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昨夜は久しぶりにNHKの『プロフェッショナル』を見ました。プレゼンの極意、コミュニケーション、時間活用術、発想を生むオフィスと、仕事をする人にとっては、どれも参考になる内容です。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! デジカメを徹底的に活用し、それをプレゼンや情報整理に活用する人オフィスを整然と整理して、整理=発想 整理をすると仕事が凄く変わる というポリシーのある人いろんな方のそれぞれの仕事の仕方を見て、思ったのは、自分がどんな環境にいてどんな方法を取れば、一番発想が沸き、時間を効率的に使えるかをよく知っているということでした。整然としたオフィスで効率の上がる人、ゴチャゴチャしている方が落ち着く人イメージで考える人、言葉で考える人人には人それぞれのやり方があります。自分にはどんな環境ややり方が適しているのかそれを極めていった人たちが、際立った成果をあげる『プロフェッショナル』を見ながら、そんなことを感じていました。あなたはどんな環境にいると発想がわいてきますか?静かなところ?騒がしいところ?スキッと片付いているところ?ゴチャゴチャしてるところ?あなたはどんなやり方をすると考えがまとまりますか?イメージが浮かんだとき?とにかく文章をたくさん書く方法?人に話す?自分に合った環境や方法を見つけていってくださいね。ちょっと人のやり方もやってみてみると、自分に合う合わないが見えてきます。自分のやり方も、あれこれ試行錯誤しているとどんどん最適化が図れます。あなたの中にある「最高のパフォーマンスをあげる方法」を探求してみてくださいね。ベストライフ・コーチング
2006年06月30日

最近、NHKの連続テレビ小説「純情きらり」を楽しみに見ています。主人公/桜子と、恋人/達彦は、ともに音楽が大好きで、芸大に合格しますが、それぞれ家庭の事情から芸大での勉強をあきらめ、音楽のない人生を歩き始めます。達彦は味噌老舗の一人息子。父親の急逝で音楽を断念してしまいます。家を継いでほしかった母親は嬉しくてたまりません。達彦には家の格にふさわしい所からお嫁さんをもらい桜子には従業員のキヨシとの結婚話を持ちかけて、桜子もあきらめさせそうとします。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! そんなところへ達彦に赤紙が届きました。母親はうろたえ、達彦に見合いをさせようとしますが、達彦の桜子への深い愛情に気づきます。そして、達彦が心から音楽が好きで、ピアノを弾いているときがいかにイキイキとしていたか、ということにあらためて気づきます。あんなにまで頑強に反対していた音楽や桜子との結婚がいかに達彦にとって大切だったか、ということに息子が死と直面せざるを得なくなって初めて気づきました。私はこの場面を見ながら、いろんなことを感じていました。もし、明日死ぬということがわかっていたら、あなたは何をしますか?誰と残り少ない大切な時間を過ごしますか?この2つのことに母親はやっと気づいたのです。達彦を達彦らしく輝かせるのは店を継がせることではなくて音楽であり、達彦にとって最も大切な人は桜子であると。私たちは明日も生きているということを前提で生きています。そして、達彦の母親のように、役割からくる責任などで忙しく日々に追われ大事なことに目を伏せていることが少なくありません。けれど、あなたがもし明日で命がなくなるとしたら何をしたいですか?誰と話したいですか?あなたがあなたらしく最も輝いていたときはどんな時でしたか?本当はこういうことをもっとも大切にしていかなければなりません。時間管理の究極は、最も大切なこと以外はしないことです。大切なことを大切にして、あなたらしくワクワクしながら生きていくことがもっとも後悔しない生き方なのではないでしょうか。これらのことをじっくり考えていくのがソース・ワークショップです。あなたらしく輝く時がどんな時か、日頃はなかなか時間をとって考えたりできません。2日間、たっぷり時間を取り、今まであなたが夢中になったこと、理想的な未来について考え、話していきます。私はソースのプログラムに出会ってから、今まで自分の本質から離れたことに多くの時間を割いてきたことに気づき、これからは自分が自分らしくいられる時間をもっともっと増やして生きていきたいと軌道修正をすることができました。そんな気づきが得られる2日間です。あなたにお会いできるのを楽しみにしています。ソース・ワークショップ 7/22・23開催
2006年06月29日

夢の実現には、やはり健康な体が必須ですね。健康に気をつけてらっしゃる方は多いと思います。最近はデトックスについても何かと話題になっていますね。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 以前から知ってはいたものの、なかなか実践できていなかったことなんですが、『ナチュラル・ダイエット』にある「朝食に果物だけを摂る」ことを最近やっと実践しています。やり始めてみると、自然に快便になりました。これは、凄いなー!なんて、本を再読してみると、こんな風に書かれていました。―――――――――――――――――――――――――朝食に果物だけを食べる生活習慣を継続するだけで飛躍的に健康になる体内の老廃物と食べ物のカスを効率的に排泄するには大きなエネルギーが必要普通の朝食を摂ると消化のためにエネルギーが使われ排泄にまわらない―――――――――――――――――――――――――果物は食物の中で唯一、胃の中で消化する必要がないもので、朝の四時~正午までの排泄タイムに、排泄のエネルギーを確保するには、果物だけの朝食が効果的なんだそうです。本を読むときは、他の本でもそうですが、なるほど~!なんて感心しても、なかなか実践に結びつきませんね。この本を最初に読んだときも、すぐに継続した実践には結びつきませんでした。ところが、朝食を果物だけにすることを実際に続けてやってみると、本当に“体のデトックスができている~!”という感覚が得られました。この本は、「生命力のある水」、「適切な食べ物の組み合わせ」とこの「朝食は果物のみ」の3つを伝えています。そして、なんと“他の2つができなくても、この「朝食は果物のみ」をするだけでエネルギーが満ちてきます“、と書かれています。私は「朝食は果物のみ」「水をできるだけ多く飲む」「動物性たんぱく質はできるだけ摂らない」を実践していて、この本で伝えていることでやれていることは、「朝食は果物のみ」ですが、本当に体に毒素がたまらなくなっているような爽快な感覚が生まれてきました。健康に感心のある方は、この本を読んで、一度やってみてくださいね。一読の価値あり、実践の価値ありの本でしたよ。ベストライフ・コーチング
2006年06月28日

