ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 17, 2006
XML
「ジュピターカルテット」

 今日のカルテットの練習では、念願のモーツァルトの14番を弾いた。(第一バイオリン:僕、第二:マイク、ビオラ:ジェーン、チェロ:ケーティー)
 ちなみに、この曲、そのイメージから「春」という副題がついてるという噂を聞いたことがある。

 曲全体にわたり、フォルテとピアノの対比がかなり重要な位置を占めてると感じた。半音階、というのもこの曲の重要なテーマかもしれない。

1楽章: 後半、ビオラのソロを口火に次々と旋律が弾き継がれていくとこもいいし、可愛らしいリズムや響きも効果的だが、たまに出てくるシンコペーションのリズムがこの楽章の隠れた魅力かと思う。

2楽章: 普通、3楽章に来てもおかしくはないはずのメヌエット。こないだ、同様の疑問を持ちながら弾いたモーツァルトの曲がある( 18番のカルテット )。この楽章、ボーっとしてると何拍子だかわからなくなり、気が抜けない。そして、トリオの部分の冒頭のGの開放弦が、この楽章で最も気を遣うところ。

3楽章: あまりに遅すぎて混乱中。ハ長調のうえ、臨時記号も少なく、決して難解な音楽ではないはずなのに、リズムがコ難しい。六連符とかトリルとかにも惑わされてしまう。

4楽章: さてさて、この楽章はスゴい。 交響曲「ジュピター」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Sep 3, 2006 02:27:20 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: