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1年半前から、「めいてい君の日記」という楽天日記をつけ始めた。 脳幹梗塞で17日間の入院生活をおくり、退院してから「脳のリハビリ」としての活動である。 まずは、脳幹梗塞の始まりから説明する。 以前から太陽が目に入ったような感覚が時々起こっていたが、突然に、左方向に引き寄せられるような感覚が強くなり、歩行困難になった(2010年5月21日)。 近くの、かかりつけの医院で血圧を測ると205であり、すぐに国立病院を紹介された。 救急車で行くように薦められたが、大袈裟であるのでタクシーで出発した。 途中の坂道で気分が悪くなった。 救急でないので、初診の小生は後回しにされた。 「大病院には、緊急な対応を要する病態なら、必ず救急車で行くべきである」と、反省している。 気分が悪くなったことを看護婦に伝えると、医者と相談したらしく、MRI検査室に送られた。 MRI検査で、脳幹が梗塞していることが判明して、即ぐに入院させられ、点滴によって血液を浄化させる方法がとられた。 神経中枢の脳幹部位が「梗塞」しているので、カテーテルなどの手術ができず、点滴だけしか治療方法がないのである。 点滴を続け、なんとか命を取り留めて、歩行ができるようになったものの、筋肉がすべて萎縮しており、専任のトレーナーによる筋肉トレーニングを命ぜられた。 入院中は、完全看護ながら、家内には、パジャマや下着などを毎日のように運んで貰い、大変な迷惑をかけた。 国立病院では、個室ではなかったので、ゲームを深夜までする、騒がしい中学生がいたり、本を読まずにテープで視聴する老人がいたりして、まったく落ち着けなかった。 6月6日には、自宅での療養が可能となり、息子が迎えに来て退院し、当面は、一週間毎に、血液検査と薬をもらうべく、国立病院に通うことになった。(その後は、血液検査は月1回から、2ヶ月に一回、今は休止中、薬は、月一回から、今は二ヶ月に一回の通院となっている。) MRI検査は、被爆の危険からなのか、当分はやってもらえそうにない。 飲み薬は、バイアスピリン錠100mg(朝)、 コディオ配合錠EX(朝)、 ユベラNソフトカプセル200mg(朝、昼、夕)、 ユリノーム錠25mg(朝)、 ディオバン錠40mg(夕)である。 バイアスピリン錠は、血が固まらないよう、血流を良くし、血栓を予防する薬。 コディオ配合錠は、血圧降下の薬。 ユベラNソフトカプセルは、コレステロールを下げ、血行をよくする薬。 ユリノーム錠は、痛風を改善したり、尿酸を排泄させる薬。 ディオバン錠は、血圧を下げる薬。 たくさんの薬なので、分包してもらっているが時々間違え、間違えたら飛ばすことにしている。 飲まなかったかも知れないので、飲むというのは、二回分飲む危険があり、飲まない方が無難なそうである。 退院できても、「あたま」が惚け気味であったので、それをリハビリするべく「ブログでめいてい君の日記」を書き始めたのである(6月20日)。 日記と言うよりも、思いつく話題を工夫して、「出来るだけ毎日文章を書き続ける」ことが「頭の体操」となっていった。 7月12日は息子の運転で孫達と箱根一泊旅行が出来た。 8月23日になって日記を書くのがおっくうになり、少し休むことにした。 今年(2011年)の3月11日には東北で「東日本大震災・原発事故」が突発した。 そのことに触発されて再度(23日に)、日記を書き始めた。 話題は、地震・原発から復興国債発行、海外に目を転じて、ギリシャ国債危機、欧州金融危機、タイ洪水などが加わった。 昔、小生が訪問した、東南アジア、メキシコ合衆国の旅を思い出し、その国の事情をWEBでJETROや外務省DATAなどで見直した。 欧州金融危機を考えるに当たり、金融危機の該当国やその影響を受けそうな国の基本情報の収集、幸福度指数なども調べた。 小生が、体が幾分不自由な中でも続けている趣味のテニスについても書いた。 最後に、日記とともに継続している、世界遺産などの紀行番組を収録するDVD作成作業について、表で国毎に数をまとめてみた。 このように、小生にとっての「めいてい君の日記」は、脳幹梗塞のリハビリとして大変役立っている。 逆に、日記を書くこと自体が苦痛であるのだが、内容は別として、継続こそ成功(病気克服)の鍵であると信じている。 楽天に要望を出しているが、楽天ブログの日記を「本人がダウンロード」して保存しておくことが出来るようにシステムを構築願えないのだろうか。 無料に越したことはないが、多少の費用負担は考えてもよい。 毎回の日記を別途ファイルするのはかなり負担であり、提出した日記をいつでもダウンロードできるようにしてもらいたいのである。 自分で管理できないような日記(書き物)は続かないと思う。 来年も、自分本位で申し訳ないが、「めいてい君の日記」を継続してみようと思う。 たとえ、毎日ではなくても、3日毎や、一週間毎であっても、ぜひ、継続してみようと思う次第。
Dec 31, 2011
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収録シュウロク国コク(2)番組数バングミスウタスマニア2タヒチ1タンザニア15チェコ28チベット1中国チュウゴク65チュニジア11チリ9デンマーク20ドイツ61ドバイ1ドミニカ5トルコ21ナミビア2西ニシアフリカ1日本ニホン74ニューカレドニア1ニュージーランド11ネパール10ノルウェー21ハイチ1パキスタン2パナマ2バヌアツ1パプアニューギニア2パラグアイ2ハンガリー24フィリッピン2フィンランド7ブータン2プエルトリコ1ブラジル23フランス124ブルガリア12ブルキナファソ1ベトナム10ベナン共和国キョウワコク1ベネズエラ8ベラルーシ1ペルー27ベルギー25ポーランド21ボスニア・ヘルツェゴビナ2ボツアナ2ボリビア6ポルトガル27ボルネオ1ホンジュラス3マケドニア2マダガスカル4マリ4マルタ6マレーシア13南ミナミアフリカ10メキシコ40モーリタニア4モナコ2モルドヴァ2モロッコ17モンゴル3モンテネグロ2ヨルダン1ラオス2ラトビア4リトアニア6リビア8ルーマニア16ルクセンブルグ3ロシア23 以上であるが、DVD RECORDER の方が、ギシギシと唸るようになってまもなくこわれそうである。 壊れると、DVDが再生不可能となる恐れも出てきた。 まことに、東芝製DVD RECORDER は、優秀な東芝グループが造るものではあるが、東芝機械のマザーマシーンとは異なり、 小生にとって、お粗末な遊び道具にすぎないのである。
Dec 30, 2011
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DVDの地域・国別の収録状況は延べ1,772番組となる。 一本の番組で、数カ国にまたがるものがあり、世界や、欧州全体にまたがり国別には分類できないものもある。 収録シュウロク地域・国(1) 収録番組数 宇宙ウチュウ13世界セカイ22欧州オウシュウ7アイスランド3アイルランド6アメリカ50アリジェリア6アルゼンチン20アルバニア1アルメニア2アンドラ公国コウコク1イエメン5イギリス62イスラエル6イタリア160イラク3イラン3インド24インドネシア9ヴァチカン市国シコク2ヴェネズエラ2ウガンダ2ウクライナ7ウズベキスタン2ウルグアイ3エクアドル5エジプト11エストニア3エチオピア10沿エンドニエストル共和国キョウワコク1オーストラリア24オーストリア36オランダ28ガーナ2カザフスタン3カナダ28カメルーン1韓国カンコク6ガンビア2カンボジア4北朝鮮キタチョウセン1キプロス1キューバ7ギリシャ30グアテマラ5グリーンランド3クロアチア17ケニア5コスタリカ2コソボ3コロンビア1サンマリノ3ザンビア6ジャマイカ1シリア10シンガポール1ジンバブエ4スイス45スウェーデン23スーダン1スコットランド3スペイン105スリランカ5スロベニア5スロバキア7セネガル4セルビア1タイ15台湾タイワン1
Dec 30, 2011
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小生の世界遺産を巡る旅の紀行などの収録番組数が、本日で1650番組であった。 DVDの媒体別に見ると、DVD-RWが71枚、DVD-RAMが121枚、DVD-R(HDVR)が291枚で合計で、483枚である。 DVD1枚が4.7GBとして483枚分だと2,270GBであるから、機械音痴でもこれを当初から収録するような巨大なHDDは小生の身分では購入できかねるので、せいぜい、他の媒体にムーブ不可能なDVD-Rを手動オートチェンジャーで処理するくらいが関の山である。 DVD一枚あたりに収録している番組は3.4枚となる。 DVD一枚を見るのに、少なくても1.5時間かかるとして、全部見るには「寝ずの番」で30日を要する。(483枚*1.5H/24H=30日。昨日の計算は、呆けがでて間違ったので再計算した。) 一応、エクセルで「DVD機種毎の連番号・枝番号」「国名」、「シリーズ名」、「番組タイトル」、などを付与しているので、原始的であるが、見たい番組を4冊のDVDファイルから取り出すことは出来る。 手製のカラオケのようなものであるが、収録も草臥れたので、そろそろ止めるか、本当に素晴らしいものだけ追加することにしたい。 コマーシャルはほとんど除去してあるが、取り去ることが出来ない「不必要な特別部分」がある。 「緊急地震速報」がほとんどの収録にずっしりと入っているのだ。 「もともと売り物の目的ではない、自分用の寝たきりになった時用のDVDファイル」だが、呆けの予防に大変貢献したDVD作成作業であった。 自分の記録に役立つだけであるが、記しておく。 録画数番組名48欧州列車旅行121世界夢列車に乗って13欧州鉄道の旅53世界遺産への招待状62世界遺産ものがたり118世界ふれあい街歩き4世界のエコツアー57ゆらり散歩世界の街角96The 世界遺産486シリーズ世界遺産6とっておき世界遺産7イタリア&中国世界遺産54ヨーロッパ(&世界)水紀行28世界の名画8ヨーロッパ古城散歩10世界の庭園6音楽都市散歩3映像散歩13イタリア・一度は行きたい街巡り35大人のヨーロッパ街歩き5とっておきのヨーロッパ25自然写真紀行4ヨーロッパの歩き方5絶景シリーズ64地球絶景紀行25ヨーロッパ空撮紀行・世界遺産空中散歩15地中海沿岸紀行・マグレブ紀行38地球バス紀行・アジアハイウエイ12トラベリックス9南米大陸一周・アフリカ大陸横断54グレートサミッツ・グレートネイチャー10BSヒストリーアワー156 BS特集など 1650 合計
Dec 30, 2011
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またまた、東芝製品での困惑。 先日のこと、知人から東芝REGZA 22AV550という液晶TVをもらった。 小生は、日立のプラズマTV50インチ(WOOO)のほか、液晶TV(REGZA19R9000)などを所有している。 録画機としてはDVD-RECORDERとしてRD-S304K、RD-sx34の2台を所有している。 RD-sx34は、HDD録画・再生は機能するが、DVDの録画・再生は媒体により、DVD-RAMは何とか機能するが、DVD-RやDVD-RWは壊れているので、使用していない。 RD-S304kについては、DVD-HDVRの細密な録画も可能であるので、それを主に使用している。 ただ、DVD-HDVRで録画すると、小生の家ではRD-S304k以外では再生できない不便は残る。 WOOOは本体に録画機能があるので外部録画機は不要であり、もっぱら、液晶TV(REGZA19R9000)と録画機RD-S304Kを接続し、REGZAリンクを活用している。 今回の液晶TV (東芝REGZA 22AV550)については、映りは充分耐えられるので、半分壊れているがHDDは大丈夫な録画機(RD-sx34)を接続してみようと思った。 液晶TV (東芝REGZA 22AV550)の背面を見ると、当然のこととして、アンテナ入力は地デジ、BS(CSは不要)はあり、外部入力端子(S,D,HDMIなど)は揃っている。 しかし、出力端子がないのである。 小生には、このような場合はお手上げである。 HDMI端子は双方向通信が可能だと言うが、どうもこの場合の録画には役立たないのではないだろうか。 録画機RD-sx34は古い機種で、HDMI端子はないから考えても仕方がない。 どうしてこのようなチグハグな構造になっているのか不思議である。 録画機に地デジやBSを自分で受信できる機能がある場合しか想定していないような、不具合の受信本位のTVをよくも販売しているものだと呆れてしまう。 液晶TVの設計段階で、録画用の信号を送れないように設計するのは、液晶TVを単に表示のためのPANELとしてしか考えない設計である。 もうすこし、ユーザーのための便宜を優先してくれないかと思う。 小生は、機械音痴なので、もしかしたらもっとよい方法があるかも知れない。 いまのところ、判らないので、接続は諦めている。
Dec 29, 2011
