ビミョウな隣人
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もう何年も名簿入力といった類いの仕事を請け負わなくなっているので、その手の在宅請負の現状はブログや掲示板に溢れてくる状況から予想する程度なんだけど、状況が改善しているとはあまり思えない。つまり、子供を預けて働くと手元にお金が残らず、何のために働いているのかわからなくなる。そして「外で働いた方が確実」という結論が今も導き出されているような気がする。多分、そういった単価提示をするクライアントと何年もお付き合いしても状況は変らないんだと思う。でも新たなクライアントを見つけるためには「在宅で働き続けているし、これからも働き続ける意志がある」と感じ取ってもらう必要がある。例え嘘6割混じっていようと、気持ちは続けるぞという気迫を持っていかないと、嘘がバレちゃう。それが嘘だとバレないためにも、先行投資として保育園に(例え赤字であっても)子供を預けて「プロ」の仮面をつける事は大事だったと思う。実は当初、在宅は子供の面倒も見ながらできるんじゃないかと勝手に思っていた。子供が産まれてくるまでは。ペットの猫じゃなかった。で、嘘八百並べ立てて、今まで家で仕事を続けてきて、チビ1号が小学校に上がって。会社員として働く他のお母さん達の話を聞いて。あぁ、在宅で仕事をするというのは、育児や家事との両立のための働き方じゃなくて、時間の使い方の裁量権を自分で掌握する働き方なんだとつくづく思ったのだった。昨日は雨で順延した小学校の運動会。仕事もあるので、時間を見計らって小学校に行っては家へ戻っての繰り返し。でも会社員だと有休をとるか否か。その有休だって取り難い会社がゴマンとあるだろう。取りたくても取れない。それよりも休み時間をいつ取るか、足りない仕事時間はどうするかを自分で決める。これって組織で動いている時には、調整というとても労力のいる別仕事を発生させてしまうわけで、その点、個人であれば自分の頭の中で調整作業をすれば良いのだから楽だ。他人のスケジュール、他人へのしわ寄せ、他人の気持ちを考慮する労力が省ける。まだまだ多様な働き方を受け入れる余裕の無い今の社会で、私にとってはこれがベターな選択だったかな? と思ったりした。でも、5年前の時点で得ていた収入と働き方を天秤にかけようとしていたら、絶対に外で働いた方が良いかも、という結論を導きやすかったのだ。だって、完全な赤字だもん。だから、在宅で個人で請負仕事をするのならば、3年働いて天秤にかけて判断する。それくらいの気持ちで始めないと、きっと「こんなのやってらんない!!」と叫んでしまうような気がした。ヘンテコな根気と、ヘンテコな運。そして一人で盛り上がれる性格。これで明日もお家で仕事を続けられるというものでやんす。
2007/10/04
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