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通し。とはいうものの、営業時間が短くて、労働時間は昨日と一緒。本当にヒマ。売りものの雑誌を片っぱしから読んでやりすごす。なんだか、病院の待合室にいるような気分になった。昼食。小法師、味玉味噌ラーメン。横浜西口。すき家、まぐろたたき丼。帰宅。のんびりしたいけれども、HDD残量を確保しなければならない。テレビ、あれこれ。◆TBS「あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機」。主演、ビートたけし。演出、鴨下信一。クリスマスイブのゴールデンタイムに、こんな硬派な番組をもってきたTBSに拍手。このような番組こそが、TBSの本領だという気がする。4時間半、前半がドキュメンタリーで、後半がドラマという構成。ドキュメンタリー部分で本物の東條英機の映像が流れるが、これがもう、たけしにしか見えないので驚いた。写真ではわからなかったが、立ち居ふるまいまでもがじつに似ている。あまりに似ているので可笑しいくらい。よくぞ、このキャスティングを発見したものだ。ビートたけしという俳優はなにをやってもビートたけしなので、東条英機を演じているというよりも、東条英機に扮しているといったほうがおそらく正しい。評判の良かった「点と線」などは途中で観るのをやめてしまったが、この東条英機の扮装はみていて飽きない。メロンをただ食べているだけで、東条英機という人物の滑稽さと悲哀を体現してしまうような俳優が、はたして、ビートたけし以外にいるだろうか。特殊な人物の役は特殊な俳優にしか表現できない。そのことは、昭和天皇に扮する野村萬斎にも感じた。ドキュメンタリー部分は、安住紳一郎と鳥越俊太郎が進行していたが、たけしは、ドラマだけでなく、ここに出演しても良かったと思う。◆11月放送、日本テレビ“BIG3”特番3連発の最後、「ビートたけしの今まで見たことないテレビ」。完全に、今まで見たことあるテレビだったけれども、今田耕司をサブ司会に置いたことがかろうじて救いになっていた。たけし的なものを再現するはずが、ダチョウ倶楽部的なものになってしまった困った例。どんなVTRにももっともらしくコメントしてみせる宮崎哲弥。「ほんとに55周年にふさわしい番組だと思いますね。」「今、テレビってね、特にゴールデンタイムのテレビって、がちがちに作り込んで、精密すぎるんですよ。これがね、テレビのエネルギー!」◆TBS「NoTV?」。「TV Bros.」にも内容が書いてなかったし、今朝の新聞でたけしが出ることを知ったのだが、これは観逃したひとがけっこういるんじゃないかな。一応、録画したものの、たいして期待せずに観始めたのだが、これがすごく面白かった。まさかのツービートで90分生放送! これだけでも興奮するに充分なのだが、内容もそれに見合うレベル。今年のニュースをかつての「たけしメモ」的な斬り口でふり返っていくのだが、キヨシが横にいることでボケとツッコミが反転する。キヨシのズレた反応に、たけしが喜々として突っ込む。そこへさらに、たけし軍団らと思しき面々の声で、カメラのフレームの外から野次が飛んでくるのは新機軸だ。ツッコミに厚みが増し、非常にエキサイティングなムード。東国原英夫、田中義剛が、すりガラスに囲まれて答えるインタビュー。本当は浅草キッドがそれぞれ扮していて、ウソばっかり、ばんばんひどいことを言っていて傑作。さすがにあとから本人も出てくるのだが、たけしでなければまったくシャレにならないような、キツいジョークにつきあうふたりもなかなかだ。漫☆画太郎が描く「流しの立ちショウベン」もそうとうに馬鹿馬鹿しくて爆笑。最後には、島田洋七も乱入。残り時間がフリートークで、ほとんど、洋七の漫談のようになってしまったのだが、まぁ、これはサービスみたいなもの。日テレの特番のようにかつてのたけし的なものを再現するものではなく、今年最後になってひさしぶりに、現在進行形でのたけし的な番組を観た気になれた。年越しは、TBSラジオの宇多丸の番組を聴きながら。
2008年12月31日
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誰に頼まれたわけでもないのに、今年も今年を振り返ります。まずは、今年も独断と偏見で。★この芸人がすごい!2008★・タモリ・ビートたけし・明石家さんま・有吉弘行・キングコング・世界のナベアツ・エド・はるみ・鳥居みゆき・ナイツ・ザ・ニュースペーパー次点 マキタスポーツアメリカの“BIG3”はさんざんなことになったけれども、日本の“BIG3”はそろって元気な1年だったと言って良いのではないでしょうか。「週刊文春」新年特大号の「たけし、さんま、タモリ「忍び寄る老いと女」」のような記事が出るのも“BIG3”好調の証。いや、全盛期に比べたらまったく及ばないのは百も承知だが、実際、こんな調子があと何年続くかはわからない、という状態が何年も続いているなかでのこの好調なので、ファンとして、喜べるときにはしっかり喜んでおきたいと思う。そして、ニューカマー。ここ数年のネタのショート化にともない、芸人の旬の時期もショート化しているように感じるのはけして気のせいではなかろう。ネタのスケールが小さくなるぶん、おそらく、磨耗も激しくなるのだ。小さいブレイクは数多くあれど、1年を通じてインパクトを残したとなると、ぐんと寂しい状況になってしまう感は否めない。選外では、サンドウィッチマン、芋洗坂係長、山本高広、渡辺直美、天津木村、髭男爵らが迷ったところ。有吉弘行には、個人的に「マン・オブ・ザ・イヤー」を贈りたい。その他、あれこれ。◇ベスト落語家…月亭可朝◇ベストテレビ…「FNS27時間テレビ」◇ベストラジオ…「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」◇ベストブック…立川談春「赤めだか」◇ベスト雑誌…「splash!!」◇ベストCD…電気グルーヴ「J-POP」◇ベスト映画…「アキレスと亀」◇ベスト演劇…五反田団「偉大なる生活の冒険」◇ベストライブ…「マキタ学級大文化祭」◇ベストコメンテーター…宮崎哲弥◇ベスト書評家…吉田豪◇ベストABブラザーズ…松野大介◇ベスト田代まさし…田代まさし◇ベスト物故者…赤塚不二夫◇キングオブコント・・・バナナマン◇流行語大賞…泰葉「金髪豚野郎」 以上、だからどうしたとお思いでしょうが、まぁ、いいじゃないですか。そして、個人的な出来事。★今年、思い出深かった10日間★・睡眠薬 1月29日(火)・雪/節分 2月3日(日)・2月8日 2月8日(金)・児玉清「負けるのは美しく」/取材 3月21日(金)・「らく次、千里を走る」 4月17日(木)・汐留ガーデン 9月12日(金)・「創」トークライブ「言論の格闘技」 10月30日(木)・「東西落語研鑽会」~可朝 11月17日(月)・「笑客亭」最終回~ビバ!結婚! 11月29日(土)・「錦糸町ぶらぶら寄席」 12月18日(木)父が死んだことと、職場が変わったことがなによりも大きい1年。もう、来年はなにが起きても驚くまい。
2008年12月31日
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早番。年末なので営業時間が短く、開店も遅い。お客なんかほとんどいないし、とてもヒマ。することがないのに仕事に専念するほど人間ができていないので、ネットを徘徊したりしてやりすごす。昼食。吉野家、牛丼。仕事中にネット、あれこれ。◆マキタスポーツのブログ。エントリー名が「紳助くん」だったので見逃していたが、「M-1」の感想だったのだな。「発起人島田紳助は、お笑いにとって「新しい笑い」が有効であるという思想の人だ。自分もお笑いが劇的に進化した「マンザイブーム」の立役者であり、また、ダウンタウンという新しい笑いを発見した張本人として、漫才という方法の可能性を掘り下げ、広げることを善とした人である。」「本来的には「新しい笑い」が善という思想などない。」「そこはでっち上げなのである。古かろうが新しかろうが面白ければいい。」「しかし、あたかも新しきことが善いとされるイメージは喧伝された。」「番組冒頭「ダメ出しはしない」と言っておきながら、「オードリーは好みじゃない」とか言って相場を揺さぶったり。また、そうすることでオードリーに出掛かった勢いに水を差して、敗者復活からのアドバンテージを0にして公正化させ、ノンスタイルの価値を吊り上げたり。凄い。村上ファンドか。」「自分の発言がどこまでインサイダー取引に引っかかるかわかっているのだろうか。」「つまり、M-1は紳助のものなのである。加点法にして評価するか、減点法にして評価するかも紳助の揮うタクティクスにかかっているのだ。」「よって、ギリギリまで公平にはしてはあっても最終的には紳助と松本人志の判子のないものは認められにくい場になっている。これでは都市伝説化したヤオガチ論が収まるわけはない。」「M-1」後、紳助に批判的なブログの大半は、どこかとりみだした調子で幼稚な、読むに値するレベルに達していないものばかりのように感じたが、マキタスポーツのこれは迫力がある。現役の“お笑い芸人”がここまで書くリスクを充分に意識したうえでの、じつに骨っぽい、腹の据わった批判ではないか。抑制されたなかにも、現役の“お笑い芸人”だからこそ感じるであろう生々しい苛立ちが垣間見える。◆マキタも寄稿している「splash!!」編集長、遠藤敏文執筆の日経トレンディネットの記事。媒体のマジメさはあるけれども、ほぼ同感。「各コンビとも例年以上にネタの完成度が高い印象だったものの、突出して「これだ!」という決め手に欠ける大会でもあった。」「突出したコンビがいないとなると、どうしても浮上してくるのは安定感のあるオーソドックスなスタイルのコンビとなる。仮に変化球漫才師と直球漫才師が同等の技術力を持っていた場合、おそらく票が流れ込むのは万人に好まれやすい直球漫才師だ。変化球漫才師は、通常の場合どうしても好き嫌いがわかれやすい。」「「好き嫌い」の感情論を凌駕(りょうが)してねじ伏せるだけのスタイルを持ったコンビが現れるまでは、しばらく保守本流の時代が続くかもしれない。」「東京ブックナビ」、「創」、購入。「創」1月号。10月のイベントのレポートなど。ロフトプラスワンで買うつもりだったが、買えなかったので、結局、ここで。「東京ブックナビ」。ブックナビとはなんの関係があるのかさっぱりわからない、康芳夫インタビューが掲載されているので思わず買ってしまった。その他、岡田利規、前田司郎らのコラムも。帰宅。今年もHDD残量確保に翻弄される年の瀬。まったくもう、元旦のフジテレビは本当にありがた迷惑というか、加減というものを知らないのか。すべてを録画するほうの身になって欲しいと思います。
2008年12月30日
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YouTube。「M-1」の動画を探していて見つけた、ダイノジの「M-1」前夜祭、もともとなにで放送されたものかは知らないが、これがめっぽう面白い。◇ダイノジのM-12008前夜祭・ノンスタ語りもちろん、NON STYLEが優勝するとは誰も知らない段階でしゃべっている話である。大谷「実際その、12月にやっぱいちばん仕上げてきたのがNON STYLEと。尋常じゃなかったですね。あとやっぱり、年間トータルしてやっぱりすごかったのはダイアンですよね。ともかくNON STYLEのその、この、このライン(上昇率)のすごかった…。すごかったね。観てて鳥肌もんの、一言一句、すごかったよねぇ。」大谷「石田くんはほんとにねぇ、今から、漫才スタイル全部変えたいぐらい、やっぱこっちじゃねぇか、審査員はウケんのこっちじゃねぇかとか、それがね、5分ごとに変わるんですって。」大谷「あの井上くん、つまり、“デイズ・オブ・レジェンド”のほうは、まったく興味ないらしいですよ。その、大御所とかいてもなんとも思わないらしいですよ。『M-1』の話出て、最終的には、『まぁ、別に、M-1以外で売れるんやったらそれでいいですからねぇ』(笑) なんとも思ってないらしいですよ、明日出るのも。『なんで相方があんなに感極まるかわからん』、みたいなね。すごい好対照ですよ。」大谷「審査員がどっちにとるかだよね。NON STYLEの漫才が審査員的にオッケーなのか、それとも、ウケかた見て点数足すのか、どっちなのかっていうことだよね。だから、非常にじつはすごい実力派だし、賞もめちゃくちゃ獲ってんだけど、すごいその、『M-1』ていうところに落としたときに、いちばん面白い結果が出そうな。ある程度やっぱり、注目度も含めて、キーポイントだよね。これがアリだったら、NON STYLE的なスタンスの漫才をしぼっていくっていう漫才師は来年から増えるだろうね。ぶっちゃけていったら、新しさはないじゃん。新しさではなくて、どちらかというと、求道者だよね、じつはね。」大地「NON STYLEの漫才ががらっと変わったじゃないですか。東京来てからなんで変わったかって、今までだったら、石田が井上のことを“イキリ”っていじってたじゃないですか。でも、東京に来たら、“イキリ”っていうのをいじれないんですよ。“イキリ”の説明をしなきゃいけないから。大阪だったら、『こいつイキリで…』っつったらすぐ認知できるのを、東京だと、『こいつイキリで、いや、イキリっていうのは…』って説明しなきゃいけないから、それがもう、できなくなった、しなくなったと。そしたら、今度、石田が、いじるんじゃなくて全部ボケることをやり始めたの。だから漫才が、すっごくスリムになったというか。」