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「武器輸出三原則」について、新しい取り扱いが野田内閣の国防会議で公表されたという。 というのは、これほど大事な概念が、「官房長官の談話」という、囲炉裏端のお話のような雰囲気で「決定され」て、まるで法律の施行のごとき厳しい取り締まりが出来るのである。 佐藤栄作首相の三原則提議(衆議院決算委員会答弁)、三木武夫首相の衆議院予算委員会答弁、中曽根内閣後藤田官房長官談話、小泉内閣官房長官談話、野田内閣官房長官談話がその根拠であるという。 立法府である国会の通過を待たずに、時の政府の官房長官談話程度で、国防問題がころころ変わる。 国防にも関わることがやすやすと決まり、変更されるのは、「民主主義の想定外のこと」ではなかろうか。 このような曖昧な民主主義であるので、危機管理を含めて、日本ではきちんとした国会審議ができないのであろう。 WIKIPEDAIで武器輸出三原則をみてみる。 「武器輸出三原則によって原則に当てはまる武器輸出が禁止されているが、このことを直接規定した日本の法律は存在しない。 外国為替及び外国貿易法と輸出貿易管理令によって、輸出の許可を司り、輸出貿易管理令別表第1が輸出許可品目名を規定している。 輸出許可品目名は輸出に際して経済産業大臣の許可を必要とする品物を定めたもので、 武器のみならず軍需転用可能な原子力、電子工学、通信、素材、加工技術等多岐にわたる。 別表の規制対象品目はココムやワッセナーアレンジメントにおける規制対象とリンクしており、対象となる品目は適時追加されている。 武器の不正輸出における罰則は外為法によって規程されていたが、その内容は5年以下、あるいは3年以下の懲役と科料である。 1987年に発覚した東芝機械ココム違反事件では取引額が40億円を超えていたが、裁判では法人への200万円の罰金と逮捕された社員への執行猶予付きの判決となった。 この事件では罰則が軽いという指摘がなされ、その後の武器、大量破壊兵器、核関連設備の不正輸出に対しての罰則が強化された。 日本は軍事目的によらない武器は多数輸出している。猟銃、弾薬など非軍事目的の小型武器をアメリカ、ベルギー、フランスに輸出している事が、スイスのジュネーブ高等国際問題研究所が発表した2004年版の「小型武器概観」で判明した。 その規模は世界第9位である。 また完成された武器の形状をとらないもの、つまり分解したものを個別に輸出するという抜け道を用いて部品の輸出は行われている。 この中には非常に高度なテクノロジーを必要とする物も多い。 日本の防衛機密上危険であるにも拘らず、武器は基本的に輸出しないという原則があるが故に、一目では分からない部品という状態で輸出を行い、規制が出来ない状況が生起している。」 国防上の文官としての抑制は、国会が司るのではなかろうか。 三権分立が機能しないようでは、戦時体制直前の政体に戻ったような、怪しい気配が漂う感じである。 このような、あいまいな事を続けると、沖縄の反発を和解に持ち込むことさえ出来ないであろう。 「どぜう内閣」は真摯な姿勢で、立法府である国会を重視すること意外には、「みんなのための民主主義」は維持できないであろう。
Dec 28, 2011
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46年前の記憶である。 昭和40年に開催された4大学インターゼミナール(早稲田大、慶應大、中央大、一橋大、もしかして東大の5大学?)での「指定テキスト」は何だったのかを、加盟大学のXX周年の年史に載せたいので、だれか記憶にあれば教えて欲しい、そうである。 当時の4回生か3回生が出席したのだろうという。 例えば、ヒックスの「価値と資本」、パティンキンの「貨幣・利子および物価」のように、指定テキストを各大学に分担して読んで貰い、自分達のパートをレジメし、解説・報告してもらう方式であった。 その記憶再生の要望は、「小生の仕事上の先輩で、加盟大学のOB 」からであった。 ゼミテンに問い合わせたものの、われわれが憶えているのが、自分たちが、合宿で先輩達に厳しく指導された、R.F.ハロッドの「動態経済学序説」であり、その印象が飛び抜けて大きい。 翻訳本の難しさ(悪訳?)もあって、その数学的な背景を解き明かしながら、まるで修行僧のような毎日を海辺の寮で呻吟したものだった。 すでに、ゼミテンへの質問で大騒ぎとなってしまった。 とんだ、ご迷惑をみんなにかけたことになる。 職場の元・先輩のために、46年前の記憶を呼び起こすような工夫も無駄に終わってしまいそうである。 ただ、このことから、みんなの「若き昔を思い出すという一里塚」が見つかったとおもえばよい。 その一里塚(インターゼミナールの思い出)が、いまは老学生達となった、われわれが相集う「印」となり、「向学心を思い出せ」ばよいのである。 当時のゼミの幹事で、もっとも優秀であった同輩も、正確には思い出せないが、ヒックスの「価値と資本」であったかもしれない、しかし、その証拠のレジメもなくて確信が持てない、という。 その本の題名が判ることが大切なのであろうが、記録が大切なのではなく、「思い出」が大切と思えば、「不明」でも良いのではないかとも考える次第。 脳幹梗塞の小生には、過去を思い出すのは、どだい無理な話なのだ。
Dec 27, 2011
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呆けの話なので、まどろっこしいのを、ご容赦願いたい。 日本の国債の保有者は、ほとんどが、「日本国民」と「国内の金融機関」である。 「国内の金融機関」は、「日本国民の預貯金」を預かっているから、その預かり金は金融機関にとっては借金であり、「国債の債権者は日本国民であると言いたいところ」である。 しかし、金融機関は、日本銀行から信用創造という、自己資金以外の預かり金・預貯金を「運用する仕組み」(預金準備率資金を預けることで)を許可されている。 ここに、「日本国民が国債を実質的に保有しているとの考えにも、アダム・スミスのような「見えざる手」のからくりが生じる」のである。 金融機関は、決して「国民のために国債を買っているのではない」のであり、「安全で、より高利な運用先」があれば、国債以外にも投資するかも知れないのである。 それが、金融の論理なのだ。 この信用創造のお陰で通貨の流通がスムーズに流れている。 信用創造は、血液と同じであるのだ。 国民が直接には、あまり国債を買わないのであるから、「金融機関」がかわりに資金を運用して国債を購入すると考えてもよかろう。 銀行さえしっかりとしていれば、国債の期限前の償還を要求しないであろうが、米国などの自由化要請で、危ない海外投資を「信用創造で無闇に進める」と、日本にも危険信号が灯ることになる。 また、日本には、割賦支払いや、手形支払い等という信用創造手段が広範に使用されている。 企業間信用取引によって、資金の乏しい日本経済でも、原材料手当、機械の割賦支払いなどで事業を円滑に繰り回しできた。 現金決済主義の後進国には機能しない、まことに優秀な決済方法であり、これがなければ、技術が高くても日本企業の成長はなかったのである。 また、世界的規模で「マネー」が先物取引に流れている。 先物とは、まだ実現されない実物相当の財・サービスが生まれる前に取引される抽象物であって、その取引には、後日の実際の取引が反映されなくても先物契約により成立する、まことに危ういものである。 その決済には、信用取引やビバレッジ取引が介入する。 われわれは、参加しようと、参加しまいとに関係なく、物の動きが追随しない取引が安易にできる世界的なシステムによって、ものの取引が先々まで予約されるという危ない世界に住んでいるのだ。 希少資源で巨利を得た金持ちや「信用創造利用業者」が世界の物を、将来までも買い漁っているのがいまの経済なのだ。 誰も取り締まりはしないのである。 しかし、実態のない、架空の取引に世界の将来を託して良い物だろうか。 世界の異常な信用・金融取引が、先進技術国・希少資源国への富の集中を生んでおり、それが後進国貧困化の元凶でもあるのだ。 政府、国際機関は、「信用取引」、「先物取引」、「リバレッジ取引」などの実態のない取引(理論的には素晴らしい美的な数学で飾られている)に「一定の制約を設ける」ことに、国を挙げて、世界を挙げて取り組むことが必要ではないのか。 隣の国が危ないのではなく、自分の国、世界の金融が危ないのである。 TPPへ加盟する以前に、信用創造自体を見つめ直す必要があり、「賢人」たちにその扱いをどうしたものか、研究させる必要があろう。 まずは、日本銀行に、「国民の預貯金総額に相当する国債の範囲」を調べて貰い、少なくとも、その範囲に押さえ込むように、計画的に縮小すべきであろう。 そのための、消費税増税なら致し方がないが、「現実の把握が出来ていなくては」この実物デフレ、かつ、希少資源インフレ経済の歪み局面は乗り切れまい。 みんなで、長期的視点をもてる「日本の賢人達に道案内」を頼もうではないか。 呆けの小生には、勘違いが多くて、BOJの預金準備率の資料でさえ分析できないのだから。
Dec 26, 2011
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40年ほど前に、大阪支店勤務時代は、阪神甲子園駅から大阪駅まで行き、繊維問屋街を抜けて堂島まで通ったので、ある程度の交通網は知っていたつもりであった。 大阪駅の地下連絡通路はなく便利になり、駅前は全く様変わり、新線「JR東西線」は横に行くのに至便であったが、京橋の乗り換え通路は複雑で、外の連絡橋の長さには閉口したものだった。 水の都:浪速であり水路が街を巡っている。 東京はゼロメーター地帯があるが、ここ大阪の方が、かなりの低地帯が淀川や南港に沿って広範にあり、防水・防潮施設は見あたらず、堤そのものが、極めて薄く、また、低く、少しの津波でも簡単に乗り越え、破壊できるような構造である。 橋下市長(前・府知事)は真っ先に、水害対策、津波対策として防潮堤、高台工事に取りかかるべきではなかろうか、と思った。 大きなビル群への逃避経路、大阪城などを避難・救急場所として確保するなどし、その緊急避難ルートなどは確保されているのか。 高邁な、地域政府への権限移譲などよりも、まずは、差し迫った、足元(橋下)の水害・災害のための準備が大切であり、どぜう内閣の中央政府と、すぐさまに全力を合わせるべきであろう。 大阪はどうみても、「東日本大震災」の大津波災害の経験を生かしていないようである。 「阪神・淡路大震災」については大津波が来なかったのであるが、南海・紀伊における大震災が起きた場合は「大津波襲来・避難のシミュレーション」ができているのだろうか。 あまりにも、橋下市長が中央政府や市議会との議論に注意が向き、足元(橋下)の災害防止に無防備であると、市民は後で、「おおきなつけを払うこと」になる。 陸地に比べて、橋下の川の水位の高さ、岸壁のみすぼらしさに早く気がついて貰いたい。 すでに大阪人は津波対策を諦めているのか、深い湾内だから安全だと思っているのか、市長、府知事には水害・災害対策は話題になっていないのが不思議である。 口では津波は防げないのである。 市民、府民が百年かけても頑張れるような、地道な対策が望まれる。 報道陣は、短期的な国家予算規模が大きすぎて、国債に依存しすぎであると騒いでいるが、多少の凸凹は生じても、大地震・大津波・水不足などの長期対策資金については、先食いしても先行投資するしかないのである。 国民が、銀行に預金して、それを銀行が国債に運用しており、国が国債で資金をまかない、政策を実行しているのだから、結局は国民が負担を負っているのである。 報道は、米国の意向を尊重して、銀行の運用を国債から、世界の市場へと導く危うい橋渡しに使われている。 戦時体制に、戦争へと導いたように、報道が先導しているのである。 「あぶない」、「あぶない」報道には、理性を持って対応しよう。 ローマの衆偶政治のような報道誘導には注意すべきである。 政府は、気候や時代の変化に早く気づき、対策を取っていくことが大切であり、単に「マニフェスト」に書いてある事実だけにこだわるようなら、「古いマニフェストの狂信者」と同じ土俵に政治が居座るのである。 大震災という経験を生かせず、離反するような政治家には政治を任せられないであろう。 過去にその工事規模などに問題があっても、その工事目的がより違う方向について有効だとわかった場合は、改めて検討するくらいの「先見性」が必要である。 政治が人気取りに揺れている現在、改めて「日本学士院の日本賢人会」に頑張って貰いたい。
Dec 25, 2011
