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このTLM50/2号機のフロントホイールはサイズが同じという事で、TLR200のアルミゴールドホイールに交換しているので、リアも合わせてゴールドのアルミにしたいと言う訳だ。
アルミホイールならドンキーベースの天井からTY125のアルミホイールが前後2セット吊ってある。早速降ろしてリアホイールのリム幅を計ったらTLM50と同じ1.85/18であった。しかし、リム幅は同じでもHONDAとYAMAHAである。ハブが全く違うので当然スポーク長が異なるためニップル穴の角度などの違いがあるものと思い、TLMのホールに重ねてみたらニップル穴の角度は全て同じように見える。ニップルを外してみるとスポークの径もネジピッチも同じだ。ハブとスポーク長は異なるが、ホイールだけ使えば、ひょっとして取り付け可能?一縷の光明が差して来た。
残るはスポークとニップルだ。TLMの鉄ホイールに付いているニップルを全て外す事が出来れば、スポークは錆落としの上、塗装して再使用、ニップルはTY125の物を使用すれば何とかなりそうである。
鉄ホイールからスポークを外すべくニップルを緩めようとするが、まともに緩んだのは3本だけ。残りはびくともしない。以前はニップルレンチを使用してニップルを緩めていたが、カブのニップルを緩めるために買った極小コンビネーションレンチセットが思いの外使いやすかったので、今回もコンビネーションレンチを使用するTLMのニップルには6ミリがジャストフィット。ニップルレンチはあまり力を掛けると外れる事が多々あるが、コンビネーションレンチだとガッチリ咥えて外れる事は無い。グリップの長い6ミリスパナを使えばもっと楽に外せる。
コンビネーションレンチでも無理なので、1本1本バーナーで炙ってみるが緩む気配がないので、更にニップルとスポークが真っ赤になるまで炙ったらやっと緩んだ。それでも手強いニップルが3箇所あり、これはネジの箇所から3本供折れてしまった。36本の内3本が欠損。その内アウターが2本、インナーが1本だ。
TY用のスポークは使えないが、他にも予備のスポークがストックしてあるので探してみたら、何とTLM50と同じサイズで2種類の首の角度のスポークが出て来た。何の車種の物かは記憶にないが、錆びも少なく使えそうである。本数を数えてみたら、31本。5本足らないので、鉄ホイールから程度の良さそう物を外す。
スポークの錆取りを行うべく、安い錆取り剤を探していたら、エーゼットのタンク錆取りクリーナーが期間限定で一人1本1L送料込み1,870円で販売されていたので即購入。通常の半額だ。
タンククリーナーは希釈して50°ほどにして浸けると効果があるが、湯を沸かすのが暑いので、常温で3日間ほど放置したら錆は綺麗に除去され、鉄色が甦った。タンククリーナーは防錆効果もあるので、このまま使用するか塗装するか迷ったが、亜鉛のジンクスプレーを吹く事にした。吹き終わって色目を見たら濃いグレーで今一つだったので、1号機のリアと同じく缶スプレーのシルバーを吹いた。
TYのアルミホイールはナイロンディスクで汚れを落とし、ゴールドで塗装後、クリアを吹いた。これで上手いこと組めたら、リアもフロントと同じ軽くて綺麗なホイールなるが果たしてどうだろう。
TY125のリアホイール
錆びていたが何とか緩んだスポークとニップル
スポークを外したホイール
アルミ腐食と汚れが酷いホイール
エーゼットのタンク錆取りクリーナーに浸けたスポーク
錆び除去後のスポーク
ジンクスプレーを吹いたTYのニップル
ジンクスプレーを吹いたスポーク
ジンクスプレーの上からシルバーを吹いたスポークとニップル
ゴールドに塗装したTY125のリアホイール
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