昨日も、親子の関係について書きましたが、親から「愛されたい」という欲求を満たしていないと、子供は「もっと僕(私)を見て」という行為に自分の全エネルギーを注ぎます。この根源的な「愛されたい」というニーズを満たして、初めて、人は自分の価値(=本質)を活かすことができるようになります。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 久しぶりに小林正観さん・中村多恵子さんが書かれた『天才たちの共通項』を再読して、さらにその想いを強くしました。天才、と呼ばれる人たちには、「自分の子供をありのまま受け止める(親の意のままに矯正しようとしない)愛情を注ぐ子供の好きなことを応援する」親がいた、というのが共通していました。それは、両親でなくても、片親だけでもいいのです。エジソンはその典型でした。小学校にあがって、やたら「なぜ?どうして?」と教師に訊ねるエジソンはなんと、入学3ヶ月で退学させられてしまいます。父親も、エジソンは変わり者だ、と世間の人と同じような目で見ますが、母親だけは違いました。母親はエジソンの教師となり、エジソンが興味を持つのは何かを観察し、そのときどきに必要な書物を与えて、勉強を進めました。母親からのたっぷりの愛情を受けながら、エジソンは読書に目覚め、片っ端から本を読んでいくようになります。新渡戸稲造の『武士道』まで読んでいたというくらい、あらゆる分野の本をむさぼるように読みました。母親は地下にエジソンのための研究室を作り、そこで思う存分、実験ができるようにしました。エジソンは、先生から認められず、父親からも変人扱いされましたが、「愛されたい」という根源的なニーズを母親からの愛情で満たすことができ、本来のエジソンの価値にフォーカスした母親の教育が、エジソンの「探求する、創造する」という価値に灯をつけてくれました。「自己実現」は、「その人の価値を存分に活かす」と言い換えてもいいと思います。イチローは、「その分野を極める」マザー・テレサは、「奉仕する」という真の価値を発揮しています(いました)が、誰にでも何かの価値が眠っています。子供のいらっしゃる親御さんへどうぞお子さんのやりたいことをそのまま受け止めて、応援してあげてください。私の息子は弓道ばかりして、少しも勉強をしないので、最初のうちは親として気が気ではありませんでした。「勉強が学生の本分」という考えがどうしても頭から離れませんでした。でも、子供が一生懸命になっていることを否定していることは、子供自身を否定することにつながりはしないだろうか、勉強の良し悪しで息子を見るということにつながりはしないか、と考えました。私自身が子供だったころの気持ちも見つめてみました。そして、子供の弓道好きを応援しようと決心しました。私が一旦、部活について応援する立場を取るようになってから話好きの息子はさらにいろんなことを話すようになりました。弓道を通して他校の人たちとも交流があり、部活でのトラブルやその解決から多くのことを学んでいる様子を、私は会話を通して知ることができるようになりました。反対の立場でいたら、こんな会話はなかっただろうと思います。勉強も部活で疲れると家で寝てしまうことが多いので、授業に集中するようになってきました。どうぞ子供のやりたいことを応援してあげてください。子供が自分の価値を自ら見出していく日が必ずやってきます。親が子供のやりたいことを応援してくれていると、自分の意志や気持ちを大事にする人になっていきます。ことごとく反対していると、自分の意志や気持ちを表さないような人を育ててしまいます。コーチングを通して、大人になった人たちのビリーフ(思い込み)やニーズを知れば知るほど、その想いが強くなってきました。どうぞ子供のやりたいことを応援してあげてください。子供が自分の価値を自ら見出していく日が必ずやってきます。ベストライフ・コーチング
2006年06月27日

いくつになっても親子関係は、潜在意識に大きく影響を与えていると、自己基盤編の講座をしながら強く感じました。「強くあらねば、効率よくあらねば、というビリーフ(思い込み、信じ込み)は、実は、親からの愛情をもっともらいたいがために自然に出来上がったものだったんだと気がつくことができました。そして、それはいつもニーズ(欲求)として私を駆り立て、一人で頑張る私ができあがったんだなあと。大きな発見でした。」「年の差があまりない兄弟・姉妹の中で、長子として育ち、自分も同じように幼くて、弟や妹たちと同じように甘えたかったのにそれができなかった。素直にふるまえなくて、自分の気持ちを抑えるようになっていった。」あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 大人になって、仕事で忙しかったりすると、自分のことを振り返る時間がなくて、親から受けている影響について考えたりする暇がありません。もう大人ですし、今更親からの影響?そんなことはないでしょう。と感じます。いえ、親から受けている影響は本当に大きいのです。みんな、昔は子供でした。子供の頃は、親は大きな存在でした。親がいなければ、小さい子供は生きていけません。親との関係の中で、自然に無意識の中にいろんな思い込み(ビリーフ)ができあがっていきます。Aさん 「普段のお父さん、お母さんは大好きなのに、ときどき、とても怖かった本当に怖かった 怒られるのが怖かっただから親に怒られるようなことは、やりたいことでも、しないようになった」Bさん「自分のやろうとすることは、いつも心配して反対されたいざやり始めると、なんだかんだ言って途中で止めさせられた応援してもらった記憶がない」Cさん「いつも弟ばかり可愛がられたような気がしていた母は同じように愛してくれたけど、父は好き嫌いが激しくて、私より弟が好きなんだといつも感じていた」Aさんは、なんでも普通にすること、無難にすることが信条となりました。大人になって、親の面倒を見てあげるような立場になってもそれは変わりません。Bさんは、自分がやりたいことをやろうとするとき、とても怖さを感じます。もう親は、大人になったBさんに口出しはしないのに、自分のやりたいことを反対されてきた経験が、Bさんを挑むことに怖気づくタイプにしてしまいました。Cさんは、ときどきふっとしたときに寂しい表情をします。今でも父親に心から愛されたとは信じられないでいます。自分の幼い頃の親との関係が、どんな風に自分に影響を与えたかといろんな場面を思い出すことを丁寧にやっていくと、自分のことが本当によく理解できるようになります。そして、幼い日の自分、親に愛されたいのに上手く表現できなかった自分、いろんな自分が見えてきます。そんな幼い日の自分を、よし、よし、と抱きしめてあげてください。もう、大丈夫だよ。遠慮しないで言いたいことを言ってごらん。やりたいことをやってごらん。もう大丈夫なんだよ。幼い日の自分を抱きしめてあげたら、今まで潜在意識にあったあなたの思い込みを書き換えてあげましょう。もう強くなくてもいい ときどき弱音を吐くあなたでいいやりたいことをやってごらん もう親の許可はいらないのよ親も神様じゃない 子供たちを同じように愛せなかったかもしれないでも今はあなたがあなたを100%愛せばいい愛はあなたの中にある親と子の関係の影響は、子供がおじいさん、おばあさんになる年になっても続いているものです。それに気づき、あなたを解放してあげてください。あなたはあなたのままでいいあなたのやりたいことをやりなさい愛はあなたの中にある受け取ってから与えるんじゃない与えてから受け取ればいいあなたはあなたのままでいいベストライフ・コーチング
2006年06月26日

今日は、自己基盤編の最終回でした。最後にアンケートを書いていただくと、『未完了』が一番印象に残った、という方が多いのに驚きました。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ・ 未完了を完了させることによって、心のストレスが減りました。・ 日々の中にあふれる未完了を一つずつなくすようにしていきたい。・ 未完了を完了させていくことが自分のエネルギーアップにこんなに 役立つとは思ってもいませんでした。・ 自分の未完了を洗い出すことで、生活が変わるのを実感しました。 どんどん未完了を減らしたいと思います。・ 家の片付けとか、やりかけの仕事の未完了が残っていると、 目標達成に大きく関係してくる、というのは凄い発見でした。・ 未完了はわかりやすく、また、現実に自分を追い詰めるという ことがよくわかりました。など、未完了に関するコメントがとても多く、一人一人に未完了が大きく影響していたんだということを実感しました。未完了については、 「面倒くさい、いつかやろう、見なかったことにしよう」 を溜め込んでいると未完了を書き出すと、完了につながるに詳しく書いていますので、よろしければご一読ください。『未完了』はこの講座の第一回目に取り上げ、リストアップをしたあと、皆さんそれぞれ講座中に未完了を完了させることに取り組まれました。そして、ストレスが減った、エネルギーがアップした、生活が変わった、追い詰められなくなった等の効果が上がったようで、こんなに大きな効果や変化があったことに、開催した私自身がびっくりです。未完了を溜めていることが、とてもエネルギーを消耗させている証拠ですね。あなたも単純な未完了のリストアップをしてみませんか?そして、それをどんどん片付けてみましょう。本当にスッキリして、「今」に集中できるようになりますよ。未完了をたくさん抱えていると、楽しいときも「家に帰ったらあれをしなきゃ。これもしなきゃ。」とその場を楽しめなくなります。未完了に取り組み始めると、講座生の方々にあった効果が、あなたにも起きるようになります。まずは、リストアップからやってみてくださいね。このリストを書いただけで、意識が高まるので、ちょっとした隙間時間に、取り掛かったりするようになります。いつもだったら、見てみぬ振りをするのを、パッと手を付けるようになってきます。すると、スッキリする、気持ちよくなるという感覚が味わえるので、また、次の未完了に取り掛かり始めます。未完了リストは1ヶ月に1度は書いてみると、効果絶大!です。べストライフ・コーチング ホームページへようこそ
2006年06月24日