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大阪市在の親類に不幸が有り、今月の20日昼に東京を出発、葬儀参列をすませて22日夜、帰京した。「福島区役所」から、宿泊先のホテル・モンテレイ(京橋)に向かう際に、惨事にあってしまった。(ホテルの正式名称は、「ホテル・モントレ ラ スール 大阪」 という長い名前であり、小生は、かつて調査で訪問したメキシコのヌエボ・レオン州都の「モンテレイ」市で覚えていた。) 惨事と言っても、大したことではなく、単に紛失事故である。幼子を連れての、大勢での移動であったので、タクシーのトランクにスーツケースと一緒に、「喪服の手提げ」などを詰め込んだ。乗車時刻は、20日の黄昏時であり、帰宅の車が動き出し、大阪駅周辺は混雑している。タクシーは東京にはいくらでもいるのに、この付近にはあまりいない。手を挙げても止まってくれない。やっと、空車を見つけて、誘導し荷物を積み込んだ。外国のようにドア・マンがいて、荷物を運んでくれるような具合ではない。チップを払うような具合なら運転手も手伝ってくれるだろうが、いつ襲われるかを心配してか、日本では運転席から出ては来ないのである。途中の「土佐堀通り」は、這って歩いているような速度であり、「悪いと思ってか、」運転手はメーターを一時、切り替えてくれた。そこを抜けたら空いていて、天満あたりではスイスイと走れた。しかし、ホテル・モンテレイの側は、一方通行で大回りしたものである。やっとついて、自分でトランクを空けて荷物を出して、連れが支払いを済ませてホテルのドアーを空けて、「喪服の手提げ」が見あたらないことに気がつき、後ろを見たが、件のタクシーは猛スピードで消え去っていた。福島から京橋までを無駄に時間を費やしたので、その分を取り返すために「順番待ち」の場所に向かったのだろう。連れは、運転手が混雑時にメーターを切ってサービスしてくれたこともあり、「領収書」を貰っていないので名前も判らない。「大阪タクシー親交会」のマークが車内に張られていたが、具体的な会社名は車内には見あたらなかった。タクシーメーター付近には、会社名、運転手名などもあったのだろうが、後ろの座席からは見えず、だれも憶えていない。一人が、「青空交通」というマークがあったようだという。とりあえず、「大阪タクシー親交会」に火曜日夕刻、福島区役所から天満駅近くの「ホテル・モンテレー」まで、「青空交通」らしきタクシーに乗り、「喪服の手提げ」をトランクに置き忘れたので、見つかった場合は、連絡して欲しい、と告げた。自分できちんと管理しなかったのが最も悪いのであるが、昔なら、タクシーのトランクは運転手が開閉を行い、出し入れには注意を払ったものである。いまなら、タバコの火でも、爆弾でもなんでも簡単にトランクに入れられておさらばできる。運転手はトランクの出し入れぐらいは、危険でないところなら、お手伝いくらいしてくれてもいいのではないだろうかと思う次第。いまだに、連絡は来ないので、無線を持たない「青空タクシー」の運転手(経費的に携帯電話を使用しているようだ)は、「協会からの無線」連絡も通じなくて、また、仕事明けにトランクを空けることもなく、喪服を乗せたままで、ひたすら走っているのだろう。近しい人たちとの葬儀であり、なんとか事なきを得たのであるが、とんだ災難にあったものだった。「喪服の手提げ」には、黒ネクタイ、白いシャツ、数珠が挟んであり、貴重品は無かったものの、ものがないと葬儀出席には支障があるものなので、大変困ったことではあった。大阪行きの最新式「のぞみ」で隣の席の若者が、PCを使用していたが、「無線LAN」が巧く「ログイン」できず、遂に諦めていた。PCは仕事の災難であるが、「葬儀」の「喪服の手提げ」紛失もおなじくらいの災難であった。今年も、あともう少し。最後の災難であって欲しいものである。
Dec 24, 2011
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遠隔地の親類の会葬のため、当分のあいだ「めいてい君の日記」の休暇を取ります。
Dec 19, 2011
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「地球温暖化対策」データ収集・作成の続き(自分の勉強) 2009年度と言うと、2010年3月までなので、東北大震災の1年前のデータである。 単純には算定できない代物だから、実物の数値が固まってから、推定作業に時間がかかるのだろう。 昨日の基調講演では出てこなかったので、呆けなりにWEBから資料をまとめてみる。 京都議定書の規準年(1990年度)からの温室効果ガス総排出量の変化は、2009年(速報値)では、1,261百万トン→1,209百万トン(-4.1%)である。 そのうち、話題となっているのは、「二酸化炭素(CO2)のエネルギー起源総排出量の変化」で、 京都議定書の規準年である1990年から,速報値がある2009年の変化は、1,059百万トン→1,145百万トン(+1.5%)である。 温室効果ガスの総排出量 (単位:CO2換算百万トン) 発生形態京都議定書規準年値:A(1990年)同左構成比2009年度速報値:BB/A比伸び率CO21,14490.7%1,145+0.03%(エネルギー起源)(1,059)(84.0%)(1,075)(+1.5%)(非エネルギー起源)(85)(6.7%)(69)(-18.5%)メタン332.6%21-37.8%二酸化窒素332.6%22-31.9%代替フロン等3ガス514.1%22-57.3%合 計1,261100.0%1,209-4.1% (注)主な発生源などの説明・ 非エネルギー起源CO2: セメント製造などの工業プロセス分野・ メタン :廃棄物の埋め立てなどの廃棄物分野から・ 二酸化窒素 :農業分野の土壌など、燃料の燃焼から・ 代替フロン等3ガス:HFC冷媒、半導体製造、SF6製造などから 温室効果ガスのうち、各部門起源「二酸化炭素」排出量 (電気・熱配分後)(単位:百万トン) エネルギー起源部門京都議定書規準年値:A(1990年)同左構成比2009年度速報値:BB/A比伸び率工場等産業部門48245.5%386-19.9%自動車・船舶等運輸部門21720.5%229+5.4%商業・サービス・事業所等業務部門16415.5%220+33.6%発電所等エネルギー転換部門686.4%79+16.2%家庭部門12712.0%162+26.9%合 計1,059100.0%1,075+1.5% 基調講演は、上記の業務部門(+33.6%)、家庭部門(+26.9%)が統制不可能なくらいの伸びであることを危惧しての発言である。 東日本大震災の津波襲来に際して、原子力発電所が破壊を受け、電源を一時OFF・停止したことから、再給水のための非常用電源再起動ON電力が不足して、給水不可能となり、爆発に至ったと、小生は理解している。 つまり、東北大震災は、「天災(大地震)」+「天災(大津波)」+「人災(電源OFF)」+「人災(非常用電源をONしても機動しない電力準備不足)」という、「人災」のウエートが大きい事件であった。 「クリーン」なと思われて、原子力発電に方向転換しようとした政府の方針が、原子力が危険なものとの判断から、「脱・原子力」に反転・逆転したことで、当面は火力発電に依存せざるをえなくなり、「発電等転換部門」の削減目標が、ますます達成不可能な水準となった。 業務部門、家庭部門は、削減努力をしている最中でも、むしろ増加しているのだから、「いくら力こぶを政府が入れても、民間では対応が難しく、すぐには達成できない目標であることも判明した。」 加盟国ではない、大口のCO2排出国の米国、中国などや、途中で諦めて脱退したカナダなどとも智慧を出し合って、新たなCO2削減努力の歩調を合わせ、実現可能な範囲で進める必要がある。 どぜう内閣にとって、TPPに加盟するための難関よりもさらに厳しい道のりとなろう。 どこかの新聞が、「日本の国債が危ない!」と無駄に騒いでいるが、今のところ、保有する銀行などは国民の預金を預かっている債務者であり、本来の国債の債権者は国民であることを世界に訴えているにすぎない。 ありもしない話は、投機家は百も承知であり、そのくらいのことを知らないでは投資家ではない。 安易な消費税増税で経済を混乱させることのないように、どぜう内閣は腹を据えて、「八ッ場ダム建設再開」、「新たなCO2削減目標の設定」、「長期的な世代間不平等の是正をどうするか」などに邁進して貰いたいものである。 そのためには、ノーベル賞並の頭脳を持つ世界的な科学者や厚生経済学者達(日本学士院などの日本賢人会ワーキンググループ)の出番をはやく作るべきであろう。
Dec 19, 2011
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「地域で取り組む地球温暖化対策」なる、パネル・ディスカッションを聴講する機会があった。 今日は、午前の早朝テニス幹事会(来期は幹事を免れた)につづく、聴講で疲れている。 呆け頭の体操と思って纏めてみたい。 「基調講演」の方の話は、疲れてとても眠かった。 「阪神淡路大震災直後のガレキ処理を行うに際し、廃棄・冷蔵庫、空調機などが含むフロンの処理が問題になった。 そのときに、当地の企業がフロンの先端的な破壊処理技術をお持ちということで、自分が交渉に赴いて、快く引き受けて貰い、大変お世話になった。」、という話だけが印象に残っている。 基調講演が終わって、質問があり、取り上げている「データ」が2009年までの「速報数字」であり、そのようなことでは、将来のことも言えないのではないか、との厳しい指摘があった。 来賓の環境省課長は、「速報」も「確報」とほとんど変わらない数字である、と弁解していたが、小生みたいな素人には、もともと、入手するデータそのものが、「工場生産・出荷量」のように直接明示できる物量なのではなく、「廃棄・排出量という正確には計測できない数値」を集計するのだから、かなりの推定やつじつま合わせ、が伴うものだけに、発表に時間がかかるのだ、と思っている。 つまり、「正確な確報値」はどこにもあるはずはなく、大体の所を推定してみるしかないのであろう。 単純に言うと、家電の廃棄によるフロンの排出量がいくらあったかということでは、フロンを完全に回収して廃棄するのは稀であり、フロンを電気工事業者が面倒と言って回収しない場合が多いこと、フロン工場で誤って放出している分があるかもしれないことなど、「回収率の不確実性」なども入っているのではないか。 「兎に角、温室効果ガスの排出量は、業務部門および家庭部門とも過去19年間で3割近く増えているので、企業は勿論のことながら、一般家庭での削減努力が必須である。 NPOを支援事業主体とした、自治会(個人家庭の集まり)、企業、学校などの共同事業体(コンソーシアム)の草の根運動を、環境省が補助をしていくスキームが進行中である。」、という。 基調講演で示されたコンソーシアム活動の範囲は次のようである。1.バイオマス利用活動など(薪、廃油、ペレット、間伐材利用、薪ストーブや太陽光の自然エネルギー)2.地域に於ける節電活動(モデル節電、緑のカーテンや断熱シート)3.エコドライブ活動(電動アシスト自転車、ノーカーデー、相乗り、エコドライブなどのエコモビリティ、公共バス利用促進モデル路線、環境家計簿など)4.その他の活動(小水力発電、電気自動車、生ゴミ循環、食資源循環) 啓発活動が主となるので、今後は「エコ診断事業」、「環境コンシェルジュ資格認定」を大々的にやっていこうという構想らしい。 次に、各団体の代表の具体的な行動の発表があり、明るさの中に、苦労のほどがにじみ出ていた。 詳しくは憶えていないが少しだけお伝えして、あとは彼等のホームページをみてもらいたい。(ホームページはレジメにあるのと追加したものもある。) 美人の元・キャスター(森田健作氏と競演した事がある)からの滑らかなスピーチによると、「寅さんの街」葛飾区では、「おもちゃのまちのタカラ・トミー」や「サッシメーカー」の支援があって、「ぬいぐるみ」や「省エネグッズ」などの提供を受けて、貯水した雨水などを使っての「打ち水」を行い、街頭の「冷却効果」で「地域の温暖化対策ムード」を広めた。http://www.city.katsushika.lg.jp/ 「日本一暑い街」熊谷市では「緑面化」、「太陽光発電」、「低公害車」、「里山保全」のPR等を行い、駅前では「ミスト冷却」を行って、「ムード」を高めた。http://www.city.kumagaya.lg.jp/about/keikaku/ondankataisakuchiikikeikaku.html 「人口が毎年1万人ほど増加している都市」さいたま市では、地域のエコ活動に関する検索が容易となるようにホームページの充実を図り、見学会、講習会、展示会などを開催した。http://www.city.saitama.jp/www/contents/1145267240375/index.html 「船橋市」では、地元ガス会社の支援もあり、一般家庭や特養ホームなどの「緑のカーテン」の表彰効果に重点を置いている。http://www.funabashi-ondanka.jp/ 「横須賀市」でも、啓発を中心におき「緑のカーテン」、子供向けの手回し発電などの「実験・体験」を最も積極的に活用した。http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4110/k-ondanka/ 「横浜市」では、風力発電の見学会などを行い、特筆されるのは「LEDメガワット・キャンペーン」という、電球をLEDで代替するのを早めることで、「電力利用方法」を通して、二酸化炭素を削減する方法を重要視している。http://yokohama.team-co-do30.jp/ 「市川市」では、「クールスポット・マップ」で冷涼な場所で涼むこと、「クールアース・デー」で七夕に全市節電することなどを挙げた。また、市政への評価を「e-monitor」というWEB電子アンケートにより市民から随意に吸い上げているが、「エコ活動では、クーラーを28℃以下に設定、消灯・節電、便座の使用しないときのオフ、コンセント抜きの徹底、緑のカーテンや簾の使用を行った」などの回答があった。http://www.city.ichikawa.lg.jp/env01/1111000049.htlm とにかく、 サミットとしての意見集約 があったが、「各市での知識、智慧を共有して、おたがいに二酸化炭素削減に努力しよう。」ということになった。 明日の新聞にでも、もっと鋭いまとめが見られることを期待したい。 呆けのまとめであるが、「トレーニング」なのでご勘弁を願う次第である。 ただ、小生は、基調講演について、レジメでは報告者が端折ってしまっている、「温室効果ガスの排出量」の説明が理解できていないので、明日、眠気が覚めたら調べたい。「部門別」というのが「全体がどうなっているのか」を、全く触れないで説明しているが、「専門家」は「自分が判っていれば、良いようであるが、素人にも判るべき基調講演」であって欲しいものである。レジメにはない、「表」で説明してみたい。わからなかったから、眠かったのではないかと思う次第である。
Dec 18, 2011
