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日曜日は某所で酒がすすんでしまい、行灯の油を舐めるかのごとくアルコールをやってしまいました(汗)今日は酒を控えようと思っていたのですが、呼び出しがあり、既に呑んでいます。それにしても書いてみると…よく呑んだなぁ(汗)。<お酒メモ>30日日曜日生ビール タンブラー1つ鳳凰美田 雄町 しずく絞り純米吟醸 無濾過生原酒 2合一ノ蔵 純米吟醸 1合新政 1.3合喜久酔 半合小布施ブラン 2009ピンク グラスで2つ小布施メルロ オーディエール グラスで3つボウモア そのままで1つ、ロックで1つ31日月曜日ギネスビール 小瓶 1つ
2010年05月31日
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先日酒を呑んでいるときに「最近海外に行っていないね」という話になった。確かに、以前は海外出張もあったのだけれど、ここ数年は日本国内の出張ばかりになっている。だからといって海外の世相に疎くなったかというとそうでもない。海外と日本をしょっちゅう往復している人や、来日した外国の知人友人に会う機会が増えたので、又聞きでいろんな話を聴くことはできる。金融系の人に会うことが多いけれど、海外の大学で教鞭をとっている人、海外の大学で学んでいる人、外国で社長をやっている人、芸術系に携わる人などもいる。話をして「この人のものの考え方は素敵だなぁ」なんて思って、あとで検索したら「エッ」という人もいる。先日のケント・モリさんもそうだった(爆)国内にいて、そういうことが見聞きできるわけだし、インターネットである程度はニュースをみることもできる。いい世の中だと思う。とはいえ、久方ぶりに海外に行ってみたいなと感じている。やっぱり日本以外の空気を吸って、水と食べ物を食べてみて、その国の市井の人々の表情をみる、って大切なことだから。ヨーロッパでもいいしアジアでもいいな、なんて思っているが、各国で紛争や噴火などの天災、疫病が流行しているから、場所は気をつけて選ぶつもりである。それでも、年内に行きたいなー。
2010年05月30日
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昨日、お友達がiPadを持っていたので触らせてもらった。700gという重さは思ったよりも「重いな」という印象。ただ、iPhoneに比べて画面が大きいのでタッチ操作はしやすかった。液晶画面も綺麗だし、まぶしすぎない。背面の「アップル」のロゴマークの入り方も、全体のシルエットも美しいなぁと思える「板」だ。みずほ銀行が支店などで受付を待つ来客向けに貸し出したり、一部の学校で導入する動きが広がっている。こういった動きが加速すれば、待ちの風景が結構変わるだろう。以前ソフトバンクの孫さんがテレビ朝日の『サンデーフロントライン』で「iPadを全学生に配布し、そこに教科書をダウンロードさせ、書くこともITを使って、紙のノートを廃止する。それくらいの思い切ったことを日本はしなければならない」といったニュアンスのことを言っていたが、iPadをちょっと触らせてもらった感覚では、やっぱり紙のほうがいいなと思った。iPadという端末自体が悪いのではない。基礎学力をつける上では五感をフルに駆使したほうが脳への影響がより深くなる気がするから、紙や鉛筆、その他の道具を使って、なるべくこまかく手を動かしたほうがいいと思っているだけだ。子どもへの知的教育のメソッドを開発し、有名になっている陰山英男先生(立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長)のアイデアのひとつに「辞書をひかせ、覚えた単語に付箋を貼り、その付箋の多さを子ども同士が競う」というのがあるが、最近子どもたちに流行っているという。また、立命館小では2年間で140時間をそろばんの授業に充てるという。都道府県学力テストでいつも2位をキープしている秋田県でもそろばんが流行っているという新聞記事もあった。以前手相のデザイナーをやっている人が「手のひらの丘が痩せてくると、運気が悪くなる。手をこまかく使わないとそうなる」と言った。手を使わないと、脳への刺激が減り、それによって対人関係のコミュニケーションにもある程度影響が起こるためなのだろう。人間があまり身体を使わなくていいように、いろんなインターフェースを一元化することはもちろん素晴らしいと思うが、何でも道具に頼るような「機械の奴隷」になる脳にだけはなりたくない。iPadを含めた機械は適度に使う、が一番だろうし、子どもたちの教育現場では、やはり「読み書きそろばん」といった手仕事をやらせたほうがいいと思っている。<お酒メモ>生ビール グラス1つ朝日(黒糖焼酎) お湯割で5つくらい奄美(黒糖焼酎) お湯割で5つくらいティオペペ グラスで1つカリラ 19y そのままで1つ アルコール65度 そのままで1つDAILUAINE ファーストカスク 1973 そのままで2つ蒸留酒は酔わないので危険です…肝臓のためにもやっぱり醸造酒を呑みます…。
2010年05月29日
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身体にいいちょっとしたメニューをと思い、閉店間際、いつもの豆腐屋さんに尋ねた。「すみません、『おから』ってありますか?」「あるよー。でもね…」といって豆腐屋のおにーさんが出してきたのは、500mlペットボトルに丁度おさまるくらいの量のおからだった。「こんなサイズだけれど、いい?」「それっていくらですか?」と訊ねると50円だという。先日、蒟蒻ステーキのソースに使った合挽き肉の余りを冷凍していたものを活用して、おからハンバーグでも作ろうかと考えていたのだが、使いきれる自信がなかったので、再び訊ねる。「半分だとおいくらですか?」「うーん、半分でも50円だね。余ったら炒り煮にして、冷凍しちゃえばいいじゃん」というわけで、50円でそれをいただいて、スーパーで100g程度、追加の合挽き肉を買って、ハンバーグを作り始めた。合挽き肉200gと買ったおからの半分程度を投入してこねて成型したところ、握りこぶしサイズのハンバーグが5つできあがった。それはいいとして、残りのおからを炒り煮にする。人参と水で戻したひじき&しいたけ、ネギ、こんにゃくをさっと炒め、酒と砂糖と戻し汁と出汁、醤油をいれて水分を飛ばし、最後におからをいれてさっと和えて少しだけ熱を加える。野菜は少なめに入れたのだが、雪平鍋ひたひたくらい、いっぱいにできあがってしまった。「うひゃぁ」4人家族くらいならいいが、私には多すぎる。タッパーに入れてこれから凍らせるところだけれど量にして正方形のジップロックの器にすりきり2杯というところだ。食べきれるか、自信がなくなってきた…。おからは太りにくいし、栄養バランスもとれているから好きなんですが、量が多くて安すぎるのも困りものだなぁと思っている。
