2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全52件 (52件中 1-50件目)
●30日にスペインリーグ最終戦の4試合が行われ、アトレティコ・マドリーがビジャレアルとのCL出場権争いを制した。アトレティコ・マドリーはホームでアルメリアと対戦、フォルランの今季32得点目に、アグエロ、ラウル・ガルシアのゴールで3-0で勝利。6連勝でシーズンを締めくくると共に、フォルランは二度目の欧州得点王をほぼ確実にした。ビジャレアルもジョレンテの2ゴールなどでマジョルカを3-2で下したが、アトレティコに勝ち点2及ばずに5位に終わった。また、バレンシアはビジャの2ゴールでアスレティック・ビルバオに2-0で勝利。6位を確実にして、ビジャレアルとともに、来季はヨーロッパリーグに参戦する。また、チャンピオンのバルセロナはアウェイでデポルティーボと対戦、エトーの今季30得点目で追いつき、1-1のドロー。デポルはバレンシアに4ポイント及ばず欧州カップ圏外の7位でシーズンを終えた。●スペイン代表のビセンテ・デルボスケ監督に悪いニュースが届けられた。同国代表MFのマルコス・セナのけがの様子を知るためビジャレアルを訪れた代表のメディカルスタッフは、6月に南アフリカで行われるコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)への同選手の出場がほぼ不可能であるという結論に達したようだ。セナは、4月11日に行われたマラガ戦で左足ハムストリングを負傷。その後リハビリを続けてはいるものの、コンフェデ杯のメンバー招集までに完全に回復するのは難しい状況と見られている。
2009年05月31日
コメント(0)
●インテル所属の元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴが30日、引退を発表した。日曜日のアタランタ戦が現役最後の試合となる。36歳のフィーゴはこれまでスポルティング、バルセロナ、レアル・マドリー、インテルでプレー。リーグ優勝8回、国内カップ優勝4回、チャンピオンズリーグと今はなきヨーロッパ・カップウィナーズカップでそれぞれ1回優勝している。●オーストラリア代表の元主将マーク・ヴィドゥカが、W杯予選残り3試合への参加を断ったことがわかった。ピム・フェルベーク監督は代表に全力を尽くすという条件で、ヴィドゥカをチームに誘った。しかし、プレミアリーグ降格が決まったニューカッスルとの契約が切れたヴィドゥカは、今後のことを考えるために出場を辞退した。●30日にウェンブリーで行われたFAカップファイナルで、チェルシーがエヴァトンを2-1で下し、フース・ヒディンク監督への最高の餞別とした。試合は開始わずか26秒にエヴァトンのサハが先制。これはカップファイナルでの最速ゴールとなった。その後しばらくはエヴァトンが組織的なプレーでチェルシーの攻撃を防いだが、20分にはドログバが見事なヘディングシュートで追いつくと、72分にランパードが強烈なミドルをたたき込んで逆転。試合巧者のチェルシーはエヴァトンに反撃の機会を与えなかった。●30日にベルリンのオリンピア・シュタディオンで行われたドイツカップ決勝で、ヴェルダー・ブレーメンがバイヤー・レヴァークーゼンを1-0で下し、6回目の優勝を果たした。リーグ戦では不本意な10位に終わったが、これで来季のヨーロッパリーグ出場権も獲得した。●リーグアン最終節が30日に行われ、優勝に王手をかけていた首位ボルドーがアウェイでカーンと戦い、グルキュフのゴールを守りきって1-0で勝利した。これで10シーズンぶりの優勝を決め、7シーズンもの間リヨンの一強状態だったリーグアンの勢力図をついに塗り替えた。監督のローラン・ブランは就任後、07-08シーズンが2位、そして今季が優勝と素晴らしい成績を残しており、監督としての評価はさらに高まりそうだ。●チェルシーの監督に就任するのではと噂されているミランのカルロ・アンチェロッティ監督だが、スタンフォードブリッジへ行くのならデイヴィッド・ベッカムも一緒に連れて行きたいと考えているとの報道があった。しかし、31日の試合でセリエAのシーズンが終了するとLAギャラクシーに戻ることになっているベッカムは、LAタイムズ紙に、「正直言って、そんな可能性があるとは思わないよ。結局のところ、僕はまだギャラクシーと契約しているんだから」と話した。●MFパベル・ネドベドが8シーズンに渡って在籍したユベントスから退団する。31日に行なわれるラツィオ戦が、ビアンコネロでの最後の試合になるが、運命のいたずらか、対戦相手のラツィオはネドベドが1996~2001年に在籍したクラブだ。