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ポスト・イット スリム見出し(ミニ)私は乱読派だが、気になる箇所にマーキングしながら読み進め、読了すると、マーキングした部分をスキャナで取り込んで電子化している。で、愛用しているのが、この付箋紙だ。1つのパッケージに100枚×10個の付箋紙が入っているが、1枚のサイズは 25 × 7.5 と極端に小さい。ページに貼った付箋紙に黒ボールペンで線を引いておき、スキャナのモノクロモードで取り込めば、どこにマーキングしたか分かるわけ。これなら図書館で借りた本でも要点だけ拾うことができる。ちなみに、OCRソフトとして「読取革命 Ver.11」を愛用している。■メーカーサイト⇒スリーエム ポスト・イット スリム見出し(ミニ)■販売店は こちら
2007.04.29
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消費者発信型メディアCGM「CGM」について、ネットの最新事例を紹介しながら平易に解説している。日頃、GoogleやAmazon、楽天を利用していて思うのだが、生産者と消費者の二極間取引であるマスマーケティングの時代は終わりつつあるのではないだろうか。ゼロになることはないだろうが、徐々に、オークションや同人誌売買のような、Peer to Peerの取引が増えているように感じる。日本人人口はピークを迎え、従来的な経済活動もピークに達する。その一部はPeer to Peer取引にシフトしている。いや、Peer to Peer取引であれば、さらに経済活動を拡大できるかもしれない。一方、旧態依然としたビジネスモデルを続ける限り、一流企業といえども消滅する危険がある――本書の最後に登場する「プロシューマの復活」を読み、そんな気がしてきた。■メーカーサイト⇒毎日コミュニケーションズ 消費者発信型メディアCGM■販売店は こちら
2007.04.27
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PHP HACKSPHPとJavaScript(DHTML)を組み合わせたメニューやグラフの作り方から、SVG、XML、vCardなどの様々なデータの扱い方まで、他の参考書には見られないWebアプリを作る上で参考になるテクニックが多く掲載されている。中級以上のPHPプログラマにお勧め。■メーカーサイト⇒オーム社 PHP HACKS■販売店は こちら
2007.04.21
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プロフェッショナル原論本書は、コンサルタントというプロフェッショナルな職業を経験した筆者による、「プロフェッショナルとは何か?」という話題を扱った解説書である。私も、技術者としてプロフェッショナルになりたいと考え、日々、仕事を送っているのだが、筆者によればプロフェッショナルは「高度な知識と技術によってクライアントの依頼事項を適えるインディペンデントな職業」(15ページ)だという。つまり、会社の都合に左右されるサラリーマンではプロになれないわけだ。しかし、「自分がどのように立ち振るまえば出世できそうかとか、どうすれば多くの報酬が得られるかという観点から完全に離れて、何をするのが自分のミッションを果たすために最も正しく有効な仕事なのかを見極めて、信念を貫く働き方をすることができるのであれば」、その人は「もはや単なるサラリーマンとは呼べない」(34ページ)とも書かれている。「個人の利得や出世を目的として働くのではなく、本来のプロフェッショナルにも等しい高度な職能を身につけたしに、厳しい倫理観と他者への貢献意識を持って頑張るのであれば、十分にプロフェッショナル的」であるという。この一文を読んで、自分の仕事に対する接し方が間違っていないことが確認でき、かなり安心した。とはいえ、「コストではなくバリュー指向」「顧客利益第一」「成果主義」といったプロフェッショナルの掟は、サラリーマンでは相当な覚悟をしないと到達できない。それでも、一人一人のサラリーマンがプロフェッショナルを指向する必要がある。特に、われわれのような技術職は、プロフェッショナルを目指さなければならない。経済最優先のサラリーマンになってしまったら、平気で粉飾決算や耐震偽装に手を染めてしまうだろう。プロフェッショナルは、経済的には報われない仕事かもしれないが、それが嫌なら技術職から離れるべきだと思う。■メーカーサイト⇒筑摩書房 プロフェッショナル原論■販売店は こちら
2007.04.12
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月を売った男ハインラインの処女作「生命線」(1939年)を含む短・中編5作品をまとめた未来史SFである。ハインライン自身による紹介にもあるとおり、この初期の未来史の予言は、小説家の予想を裏切り、前倒しされたものが多い。表題作「月を売った男」は、月への一番乗りを目指す野心家の話だが、小説の設定より数年早く実現されてしまったわけだ。そんな中で、「光あれ」(1940年)で、「太陽電池」と「オープンソース」について触れられている点は注目に値する。おそらく、マイクロソフト帝国の中でオープンソースを書いている現代の技術者たちは、おそらく「光あれ」の主人公と同じ気持ちに違いない。半世紀先の未来を見通すとは、さすがは「ミスターSF」である。現在は入手が難しい本書だが、図書館で見かけたら、ぜひ一読していただきたい。■メーカー/販売元 創元推理文庫■販売店は こちら