2010年05月28日
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「株もダメ、国債もダメ、為替もわからん。金(ゴールド)っていいような気がするけれど、いくらから買えるんだ?」と、会議中に上司が尋ねてきた。これだけではなく、最近は普段金融商品に興味がない人から、金についての問い合わせを受けることが多い。「現物の金を担保するETFだったら1万円程度で買えますよ」と答える。件の上司は30万円くらいないと金保有はできないと思っていたらしいので、ETFの話をすると「エッ」という顔になり、周りにいた50前後の社員さんたちも金についてあれこれ質問してきた。というわけで、会議はそこでストップしたのであった…(←いいのかなぁ)。先日金は急落したが、ここ数日は毎日10ドル前後ずつ高くなり、値を戻しつつある。市井の人が「金」について興味を持ち始めてきた今、また保有比率を増やしたいなと思うこの頃である。<お酒メモ>水曜日サントリーモルツ生 中ジョッキ 2つ
2010年05月27日
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昨日会ったさるビジネスマンに「この不景気というのに(雅は)あんまり休んでいなさそうですね。いつも仕事をしていたり、動いていたりすると疲れませんか。週休2日確保したいと思ったことはないんですか?」と尋ねられてこう返事をした。「自分がいただいているお給料以上に動くことを指一本でも嫌がるような人が増えたら、もっと不景気になると思いますよ。働くことが楽しくないから、必要以上に動かないし、工夫もしない。口悪く言ってしまうのなら、『楽しくないのなら、楽しいと思うところに転職すればいいのに』とすら思いますよ」ロシアの作家・ゴーリキーの小説『どん底』の中に、次のような一説が出てくる。「仕事が楽しければ人生極楽、仕事が義務なら人生地獄」人間、仕事が自分にとって興味の持てることや、好きなことならば、8時間を超えたって貪るように仕事をするものだと思う。たいていの人は、眠る時間を除いて、1日の半分は労働時間なのだから、楽しくない労働を選ぶのは、己の幸福を捨てるのと同じである。「自分の思う仕事に就けないから仕方ない」と思う人は、今の仕事に対して不満な部分を見るのではなく、「スキルアップのために、社会勉強のために、今の仕事はこんな部分で役に立っている」といった長所を捜してみるのもいい。それが見つかれば、地獄の一部分がちょっとだけ天国になるかもしれない。<お酒メモ>火曜日麦わらのワイン 2/3本シリウスワイン グラスで2ついずれも白。鯨飲して泥酔しました…。
2010年05月26日
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母の日と母の誕生日を兼ねて、羊屋のワイン会に母を招待した。人それぞれ好みがあるので、いつもは花とか酒とか(ときには現金なんてこともある)、長く形として残らないものを贈るという方針に沿って、招待したわけである。母は、どちらかというといつも後ろ向きなことや、悲観的なことしか言わない性質の人だ。人は自分の聴きたいことしか聴こえないし、見たいものしか目に入らないから、「そういう生き方は幸せではないよ」と言ってもなかなか受け入れてはもらえない。ましてや血がつながっているから、他人よりもかなりてこずるのだ。普段は人に会っても大して緊張しないのだけれど、母の場合はある種の「やりにくさ」から、緊張を強いられる。だから、なるべく会わないようにと、接触を避けていた。けれども、今回食事に招待したのは「母はいろんなものと巡り合う経験が少なくて、こういう性格になったのではないか」という疑問が湧いたからである。母は働いていたものの、職場は住まいの近場が多いし、旅行もする人ではなかった。生活の行動範囲が狭く、転勤もほぼなかったため、世界が狭い。交友関係も非常に少ない。そのことが母を内向的な性格にしてしまったのではないかと思ったのである。私の親だから酒も弱くないのに呑まなくなって数年。人生には何も楽しみがないから早く死にたいと電話口の向こうで何十分も言う母。親戚は「昔は朗らかだった」と言うその姿が戻るかもしれないと思って、銀座に誘ったわけである。で、当日。「ワイン会」の名の通り、次々と食事と共に運ばれてくるグラスワインを呑むうちに母は酔っ払っていて、珍しく陽気だった。ほんの数時間だけだけれど、一緒にいる間、半分以上ケタケタと笑っている母を見るのは初めてだった。「親孝行は、やって、しすぎることはないのよ」以前、野村沙知代さんにそういわれたことがあったのだが、母の顔をみて、それを思い出した。「親が死んで、いくら憎んでたとしても、ロクデナシでも、『あのとき、もっとしてあげればよかった』ってきっと思うはずから」母の笑っている様を見て、ふと「この人には『幸福だ』と思う経験ができるような贈り物をするのが一番かもしれない」という風に感じた。死ぬまでに、今の性格とか考えかたはあまり変わらないかもしれないけれど、もし少しでも変わったら、「生きるってことは素敵なことだ」と感じてくれるかもしれないから。やってみる価値はあるのかもしれない。「やって、しすぎることはないのよ」もう一度、頭の中で、そう声がした。
2010年05月25日
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人脈を作るのに血眼になっている人を時折見かける。でも、それは大概は名刺交換して、簡単な挨拶をして「終わり」だから、イザというときに名刺をくれた人に助けを求めても頼りにならないし、そもそもそういう付き合い方ばかりしていては、相手にとってプラスになることの手助けもできない。自己啓発が悪いとは言わないけれど、自己啓発書やオーディオブックばかりにのめりこんでいる人は、結局マニュアル通りの行動になりがちなので、印象に残らない。同じようにのめりこんでいる人と顔つきも、喋り方も考え方も似た感じになるからだ。そうして出会った人がいても、お互い自己啓発系の話が好きだったりするだろうから、結局は自分の人脈における人間のタイプ(生物多様性)が生まれづらいと思う。難しいかもしれないけれど、ある程度自己啓発書を読んだら、そのノウハウを一度捨ててみて、人と出会うように心がけてみてはどうだろうか。相手の名前をちゃんと覚えて、あったときの会話を少しでもいいから覚えておく。相手の好きなこと、興味のあることと自分の好きなもの、興味のあるもののフィールドが一致したら、少ない時間でもいいからその話をしておく。そういう当たり前のことをやって、自身のまじめな部分が相手に伝われば、自己啓発書でマニュアライズされた人よりも、よっぽど印象に残るのではないか、と思っている。先方からコンタクトをとってきて「あなたにもう一度会いたいんですよ」と言わせたらしめたものである。行動を起こしてくる人は、常にアンテナを張っているから、きっと新しい人との出会いもつないでくれる可能性が高い。いつもポジティブに、積極的に行くことが人脈作りのコツではないと思う。笑顔で、はきはきして…根っからの自分の気質にそれが合わなければ「躁(そう)」に見えるだけだし、どこか痛々しい。相手からのコンタクトを待つ。そういう人脈作りの方法があってもいいと思う。<お酒メモ>23日 日曜日小布施ブラン (ピンク)2009 1/2本ヒューガルデンホワイト 小瓶1つ山崎 19年 オーナーズカスク そのままで1つ