大谷「『M-1』は大喜利だからね。やり手はみんな知ってるけどね。最初出てきてつかみなんかやっちゃダメだからね。ひたすらボケ続ける…、だからコントでも優勝する。サンドウィッチマン、コントじゃん。要するに、ひとつのお題に対して大喜利どんだけ出すか、笑い飯もそういうやりかたやったから。『M-1』て、4分てそういうことだからね。」◇ダイノジのM-12008前夜祭放送順がわからないのだけれども、オードリーについての話もしっかりとしている。大谷「U字工事はでもたぶん、ここのポジションてほんとはオードリーだったんでしょうね。それをやっぱ、U字工事がかっさらったみたいなね。なんか、イメージありますね。」大谷「俺、去年のザブングルが問題かなと。結局、ザブングル、去年出したじゃん。他事務所の枠で。枠があるかわかんないけど、俺、勝手に枠って言ってますけど、要するに、ナベプロの芸人さんじゃないですか。で、タレントじゃないですか、じつはオードリー。で、タレントと芸人を、今年テレビに出まくってるやつを出す…、ぶっちゃけたら、『M-1』はゴールデンの番組ですから。もちろん、『M-1』、漫才ってのはありますけど、そこもお客さんが空気感じて観るわけですよ。そしたら、例えば『くやしいです!』ってギャグやったら、わーってなったりするわけですよ。それも、ウケに入れんのか、技術に入れんのかって、これはね、審査員のさじ加減ひとつですよ。そう考えたら、そのザブングルが、去年決勝に行ったってのは、アイコンとしてタレントをひと組入れてみようって考えがあるかもしれない。そしたら、まぁ、あのぐらいの順位だったと。そうか、年間としてタレントを入れたらこのぐらいなんだなと、思うわけですよ。今年でいったら、たぶん、そのポジションはオードリーなんですよ。去年のザブングルと同じ、展開になるんじゃないかなと思ったら、可能性がまったくない、観たことないであろうというか、まったく観慣れてないであろうこっちを優先したんじゃないかなってのが僕の推理。」大谷「ほんとにね、純粋に漫才のレベルだけをね、競って、それがほんとに観る能力のあるひとが、審査するっていうだけなら、ほんとは個室でやるべきなんですよ。客だって20人とか、変な話、決勝と同じ舞台でやるべきなんですよ。(観客が)1500人てモンスターが現れますから。さっき言ったけど観れただけでも喜んでるひとたちもいるわけだし、そうなってくると、知らねぇ芸人に対して最初は冷たいとこもありますから。こればっかりは、だからほんとのガチじゃなくて、これを含めて、これを含めて『M-1』てなんなんだって楽しむ方向に今行ってるんです。くだらないんです! やらせとか言ってるやつは。くだらないんですよ、ほんとにね、レベルが低いの! 俺からすれば! 違うんだって! これはすべてのいろんな作用があったうえで楽しむ、一大エンターテインメントショウなんです。誰が審査員やってるとかも含めて、考えて、さっき言ったけど、こうやって裏側見て、1年間どうやって仕上げてきたやつかを観続けて、そういう立体的な見方をするんです。テレビってだいたい一元論で語って、今ね、ネットのなかでも一元論のやつが多過ぎるんですよ。善と悪ばっかりで、つまんないんだって! いいかい、絶対、全部、いちばん大事なのはリアルよりリアリティなんです。ウソも、かぎりなく少し入ってるウソを、ちゃんと楽しむ能力ってのが、これから2008年以降、めちゃくちゃエンターテインメント大事なことになってくんですよ。芸がいちばん大事なんです。もう、すべての設定演出はそれのうえで、みんなが納得したうえで気持ち良くなって終わるのがいちばんいいなぁと思うんですよ。だから、視聴者も共犯者にしていくようにしなきゃいけないのがこれはいちばん、僕はたぶんあのー、『M-1』のテーマでもあるし、もっと言っちゃうと『キングオブコント』のテーマでもあると思うんですね。」◇ダイノジのM-12008前夜祭・やらせ疑惑と劇場の大切さ確かに、吉本興業が他事務所に比べて圧倒的に有利なのは、常打ちの劇場を持っている強さがあるのだ。最近になってお笑いに参入してきたような事務所は、おそらく、その重大さを認識していない。◇ダイノジM1前夜祭・是非ナイツを吉本興業へ(笑)そういう意味では、寄席に出ているナイツの地肩の強さ。去年の敗者復活の映像を観た大谷が、興奮して、中川家の剛を楽屋に呼んでパソコンで観せたという良いエピソード。◇ダイノジM1前夜祭・笑い飯とキンコンのバトル「いいプロレスして欲しい」というのは建設的な意見。15年ほど前、浅草キッドがナインティナインらにそのような仕掛けをしていたことがあったが、当時はまだ、ナイナイも未熟だったし、吉本の方針もあったのかもしれないが、ほとんど無視されていた。しかし、今の時代ならば、周辺の状況も成熟しているし、理解度の高い観客も増えているから、面白く転がると思う。◇ダイノジのM-12008前夜祭・敗者復活戦1◇ダイノジのM-12008前夜祭・敗者復活戦2大谷「外でやってますから、はっきり言いますけど、準決勝のところでの、革新的なネタ、スタイルが変化球のやつ、斬新なネタ、はっきり言いますけど絶対行きません。だって寒ぃんだもん、客。」大谷「毎年出て準決勝行ってるひとは、これはもう『M-1』のウソだと思っていただいていいですけど、ネームバリューがあるやつは準決勝行かせてますよ。準決勝盛りあげる意味もあるからね。それはもう、要するに、さっき言ったけど、芸人としての説得力や、立ちすがた、ふるまいも、込みですから。ネタの完成度じゃなくて。」僕が決勝進出者予想にあげていた、チーモンチョーチュウ、プラスマイナスの名が出てきたのは我が意を得たり。それ以外では、ノンスモーキンの“指漫才”、囲碁将棋、マジカルラブリーなどが気になるところ。◇それを踏まえたうえで読む、「M-1」を観た大谷のブログ。「「審査」の本質を語った島田紳助さんの一言。僕は絶対支持ね。だってしょうがないもの。誰も客観的になんかなれないから。そしてそれをどこかで声高に叫べるから今、批判する人もいるだろうが、そんなリスク背負って分かってあの場に立っているんだからそれだけでも凄いと思う。なぜ島田紳助という人が司会者の席でなく、あそこに立っているのか? それが全てだ。」「お客さんと言えば松本人志さんは去年位からお客さんのうけ方を凄く重要視してないですか? それがかなり意外でした。」「キングコングについてカウス師匠が指摘していた「頭で漫才してて、ハートがおいついていってない」という言葉がある。メールでいろんな人が指摘してたが、これ逆じゃないだろうか? ハートはあるけど、頭がおいついていってなかったんじゃないだろうか?って最初に思った。でもやっぱりカウス師匠の言うとおりかもしれないなぁって思ったりして。」「ネタは紳助さんが言ったとおりで審査員は最後好き嫌いで決めたんじゃないでしょうかね。もちろん皆さんご指摘の通り、紳助さんの一言はでかかったかもしれないけど。でもそういうことなんだと思う。それでの結果だと思います。オードリーに入れるなって意味じゃなくて、あそこに座っている人はそういうことなんだっていう。」「若い人をベテランが裁くのはおかしいとか言う奴がいるけど、何なら、誰ならいいんだろう? 誰がやったって「好み」だよ。何が客観的だ。笑い声の大きさで判断するかい? でもってその後テレビに出るときはまたプロデューサーの「好み」で判断でしょ? どこいったって「好み」で判断されるんだよ。それが分かった上で、そんな残酷な中で生きているんだ。」「ロックンロールが目的だ」という甲本ヒロトのことばを引用し、「ロックンロールをすることが最終目標、それ以上のことなんかいらないと。僕はこの言葉の「ロックンロール」によく「お笑い」や「漫才」を当て込む。」とつづる大谷。本来ならば、このような漫才とロックを重ね合わせるようなアツイ言いかたには違和感を持つのだが、「前夜祭」での数々の発言を確認して、一方では非常に冷静な、想像以上に、誰よりも客観的な視点をしっかりと持っていることに、少なからずも驚きがあった。そこの葛藤があったうえでの、でも、アツイほうへと振り切れてしまう大谷の言いっぷりにはとてもすがすがしいものがあるではないか。
2008年12月29日
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休日。昨日買ったCD、Shing02「歪曲」。1 序2 銃口3 渇望4 再興5 芯鉄6 焦燥7 美獣[上]8 蝶番9 美獣[下]10 接近11 櫛ト簪12 湾曲13 抱擁14 殴雨15 灼熱16 玉響Shing02、6年ぶりの日本語オリジナルアルバム。なんとか、今年中に間に合って良かった。意外や、雑誌などの、年間ベストディスクのたぐいにはあまり選ばれていないように思うが、これを無視していいのか?とにかく、確固たる崇高さに満ちた、美しい作品群。薩摩琵琶などの和楽器が全編を通じて鳴り響き続ける、徹頭徹尾、日本的な美意識と日本的な洒落っ気に貫かれた、荒々しくもロマンチックな、壮大な絵巻物を見せられているかのよう。その骨太さ、ストイックさには、ちょっと飛躍があるかもしれないが、黒澤明のいくつかの作品を連想させられた。念仏、もしくは、呪文といってしまっては語弊があるかもしれないが、ある種、原始古来から言葉に宿っているであろう、呪術的なちからのようなものも再認識させられる。唱えることの効能とでもいおうか。参加ミュージシャンの名を見ても、知らない名前が多く非常に面白かった。これらのひとたちにも興味が広がる。「ASANOTADANOBU」もこっそり参加。朝、パソコンがまた不調だったのだが、昼につけたら普通に映る。原因、さっぱりわからず。日記更新。パソコンが不調だったぶん、長時間、パソコンの前に座り続ける。YouTube。「M-1」の動画を探していて見つけた、ダイノジの「M-1」前夜祭がめっぽう面白かった。字数オーバーのため、これだけ別項で。ミランカ。「博士も知らないニッポンのウラ」。今年いっぱいで終了とは残念! 一刻も早い復活を。最終回「天才会議」、宮崎哲弥×宮台真司×苫米地英人の3人、あまりにもあたまが良すぎてなに言ってるかほとんどわからない、“逆・羞恥心”というアイデアが秀逸。宮崎「ねぇねぇねぇねぇ、宮台さん、この業界でさぁ、都市伝説のように伝えられている宮台さんに関する伝説があって、『宮台真司超巨根伝説』ってあるんだけど、これどうなんですか?」宮台「違うんだよ。違うっていうか、カリが大きいんだよ、すごく。で、ある女の子がだなぁ、その、宮台さんが引くときがすごい気持ちいいってことで、いろんなとこで編集部でしゃべりまくってて…」博士「その会話ねぇ、こないだ楽屋で、出川くんとほっしゃんがしてた。」テレビ、あれこれ。◆「サンデージャポン」、トップニュースで飯島愛の訃報。太田光が、この番組では珍しく長く発言する。「愛ちゃんはね、そこにいてね、この番組は僕はあんまり自分の思ってること言わないって決めてんですけど、そうすっとね、いっつもあのこう、なんか、みなさんが言ってんのをこう、黙って聴いてると、じーっと見てんですよ。で、『お前、ほんとのこと言えよ』みたいな、すごいね、やなとこ突いてくんですよ、愛ちゃんて。で、ごまかし効かないんですよね、このひとには。だから、この番組は違うんだからって、いっくら説明しても、『あんた、だって、連載でこう書いてたじゃん』とかって、やな女だなっていうところがあって、すごいあのー、なんていうんだろうな、中途半端な、受け流すことを許してくんないようなとこがあって、死んでもなんか、そういう存在感のまんま、飯島愛っていて、なんていうんだろう、それをもし、でも、自分に向けてたんだとしたら、そりゃあキツかっただろうなって、ちょっと思うんですよね。中途半端でいいじゃん、って言ってたんですけど。」◆「徹子の部屋」、タモリ。年末恒例、32回目の出演。最初に出演したときは、まだ、サラリーマンだったというのがすごい。「1回、赤塚さんとテレビに出て、すぐですから。まだ、自分も、どうなのかなと。」「だから、今でも覚えてんですけど、いいのかなって思いがずっとありましたよ。」
2008年12月29日
