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男性差別を批判するブログを書き始めてはや3年になる。これからますます男性差別にかかわる重要は増えていくだろう。20世紀は女性運動の世紀だった。これは日本だけでなく世界中を見渡してもである。1920頃からウーマンリブ運動がおこり始め日本では1960,1980と何度も女性運動がおこった。いわゆる女の社会進出である。これが起きた背景はフェミニズムのおかげではなく、基本的には労働の形態が変わったことと家事の軽量化だろう。まあそれはいい。そうなれば当然社会にでる女も増えてくる。それを後押し、正当化する思想としてフェミニズムがでてきた、というか学問に入った。そして20世紀の間に「男女平等」の名のもとにいわゆる女性差別的な法律は改正されていった。そして女性差別は改正されていったが、男性に不利な部分は依然として残っていった。それが21世紀に入った時の状態である。さてこのブログはもともとどちらかといえば思想的には保守的なスタンス(にみえるもの)であった。何故なら日本の場合、女尊男卑なフェミニズムを批判する思想はリベラル(左派)にはほとんど無く保守派しかいなかったからだ。だから当然資料的に、理論的に影響を受ける。しかし、はっきりいって男性差別を無くしていくにはやはりリベラルの理解を得なければとても不可能だと思う。まあもともとあくまで男女問題(フェミニズム批判)に関して保守派をみてきたのだが、しかし性差別をなくしていく社会運動をやるうえでどちらが頼りになるかといえば完全に左派なのだ。というか保守右派は社会運動においては全く役に立たない。それは歴史をみてもそうである。保守系の社会運動で成功したものはあるだろうか?リベラルは人種差別反対、男女平等、外国人差別反対、または市民平等、数々実現してきている。それは長い目でみて。何より学問の領域は結局リベラルなのである。男性差別反対(というか無くしていく)にはリベラルの分野でやっていくことが不可欠なのである。ひとついっておきたいのはフェミニズムに媚びろ、とか男性学(フェミニズムを男がやっているだけ)になれと言っているのではない。男性学などをいくらやっても男性差別をなくしていくことにはならない。なぜならば連中は結局女性様万歳で男性の人権の保護の視点はないからだ。そうではなくてリベラルの学問の中で闘っていかなければ(理解を得ていかなければ)ならないということである。男性差別を学問的に研究していかなくてはならない。それは具体的にどういうことであるかというと、結局論文が論文掲載誌に載るということである。つまり、社会学や人文系の学問の中で男性差別の問題を研究していかなければならないということである。その中で男性差別という性差別を女性差別と同じように提唱するのである。はっきりいって海外の男性差別反対というのはそういうレベルである。男女共同参画反対!フェミニズムはプロ市民だ、サヨクだ!ではとても話にならない。これからは左派側でリベラル側で男性差別に取り組んでいかなければならないだろう。ジェンダーにももちろん取り組んでいくことが大切だ。何故このような考えになっていったのかというと保守系の運動の限界を感じるのと、海外の男性差別反対の思想はほとんどリベラルの側からスタートしているからだ。はっきりって学問の領域はリベラルにはじまり、リベラルに終わる。いつまでもマスコミやリベラルと対立している右派的な男性差別反対運動では誰の理解も得られないし、法律や社会を変えていくのなど不可能である。もう男性差別反対運動は新たなステップを踏み出していかねばならないだろう。これからの社会に必要なのは右派的な男性差別反対運動ではなく、リベラルの側からの男性差別反対運動である保守派の存在意義は否定しないし、保守系の男性差別反対派がいてもいいと思う。だがしかし、いつの時代も社会を変えていくのは学問であるし、学問、つまり大学や大学院での研究をやっていくのはどうしてもリベラルの分野なのだ。
Sep 15, 2009
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009083101000387.html電車内に防犯カメラ設置検討電車内に防犯カメラ設置検討へ 痴漢対策で警察庁 電車内の痴漢事件を防止し、捜査態勢を強化するため、警察庁は31日までに、鉄道事業者や有識者らによる「研究会」を来年度に発足させる方針を決めた。痴漢事件をめぐっては最近になって無罪判決が相次ぎ、捜査の在り方の問題点が指摘されており、電車内の防犯カメラ設置などが検討課題になるとみられる。 民主党は、防犯カメラなどの治安対策についてマニフェスト(政権公約)では触れていないが、2009年の政策集で「警察権限の無制約な拡大は捜査権の乱用やプライバシー侵害などの弊害が懸念される」「新たな捜査手法の利用にあたっては、人権に配慮して運用ルールをしっかりと定める」などと言及。新政権の対応が注目される。 研究会は、被害者へのアンケートや国民の意識調査を基に、鉄道事業者による女性専用車両の拡大や、電車内への警備員配置などの可能性についても議論する。財務省に提出した10年度予算概算要求に経費として800万円が盛り込まれた。是非実現してほしい。女性専用車両はどこまでいっても性差別である。解決方法は女性専用車両を無くし防犯カメラなどの対策を行うか、男性専用車両を同じ数量だけ導入することだ。方向性としてはおそらく男性専用車両導入のほうが現実的だろう。性差別を無くすうえで男性専用車両を導入する、とならないのは残念だが(痴漢冤罪対策という名目になるだろう)しかしあったほうがいいに決まっている。痴漢冤罪は深刻な被害だからだ。痴漢でっちあげもしにくくなるだろう。http://news.ameba.jp/dokuzyo/2009/08/44141.html男性専用車両がなぜ必要か?【独女通信】8月27日 16時32分先日、電車の中でリュックを背負っている男性が両手を挙げているのを見かけた。「電車に乗る時は必ず両手に手荷物を持つようにしている」というのは電車通勤をしている会社員の山本さん(46歳)。混んだ車内で手荷物を持っている男性がいれば、周りにいる乗客も迷惑をこうむる。それでも痴漢に間違われないための防御策だそうだ。かつて「自分の身は自分で守る」は痴漢被害を回避するための女性の言葉だったのだが、今や痴漢行為の冤罪を回避するための男性の言葉にもなりつつある。ところで映画「それでもボクはやってない」はご覧になっただろうか?痴漢や性犯罪による冤罪被害を受けた男性の悲劇は、職を失い、高額な裁判費用で生活も追い詰められ、既婚者なら離婚や家庭崩壊に発展するかもしれない。痴漢は世の中の一部の男性にすぎない。そういう卑劣な人間のために、多くの善良な男性たちも苦労をしているようだ。「女性は肉体的に男性より弱いし、守ってあげなければならないとは思います。ただ、最近は女性に気を遣う場所が多くて男は疲れるんですよ」前述の山本さんだが、女性社員の方が多い職場のため、彼女たちの機嫌を損ねないよう、男性社員はお菓子を差し入れたり、時々はランチをご馳走している。ところが、「女性社員に髪型を褒めたらセクハラだと言われたんですよ。それからは容姿に関わることは褒め言葉でも絶対に口にしません」職場でも電車の中でも女性に気を使い、家庭でも妻に気を使っていると山本さんは苦笑する。今の日本には山本さんのような男性が多いのではないだろうか?女性を優遇することで男性が疲れるような社会は決して男女平等とはいえないと思う。(後略)
Sep 5, 2009
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