2010年05月24日
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先日「100万を踏んだ人へ」というエントリーを書いたのだが、結局100万アクセスを踏んだのは友人の嫁でした。不思議なご縁に驚いている。また、みなさま拙ブログに本当に訪れていただいてありがとうございました。御礼申し上げます。たまたまですが、100万人目は自分が住んでいるところからかなり離れているので、土産を持って新幹線でお邪魔するつもりです^^<お酒メモ>シャルドネ・ブリュット・スプマンテ(炭酸・イタリア)グラスで1つアンセルミ サン・ヴィンツェンツオ(白・イタリア)グラスで1つラ・ヴィス ピノグリージョ・トレンティーノ(白・イタリア)グラスで2つファン・ヒル ペドレラ・シラー(赤・スペイン)グラスで1つテッレヴェルディ ロッソ・ピッチェーノ(赤・イタリア)グラスで2つ
2010年05月23日
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日本の成長に関して悲観論が蔓延している。「日本のここが悪い、あそこがよくない」と批評するのは簡単だ。些末なデータを挙げて、それらしいことを並べれば、たいていは「頭のいい人だなぁ」と思われるだろうし、(批評しつつも)現状肯定で、自分の地位も腹も痛まないからだ。今の日本はダメではない。「今よりも明日はよくなる」という端緒さえ見つかって、邁進すればまだ全然やり直せると思っている。というわけで、少し前に、日本の一労働者として、そして一投資家として私ができることは何かと考えたときに、以下の2つのことがひらめいた。1)「世の中で影響力のある人に、どうすれば明るい日本の明日がやってくるか」を啓蒙してもらうこと2)銭のある人に、日本の若い企業に投資してもらう。それを後押しするようなしくみを国に作ってもらう。民間レベルでも投資について興味を持ってもらうように鋭意努力する。で、一応、できることは少しずつやっている。1)については、この間ある人を通して、某ストラテジストさんに以下のように伝えた。「ストラテジストとはもとは『戦略を立てる人』という意味です。日本の悲観論ばかり唱えるのはストラテジストとはいわない。批評家です。ストラテジストを名乗るのなら、ダメな日本がどうしたらよくなるのか。そこまで分析して考えて提案するのが仕事です!!」この話を、とあるベンチャー企業家(四季報の大株主欄にいくつも載っている人)に語ったところ「クッ、クッ」と笑われつつも「そうだよね、日本がよくなるために私ができることがあるならぜひ協力するよ」と仰ってくれた。2)については、知っている官僚さんや政治家さんで、その分野に影響力があれば、粘り強く話していくつもりだし、サロンFUJIYAMAで活発に議論していきたいと思っている。何も動かないで「ダメだ」と批評したり、日本悲観論をただ垂れ流す人にはなりたくない。悲観論が蔓延すれば、上場企業のPER平均も、他国に比べて低かったとしても「成長しない国なんだからこんな数字でも割高だよ」といわれ、どんどん切り下がってしまう。日本株に投資して、日本を批判する人は、自分で自分の投資対象の足を引っ張っていることになる。それを理解して欲しいなぁと思っている。ま、1)も2)も結果がどれだけ出るかどうかはわからないが、自分ができる範囲内でやれることから少しずつ努力していきたい。<お酒メモ>金曜日モエ シャンパン グラスで2つハートランドビール 瓶1つ赤ワイン グラスで半分
2010年05月22日
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ふとみたら、この零細ブログも100万を超えそうな気配です。一時はストーカーさんに絡まれて止めようかと思いましたけれど、何とか続けれられて感謝しています。また、ここまでに出会った人も、別れた人もいろいろいて感慨深いです。そうして続けてきた感謝の意味をこめて100万のキリ番の人にできれば「対面」で御礼をしたいと思いますので、そのかたは是非申し上げてください。私は常々「運の強い人」と何故だか言われるので、節目に踏んだ人もきっとお仲間だと思います。どうぞ名乗り出てください。どうぞよろしくお願いします。いつもきてる人もコテハンで踏んでね^^<お酒メモ>麦わらワイン 白 1/3本サンタクリスティーナ 赤 グラスで1つソアベクラシコ 白 グラスで2つ
2010年05月21日
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今、ゴールドのライブチャートをみていたら、前日比27ドル安の1195ドルと急落している。もう少し下がってくれると、押し目のいい時期到来か、という気がしている。知人の会社社長は、大手証券の法人営業経験者で、非常に鼻が利く人なのだが、この間会った時に「雅さん、ウチ、今度会社で金を毎月積み立てて保有することにしましたわ」と言っていた。少し前までポートフォリオの何%、金を組み入れたらいいか悩んでいた。第一ゴールドは働かない。配当もつかない。“普通の”金融屋は鼻であしらう代物だ。私が金を買っている、という話をすれば、“常識”や“良識”のある金融屋は「雅さん、経済のキホンわかってないね。やっぱ素人だね」という表情をする。大いに結構である。私はプロが持つ金融の知識も、常識も持ってないことは重々知っている。一般的な目安として金は平時のときにはポートフォリオの5%程度保有するといい、といわれているが、私は、今は数十年にわたる「有事」の状態の中にあると認識しているので、金比率をもう少し上げるべき(10%程度)なのではと思っていた。おりしもモルガンスタンレーに30年勤務していた名ストラテジストのバートン・ビッグスが『富・戦争・叡智』(邦題)を上梓したのが2008年。マーケットにおいて、これまた鼻の利く人物が、この時期に、こういったタイトルの本を出すというのは、(偶然だよという人もいるかもしれないが)きわめて示唆的だと思う。
2010年05月20日