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早番。昼食。新橋珈琲店、ロースカツサンド。筑摩書房PR誌、「ちくま」1月号。佐野眞一「テレビ幻魔館」、「負けるな、泰葉」。「相手が理解してくれることなどまったく無視した、いたいたしいくらいぶっとんだその会見内容は、なかなかコード進行がたどれないフリージャズを聴くようだった。」「世の中は泰葉を境界域のタレント扱いしているが、これはひょっとするととんでもなく破壊力のある超常芸人なのかもしれないと見直した。」「だから負けるな、泰葉。二代目林家三平を襲名するのは、間違いなく君だ。」下北沢へ。ザ・スズナリ、冨士山アネット「不憫」。今年最後の観劇は、初めて観る劇団となった。冨士山アネットは、作・演出・振付の長谷川寧と、衣裳パフォーマーの山下和美によるユニット。山下和美は初期の毛皮族によく出演していたひとで、そこで知っているので、冨士山アネットも前から気になってはいた。今回、チラシの感じが良さそうだったから初めて観る気になったのだが、これはもう、勘でしかない。開演直前、客席に昇太師匠が!少し遅れて開演。病院を舞台にした物語。二重のカーテンで四角く仕切られただけの簡素な舞台なのだが、それを開いたり閉めたりすることでいろいろな場面に変化する。客席に向けたモニターが上からぶらさがっていて、カーテンで覆われたなかの様子をカメラを通して中継する演出もあったり。舞台は簡素だが、衣装はそれぞれ凝っている。セリフらしいセリフはなく、息づかいやうめき声などは聞こえるが、ほぼ無言で進む。演劇というより、コンテンポラリーダンスの領域になるのかな。そっち方面はあまり詳しくないけれども、10人ぐらいの出演者がスピーディに動きまわるさまは壮観だった。しかし、あまりにも止まるところがないというか、咀嚼する間を与えてくれないのでずいぶんぼんやりしてしまった。物語もぼんやりとしか理解できなかったが、それはそれで心地好い退屈ではあった。中盤、ちょっとエロな場面があって、そこをきっかけに目を覚ます。1時間ほどで終演。ポストパフォーマンストーク、長谷川寧×小野寺修二。長谷川寧というひとのすがたをここで初めて知る。出演もしていたのだな。ラーメンズ片桐をきれいにしたような風貌。ゲストはシークレットになっていて、ここへ来るまで知らなかった。どんな大物が出てくるのかと期待したが、演出家の小野寺修二というひと。いや、「小野寺修二」という名前を見てもピンとこなかったが、登場して「水と油」の「おのでらん」だとわかった。これはこれでとても嬉しい。同じく、ダンスの要素が入った、無言劇であるという共通点。また、パントマイムとの違いも非常に興味深い話。長谷川はこのセリフのない芝居を、なんと、普通にセリフのある演劇の台本を書くところから始めているというのには驚いた。動きの必然性はそこから出てくるのだろう。しかし、ゲストである年長者の小野寺を立てない、あくまでも自分が質問される側だと思っている長谷川の態度はなかなかにすごい。人生につまづいたことがないものでしかとらないであろう自信に満ちたふるまい。のちのち、このトークでいちばん印象に残るのは、長谷川のこの態度かもしれない。ヴィレッジヴァンガード、寄り道。DORAMA。中古CD、1枚購入。Shing02。下北沢どんぶり、醤油にんにく丼。深夜0時、帰宅。日記更新がはかどらない。
2008年12月28日
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休日。パソコン不調のまま。書くことがどんどんたまってしまう。午後、新宿へ。紀伊国屋ホール、「寄席だくだく亭」。「寄席山藤亭」がリニューアルして1回目。知ったのが遅かったのだが、まだチケットが残っていたので助かった。開演ぎりぎりに到着。モギリが木村万里でちょっと驚く。チラシを渡すのは志ららさんで、そりゃあまぁ、高田先生がらみの落語会ではだいたいそうなのだが、「NHK新人演芸大賞」ファイナリストにこんな仕事をさせているのもなんとも豪華だ。少なくとも、オリエンタルラジオはこんな仕事はしないだろう。ロビーを通ったら、物販のひとにあいさつされてまた驚いたのだが、顔を見たら、うちの店に来ている白夜書房の営業さんだった。座席、かなり後ろのほう。最後列には空席もあり。ち太郎「動物園」遊雀「堪忍袋」たい平「お見立て」トーク。高田文夫、たい平、遊雀、小遊三。‐仲入り‐左談次「読書日記」小遊三「蜘蛛駕篭」(トークがものすごく面白かった! 感想、後日。)紀伊国屋地下。銀ちゃん、下町ソース焼きそばとん汁セット。慌ただしく、有楽町へ。よみうりホール、「三人集」。昼夜2回公演のうち、夜の部へ。昼間はしんどいかと思って夜にしたのだが、あとから「だくだく亭」も入れてしまったから、結局、余計に大変なスケジュールになってしまった。「だくだく亭」の終演が16時半、こちらの開演が17時半。2階席で。口上。三三、市馬、談春。談春「除夜の雪」市馬「掛け取り2008」‐仲入り‐三三「鼠小僧 蜆売り」上談春「棒鱈」三三「鼠小僧 蜆売り」下帰りぎわ、渡辺祐を目撃。(昼とはうってかわってヘヴィな会。感想、後日。)Hさんと、有楽町ガード下近くのもつ焼き屋。社会風俗について議論を交わす。小便がしたくなったので、帝国ホテルのトイレへ。地下アーケードは誰でもすんなり入れるから、住むところのないひとはここへ押しかけたら良いと思います。深夜0時、帰宅。パソコン復旧。ようやく日記更新するが、メンテナンスのせいで中途半端になってしまう。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月27日
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早番。昼食。モスバーガー、デミグラ煮込みハンバーグごはんセット。「週刊文春」、「en-taxi」、「SIGHT」、購入。「週刊文春」新年特大号。堀井憲一郎、江戸方落語家「ヒーハ・ホリイランキング2008」。欄外に、「ベテラン噺家から「若手を妙にほめても、よくない。いい気になると、止まる」と言われたことがあるので、確かに止まった成れの果てを寄席でよく見るから、二ツ目はあえて上にランキングしていない。」とあり、上位の名前を見てやや納得。「en-taxi」。特集「非芥川賞作品のピトレスクな耀き」。ここのところ、ずっと「M-1」のことを考えているので、「非M-1芸人」についても思いをめぐらしたくなる。「SIGHT」。自民党とオバマも気になるが、恒例の「ブック・オブ・ザ・イヤー」から先に読む。例年ならば、個人的な興味は高橋源一郎×斎藤美奈子対談のほうに断然あったが、文芸担当になったら、北上次郎×大森望対談のほうもより面白く、わかる話に。おっ、北上次郎の5冊に立川談四楼「一回こっくり」が!電車睡眠。山手線、1周半。新宿へ。紀伊国屋地下。モンスナック、チキンカレー。ロフトプラスワン、「月刊『創』が振り返る、激動の2008年」。司会、篠田博之編集長。第1部「田代まさしと元シャネルズメンバー大集合!」。田代まさし。元シャネルズ、山崎廣明。吉田豪。第2部「ワーキングプアの反乱」。雨宮処凛。映画監督・岩淵弘樹。佐藤優。鈴木邦男。第3部「きた~っ!裁判員制度の裏側」。阿曽山大噴火。鈴木邦男。帰りぎわに、前回のイベント内容が掲載されている「創」1月号を買おうと思ったら、売り切れてしまってて買えなかった。深夜1時過ぎ、帰宅。依然、パソコン不調。日記更新できず。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月26日
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休日。朝、目覚めたら、「ラジかるッ」で、中山秀征が飯島愛の訃報を伝えていた。昼、日記更新。「M-1」をもう一度観直したり。夜もぽんぽんと加筆修正するつもりだったのに、パソコン不調でできず。画面が波打ってきれいに映らないことがちょくちょくあるのだが、なにが原因なのだろう。部屋が寒すぎるせいだろうか。
2008年12月25日
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遅番。今日もヒマかと思ったら、むしろ忙しい。クリスマスのラッピング、たくさん。昼食。香港屋、つけ麺と半チャーハン。ユキンコアキラ、3回目。帰りの東海道線。混雑した電車のなか、すぐそばに、ペットボトルの水を飲む中年の男。フタはなくしちゃったのか、くちが開いたままのペットボトルを持ってふらふらしている。酔っているのだろう。そのペットボトルから、いつ、手を放してもおかしくない状態。フタさえ閉めてくれれば、ペットボトルを持っていようとなんの問題もないのに。せめて、早く飲みほしてくれと願うが、ちょっとずつしか飲んでくれない。しかも、とても眠そうで、うつらうつらしながら吊り革でからだを支えようとするが、吊り革に伸ばしたのは、こともあろうに、ペットボトルを握ったほうの手だ。ペットボトルを大きく傾けながら吊り革につかまる。中身が少ないからこぼれずに済んだが、水面はぎりぎりのところを行ったり来たりしている。しかし、男は最後まで水をこぼさなかった。川崎駅に着いたら、男はポケットからフタを取り出し、ペットボトルに栓をして、降りていった。横浜西口。モスバーガー、テリヤキチキンバーガー、オニポテセット。読書。堀井憲一郎「若者殺しの時代」、読了。講談社現代新書。(想像以上に名著! 今こそ広く読まれるべき。細かい感想、そのうち書きます。)深夜1時前、帰宅。ネットのニュースで、飯島愛の死去を知る。今日、「プラトニック・セックス」の問い合わせが2件あって不思議だったのだが、そういうわけだったのか。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月24日
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天皇誕生日。早番。とてもヒマ。昼食。かつや、たまり醤油カツ丼。「ミュージックマガジン」、購入。特集「ベスト・アルバム2008」。今後の買い物の手引きに。安田謙一「08年にハードディスク録画機を駆使して観た数多くのヴァラエティ番組の中でベスト1は「やりすぎコージー」の「営業リッチ芸人が奇跡の終結! そうだ!営業へ行こう」の回。」だって。横浜西口。ケンタッキー、和風チキンカツサンドセット。読書。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、滝川クリステル。初登場。タモリ「以前、梅津(弥英子アナ)の結婚式で、あんとき初めてお会いしまして、で、あのー、あんとき、わたし、酔っぱらいまして、さんざんな行動をとったわけですけど、それはあのー、千野(志麻)アナウンサーの偽善的なことばに、わたし、激怒いたしまして、千野に飛びかかっていってタックルしたわけですけども、えー、それはまぁいいんですけども、タックルしたいなぁと思ってたんですよ。」◆NHK「さよなら新宿コマ劇場~涙と笑いの50年~」。昨日、「やりすぎコージー」の裏だったのでこちらは録画できなかったのだが、今日の夕方、さっそく再放送してくれた。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月23日
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生暖かい朝。風が強い。早番。昼食。男の焼焼、気まぐれ丼。山形浩生「新教養としてのパソコン入門」、読了。アスキー新書。こんなブログをやっているわりにはパソコンにはまったく疎いのだが、実用的な、つまらない入門書は読む気がしないのだ。こういう本のほうがあとで効く。小雨。帰宅。睡眠。深夜に起きる。ラジオ、あれこれ。◆「ラジオビバリー昼ズ」。高田先生、期待通り「M-1」の感想。「昨日の『M-1』はやっぱあれだな、最高に笑えたのはザ・パンチだな。ぶっちぎりだろ、あの可笑しさは。ダメでいいよなぁ。」「お願い死んでだぜ、ほんとこいつら。ほんと死んで欲しいな、このふたり。(笑)」「絶対勝てない顔だもんな。どう見たってよォ、あいつらに勝ちが似合わないじゃない。負けて当たり前って顔して出てくるじゃん、ふたりともさぁ。ぶっちぎりで500点て。9位って!(笑) ほんとにもう、おむすび追いかけてほんっとに谷底、お前らが落ちて欲しいよ。」「優勝はNON STYLEという、すごいね、やっぱいい出来だったね、あれ。ネタは。『俺の涙腺!』つってたな、最後。」◆「大竹まことのゴールデンラジオ!」、ポッドキャストで。「わたしのほうは昨日は疲れたなぁ~、もう。『M-1』、もう…、どうして…、どうしてわたしはいつも孤立するの?(笑) 教ぇて! どうかひとつ! みんなと同じ意見になりたい!」「カウス師匠は最後の最後まで迷ってたね。俺はもう、早めにぱっと押してるんだけど、うーん、うーんっていってて、そいで、僕とおんなじ、オードリーに入れたみたいだね。」「正直に言うとね、客席とかね、そういうののウケはNON STYLEのほうがね、ほんのちょっとだけどオードリーより上だったんです。テレビじゃわかんないかもしれない。ほんのちょっと上だったんです。で、ほんのちょっとだけやっぱしね、NON STYLEのほうがウケがいいのね。(審査員は)まぁ、敏感に感じとるんでしょうね、そういうところもね。もちろんそれ、大事ですけどね。僕もそれは敏感に感じたんですけど、ネタの内容で、どうしてもこう、ちょっと、ゆずれないものがあってね。オードリーのほうが、僕にはくだらなく思えちゃったのね。」「若林くんのね、なんか普通のひとのような、当たり前のような、静かぁーな、まぁるい声でね、やわらかい声で、『あっ、ここ突っ込まなくていいとこですね。』みたいな、『ほっときます』みたいな感じがあってね。そのかわり突っ込んだときには、ぱっぱっぱっぱっていくね。相手がかんだときにはぱっぱっぱっぱっていったね。そいであの、若林くんのツッコミが、あのちょうどテクノカットのね、春日くんのちょうどテクノカットの切れ目にあのツッコミのひっぱたきが、あそこに入るんだ、また。俺、もう、そこがもうおかしくなっちゃって。どうしてあのテクノカットの切れ目に行くかなぁ、っていうのがね。」「逆にあれだよ、NON STYLEのほうの、ツッコミのひとがたたくんだけど、それは僕たちの角度からは見えないのね。観てると、あのツッコミがどこに当たってるのかは。逆だからねぇ。」「それと、春日くんていうのの、あれはもう、あれは漫才じゃなかったね。というのは、普通、素で出てきて、『はいどうも~』っていうのがそれだけど、春日くんは最初からもう、世界のなかにいるから。」「こんなやりかたあるのかと思ったら、もっとすごかったのは、俺、観ててびっくりしたのは、選挙演説のネタなんだけど、目の前に観客がいるんだけど、あの春日くんが手でぐーって左に寄せちゃうと、相手の若林くんが『観客がいなくなって』 こんなお約束をさ、一瞬のうちに客と共有するんだよね。あんなの観たことないよ。だから、客が全員、ざーっていなくなったって手でやったら、『はい、いなくなりました』って言うんだよ。