ねこまんまねこの日記

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2019.09.13
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9/10から始まった展覧会。
時間があって、3時間以上も居たため、展覧会場をエレベーターで何度も行きつ戻りつして、飽きることなく見続けた。

1室目にある、フィンセント・ファン・ゴッホ 「花咲く桃 の木々」 +クロード・モネ 「アンティーブ」 1888 年  クロード・モネ 「花瓶」 1881年着手、は、それぞれ本当にその場にいるかのような臨場感。

ポール・セザンヌ 「アヌシー湖」。これまでセザンヌの絵は正直、上手な絵だと思っていなかったのでどこか掴みどころがない印象を持っていたが、この展覧会ではセザンヌの卓越した技術や下絵の塗りがわかる展示構成になっていて、セザンヌの秘密が少し理解できた。とくにこの「アヌシー湖」は計算された高度な絵であることがわかる。 他にもポール・セザンヌ「 レ・スール池」+ポール・セザンヌ 「大きな松のあるサント=ヴィクトワール山」+ポール・セザンヌ「曲がり道」 1905年頃 ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」

クロード・モネの「秋の効果、アルジャントゥイユ」では、解説含めてモネのすべてがわかる。

ピエール=オーギュスト・ルノワール「春、シャトゥー」と「桟敷席」1874 年、ではルノワールの人物画でも風景画でも卓越した光と技術を見ることができる。

ポール・シニャック「サン=トロペ」、アンリ・ルソー 「税関」 1890年。アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 「ジャヌ・アヴリル、ムーラン・ルージュの入口にて」 1892年頃、「個室の中(「ラ・モール」にて)」 1899年頃。も素晴らしい。

ジョルジュ・スーラ「クールブヴォワの橋」 1886–1887年頃 油彩、カンヴァス。=完璧な絵、完璧な展示。点描の秘密、スーラの命を感じた。

エドゥアール・マネ 「草上の昼食」 1863年頃、 ポール・ゴーガン 「ネヴァーモア」 1897 年も見逃せない。

絵画60作品ではあるが、稀にみる素晴らしい印象派付近の作品群が展示されていた。
1つひとつが本当に素晴らしい深みのある絵ばかりなのだ。




本展の目玉である、エドゥアール=マネ の フォリー=ベルジュールのバー 。 マネ最晩年の傑作だそう。コートールド氏がこの絵を購入した領収書が史料展示されていたが、110000ドルだった。1920年の1ドルは当時日本円で2円、現在の大体1000円ぐらいに当たるから、1億1000万円で購入した事になる。

当時で換算値1億円超えはもちろんおどろきなのだが、それより絵のその大きさについて圧倒されるし、マネの描いた鏡の中の世界と、実際のバーの女性やシャンパン、オレンジなどの静物、その書き込みの正確さ、対比、圧倒的な技術に驚愕する。少し涙すら出る。

コートールド家というレーヨン繊維で富を築いたイギリス人が集めたコレクションで、コートールド美術館が改装中のためにそのコレクションの一部が来日しているらしい。
この人は1921年から10年間で、イギリスではまだまだ評価の低かった印象派やポスト印象派を集めまくった様だ。と、いうのも、このコートールド家は17世紀にフランスからイギリスに渡ってきたフランス人家系なのであり、そのためフランス絵画を集めたのではないかと思料する。 ​​ ​​ ​​





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Last updated  2019.09.17 13:12:30
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