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自分が大切だと思っている人から「体調があまりに悪く、手伝いがいるならそちらへ行きますよ」というメールをもらって心が温かくなりました。正直体調はあまりよくないんですけれど、そういうことを仰っていただいて嬉しく思います。情報収集は欠かせないので呑んでるんですけれど、こういう言葉はありがたいですね。<お酒メモ>そういえば15日土曜日お昼華の舞 限定酒 1合火曜日ビール 熟撰 生 1つ開運 涼々 純米吟醸 あらばしり 1合秋の豊 1合秀凰 生 1合上喜元 生 &宗玄生原酒 奪って計1合
2010年05月19日
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最近、政治に携わる人に会うことが多い。理由は不明なのだが、自分はいつも一時期に、ある業界にいる人たちばかり会う、ということが多い。たとえば医療業界従事者ばかり、とか、証券系ばかり、不動産業界ばかり、といった具合である。仕事で絡んでいるから、というわけではないのに、ホント不思議だ。それはともかくとして、最近政治家さんに会って、気になっていることが2つある。ひとつは「公明党議員」の動きだ。国政レベルになると、民主との連携を望んでいる動きが多々見えるのだが、都道府県や市町村になると、自民―公明というラインは相変わらず結束しているという提携の「ねじれ」が生じていること。もうひとつは、同じ党にも関わらず国政―地方議員の仲が悪い地域がいくつか出てきているように見えることである。たとえば、代表的なのは名古屋市で、元民主の国政議員だった河村たかしさんが現在市長を務めているが、民主の市議会議員と愛知県議会議員の仲が悪かったりする。また、民主の国会議員が市議会はかばうけれど、愛知県議会の悪口を言ったりする、そして河村さんの国会議員時代のことを揶揄する。内輪の「ねじれ」が生じており、一枚岩ではないのだ。そういえば先日会った民主の国会議員さんは「政界ガラガラポンがこれから起こり、民主という船が沈みそうなら、私は最後までこの船に乗る気はない。仁義を切ることもないと思っている」なんてことを口にしていた。かねてから鳩山首相の場当たり的な発言や、美辞麗句を並べて実行不能なマニフェストに眉をひそめていた雅だが、それは首相個人の資質や、マニフェストだけが問題なのではなく、この党に所属する議員さんのものの考え方も、ちょっと風見鶏すぎやしないか、なんて思い始めている(そうじゃない人もいる…かもしれ…ないけど、どうだろう?)。この件では、もっと議員さんたちと膝突き合わせて話をして、また書いてみたいと思う。
2010年05月18日
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土曜日に腹痛がし、日曜日には関節の痛みが起き、顔は真っ赤。帰宅したら38℃を超えていた。先週末に会った友人の風邪をもらったようだ。人それぞれ平熱は違うけれど、私の場合38℃を超えて、かつ関節が痛んだら、そこで休むことをはじめて考える。また、根がひ弱なのでぎりぎりまで熱は測らない。「あ、これは(熱が出ていそうで)まずい」と思ったら、仕事が一段落して初めて測って、そこで休むかどうか考えるのである。医学的には38℃までは内臓への影響はあまりないそうなので、そうしている。本来は休むべきなのだろうが、そうもいかない仕事やアポイントが入っていることもあり、しばらくは頑張って凌ごうと思っている。
2010年05月17日
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5月16日にオンエアされた『たかじんのそこまで言って委員会』のテーマは「メディア論」。ゲストには田原総一朗氏、上杉隆氏、池田信夫氏、手嶋龍一氏、原口一博総務大臣、T部長、ビートたけし氏など。そういった面子の中で、野中元官房長官が以前「官房機密費は政治評論家やジャーナリストにも配った」と発言したことに関して、官房機密費は何に使われているか、ということのディスカッションになった。三宅久之氏以下、勝也誠彦氏、金美齢氏、上杉氏、田原氏は全否定していたが、この中で、会ったことがあって、本当にこの人は(機密費を)受け取っていないだろうなーと思うのは田原氏である。「電波芸者」と揶揄される田原氏だが、口はともかく、こういうところは本当にきれいな人だからだ。少し脱線したが、「官房機密費」の使途先について、ゲストがあれこれ言っていて思い出したのだが、先日とあるところで「官房機密費」の使われ方について平野官房長官が発言していた。要約すれば以下のようになる。「今、世間で一番評判の悪い閣僚の平野です。今日はこの場に来るのかこないのかはっきりしろといわれたので来ました。(パナソニックの労組出身である)自分は、大阪から出るはじめての選挙では会社員という立場だから、資金は足りなかった。選挙で戦うには5000万円は必要になる。それをムネオ議員に相談したところ「わかった、出そう」といって5000万円ポンと出してくれた。今思えばあれは官房機密費だったのかもしれない。ムネオ議員が今、ものすごい量の質問趣意書を出しているので、ものすごく大変なのだけれど、もし趣意書の件さえなければ、今日のこの場のお金はポケットマネーではなく報償費から捻出していたかもしれない」宮崎で口蹄疫に感染した牛が出ており、普天間の問題もクローズアップされていた矢先に、こういった能天気な発言をしている平野氏は国民のほうではなく、自分の先輩議員のことしか気にしないんだなと大変残念な気持ちになった。そもそも、官房長官が握っている内閣官房報償費(機密費)は、「国政の運営上必要な場合に内閣官房長官の判断で支出される経費」である。平野官房長官の緊張感のない発言は、国の有事よりも政局に払うんじゃないか、というような不信を私の心に抱かせるには十分だった。<付記>上記とは直接の関係はないのだが、11日昼間に衆院議員会館前で赤松農相を糾弾するデモをやっていた。かなり大規模なもので、口蹄疫の対応をロクにせずに外遊に行ってしまった赤松氏の責を問うものだった。運動に慣れた人たちだけではなく、通りすがる人も珍しく真剣に聴いていたし、普通の農家の人が本気で怒っていた。今の政権に対する国民の怒りが、にわかに高まっているような気がする。『たかじん~』で言っていたマスメディアの煽動というのは、今回に限ってはミスリードで、明らかに民衆の中から沸きあがるエネルギーを感じている。<お酒メモ>土曜日DOURTHE BORDUAUX 2006白 1/2本ジョルジュ・ドゥブッフ 2009ボジョレーヌーボ 1/2本
2010年05月16日
