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2006年02月18日
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訪問看護実習ではベテランナースにお世話になっています。


1週目はバイタル測定以外は見学していただけでしたが、
2週目からは、任されて一人で数名の患者さんを受けもつようになりました。


自分が日本でやってきたことが技術面のみではなく、全て通用するということを肌で感じているところです。
(元々、日本の教科書はアメリカの看護を翻訳したものが多いので、当然といえば当然なのですが。。)

注射、カテ交換などは基本なのでOKですが、
一番の問題は記録。
Handwriting、字が読めない。


彼女には字が読めないとは言わなかったですが、略字に関しては、
プリントをくれると言ってくださいました。(ほっ)
でも自分でも略語辞典をかわなきゃいかんな。。

Wound Care(創傷処置)に関しては、日本でつかっていたのと同じものもあれば、
みたことのないものもあって勉強になっています。

とはいえ、臨床を離れてだいぶたつので、比べられませんね。。


患者さんはもちろん高齢者なのですが、不思議なことに
白人でも黒人でも、日本人の高齢者をみているような気になります。
これは私だけが感じていることなのかもしれませんが、
話し方、しぐさ、表情など、全く同じ。
(同じ人間ですから歳の重ねかたは同じなんですが。。)


高齢の患者さんとなると、ほんとに違いが消えてます。


高齢者の患者さんはかわいらしくて、おもしろくて、好きで、
今でも、日本のキャラクターの濃かった患者さんのことは忘れられません。

そういった関わりができないのかなと思うと寂しかったのですが、
私の担当ナースが全く同じように、患者さんと関わっているのをみて

安心したのです。

ふだん、アメリカ人や外国人と接していて、ある程度は仲良くなっても、
ふかーいつながりを感じることはなかったのですが、(言葉のせいなのか、文化のせいなのかは分かりませんが。)担当のナースと一日じゅう行動をともにしたり、
ナースとして患者さんを深く観察していくことで、自分がほぐされている気がします。


そこで気がついたのが、深いつながりをもてなかったのは自分のせいだったということ。
全てを言葉が完璧じゃないからというせいにしてきた自分。
言葉が100%じゃないからと、いつも尻込みをしていて、逃げていた自分。
短時間だと、そのことで判断されたり、誤解をされてしまい、ストレスになっていた。


しかし、今回担当ナースがいい方で、
(はじめはちょっとぶっきらぼうかな?と思ったのですが、それは私の勘違い)
一緒に長く時間を過ごして、自分のことを暖かく見守っていてくれること。
言葉のハンデなんてみないで、一人のナースとして尊重してくださっているのが伝わってくる。
看護以外の話も車内でするようになった。


最初はかたく閉ざしていた自分の心が、融けていくような感じ。
そうするとまわりの皆が笑顔でむかえてくれる。


いや、今までだってそうだった。
クラスでだって、街でだって、笑顔で話してきてくれる人はたくさんいた。
なのに、逃げていたのは自分だった。

自分の心は反映されるもので、それをみた相手はそれ以上、私に入ってくるのを
やめてしまう。

所詮、本当の私なんて分かってもらえない。
と決め付けていた。

原因は自分にあったのに。。


言葉が完璧じゃないというコンプレックスはもう捨てないといけない。
いい加減、自分でも疲れてきた。


まわりは受け入れてくれる準備はできている。
英語が完璧じゃない人なんて移民の多いこの地域はたくさんいる。


もちろん、Nativeにちかい英語に近づけていく努力を怠るつもりはない。


でも、今回はまわりに助けていただいた。
ありのままの自分でいいと、背中を押してくれた担当ナースと患者さん。
ありがとう。


ナースじゃなくて、もっと別の仕事をしてみたいなーってたまには思ったりもするけれど、
これだからやめられない。


患者さんをお世話しているようで、実は自分がお世話されている。
そして、大きく成長させてもらっている。


アメリカ社会にでていく準備、着々とすすんでいる感じです。

それから、あなたに興味があるからApplication(願書)をだしてくれと
2度も催促の電話がはいってきている病院があります。


時間がなくて、他をあたれず、まだ、決めかねているけれど、
願書をだして、面接にいき、給料の話までして、正式オファーをいただいて、
受けるかどうかを考えればいいそうなので、
とりあえず、願書はだしてみます。


そしてSpring Break(3月に1週間ある)はいろいろあたってみようと思っています。






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Last updated  2006年02月19日 02時04分38秒
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