頭の中で大きな塊になっていること例えば、○○教室を開きたい○○関係の仕事がしたい留学がしたい などを大きな塊のまんまで、「どこから手をつけていいかわからない。」と感じて、なーんにもしないまま、そのまま時間が過ぎていったという経験はありませんか?あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 大きな塊のままにしておくと、時は流れるままになってしまいますね。例えば、アロマ関係の仕事がしたいなーと漠然と考えているだけだと塊のままで、変化は訪れません。そんなときは、アロマ関係の仕事について何でも知っている架空のアロマ・マスターを空想してみてください。もし、その人があなたの前にいて、何でも答えてあげるよ、と言ってくれたら、何を訊きますか?まずはそれを考えてみましょう。アロマ関係の仕事って具体的にはどんな仕事がありますか?資格は必要ですか?資格にはどんなものがありますか?その勉強にはどれくらいの時間が必要ですか?勉強方法にはどんな方法がありますか?学校がありますか?・ ・・・と、もっともっとたくさんの質問を考えてみます。すると、あーら、不思議!「自分がわからなかったことって、こんなことだったのね。こんなにたくさん分からないことばかりあったから、なんだかとても大きな塊のままだったのね。」と気づくことができます。実はそれらの質問には、架空のアロマ・マスターが答えるのではなくて、自分で調べられるものがほとんどです。わからないものは、誰に訊けばわかりそうなのかを考えます。実は、質問を作ることが、とても大きな行動なのです。何がわからないのかが分かれば、半分は解決したようなものです。質問ができれば、塊は小さくほぐれ始めます。ほぐれたら、手を付けていくきっかけが生まれます。少しずつ手を付けていくと、確実に塊はほぐれてきて、最後にはスルスルッと一本の糸のようにすべてが繋がってきますよ。架空の○○・マスターにする質問、あなただったら何と質問しますか?コーチング講座 自己基盤編
2006年06月22日

少しご無沙汰していました。なんだかんだと疲れが溜まっていたので、こんなときにブログを書くと、疲れ波動を伝えてしまう、なんて思ってお休みしていました。自分のコーチにペラペラといろんなことを話していたら元気になってきたので、また、復活です。ここ2,3日はできるだけ休憩を取りながら過ごしていましたが、以前の私は、休憩をしていると、怠け者になったような気分になって、休憩を存分に満喫できないタイプの人でした。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 休憩しているときは、心身脱力して、リラックスした状態でボーっとしているからこそ、リフレッシュできて、休憩の意味がありますよね。それなのに、体は休めてても、頭は少しも休んでなくて、「あれもしないといけないのに、ああ、ここで休んでいては。 どうして頑張れないんだろう。」なんて考えていたりしていました。実は、こういう人は、「楽しんだり休憩せずに、いつも頑張っているのがいいことだ」という思い込み(=ビリーフ)を持っている場合があります。母が「今日出来ることは今日のうちにやってしまいなさい。」とよく言っていたので、いつのまにか、このビリーフが私の中にできあがっていたようです。しかし、このビリーフを下記のように書き換えると、休憩を、心身リラックスした本当の休憩にすることができるようになります。「頑張ることはいいことだけれど、ときには休憩することがもっと大事。」休憩も大事なんだ、と最初は言い聞かせるようにして休憩をとることからスタートすると、そのうち、“ああこの休憩は私のために大切なんだ~。最近、よく頑張ってたよね。疲れるのも無理ないよ。よくやったね。”と心底思えてくるようになります。ハンドルに遊びがなかったら、高速道路の運転って怖いですよね。遊びの部分があるから、ハンドルの向きを余裕を持って変えることができます。堅苦しいビリーフ、窮屈なビリーフを、遊びの部分を持つ柔軟な、臨機応変に対応できるビリーフに書き換えることができると、生きるのが楽になってきます。私にはどんな思い込み(=ビリーフ)があるかなとちょっと考えてみてください。完璧でなければならない強くなければならない効率よくなければならない頑張っていなければならないなんていうところ、ありませんか?ちょっとでも思い当たったら、それを柔軟なビリーフに書き換えてみませんか。最初は慣れないので、居心地はいまひとつです。例えば、完璧を目指していた人は完璧じゃないことに居心地の悪さを感じるのは自然なことです。なんだかこれで提出してしまったら怖いという気さえします。けれど、「Quick & Dirty」でOK、というビリーフに書き換えて、最初は無理やり慣らしていってください。完璧を目指すことはいいことだ、けれど、Quick & Dirtyの方が大事なときがある、今はそのときだ! さっさと企画書をとにかく出そう!!と頭を切り替えていくことが、だんだんとできるようになり、実際にその方がうまくいくケースを何度も経験するうちに、ビリーフが本当に書き換えられていきます。窮屈なビリーフを、あなたを楽にするビリーフに書き換えてみてくださいね。そして、少しずつ慣らしていってください。だんだんと楽になって、生き易くなってきますよ。ちゃんと休憩できた私は、元気になってきました!体を休めるだけじゃなく、誰かに心底聴いてもらうと元気になるというのも実感です。ありがとう!My Coach!コーチング講座 自己基盤編
2006年06月21日

今日は、基盤編の講座をしてきました。テーマは「ニーズ」です。食べ物や水、住まい、服など生きていくのに必要な物質だけがあれば、私たちはそれで幸せに生きていけるか、というとそうではありませんね。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 心の欲求(=「ニーズ」)が満たされないと、満たすための行動を無意識に起こしてしまいます。幸せに生きていくには、ニーズを満たしてあげるのが必要です。例えば、「愛されたい」というニーズを強く持っている子供は無意識のうちに親の気を引く行動をとったり、心配させたりしてしまいます。そこで、親が振り向いてくれて、愛を感じると、ニーズは満たされて気を引く行動はしなくなります。ところが、それが感じられないと繰り返し同じ行動をし続けます。本人は、親の気を引こうと考えて行動しているわけではありません。無意識のうちにやってしまう、という状態です。こんな風に、満たされるまで無意識に行動に駆り立てさせるものがニーズです。こんなに人を行動に駆り立てるものなのに、無意識のうちにしているので私たちは自分のニーズになかなか気がつきません。頼まれもしないのに自分のことは後回しにして、人に役立つことを一生懸命したり、役立つような情報提供をしたりする人は、「感謝されたい」というニーズを持っています。このニーズを持っている人は、「ありがとう」という言葉を聞くまではニーズを満たすことができず、上記の行動を何度も何度も繰り返して、自分を消耗させてしまいます。それなのに、自分に「感謝されたい」というニーズがあるということをなかなか気づくことができません。「ありがとう」と言ってもらえない時は、悶々としていたり、なんとなく不満感があります。そんなとき、「どうして私は今、こんなに悶々としてるんだろう?」と自問自答することが、自分のニーズに気づくチャンスです。自分のニーズに気づいたら、「ああ、私って、感謝されたいんだな。そうなんだなあ。よし、よし。」と自分のニーズを頬ずりするような感じで大事にしてあげてください。どうかすると、それだけでニーズに駆り立てられる割合が減ってきたりします。人生を豊かに過ごせるかどうかは、ニーズを満たしてあげて、ニーズに使っていたエネルギーを、自分が大事にしたい価値に基づいた行動に使うことです。そのためにも、自分のニーズに気づくというのは、大きな人生の転換点にもなります。私は「いい人でありたい」というニーズに気づいて、それに伴う思い込み(=ビリーフ)を書き換えたことで随分生きやすくなりました。なんだかイライラする、不満がある、悲しくなる、思ってもない行動をしてしまうそんなときは、どうして?と自問自答してみてください。それが、自分のニーズを知る最初の一歩です。コーチング講座 自己基盤編
2006年06月17日