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私は計算はするけれど打算はしない。経験則で「打算」すると得にならないケースが多かったからだ。打算をしているときには、無意識のうちに「そうしなければ」と力が入って緊張したり、身体が硬くなったりするのでいつものパフォーマンスが出ない。ということに気づいたからである。最初は緊張を解く、ということが意識的にできなかった。「緊張しちゃイカン」「皮算用しちゃイカン」「考えちゃイカン」なんて思っていても、それを否定しようと強く思うことで、かえって意識をしてしまう。そしてやっぱり結果は悪いほうに傾きがちになる。それをしなくなったのはいつ頃だったのかは忘れたけれど、あるときを境に「今のままだったら7割くらいの成果で着地できそうけれど、まぁ、ダメだったらダメで仕方ないさ」と思うようになった。「ここで失敗したら、当初予定していた成果は出ない」なんて考えて下手に緊張して失敗することもほとんどなくなった(とはいっても時々は発生する)。面白いのは、経営者とか、政治家さんと会っていると、「打算」をしている人は、時々表情にそれが出るのだ。それを見て、そ知らぬふりをしながら「私も昔はこんな表情をしているのを、人に見られていたんだなー。恥ずかしい」と思いながら、こっそり観察していたりする。ちなみに「打算」にも2種類あって「自分の能力に自信があるから打算して、相手を値踏みしているケース」と「自分で少し高めの見積もりを作ってしまって、手順を踏みさえすればうまくいくと思っているケース」がある。打算をしている人を見ると、この人はどちらのタイプなのかな、とついじっと見てしまうのである。とはいえ、人のふり見て我ふりなおせ、ですね(^^;
2010年05月15日
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次回6月のサロンFUJIYAMAはセゾン投信の中野社長、レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)の藤野英人氏、コモンズ投信の渋澤会長の3人をお呼びして開催する予定である。司会は分不相応ながら私、雅がやる予定だ。ぶっちゃけた話、突然彼らが来訪するのは、先日共著で出した『運用のプロが教える草食系投資』(日本経済新聞)の宣伝のためである。私も一応司会をすることになったので、本を手にとって見たのだが、いろんな意味でその内容に「唸って」いる。興味があれば本をぜひとっていただきたいのだけれど、ひとついえることは内容はともかく「褒めあっちゃダメだよ」ということである。どんな商品も長所があれば短所もあるわけで、いくら普段交流が密でも、お互いの商品に対する批評眼はもたなくてはならないし、それを顧客に対してある程度開示できないなら、なかなか信用は得られない、と思う(これは中野社長にも申し上げた)。大体、世辞ばかり言う人は信用できない。ということで、司会という自分にとっては大厄、もとい大役を仰せつかったので、今度のFUJIYAMAではこの『運用のプロが教える草食系投資』の本を読んで、自分がツッコミたいことを軸に、話を切り出したいと思っている。講師の3人には申し訳ないのだが、きついことを質問するかもしれないけれど、それは顧客の知りたいところでもあるかもしれないし、話を聴きにきてくださる方は1000円という大切なお金を払って時間を遣うわけだから、他の場所では出てこない話を引き出せたらなと思う。こう書いているのは、わざわざ自分を追い込むためである(爆)自信がないから、自分で自分の尻を叩いているのである。3人は業界でも有名人なので、彼らの引出しをできるだけ開けて、皆様に情報を提供できたらと思っておりますので、興味のある方はぜひ参加してください。日時:6月5日(土曜日)13時30分~16時30分 ※いつもより開始が30分早いので注意してください場所:沼津産業振興プラザ5階内容:幸せなお金を増やす投信、減らす投信●経費:資料や場所代など。ひとり1000円●連絡先 (株)吉野エージェンシー 電話:055-963-2392 担当:水口さん ●申し込みメールアドレス info@yoshinoag.co.jp ※事前申し込みなしでも当日受け付けますが、資料のコピーなどの手間があるので、できれば事前に登録していただけると嬉しいです。<お酒メモ>ヒューガルデンホワイト 小瓶 1つピノノワール 赤 1/2本白ワイン グラスで2つモエシャンドン グラスで1つ
2010年05月14日
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海外のプライベートエクイティに勤めている日本人がこういった。「仕事は海外で続けていきたいけれど、老後は日本で暮らしたい」その理由は「日本のサービスは世界一行き届いているから」だという。逆を言えば、働いているうちは、お客さんにそのきめ細やかなサービスを提供する側に立つのでひどくくたびれるわけだ。なるほど、それはよく理解できる。でも「何十年後かにそれを実行しようとして日本に戻ってきたときに、今の日本が提供するサービスは、残っているのだろうか」なんてふと疑問に思った。恐らく、発言主は、年金を受け取って、手厚い、行き届いたサービスを受けて幸せに老後を暮らすという青写真を描いているのだろうけれど、財政が逼迫し、年金は切り下げになり、支給年齢も遅くなり、子どもが少ないので、働き手も減り、働き手の多くは外国系だから日本語は聞き取りづらい…といった具合で、民間ですら今のようなサービスを提供することは難しいのではないか。かつて日本は世界2位の経済大国で、過剰だと言われるくらい手厚い「おもてなし」というサービス文化をもっていた。老後は病院に何度言ってもある程度の金額で済むし、救急車も電話一本でOK。金額もタダ。老後はどんなに資産があろうと一律で年金がもらえる。大手企業で勤めあげれば、定年後も月40万円程度のお金が自動的に入ってきた。首都圏はバス代はタダ、介護サービスも一部負担でOKという夢のような暮らしができた。本当に天国のような国だった。なんてことが語られるのではないだろうか。このまま政府が無為無策でいたら、本当に国は壊れてしまうんだろうな。先日も閣僚さんの一人に会ったけれど、危機感はなく、「僕はそこの分野の担当じゃないからさ」と無関心そうで、あまりの能天気さに少し眩暈がした。<お酒メモ>水曜日チリの赤白ワイン、イタリアのアレアニコ/サッサイアの赤ワイン計1本くらい
2010年05月13日