それも客も全部通じちゃうっていうかさ。」「指揮者のように、目の前にいたみんなが想像してる何百人の客を消したり出したりさ。しかもあいだに春日くんが移動してるんだよ、こっちからこっちへ。さっきこっちにいた春日くん…、春日くんはここにいるんだよ。漫才やってんだけど、観客席のなかにいる春日くんは、『オイッ!』っていう声が、こっちからこっちに移動してるんだから。これはシュールだったねぇ。」「まぁ、NON STYLEのほうは、まぁ、ものすごいスピードで、鍛えに鍛えたネタ、っていう感じだよね。ただなんかその、なんていうのかな、まぁ…、おとな…、全部はね…。まぁ、僕はあのなかでも年寄りのほうかもしんないけども、若いひと、女のひとなんかは特に、きゃあきゃあもう、ものすごい反応するわけよ。」「その感度の違いっていうのに、なんか、俺の心のなかは反発していくんだね、やっぱしこれが。それも正直な気持ちだから、逆らえないよね、俺は。」「あと、忘れてならないのが、U字工事だね。(笑) いやぁねぇ、感心した、面白かった。」「栃木弁で、茨城と、まわりの群馬県、敵にすんだけどね。きびしいネタなんだけど、放送コードにかからない、尾根の上を歩いているようなぎりぎりのところをいくネタでね。これも意外と、うん…。ただ僕は、身びいきできないっていうね。ちょっとねぇ、これからねぇ、こういうふうになってきちゃうとね、審査員もちょっとやるの考えちゃうね。」「身びいきみたいにならないようにしなくちゃいけないなぁと思うから、やっぱし、きびしいね、眼がね、きつくなっちゃうね。いや、もう俺は88点つけたんだけど、9点にしようか本気で迷って。(笑) いや、たいした、1点だからたいした、外側への影響はないと思うんだよ。でも、この1点がね、びしっと厳しくしちゃったんだね、88点に。本当は、心は89点なんだけど。」「あと、ナイツね。ナイツも、なんか面白かったね。」「言い間違いの漫才で、『ヤホー』って始まって、ちょっと先に相手油断させといて、たいしたネタじゃないな…、俺、番組で言ったけど、たいしたネタじゃないなと思わせといて、それがあいつら、ひとの心をゆるませる手だったんだね。そのあとからまた、全部言い間違いのネタなんだけど、どんどんすごくなってくのと、あいだで、おかしくないメガネで客を笑わせるっていうね。もう、ほんと、卑怯な手だよね。おかしくないメガネかけてるやつを『メガネなんです』って笑っちゃうって。その、2回やるんだけど、2回目も1箇所出てきたね。1箇所メガネで笑わせるんだけど、なんてことないことで笑わせるすごさ。それともうひとつあれだよね、あのー、言ってることばを途中で勢いなくすんだよね。勢いなくさなくていいところで勢いをなくすんだよね。あれがシュールで。『城』っていうことばの前で、急になんか息継いで、なんかため息ぎりぎりにいくんだよね。でも、客はよく観てるんだよね、ああいうところに。」「客との呼吸ができてるっていう意味じゃあ、オープニングのダイアンってやつらがね、これがねぇ、ネタはまぁ、面白いんだけど、全っ然、この『M-1』ていうね、格式をとっぱらって素直に始めたのよ。この客のリラックスさせかたが、そのつぎの『M-1』を硬くしなかったって、ダイアンのそういう意味での功績はものすごく大きい。全体のためにはダイアンはものすごい貢献してるんだよね。」「笑い飯は一発おもいっきりね、牛ネタでつかんで、闘牛ネタでつかんでいくのかなぁと思ったら、そのあとでズルッてネタが変わるんだよね。なんでこれで飛ばさないんだぁ、ってみんなが突っ込んだと思うけどねぇ。まぁ、そんなんだったねぇ。はい。」ブログ、あれこれ。◆ラサール石井。自宅で放送を観ながら、リアルタイムで更新していたらしい。「なんかうちのリーダーが出るときは私が出ないみたいな、てかリーダーのスケジュールがないときに、私が呼ばれるみたいな、そんなことになってるみたいです。」「私はオードリーに一票。」「ま、私が選んだ人はいつも落ちますけど。」「またしてもはずしましたが、どうも松ちゃんや紳助さんとはどこか好みがちがうんですな。」「でも、カウスさんと大竹さんとはいつも一緒なんだよなあ。」◆松野大介。「キングコングは、最悪だったが、オレはうれしかった。最悪だった原因が、彼らの才能とは無関係だったからだ。ネタはひどかったが、他にもネタそのものがひどいコンビは大勢いた。彼らは番組を仕切る話芸と雰囲気があるからよけいひどさが目立っただけだ。」「爆発したオードリーをはじめ、U事工事でもナイツでもザ・パンチもすぐ笑える仕組みだったり一人が際物的だったりと現代的だ。キングコングはそういう形に寄り添ってない。」「ノンスタイルはオーソドックスで実力派だから、どんな空気でも対応できるスタイル。そういった意味で、ノンスタイルなのだと思う。」◆米粒写経・サンキュータツオ。「自分で手数、とか言い出しておいてなんなんだけど、手数の多さから考えてみるに、今回のNON STYLEは手数、一番多かったと思います。」「漫才コントは本当にもう死んだ、と自分では思っているのですが、それは正確には「漫才コントで手数を増やすこと」であって、漫才コントの可能性自体を否定するものではないかな、と。」うーむ、どうも、この“手数論”というものには懐疑的にならざるをえない。ナイツを例にとれば、イチローを鳥羽一郎と間違えるような、“手数”にすればひとつのネタにたっぷりと時間をかけたほうがときには面白いというケースもたびたびあるからで、そんなに執着するほどの論だろうかと思ってしまう。“漫才コント”という言いかたも、どこから出てきたことばなのかは知らないが、かなり違和感のあるものである。じゃあ、落語は“漫談コント”か?
2008年12月22日
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↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ カウス大竹巨人渡辺上沼松本紳助計 ダイアン93868690908589619 笑い飯88889191958995637 モンスター90888988858391614 ナイツ94898991959389640 U字工事92888490938591623 ザ・パンチ85838385888087591 NONSTYLE91909190959394644 キンコン86878689908688612 オードリー98929192929589649 ナイツ NONSTYLE ○○○○○◎ オードリー○○ 赤・・・最高点 橙・・・次点 青・・・最低点字数オーバーのため、得点表だけ、項を改めてこちらに載せました。ベスト3と最終決戦3組とが一致しているのは、大竹まことと松本人志のみ。カウス、巨人、渡辺、上沼は2組一致。巨人、渡辺、上沼は笑い飯を評価しているが、カウスだけはダイアンを評価している。番組中、「好きか嫌いかになってしまうくらい差がない」と発言していた島田紳助の得点に注目。紳助ひとりだけ、最高点を最終決戦3組ではない笑い飯につけている。次点はNON STYLEだが、3位につけているのはモンスターエンジンとU字工事。つぎにようやく、ナイツ、オードリーがくる。紳助は、NON STYLEの優勝をさも圧勝のように讃えていたが、この配点を見れば、それはあくまでも紳助個人の感慨であって、他の審査員は必ずしもそうとは思っていないであろうことがわかる。紳助自身が「好きか嫌いかになってしまうくらい差がない」と言っていたとおり、やはり、僅差だったとするほうが正しいのではないか。紳助の最高点と最低点の差は8点。数字にするとやっぱり僅差だ。点差が最小なのは、渡辺の7点。最大は、松本の15点。松本の場合は、点差を広くとることで、審査の精度を高めているという面もあろう。この「M-1」の審査において、紳助と松本の評価はなにかと同一視されがちだけれども、紳助は主観派で、意外や、松本は客観派なのである。
2008年12月21日
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朝、テレビ。昨夜生放送、「M-1」直前特番を先に観ておく。司会、木村祐一。ファイナリスト8組が前日に生出演する番組なんて初めてだ。優勝予想ランキングの下位から順に、本番の漫才と同じ4分間ずつ木村祐一とトーク。「M-1」に対する意気込みを始めとしたそれぞれのスタンス、知らなかったこともいろいろとわかって面白かった。モンスターエンジンがとてもルサンチマンを抱えたコンビであることとか。ABCテレビの携帯サイトによる優勝予想では、1位から順に、キングコング、ナイツ、NON STYLE、笑い飯、モンスターエンジン、敗者復活枠、U字工事、ザ・パンチ、ダイアンというランキング。それこそ、Yahoo!のアンケートでは1位がナイツ、2位がキングコングだったが、ここでは逆になっている。しかし、いずれにせよ、ナイツとキングコングの一騎打ちというムードか。ナイツ。塙「漫才協会の若手がですね、四天王といいまして、僕ら以外にも3組いるんですけど、僕らと、ロケット団とですね、宮田陽・昇、ホンキートンクっていう、あと僕ら4組で“若手四天王”っていう…」に、西野「勝手に四天王、やめてくださいよ!」キングコング。梶原「ピエール瀧さんが全然笑ってなかった!」 西野「去年の『M-1』のピエール瀧さん、全然笑ってへんかった!」 梶原「なんで笑わんとこのピエール瀧さんを抜くねん!」そういえば、NON STYLEが「ナイツだけには負けられへん」と言っていたが、この時点ではあまり気にしなかった。早番。新刊台の割合が変わり、モチベーションが下がる。昼食。幸楽苑、チャーシュー丼セット、極旨醤油ラーメン。横浜西口。ジョイナス地下。リオ、チキンカレー。21時前、帰宅。テレビ。「M-1グランプリ2008」。無事、余計な情報を入れることなく帰宅することができた。放送終了後、さっそく録画で観戦。司会、今田耕司、上戸彩。非バラエティタレントの上戸彩は意外な人選。格調を上げようとしているのだろうか。まぁ、このポジションは、邪魔でなければ誰がいても良い。審査員、島田紳助、松本人志、上沼恵美子、渡辺正行、オール巨人、大竹まこと、中田カウス。去年とは、ラサール石井が渡辺に代わっただけでほぼ同じメンバー。なので、審査基準も去年とほぼ同じであろうと予想されるがはたしてどうなるか。ファーストラウンド。毎度、蛇足ではありますが、審査員の得点が発表される前に僕がつけた得点も書いておきます。個人的には関東勢2組を応援したい気持ちもあり、うーむ、今年はけっこう悩みました。ダイアン。季節に合ったサンタクロースのネタ。「ファナスティ」に至るたっぷりとしたイントロは、早く笑いを求める「M-1」のムードではマイナス要因だったかもしれないが、たしかな力量がなければあそこまでひっぱれるものではない。声音の良さ、風貌の良さ。ただ、沸点には達せず。84点。笑い飯。笑いの質的にはいちばん馬鹿馬鹿しかったと思う。去年までの閉塞的なところからは抜け出したのではないか。闘牛士から追突事故へと、別のネタをつなぎあわせただけのものとは本質的に異なる、目的地と全然違う場所へ連れて行かれるような気味の悪さがある。もっとあとの順番ならば、もっと爆発していたかもしれない。94点。2組が終わり、ここで敗者復活の発表。去年のサンドウィッチマンの奇跡があるからいちだんと期待したものになるが、ここで選ばれたのは、すでに目立った活躍をし始めているオードリーとなった。モンスターエンジン。唯一、このコンビの漫才のみ初見。今大会のなかでは、昨年までの「M-1」が提示してきた価値基準にもっとも近いセンスであろうと思われるが、技術的にはあまり練りこまれていないような。ひとつのボケをわりと長くひっぱるのだが、ダイアンと違ってひっぱれていない。ボケを待っているあいだ、ツッコミがなにもしていない。81点。ナイツ。どんなネタでくるかと大いに期待して観たが、宮崎駿のネタを持ってきたか。うーむ、「レッドカーペット」で見せる1分のネタを、そのまま4分に延ばしただけでは物足りなく感じる部分もあるが、もちろん、それでも秀逸なネタだ。単調なテンポのなか、「メガネ」と「城」がスパイスになる。92点。ナイツ、個人的には不発に感じたが、無事、トップに躍り出たので安心する。しかし、2位の笑い飯とは3点差の僅差。U字工事。以前にも書いたが、U字工事の場合はトップを取るような漫才ではない、けして悪い意味ではなく、ベストを尽くしてもそこそこの漫才だと思っている。漫才が話し言葉を基調としたものである以上、厳密な意味での標準語の漫才というものは成立しづらいものであるが、関西弁、または、東京弁以外の地域の方言で、ここまで漫才を洗練させた例はおそらくあまりない。耳心地のやわらかさが最大の武器。内容的には、良くも悪くも、東京の笑いにおける伝統的な田舎差別の域を出ていない。終盤、勢いまかせになって、ちょっと雑になってしまったように感じた。83点。紳助が「好きか嫌いかになってしまうくらい差がない」という話をしているときに、U字工事に低得点をつけたオール巨人が挙手をしていたのが気になる。なにか言いたいことがあったのか。ザ・パンチ。練ったセリフのボケに練ったセリフのツッコミで2回笑わせる新機軸だが、髭男爵のように空疎な様式化しつつある点に危惧。冒頭の「チャッチャチャース!」にアレンジを加えたが、それが受け入れられるほど、はたして、スタイルが浸透していたかどうか。ネタを積み上げる手順を誤ったということになろうか、普段のちからを出せずじまい。81点。漫才後、浜崎の「『M-1』って、青春だなぁってつくづく思いますよ。」