnz


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Last updated  2018.09.07 17:45:22
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