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テレビをつけたら歌番組か何かで1980年代の歌の特集をやっていた。そのなかで安全地帯が『ワインレッドの心』を歌っていたのだけれど、今改めて聴くといい楽曲だよな、と感じた。1980年代は良くも悪くも、日本のバブル華やかなりし頃。そのパワーというのが、良くも悪くも1980年代のヒット曲を順に流している映像を数十分見るだけで、ひしひしと伝わってくる。それを「浮ついているよな」と思うのは後世の人間が感じるものであって――当時のそのエネルギーといっていいのだろか――人々が「明日の日本はもっとすごいんだ」とひたすら上を見て、それを信じて疑わなかったということが、歌ひとつとっても、感じることができるのだ。私はまだ幼かったから、実体験というのはほとんどないに等しいのだが、それでも当時の流行り歌は覚えていたから、映像と共に見ることで「その迫力」に今なお圧倒され、新鮮さすら感じる。そして少しだけ80年代という時代を感じることができる。東京タワーの鉄塔全体がライトアップされるようになったのも1989年からだ。私はこのタワーの、赤と黄色の暖かい光を見るたびに「バブルが残してくれた、数少ない素敵な置き土産だ」と感じる。来年2011年には東京スカイツリーが完成するけれど、この東京タワーのようなぬくもりとか、雰囲気みたいなものは、設計図からも建設中の様子からも感じることができない。技術はバブルの頃より進歩しているのだろうが、バブル当時の日本が持っていた、あの独特の文化みたいなものを、今の私たちは少し思い出してもいいのではないだろうか。製品って、ただ高級だったり、技術がすごいからいいわけではなくて、デザインだとか、全体のコンセプトだとか、そういう「空気」を作ることで、消費者に初めて受け入れられる。日本人は「空気」に敏感だったのに、いつの間にか、物づくりにおいて「空気感」を喪っているんじゃないのかな。
2010年05月12日
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私は時期によって「ものすごく食べる時期」と「ほとんど食べない時期」がある。前者のときは食欲旺盛で、一日に何度もおなかが「グ~」と鳴るので、1日4食は食べるし、ご飯も一食あたり2~3膳食べる。けれども食欲が減退する「ほとんど食べない時期」は1日一食、頑張って食べても2食になる。酒の量も少し減る。接待はこなすものの、いつもの量ほど呑みたいと思わない(笑)ただ、水分は常に適宜とっている。で、先週末くらいから「食欲減退期」に入った模様。肉はほとんど食べたくないし、水分含有量の多い野菜や繊維質を好んで食べている。放っておくと、(ダイエットは終えたのだが)18時間に一食という間隔でしか食事をしなくなっている。どうしてこんな風に「食欲旺盛」と「食欲減退」があるかというと多分、無意識のうちに体調を自分で量っているからなのだと思う。食欲減退期は食べければ食べないほど体が動くし、体が締まってくるから、動きが軽くなる。運動量が増えるからまた痩せてくる、という循環が働くのだ。ただ、そうやっていくうちに体内に蓄積したエネルギーが減少していくから、あるときを境に「食欲旺盛期」に入るのだろう。だいたい1年で体重が5kg程度平気で増減するのだが、「食欲旺盛」と「食欲減退」の時期とあわせて記帳すれば、多分体重と食欲は正比例しているような気がする。<お酒メモ>月曜日ソアベ(白・麦わらの) グラスで2つ小布施 純米吟醸磨き49% 美山錦 J 1合半染井 純米吟醸 生原酒 樽出し 1合半
2010年05月11日
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ミシュラン観光版と呼ばれるミシュラン『グリーン・ガイド』。高尾山が東京観光地として三ツ星評価を受けたことは記憶に新しいが、この星の基準は以下のとおりなのだそう。☆3つは「わざわざ訪れる価値がある観光地」☆2つは「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」☆1つは「興味深い場所」私が行くところはなぜか星2つが多い。3つや1つはあまりなく、とにかく星2つばかりある。そして修善寺もミシュランでは名所として挙げられており、しかも5ヵ所にわたり星2つを獲得している。新緑まぶしい修善寺。のどかな雰囲気。そのなかでもオススメしたいのは「筥湯」(はこゆ)。もともと河原沿いに7つの外湯があったそうだが、昭和20年代に「独鈷の湯」(とっこのゆ)1つを除いてなくなってしまったそうで、最近になって消えた6つを復活させたという。自治体が管理しているらしく、時間制限なく350円で入れる。なぜこの「筥湯」を推すのかといえば、この湯は、北条政子の嫡男・鎌倉幕府二代将軍の源頼家が入浴中に殺害されたという言い伝えのあるお湯なのだ。中は檜造りになっていて、女湯にはシャワーが1つしかないが、それでもくつろげるお湯。少しぬる目の湯温に身を浸すと、柔らかくぬめぬめとした湯が皮膚にじんわりとしみこんでくる。アルカリ単純泉なので、皮膚を溶かし、身体をすべすべにしてくれる。内湯1つだけだが、昼間に行けば天井から差し込む光が湯を照らし、露天風呂の雰囲気すら味わえる。「こんなに気持ちいい湯ならば、つい気が緩んで、殺されてしまうのもやむを得ないかも」と納得させられてしまう。政子のもうひとりの嫡男である三代目・実朝が鶴ヶ丘八幡宮の大銀杏で殺されたことは有名だが、頼家が修善寺で、しかも温泉に浸かっているときに殺されたのは、この湯に浸かるまでは知らなかった。酷な言い方だが「最期が心底悲惨なわけではなかったから」、意外と知られていないのだろう。ちなみに修善寺にはかの有名な「あさば」がある。ここは作家の渡辺淳一氏がお気に入りの超高級旅館で、『失楽園』のモチーフを思いついた(というか実行してそのまま書いたという噂も多々ある)ところだと言われている。600坪の庭園と能舞台が有名で、多くの女性が「一度は泊まってみたい」というところだ(さすがに泊まったことはない)。というわけで玄関だけ撮影してまいりました(^-^;
2010年05月10日
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いろいろな企業の3月決算が出始めているが、これがあらかた出終わると、今度は株主総会の季節。株主総会をやる日は個々の企業が決めることだが、その日にちがもっとも重なる時を「集中日」という。これは、なるべくなら「株主さんには総会に出て欲しくないな~あれこれ言われるのもいやだし、たくさん来たら会場を大きくしなくてはいけない。おみやげも用意するコストもかかるしな~」(注※PBR1倍割れで、時価総額が小さく、ファンドに狙われる会社はお土産を出さないところが多い)という経営陣の本音の現れである。株主総会は通常10時からはじまるケースが多いので、集中日に株主総会をやると、投資家はどれにいくか決めなければならない。せいぜい回れても総会会場が割と近い2カ所くらいが限度である。というわけで「どうして集中日にやるんだよ」と怒る人もいるかもしれないが、株主総会が済んでいる所の近くでない場合は集中日開催はむしろ好都合。だって、そこまで遠征するための金銭と時間コストが大幅に浮くからだ。昨年は任天堂とフェイスの株主総会は集中日開催だった。両方とも京都に本社を置く企業である。「集中日開催をやめなさい」という発言が昨年のフェイスの総会では出たそうだが、任天堂は今年も集中日に開催するだろうから、できればフェイスの総会も集中日にしてもらえれば、休暇をとって「遠征」ができる。なので、集中日開催、ぜひ宜しくお願いします^^<お酒メモ>8日土曜日小布施ブラン ピンク 1/2本高千穂 芋焼酎 ロック グラスで3つ