ネドベドは語った。「ユーベで8シーズン過ごし、ユベンティーノやチームメイト、そしてクラブ関係者全員に別れを告げる時がやってきた。8年に渡ってわたしを支えてくれた全員に感謝しているよ。特に妻のイバーナと子供たちには感謝したい。彼女たちはいつもわたしを近くで支えてくれたし、今回の決断も認めてくれた。またクラブも愛情をもって接してくれた。アニェッリ・ファミリー(ユーベのオーナー一族)にも感謝したい。」●ユベントスからの退団を明言したMFパベル・ネドベド。ミーノ・ライオラ代理人によると、ネドベドはこのまま引退するのではなく、他のクラブへ移籍する可能性もあるという。「パベルはユーベからの退団を決意したが、まだ引退するかは決めていない。いまだ多くのクラブがパベルを欲しがっているからね」●チェルシーに所属するドイツ代表主将MFバラックが、今季で満了になる契約を1年延長することで合意したことが31日、分かった。本人が英BBC放送に対し、「サインはしていないが、もう1年の延長で合意した」と明らかにした。
2009年05月31日
コメント(0)
●バルセロナのMFアンドレス・イニエスタは再び太ももの筋肉を負傷、スペイン代表としてコンフェデレーションズカップに出場するのは難しいかもしれないと、バルサのペップ・グアルディオラ監督が29日に明かした。「コンフェデレーションズカップに出場しなければならないバルセロナの選手は全員行くが、イニエスタには注意が必要だ。チャンピオンズリーグ決勝で、彼は再びケガをして、それがやっかいな場所なのだ。きちんと治療をしないと、バルセロナにとってもスペインにとっても困ったことになる」●CL決勝戦前、バルサの選手達はグランド中央で円陣を組みロッカールームへと引き上げていった。戻ってきた選手たちを奮いあがらせる目的でペップが用意したのは7分間のビデオセッションだった。クライフ元監督は、ウエンブリーでのCL決勝戦前、選手達に対し、「試合を楽しんで来い」とイレブンを送り出したが、ペップはテレビ局の友人に頼みビデオを使っていたのだ。使用された映像は、グラディエイターのワンシーンや今シーズンのゴールシーンなどを組み込んだものだったようだ。ロッカールームの電気は消され、ルチアーノ・パバロッティのバックミュージックに合わせ、この映像は流されたという。●欧州チャンピオンズリーグ決勝を制して欧州王者となったバルセロナの選手が28日、本拠地バルセロナで凱旋(がいせん)パレードを行った。ファンと記念撮影をするなど喜びを分かち合い、バスで市内を巡ってから着いた本拠地のカンプノウでは、数万人に祝福された。前日の試合直後から10万人以上の市民が街に出て暴力ざたも発生した。警察によると100人以上が逮捕され、警官89人を含む153人が負傷した。
2009年05月30日
コメント(0)
●シーズン後の去就が注目されるミランのカルロ・アンチェロッティ監督が、昨夏チェルシーのロマン・アブラモヴィッチオーナーと秘密の会合を2度持ったことを、近々出版される自著のなかで認めた。●ポーツマスは、現オーナーのアレクサンドル・ガイダマク氏がドバイの大富豪であるスライマン・アル・ファイム氏からのクラブ買収のオファーを受け入れたと発表した。アル・ファイム氏は、昨年8月末のアブダビ・ユナイテッド・グループによるマンチェスター・シティ(マンC)買収にも関与した。買収金額などの詳細はまだ明らかにされていないが、ポーツマスはおよそ6500万ポンド(約99億8000万円)の債務を抱えており、現在、深刻な財政危機に瀕(ひん)している。●ユヴェントスは、FWダヴィド・トレゼゲへのオファーに対して快く耳を傾ける用意があるとし、今夏トレゼゲを放出する可能性があることを認めている。●チェルシーMFデコが、現在インテルと接触しており、今夏イタリアに渡るかもしれないと明かした。●リヴァプールのストライカー、フェルナンド・トーレス(25歳)が、2013年まである現契約を、条件をアップして更改することでクラブと合意したことが明らかになった。さらに1年間延長のオプション付きという。一部メディアは、これによりトーレスの週給は25パーセントアップの11万ポンド(約1690万円)となったと報じた。●チェルシーがロシア代表MFユーリ・ジルコフ(25歳)を4年契約でロシアのCSKAモスクワから獲得したと、ロシアの日刊紙が29日に報じた。●アジアツアーに出ているドイツ代表は29日、上海で中国代表と親善試合を行い、1-1で引き分けた。●ジェノアのエンリコ・プレジオーシ会長は29日、インテルのFWエルナン・クレスポ(33歳)と契約をかわしたと発表した。