家の近所のガソリンスタンドに、最近足が遠のいています。というのも、「オイル交換はいかがですか?」「タイヤが磨り減ってますよ。」と、必ず売り込みをされるからです。感じはいい従業員さんたちですが、「いえ、今日はいいです。」と受け答えするのが面倒に思えて、つい別のGSへ行くようになりました。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! そこは、家から少し遠いのですが、とても従業員さんたちがさわやかなので、どうせ入れるならあそこにしよう、と足が向きます。そのGSに入ると、どの従業員さんもとてもさわやかな笑顔で車を誘導し、窓を開けると、またさわやかに「こんにちは~!」と言われます。まるで某飲料メーカのCMに出てくるような笑顔です。そして売り込みはされずに、ゴミ集めや窓拭きなどを気持ちよくテキパキとしてくれて、その態度にこちらまで気持ちよくなってきます。「陰徳」という言葉がありますが、人知れず徳を積むということが本来の意味だと思います。しかし、最近、「陰徳」ってもっと身近にできることではないかと思うようになりました。小林正観さんが、愚痴・泣き言・不平・不満・悪口を言わずに、ありがとうと言い、嬉しい・楽しい・幸せな気持ちでいなさい、とおっしゃっていますが、一番身近にできる陰徳ってこのことではないかと。愚痴・泣き言・不平・不満・悪口は毒素を吐いているようなものですね。周りの人も嫌な気持ちになるし、自分の体も傷めそうです。ところが、嬉しい・楽しい・幸せな気持ちでいるだけで、周りにその気持ちが伝わり、周りの人も幸せな気持ちになったりします。徳を積んでいますよね。「顔施」という言葉がありますが、笑顔でいることが施しをしていることになるという意味ですが、あのGSの従業員さんたちは、顔施をしているなと感じます。作り笑いではない、さわやかな笑顔なので、本当に気持ちよくなります。人知れず、公園のゴミ拾いや公衆トイレの掃除をしなくても、身近な「陰徳」を積む方法 =愚痴・泣き言・不平・不満・悪口を言わずに、ありがとうと言い、嬉しい・楽しい・幸せな気持ちでいることこれを心がけると、私が自然に笑顔にあふれたGSに行くようになったように、「陰徳」を積んだね、と神が応援してくれるようになるのではないかと思います。身近にできる、とは言っても、いつもこれを心がけようとすると、結構難しいですね。けれども、心がけているだけで違ってくる、そして、少しずつ板についてきて、しばらくすると随分変わってくるのではないでしょうか。心がけて笑顔でいるそれだけであなたは陰徳を積んでいます。コーチング講座 自己基盤編
2006年06月16日

『あなたは絶対!運がいい』という本はずっとロングセラーを続けているので、お読みになっている方も多いと思います。この本を書かれた浅見帆帆子さんは、本を書いた当時はなんと24歳。24歳なら、”私のような若造が本を書くなんて・・・。“と尻込みしても不思議ではありません。というよりも、尻込みする人の方が多いだろうと思われるくらいです。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 当時、彼女はイギリス留学から帰ってきたばかりで、就職先が決まっておらず、就職先で活躍する友人たちを見て、とても焦ったそうですが、いろいろ考えても始まらない、とにかく目の前のことを精一杯やろうと考えて、目の前の家庭教師の仕事を、どんな風にしたらと成績が伸びるかと取り組んでいたそうです。そうしたら、たまたま生徒さんの親御さんから頼まれて出かけて行った所が、出版社で、そこで、いろいろ話していたら、“面白いですね。本をだしてみませんか?”とオファーをいただいた、と信じられないような本の出版のきっかけです。彼女の考えでととても感心したところは、 こんな風になりたい と思うと、同時に こんな風になれなかったらどうしよう?と考えてしまうので、 絶対上手くいく!と知って安心して、目の前のことに力を注ぐ、というところです。絶対うまくいく!と「信じて」、ではなく、「知って」、というところがミソですね。「信じて」、というと、どこかで信じていない部分が出てきそうですが、「知って」、だと、安心感が全然違ってきます。うまくいかない状態をまったく想像しない状態ですね。多くの人は明日死ぬかもしれない、と思って生活はしていません。本当は、事故などでいつ死を迎えることがあっても不思議ではありませんが、病気と闘っている場合などを除くと、明日も生きている、ということに関しては、多くの人が「信じて」ではなく「知って」いる状態で過ごしているのではないでしょうか?自分の夢に関しても、絶対上手くいく!と「知って」いることが無駄なエネルギーを使わないコツです。こんな風になりたい と思いながら同時に こんな風になれなかったらどうしよう?と思うというのは、もうそれだけで、頭の中が混乱して、エネルギーを消耗しそうですね。何も行動を起こさなくても、考えるだけで疲れてしまう状態です。何にも心配ない 絶対上手くいくと「知って」、目の前のことに精一杯力を注ぐこれが上手くいく秘訣だなと感じます。平易な言葉で分かりやすく書かれていますが、奥の深い本です。コーチング講座 自己基盤編
2006年06月15日

何かに駆り立てられるように動いてしまって、なんだか疲れたという経験はありませんか?私は以前の仕事でこんなことがありました。頼まれもしないのに、上司の仕事のための資料を集めたり、他部署の人へやたらメールで情報提供していたり・・・。実はこれは「感謝されたい」というニーズが私の中にあったからなんです。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ニーズというのは、水や食べ物、空気など物的に必要なものに対して、心が必要としているものを言います。欲求という方が分かりやすいかもしれません。私たちはニーズがあると、無意識のうちにそれを満たそうとして行動してしまいます。その行為が上手く働いて、ニーズが満たされると気分がいいのですが、満たされないと、イライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。実は、このニーズは、とても分かりにくいものです。誰でもニーズを持っているのですが、人は、~して欲しいとか、人に~な人として思われたい、というような欲求が自分にあるなんて感じたいと思っていません。見ようとしません。だから普段はほとんど気づかないのです。しかし、ニーズは満たされようとして無意識のうちに人に行動を起こさせます。そして、時には私たちの人生を疲弊させたり、どうかすると台無しにさせたりします。だから、自分のニーズに気づくというのは、肩の力を抜いて心平和に過ごすために、とても大切なことです。それにはどうしたらいいのでしょう?まずは、自分が不満に思っているとき、イライラするとき、悲しいときなどに、どうなっていれば満足?どうだったらイライラせずに平和な気持ちでいれる?どうだったら嬉しい気持ちでいれる?と考えてみます。そうすると、少しずつ自分のニーズが見えてきます。そして、例えば“ああ、そうなんだね。感謝されたいんだね。”と自分のニーズがわかったら、そのままの自分を受け容れてあげるのが最初のステップです。私は、ニーズのことを知り、自分には「感謝されたい」というニーズがあることがよくわかってからは、駆り立てられるように動いてしまう、という頻度が減ってきました。気づいただけで、ある程度、自分でコントロールできるようになったんですね。それでも、相変わらず動いてしまう、というときもありましたが、今は、クライアントさんや講座生の方々から“ありがとう”と言っていただけ充分に「感謝されたい」というニーズを満たしているので、このニーズはすっかり大人しくなっています。コーチング講座 自己基盤編では、ニーズについても扱っています。ニーズに対応できるようになると、本当に自分が大事にしたいことにエネルギーを注げるようになりますよ。
2006年06月14日