2010年05月09日
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上場している某企業の社長さんに会った。小型株。時価総額は100億単位の会社である。この人とは最近月1ペースで呑んでいる。少し時間があると「今日、呑みに行く?」と尋ねてくれる気さくな人だ。仕事がらみで会うのではないから、私も心ほどけた状態でいろいろ話をすることも多い。その社長さんに、最近はどうよ、と聞かれて、私は答えた。「6月に沼津の勉強会で独立系ファンドの関係者3人を呼ぶんですよ。私が司会をすることになったんですが、どうやって話を進行するべきかな、ってぼんやり考えてるんです」それに対して社長さんは「あー、日本のファンドは基本、ダメだよね。ダメな奴がやっているからリターンが低いんだよ」と答えた。「ダメ」といったにはそれなりの理由がある。そのひとつに「理念がない」ということを挙げていた。日本のファンドは、企業調査をするときに、直近のEPS(一株利益)や割安かどうかのバリュエーションといった数字のことばかり尋ねてくる。しかし、海外のファンドは「どういう会社にしたいか」「どんな哲学を持っているか」ということばかりインタビューで聞いてくるというのだ。「だってさ、僕にだって株価かどうなるかなんてわからない。数字だって言ったとおりになるかどうかなんてわかんないよ」答えの出ない質問をするよりも、経営者のポテンシャルについてインタビューで聞き出し、そして割安かどうかの株価水準については自前で判断する。これが外資のありかたなのだ、と言っていた。この人は起業する前は金融系にいたから、証券アナリストの論理もよくわかっている。だからこそ、重みのある言葉だな、と感じた。<お酒メモ>7日金曜日瓶ビール 小グラスで3つくらいシャトームートン ロートシルト 2007 白 グラスで2つチリ カベルネソーヴィニヨン 赤 グラスで1つ
2010年05月08日
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会ってみて「こいつやるなぁ」と思う人は、懐が深いし、いざというときに人前で服を脱ぐことも厭わない(←比喩ですよ)、尽きぬけた“割り切り”を持っている。「業界ナンバーワン」「名物の○○さん」などと世間で賞賛されている人がみなそうかといえば、そんなことはない。むしろそう呼ばれていて、立派なことを喋っていても、性根が小さいことのほうが多い(ちなみにそういう人たちは、ある種、似た表情をすることがある)。一緒に飲み食いしたときに突然乱れたり、いばったりということは割と多いし、トラブルに直面したときには「自分だけ傷つかない方法」を模索している。そういうのを見るとがっかりする。人は環境の生き物なので、付き合う人の「性格」がだんだん感染(うつ)ってくるものだ。なので、私はなるべく“割り切り”を持っている「こいつやるなぁ」という人と一緒に時間を過ごしたいと思っている。今仕事をしている人も、久しぶりに懐が深く、でも腹の括れる人たちである。みな先の見えない状況で一人活路を開く思い切りのよさがあり、それを意気に感じて「ひとの好い人」が集まってくる。そんな魅力がある人たちである。そういう人との仕事は、(普段も一所懸命やってるものの)、特に怠けちゃいけないなぁと思うわけで、今日も徹夜になりそうな気配である。でも頑張ろーっ、と^^
2010年05月07日
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GWがあけると、毎年ラッシュアワー時の“車内密度”が少しずつ低くなってくる。俗に言う「五月病」にかかる人が出てくるからだが、この時期は気温が激しく上下して、心身のバランスが崩れやすい「季の目時」でもあるし、新しい職場環境につく人が多いから、精神的にまいってしまって、出社拒否になる人も多いのだろう。いけないとは思いつつ、GWを過ぎると朝の車内で「ひと月ごとに電車が空いてくるからガマンガマン」なんて心の中で言い聞かせている自分がいる。私も例に漏れず、普段からいろいろな人に遭遇するせいか、時々個性的な人に会って、精神が疲れてしまうときもある。あるいは、仕事が立ち往生して、自分の時間がなかなかとれないこともある。そういう時は目を瞑って、「幸せだったときの記憶」を思い起こして、ゆっくりと息を吸い込むようにしている。家族で最後に旅行したときの記憶でもいいし、誰かに褒められたことでもいい。とにかく、自分が「人生で一番嬉しかったこと」をイメージして、そのなかに身を委ねるのだ。「すぅ」と息を細く、長く吸って、ゆっくりと吐く。気持ちが落ち着くまでそれを繰り返す。人生には誰しも好不調の波がある。不調のときに苦手なものに出会ったり、トラブルが起きたときには「今度こそもうダメだ、乗り切れない」という気持ちになる時もあるだろう。でも、いいことも悪いことも長くは続かない。なら、今のつらいことばかりを直視して気持ちをさらに塞ぐより、過去の幸せな記憶に身を浸し、次のいいことを待っているのも悪くないんじゃないか。それは「逃げ」ではなく「休息」だ、と個人的には思っている。荒波に立ち向かう体力がないときには、わざわざ波を乗りこなしにいかずとも、やりすごせばいいじゃないか。波が穏やかになったら、また動けばいいじゃないか。頑張りすぎてしまう人は、荒波でも穏やかな波でも、目の前にある波を何でも乗りこなそうとするから疲れてしまうんだと思う。それは裏返すと「どんな波でも自分は乗りこなせる」という万能感みたいな気持ちがどこかにあるんじゃないだろうか。挑戦することはもちろん素晴らしいけれど、心でアラームがなったら小休止してもいいと思う。幸せな記憶を思い浮かべながら、元気になるまで待てばいい。ウルトラマンの「スペシウム光線」やドラゴンボールの悟空の「かめはめ波」もそうだけれど、ヒーローだって何発も「必殺技」は連続で繰り返せないのだから。<お酒メモ>ギネス 生 4パイント
2010年05月06日