「重要な補強となる。大変満足している。クレスポは偉大な選手だし、我々は長い間彼の獲得を目指していた」と話した。●29日にロンドンのクレイヴン・コテッジで行われた国際親善試合で、アイルランドがナイジェリアと1-1で引き分けた。●27日、インテルは2日間の休日を終えて練習を再開させたが、ジョゼ・モウリーニョ監督に嬉しいニュースがあった。3月30日のエクアドル戦で右太ももを負傷したDFマイコンが全体練習に復帰したのだ。●サンプドリアのFWアントニオ・カッサーノがインテルへ移籍? サンプドリアとインテルの両クラブがカッサーノの移籍に関して、話し合いを進めていることが明らかになった。●インテル行きが噂されるFWアントニオ・カッサーノの去就について、サンプドリアのジュゼッペ・マロッタGMは、カッサーノの放出はないと「Radio Kiss Kiss」で断言した。●ボルドーは28日、ACミラン(イタリア)から今季、期限付き移籍でプレーしていたフランス代表MFグルキュフと4年契約を結んだと発表した。契約買い取りの選択権を行使した。地元メディアでは移籍金約1500万ユーロ(約20億円)と報じられている。●ミランのオーナー、シルビオ・ベルルスコーニは、新監督にレオナルド(39歳)を指名することを決めたようだ。ミランは6月1日にレオナルドの監督就任を発表する。●29日、カターニャは公式ホームページ上でMFパブロ・バリエントスを完全移籍で獲得したと発表した。カターニャはバリエントスと4年契約を結び、6月3日に記者会見を行なう。
2009年05月30日
コメント(0)
●欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝が27日、ローマのスタディオ・オリンピコで行われ、バルセロナが2-0で昨季王者のマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を下し、2005-06年シーズン以来となる3度目の優勝を果たした。この試合で1ゴールを決めたメッシは、通算9ゴールで大会得点王となった。●27日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝でマンチェスター・ユナイテッドを破り欧州王者に輝いたバルセロナのFW、ティエリ・アンリが試合後に初タイトルの喜びを語った。レキップ紙が報じている。W杯、ユーロ(フランス代表)、フランスリーグ(モナコ)、プレミアリーグ、FA杯(アーセナル)など数多くのタイトルを獲得してきたアンリだが、「長い間、望んでいた。これだけが僕に不足していた」という初のCL制覇は「言葉では表せない」格別の感慨をもたらした。27日の決勝には、もうひとつ重要な意味合いがあった。スペインのクラブとして初の三冠(リーグ、国王杯、CL)がかかっていたことだ。「僕らはそれを成し遂げた。信じられないよ。人々はこのバルサを忘れないだろう」と偉業達成の喜びをかみしめる。●バレンシアのFWフェルナンド・モリエンテスは26日の記者会見で、「今季限りでバレンシアを出る」と退団の意思を明らかにした。モリエンテスとバレンシアの契約は今年6月30日に終了するが、本人は同クラブに対して「感謝の気持ちしか思い浮かばない」と、チームでの3シーズンを振り返った。●ミランがチームの大黒柱であるMFカカを放出する可能性が高まってきたようだ。伊紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』によると、ミランは6680万ユーロ(約88億5000万円)にまで膨らんだ累積債務を返済するため、6500万ユーロ(約86億1000万円)で同選手をレアル・マドリーに売却する準備をしているとのことだ。●現在リハビリ中のレアル・マドリーのFWルート・ファン・ニステルローイは、「来シーズンもレアル・マドリーでプレーする」と明言し、復帰への意欲を語った。「レアル・マドリーとの契約はあと1年残っているし、僕はこのチームにとても満足している。ここから出ていくつもりはない。まだ、ここでやるべきことはたくさんある。1日も早く回復し、サンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリーのホーム)で再びプレーしたい」●バイエルン・ミュンヘンは、移籍を希望していると言われるMFフランク・リベリーを簡単に手放す気はないようだ。同クラブのゼネラルマネジャー(GM)のウリ・へーネス氏は、同選手の移籍先として有力視されているレアル・マドリーに対し、強烈なメッセージを残した。