よく「教えることが一番の学びになる」と言いますが、最近、それをとても実感しています。コーチング講座 基盤編を始めて、ずっとテキスト作りをしていますが、自分で理解しているレベルと人に教えるレベルは違う、ということがよく分かります。自分ひとりで理解していればOKの状態は、案外適当に理解している状態なんだということがわかってきます。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 人にわかりやすいように伝えるにはどうしたらいいだろう?とアンテナが立ちだすと、参考にする資料の読み方も変わってきます。必要なところだけの拾い読みが本当によくできるようになります。フォトリーディングを学んだのに、最近ベタ読みが多いなあと反省気味でしたが、目的があると、フォトリーディングを意識しなくても、拾い読みで読んでいる自分を発見します。また、テレビの解説者の解説の仕方なども注意して見るようになりました。初めての人にわかりやすいように伝えるのにどんな工夫をしているのかしらと思いながら見ています。自分の中では当たり前になってしまっていると、初心者の人がどこで分かりづらくなるのかという感性が鈍ってしまったりしますが、その感性を鈍らせては、分かりやすい伝え方はできませんね。初めての人でもわかるかしら、進め方が速すぎやしないかしらとそのあたりを考えながら、テキスト作りを進めています。実は、こういったこと全てが学びです。理解が深まります。自分がわかっているつもりであやふやだったところも見えてきたり、逆によく理解できているところも分かります。教えることは、学びをシェアすることであり、シェアすると喜ばれ、その人の役に立ててもらうことになる、と教える利点はたくさんあります。そのような機会を持たせていただいていることを有難いと噛みしめている毎日です。コーチング講座 自己基盤編
2006年06月13日

ジム・ローンさんの講演を聴いた友人が教えてくれた話です。「自分で考えて選ぶ。答えを何度も選び続ける。 常にもう少しいい考えはないかと賢いアイディアを 考え続ける。体験から学び続ける。良いことからも 悪いことからも学ぶ。他の人の体験からも学ぶ。 自分の記憶を信用せずに、毎日記録していく。」あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 人前でいろんな話をさせていただくようになって心がけていることがあります。それは、例えの話を準備するということです。あるメッセージを伝えるのに、「例えば、こんなことがあります。」と、例えることができると、メッセージがより伝わりやすくなります。できれば、その例え話は3個から5個あるのが理想です。例えば「先に与えると、さらに大きなものを受け取ることができる。」というメッセージを伝えるときに、「白菜をたくさんいただいたので、それをお隣の奥さんへおすそ分けしたら白菜漬けになって戻ってきました。」という身近な話から、「私が聞いたばかりの素晴らしい話を友人にしたら、その友人はそれに似た話にこんなこともあるわよ、と教えてくれて、さらに理解が深くなりました。」、「ブログに書いたことがキッカケでいろんな方からコメントをいただき、そのコメントの中に私がずっと探していた情報があったんです。」などの例えを入れると分かりやすくなります。ところが、それがわかっていても、例え話を準備するのはそんなに簡単ではありません。本に載っていた話、人から聞いた話でも、もちろんいいのですが、できれば、自分が体験した話を準備したいものです。なぜならそれが一番リアルに状況や感情までを伝えることができるからです。なのに、記憶に頼っているばかりだと、なんとも情けないことにちっとも出てきません。”何かあったような気がするけど何だったけー。“となってしまうのです。ところが、記録をすると、それが後に例え話として活かせるようになります。また、どんな感情が動いたかと記録するとEQを高めることができます。この経験から何を学ぶことができたかまで考えると、小さな経験からでも実にいろんなことを学ぶことができます。例えば、私は子供が小さい頃、朝保育園へ預け、仕事して、迎えに行き、夕飯を作り、お風呂に入れて・・と忙しくバタバタと生活していましたが、子供の送り迎えだけは手をつないでゆっくりと歩いて、子供との時間を楽しんだという経験があります。幼い我が子と一緒にいる時間は、もう2度と戻ってこない大切な時間と感じていたので、どんなに忙しくても、その時間だけはゆっくりと楽しむことができたのですが、この経験は、「自分が本当に大切にしたい価値が分かっているとその価値を大事にすることができる」ということを教えてくれました。本当に些細な日常にある小さな経験です。見逃してしまうようなことです。しかし、注意していると、“なぜ、あの時間だけはゆったりした気分になれたんだろう。”ということに気づきそこから学ぶことができます。体験はいろんなことを教えてくれます。そしてそれを記録していると、人に話をシェアするときにとても役に立ちます。記録を続けていると、感性が高くなり、思考も深まり、人の意見に左右されずに、自分の感性や意図から物事を決めることができるようになります。日々の体験を大事にして、それを記録するこのことはあなたの心の財産になります。2,3行でも構いません。今日はこんなことがあった、と記録しておくとあとで思い出すことができ、それから発想を拡げることができます。スケジュール帳の端にでも、心に残ったことを記録してみませんか?あなたの心を豊かにしてくれるきっかけになりますよ。コーチング講座 自己基盤編
2006年06月12日