というコメントを、余裕がなくてスルーした松尾に代わって、すかさず「死んでぇ~」と入った今田が素晴らしい。全出演者の芸風と力量を把握している今田耕司でなければできない見事なフォロー。NON STYLE。ストリートで漫才をやっていたという出自を聞いて腑に落ちるものがあったのだが、“ガレージロック”ならぬ“ガレージ漫才”とでも言おうか、いわゆる、伝統的な意味での“上手い漫才”とは別種のものと考えたい。風貌の印象も含めて、まるで厚みがない。ただ、ここまでの7組では、持っている能力の最大値を出しているように見えたのはNON STYLEだけだった。受賞歴を見るとじつに申し分のない実績をあげているコンビで、この勝負強さは注目に値する。83点。NON STYLE、最高得点をたたき出して1位へ。ここで、芸能人観覧席にミッキー・カーチス師匠が加わるが、番組上はノータッチ。キングコング。今月あたまの「漫才しゃべくり大行進」でも観た、ヒーローインタビューのネタ。動きまわった去年に比べると、視覚的な楽しさに乏しかったのが残念。動いてこそのキングコングだろうに。山場がなく過ぎてしまった感じ。しかし、技術的にはもっとも高いという評価は揺るがない。「おくちチャックマン」は不要。90点。敗者復活、オードリー。なにもボケていないところへ春日が空のツッコミを打つ、それに対して若林がツッコミを返す、または軽く受け流すという、非常に変則的なリズム。ボケ役がツッコミの口調ででたらめなことを言うというスタイルには、タカアンドトシにそのルーツを見ることもできるが、もちろん、一般の観客が“ボケ/ツッコミ”という概念を了解しているのが前提のもと。ボケのツッコミ化、つまり、非常識なことを言っているのに本人は常識的なつもりという、異様に堂々としたキャラクターの形成にはこのスタイルが作用していると思われる。ギミックで固めた奇形化した漫才だが、内容的にはマニアックなことはない。88点。オードリー、最高得点で1位へ。最終決戦は、ナイツ、NON STYLE、オードリーの3組。結果的に、よそでも活躍する旬の3組が残ったといって良いだろう。「M-1」が提示してきた独自の価値基準は、去年のサンドウィッチマンによりはっきりと崩壊させられたのだ。全体的には例年以上にレベルが高く、本来ならばもっと盛り上がって良いはずなのだが、いまひとつほぐれない雰囲気のまま進んでしまったのは、この、独自の価値基準の打ち出せなさとも関係しているのだろうと思う。最終ネタ。ナイツはてっきり、「漫才しゃべくり大行進」と「漫才バカ一代」でやっていたような、ただ歌うだけの変化球を仕掛けてくるものだと思っていたが、思いのほか真っ向勝負だった。4分で変化をつけるのは難しいと判断したか。新鮮味のなさが残念でならない。優勝、NON STYLE。得票だけ見ると大差だが、3組とも決め手に欠ける感じに思えた。消極的な意味で、どこが勝ってもおかしくない決戦。おそらく、審査員の顔ぶれが違えば、結果も違ったのではないか。喜ぶNON STYLEの真後ろに映る、モンスターエンジン西森の沈みきった表情が強く印象に残る。★審査員得点表★
2008年12月21日
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休日。朝日朝刊。上田哲、死去。80歳、肺炎。あれは何年前だろうか、御茶ノ水の駅前で街頭演説をやっているところに出くわし、著書を買ってサインをもらったことがある。衆議院に落選した90年代中頃、テリー伊藤演出、ダチョウ倶楽部司会の、テレビ東京「名門!パープリン大学日本校」という番組に、キャイ~ン、出川哲朗、江頭2:50らと一緒に出演していたはずだが、「上田哲 パープリン大学」で検索しても、Yahoo!では3件しかひっかからない。今でこそ、政治家がバラエティ番組に出ることは珍しくないが、当時としては異常なキャスティングだった。テリー伊藤も、まだ、本人がおもてに出ることは少なく、アナーキーな匂いをぷんぷんさせていた時代の産物。同じころだと思うが、立川流に名を連ねていたこともあり、あのころの上田哲はなんだったのか。親近感を持っていたが、政治的にはどういうひとかよく知らない。夜、床屋へ。近所のQB HOUSEがヘタクソなので、ひとつ隣りの駅まで遠征。仕事はていねいだったが、やはり、どうしても少し子どもっぽく仕上がる。子どもの客が多いから、もう、手のクセがそういうふうになっているのか。こちらが気を抜くと、坊ちゃん刈りにしようとする、QB HOUSEとはそういう店である。テレビ、あれこれ。◆「爆笑レッドカーペット」。ちょっと観るのを怠けていたら、だいぶ貯まってしまった。2ヶ月分、まとめて。ミスマッチグルメ。初登場。同じシチュエーションでボケの回数に特化したコント。間髪入れずにつないでいく。「中笑」だったが、かなり良かったと思う。鳥居みゆき。秋以降は、この番組でひとりコントをやるようになっている。ゴシックホラー感あり。単なるキャラクターにとどまらない、世界観をどれだけ出せるか。アメリカザリガニ。初登場。漫才、英語版の桃太郎。さすがの落ち着き。声音のバランスが、楽器として完成されている。天津向。初登場。関東圏ではそれほど目立った活躍はしてないが、もともと、天津の漫才といえば向のオタクキャラだったはずなのだ。その点で、レイザーラモンや勝山梶のケースとは異なる。木村の「エロ詩吟」の賞味期限が切れたときに、漫才に戻るとすればどんな効果があるか。赤いプルトニウム。初登場。北関東つながりでU字工事を連想するが、このスタイルはヒロシの模倣から始まったものだろう。ルックスと訛りのギャップが売りだったはずが、だんだん一致してきた。ロッチ。コント、大声コンテスト。シュールにいく前のダウンタウンのような、不穏な匂いがある。カムバックで、街頭インタビューの設定でほぼ同じ内容なのも良かった。鮪男。初登場。弁当SM。にしおかすみこ以降、SMというものが、なし崩し的にカジュアルなものになっているがそれもどうなのだろう。Wコロン。まさかの初登場。しかし、ショートネタで救われるのは、構築度は低いが、部分的に面白いところを持っているこういうタイプであろう。「ねずっちです!」のフレーズがうまくハマれば良いと思う。バイきんぐ。初登場。ワイルドなセリフを言って、「Born to Be Wild」が流れるコント。いや、それより、元水玉れっぷう隊と同名なのが気になる。つくづく、水玉れっぷう隊は不運というか。イシバシハザマ。初登場。ちょっと観ない間に髪型が変わり、印象も変わる。90年代前半的な、やや時代遅れに思えたショートコントからは、一歩、スタイルを進化させた。コントの設定からふたりそろって抜け出し、コントに対して突っ込むセリフをふたりそろって歌いあげる。似たようなことはすでにやられているかもしれないが、ここまで洗練されたケースはほかにないのではないか。切り換えがあざやか、早いテンポも心地好し。ザ・ギース。この番組のときは、通常よりも展開がスピーディで快感がある。じわじわ笑わせるようなギャグではないし、このテンポを標準にしてはどうだろうか。モンスターエンジン大林。初登場。笑福亭仁鶴でミスチル「しるし」。今田のコメント、「『あらびき団』か『やりすぎ』でしかやっちゃダメですよ、あれは」がすべて。ロケット団。ブログで予告されていたとおり、ついに初登場。ナイツに続く漫才協会第2の刺客、と思いきや、Wコロンのほうが先に出てるのでちょっと驚いた。うーむ、多くの得意ネタがあるなかで、山形弁のネタを持ってきたか。ナイツが言い間違いなら、ロケット団は聞き間違いということにすればわかりやすい売りにもなるが、これがロケット団のベストかというとそういうわけでもあるまい。いや、期待が大きいからいろいろ思ってしまうが、なかなかウケていたからこれはこの選択で良いのだろう。ちょっとまだ、1分間の時間感覚がうまくつかめてない感じだが、慣れてきたら確実に爆発するはず。◆先月放送、「NHK新人演芸大賞」演芸部門、ようやく観る。「M-1」前日に、というのもマヌケなタイミングではありますが。司会、高山哲哉アナ、優木まおみ。審査員、織田正吉、渡辺正行、神津友好、井筒和幸、NHK制作局・伊藤純。今年は無駄なタレントが混じっていなくて良し。ようやく、不要だということに気がついてくれたか。出場者、いつもながら疑問な顔ぶれだが、東京予選と大阪予選とで半分ずつ選ぶからこのようなアンバランスなことになるらしい。妙な平等主義だと思う。5GAP。「ホワイト赤マン」の久保田が、BOOMER伊勢のような声で、ペナルティワッキーのようなキレと止めのはっきりしたアクション。しかし、そのキャラクターに依存している面が強く、コントとしては展開に乏しい。ギャグと、それに対するツッコミがうまく呼応していないときがあり、たびたび、笑いが空転する。スマイル。古典的なスタイルでとてもわかりやすく、かなり広範な文化圏にも対応できる漫才ではないかと。たしか、松竹芸能にいた大阪キッズがこんな感じじゃなかったか。オリエンタルラジオ。漫才に真摯に取り組む姿勢にはずっと好感を持っているが、ちょっと変な方向に入り込んでしまっているように感じる。フリートークではけしてしないような気色悪い口調はなんなのか。おぎやはぎ以降の、非関西弁の漫才のひとつの潮流として、コンビ間の妙な馴れ馴れしさというものがあるけれども、これをはっきりと、自覚的に笑いに結びつけているのは今や風藤松原ぐらいのもので、あとはただ、無駄に馴れ馴れしく、気色悪いという惨状になっている。模倣が積み重ねられるうちに、そこで生じた歪みに気がつかなくなっていくひとつの例。オリラジは、出世作「武勇伝」を捨てる必要はまったくないと思うのだが、どこへ向かおうとしてるのだろう。span!。これといって特徴がない。まだまだ発展途上段階。ナイツ。オリンピックのネタ。ナイツの代名詞のような「ヤホー」ではなく、「パソコソ」で始まるが、それもきちんと、あとに続く言い間違いのフリになっている。最後の「オソソピック」はそうとうくだらない。4分強。「M-1」よりもやや長め。天竺鼠。前半、緊急地震速報が入り、画面下半分が隠れてしまったのは不幸。このコンビも、コントの模倣の積み重ねの産物であろう。誰かが見つけたサングラスの面白さを、ただ、転用しているだけのところであるとか。サングラスはもはや、面白さの記号としては機能しない。プリンセス金魚。ここもやはり発展途上段階だが、「技術よりも、元気、明るさ、フレッシュ感」と自覚してるのはちょっとしたたかだと思った。ザ・ギース。卒業式のコント。今年のギースは、ここぞというときにはこのネタなのだが、そのわりには、笑いの量にブレがある。回数をこなしているわりには、オチの「祝」の字がきれいに決まらない。優勝、ナイツ。既報のとおり。落語部門も続けて観ようと思っていたが、疲れたのでまた別の日にしよう。◆「笑いがいちばん」、「NHK新人演芸大賞」受賞者特集。ナイツ。イチローを鳥羽一郎と間違えるたっぷりとした導入部、さらに、イチローの説明からバッティングセンターの説明へ。ナイツを語るさいには、どうしても、そのボケの量を問題にしがちだが、ときとして、このような大きなひとつのボケのほうが面白かったりすることも忘れてはならない。5分弱。内海桂子。ナイツの師匠ということで出演、都々逸を観客みんなで合唱。ナイツは単に関東漫才の代表ということだけではない、寄席も背負っているし、徒弟制度の復権をも背負っているのだ。ナイツは、あまりにも多くのものを背負わされている。三遊亭王楽「鼓ヶ滝」。同じ噺を「NHK新人演芸大賞」でもやったのだろう。そちらを観てから改めて考えたい。◆「笑点」、ナイツ。ここでもイチロー、それからオリンピック。直接の影響はないかもしれないが、ナンセンスの斬りくちに、浅草キッドとの類似も感じられる。7分強。
2008年12月20日
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早番。昼食。てんや、天丼。電車睡眠。川崎へ。ブックスマッキー、収穫なし。川崎モアーズ。ブックオフ。100円本、9冊購入。ブックオフにしては珍しく、帯を捨ててない新書がたくさんあったので5冊買う。中村とうよう、中山康樹、堀井憲一郎、高橋源一郎、清水義範。文庫本も3冊、丸谷才一、ウディ・アレン、森下くるみ。河出文庫、ウディ・アレン「これでおあいこ」は、100円で見つけるたびに買っちゃう。あと1冊、ナックルズBOOKS「お笑い芸人黒い噂の手帖」も。古本漁りに夢中になっていたら、食事をする時間がなくなってしまった。ラゾーナ。竹内力が握手会をやっていたが、見物する時間はなし。109シネマズ川崎、「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」。ベン・スティラー。ジャック・ブラック。ロバート・ダウニーJr.。帰宅。テレビ。「太田光の私が総理大臣になったら」。有吉弘行、「年末・年度末の道路工事を禁止」のマニフェスト。有吉とこの番組との親和性はなかなか高いのではないか。あだ名をつける行為に発揮される、その人間の本質を見抜く臭覚の鋭さが、こざかしい発言に対しても辛辣な効果を持つ。有吉自身は小難しい表現はいっさい使わず、直裁的に斬り捨てるスタイルなのも、それもまた賢さに思える。恒例のあだ名、平沢勝栄を「エロカマキリ」、森永卓郎を「ケチだぬき」、宮崎哲弥を「インテリ原始人」。ちなみに、先日の「サンジャポ」では、麻生太郎を「エヘン虫」と名づけていた。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月19日
