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昨日アップした「国語力の伸ばし方ワークショップ」についてお問い合わせいただいております。ご説明不足のところもありましたので、少しご説明をさせていただきます。お問い合わせフォーム内の年齢はお子様の年齢です。参加対象者は、保護者、教育者、指導者です。お子さんの大体の認知能力を図るために年齢をお聞きしています。実際にワークショップにお申込みいただいた際にもう一度お子様の言語能力について確認させていただきます。全く言語表現ができないお子さんは今回のは少し難しいと思います。もっと前段階の言語理解を進めるワークショップから始める必要があります。そのような基礎レベルの国語力(この場合は言語理解力)のワークショップが必要な場合はご希望の旨を記載ください。また、開催地も今のところ 大阪、東京、名古屋を予定していますが、FC校がある地域でも開催可能ですので、その希望をお書きください。お問い合わせフォームはこちら>>
2017.08.30
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日中はやぱり暑い!けれど、早いところでは2学期が始まり、2017年の夏はもう終わりに近づいて秋の気配も・・・。子どもたちの夏休みは終わったけれど、大人の代わりの休みはこれから・・・って方も多いのではないでしょうか?かくいう私も・・・(* ̄▽ ̄)フフフッ♪さて、今年の沖縄合宿では子どもたちに言語表現の課題に向き合ってもらいました。今年はある程度認知能力などの能力が似ている子たちが集まったのでやりやすかったこともあり。「条件作文」を書かせてみました。原稿用紙半分くらいのものでしたが、私はさほど何も指示しなくてもどの子も勝手に書き上げました。しかも、ほとんど直すところはありませんでした。そこの子たちそれぞれの表現でした。その情景をしっかり読み取り、イメージし、条件にある言葉を使って書き上げました。アセスメントするつもりで書かせましたが、どの子もこちらの想像を超えた作文を書いてくれました。保護者の方々がこぞって「本当にうちの子がこの作文書いたのですか?」と驚いていました。小学生低学年から中、高学年に移行するときこの言語表現力(特に作文力)は大きく移行していきます。これは、発達障害児が定型発達児に移行する際の言語理解力や言語表現力の獲得と似ています。このいわゆる「国語力」の伸ばし方がわからないと発達障害児はずっと「短文」ばかり書かされて能力をきちんと評価してもらえずもちろん国語力を伸ばしてもらえなくなります。子どもの力をきちんと評価するためには子どもの力が発揮できる課題を与えねばなりません。そして、さらなる力を獲得させるためには指導者や周りの大人が引き上げる力を持ち合わせていなければなりません。私たちがすべきことが目に見えた瞬間でした。子どもの「国語力の伸ばし方」ワークショップ行いたいと思います。開催地、開催日程等詳細は後日お知らせします。早めにお知らせ希望の方はこちらまで。
2017.08.28
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昨日は急きょ、先週の振り替え療育のため放課後デイサービスびりーぶ様に行ってきました。今回は、ベテランスタッフも一緒でのS&E療育プログラムでした。やまもと式S&E療育プログラムはどんな障害があっても行える随意運動の独自の療育プログラムです。様々な障害様や年齢層のお子様に取り組んでいただいています。しっかりとした療育プログラムは放課後デイには欠かせません。是非、放課後デイを決める時の基準にしてください。また、その後、その放課後デイサービス事業所びりーぶさんからこんなご報告いただいております。「自閉傾向があった子供ちゃんですが、今日も、人を名前で呼ぶ!というサプライズもあり、嬉しい出来事もありました〜。普段は、人に何かを頼む場合、手や服を引っ張る、指を指すだったんですがスタッフの名前を呼びましたー٩(^‿^)۶本当に何気なく言い放ったので、二度見してしまいました。毎回療育プログラムの後嬉しい変化が」もちろんいろんな条件が上手く重なってそんな風になったのだと思うのですが、こんな変化は少なくありません。障害と診断されたからあきらめるのではなく診断されたということをきっかけにしっかりこどもと向き合うことで家族の将来は明るいものになっていきます。放課後デイサービス事業所の療育はとても大切です。しっかり目利きしてきちんと子どものことを考えてくださる放課後デイサービス事業所に子どもを通わせたいですね。
2017.08.17
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発達障害がある、発達障害が疑われるそんなお子さんのサポートをしています。若者のサポートもしています。その中にはいろんな複合的な社会課題が混ざっています。まずは、「不登校」という社会問題。「不登校」になってしまう原因にいくつかあろうかと思うけれど、その大きな要因の一つにその子が抱えてる「認知発達上の特性」いわゆる「発達障害様」と言うのがある。これを外して「不登校」のサポートはできない。けれど、「不登校」サポートを行っているところは「発達障害サポート」とは謡っていないところも多い。ちなみに「不登校支援」って検索すると予備校や学習塾なんかが多くって「おいおい、そっち?」と笑ってしまう。そもそも学校に行く意味はどこにある?先日の沖縄合宿の時に子どもたち(小1~高2)になんで「学校に行かないといけないん?」と言う哲学対話をした。子どもから帰ってくる言葉は非常に興味深かった。「え、あなたたちは学校では困りのある子」ってレッテル貼られてたりするんだよね?でも、返ってくる答えがすごい!学校の評価って本当に間違ってるって痛感した。さて、横道に逸れたけれど、一時が万事「不登校」になってしまったり、「就労できなかったり。」した時に対策として講じることの多くは周りの大人に都合が良いように対処してくれることである。その子が本当に将来幸せに生きていくことができる選択生活の質を高めるための援助ではないのです。だから、今まで一生懸命教育的アプローチで子どもを育てて来たのに「就労」を前に福祉の世界を基準に対応しようとする。そうすると、みーーーんな結局「障害者」ってしちゃうんだよ。なんだかな~って。こんな虚しいことを少しでも減らしたいからいろんな枠を取って子どもたち、若者が羽ばたけるサポートしていきたいと思う。だから、子どもたちにも、保護者にも頑張ってほしいと思う。