とってもくだらないことですが、What do you mean? を発音してみると「は?どういう意味?」と聞こえませんか?これって、意味も同じで凄い偶然!・・・なーんて。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! えー、さてさて、今日は先日に引き続きビリーフのお話です。ビリーフとは思い込み・信じ込みのことを言います。私の母は、「今日出来ることは今日中にしてしまいなさい。」とよく言っていました。朝から夜寝るまで、いつも体を動かして働き者の母でした。母の口癖や母の行動をつぶさに見てきた私に、その母の言動はどんな影響を与えたでしょうか?私は、「頑張ることはいいことだ。」というビリーフをいつのまにか持っていたようです。「頑張ることはいいことだ。」というビリーフは、同時に「楽しんだり休んだりしてはいけない。」というビリーフを私の中に作り上げました。楽しいことをしていると、なんだか居心地の悪さを感じて、他にしないといけないことがあると感じてしまうところがありました。今は、このことをはっきり意識できていますが、通常はビリーフは無意識の中にあるのでなかなか気づくことができません。自分のビリーフが何であるか、わからないことが多くあります。自分の中ではあまりにも当たり前になってしまっているので気づけないんです。私がこんなビリーフを持っていたなんて、5年ほど前までは、ずーっと気づかずにいました。それでは、なぜ、私は気づけたのでしょうか?「あのさあ、お母さんって、いつも“今日出来ることは今日しなさい”って言ってたじゃない。でも、子供のころ、その言葉を聞くたびに“明日に延ばせることは明日にしてもいいじゃない。楽しめないじゃん。”っていつも思ってたんだよね。」と言った妹の言葉がきっかけでした。母の言葉をそのまま素直に信じていた子供の頃の私と、母の言葉をそうかな?それって本当?と感じていた妹の感性の違いに、私は思わず“へえ~。そんな風に感じてたの・・・・!!”と絶句してしまいました。さて、この二人の違いは、どんな行動の違いとなっていたでしょうか?例えば、旅行から帰ってきたとすると、必ずバックの中身をその日のうちにきれいにしていました。どんなに疲れていても、洗濯物を洗濯機へ入れたり、洗面具も元の位置に戻したりしていました。 “今日出来ることは今日のうちにやってしまおう”というビリーフを母だけでなく私自身もしっかり持つようになっていました。ところが、ハテナ?と感じていた妹が旅行から帰ってきた場合はどうだったでしょうか?あーだった、こーだった、と話ばかりをして、いっこうに片づけしようとはしません。「バック片付けたら。」と言っても「明日するから。」と言ってニコニコしています。妹には“明日できることは明日しよう。楽しむことが先。”というビリーフが出来上がっていたんですね。妹の言葉がきっかけとなって、自分のビリーフを発見した私は、「そうよね。今日やれることを今日中に、と思ってたら、今を楽しむことから遠ざかっちゃうよね。今日中にやらなければならないこと以外は、明日やってもいいわけだし。今を楽しむことの方が大事だよね。」と気づけたのです。私のビリーフが自分に枠をはめている非合理的なビリーフと気づいてからは、合理的な妹のビリーフの方に切り替えることができるようになりました。とはいってもビリーフは根強く、朝から夜まで何かをやってるところはあまり変わっていませんが、意識は確実に変わってきました。そうすると、「今を楽しむ」ことを自分に許すようになったんです。これは、大きな違いでした。昔のように“他にしないといけないことがある”と居心地の悪さを感じることがなくなってきました。「今を楽しむ」ことは、時が経てば経つほど大きな価値を持ってきます。「あのとき、皆でワイワイやったの、楽しかったよね。」「あんなに没頭して時間を忘れていたのってなかったなあ。」「あの時はおなかの底から笑って、本当におかしかったよね。」こんな思い出は本当に素敵な思い出です。学生時代、夜遅く河原で花火をして、バカ騒ぎをして、おなかが痛くなるほど笑った思い出は今でもキラキラと輝いています。もし、非合理的なビリーフで自分自身をがんじがらめに縛り付けていると、こんな思い出をたくさん作り出すことは出来ずじまいに過ごすことになってしまいます。非合理的なビリーフに気づき、それを合理的なビリーフに書き換えることができると、自分を制限していた枠が取れて、伸び伸び感がでてきます。可能性が拡がっていきます。自分の人生を満喫するようになってきます。自分がどんなビリーフを持っているのかを探り、それを書き換えていくということがとても大事なんですね。基盤編ではこのビリーフについても扱っています。興味を持たれた方は、お気軽にご参加ください。次の日程が決まり次第、HPにアップします。
2006年06月09日

私が自分のコーチに、1週間に1度はメルマガが出せるようにしたい、こんなことをしたい、あんなことをしたいと話をしていたときのことです。コーチが“「自分のビジョンを見直す」というのも定期的にやったら?”と提案してくれました。日々のやることに目が向いていて、将来どんな実を実らせたいと思っているのかについては目が向いていなかったとハッとしました。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 「ああ、いいですね。」と答えると、「具体的にはどうやって自分のビジョンを見直す?」と訊いてきます。「そうですね。理想の5年後を書き出すとか、未来日記を書いてみるとか。他にも方法あるかな・・・。」と答えて、やり方を考えておくことにしました。セッションが終わり、未来日記もいいけれど、書き出すと時間がかかるしなあ、なんかいい方法ないかなと思っていると、友人が送ってくれたプロコーチ対象の小冊子にヒントがありました。送ってくれたばかりの小冊子を早速読んでみると、いい案が浮かびました。いくつかの未来へ向けての質問を自分に準備する、という方法です。例えば、あなたはコーチングを通じてどんなことを生み出したいの?というような質問をいくつか考えておいて、それに定期的に答えていくというものです。1ヶ月に1度、ビジョンを明確にする質問に自分で答えるということを継続してやっていくと、ん~!これはいい!なんて、一人で悦に入りました。けれど、これは自分ひとりでは気づけないことでした。コーチがひとこと、「自分のビジョンを見直す、というのも定期的にやったら?」と提案してくれたことがキッカケであり、「具体的にはどうやって自分のビジョンを見直す?」と具体的な方法を探る質問をしてくれたからです。そのことで私にその答えを探そうとするアンテナが立ったんですね。ビジョンの見直しのいい方法ってないかなと。そして質問集を作ってみる、という方法が思い浮かびました。人から教えてもらった方法ではなく、自分でどうしたらいいだろうと探して得たものは、問題意識が違います。違う視点を送り込むクライアントが自ら学習して自分の人生を切り開いていくサポートをするそれがコーチの仕事です。私のコーチにはいつも随分と助けられてきていますが、今回も違う視点を送り込んでくれました。スポーツ選手には監督やコーチがつきます。走ったり、蹴ったり競技をするのは選手本人ですが、本人がコーチをつけずに一人で前進していくのは相当至難のわざです。自分がどんな風にプレーしているのか客観的に見えなかったり自分のプレーについて、とことん話す相手がいないので、考えがまとまらずどんな練習を優先させればいいのか、先が見えなくなったりします。人生もそれと同じです。自分ひとりで走るのではなく、コーチが帆走してくれればちょっと視点が狭くなってませんか?と言われてハッとなったり、具体的にはどうするの?と未来をシュミレーションしたり、そして何よりも話をじっくり聴いてくれることで、考えがまとまってきます。コーチングは受けてみないとその良さがわかりません。体験コーチングを受け付けています。お気軽にアクセスください。
2006年06月07日