「レアル・マドリーは、リベリーが欲しいなら移籍金5000万ユーロ(約66億円)以上を支払わなければならない」●マンチェスター・ユナイテッドを2-0で破り、チャンピオンズリーグ優勝を決めたバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合終了直後にイタリアのテレビ局RAIのインタビュー答え、今季限りで引退するミランのパオロ・マルディーニへの深い敬意を表し、同選手へメッセージを送った。「この優勝カップをイタリアサッカー、特にパオロ・マルディーニにささげたい。気を落とさないでほしい。ヨーロッパ中の人々があなたに深い尊敬の念を抱いているのだから。マルディーニはすべての選手の模範なのだから」●ローマで行われたチャンピオンズリーグ決勝で先制ゴールを決め、バルセロナの優勝に大きく貢献したサミュエル・エトーは、試合直後に受けたインタビューで、自身のゴールシーンを振り返った。「チーム全体による素晴らしいプレーからボールを受けた僕は、そのまま切り返し、そして自分ができる最高のプレー、つまりシュートを打ったんだ」ここ数試合、ゴールから見放されていたエースのエトーだが、「一番大事な時にゴールを決めることができた」と自身のゴールを素直に喜んだ。「人生ではそういうことがつきものだが、ゴールには神様がいるんだ。ここのところ、ゴールは僕を拒否し、決められるはずのゴールを決めることができなかった。だが、チームにとって一番大事な時にゴールはやって来た。僕は幸せだ。このチームは勝利にふさわしい」●チャンピオンズリーグ(CL)決勝でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を2-0で下し、今季3つ目のタイトル(CL、リーグ、スペイン国王杯)を手に入れたバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合後のインタビューで喜びを語った。「これ以上の喜びはない。われわれは心から満足している。すべての人たちとこの喜びを分かち合いたいし、クラブとすべての“バルセロニスタ”(バルセロナのサポーター)に祝福の言葉を送りたい。このタイトルをカタルーニャとスペイン国民にささげたい。われわれは、この国のサッカーのステータスを高い位置に押し上げることができたと思っているし、すべての人がこの試合を楽しんでくれたと信じている」もっとも、同監督は就任わずか1年で自身が成し遂げた快挙には驚きを隠せないようだ。「1年前、わたしはバルセロナB(2軍)で昇格戦を戦っていた。すべてのことには時間が必要だが、このチームの監督に選ばれ、こうした選手と一緒に戦うことができ、本当に幸運だった。このチームがバルセロナのクラブ史上で最高のチームだとは思っていないが、クラブ史上最も素晴らしいシーズンになったと思う。われわれは3冠を達成したのだから」同監督はまた、新たな歴史に名を残した名さい配には「秘策はない」と言い切った。「唯一、この快挙のために必要だったことは、レベルの高い選手を有しているということだけだった。そして、われわれは勝って勝って勝ちまくった」一方、マンUとの決勝戦については次のように振り返っている。「序盤は問題があった。彼らがあれほど前線でプレッシャーをかけてくるとは予想していなかったからだ。自分たちの攻撃の形もできなかった。メッシも消えていたので、彼を中央に置き、もっとチャンスに絡むように指示した。ボールを持っていなければ、うちのチームはガタガタだからね。だからこそ、ボールポゼッションが必要なんだ。ハーフタイムには、戦術面で2つの修正をした。C・ロナウドが攻め込んできた時に十分にプレスをかけられていなかったのが問題だった。だが、その後は彼をうまく抑えることができた。それにかなり暑かったから、余計にボールを動かすように指示した」選手時代の92年にもバルセロナの選手としてチャンピオンズカップ(CLの前身の大会)で欧州制覇を達成しているグアルディオラ監督だが、「選手と監督では、どちらでの優勝がうれしいか?」との問いに対しては、「比較することはできない」と答えるにとどめた。グアルディオラ監督は最後に、この試合で好パフォーマンスを見せたすべての選手をたたえたが、中でもメッシ、イニエスタ、シウビーニョの活躍を絶賛した。同監督は特にメッシについて、次のような言葉で評価した。「次のバロンドール(世界年間最優秀選手)では皆がメッシの名前を書くだろうが、受賞するまでもなく、彼が世界一の選手だということは証明されている。彼は決して逃げも隠れもしない。状況が厳しくなればなるほど真価を発揮する選手だ」
2009年05月28日
コメント(1)