2017.08.14
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巷は、お盆休み。焼けつくような暑さの中、実家に帰省なさっている方も多いかもしれませんし、家族の思い出作りを楽しんでいらっしゃる方もいらっしゃるでしょうね。私の子どもの頃も、夏休みの思い出として浮かんでくるのは決してクーラーの効いた部屋や人ごみ多いshoppingmallのゲームセンターではなく海やプール、川などです。外遊びをしっかりしてお昼寝。もう少し大きくなってくると友達と盆踊りに出かけて行きました。どれも、その時期にしかできないことで今同様のことをやってみたいと思ってもできないことも多くなり、たとえ、子どもたちと一緒に海遊びをやったところで子どもたちの目に焼き付く程の強い思い出や感動の風景はもう描くことはできなくなっています。だから、暑いときは子どもと一緒に暑さを楽しむことはおすすめしたいと思います。それが、一番の贅沢であるということを知ってほしいと思います。さて、私たちは常日頃から子どもたちの困りを軽減させ、可能性を拓くためにはどうすれば良いか?をずっと探っています。チャイルド・ライフ・サポーターで子どもたちの発達援助に関わっている人も同様だと思っています。そのために、プロコースでアセスメントをしっかり行います。その後、資格を取った後でも自主的にWISCのアセスメント、子どもの行動アセスメントの学び塾を行い、より正確にこどもたちから見えているほんの少しの現象から彼らの認知機能の偏りや運動機能の偏り、力の調整具合、関節のねじれ具合、意識の持続時間、メンタル様々な面から複雑な子どもの実像を測り、支援に活かそうと努力しています。同じ状態であっても年齢によってアプローチも変えます。当たり前ですが。どの子もステップ1からスタートするわけではありません。もし、いま、お子さんを発達障害専門と言われるところにお預けで、支援をしてもらっているなら是非、お尋ねしてください。その指導者がきちんとWISCのアセスメントができ、指導アプローチに生かすことができているか?どの子も同じアプローチではないのか?なぜ、その指導に至ったのか?それしかできないからではないか?発達の評価はどこで行うか?アセスメントする人と指導する人が違ったらとっさの子どもの行動の変化への対応ができません。大多数の発達障害専門といわれるところでさえ現場の指導者はきちんと子どものアセスメントができません。発達障害に有効であると言われる療法を行っているから専門家であり、子どもに適切な援助ができるということでもありません。子どもの未来を想像し、その未来が少しでも豊かになることを願って寝ても覚めても子どもたちが発達することを考えている。そんな人たちに子どもの未来を託してください。そして、保護者の方も努力なさってください。よろしくお願いします。
2017.08.12
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こんにちは。2017年の夏も半端ないくら酷暑です。なのに、もう秋を感じているやまもとです。いつもの夏の風物詩「沖縄療育合宿」が終了したからかもしれません。日差しもなんとなく白々したものから少し黄色を含んで少し優しくなったように感じるんですが、タダの勘違いでしょうか?それとも、ながらく扁桃腺炎で床に臥せっていましたから目がおかしくなったのでしょうか?(笑)沖縄合宿では、いつも子どもたちから多くを学びます。彼らの行動や言動食べ方、身体機能、骨格、関節・・・そして、今回も例に洩れず・・・数年前には考えられなかったことが起こっているし。(@_@)あ~、私たちはまだまだ子どもの力を見くびっている。良く評価の対象となる「○○ができるようになった。」と言うところの「○○」が単純なものではなく、訓練でできるようになった作業ごとでもなくやっぱり「発達」したからできるようになった。自然に行っている。と言うことです。そんなことが随所にみられます。例えば、自分が食べた食器は自分で洗いますか?調理を積極的に手伝いますか?具体的には材料を切ったり、炒めたり・・・。洗濯をして、干すことはしますか?他の子を思いやったり、気遣ったりしますか?などなど、現象だけをあげるともっとたくさんあります。そんなことはもう当たり前にできるようになっています。それより今回彼らが私に伝えてくれたことの大切なことの一つは「僕たち、私たちは頑張りたいと思っている。だから、頑張れる何かを探しているんだ!」てことです。なぜ、そんなことが言えるのか?って言うと合宿も終盤にさしかかった時に必ず子ども一人一人と個別面談をします。1人ずつからいろんな話を聞きます。その時によくある「楽しかったこと」を聞くのですけれどそしたら、みんな口をそろえて言うんです。「プログラム!」って。これ、やまもと式S&E療育プログラムのことなんです。最初は全然できないし、その内もっと難しくなってみんなと合わせるプログラムになるんだけど、何回も何回もやって最後にみんなで合わせられたらとても楽しい。・・・って。ちぇ、子どもたちにしてやられたぜ!子どもたちは私たちの遥か前を見ていやがった。(笑)出し抜かれていた・・・もっと頑張らせてよ~僕たち頑張れるよ~って言ってるみたいだった。そんな風に感じました。うん、分かったよ。ちゃんと心に刻んだ。皆が頑張れることちゃんと提案するよ。大人はもっと子どもの力を信じるべきだ。いろんな枠を外すべき。障害児だから、障害児のいる環境に子どもを置くこと自体なんか違うと思うし、その先も障害者の就労事業所での枠の中っていうのも違う。本当にダイバーシティ(やまもとはマーブルワールド目指してるんですけど)を実現したいと思うなら正々堂々と胸張って社会に出ていける子に、大人に育てよう!って思うんです、わたし。本当に、正々堂々と自信持って胸張って・・・。
2017.08.10
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