子供のときによく親から言われた言葉ってありませんか?私は母からは、 今日出来ることは今日のうちにしなさい父からは、 感情的になるな 冷静でいろ 食べていくのはそんなに簡単なことじゃない等とよく言われていました。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!!子供の頃は、親がいないと生きていけないわけですから、親は絶対的な存在ですね。だから親の言っていることを気づかないうちに信じ込んでしまうということが自然に起きてきます。私の場合、父に口ごたえするというのは怖かったせいか、父の言うことをそのまま疑いなく信じているようなところがありました。ああ、感情的になってはいけないんだな生計を立てていくというのはそんなに難しいことなんだと、無意識に信じていたところがあります。こんな風にいつのまにか信じ込んでしまっているようなものを「ビリーフ」と言います。私たちはいろんな「ビリーフ」を持っていますが、意識できてはいません。あなたはどんな「ビリーフ」を持っていますか?・・・と訊かれても、すぐには答えられないですよね。そんな風に無意識下にあるものが「ビリーフ」です。ところが、世の中の現象を見るときは、いつもその「ビリーフ」の眼鏡をかけて見ています。●お金は汚いものだ お金をたくさん持っていると幸せになれないというビリーフを持っている人は、お金に絡んだ事件が起きると、「ほうらやっぱり」とますます「ビリーフ」を強化していきます。そんなことも起きるよねという風には見ないんですね。「ほうらやっぱり」と見てしまうんです。だから、「ビリーフ」はどんどん強化されていきます。この「ビリーフ」には、合理的なものと非合理的なものがあります。非合理的な「ビリーフ」は、私たちを現実に対応させなくしたりします。例えば、時には感情を思いっきり表して泣いたり、笑ったりした方が気持ちがすっきりしたり、楽しかったりしますが、● 感情的になってはいけないという「ビリーフ」を持っていると、感情的になるのをいつも抑え込んで解放された感じが味わえません。「音楽や絵で食べていけるほど世の中甘くない もっと現実を見ろ」という言葉を、よく親が言っていたとすると、● 好きなことをやってはいけないというビリーフを作りがちですが、これは多くの人が持っているビリーフです。「好きなこと見つけて幸せな小金持ちになりましょう」ということを言っているのが本田健さんですね。本田さんの著書が多くの方に読まれるのも「好きなことをやってはいけない」というビリーフにはまって動けずにいた人、あるいは罪悪感を感じていた人が「好きなことをやってもいいんだ」と気持ちが楽になったからではないかという気がします。自分がどんなビリーフを持っているのかそれは合理的なものなのか非合理的なものなのかそれらに気づいて、非合理的なビリーフを合理的なビリーフに切り替えていくと、楽になって、自分にいろんなことを許し始め、可能性が広がってきます。時には感情的になることがあってもいいお金持ちになるのは素敵好きなことをやってもいいこんなふうにビリーフに書き換えていくことができると、気持ちが楽になります。自己基盤編では、自分が持っているビリーフにどんなものがあるのか、そんなところから見つめていきます。ビリーフに気づくと枠が取れて、伸びやかになっていきますよ。コーチング講座 自己基盤編 「ビリーフ」
2006年06月06日

入院中の父は、薬や免疫力の低下で体中が痒くなっているため、昨日はただひたすら父の体を掻きました。6時間以上は掻いたでしょうか。それで、ふと気づいたことがあります。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 掻いてあげてて、“ありがとう。もう疲れたでしょう。休んでいいよ。”と言われたら、“ううん、大丈夫よ。”と言う気になるのに、掻いているにもかかわらず、“掻いて。掻いて。もっと掻いて。”と言われると、疲れが増すのです。優しい言葉をかけられると、優しい気持ちになるのに、もっともっとと要求されると、不満が出てきます。これは、上司と部下、親と子、夫婦の関係にも言えますね。自分がやっていることを認めてくれたり、喜んでくれたり、感謝してくれたりすると、やりがいも出てきて元気になります。ところが、やってもやっても“もっと。もっと。”と言われると逆にやりたくなくなってきます。達成感は当然ないし、やっても、もっと!と言われると、どこまでやればいいんだろうと先が見えなくなってやる気が落ちてきます。上司であれば部下に、親であれば子供に、パートナーがいればパートナーに、“よくやっているね。”“ありがとう。”“頑張ったね。”とほんの一言でも声をかけるこの承認やねぎらいがあるかないかで、全く、部下や子供、パートナーの気持ちが変わってきます。その上でさらに相手の話を5分でも真剣に聴いてあげることができたら、どんなに大変なことでも乗り切っていけるそんな気さえします。「型から入る」という言葉がありますが、コーチングを学ぶと、そのような承認や聴く姿勢を作っていく、つまり「型から入って」常にそうである状態を作っていくことができるので、いい人間関係を築く基礎作りをしていくことができます。人間って案外、単純です。優しい言葉をかけてもらうと優しくなれます。叱咤されるだけだと、やる気は小さくなります。ちょっとした心がけ。ここが大きな違いを生みます。あなたの周りの人に、あなたからやさしいねぎらいや承認の言葉をかけてあげてください。そうしたら逆にあなたもその人から元気をもらうことができます。コーチング講座は、聴くこと、承認することも学びます。
2006年06月05日

大学に行くようになって英語に芽生えた時期があります。テープ(その頃はカセットテープしかありませんでした)や、NHKラジオの番組を聞いたり、自分でも音読をしたりしながら少しずつ話せるようになってくると、さらに面白くなって本格的にやっていきたいと思いました。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ホームステイにも2度行って、ホストファミリーとの交流がとても楽しく、段々拍車がかかってきます。そして通訳学校に行きたいと思うようになりました。資料も取り寄せて、窓口にも行って説明を聞いたりしましたが、その時でてきたのがたくさんのグレムリンでした。大学の学費だけでなく、これ以上通訳学校の費用(とても高かったのです)を親にお願いするのは気が引ける行ったからと言って本当に通訳になって仕事がくるかどうかわからないただの興味だけかもしれない 本気になれる?いろんなグレムリンの言葉が堂々巡りします。そして、結局は通わずじまいでした。あのとき、親に無理を言ってお願いして、真剣に学び始めたらまた違った方向に進んでいたかもしれません。大人になって仕事をしているときもこんなことがありました。まだ大企業でチラホラHPが出来始めた頃(まだ中小企業は全くHPを持っていない頃)、WEBデザイナーという職業があることを知り、とても興味を持ちました。仕事が休みの土曜日に教えてくれるところがあることを見つけ、保育園は土曜日もやっているので、学べるかなあと思ったのですがこのときもグレムリンだらけになりました。WEBデザインを学んでそのあとどうするの?今の仕事を辞めるわけじゃないし。ただでさえ忙しいんだからちゃんと休息とらなきゃダメよ家族が反対しているのを押し切ってまで何のためにやるの土曜日ぐらい早めに迎えに行って子供と遊ばなくっちゃこのときも通うことを辞めました。3ヶ月くらいの講習なので行ったからと言って延々続く期間ではなかったので、なんとかやれたかもしれません。今頃は自分のHPの更新ももっと気軽にやれるようになっていたかもしれません。けれど行かなかったので、それは全部仮定の話ですね。「グレムリン」は慣れた仕事、慣れた環境が大好きです。変化をこの上なく嫌がります。そして、これから起きる出来事の最悪の解釈をします。「変わるな~。変わると大変だぞ。今のままがいいぞ。」とささやき続けます。グレムリンの言葉がひとつ出現すると、すぐに次のグレムリンの言葉が表れ、もう5つも言葉が出てきたら、やめるには充分な理由があるように思えてきます。しかし、グレムリンの言っていることは真実ではないこともたくさんあります。そこを見分けるのが大切です。独立・開業したい結婚をしたいあたらしく○○を始めたいそんなときにグレムリンは出てきます。グレムリンの影響を受けないためにはどうしたらいいんでしょう?グレムリンが出てきたら、グレムリンの言葉を全部吐き出すことです。話したり、書き出したりします。私たちはなんだか心が重くドヨーンとした感じがあってもなかなかグレムリンと直接対峙しようとしないので逆にグレムリンをずっと引きずってしまいます。吐き出してしまうと、たいしたことじゃない、深刻になってたのがばかみたいと思えてすぐに行動が起こせることがあります。また、吐き出したあとで、それが真実なのかを見つめると真実かどうかわからないじゃない、ただ怖れているだけだわ、と気づき、そこで、また、シフトが起こります。だから最初の一歩はグレムリンの声を全部吐き出してみることです。グレムリンの声に従っていると、人として得たい充実感・達成感・喜び・笑顔が得られません。10年後はこんな感じになっていたいという夢へ向けて動き出すにはグレムリンの声を聞いても、“また、騒いでるね。でも私はやるよ。”と「怖いけどやる」というスタンスに立つことが大事です。失敗しても成功するまであきらめずに続ければ、すべてが学びになります。成功している人ほど、失敗もたくさんしますが、それを失敗とは思っていないのです。グレムリンの声が聞こえてきたら、まずはそれに向き合って全部吐き出してみるそれが新しいあなたを作っていく出発点になります。コーチング講座 自己基盤編ではグレムリンについても取り扱います。
2006年06月03日