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福島第一原発の原子炉群が「冷温停止状態」に至ったという。 医者から「福島原発」達が「心肺停止」の宣言を受けたような、不思議な錯覚である。 自分には、宣言だけで「安全」か、「危険」か、を考えるのが怖いのだ。 素人には、「冷温」というと、冷たい冷気を感じる温度(人により違うが小生には9度以下)、「冷温動物」というと厳冬期には血液循環をほとんど止め、エネルギーの発散を最少にする「蛇」のような冬眠動物、を連想する。 気圧にもよるが、「液体の水」が沸騰し「水蒸気」に変態する温度・100度(人間なら火傷をする)をもって、「人工的な温度定義」としても、「冷温」では、「馬鹿げて」はいないだろうか。 それに、体温を計かるには脇の下や、口内に当てて計測するのに比べて、福島では検査対象の燃料棒が原子炉容器から下に落ち込んでおり、計測不能の状態である。 確かに、遠隔地からでも、熱が発する色・スペクトルなどで推定する方法はあるかもしれないが、コンクリートの内部の燃料棒と接している先端部分の温度を計測するのは不可能である。 いまでも、コンクリートを溶解・破壊し続ける行為が続いていると思われ、それを何とか食い止めなければならない。 原子炉まわりの放射能(セシウム放出量/h)についても、爆発時の「京」レベルから「千万ベクレル」にレベル・ダウンしたと言っても、減少率が問題なのではなく、現在の放出量がそもそも「動・植物が耐えられる限度越え」である。 爆発当初は、もう永遠に住めない所であると、東北人は諦めてさえいたように思われるが、いつの間にか、住むことの希望が強くなってきている。 本当に、このような安易な方向転換で良いのか。 政治の世界では、良いことの方が安心して見ていられるが、悪いことが事実であるならば、悪いことに蓋をしていると、自然はいつまでも目を瞑っていてはくれない。 チャイナ・シンドロームのような事態で、原子炉の底の底が破壊され、地球の中心にまで燃料棒が届き、放射能が拡散されることで弱まるなら幸いである。しかし、強い放射能が地球のあちこちの火山や温泉から飛び出すのであると、傍迷惑となり、原因国も困るのである。(誇大妄想であれば幸いである。) 建物の外観や、触れる部分にのみ目が向いて、地下の部分に目が向いていない。 炉心が溶けて落ち込んだ燃料棒が、地下の深みに落ち込む前に、地下を掘り進んで、それをカバーする(腐食しにくい厚い金属層で押さえ込むなど)工夫が必要ではないのか。「冷却段階」、「燃料棒取り出し」などの「超長期工程」の中には、「取り出しが出来ない」という「仮定(思考過程)」がないように思われる。「想定外」というのは、「気がつかないほうが人間なので当たり前」という甘い前提、政治的な想定に過ぎなく、「日本の賢人達にはもっと自然との対話で、現実的な対策」を考えてもらわないといけないのではないだろうか。 結果として、日本だけの破滅では済まない、世界の破滅をもたらすような、「甘いその場しのぎの対策」なら、人類全体から日本は非難を浴びることになる。 「どぜう内閣」は、もっと自然体で「悪魔の如き姿になった燃料棒」と、したたかに戦う姿勢をとり、 「力こぶ」が見せかけではない、「科学の粋を集めた実力行使」で、「燃料棒の地下に潜らない前の取り出し」に励んで貰いたい。 そのあとで、「放射能の除洗」という国内対策をとってもらいたい。 癌の患者にたとえると、「癌を治癒(燃料棒取り出し)することなく」、「副次的な痛み(除洗活動など)」を取ることも一つの治療であるには違いないが、早期に「癌を発見して除去する」ことが最も望まれるのである。 福島は、まだ、癌を発見する方法を探す段階にある。 熱は平熱まで下がっているようであり、癌のある「場所も見当はついており」、「癒着している」のは間違いなく、力こぶをいれて探している。 癌は、内蔵が多い場所に潜っているらしく、内蔵をできるだけ傷つけずに、取り出す方法を見つけなければならないし、取り出す技術的な方法を科学技術の粋を集めて研究している。 「マジックハンドを持つ医者探し」よりも前に、「正確な位置や状態」の発見が着手できていないのである。 「力こぶ」もいいのだが、そのまえに「癌=燃料棒を発見し、摘出する具体的な科学的方法」を、「賢人達に依頼することが大切」であろう。 「力こぶ」を批判する気は毛頭ないが、「メンツは捨て」て、自分たちが「無能力な部分」は頭を下げて、日本の賢人達に任せようではないか。 脳幹梗塞の呆けの独り言である。 ついでに言うと、遂に、8ヶ月後と想定されたように、米海岸に日本の津波のガレキが到着したようである。 いまのところ、日本の物かどうかの判別はできない様だが、文字や、放射能の種類から、そのうち判るであろう。 また、当初、「水素爆発で全方向に流れ出した放射能」はいたしかたないものの(ただし、電源喪失に至る人為的ミスや、統制ミスは厳しく処断されるべきである)、「故意に放流を継続した放射能汚染水」は「世界のブーイングの的」となるに違いない。 つい最近、三陸海岸の漁協の反対で、東電側は放射能汚染水の湾内への排出を諦めたが、もうすぐ米国から「放射能汚染水の海洋大量排出・投棄行為」への非難が高まるものと思われる。 「どぜう内閣」はその時の発言が世界的な了解を得られるように、いまから周到な準備と、これからの覚悟をしておいて貰いたいものである。 「環太平洋条約」どころの騒ぎではない、コア(核心)の問題なのである。
Dec 17, 2011
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「八ツ場ダム」の工事再開については、専門家の方らしい反対意見が、水利面、治水面、発電計画についても発表されている。 小生などは、素人なのでよく分からないが、デメリットも多そうである。 当初は、首都圏の水瓶としての重要性、洪水対策を鑑みてダム建設が計画されたと聞く。 しかるに、工業化および人口集中から生じる水の需要が、計画策定後に起こった、不況や、工場の地方および海外への移転などによって、それほどの大きさでないことが判明している。 首都圏の人口も、高齢化、少子化などで伸び悩んでおり、汚かった東京の水も水質汚濁の公害対策や、浄化機能の向上もあって随分と綺麗になっているので飲料用の水も以前ほどの需要の増加が見込めない。 従って、「当初の首都圏の水瓶としての必要性」は、真夏の渇水期でも、よほどの気候変動が無い場合は、「八ツ場ダム」がなくとも「なんとかなりそう」である。 あくまで、「なんとか」であって、それほど余裕があるような話ではないと思われる。 洪水については、時々、江戸川の下流の松戸・市川あたりでは河川ゴルフ場が水に浸かって、時々、所々で、壊れているが、堤防が危ないような水準までには至っていないようだ。 危なくないようだとは言っても、もともとの江戸城は海が迫っていた所であり、中川などが流れる埼玉県八潮、葛飾区、江戸川区などは、川底よりも低位な地区(0メートルやマイナス・メートル地区)が点在し、少しの洪水でも注意は必要である。 タイの洪水被害が一挙に拡大発生したのは、違法な森林伐採で水が地下で保水されずに直ぐに流出する上に、上流で例年よりも異常な降水があり、丁度ダムでは、渇水期を控えて大量の水を貯水していたので、降水を貯水できずに、逆に、放流したために、「森林の保水能力の消滅(人災)」+「異常降水(天災)」+「放流水(人災)」が下流の大陸都市を襲ったものである。 この事例を見ても判るように、「貯水機能」を異常気象の中でタイミング良く活用するには、「かなりの余裕をもたねばならない。」 「ぎりぎりでの調整」では、異常気象時には対処できないのである。 東北大震災で、地震により須賀川市の貯水ダムが決壊して下流地域が水害にあったことをみても、ダムは堅固なものを建設しておく必要があり、この際に全国のダムの耐震性を見直しておくべきである。 東北大震災に重なり、大津波が発生、「原子力発電所」が崩壊して、放射能が日本列島の空や陸、さらに海へと拡散したと同時に、「電力供給」が大幅に失われた。 放射能対策も必要だが、当面の電力供給と、将来の脱原発の中で、電力を安定供給することが急務となっている。 電力は工業生産のバロメーターであるように、電力が不足しては、経済的観点だけでなく、物理的観点からも、日本に「工業」、「産業」が存立できなくなってしまう。 いまや、「八ツ場ダム」の建設が、発電面でも「希望」と、「無駄」の両面で取りざたされる所以である。 反対意見に立つと、「八ツ場ダム」を建設すると、下流の発電所が水不足となり、発電能力が全体として大幅に減少するという。 しかし、タイのダムが貯水能力の余裕がないままに操業していたために、国全体を巻き込むような洪水事故を起こした事件に、まさに、「人災+天災+人災」であったことに、批判者は気がつかないのだろうか。 「八ツ場ダム」を建設して、水が溜まるのを待ってから、治水面や、水利面、発電面の実際の操業を始めるくらいの「余裕」があってしかるべきではないか。 江戸川下流の水量を見ていると、大量に流れる時期が必ずあるはずであり、そのような時期を捉えて「八ツ場ダム」の水を貯めればよい。 いっぺんに、効用を図るような政策では、たしかに無駄はなくなるだろうが、天災、地変のようなものは、「想定外」として、「外生変数」や「ダミー」という安易な扱いでしか、考慮されない。 内閣・政府が、「そのようなことは、政策(マニュフェスト)には唱えていなかったので選挙民の意ではない」、「再度、考慮するのは、反対した自分の気持ちと異なるので、おもしろくない」、と、「自分のメンツを大事にして、国民みんなの幸福を、考慮しない」ようでは、「みんなの代表者として、政権を担う資格は失われている」。 マニュフェスト作成段階には、「東北大震災・放射能漏れ」はなかったのであり、「賛成」、「反対」を改めて議題にするべきであろう。 呆け老人でも判ることであるので、日本の賢人達は政府・内閣をもうすこし、利口になるように指導して欲しいものである。 呆けついでに言うと、都市近辺で集積した「放射能を少し含んだガレキ、灰」を東北被災地区が受入を拒否しており、都市近辺では困っている。 しかし、「放射能を少し含んだガレキ、灰」は、工業的な処理として、例えば、コンクリートなどに加工して、自分たちの都市防潮堤の基礎などに奥深く埋め立てることで有効利用することを考えようではないか。 被災地には、とても他の地域の放射能まで考えが及ばないほど、放射能被害の実情・風評で痛めつけられているのだから。 賢人達がたくさんいる都心であり、内閣・政府はノーベル賞ものの貴重な意見を広く求めることが出来よう。
Dec 16, 2011
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小生が、国立市にいたころ、近くの多摩川に子供を連れて魚釣りのまねごとをしていたときに、(遊漁)入漁料と称して怪しげな若者が身分証明も持たずに、集金に回ってきて実に不愉快な思いをしたことがある。通常の漁業鑑札は、その(遊漁)入漁料徴収額の4回分もあれば足りるのに毎回徴収するのである。鑑札を売るか、毎回の徴収を受けるかの選択があり、有価の魚種を釣果として確認できたときに支払う方式など、具体的な明示があってしかるべきである。漁業鑑札を持っていないものは川に放流する有価な魚を釣ってはならないのはわかるが、遊び心で子供と雑魚の釣りも出来ないのは寂しいものである。たしかに、多摩川には有価な魚を放流している漁協がありそれを釣っているのであれば入漁料は必要であろう。小生でも、このような暴力団的な、安易な徴収法がまかり通るのは、腹立たしく思ったものである。 尖閣列島での「中国漁船」の違法操業、韓国領海での中国漁船底引き網操業がなされている。また、日本近海でも「韓国漁船」の底引き網漁業が操業されている。 彼等は、小生のような素人ではなく、漁業を生業としているプロ集団であり、取り締まりを腹立たしく思うのではなく、取り締まりは当たり前であることを知っていて、掴まらなければぼろ儲け、掴まっても多少の利があると踏んでいる。日本沿岸では、同じ「日本人の漁業者ではない、素人の釣り人達」が違法な岸壁へ立ち入り、禁止されている海域での魚介類の採取を行うなどのトラブルが絶えない。 いまは、魚介類は希少な資源であり、再生サイクルの歯車として禁漁期間を設け、卵を孵化させ、幼魚に育ててから放流しないと「漁業自体が持たない時代」である。底引き網など、あまりにも漁獲方法が発達したため、漁業資源が枯渇したからである。さらに、人口増加による河川・港湾などの環境悪化で魚介類の生育環境が著しく悪化したことも漁業資源枯渇化の原因である。漁師達は、自ら禁漁体勢、放流体勢を布いているのであるから、漁場に権利のない他国ものが立ち入るのは許されないのである。こっそりと入り盗んだり、堂々と海上警察と集団で争うのは、いずれも許されぬ行為である。 しかし、日本の試験的な調査捕鯨はどのように世界に映っているのだろうか。クジラは哺乳類であり、おなじ哺乳類の人間が、殺傷して食用にするのは「人道上許されない」というような趣旨が、環境保全団体から聞こえてきそうである。では、かれらは、哺乳類を殺傷しないかというと、イスラム教はブタ、ヒンヅー教は牛を食べないが、よほどの菜食主義者でないかぎり、哺乳類や魚類などを食べないと生きてはいけない。「クジラを少しも食べてはいけない」なら、エスキモー人の生存は危ういのである。だから、人間も動・植物と「再生可能な共存生活を続けうる範囲」なら、動植物を摂取することが許されるのではあるまいか。 ただ、人間は単独では倫理性が高いものの、グループとしては欲望の強い、計画性のない側面をもっており(集団になると倫理の枠を簡単に外してしまう習性をもった)、困った生き物である。