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ベアリングを外すにはアンカーボルトがあれば外す事が出来そうであるが、フロントハブのベアリングも交換しようと思うので、この際なのでamazonで安物ベアリングプーラーセットを2,319円で購入してみた。
早速、リアハブで試してみると、強度は十分であるが安物だけあって足の長さが短く、足をベアリングの外側3ミリ程の縁に掛けるしか方法が無い。
足に引き抜くベアリングが当たらないようにセットしてナットを締めて行くが、固くてどうにもならない。圧入されているとは言えプーラーを使用すれば簡単に外れる筈であるが、抜けて来ないので、ハブを寝かせてチャックにメガネレンチを掛け、ナットにスパナそれに長パイプを差し込み力を掛けると、やっとゆっくりだがナットが回った。ベアリングを抜いてみると、錆が出ていた。どうやら錆で固着していたらしい。交換して正解だった。反対側はすんなりと抜けたので、冷凍庫で冷やしておいた、新品ベアリングを打ち込む。外径32ミリのベアリングは21ミリのソケットで打ち込む事ができたのだが、外径37ミリのベアリングは丁度良いソケットがなかったので、ストックナットを探してみたらドライブスプロケットを締めるナットだろうか、36ミリのピッタリサイズのナットが出て来たのでこれを使用して叩き込んだ。
準備が整ったので、いよいよ36本のスポークをハブに通し、組み込みを行おうとしたが、これが中々上手く行かない。スポークが暴れないようにマスキングテープで留めてもみたが、スポークが折角綺麗に塗装したホイールに接触し、傷を付けてしまったので作業を中止して考える。やっぱり面倒でもホイールを重ねて移動する方式にすると絶対にホイールを傷付ける事はないので、TLMのホイールからスポークを全て除去し、予備のハブに塗装したスポークとニップルを通し、組み付ける。スポークの先が当たってもどうせ捨てるホイールなので気にならない。
組めたところで、TYのホイールを上に重ね、4段重ねになっているスポークの上側から順番に移動して行く。この方法だと、スポークの位置がハッキリしているので、ホイールを傷付ける事はない。全て移動したら移設完了である。不安だったスポーク穴の角度もピッタリだ。メーカーの異なるホイールとは言え、この辺りは同じ仕様で作られているのだろう。
移設したニップルの辺りをよく見てみたら、ホイールとの間の隙間が少し広いように感じた。TYのニップルにはニップルワッシャが付属していたのだが、必要ないと思い省いていたのだが、よく考えてみるとホイールもニップルもTYの物なので、ワッシャーは入れた方が良いに決まっている。
ニップルワッシャーはTLには付いていないが、TYには付いている。このワッシャーは何のためにあるのだろうか?ニップルとホイールとの間の隙間から水が浸入するのを防ぐためだろうか?良く分からないが、調べて見ても自転車用はあるがあるがバイク用は売られていない。YAMAHAだけが特別なのであろうか?
外しておいたワッシャーをタンククリーナーで錆落としを行い、塗装後もう一度全てのニップルを外して組み込んでやっとリアホイールの完成である。次は振れ取りを行い、タイヤのサイズを決めるだけに漕ぎ着けた。
ダストシールを外したハブ
中華製ベアリングプーラー
やっと抜けた錆が目立つベアリング
ジャストサイズのナットとソケット
組み込み前の部品
TLのホイールに重ねたTYのホイール
移動が完了したスポーク、ハブ
塗装が終わったニップルワッシャー
振れ取り作業
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