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休日。午前中、睡眠。なかなか眠気がとれない。夜、錦糸町へ。Pappy's、「錦糸町ぶらぶら寄席」。出かける前にホームページで地図を確認するのを忘れていた。ケータイで見たら、地図が小さくてよくわからず。住所が載っていたので、それを手がかりに探す。雑居ビルの7階にあるライブハウス。開演時刻、少し過ぎて到着したが、まだ始まってなかった。ライブハウスだから、当然、1ドリンク付きだろうという先入観があったけれど、別注文だった。間に合わないと思って急いできたから、のどがからから。しかし、別注文だと思うとちょっとね。こういう店だと、かばんからペットボトルを出して飲むわけにもいかないし。ひたすら、がまん。お客、6人。それも年配のひとばかり。うーむ、もっと、ちゃんと友だちを誘えば良かったな。Hさんが急に仕事で来れなくなってしまったのが残念。開口一番、らく兵さん「真田小僧」。「笑客亭」では間に合わなかったし、けっこうひさしぶりに観たかもしれない。ちょっと、やせたんじゃないかな。ますます顔が角張ってきた。志らべさん。まず、らく兵さんの顔の話題から。らく兵さんの顔だけで保つのがすごい。ある楽屋で、すれ違いざまに、家元がらく兵さんの顔を二度見したというのは傑作! その他、黒沢映画のリメイク、北京オリンピックの話など。一席目「紙入れ」。これは9月に末広亭でも観た。‐仲入り‐志らべさん、二席目「小言幸兵衛」。志らく師匠と同じく天理教バージョンで。師匠がまだ若くて、可愛いかったころの雰囲気を彷彿とさせるものがある。面白いことに、お弟子さんそれぞれ、師匠と似る部分が違うのだ。志らべさんはブログの文体も師匠に似ているように思うし、もしかしたら、お弟子さんのなかでいちばん師匠のことを好きなのは志らべさんかもしれないな。図々しくも打ち上げに参加。いや、こんなにお客が少ないと知ってたらためらったが、事前に予約しちゃったもんで。志らべさん、らく兵さん、あと、客で残ったのはふたりだけ。もうひとりは、志らべさんのおじさんだった。むかしは東映にいたとか、政治家の秘書をやっていたとか、不思議な経歴のひとだった。おじさんは少し先に帰る。3人で食べ直す。ラーメン屋、一ばん。焼きそばなど。志らべさんに、是非、ミッキー師匠の評伝を書いてくださいとお願い。ミッキー・カーチスの歴史が、そのまま芸能史になり、音楽史になる。これは絶対に誰かが残さなきゃいけないものだ。いろいろとすごい話を知ってそうだから、もっと高座でもしゃべって欲しいんですけどね。いっそ、「ミッキー・カーチス伝」という新作落語にしてしまってはどうだろう。深夜0時過ぎ、帰宅。志らべさんとマイミクになる。ケータイを持ってないひとだから、まさか、mixiをやっているとは思わなかった。立川流でケータイを持ってないのは家元と志らべさんだけだったのだが、そのケータイも、最近、持ち始めたらしい。紹介文をミッキー・カーチスが書いてるのには仰天!
2008年12月18日
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雨。遅番。昼食。汐留らーめん、汐留焼チーズらーめん。そうしょっちゅう来てるわけでもないのに、「いつもありがとうございます」と、チャーシューを1枚おまけしてくれた。いいお店だぁ。いろいろとうるせぇので、閉店後、残って片づけ。もちろん、サービス残業。しかし、この「サービス残業」という呼び名もどうかと思うな。サービスしてるつもりはまったくないのに。夜23時まで。雨上がる。深夜0時過ぎ、帰宅。日記更新。テレビ。「NHK新人演芸大賞」演芸部門、「M-1」前に観ておかなくちゃと思うが、観ながら途中で眠っちゃう。
2008年12月17日
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中番。いろいろともっともらしいことをおっしゃるが、そのやりかたで業績を上げている書店がどこにあるのだろうか、はなはだ疑問だ。しかし、売り上げ至上主義を非難することは簡単だが、それではどうも説得力がない。そんなことは急にやめることができるものではなく、店である以上、売り上げは追わなければならないに決まっているという状況はしばらく続くのだが、だとすれば、その追いかたははたして正しいのか、そこをもう少し検討してみても良いのではないか。例えば、年に100冊売れる本を置くことと、年に100冊の本を買うお客がいることは、売り上げのうえではほぼ同じである。しかし、書店のデータには、どの本が何冊売れているかということは記録されるが、どのお客が何冊買っているかということは記録されない。つまり、書店のデータというものは本を中心としたものであり、そこに人間は存在していない。現場にいない人間はそれでいいかもしれないが、現場にいる人間は目の前にお客がいるのを見ているのだ。それを存在しないものと考えろというのは、よっぽど神経が死んでるものでなければ実行できない命令である。これと似たようなことは、どの分野でもおそらくあるのではないか。お客が存在しないぐらいだから、従業員が存在しているかどうかも怪しいと疑ったほうが良い。そうでなければ、ニュースをにぎわわせているような、首切りやり放題の現在のような状況は理解できない。今、必要なのは、人間を中心とした考えかただ。人間不在の会社に未来はない。(注・このブログはフィクションです。実在する不満や愚痴とはいっさい関係がありません。)昼食。なか卯、あいがけカレー。横浜西口。モスバーガー、テリヤキチキンバーガー、オニポテセット。深夜0時過ぎ、帰宅。日記更新のみ。
2008年12月16日
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早番。昼食。かつや、たまり醤油カツ丼。「BRUTUS」、「本の雑誌」、「TV Bros.」、購入。「BRUTUS」。特集「「生き方」を考える本。」。「男が惚れる男、女が憧れる女11」として、チェ・ゲバラ、須賀敦子、北大路魯山人、伊丹十三、岸恵子、開高健、南方熊楠、向田邦子、ル・クレジオ、椎名林檎、赤塚不二夫をそれぞれ見開き2ページずつ取り上げているのだが、椎名林檎をここに入れるのはどうなのだろう、かなり不自然な気がするけれども。そこで紹介している本も、4冊中3冊が椎名林檎特集の雑誌、残りの1冊はCDのボックスセットなのだ。何故、そんな強引なことを。「本の雑誌」。特集「2008年度ベスト10」。この特大号も今年初めて買った。今まであまり気にしてなかったが、単に編集部員で座談会やって決めてるだけのランキングなんだよね。本の帯に「本の雑誌1位」なんて付くと、さぞ評価が高い本に思えるけれども、ほかの雑誌の「BOOK OF THE YEAR」のたぐいとはだいぶ意味が違う。帰宅。日記更新。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、中森明菜。◆日本テレビ“BIG3”特番3連発の2日目「タモリ教授のハテナの殿堂?」。爆笑問題。新垣結衣。糸井重里。養老孟司。茂木健一郎。清水ミチコのユーミン。◆ようやく放送、「ブラタモリ」。◆「サンデージャポン」。9月の「漫才バカ一代」で、西麻布ヒルズ桜井の父、北海道美唄市長・桜井道夫が登場して、半裸で親子漫才をやったことが議会で問題になったようだ。この前の「漫才バカ一代」ではなにも言ってなかったと思ったら、問題になったのはその翌日なのだな。じつに惜しいタイミング。客席にいたものとしては、確実に問題になりそうなことだからこそ面白かったというのもあるのだが、自分の住む街の市長だったらと思うとやっぱり不安かもしれない。しかし、それ以上に、息子の芸風のほうがよっぽど問題のような気がしないでもないが、それがいつ議会に伝わることか、むしろ、それが心配だ。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月15日
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雨。早番。昼食。まるたけ本舗、温玉ジャージャー麺。仕事帰り、今日もユキンコアキラに遭遇。踊りながら絵を描くひとなんてほかにいるのだろうか。絵ができあがっていく過程が面白い。最後には、小さいクマのぬいぐるみをオーディエンスに配る大サービス。女の子が殺到するなか、三十過ぎ男子としてはそっと輪の外へ離れるしかない。雨上がる。横浜西口。ダイヤモンド、有隣堂。立ち読み。「ユリイカ」臨時増刊号、総特集・初音ミク。志ら乃さん執筆部分のみを確認。われわれ素人にはさっぱり理解不能な単語が山ほど出てくるが、志ら乃さんの文章、これが軽くて面白いのだ。落語同様、ギャグで脱線しながらうねっていく。むしろ、この本の読者層には「米粒写経」がなんだかわからないかもしれないけれども。 すき家、豚とろ角煮丼。金子勝「月光仮面の経済学」、読了。朝日文庫。経済学には疎いので、すらすらとは読めなかったが面白かった。親本は2001年刊、文庫は2003年刊だが、おそらく、現在でも通用する話だろう。金子勝は、風貌がニコラス・ケイジに似ているところも良い。帰宅。電車遅延で遅くなる。記憶なし。
2008年12月14日
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休日。午前中、睡眠。夜、忘年会だけのために職場へ。ついでに、「Quick Japan」、「落語ファン倶楽部」、「「テクノ歌謡」ディスクガイド」、購入。「Quick Japan」。特集「漫画の底力」、浦沢直樹15000字インタビューなど。「QJ」で浦沢直樹というのも隔世の感があるが、このへんはそのうち読むとして、最近の「QJ」は、まず、巻末のコラムから読むことが多い。やはり、雑誌の魅力はこういう部分だと思うし、僕が読んできた「QJ」の名残は今やここにしかない。マキタユウジ、ヂエームス槙の書くものが毎回楽しみ。「落語ファン倶楽部」。特集「大ネタ十八番勝負」。“落語ブーム”に乗っかった安易な落語特集とは一線を画す、なんとも骨太な企画。うーむ、今号は読みたいページばかりだが、いったい、いつ読めばいいんだか。「「テクノ歌謡」ディスクガイド」。ちょっと立ち読みして気になっていた本だが、執筆陣にTさんのダンナさんがいると知って、買うことに決定。コミックソング史的にも、学べることは多いはず。忘年会。2店舗で10名ほど参加。9月の飲み会よりも、いろいろとしゃべることができた。もうひとつの店舗のバイトの子が、平成生まれなのに音楽の趣味が僕らと同じで面白かった。帰宅。深夜、部屋のCDをひっかきまわす。同世代の女子と音楽の話になると、だいたい、バンドブームのころのバンドが好きだったりするのだが、本当のことを言えば、当時、僕はバンドブームには無関心だった。後追いであれこれ聴いてるから話はできるけれども、リアルタイムの体験は乏しいので、ちょっとうそつきになる。レピッシュ、岡村靖幸など、再確認。テクノ歌謡もおさらい。8cmCDをひさびさに掘り起こし、大竹まこと「スピノザ」や、羽野晶紀「ショーガクセーイズデッド」を聴いたりしていたら、朝になってしまった。
2008年12月13日
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遅番。うーむ、別に売り上げを度外視して、好き勝手に本を置いてるわけではないのだ。4番打者だけをそろえたら強いチームになるかといったらそうでもないように、売れる本だけを並べて全体の売り上げが伸びるかというとはなはだ疑問なのだが、そういうことがわからないひとがいる。ベストセラーになるような本は、あまり本を買わないひとも買うからベストセラーになるのであって、その本と一緒にほかの本を買うことは、比較的、少ないと考えて良いだろう。むしろ、その本自体の売り上げは少なくとも、ほかの本へと関心が広がっていく本を置くほうが全体の売り上げになるのではないかと考えるのだが、そういうことがわからないひとがいる。数字を妄信するひとというのは、だいたいが数字に弱い連中である。すべてのことがデータに現れるはずはないのに、あたかも、データのなかにすべてがあるようなことを言う。そして、そのような数字に弱い連中というのは、この社会では圧倒的にマジョリティであり、つまり、恐ろしいことに、世界は数字に弱い連中によって動かされているのである。対して、数字に強い人間はマイノリティである。ひとたび世間に出れば、数字に弱いものからは奇異の目を向けられ、ひそひそと、あらぬ噂を立てられる。数字に強い人間の居場所はどこにもなく、故郷を追われ、旅芸人にでもなるしかないのが現状である。嗚呼、この世に数字があるばっかりに!昼、私用で銀行へ。昼食。黒船、つけ麺。横浜西口。ファーストキッチン、ベーコンエッグバーガーセット、明太バターポテト。読書。しかし、いろいろと考えることがあり、集中できず。深夜1時半、帰宅。松居直美についても考える日々。
2008年12月12日
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休日。夜、水道橋へ。文京シビックホール小ホール、「漫才バカ一代」。開演ぎりぎりに着いたら、入り口に行列ができていて驚いた。前説、元無免許ライダー。司会ズ、三平×2、サンキュータツオ。ゲスト・磁石。西麻布ヒルズ。ペイパービュウ。ゲスト・エルシャラカーニ。東京ペールワン。米粒写経。ゲスト・ナイツ。U字工事。企画コーナー「THEなりきり漫才2008」。エンディング、マキタスポーツ。白山通りを神保町方面へ。「漫才バカ一代」のたびに、水道橋近辺をぶらぶらしていくことになる。まだ1年も経ってないのに、無性に懐かしいのだ。鉄板牧場、鉄板ステーキ。神保町を通って、御茶ノ水から帰る。深夜0時前、帰宅。特になし。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月11日