中国の一漁民が誤って他国の漁場を荒らしているのではなく、数十隻も集団を組んで、まるで二人三脚のような行動に出ているのは、「交差点、赤信号も、みんなで渡れば怖くない。」の「衆偶政治」とおなじ行為である。中国政府は、「意匠特許など違反行為」の取り締まりにしても、「さじを投げた」格好で、国民の統制が利いていない。 人間は放置しておくと、世界人口が70億人を越えてどこまで増えるか判らないような状況にある。人類が、限られたこの地球という星に生存するためには、すでに先が見えてきているようにおもわれる。日本をはじめ先進国の一部では環境保全のための対策を京都議定書で図ったが、大国・米国、中国などは無視しており、議定書加盟国は自分たちだけが取り残されかねない危惧を感じている。 人類は、ばらばらの方角に進み、混沌としたカオスに入ろうとしているのではなかろうか。しかし、そうは言っても、世界にはすばらしい思想を持った賢人がいるはずである。オウム真理教のような、偏った思想であると困るのだが、人類世界の普遍的な進路を示す哲学者が現れることを期待する。それほどの賢人でなくとも、自らの国くらい、倫理的な規律を守らせる賢人・政治家が欲しい。暴力的な手段でなく、民主的な手段で自らの国だけは、うまく治めて貰いたいものである。覇権を主張し、超長期政権、強権的世襲制を確立する行為で治めるのでなく、みんなのための民主政治を行って欲しい。いまの民主政治は、少数政党の乱立、他党が失敗するのを見守るような意地汚い姿勢に流れている。「みんなのための政治」が行われるように、賢人達が「象牙の塔」から出て、自己犠牲で見守って指導して欲しい。 モーゼの時代には、脱エジプトで救われる道が出来たかも知れないが、現代は、70億人の住む地球であり、脱出するところが、今は見あたらない。そのうちに、宇宙には、新たな地球が見つかるかも知れないが、人類の人口爆発状態では間に合うまい。 呆けにとっては、日本では、例えば、「日本学士院にいる賢人」達に、自己犠牲でもって、政治に介入することを期待するしかないのである。ノーベル賞レベルの賢人に、世界の再生の道を探す、覚悟をお願いしたい。 このことに加えて、福島原発が津波とともに、原子炉の破壊、融解事故を起こしており、すでに大量の放射能が空に、海に拡散されてしまった。 いまだに、溶解して落ち込んだ原子炉燃料の回収もおぼつかないので、海の汚染・破壊が進む畏れもなしとはしない。 冷却が進んでいるというばかりで、燃料棒の回収段階がどのようになっているのか、賢人達の知恵を絞ってもらいたい。 日本が、「福島の冷却」が進んでいるから、安全であるなどと言っても、世界は「安全宣言」とはほど遠いものだと知っているのだから。 汚染水を含む海流は、黒潮に乗って米国に向かい、南米から再び日本に戻ってくるばかりではなく、世界を循環するのであり、日本の対策は世界の対策であらねばならないのだ。
Dec 15, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 疲れない程度に、脳の自主トレを続けるが、少し休み休みしながら行くつもりである。 中欧に位置し、650年間も、ハプスブルグ家帝国として君臨、第一次大戦までは欧州列強5大国(英、独、仏、露、オーストリア)の一角を占め、敗戦、革命で共和制となり、版図は現在の地域に絞られ、ナチスドイツに併合されたものの、連合軍による分割占領ののち、独立した。 「東の国」の意であるが、綴りや、発音から「南の地」の意である「オーストラリア」と混同されやすいので、音楽を連想する「鳥」と、広大な森に住む「虎」と憶えておくと良いそうだ。 音楽の都・ウィーンをもつ文化大国で、モーツアルト(ザルツブルグ生まれ)、シューベルト、シュトラウス(ウイーン生まれ)、ブラームス(ドイツ・ハンブルグ生まれ)、ベートーベン(ドイツ・ボン生まれ)などを輩出している。 小生などは、オーストリアといえば、マリア・テレジア女帝やエリザベート皇后(シッシー)や、「岩塩」の街、ザルツブルグ、ハルシュタットを、またアルプスを望む美しい湖群、ゼメリング鉄道を連想する。また、中世以前にも遡る蔵書数20万冊という世界最大級のアドモント修道院図書館がある。そういえば、今年、家内がスケッチで旅行している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーストリアの基本情報(2016年)(JETRO,外務省資料、CIAなど。) 国名 オーストリア 幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) 3位通貨 ユーロ(対ドルレート 0.90)国花 エーデルワイズ国旗 赤・白・赤の横三色旗面積:平方キロ 83,881平方キロ(北海道くらい、日本の1/5)人口:千人 877万人(2017.1.1)人口密度:/平方キロ 105人首都 ウィーン(人口181万人、2016年)言語 ドイツ語宗教 カトリック63%,プロテスタント4%、イスラム教7%政体 連邦共和制(9つの州から構成)元首:大統領2016.5改選 ファン・デア・ベレン「緑の党」(極右・自由党のホーファーとは1%未満の僅差) 任期6年議会 二院制上院:定数61 各州の代表により構成。 下院:定数183、任期5年政権2017.10改選 ウイーン時間2017.10.15総選挙 国民党(中道右派=難民移民受け入れ厳格派)・・第一党 セバスティアン・クルツ首相(前政権では外相、 2017年からは欧州安全保障協力機構の議長) 極右・自由党との連立の可能性主要産業 機械、金属加工、観光 農業1.3%、工業28.1%、サービス業70.6%名目GDP:億米ドル 3,868億ドル一人当たりGDP:ドル 44,498ドル経済成長率 1.48%物価上昇率 0.89%失業率 6.0%財政収支/GDP比 -1.6%経常収支(国際収支) 66.2億ドル貿易収支(国際収支) -1.5億ドル外貨準備高 129.4億ドル直接投資受入額 2,673億ドル対外債務残高 8,972億ドル貿易額:輸出 1,521億ドル同 :輸入 1,577億ドル貿易品目:輸出machinery and equipment, motor vehicles and parts, paper and paperboard, metal goods, chemicals, iron and steel, textiles, foodstuffs同 :輸入machinery and equipment, motor vehicles, chemicals, metal goods, oil and oil products, natural gas; foodstuffs貿易相手国:輸出Germany 29.9%, US 6.3%, Italy 6.2%, Switzerland 5.7%, Slovakia 4.4% (2016)同 :輸入Germany 42.5%, Italy 6%, Switzerland 5.6%, Czech Republic 4.4%, Netherlands 4% (2016)対外債務 6,891億ドル直接外国投資残・・国内 2,428億ドル直接外国投資残・・国外 3,005億ドル 商銀プライムレート 1.86%対日輸出 14.7億ドル対日輸入 11.0億ドル対日輸出品目輸送用機器(19.7%)一般機械(18.5%)電気機器(9.7%)対日輸入品目輸送用機器(33.5%)一般機械(23.7%)電気機器(17.4%)
Dec 14, 2011
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昨日は、建墓の墓誌などの打ち合わせを市営霊園の近くの墓石業者で済ませてから、六本木まで出かけた。その前に、墓所となる場所を覗いたら、スペースにススキがそよいでいたので、雑草と共に抜き取ったところ、茅ですこし指を切ってしまった。隣の墓所の一部がねづの木の巨大化で壊れて、小生の墓所に倒れかかっていることについては、まだそのままであった。業者の言うことには、相手の方は、状態は判ったので何とかしたいが、費用はどの程度かかるかと聞いていたと言うから、建墓の前には対策が立てられそうである。当方の建墓の後だと、むしろ、先方の工事が難しくなるので、それまでにはなんとかなろう。さて、六本木までは、5年ほど前まで、第二の職場で通った霞ヶ関界隈を通過するので、一応の土地勘は記憶に残っていた。しかし、地下鉄の駅名は、記憶と現実のずれは大きく、乗換には気を遣わねばならなかった。六本木駅でおりて、「アマンド」を覗いて、帰りにケーキを買おうとおもい、「何時まで開いているか?」と聞いたら朝の5時までという。やはり、都心は違うな、とおもう。昔に比べて、路上には「変な外人」がほとんどいない。「変な外人」がたむろしていたところには、若い女性達が立ち止まっているくらいで、さほどの混雑は見あたらない。むかしはあまり気にしていなかったが、東京タワーが「淡いきれいな温かい姿」で迎えてくれている。開始時間の30分ほど前に、到着するとテニスがすばらしく上手な男がソファで待っていた。頸椎変形症が「テニスのやり過ぎ」でさらに悪化したため、鴨川市の世界的に有名な脳外科病院で首の切開手術を3ヶ月前に8時間かけて受けたとのこと。成田空港から、ヘリコプターで運ばれる患者が多く、病室は900位あって、すべてコネでしか入れない私立病院だという。「もうテニスは無理でしょう。」、と言われたとのことであるが、それほど不自由な格好でもなく、お酒も多少飲んでいたので、小生よりは「まし」である。小生は、右手右足には痺れ感覚が残り、お酒は一切飲んではいけないのである。ただ、リハビリ後に、不格好だがなんとか初級者並みのテニスはできている。話を戻して、・・・我々の集まりは「めいてい会」という。「名球会」ではないが、それにあやかって「名庭会」としたようだ。であるが、老体が多くなり、「酩酊状態」の「めいてい会」となってしまっている。宴会が始まり、ご老体方をみると座布団では足が痛いので、座椅子を使う時代になっている。みんなの話を聞いていると、テニスよりも写真、水彩画、バードウオッチング、カラオケ、ゴルフなどに趣味のウエートが移っている。現役組、第二職場組、老体組と分けると、小生は老体組に入る。現役組では、休み時間は規則正しくとらないと「倫理委員会」に投書されたり、以前のような曖昧な勤務態勢は一切禁止されたようで、当たり前と言っては、当たり前の話だが、ずいぶんと、形式的な部分だけが大事にされているようだ。顧客にとってのサービスは時間も大切なのだが、仕事の中身、丁寧な指導などがもっと大切であろうが、まずは形から入ろうというものか。第二職場組では、そろそろ後身に身を譲る時期にあるという。自分がいなくなっても大丈夫なように、優秀な後身を探している様子である。老体組は、「迷惑をかけずにあの世行き」の切符をもらえたら最善であるようだ。突然、ご老体の一人が「テニスもやらない、めいてい会の集まりではつまらぬので、テニス合宿を再度、箱根で開始しようではないか。」、との発言があった。若い幹事が即座に応えて曰く、「最後かも知れませんが、来年、2月最終土日に箱根で合宿を企画します。」である。みんな、パチパチであった。懐石料理はたいへん美味ではあったが、小生にとっては「コレステロール」が詰まった物(いくら、アンコウの肝、玉子、内臓のある小魚など)が多かった。つい誘惑に負け、すべて食べてしまった。お酒だけは、薬のせいで全く美味しくないので、誘惑はなく、ウーロン茶で十分だった。仲居さんに頼んで、みんなの集合写真をとって、夜9時に納会となった。ご老体3人は、タクシーで遠くの自宅へ帰路についた。小生は、六本木駅側の「アマンド」で家内へのおみやげケーキを買い、帰途についた。翌日は、太極拳はないので、テニスの出来る日である。汗をかいて、クリーンセンターの多目的風呂に入って、「コレステロール」をはき出すつもりでいる。
Dec 13, 2011
