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映画の題名からするとオーロラを見に行くような冒険ものと考えてしまうが、まったく違う。ニューヨークを舞台にしたスーパーウルトラメガトンヒューマンSFヒュージサスペンス映画?!?である。何度かTVで放映されたので記憶が曖昧だったのだが今借りてみてホント素晴らしい!デニス・クエイドである。マジメキャラ。親子愛である。父息子愛なのである。こういうのにヨワイあるっ!(97点/100点!)ところで「男旅」第3弾として中1の長男と2人で再び札幌に行くことにしました。理由は息子が氷点下を経験したことが無いのと雪まつり期間だからです。雪まつりは後日リポートします。
2012.01.31
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あまりアニメーション映画は観ないワタクシだけど、この映画は少し話題になっていたので、何となく借りてみた。結論から言うと「かなり素晴らしい出来」と思うし「かなり面白い!」観た後に何度もその映画の事を思い出したり、考えさせられる映画は良い映画だと考えるがそういう点でも高得点。主人公の子供:クロの声を嵐の二宮和也、シロの声を蒼井優が担当し、正に客寄せなのだが、これがキャラクターに合っていたように思う。「宝街」という架空の街は、トロリーバスが走り回る、五重の塔や浅草寺や隅田川・神田川のような光景から考えると浅草やその辺りの昭和30年代の下町がモチーフになっている。というか出てくるチンピラが青森出身とかいってるし東京そのものなのだが、通天閣みたいな建物もあり、さらにインド風やイスタンブールにあるモスク(アヤソフィア)のような寺院も出てきてアジアが多少ミックスされた街の世界観となっている。懐かしいようなパラドックス世界の様な不思議な街だ。う~~ん。原作者は伝説の漫画&アニメの「アキラ」を描いた大友氏のアシスタントをしていたというし、そういう影響もあると思うけど、多分「天才」。SFアニメの映画という括りの中ではかなり現実的でもあり素晴らしいのではないか。88点/100点!
2012.01.31
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ジュード・ロウ主演。この俳優の格好良さのピークは第二次大戦の独ソ戦を描いた傑作「スターリングラード」が最高であって、今ではすっかりハゲてしまった。。。でこの映画なんだけど、久々のナンジャコリハ?級であった。。ブレードランナーの真似みたいな世界観描写がかなりある。一応近未来SFサスペンス。人工臓器で長寿が可能になった未来を舞台に、人工心臓を埋め込まれた臓器回収人の男が追われる側に回るというもの。フォレスト・ウィッテカー、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、などが共演。ほとんど見どころ無し。60点。ところでこういうヘボ映画を観ると、何故ジュード・ロウほどの俳優がこんな映画に出たのか?と不思議に思うことが多々あるが、出演を決めた段階ではまったく撮影が始まってないんだから俳優もこういうヒドイ出来になることはわかってないわけね。当たり前だけど。キアヌの「地球が静止する日」も酷くってそう思ったし。
2012.01.30
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今秋、「バイオハザード最新作(5)」が上映されるらしい。そんでもって何となくTVで見てきたような観てないようなこのシリーズを全て借りることにしてみた。まずこの第一作であるが、こぢんまりとまとまった秀作。舞台はほぼアンブレラ社という生物兵器を造る企業の中の研究棟(地下)であって市民が住む街ではない。しかし地下ということも相俟って閉鎖的空間が見るものの恐ろしさを増長させる。もし私が映画館で見ていたとしたら何度も絶叫すると思われる。ほとんどホラー作品そのもの。このような舞台の閉鎖性が怖さを煽るという意味では1982年のSF超大作「遊星からの物体X」での、南極基地という絶望的に遠く寒く帰れないという僻地性に通ずるものがあろう。ゾンビとは、1978年の名作映画「ゾンビ」によってほとんどそのキャラクターが決定しており、基本「死んだ人が半死人状態で生き返り→生きている人間を食べる」というものである。このキャラクターは(1)=「死んだのに生き返る」、(2)=「生きている人を食べる」という二つの点で気持ち悪いのだが、しかしこれらはいずれもタイムトラベル同様にほぼ在りえない。