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遅番。昼食。小法師、味玉コーンラーメン。ダカーポ特別編集「今年最高の本」、購入。「BOOK OF THE YEAR」だけでなく、「週刊ブックレビュー」紹介本リストなどもあり。司会の中江有里は、この番組があるから最低でも週に4冊は読まなきゃならないんだって。グラッチェガーデンズ、煮あなごのテリヤキピッツァ。読書。ダンディ坂野「こんなに元気です。」、読了。5日前のサイン会の興奮も冷めやらぬまま、帰りの電車で読み始めて、一気に読み終えた。(面白かったです! あとで早めに書きます。)深夜2時、帰宅。mixi。Tさんと、ようやくマイミクになる。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、清水アキラ。12年ぶり。◆「笑いがいちばん」。博多華丸大吉、佐藤文則、3ガガヘッズ、宮田章司、青空球児好児。レイパー佐藤が本名の「佐藤文則」で出演していた。「浅草キッドの赤江祐一」方式がほかのタレントにも適用された、なかなかにレアなケースかもしれない。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月10日
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小雨。中番。寝不足であたまが痛い。昼食。まるたけ本舗、温玉ジャージャー麺。昼、通りがかったイベントで、ユキンコアキラがリズムペインティングをやっていたのでしばらく観ていく。ヨコハマ大道芸で観たときよりも音響が良く、かっこいいものに思えた。東京芸大出身、絵の力量も確か。帰り、雨が強くなる。100円の傘を買う。ジョナサン、地鶏“阿波尾鶏”の和風てりやきドリア。電車で読み終わらなかった本を、ここで読んでいく。角田光代「菊葉荘の幽霊たち」、読了。ハルキ文庫。文芸評論家、池田雄一というひとの解説、語り手の「過激な無関心」「骨っぽい無関心」というフレーズが腑に落ちる。「過激な無関心」ゆえの「独特の浮遊感」、「幽体離脱的な感覚」。角田光代の文章に共鳴するのはこの部分なのだ。帰宅。日記更新。ラジオ。「ビバリー昼ズ」。「M-1」の話題で、高田先生「笑い飯って俺、一度も笑ったことないな。」「キングコング、去年でピークだもん。去年は、一応、キングコングだってことで段取り進めてたもん。全社あげて、ほら、キングコングでいこうなみたいなことになってたろ?」高田先生がこういうこと言うと、これ、そのまま真に受けるひとがいるから困るよな。テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、松居直美。12年ぶり。昨日の菊池桃子と同い年、1968年生まれ、40歳。清水ミチコや久本雅美よりも、または、森口博子や井森美幸よりも以前から活躍しているので、もうちょい年上のような気がしていたが、考えたら、松居直美は中学生でデビューしているのだ。 「欽ドン!」から「ものまね王座決定戦」に至るその実績を顧みると、現在の松居直美の評価は不当に低いものといわざるをえない。それはおそらく、松居直美というタレントの、カテゴライズの難しさに起因する。松居直美がなにをするひとか、世間一般で正確に把握しているひとがどれだけいることか。キャリアのスタートは歌手であるが、今どきの“女芸人”よりも、よっぽど真っ当なコメディエンヌではないか。
2008年12月09日
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中番。昼食。なか卯、海鮮かきあげ丼。仕事中に、Yahoo!のニュースで「M-1」決勝進出者を知る。キングコング(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ザ・パンチ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ダイアン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) ナイツ(マセキ芸能社) NON STYLE(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) U字工事(アミーパーク) 笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) どうでもいいけど、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」ってめんどくせぇな。「吉本興業」に戻せよ。予想は半分正解。まぁ、去年は2組しか当たらなかったから上出来だ。はずした4組もそれなりに納得のいくメンバーだったので安心する。なかでも、U字工事の決勝進出が個人的には嬉しい。この8組のなかではもっとも多く生の漫才を、それこそ「浅草お兄さん会」から観ているし、応援したい気持ちはあるのだが、しかし、トップを取るような漫才かというとどうだろうか。けして悪い意味ではなく、ベストを尽くしてもそこそこの漫才だと思う。そこそこの漫才をしっかりやるコンビ。だから予想には入れなかったのだが、もちろん、良いほうにはずれるぶんにはまったくかまわない。ダイアンは、この1年、ほとんど観てないのだが、去年の「M-1」から進化はしているのだろうか。同じく観てないのが、モンスターエンジン。いや、もちろん、コントは観ているし、注目株なのは知っているが、どんな漫才をやるのかはまったく知らない。本来なら、「キングオブコント」で評価してやるべきコンビだったと思うのだが、あの体たらくではどうしようもない。NON STYLEは、はっきりとつまらないと思っている。詳しくは、また、決勝のときに書きましょう。河出文庫の新刊、三遊亭金馬「浮世断語」を購入。「ダ・ヴィンチ」、「おすすめ文庫王国」も。「ダ・ヴィンチ」1月号。「BOOK OF THE YEAR 2008」、1位は「ハリー・ポッターと死の秘宝」だって。なんだよ、それ。ただの読者アンケートだと、なんにも面白い結果にならない。「本の雑誌」増刊、「おすすめ文庫王国」。今年から文庫担当になったので、初めて買ってみた。1位、飯嶋和一「黄金旅風」。こっちはこっちで、ランキングが独特すぎるんだよね。横浜西口。モスバーガー、ロースカツバーガー、オニポテセット。読書。帰宅。日記更新。訃報ドットコム。「M-1」決勝進出者が発表になった日に、若井はやとがひっそりと亡くなった。64歳、心不全。
2008年12月08日
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早番。昼食。Goody、ポークカツカレー。桜木町へ。横浜にぎわい座、チケット引き換え。関内、馬車道。ディスクユニオン。ボーナスが出たので、ついつい買い物を。中古CD、4枚。山崎廣明、まりちゃんズ、ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス。「一個人」のJAZZ特集から、2枚。 「HIROAKI YAMAZAKI 25th ANNIVERSARY LIVE」。元ラッツ&スター、山崎廣明のライブ盤。横山剣、大西ユカリも参加。「まりちゃんズの世界」。これはやはり、今年のうちに聴いとかなくちゃ。イセザキモール。ユニクロの前に、ひとだかり。中年男性が倒れていて、担架で運ばれていくところに出くわす。ブックオフ。地下。Tさんの「バトル・ロワイヤル」論に触発され、DVDを手元に置いておきたいと思っているのだが、売っておらず。そのくせ、「バトル・ロワイヤルII」が4枚もあるのはなんなのか。中古CD、ここでも3枚。安室奈美恵、藤原ヒロシ、橋本徹選曲コンピ。 「Cafe Apres-midi Christmas」。クリスマスソングのコンピなんか買っちゃったよ。浮かれてるのか、俺。上階で古本。重くなるからちょっとだけ、と思いつつ、結局、端から端まで物色。100円本、9冊。宮藤官九郎、松尾スズキ、宮沢章夫、橋本治、鷲田清一、山形浩生、保坂和志、堀江敏幸、佐野洋子。松坂屋は閉店しても、路上ミュージシャンはあいかわらずちらほら。ふらいんぐ屋、XO醤牛肉チャーハン、餃子。日ノ出町から京浜急行。横浜西口。ドトールで、ちょっと読書していきたかったが、日曜は閉店時刻が1時間早いのだった。しかたがないので、そのまま帰る。帰宅。日記更新のみ。
2008年12月07日
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休日。日記更新。今日はたくさん書けて、あたまがすっきりする。テレビ、あれこれ。◆「明石家さんまに聞きたかったのはそういうコトだったのねスペシャル」。日本テレビ、“BIG3”特番3連発の初日。タモリ、たけし、さんまが未だに元気なのは、“BIG3”という物語に支えられている部分も大きいだろう。特に、さんまの元気さというのは、ひとりだけ歳が若いということもあるけれども、尋常ではない。この番組はコロンブスの卵。スタジオにはさんまがたったひとり、VTRによる有名人からの質問を観て、順に応えていく。収録は2回に分けられていて、1回目の収録で生まれた回答を、2週間後の収録までに検証する。「さんま御殿」でひとつの到達を見た、集団で“笑い”を奪い合うフットボール的なトーク番組は、“ひな段芸人”という存在を生み出し、現在のテレビの主流を占める形式となっているが、ここではそのスタイルを安易に選択していない。2時間半の番組を、VTR部分が多いとはいえ、たったひとりのタレントのトークを軸に据えるとは、現在のテレビの潮流のなかにおいては、ずいぶんと大胆な、野心的に映る試みではないか。こんな企画が可能なタレントが、いったい、現在の日本のテレビ界に何人いるというのだろう。明石家さんまというひとは、もともとが、コメディアンというよりも、漫談家に属するひとである。漫談家が漫談家のままに巨大な存在となったのは、あとにも先にも、さんまぐらいしか思いつかない。さんまというひとは、そういう意味ではじつに一貫しているのだ。◆「しゃべくり007」、ゲスト・島田紳助。「三十過ぎぐらいのときは司会者になろうと思ったから、司会者っていうのは何出身かに分けたの。アナウンサー出身、スポーツ選手出身、お笑い出身、役者出身とか、出身別に分けたんや。ほいでこう、データを作ると面白い現象があって、30代はお笑いタレント出身者が多いのよね。40代もまあまああってんけど、50代になるとお笑いタレント出身者の司会者がいなくなる。それ何故やというと、売るもんが変わっていくんだと。30代の司会は笑いを売っていくんやと。40代になったら笑いは70パーぐらいと。50代になったら笑いは20パーでええと。知識があるように見えることを売っていくんやと。50代がいないんですよね、われわれの世代って。(さんまと)所さんと、ぐらいやねん。これ、おいしいがなぁ。ほんならまぁ、3人しかいんへんかったら予選勝ち抜くのはラッキーやなと。」「去年のサンドウィッチマン、ああいうやつが獲ってたって関係ないやん。な。漫才の大会として、サンドウィッチマン、漫才ばつぐんに上手いけど、やつらが司会来て、なんか司会者を脅かすことはないもん。彼らはネタとして完璧やけども、無理やんか。司会していく人間て限られてくるやん。まず第一に、“愛”がないとあかんやん。」この話は説得力があるようでいて、何故、紳助が、司会者を芸能界のヒエラルキーの頂点に置いているのかという前提がすっぽり抜けている。“お笑い”のことを語っているように聞こえるが、これはテレビタレントとしての処世術の話でしかないのではないか。「酒飲みながら妄想したら楽しいで。」と、小雪との恋愛を妄想しながら涙することを語る紳助でもあったが、これなんかは、自身が発したレトリックに自身がだまされてしまう、自家中毒症状の気があることを図らずも露わにしているように思える。そのような島田紳助のメンタリティは、意外なようだけれども、萩本欽一に近いのではないか。「ヘキサゴン」におけるファミリー化なんかは、もっともわかりやすい符合だろう。番組中、紳助は「愛」ということばを頻繁にくちにしたが、陳腐なことで平気で感動できる神経がここにはある。ある種、異常なまでにピュアといって良いのかもしれない。
2008年12月06日