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小生は、むかし、電子計算機業務に携わっていたことがあるが、所詮は「計算機の利用をする側」にいただけであり、機械そのものにはほとんど音痴である。 都内に離れて住んでいる息子は、仕事柄、「ホンチャン」であるが、時々しか来訪がない。 「K電器」の入口でau光インターネットの勧誘員に呼び止められた。小生が、老人で不慣れな人と察したのであろう。立ち話もナンダから、応対カウンターで随分と長く丁寧に説明してくれた。 まず、小生の家のCATV配線構造を小生から説明した。2階建てであり、現在はCATV会社とのトリプル(TV,電話,Internet)契約となっている。 TVに関しては、2階にTV用STBがあり、STBから1台の契約analogTVへ配線、もう一台のdegital TVと一階の大型プラズマTVは共聴方式である。以前に使っていた、パラボナアンテナは生かしているためBS放送がすべてのTVで見ることが出来る。少し前には、GAORAでテニスを見ていたが、あまり使用しないので、現在のTVの契約は、「デジタル」、「BS」のみに限定した。つまり、「CS」や有料放送はすべて契約を切ってしまっている。 電話の方は、NTT回線は休止して、KDDIの通常回線が1階の電話用モデムから電話機に繋がり、2階の子機でも受けられる。 Internetはというと、2階のモデムにつなぎ、モデムから「コレガ無線機」で発信し、2階と1階のノートパソコンで受信している。1,2階とも、ケーブルはエアコンの隙間から室内に入っており、一応コンパクトな接続である。 次に、「光」セールスマンの説明である。今回の「光」では、CATVのTV回線はそのまま使うのでTVは今までと変わらない。というのは、TVだけはCATVを続けた方が余分な費用の発生はないからだ。「電話とInternet関係」は、新たに(細密な)光ファイバー線を1階から入れて、共用のモデムから、それぞれ、「電話」、「コレガ無線機(ルーター機能をオフ)」に繋ぐ。(残念ながら、今まで使っていた、2階のDVD-RecorderとPCとの連携は別の器械を買ったり、工夫をしないと失われるようだ。しかし本来は不要でもある。)「光」は最大1Gbpsであるから、今の格安15Mbps(CATVでの高額商品でも160Mbps)に比べて、素晴らしく便利になるし、明日から2日間だけは、キャッシュバックもあり、商品券を含めて約6万円がでるし、毎月の支払額の増加は1500円程度ですむという。いい話ばかりであった。 小生としては、「光セールスマン」は、「CATV側には「電話とInternet関係」設置工事が終わってから、二つのモデムの取り外しを依頼した方が半分ですむ」と言ったことに疑問を感じて、CATV側にHPを見ながら問い合わせた。「トリプルの契約に切り替えて半年だから違約金が2万円弱かかる。担当者から連絡させる。」というので待ったら、自宅まで伺うという。 CATV側のSEらしい担当者が、その後に来訪し、PCを立ち上げて、調べたら「デスクトップ」に無駄な「ショートカット」が多すぎる、「使用していないアウトルックに1キロバイト程度のPRメールが1.3メガほど貯まっている」、その他にも設定の無駄がある、と言って、立ち会いながら1時間ほど無料でサービスしてくれた。そうすると、自分には遅さが気にならないくらいに操作できることがわかった。「まだまだ、無駄がありそうであるが、スピードが遅く感じたときに操作するのが一番なので、今日は次の予約があるが、自分の休みの日でもいいから、また来てあげますよ。」と言ってくれた。 「光セールスマン」がくれたカタログとメモを見直すと、総額6万円の収入の内容は、「K電器で指定する商品購入で3万円の値引き」、「1万円キャッシュバック」、「1万円分のギフトカタログ」、「1万円のプロバイダーからのキャッシュバックまたは無料設定」であり、他方で、新規工事費3万円、撤去工事など2万円であるから、一応、旨く行って、とんとんかも知れない。 結局、大騒ぎはしたが、現状での不便はなくなり、つぎには、「押上のTV塔が本格営業して、卓上のTVアンテナだけで受信できるようならCATVを見直す」ということとしたい。CATV側でも、JCNグループとして、顧客サービスをもっと良くして、「地域独占サービスの弊害」を取り除いて貰いたいものである。
Dec 12, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 北欧に住んだヴァイキングは、大きく分けて3つのドミナントな進路がある。 1つ目は、デンマークを中心とした部族(諸島や狭い低地に住む、主な部族はデーン人)で、「南進組」としてドミナントであり、ポーランド、オランダ、ベルギー、フランス(ノルマンディー公国)、イギリス(ノルマン・コンクエスト)、さらには東ローマ帝国領であったイタリア半島南部およびシチリア島を占領(ノルマン・シチリア王国)し、ローマ教皇の要請で十字軍に参加したものもいる。 2つ目は、スウェーデンを中心とした部族(森林が多く、平地はツンドラ状態で痩せている土地に住む)で、「東進組」としてドミナントであり、バルト海沿岸から、東欧・ロシア方面(キエフ大公国・正式な国号は「ルーシ」を建国)に向かい、そこから南進してコンスタンチノポリス(イスタンブール)で東ローマ帝国と戦っている(ルーシ・ビザンツ戦争)。 3つ目は、ノルウェーを中心とした部族(峻険な山と、フィヨルドが多く、平野が僅かの土地に住む)で、「北北西組」としてドミナントであり、アイルランド(イギリスも)、アイスランド、グリーンランド、北アメリカ大陸に達している。コロンブスは第3のルートの紀行文からヒントを得て、後日にアメリカを発見したという。 ヨーロッパの400~1200年の間は、多少のサイクルはあるが、相対的に温かい期間である。フン族がどうして西進したかは不明であるが、牧畜民族は草がなくては困るので、気候の「温暖化」よりも、気候の「乾燥化」が生じたため草を求めて西進(北進でなく)し、ゲルマン民族へのドミノ倒しが発生したのではあるまいか。さらに、8~11世紀には「温暖化」のピーク(その後は小氷河期、さらに現代では再び温暖化であるが)で、北方民族(VIKING)は航海術に優れて、多方面へ動きやすくなり、かなり奥地まで船で入り込めるようになり、低地では農業生産力が拡大していたことなどが、彼等の侵入・略奪・融和を容易にしたのであるまいか。(自分勝手な温暖化・「北部乾燥化」仮説で申し訳ない)ノルウェーは、デンマークと、スウェーデンにそれぞれ従属した時代を経て、第二次大戦後にナチスドイツから解放された。NATO,EFTA加盟国である。自国の農業、漁業を守るために、EU圏に属していないが、EUの政策には非常に協力的である。開発援助の優先分野を気候変動、平和構築、人権、人道支援、男女共同参画等に置く。石油・天然ガスの生産がGDPの約2割を占め、輸出の約6割を占める。石油・ガス事業からの収入を政府年金基金として積立し、3,890億ドルに達しており、財政赤字も存在しない。 隣国・スウェーデンでは、ダイナマイトの発明者、アルフレッド・ノーベルの遺言で、ノーベル賞(物理学、化学、生理学・医学、文学、経済学)が発表されるが、ノーベル平和賞に限って、「スウェーデン、ノルウェーの和解と平和を祈念」してノルウェーが授与の主体である。今年のノーベル平和賞受賞者は、すべて女性で、リベリアのエレン・ サーリーフ大統領(73)、同国の平和運動家レイマ・ボウィさん(39)、イエメンの反政府活動家タワックル・カルマンさん(32)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノルウェーの基本情報(2010年)(JETRO,外務省、WIKIPEDIAなど) 国名 ノルウェー幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) 19位通貨 ノルウェー・クローネ(14.39円)国花 ギョリュウモドキ(ツツジ科エリカ属)国旗 赤い下地に白で縁取りされた青いスカンディナヴィア十字面積:平方キロ 約384千平方キロメートル(領有諸島を含み、日本よりやや広い)(60位/200)人口:千人 4,937千人(114位/182)人口密度:/平方キロ 13人(161位/182)首都 オスロ(人口599千人)言語 ノルウェー語宗教 福音ルーテル派(国教)政体 立憲君主制元首 ハラルド5世国王議会 一院制政権 イェンス・ストルテンベルグ首相(労働党)中道左派連立政権(労働党、左派社会党、中央党)→2013.9.10保守党軸の中道右派連合勝利保守党党首・エルナ・ソルベルグが新首相に就任見込み 主要産業石油・ガス生産(20%)、企業向け・サービス、保健・社会福祉GDP:億ドル 4,145億ドル(25位/183)一人当たりGDP:ドル 84,444ドル(2位/182)経済成長率 0.4%物価上昇率 2.8%失業率 3.6%政府年金基金(グローバル) 3,890億ドル国際収支 513億ドル貿易額 :輸出 1,317億ドル同 :輸入 769億ドル貿易品目 :輸出 原油・ガス・石油製品(60%)、アルミニウム、水産物同 :輸入 乗用車、石油製品、ニッケル製品、船舶貿易相手国:輸出 英国、ドイツ、オランダ同 :輸入 スウェーデン、ドイツ、デンマーク対日輸出1、700億円対日輸入967億円対日輸出品目魚介類(39.1%)、非鉄金属(14.4%)、石油製品(5.7%)対日輸入品目乗用車(51.8%)、鉄鋼(17.2%)、船舶(5.5%)
Dec 11, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人口50万人余、神奈川県ほどの面積にすぎない小国であるが、仏、独、白に囲まれ、大消費地・ヨーロッパの中心に位置し、航空・陸運で優れた輸送網を持ち、海運でも隣国オランダを活用できる自由貿易地であり、鉄鋼業での過去の栄華の後を受けて、金融業・情報通信業が著しく発達している。仏、独、英語を操る国民性と、人口の4割を占める外国人(隣国からの越境者などで、不法移民はいない)や、軽い税負担などは外資系企業の参入を容易にしている。なお、この国の一人当たりのGDPが抜きんでて高い(1位)のは、越境通勤者(人口計算上は当国にカウントされない)が就労労働者の半数を占めており、それが分母に入らないことが、数字上の値を異常に高めているに過ぎない。もし、仮想の計算だが、人口と同数の越境人口(家族も含む)を抱えているとすれば、一人あたりGDPは54,476ドルであり、世界ランキングでみると、56千ドルのデンマーク(6位)、オーストラリア(7位)くらいにあると推される。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ルクセンブルグの基本情報(2010年) 国名ルクセンブルグ大公国幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) 12位通貨 ユーロ国花 バラ国旗赤・白・水色の三色旗。面積:平方キロ 2,586平方km(神奈川県ほど)人口:千人 511,840人(外国出身比率40%)人口密度:/平方キロ 198人首都ルクセンブルグ(EUの本拠地の一つ)言語ルクセンブルグ語、仏語、独語(英語を含む4カ国語を操る国民)宗教 大多数はカトリック政体 立憲君主制元首 アンリ大公議会 一院制政権 首相:ジャン・クロード・ユンカー。キリスト教社会党、社会労働党の連立主要産業金融業(スイスに匹敵、再保険など)、鉄鋼業(アルセロールミタル)、ロジスチックス(カーゴルクス)、情報通信(RTL,SES,スカイプ)名目GDP:億ドル 552億ドル一人当たりGDP:ドル 108,952ドル(上の欄外参照)実質GDP成長率 3.52%物価上昇率 2.8%失業率 6.2%国際収支(経常) 43.2億ドル国際収支(貿易) -66億ドル外貨準備高 7.35億ドル対外債務残高 21,460億ドル(2011.6.末)財政収支/GDP比 -0.7%(2009年)貿易額:輸出 139億ドル同 :輸入 205億ドル貿易品目:輸出 金属、タイヤ、自動車同 :輸入 石油類、自動車、鉄スクラップ貿易相手国:輸出 独、仏、ベルギー、英、イタリア同 :輸入 ベルギー、独、中国、仏、オランダ対日輸出 45億円対日輸入 171億円対日輸出品目不織布56.8%、プラスチック製品6.0%、ポリエステル5.9%対日輸入品目電気制御・配電盤24.2%、彫刻等美術品15.7%、電気機器10.8% 経済概況(外務省など)(1)1970年代初頭の石油危機以降それまで経済成長を支えてきた鉄鋼業中心の産業構造から、金融サービス業中心の産業構造への転換に成功、今日の「欧州の金融センター」の地位を確立。(2)近年、過度な金融依存脱出を図る。情報通信技術(ICT)、電子商取引、メディア、ロジスティックス、自動車部品、マテリアル開発やプラスティック工学、医療技術や環境技術など新しい産業支援で、多くの外国企業が進出。例えば、スカイプ(無料インターネット通話)、RTL(放送会社)、カーゴルクス(航空貨物)、SES(通信衛星事業)などが本拠地とし、グッドイヤー、帝人デュポンフィルム、ファナック、 eBay、Amazon.comなどが欧州本社・事業拠点を配置。(3)堅調に成長してきた経済は、世界経済危機の影響で、2009年に縮小。2010年以降持ち直したが、2011年現在、ユーロ圏債務問題の影響を受け成長は緩やか。