死んだ人が生き返ったのを私たちは誰も見たことがないし、「死んだ人の肉を食べる」ことは結構あったかもしれないが、「生きている人の肉を食う」人は居ないからである。なんだか良く分からないが、ついでに言うとゾンビ映画では「今まで親しかった仲間が死んでしまい→ゾンビとして生き返り主人公たちが襲われ→やむなく主人公たちがそのゾンビを殺す」というお決まりの定石的流れがあるもの。この映画の中でも最後のほうに恐ろしい形でそれはやってくる。この流れはゾンビ映画では普遍的である。ちなみに2007年の「アイ・アム・レジェンド」というSFの名作映画の中では生きている人間がほぼウィル・スミス一人しかいないのでこの定石は、相棒の犬が死んでゾンビ犬として息を吹き返し、ウィル・スミスが泣きながら犬の首を腕の力だけで絞め殺すという変化球的使用法がとられた。今回はかなり大作的面倒くさい感想文になったが、結論=この映画の点数としては(80点/100)
2012.01.25
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地球に帰還する際に爆発して広範囲に部品が落下したスペースシャトルに未知の生命体が付着していて、その生命体が人間の体のDNAを塗り替え人間に乗り変わっていくというありがちだが無茶苦茶ともいえるSFサスペンス。息子を未知のウイルス感染から守ろうと必死で戦う母親役が『ムーランルージュ』等のニコール・キッドマン。その友人役を『007/カジノ・ロワイヤル』のダニエル・クレイグが演じている。いくらワタクシがSFファンと言ってもなんぼなんでもこの映画は酷い。まあはっきり言って見どころといえば二コール・キッドマンとダニエル・クレイグが出演しているというだけ。面白くなくは無い(逆説)が、観たかったらみればという推薦程度。(68/100点)
2012.01.25
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何となく見逃していた映画。原題は「AFTERWARDS/ET APRES 」なかなか良く出来たスピリチュアル系の映画であるが、特に素晴らしいというわけでもない。死が予見できる謎の医師役を、ジョン・マルコヴィッチが怪演している点はみどころ。それと美しい映像も。引っ掛けがあり簡単に引っかかってしまった。。(80/100点)
2012.01.25
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原作は「ジュラシックパーク」「ER」などのマイケル=クライトン。莫大な制作費をかけて興行的にはズッコケた映画であるが、個人的にはかなり面白い。こうしたSFは空想科学と訳されるが、SF=すべて夢想・空想、という訳ではなく、「ガタカ」や『ジュラシック・パーク』などは現実世界にも今後起こり得ると考えられているのでSF=近未来科学といってもいいのかもしれない。。かつて、星新一、眉村卓、筒井康隆、福島正実、光瀬龍、などのSFジュブナイル小説が大好きであった。本当に夢があった。そして小説を読むことで想像力が付いたと思う。今、小~中学生は我々がSFに想いを馳せた時間をゲームに費やしているのかもしれない。ゲームをやることで想像力に欠ける人間になるかもしれないということは非常に勿体無い。。ところで、この映画のテーマ「タイムトラベル」だけは何時まで経っても絶対起こりえないと私は考えている。まっ、これについては長くなるのでまたの機会に記述するとして、ようやく感想であるが、SFタイムトラベルものとしてではなく、戦争アクションものとしての映像に優れている。英仏百年戦争の攻防戦が行われた時代に時間を遡って行くので歴史が好きな人にもたまらない魅力のある映画となっている。それもそのはずで監督は『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナー。キャストには『ワイルド・スピード』のポール・ウォーカー、『トゥーム・レイダー』『オペラ座の怪人』『300』のジェラルド・バトラーら、しっかりした名が連らなる。タイムトラベル的には突っ込みどころ満載だけど、かなり面白い!興行的に失敗したのはヒロイン役の選択ミス。(82/100点)
2012.01.24
