2022年01月16日
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テーマ: 読書(8636)
カテゴリ: 本 さ行

社会変革のシナリオ・プランニング ー 対立を乗り越え、ともに難題を解決する【電子書籍】[ アダム・カヘン ]

⚫変容型シナリオ・プランニング
1.自らの理解を変容させる
2.自らの関係を変容させる
3.自らの意図を変容させる
4.理解と関係と意図が変わると行動が変容し、その結果、状況が変容する。
⚫変容型シナリオ・プランニングの条件
1.洞察力の影響力があり、利害関心をもつ関係者の代表が集まったシステム全体を代表するチーム
2.このメンバーたちが自らの理解、関係、意図を変容させることができる場となる強固な器
3.厳密なプロセス

1.共始動:システム全体からチームを召集する
2.共感知:何が起きているか観察する
3.何が起こりうるかについてストーリーを作成する
4.共プレゼンシング:何ができて、何をなさねばならないか発見する
5.共創造・共進化:システムの変革を目指して行動する
⚫ステップ1:システム全体からチームを召集する
・味方になってくれそうな人を探し出す。
・まず主催チームメンバーを、次にシナリオチームのメンバーを選定する。
・シナリオチームのメンバーやほかの関係者を対象に意見交換の面談を実施する。
・プロジェクト計画を作成し、必要な資源を動員する。
・プロジェクトの器をつくる。

・シナリオチームで共有し、内省する。
・ラーニングジャーニーに出る。
・研究論文を入手する。
・リソースパーソンと交流する。
・システム構造の駆動力を探す。

⚫ステップ3:何が起こりうるかについてストーリーを作成する。
・鍵になる確実なこと/不確実なことを選ぶ
・演繹的にシナリオを作成する。
・帰納的にシナリオを作成する。
・仮定の未来の出来事の論理的ストーリーを書く。
・各シナリオのメタファー、イメージを見出し、シナリオに名前をつける。
・比較対照できるようにシナリオを視覚化したチャートを作成する。
・さまざまな媒体でシナリオを記録する。
⚫ステップ4:何ができ、何をなさねばならないか発見する。
・適応型の姿勢をとってみる。
・変容型の姿勢をとってみる。
・各シナリオでの自分たちの強みと弱み、機会と脅威を考える。
・協働行動と個別行動の選択肢を考えだす。
・自身が何をなすか結論を出す。
⚫ステップ5:システムの変革をめざして行動する。
・個人、組織、公共のレベルでミーティングを開催する。
・印刷物、放送、ソーシャルメディア。使ってシナリオを普及させる。
・派生したイニシアチブを興す。
・シナリオに触発され、連携した関係者たちの持続的なネットワークを育て、調整する。





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最終更新日  2022年01月19日 11時00分16秒
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