息子はバカがつくほどの弓道好きです。昨日は大会前ということもあり、部活で練習した後、さらに先輩たちと民間の弓道場で弓をひいて、夜遅く10時30分ころに帰ってきました。駅に迎えに行くと、塾帰りの人たちに混じって、弓道場から帰ってくる息子は「今、スランプでなかなかうまく弓がひけない。」と浮かぬ顔です。親としては塾まで行って夜遅くまで勉強している高校生がいるのに、と少々心配してしまいますが、息子の頭の中には弓道のことしかない様子です。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 遅い食事を取った息子は、その後、洗面所で鏡を見ながら弓をひいて(実際の弓は持たずイメージ上の弓)いました。「そんなに好きなの。」とあらためて息子の弓への想いを感じます。本当に好きなことがあって熱中できるパワーには、凄いものがありますね。本田健さんをはじめとして、いろんな方が「好きなことを見つけなさい。好きなことをやりなさい。」と言っていますが、私自身、コーチとなってこの言葉の意味を実感するようになりました。好きだと“頑張っている”という感覚ではなく、“没頭している”という感覚が得られます。「よく頑張っていますね。」と言われても本人には頑張っている、という感覚はないので、“そうかな?”という感じになりますが、これは、ストレスを感じながら夜遅くまで残業しているのと比べるとその感覚がいかにありがたいものであるかが分かります。好きなことをしているときは、それ自体が幸せなときです。幸せで没頭できる、没頭できるからこそ成果も出てくるそんな好循環が生まれてくることを体験するにつれ、「好きなことを見つけ、好きなことをする」素晴らしさを感じています。これは何も仕事でなくても、趣味でも同じです。1週間のうちで、趣味でそのような時間を作ることができれば、幸せな時間を持ち、また、趣味を通していろんな方と知り合うことが出来ます。でも、まだ、そんな「好きなこと」に巡り合えていない方はソース・ワークショップを体験してみませんか?ソースでは自分がワクワクするものが何なのかを過去の生活や理想の未来から丁寧に紐解いていきます。ワクワクの要素はいくつもあり、仕事や趣味にその要素が入っていれば特定の仕事、ひとつの趣味と決め付けなくても、充分に生きることが充実してきます。私は、セミナーを受けたり、本を読んだりするときに、「これはソースのプログラムによく似ている」と感じられるときがあります。それは、ソースのワクワクの掘り出し方や考え方に普遍性があり、好きなことを見つける根幹だからではないだろうかと思います。私が初めてソースのことを知ったときは、わざわざ東京まで出かけてワークショップを受けました。九州であれば、もっと気軽に参加できるのに、とそのときも思いました。(他にもセミナーや有名な方の講演会などもっと九州でも聴ければという 想いをずっと持っていました。)東京まで行くとなると参加するためには前泊もしなければなりません。旅費もかかるし、仕事や家族との調整が必要になってきます。調整がうまくいかないとあきらめざるを得なかったりします。私はそんな想いから九州でこのワークショップを開催したいとソース・トレーナーになりました。2日間、ゆっくり自分を見つめ、他の参加者の方とも語らいながら自分のワクワクを探してみませんか?ソース・ワークショップ熊本で開催!
2006年06月02日

お風呂に入れない父が、先日寝たまま入れるハーバード浴に入れてもらいました。父は、湯船に浸かれると思って喜んでいたのですが熱が少しあったので、実は寝たままのシャワーだけに終わりました。これに父は憤慨!「あれじゃ。風呂とは言えん!ちゃんと湯船に座って、肩まで浸からせて欲しい。」あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! しかし、足腰・腕の筋力が落ちている父は、介助があっても、今は湯船に浸かることは難しい状態です。ただ、これはいい刺激になりました。「今度は絶対風呂に入る!」と言い出したのです。チャンス到来!リハをずっと休んでいる父を奮い立たせるのにいい機会です。「だったら、もっと、リハビリ頑張らなきゃね。」と私はハッパをかけます。熱があったりして体がだるいとリハを休み、そうすると、筋力が落ち、悪循環になっているのですが、年老いている父にはそう厳しいことも言えずまあ無理もないと、最近はベッド上のリハだけで終わっていました。このハーバード浴のシャワーがきっかけになって、少しはリハに力を入れてくれるようになることを願っている昨今です。行動が起きないときにはいくつかのパターンがありますが、今回の父の場合のように、ちょっとした刺激がとても効を奏する場合があります。下記で言うと、三番目のケースです。深いところに不安や怖れがあって動けない場合未完了なことが一杯あって、今に集中できない場合単なる怠惰・なんとなく気持ちが乗らない場合一つずつその対処法が違います。不安や怖れがある場合は、まず、それをしっかり洗い出すことが必要ですが、普段は蓋をしてしまって気づかないふりをしてしまいます。見たくないんですね。なかなか洗い出しません。思い切って、何に不安なのか、何を怖れているのかについて話したり、書いたりすることが変換点になります。やってみると、自分が感じていたものが何だったか見えてきます。未完了の場合はどんどん完了させていく、という単純なステップを踏むことです。まず、未完了リストを作ります。気になっていながらもリストさえ作っていないケースが多いのでリストを作ることがスタートです。リストを定期的に作るようになると、自然と、片付けや書いていない礼状などをちょっとした隙にするようになって、気分がすっきりし、今に集中できるようになります。三番目の単なる怠惰・なんとなく気分が乗らない場合は、ちょっとした刺激を自分に与えてあげることがコツです。それが活性剤になってくれます。例えば、映画を見る、久しぶりに友人と会って思いっきり話す、1日何にもしない日を作って自分が好きなこと(つり、陶芸、ダンス、読書など)をする、父の場合のようにいつもはやらないことをする等です。土を触ることもお薦めです。土に癒されてよけいなものが流れ去ります。映画や友人との会話は、”ああ、みんな頑張ってるなあ。私も頑張ろう!”という気分にさせてくれますし、好きなことをすると没頭できる喜びを感じます。いつもしないことをすると視点を変えてくれます。ちょっとした刺激が、小さな変化を引き寄せてくれます。ときには、小さな目標までも見つかったりします。結局、とりあえず小さな何かをやってみることが、行動が起き始めるサイクルのスタートですね。1番目のケースはなかなか手をつけたがりませんが、自分でQ&Aをノートにまず、1ページ書いてみるところから始めてみます。案外、書き出すと数ページ書けて、少しずつ不安や怖れが見えてきます。二番目のケースは、未完了リストを作成することが最初です。三番目のケースは、何でもいいので自分にちょっとした刺激を作ってあげてください。行動が起きないとき、上の3つのどれかな?と考えて、まず、何かやってみる。そうすると、動き出せなかった状態から、動き出す状態へ変化し始めますよ。人生を変えていくのは、あなたの行動です。行動が変わると、あなたの心・態度が変わり、人間関係も変わってきます。まずは小さな一歩から。ベストライフ・コーチング
2006年06月01日
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