2007.04.10
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磁気式メモボード「メモレBR」子どもの頃、磁石でメモが書ける“ボード”があった。ボードには、黒い鉄粉が六角形構造のセルに封入されており、先端に磁石を仕込んだペンでなぞると字が書けるというものだった。何回でも消せるので、夢中になって遊んだものだが――。本製品は実用品である。2色筆記が可能で、本体横に付いたボタンを押すこと筆跡を一括消去できる。パネルは約1万回の書き消しが可能。本体サイズは272×163×25ミリ(幅×奥行き×高さ)、筆記面はほぼB6サイズとなる115×183ミリ(縦×横)で、パネルカラーはホワイト。本体質量は約400グラム。子どもに勉強を教えるときや、家族のメッセージボードとして利用できそうだ。■メーカー/販売元 パイロット■販売店は こちら
2007.04.09
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ウェブ人間論ベストセラー「ウェブ進化論」の梅田望夫と、「日蝕」で最年少芥川賞を受賞した平野啓一郎の対談集。時代の最先端を行く2人の対談に期待を膨らましながら読んだのだが、「ウェブ進化論」と同様、陳腐な内容であった。逆に、ネットを仕事の道具として利用している自分のライフスタイルは、彼らと同じレベルにあるという自負をもった(笑)。とはいえ、平野氏が、テクノロジーの進歩は「人の心」を変えると語っているように(31ページ)、「人の心」が不変であることを信じている我々の世代には考えさせられるものがある。我々が生まれた時代は、すべての家庭に電話があったわけではないのに、いまや個人を識別できるほどに台数が普及している。私を含め、旧世代の人々の中には国民総背番号制に対して疑問を感じている人が少なくないわけだが、実際問題として、携帯電話番号で個人識別が可能になりつつある。子どもの世代の考えに迎合するつもりはないし、どちらが正しいかというつもりもない。しかし、テクノロジーによってジェネレーションギャップは強化されているような気がする。■メーカーサイト⇒新潮社 ウェブ人間論■販売店は こちら
2007.04.08
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はじめて学ぶUMLオブジェクト指向の概念から、UMLの各図の描き方まで、練習問題を交えて平易に解説されている。各章にあるコラムも参考になる。タイトルの通り、“はじめて”UMLを学ぶ方にお勧めだ。「実践問題集」もある。■メーカー/販売元 ナツメ社■販売店は こちら
2007.04.07
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真空ダイヤグラム『プランク・ゼロ』の続編。人類と宇宙の遠い未来を描いたSF。著者の別の未来SFである『タイムシップ(上・下巻)』のエピソードも交えられており――古典SFファンにはお馴染みのエピソード――大河ドラマ的な楽しみ方もできる。解説を読んで、同じケンブリッジ大学に学んでハードSF作家になった、バクスターとグレゴリイ・ベンフォードの作風の違いがあるのはなぜか、分かったような気がした。■メーカーサイト⇒早川書房 真空ダイヤグラム■販売店は こちら
2007.04.04
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ナイチンゲールの沈黙東城大学医学部附属病院の看護師、浜田小夜は、忘年会の出し物で「アヴェ・マリア」を歌い優勝した。彼女が受け持つ小児科病棟には、網膜芽腫で眼球摘出を控えた子どもや、白血病で余命幾ばくもない子どもたちがいる。子どもたちのメンタルヘルスを不定愁訴外来に依頼したところ、ある子どもの肉親が殺害されバラバラにされるという痛ましい事件が起きた――。前作「チーム・バチスタの栄光」に続き、“昼行灯”こと田口医師の、まったく冴えない主人公っぷりや、伝説の歌姫の緊急入院、厚生労働省の変人役人・白鳥調査官の乱入、白鳥にも勝るとも劣らない加納警視正の傍若無人ぶり――一癖も二癖もある登場人物がストーリーを混乱させる一方で、アニメの「カエル宇宙人」やファミレス「ジョーナーズ」が奇妙なリアル感を醸し出す。著者の海堂尊は1961年千葉県生まれで、本業は医師。本作では、社会問題にもなっている小児科業務の過酷さがストーリーに織り込まれている。前作とは全く異なるストーリー展開で、前作を読んでいなくても楽しめるし、読んでいれば二倍楽しめる仕上がりになっている。■メーカーサイト⇒宝島社 ナイチンゲールの沈黙■販売店は こちら
2007.04.03
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