Dec 10, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・WEBの資料を基に、脳幹梗塞のリハビリを「ただ纏める作業」として続ける。・・・・ オランダと言えば大海運国。ポルトガル、スペインの後を追いかけ、イギリスに追い越された国で、日本が長崎・出島(鎖国時代の唯一の開かれた窓)から、西洋医術などを学べた先進国である。フィリップ・フランツ・フォン・「シーボルト」が日本から持ち帰った植物などが、ライデン大学植物園に植樹されている。小生は、絵画の造詣は深くないが、「レンブラント」、「フェルメール」、そして顕微鏡のような緻密な画風を誇る「細密画」で有名な場所であり、「絵画の世界」にイタリアの巨匠・ダビンチが「科学」を持ち込んだように、「光と影」を強く持ち込んでいるように思われる。我が家の「小さい庭」先のチューリップも、球根はオランダからの輸入品である。家内が、アムステルダム経由でポルトガルに旅行したのもKLM航空。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オランダの基本情報(2010年) 国名 オランダ幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) 15位通貨 ユーロ国花 チューリップ国旗赤は国民の勇気、白は信仰心、青は祖国への忠誠の横三分割旗面積:平方キロ 41,528(日本の約1/9、九州とほぼ同じ)人口:千人 16,660千人人口密度:/平方キロ 401人首都 アムステルダム(人口768千人)言語 オランダ語宗教カトリック(30%)、プロテスタント(19%),イスラム教(4%)、その他(5%),無宗教(42%)政体 立憲君主制元首 ベアトリック女王(2013.4.30退位、75歳) →ウィレム・アレキサンダー国王(同日即位、46歳、長男)議会 二院制政権マルク・ルッテ首相(自由民主国民党VVD,キリスト教民主勢力、中道の民主66、キリスト教連合の連立・・2017.10.11合意)主要産業 石油精製、化学、電気、食品加工、天然ガス名目GDP:億ドル 7,793億ドル一人当たりGDP:ドル 46,986ドル実質GDP成長率 1.9%物価上昇率 1.3%失業率 3.0%国際収支(経常) 558億ドル国際収支(貿易) 570億ドル外貨準備高 185億ドル対外債務残高 23,761億ドル財政収支/GDP比 -5.3%貿易額:輸出 4,916億ドル同 :輸入 4,402億ドル貿易品目:輸出電気機器・機械類24.8%,化学品15.8%,鉱物品14.1%,加工食品・タバコ・飲料6.7%,卑金属品6.6%,植物類5.5%,プラスチックなど5.3%,動物類4.4%同 :輸入電気機器・機械類24.6%,鉱物品19.1%,化学品13.8%,卑金属品6.6%,輸送機械5.5%,加工食品など4.6%,精密機器4.3%,植物類3.8%貿易相手国:輸出独24.2%,白11.1%,仏8.7%,英8.0%,米4.6%,ポーランド2.0%(EUは73.9%)同 :輸入独17.8%,白9.6%,中9.3%,米7.6%,英6.7%,仏4.5%,露4.2%,日2.8%(EUは53.3%)対日輸出41億ドル対日輸入122億ドル対日輸出品目電気機器、石油および調整品など対日輸入品目印刷機、乗用車など日本の国内投資受入86,161億円(日・欧州間で最大)日本への海外投資35,832億円(日・欧州間で最大) 経済概況(JETRO資料など)金融危機により急速に減速したオランダ経済は,国際貿易の回復に伴う輸出増を牽引力に改善を見せ,2010 年の実質GDP 成長率は1.7%と回復した。輸出では全体の6 割近くを占めるユーロ圏向けが堅調に伸びた。輸入では,全体の2 割以上を占めるアジアからが大幅に増加している。投資に関しては,対内直接投資は引き揚げ超過であった一方,対外直接投資は主にルクセンブルク経由の投資が増えたため,前年から大きく増加した。
Dec 9, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・英連邦宗主国のイギリスからドーバー海峡を海底トンネルで抜けて大陸に出れば、フランス、ベルギーがすぐである。小生が、ベルギー人で有名人を知っているのは、尊敬する代表的な歴史学者、アンリ・ピレンヌ(1862.12.23-1935.10.24)や、代表的画家、ピーテル・パウル・ルーベンス(1577.6.28-1640.5.30)である。この国の首相は、南・北言語圏政争の混迷の中で長らく空白であったが、無神論者、化学者など異色の側面をもつ人物が首相に決まった。ベルギーの元・アフリカ植民地では、ルワンダ以外の2国で部族紛争がたえず、極貧状態のままに置かれている。ベネルックス3国とも、「対外債務残高」は判明したが、「対外債権」、「純債権・債務」については、見つからなかった。 なお、本日の冬期市民テニスでは、寒い中のオムニ・コート(夏はハードコートであるが冬場は霜が降りないオムニで開催)で、なつかしい、イギリス在住淑女もお戻りになって張り切っておられた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベルギーの基本情報 (2014年改訂版)国名ベルギー(白耳義)幸福度(エイドリアン・ホワイト氏)28位通貨ユーロ国花チューリップ国旗黒、黄、赤の縦3色旗国の標語「団結は力なり」面積:平方キロ30,528平方キロメートル(日本の1/12)人口:千人1,125万人人口密度:/平方キロ369人首都ブリュッセル(EUの首都という、116万人、人口密度7,210人)言語蘭語(フラマン語)、仏語、独語宗教キリスト教(カトリック)が大勢政体立憲君主制元首フィリップ国王(2013.7.21即位)議会新フランドル同盟(N-VA、)、仏語系自由党(MR)、蘭語系自由党(Open VLD)、蘭語系キリスト教政党(CD&V)、などの4党連立内閣。フランデレン地域(フラマンという蘭語)、ワロン地域(仏語)で意見が相違。旧植民地コンゴ(民)、ブルンジ、ルワンダへの経済協力を重視。政権シャルル・ミシェル首相(仏語系自由党MR、38才史上最年少)。財政再建・競争力向上の中道右派で、労組を中心にデモやゼネスト多発。NATO重視、PKO参加(アフガン、マリなど)、旧植民地のコンゴ(民)、ブルンジ、ルワンダの経済協力重視 主要産業化学工業、機械工業、金属工業、食品加工工業GDP:億ドル5,347億ドル一人当たりGDP:ドル47,722ドル実質GDP成長率1.04%物価上昇率0.5%失業率8.5%財政収支/GDP-3.2%対外債務1兆3120億ドル外貨準備高269億ドル(2013年)経常収支87億ドル (前年▲97億ドル) 貿易額:輸出3,234億ドル同 :輸入3,402億ドル貿易品目:輸出化成品、機械器具、ダイヤ、金属・同製品、食料品同 :輸入原材料、機械器具、化成品、ダイヤ原石、医薬品、食料品、輸送用機械、石油製品貿易相手国:輸出独17.3%,仏16.2%,蘭12.2%,英8.6%,米4.9%,伊4.5%(同 :輸入蘭20.2%,独13.3%,仏10.3%,米7.1%,英5%対日輸出2,669億円対日輸入5,868億円対日輸出品目別医薬品、自動車・関連部品、ダイヤモンド、鉱物油関連製品、有機化合物など対日輸入品目別自動車・関連部品、有機化合物、プラスティック、科学光学機器、建設用・鉱山用機械など日本からの直接投資残 2.13兆円 日本進出企業数228社日本との関係伝統的に友好関係維持。皇室との関係は親密。外交関係は2016年で150周年を迎える。 (外務省、JETRO、CIA資料など)★
Dec 8, 2011
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・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イギリスといえば、市民テニスクラブの会員には、ケンブリッジから季節的に日本に戻り参加する、上品でテニスの巧い奥さんがいる。お子さん達もケンブリッジ大学を出ているエリ-ト層であるらしい。いつ会えるかは判らないが、イギリスでも、日本にいる以上に、達者で元気の良いテニスを頑張っておられるものとおもう。また、この間まで、友人の世界的厚生経済学者がケンブリッジ大学を訪問していたと聞く。家内は、スケッチ旅行にコッツウオルズなどを訪れている。話はそれたが、「呆けの予防法」を続けることとする。是非とも、世界の将来のためにも、EU圏が、その大黒柱である、優秀なイギリスや、混迷する対岸の「ユーロ国」の二つの勢力・独仏が互いに争い、崩れ去ってしまわないうちに、目覚めて、格付け会社の「プアーな判断」を覆してくれることを願う次第である。・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英連邦内では、「先進国」が「人口」の6%を占めるに過ぎないが、「GDP」では60%を占めている。先進国の一人当たりGDPは42.3千ドルであるが、中・後進国の一人当たりGDPは1.7千ドルと極めて貧しい。巨大人口の後進国(宗教では先進国)・インドを抱えていることがその主な理由である。 非・英連邦(英連邦を除く全世界)内では、「先進国」が「人口」の23%を占め、「GDP」では62%を占めている。先進国の一人当たりGDPは30.2千ドルであるが、中・後進国の一人当たりGDPは5.7千ドルである。 全世界ベースで見ると、「先進国」が「人口」の18%を占め、「GDP」では62%を占めている。「先進国」の一人当たりGDPは31.4千ドルであるが、「中・後進国」では4.3千ドルである。 先進国の世界では、「英連邦国」が「人口」では10%を占め、「GDP」で13%を占める。「英連邦国」の一人当たりGDPは42.3千ドル、と「非英連邦国」の30.2千ドルを上回っている。 中・後進国の世界では、「英連邦国」が「人口」では35%を占め、「GDP」では14%を占める。「英連邦国」の一人当たりGDPは1.7千ドル、と「非英連邦国」の5.7千ドルを極端に下回っていて、「英連邦」が極貧国の面倒を良く見ているのが判る。 英連邦国・非英連邦国のDATA(2010年)(一部推定) 連邦区分先進分類GDP(億ドル)人口(万人)一人当たりGDP(ドル)英連邦国先進国52,058 12,313 42,279 中・後進国34,551 201,057 1,718 合計86,609 213,370 4,059 同上 (%)先進国606 中後進国4094 同・合計100100 非・英連邦国先進国336,439 111,358 30,212 中・後進国208,162 366,172 5,685 合計544,601 477,530 11,405 同上 (%)先進国6223 中・後進国3877 合計100100 全世界先進国388,497 123,671 31,414 中・後進国242,713 567,229 4,279 合計631,210 690,900 9,136 同上 (%)先進国6218 中後進国3882 合計100100
Dec 7, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーストラリアは、小生の息子達が、それぞれ、高校生の時、長男が東部地域、次男が西部地域(パース)でホームスティしたところである。その後に、パースから同じような年代の高校生(中国系)を自宅にホームスティで受け入れ、一緒に国内旅行などをしたことを思い出す。家内は、地震の随分前にニュージーランドを訪れている。また、早朝テニスに参加している夫婦の娘さんが、現地人に嫁いでおり、奥さんが、しばらく、その子守に行っていたとの報告を受けている。丁度、日本の反対側にある国なので、気候が真逆である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英連邦の加盟国DATA(オセアニア編)(英連邦王国は太字) オセアニア州の総人口は36百万人程度であり、英連邦には97%の人口が属しているとみられる。一人当たりGDPでみて、先進国・豪州(55.7千ドル)、ニュージーランド(32.2千ドル)は相対的に高いが、他の2国は一人当たりGDPが1000ドル内外、6ヶ国は2千ドル~6千ドルと厳しい状況にある。 州英連邦国名名目GDP(億ドル):C人口(万人):D一人当たりGDPドル:C/D 調査時点:無印2010年オセアニアオーストラリア12,3552,25955,672 キリバス 1 108002004 サモア 11 185,7322008 ソロモン諸島 10 522,0462008 ツバル 0 11,1002000 トンガ 6 105,3732001 ナウル 1 15,0002001 ニュージーランド1,44544032,163 バヌアツ 10 244,2442008 パプアニューギニア 132 6732,2002008 (州計)(13,971)(3,488)(40,054)
Dec 6, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アフリカは、家内が旅行して、映画・カサブランカで有名な街や、サハラ砂漠、ピラミッド群、アブシンベル神殿などを見て回ったところである。地中海に近いところしか見てはいないようである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英連邦の加盟国DATA(アフリカ編)(英連邦王国は太字) アフリカの人口10億33百万人のうち、英連邦の住民は4億7百万人で39%を占める。一人当たりGDPはボツワナ、モーリシャスが1万ドルを越えているが、千ドル内外にある国が11ヶ国、2千ドル~8千ドルが6ヶ国と厳しい状況にある。 州英連邦国名名目GDP(億ドル):C人口(万人):D一人当たりGDPドル:C/D 調査時点:無印2010年アフリカウガンダ 369 3,2711,1512008 ガーナ 342 2,3842,2002008 カメルーン 417 1,9522,1522008 ガンビア 22 1711,3892008 ケニア 322 314808 ザンビア 174 1,2941,3992008 シエラレオネ 42 5707242003 スワジランド 57 1195,6352008 セーシェル 6 87,8002002 タンザニア 537 4,3741,3512008 ナイジェリア 1,963 15,6501,298 ナミビア 134 2176,5772008 ボツワナ 265 19514,8822008 マラウイ 113 1,5268342008 モーリシャス 152 12911,9912008 モザンビーク 186 2,2898962008 ルワンダ 99 1,0001,0412008 レソト 31 2071,3022003 南アフリカ共和国3,6374,9997,274 (州計)(8,868)(40,669)(2,181)
Dec 5, 2011