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中1の長男が「あのさ~ 会社の仕事ってさ~ どんなことやってんの~? 俺 会社入って仕事なんか出来るかな~ すげー心配。。。 勉強と違うんでしょ~? 俺できそうもないわ~ 中1でこんな心配してんの 日本で多分俺だけだろうな~ほんとスゲー心配だわ~」と将来の心配をしていた。「それだけ喋れれば余裕で出来るよ」と答えた。。
2012.01.13
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文京区の東京ドームで「ふるさと祭り東京 日本の祭り・故郷の味」が本日1/7から~1/15まで開催されています。初日の今日、良いものを観ました。会場の一角に「神々のくに 島根」という島根県の観光PRのようなスペースがあり、「並河萬里(なみかわばんり)写真展 神々の座 出雲」という写真展が開催されていた。一昨年「RAILWAYS」という中井貴一主演の映画の舞台になり、良さそうな地方だなという印象以外には島根や山陰にほとんど興味を持っていなかった私がこの写真展を見ていて出雲大社・隠岐の島などに猛烈に行きたくなったという点でこの写真展示は素晴らしい。各県の観光PRのために東京の特に有楽町や銀座など中心地にその県の物産店や観光案内所を出店しているケースは多いですが、それらが予算を使用しているほどの観光客の誘引に繋がっているかというとその効果は疑問だ。その県の役人や関係者がその県のPRをするとどうしても実際よりも誇大に見せようと宣伝しているのではないかという「しらじらしさ」が感じられ、「疑念」を持ってしまうが、今回の写真展は高名な写真家(故人)の島根に対する畏敬の念やこだわりを出すことで、前述したこれらの観光PRにおける弊害が出ていない。だから成功していると思うのです。
2012.01.07
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南仏の保養地ニースを描いた作品です。写真ではわかりにくいですが厚塗りによって絵の具が盛り上がり、かなり立体感のある3D画面となっています。昼間のニースの海岸通りに人や車が居ないことは無いはずですがこの絵には人物が登場していません。人物を描き込むと見る者は人に注目しますがこれは良し悪しで、人が居ない画面にすることでより風景はクリアになる気がします。南仏に行ったことはないのですが、いつか長期間南仏を旅して回り、この地特有のワイン葡萄品種グルナッシュ・シラー・サンソー・カリニャンなどを使用した陽気ながぶ飲みタイプのワインを沢山飲み干したいと考えています。
2012.01.07
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この画家は当初アンフォルメルを志してフランス留学したそうですが、帰国後は次第に現在の画風になったようです。どこか稚拙に見える絵ですが、厚塗りの絵の具で描かれ、富士山を沢山描いた片岡球子さんの作風にどことなく通じるものがあります。画家の名は伏せますが絵に詳しい方はすぐに判ると思います。5年前にこの画家のヴェネツィアを描いた小品を購入し、長く掛けていました。絵はペインティングナイフだけを用いて描かれるようです。この街の家々の屋根がこれほど赤い屋根なのかどうかというと、現実にはそうではないように思いますが、赤と海の青の対比を出すために激しく赤を出しているのでしょう。
2012.01.06
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左側がフランスのサン=トロペという港町を描いたもので、右側がリゾート地ニースを描いた絵画です。いずれも行ったことはありませんが、サン=トロペは国立西洋美術館に展示されている新印象派の点描画家ポール=シニャックの大作の題材にもなった港町で、聖トロペという聖職者にちなんだ人口5000人ほどの小さな街です。シニャックはここに居を構えていた時期もあるようです。さらにミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」の舞台にもなっている街であり、大変興味があっていつか訪問したい場所です。両方ともに絵は10号サイズ、合わせて私の給料手取り1ヶ月分ぐらいでした。車を買い替えると言い出さないという条件でぶちぶち言う妻に捻出させました。大した「財」ではありませんが、絵はほとんど価値が下がらずというよりむしろ上がる可能性が高く、しかもその間壁に掛けて鑑賞していられるとすれば稀有なるお得な買い物だと思います。
2012.01.06
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