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ダウが急落しています(5日日本時間午前1時現在)。とはいっても、ここ数日の値動きを見ればややボラタイル(=値幅の振れが大きい)なので、連休明けはさほど影響はないのではないかと思っています。むしろ、直近で少し下げるようなことがあれば、欲しかった株を買ったり、損金を出すチャンスですし、それはそれでその相場でできることをするだけです。4月は金ETFが結構騰がりました。また、3月に母の「マザーファンド」用に買い当てたJPホールディングスが急騰し、1カ月で2割ほどの含み益が出ています。同社株を購入後、「子ども手当」のバウチャー制検討のニュースで株価が騰がったようですが久しぶりにいい売買ができてよかったと思っています。手元のPFではゲンダイエージェンシー(2411)を買いました。パチンコ系の広告会社ですが、これも「子ども手当て」関連から購入しました。購入理由は以下の4つです。1)国策関連銘柄「子ども手当てをパチンコに使う親たち」を見込んで、パチンコメーカーが今後広告を出広を増やす可能性がある。そうでなくとも、そういう思惑がマーケットに生じる可能性が高い。2)広告業界の受注改善不景気による経費削減がとりあえず一服しつつあるような様相を呈している。とりあえず一時的には下げ止まったという空気が、広告業界に生じている。3)中小型+高配当現在は中小型相場だが、中小型がひととおり買われた後、個人投資家は銘柄選定においてより配当の高いところを狙ってくると連想している。5%程度の高い利回りが見込める同社は、物色される確率が高い。4)指標的に結構割安。どうなるかはわかりませんが、以上の理由からしばらく保有してみようと思っています^^今日は今も仕事をしています。睡眠時間もいつもよりも少なめで、仕事のアポイントも入ってくるのでGW中ということを忘れそうです(^^;<運用結果>・4月の雅の損益(株式時価総額ベース・2009年末比)+21.67%(前月比+2.69%)●買い関東天然瓦斯開発(1661)日本オラクル(4716)※以上全て買い増し。ゲンダイエージェンシー(2411)●売り関東天然瓦斯開発(1661)・マザーファンド(株式時価総額ベース・2008年末比)+6.93%(前月比+5.45%)●売り買いなし・4月末指標比較(前月比・カッコ内は月末時点の数字)TOPIX(987.04)+0.84%日経平均(11,057.40)+0.29%<お酒メモ>4日 火曜日シャンパン グラスで1つ赤白ワイン 1/2本くらい
2010年05月05日
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GW前後に会食が結構入っていて、身体がたるみがちになっている。腹筋などをして脂肪→筋肉にするのも大切だが、食事のコントロールもやっておきたいところ。もともと人間の身体は食べ過ぎた後18時間カロリーを摂らずにいると、食べたカロリーがほとんど脂肪にならないという。とはいえ、18時間食べないでいるのはつらいので、自分の場合は間に睡眠を挟んで18時間、「食わず」をやることが多いのである。というわけで今夜から18時間食事を抜こうと思っている。やせるかな~?<お酒メモ>メルシャンのももいろワイン他赤白6種類、計1本分くらい黒龍八十八号 1合佳澄 山廃吟醸 ちょっと
2010年05月04日
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「国家戦略局、動いてないんだよね。すごくヒマ」(霞ヶ関の人)「日当27000円の参与が以上に増えていて参与だらけ。参与?民間の人を登用するときの丁度いい役職」(これも霞ヶ関の人)「首相はできれば変わってほしくない。今のポストがすごく幸せだから」(またまた霞ヶ関の人))最近耳にした話ばかりである。普天間問題を柱に、政治は迷走しているが、民主党政権の中枢はあちこちの省庁から話を聞いても、どうも何も進んでない様子が伺える。骨子が出て以降、具体策が全く作れていない様子なのである。「いやな事は先送り。停滞しているうちに何とかなる。それでうまくなったら一度壊せばどうにかなるさ」典型的な日本人の思考法だが、今回ばかりはこれでは「死に体」になってしまうような気がする。改革、と叫ぶのは大変いい傾向だとは思うが、普天間問題も含めて既存の計画を反故にして「対案はないよ」というのは戦略以前の問題だと思う。議員さんは「政治主導」とか言ってお粗末な計画について毎日閑閑諤諤の議論を交わしていれば、結果を出していなくても年収はもらえるけれど、私を含めた多くの労働者は結果を出さなければ給料は見事に削られる。少なくとも、民主党の内閣メンバーは官僚出身や労組出身比率が多いせいか、その辺のところが、かなりずれているように思うのだ。<お酒メモ>2日日曜日グレイス甲州 2009(白) 1/2本バジリウム アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ 2004(赤) 1/2本
2010年05月03日
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左右の視力が著しく異なる「ガチャ目」。視力の差が激しいと、無意識のうちにストレスを感じ、頭痛などを引き起こすこともある。最近、私の矯正視力が、ここ1年で大きく変わったことを健康診断で知った。片目が視力が下がったものの、もう片方が上がってしまい、矯正視力の差が0.7もある。首筋がこったり頭痛が頻繁だったりしていたのはこのせいなのかもしれない。そういえば、今はやりの「3D」は、ガチャ目の人が観ると、気持ち悪くなったり、頭痛が起こるといった副作用があるそうだ。ジョニーデップが出ている映画『アリス・イン・ザ・ワンダーランド』を観ようと思っているのだが、あれも3Dである・・・。丁度ジュピターテレコムの株主総会のお土産(映画チケット)で観られるので、観にいこうと思っていたのだが、どうしようか思案している。<お酒メモ>生ビール グラスで3つくらい赤ワイン&白ワイン(スペインの同銘柄)、2/3本くらい
2010年05月02日
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夕飯に「助六」を買って食べた。お気に入りのスーパーで、いつも握り寿司を売っているコーナーに、今日だけは助六ばかりが大量に置かれていた。最初は「?」と思ったが、しばらくして、なるほど、これは歌舞伎座が幕を閉じるからなのだと気づいた。助六は太巻きと稲荷のセットのことを指すが、もともとは歌舞伎の超人気演目『助六所縁江戸桜』に由来するという。この演目には主人公の「助六」のほかに助六の彼女で超一流の花魁「揚巻」が登場するのだが、その揚巻の「揚=稲荷」「巻=太巻」ということで、一種の駄洒落弁当だったようだ。まぁ、太巻きはでんぶや卵など色とりどりで美しいし、稲荷はてらてらとして食欲をそそる。バランスの取れた「美」は、江戸っ子にとって「食の花魁」と呼ぶに相応しかったのだと思う。お気に入りのスーパーはいつも旬や季節の節目の食べ物などをあしらった企画をやっている。「歌舞伎座がなくなるから助六出しました!」なんていうのぼりは一枚もなく、ただ助六を出しているところが、ちょっと意気に感じた。江戸の洒落がわかってるじゃん^^(ちなみに最終公演は団十郎が助六、玉三郎が揚巻を演じたそうです)
2010年05月01日
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