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日の話題のカナダは子供達の高校卒業記念旅行の場所で、家内も友人と旅行している。早朝テニスクラブ(土・日・祭日)は12月から3月までは、オフ・シーズンに入っている。今日は、クラブ員の一人が、コートを抽選で取り、呼びかけてくれたので、仲間8人(男5,女3)が朝9時に集まり、4ゲームマッチを2時間楽しんできた。少し眠いが、快い疲れの中で「英連邦の勉強」を呆け防止のために続ける。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英連邦の加盟国DATA(北および南アメリカ編)(英連邦王国は太字) 南・北アメリカ州の総人口は9億4千万人で英連邦の住民は41百万人と4%にしか達しない。(北アメリカ州には非英連邦の大国・米国があり、他方、南アメリカ州には1ヶ国しか英連邦の国はないのである。)先進国・カナダが一人当たりGDPで46.3千ドルと抜きんでているほかは、約2万ドル~3万ドルがバハマ、トリニダード・ドバゴ、バルバドスの3ヶ国、4千ドル~1万ドルが9ヶ国ある。他の旧植民地に比べて、4千ドル以下が無いのは、交易上面で比較的に恵まれた地域と言える。 州英連邦国名名目GDP(億ドル):C人口(万人):D一人当たりGDPドル:C/D 調査時点:無印2010年北アメリカアンティグア・バーブーダ 8 7 11,0002002 カナダ15,7703,43546,303 グレナダ 12 1010,8422008 ジャマイカ 209 2727,7762008 セントクリストファー・ネービス 3 48,8002002 セントビンセント・グレナディーン 6 1110,1492008 セントルシア 18 1710,8192008 ドミニカ国 4 75,4002002 トリニダード・トバゴ 270 13420,7222008 バハマ 92 3427,3942008 バルバドス 52 2619,0252008 ベリーズ 25 317,8812008 (州計)(16,469)(3,988)(41,296) 南アメリカガイアナ 30 76 4,0352008 (州計)(30)(76)(4,035)
Dec 4, 2011
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英連邦の加盟国DATA(ヨーロッパ・アジア編)(英連邦王国は太字) 「ヨーロッパ州」の総人口・7億33百万人のうち、英連邦の住民は63百万人と9%弱を占め、一人当たりGDPは本国が36.2千ドル、小国のキプロス約3万ドル、マルタ約2万ドルである。「アジア州」の総人口は41億67百万人であり、そのうち英連邦の住民は巨大人口国・インドを抱えているので38%を占める。 一人当たりGDPをみると中進国シンガポールが43千ドル、微小国・ブルネイが5万ドルと抜きんでているが、マレーシア8千ドル、モルディブ5千ドル、スリランカ2千4百ドル以外は640ドル(バングラデシュ)~1,400ドル(インド)と貧しい。特に人口12億・インドが1,400ドルと低いのが全体の平均を下に引っぱっている。アジアの中には中近東が含まれるが、英連邦の国はない。 州英連邦国名名目GDP(億ドル):C人口(万人):D一人当たりGDPドル:C/D 調査時点:無印2010年ヨーロッパイギリス22,4886,17936,394 キプロス 227 8729,6202009 マルタ 98 4119,746 (州計)(22,813)(6,307)(36,171) アジアインド15,927121,0191,371 シンガポール2,227 51843,117 スリランカ 496 2,0652,428 パキスタン 2,111 17,7101,030 バングラデシュ1,106 14,610642 ブルネイ 196 4050,1162008 マレーシア 2,378 2,8408,423 モルディブ 17 404,9502008 (州計)(24,458)(158,842)(1,540)
Dec 3, 2011
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「英連邦」(コモンウエルス・オブ・ネイションズ) 「大英帝国」を前身とし、「イギリスと、その植民地であった独立の主権国家(54ヶ国、うち1ヶ国は資格停止中)からなる、緩やかな連合(国家共同体)である。 加盟国には、国家元首として独自の大統領や君主を置く国と、イギリス国王(現在は女王エリザベス2世)を元首とする国(英連邦王国)とがある。後者では、国王から任命された総督が元首権を代行している。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどがこの事例に含まれる。 現在の事務局長はインド出身のカマレシュ・シカルマ氏、本部はロンドン、発足は1931年12月。共通語は英語、連合歌は「女王陛下万歳」。 「英連邦王国」(コモンウエルス・レルム) 英連邦の内、英連合王国の王座にある「エリザベス二世女王」を「自国の国王」に戴き、英国には従属しない独立国としての国家形態を持ち、「国王の任命する総督」が代行する。国王および総督は、「君臨すれども統治せず」の原則を守り、実際の国の運営は各々の独立国(現在16ヶ国)の運営に任せられる。 「英連邦の元・同盟国」 アイルランド(うち北アイルランドは英国に編入)、ニューファンドランド(加盟国カナダに編入)、ジンバブエ(英領南ローデシアであったが独立し、悪名高い貧困化政治が続いている)である。 「英連邦の非加盟国」 かつてイギリス植民地であった国で、下記の通りである。1.「アジア」・・アフガニスタン、ミャンマー、香港2.「北米」・・アメリカ合衆国、3.「中東」・・アラブ首長国連邦、イスラエル、パレスチナ自治政府、イラク、オマーン、カタール、クウェート、バーレーン、ヨルダン、南イエメン4.「アフリカ」・・エジプト、スーダン、ソマリア 英連邦の加盟国のDATA(太字は英連邦王国) 明日から、自分の勉強として、州毎に各国の「名目GDP(億ドル表示)」、「人口(単位:万人)」、「一人当たりGDP(単位:ドル)を見ていく予定である。各国の資料は、JETRO,外務省、WIKIPEDIAなどであり、無印は2010年時点DATA、それ以外は年次を標記した。州毎の「小計」は単純計算である。単位未満は四捨五入している。年次が古いものでもデータが改訂できないものはそのままま用いた。さきに総括すると、「2010年末において、世界総人口69億人のうち英連邦国民がその31%の21億人を占めている。また、名目GDPでは世界全体63.1兆ドルの14%である8.7兆ドルを占めていると推定される。一人当たりGDPは世界全体が9,136ドルに対して、英連邦ではインドなどの貧しい大国や小国を抱えており平均では4,059ドルと低位にある。しかし、英連邦を国家共同体としてみると、GDPでは米国14.5兆ドルに次ぐ大きさであり、中国5.8兆、日本5.5兆を上回っている。英国未だ恐るべしである。EU圏諸国ながらユーロ圏に属していないが、米国とともにユーロ圏に多額の貸付金があり、ドイツ、フランスがもたついている中で、今後KEYSTONEとなるであろう。」 名目GDP(億ドル):C人口(万人):D一人当たりGDPドル:C/D 調査時点:無印2010年英連邦合計合計 A86,609億ドル 213,370万人4,059ドル 全世界全世界総計 B631,210億ドル(2010年推定)690,900万人(2010年)9,136ドル 英連邦/全世界% (A/B %)(14%)(31%)(44%) 全世界の名目GDP(2010年推定)は、(財)国際貿易投資研究所の求めた「推定伸び率」(8.7%)を使用したDATAで置き換えた。(なんども書き換えて申し訳ないが、この研究所の国際比較統計の明細表が伸び率の計算表であることがわかり、伸び率だけを利用させていただいた次第。) 世界名目GDPは総務省統計局統計研究所国民経済計算がUN,National Acounts Main Aggregates Database を基に2009年までを発表しており、その数字(580,686億ドル)に、上記の伸び率を乗じたものである。 世界に対する英連邦の人口構成比 全体(百万人)A英連邦(百万人)B構成比A/B アジア4167158838.1 北アメリカ547407.3 南アメリカ39310.3 ヨーロッパ733638.6 アフリカ103340739.4 オセアニア363597.2 全世界6909213430.9
Dec 2, 2011
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イギリスの海外領土とは、グレートブリテン島並びに北アイルランド以外で、イギリスの政治的権限が及ぶ領域である。現在も独立せずに残っている海外領土は、バミューダ諸島のように正式名称に "Crown Colony" を使う例もあるが、これらも全部まとめて属領として、下記の4種に分類される。海外領土類型1(本国に任命された総督や高等弁務官・弁務官が統治する。住民代表の立法議会はない。)イギリス主権基地領域アクロティリおよびデケリア(キプロスの軍事基地)イギリス領インド洋地域チャゴス諸島(軍事基地)サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島イギリス領南極地域サウス・シェトランド諸島サウス・オークニー諸島類型2(住民代表の立法議会があり、本国に任命された総督が行政府の長となる。)ケイマン諸島 - 北大西洋フォークランド諸島(マルビナス諸島) - 南大西洋セントヘレナ・アセンションおよびトリスタン・ダ・クーニャ - アフリカ沖大西洋ピトケアン諸島 - 太平洋タークス諸島・カイコス諸島 - 北大西洋 類型3(本国に任命された総督が、民選議会の多数政党・党首を行政府の長として任命する。) アンギラ - 北大西洋モントセラト - 北大西洋イギリス領ヴァージン諸島 - 北大西洋ジブラルタル(地中海の入口を抑止する軍事基地がある) - ヨーロッパ類型4(類型3から、さらに総督の権限を形式化したもので、実質上、英連邦王国と大差ない。)バミューダ諸島 - 北大西洋 王室属領 1.「ジャージー」(ジャージー島)、2.「ガーンジー」(ガーンジー島、オルダニー島、サーク島、ハーム島で、Alderne島は英語圏だが、Guernsey島、Jersey島は仏語圏である。 1.2.とともにグレートブリテン島周辺のチャンネル諸島にある、イギリス海峡)、3.マン島(アイリッシュ海)の3つである。この地域にはそれぞれ独自の立法・司法・行政機関がある。マン島では独自に通貨を発行している。王室属領側では、居住や雇用に関して各地域で特別の法律を制定している。 英連邦加盟国の一覧 (うち英連邦王国16ヶ国は太字標記) 国名の表記は、国の一覧と同じ。括弧内は、加盟・再加盟年。現在の加盟国数は、イギリスを含め54ヶ国(うち1ヶ国は資格停止中)。ヨーロッパイギリス (1931年)キプロス (1961年、北キプロス含む)マルタ (1964年)アジアインド (1947年、旧称・英領インド帝国)シンガポール (1965年、旧称・英領シンガポール(島)スリランカ (1948年、旧称・英領セイロン)パキスタン (2008年5月復帰)バングラデシュ (1972年、旧称・英領ベンガル)ブルネイ (1984年、旧イギリス保護国)マレーシア (1957年、旧称・マラヤ連邦)モルディブ (1982年、旧称・英領モルディブ諸島)北アメリカアンティグア・バーブーダ (1981年)カナダ (1931年、旧加盟国のニューファンドランド自治領を編入)グレナダ (1974年)ジャマイカ (1962年)セントクリストファー・ネービス(1983年、英領アンギラも領域の一部に含まれていた)セントビンセント・グレナディーン(1979年)セントルシア (1979年)ドミニカ国 (1978年、旧称・英領ドミニカ)トリニダード・トバゴ(1962年)バハマ (1973年、旧称・英領バハマ諸島)バルバドス (1966年)ベリーズ (1981年、旧称・英領ホンジュラス)南アメリカガイアナ (1966年、旧称・英領ギアナ)アフリカウガンダ (1962年)ガーナ (1957年、旧称・黄金海岸)カメルーン (1995年、主に一部が旧イギリス植民地だった南カメルーン)ガンビア (1965年)ケニア (1963年)ザンビア (1964年、旧称・ローデシア=ニアサランド連邦)シエラレオネ (1961年、旧称・英領シエラレオネ)スワジランド (1968年)セーシェル (1976年、旧称・英領セーシェル諸島)タンザニア (1961年、旧称・タンガニーカ、ザンジバル)ナイジェリア (1999年再承認)ナミビア (1990年、旧称・南西アフリカ)ボツワナ (1966年、旧称・ベチュアナランド)マラウイ (1964年、旧称・ローデシア=ニアサランド連邦)モーリシャス (1968年)モザンビーク(1995年、旧ポルトガル植民地)ルワンダ (2009年、旧ドイツ・ベルギーの植民地)レソト (1966年、旧称・バストランド)南アフリカ共和国(1994年再加盟、旧称・トランスバール共和国、オレンジ自由国、英領ケープ))オセアニアオーストラリア(1931年)キリバス (1979年、旧称・英領ギルバート=エリス諸島)サモア (1970年、旧称・英領サモアソロモン諸島 (1978年)ツバル (1978年、旧称・英領ギルバート=エリス諸島)トンガ (1970年、旧イギリス保護国)ナウル (1999年)ニュージーランド(1931年)バヌアツ (1980年、旧称・英仏共同統治領ニューヘブリディーズ諸島)パプアニューギニア(1975年、旧豪領パプア、ニューギニア植民地、ビスマーク諸島)フィジー (2009年完全資格停止 旧称・英領フィジー諸島)現在の正式国名はフィジー共和国
Dec 1, 2011
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