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早番。昼食。男の焼焼、牛すじカレーうどん。仕事中に「R25」をぱらぱらと見ていたら、福家書店で、今日の19時から、ダンディ坂野のサイン会があることを知る。この本は、佐藤ろまんさんが携わっている本ではないか。特に予定もないから、行ってみようか。いや、知ってしまった以上は、行くべきだろう。行けるのに行かないなんてのは怠慢というもの。まぁ、書店員なのに、よその店で本を買うことには若干のためらいはあるけれども。雨。銀座へ。ドトール。テーブルの下部にある足乗せを踏むと、テーブルがぐらぐらして、コーヒーがこぼれてソーサーにたまっていく。コーヒー屋としては致命的な欠陥があるおんぼろな席に着いてしまったが、狭い店内は混雑していて、ほかに席がない。おまけに、頼んだジャーマンドックがなかなか来ない。カウンターのほうを見たら明らかに作っている様子がないので、「まだですか?」と言いに行ったら、やっぱりオーダーが通ってなくてレジロールを確認していた。そのあとすぐに持ってきてくれたのだが、店員さんがぺこぺこしながら、ジャーマンドックとともに新しいコーヒーを持ってきてくれた。結果的には得しちゃったな。ありがたい対応に、逆に恐縮する。読書で時間つなぎ。雨上がる。福家書店へ。ダンディ坂野サイン会。19時過ぎ、到着。すでに階段には行列が。アイドルじゃないんだから整理券がなくなることはないだろうと思っていたが、案の定、始まってから並んで大丈夫。しかし、福家書店名物のサイン会だが、列のそばにいる店員さんはお客になにも呼びかけたりしないのね。こちらから訊かないと、整理券があまっているのか判断がつかない。レジで整理券だけを買って、本はあとから受け取るというシステムも訊いてみるまでわからなかった。少し経ってから、若手の芸人さんだろうか、ようやく若いひとたちが出てきてチラシを配り始めるが、ひとりの男が「ゲッツのサイン会やってますー」とものすごく小声で言うだけで、あとの数人は突っ立ってるだけでまるでやる気がないのも困った感じだった。サイン会の会場は2階。どこでサイン会をやっているのかいつも不思議だったのだが、階段を上がりきったところの右側にスペースがあるのだな。列が階段の上のほうまで進むと、ガラスの向こうから「ゲッツ!」の声が聞こえてきた。その馬鹿馬鹿しさに笑ってしまうが、それと同時に興奮もある。いったい、この「ゲッツ!」の声が、ポーズが、どれだけ世間に認知されていることか。そんな国民的ヒットギャグを生み出せるのはごくかぎられたトリックスターだけであり、そのトリックスターが、今、ガラスの向こうで、そのフレーズを惜しげもなく連発しているという事実。おそらく、ここに並んでいる人間のなかで、「ゲッツ!」の重みをそこまで感じているのは僕だけであろう。さぁ、いよいよ、すがたが見えるところまでやってきた。おなじみの黄色いタキシードがまぶしい。お客にサインをし、ひとりひとりに「ゲッツ!」をするダンディ氏。そうじゃないかとは思っていたが、このとき、お客のほうもやはり「ゲッツ!」のポーズをするのだ。僕が観ているあいだは、ひとり残らず、ダンディ氏と一緒に「ゲッツ!」のポーズを決めていた。うーむ、産まれてこのかた、人前で「ゲッツ!」をやったことはないが、ここはやらざるをえないか。短い時間のあいだに、軽くイメージトレーニング。なんだかちょっと緊張してきたよ。そしていよいよ僕の番。本にサインしてから、名前を訊かれる。「佐藤」という字が不安だったようで、紙に下書きをしてから本に書く。下の名前のほうは、手間取らせてはいけないと思い、ひらがなでいいですと答える。本を渡され、ダンディ氏と向かい合わせで「ゲッツ!」なんとも貴重な体験。びしっと決めたいところだが、あらら、なんとマヌケなことに、ものすごく簡単な動作なのに、緊張してタイミングをはずしちゃったよ!ダンディ氏に「ふふっ」と笑われてしまう。そのあとは、どこをどう帰ってきたのか、まったく記憶にない。嗚呼、自分がこんなに「ゲッツ!」が下手な人間だとは、今まで思ってもみなかった。 忸怩たるものがあるので、今夜、徹夜で稽古しよう。 帰宅。日記更新。ろまんさんのブログとmixiを見たら、やっぱり、あの場にいらっしゃったのだな。ひょっとしてそうじゃないかなぁというひとが階段の上にいたのだが、お顔をきちんと知らないので確信がもてなかった。だけど、やっぱりあのひとがろまんさんだった。ろまんさんにもサインをねだれば良かった。深夜、「ゲッツ!」の稽古。毎年恒例、「M-1」決勝進出者予想は別項で。
2008年12月05日
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毎年恒例、「M-1」決勝進出者予想。土日に準決勝があるので、この項を先に書いておきます。66組から、8組へ。オリエンタルラジオエルシャラカーニキングコングザ・パンチチーモンチョーチュウナイツプラスマイナス笑い飯とまぁ、こんなふうに選んでみたものの、なにしろ、去年は2組しか当ててないからまったく自信がない。だから、これは予想というよりも、この8組でどうでしょうかという提案みたいなものだと思ってください。まず、絶対に選ばなければならないのはナイツ。優勝候補筆頭。ここを落とすようなら、「M-1」は廃止したほうが良い。つぎに、キングコング。キングコングは去年に優勝していれば良かったと思っているくらいで、昨日観たかぎりでも、じつに若々しくもすがすがしい漫才をやっている。今年のモードというべきか、「爆笑レッドカーペット」などで活躍し、すでに一定の知名度を得ている漫才師が多数いるのだが、ナイツは別として、そのなかから選ぶとしたらザ・パンチはどうだろうか。いや、目立ちかたからいったらオードリーのほうが上かもしれないが、オードリーの漫才は、漫才のルールを破ることで成立している奇形の漫才であるから外そう。笑い飯なんかはその奇形の最たるものだが、ここはまぁ、ある種のパイオニアだからかまわない。そして、やはり、「M-1」の最大の醍醐味は知られざる猛者の発見であろう。エルシャラカーニ、チーモンチョーチュウ、プラスマイナスというまだまだ無名の3組でどうか。特に、「お笑いセメントマッチ」メンバーのエルシャラカーニが準決勝に残っていることは非常に喜ばしい。是非、広く知られていただきたい。その他、コントのひとたちは、もう、「キングオブコント」があるからそちらで評価してもらえばいいんじゃないか。「M-1」は純然たる漫才師の大会になるべきでしょう。さて、ここまで7組はすいすいと決まったが、最後のひと組で迷った。全体のバランスからすると、華がなさすぎるかと思うので、オリエンタルラジオを加えておこう。しかし、本当のことをいうと、今年は、ロケット団に期待していたのだ。ナイツが優勝するかと見せかけて、去年のサンドウィッチマン同様に、誰も知らないロケット団が敗者復活で勝ちあがって世間の度肝を抜いて優勝するなんていう夢のシナリオを思い描いていたのだが、敗者復活どころか、準決勝にさえ進出できなかったので失望した。もちろん、失望したのはロケット団に対してではなく、ロケット団を落とした予選の審査員たちにである。いや、今からでも遅くない。なんとか、ロケット団をこっそり準決勝に混ぜてもらえないだろうか。
2008年12月05日
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休日。午前中、睡眠。夜、外出。嗚呼、また、ひどい失敗をしてしまった。横浜駅から、湘南新宿ラインに乗ろうかというところで、チケットを家に置き忘れてきたことに気がつく。時間ぎりぎりに到着するように家を出たので、間に合うかどうか、時間のことばかり気にしていたのがいけなかったか。しかし、もう、間に合うとかの問題ではない。横浜からすぐに引き返す。母が家にいたので、電話をして最寄り駅まで持ってきてもらったが、それでも、30分以上のロス。さらに、乗り換えのタイミングが悪くてもう少し遅れる。考えたら、引き返さずにそのまま行って、当日券で観るという手もあった。前回の雰囲気だとゆうゆう入れるはずで、金は無駄になるが、間に合うほうが良かったかもしれない。新宿へ。明治安田生命ホール、「漫才しゃべくり大行進」。18時半開演のところ、19時15分ごろ、到着。受付のひとがひとりいるだけの閑散としたロビーを抜け、客席へ。はじっこの席だったので、すーっと入って席へ着く。舞台には、春風こうたふくた。前回は、前半がベテラン勢だったのだが、この時間にこうたふくただと今回は違う構成かもしれない。いったい、誰を観逃したか。と、席に着いたばかりでまだ落ち着かないうちに、今度はとびらから救急隊員が飛び込んできたからなにごとかと思う。どうやら、客席に急病人が出たようで、数人の救急隊員によってすみやかに運ばれていった。その間、春風こうたふくたは、急病人にいっさい触れることなく普通に漫才を進めている。この動じなさは、漫才がすっかりルーティンワークとなっている証か、もしくは、驚くべき不感症というべきか。落語や芝居では無視するしかないことでも、漫才ならば触れたほうが自然である場合も多いと思うのだが。大空遊平かほり。ナンセンス。MC、チャンス青木。ゲスト、キングコング。ロケット団。ナイツ。若手四天王、大喜利コーナー。どんどん、チキンかつ丼。南口、ルミネを通過。「ルミネtheよしもと」の今日の出演者が貼り出してあるのを見たら、「7じ9じ」にもキングコングの名がある。さっきの漫才は、ルミネに出た直後だったのかな。タワーレコード、寄り道。再び、湘南新宿ラインで帰る。ほんの少ししか新宿にいなかったような感じ。帰宅。日記更新。ダビングなど。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月04日
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朝、テレビ。昨日の「いいとも」テレフォンショッキング、平野レミ。3年ぶり。言ってることがほとんど、昭和こいるに近い。遅番。昼食。てんや、えびあなご天丼。「Oily Boy」、購入。「QuickJapan」初代編集長、赤田祐一が創った「団塊パンチ」というのが、ちょうど、団塊世代に向けた「POPEYE」だったと思うのだが、ついに本家がそれをやり始めたということか。むしろ、「Lightning」など、エイ出版社の雑誌と共通する匂いかな。まぁ、僕は団塊ジュニアなのでぴんとこない部分も多いが、間接的な影響はおそらく受けているのだろう、ルーツをたどっていくような楽しさがある。雑誌ファンとしては食指が動く1冊。グラッチェガーデンズ、ゴルゴンゾーラピッツァ。深夜1時前、帰宅。日記更新のみ。
2008年12月03日
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中番。昼食。汐留らーめん、しおらーめん。横浜東口から、歩いて新高島へ。109シネマズMM横浜、「ヤング@ハート」。(とても良かった! 感想、後日。)横浜西口。吉野家、親子丼。ドン.キホーテ、買い物。深夜1時、帰宅。日記更新せず。(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)
2008年12月02日
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中番。先月はいまひとつ。今日から仕切り直しだ。昼食。まるや、ロースかつ定食。「BRUTUS」、「東京かわら版」、「東京スポーツ」、購入。「東スポ」1面、「たけし「松村を訴える」 モノマネの使用料払え」。織田裕二問題を受けてのこの発言。「情報7days」でもこのくらいの斬れ味が欲しい。「東京かわら版」。巻頭インタビュー、ナイツ。聞き手、岸川明広。塙「テレビだと時間が短いのですが、時間通りにやらないといけないので、早く言わなきゃいけないんです。例えば『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)という番組は一分二十秒しかないんです。ツッコんで笑いじゃ長すぎで。でもテレビは、そんなにセリフをたてなくても感覚で笑ってくれるところがあるんでそれでいいんですが、寄席で早すぎちゃうと構えられて聴いてもらえないんです。」「僕は掛け合いが好きじゃないので、今の形はすごくやりやすいです。順子・ひろし師匠の様なお互いが勝手にやっているように見えるのが好きなんですよ。ああいうテンポってすごい面白いじゃないですか。」横浜西口。モスバーガー、テリヤキチキンバーガー、オニポテセット。「BRUTUS」、ざっと読む。特集「I Love YouTube」。ありそうでなかった、YouTube特集。特集の最初にある年表には、「BRUTUSが世界初の「YouTube」特集を発売」と書いてある。やはり、基本的にはイリーガルな世界だからか、スキャンダル雑誌の類でちょっとした特集を見かけることはあっても、正面から明るいものとして扱った雑誌は初めてになるのか。ましてや、テレビでYouTubeが特集されるなんてことは、おそらくまだまだないだろうし。これだけ世に広まっていながら、不思議なことに、他メディアのなかではぼんやりとしか存在していない。守護霊やオーラは存在するくせに、YouTubeが存在しないとはおかしな話である。雨。帰宅。YouTube、「BRUTUS」で知った映像をさっそく。楽天ブログはYouTubeを貼りつけられないから見栄えが良くないのだけれども。まず、大根仁セレクト「The Checkers with 電気グルーヴ - Stand By Me」。今となっては信じがたい衝撃コラボ。宇川直宏セレクト「日本国国歌 郷ひろみ」。これはたしか、当時、ナンシー関も言及していた物件。伊藤桂司セレクト「YOSHI IKUZO + KING CRIMSON」。いや、これだけでなく、吉幾三のマッシュアップが多数存在するのもこれで初めて知った。YouTubeというよりも、ニコニコ動画からの流行りなのか。「ポリ幾三」もなかなか面白かったけど、けっこう有名なものなのかな。天久聖一セレクト「江戸時代に見る名乗り口上」。「犬笛にむせび泣く男」ってどんな男なんだか。テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、三谷幸喜。てっきり、「ザ・マジックアワー」のプロモーション時に出ていたような気がしていたのだが、出てなかったのだな。
2008年12月01日
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