●先日、ジェノアのエンリコ・プレッツィオージ会長がリカルド・クアレスマの獲得が間近と語ったものの、クアレスマ本人にはジェノア行きの意思はないようだ。「来シーズン? 俺はインテルに戻るだけだ。モラッティ会長とモウリーニョ監督に、返さなきゃいけない仮りがあるからね。」●今季限りでオリンピック・リヨンを退団するジュニーニョ・ペルナンブカーノの獲得に、同選手の母国ブラジルのサンパウロが興味を示しているようだ。ジュニーニョはフランス・リーグ1のリヨンで8年にわたってプレーしてきたが、この6月末で同クラブを去ることが発表されたばかり。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の最高経営責任者(CEO)のデイビッド・ギル氏は、カルロス・テベスをクラブに引き留めるために2550万ポンド(約39億円)を支払う用意があることを示唆した。テベスとマンUとの“2年間の貸し出し契約”はこの6月末で終了するが、テベスのその後のことはまだ何も決まっていない。●「僕のこれまでのキャリアで最大の失望だ」27日のチャンピオンズリーグ決勝戦でバルセロナに0-2と敗れ、大会2連覇の夢を砕かれたマンチェスター・ユナイテッド(マンU)のエース、クリスティアーノ・ロナウドの試合後のインタビュー第一声には、無念さがにじんでいた。試合を振り返ったC・ロナウドは、序盤の優勢がエトーのゴールを機に一転したと述べた。「僕たちはいいスタートを切ったのに、エトーのゴールで流れが変わってしまった。その後は、ずっと1点のビハインドが重くのしかかった。こうなると、勝つのはかなり難しくなる」とはいえ、C・ロナウドは最後にはバルセロナの力が上であったことを素直に認めた。「チームは強い自信を持って試合に臨んだが、バルセロナは勝利にふさわしい戦いをした」●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督は、チャンピオンズリーグ決勝戦でバルセロナに敗れた後の記者会見に臨み、「強いチームが勝った」と敗戦を認めた。「勝ったバルセロナを祝福し、彼らの功績をたたえたい。前半の間、われわれは彼らからボールを奪うことができなかった。彼らのミスを待っていたが、ボールを奪った後もどうすべきか分からなかった。わたしは失望している。選手たちも同じだろう。序盤は素晴らしいサッカーをしていたのに、その後は守備陣が崩れてしまった。それに対してバルセロナは、最初のゴールをきっかけにボールをキープし続けた。強いチームが勝ったということだ」同監督はまた、バルセロナの誇る中盤の選手たちに手を焼いたことを認めた。「イニエスタとシャビは試合中ずっとボールをキープし続け、攻撃の中心にいたメッシのポジションはわれわれを混乱させ、守りを難しくした」また、勝敗の分かれ目となったプレーはエトーの先制点だったと分析しているようだ。「あのゴールはわれわれに大きなダメージを与えた。あんなに早い時間にゴールを奪われるとは予想していなかったからね。おそらくこの山は、1点を奪われてから登るにはあまりに高すぎたということだ」
2009年05月28日
コメント(0)
●バルセロナのチャビが27日のチャンピオンズリーグ決勝を前に、選手とプレーの質からバルサこそ優勝にふさわしいと話した。伝統的な攻撃的サッカーで、今季はすでにリーグと国王杯の2冠を達成したバルセロナには、欧州中から賞賛の声が集まっている。「これはちゃんとしたサッカーをプレーするに違いない2つのチームによる決勝となる。だから、ボールを支配できたチームが勝つはずだ」とチャビは話す。「ファーガソン監督がどのようなサッカーを選択するのかはわからないが、僕らは明確な哲学を持って、勝利を求める」「僕らの哲学のために試合に勝つことが重要だ。うちには最高の選手が揃っており、それが可能なんだ」「(昨季の準決勝でユナイテッドに敗戦したことは)すごく残念だったし、サッカーにリベンジは付きものだ。だけど今回は決勝だから、とにかく優勝カップを手にすることが鍵になる」●ペレス氏と共にR・マドリー復帰が確実視されているバルダーノ氏。スポーツ部門の代表としてチーム再建に努めることとなるが来季の監督候補について次のように語った。「いつも3人のオプションを持つようにしている。しかし、誰が第1候補、第2候補、第3候補だかは言わない」とペレス氏の頭の中にはすでに3人の監督候補があることを明かしている。「来週、各国のリーグが終了すればもう少し先行きが見えてくるだろう」とも言うバルダーノ氏。監督候補とされていた一人、モウリーニョ監督はインテルと契約延長を済ませている。また、バルダーノ氏はその3人の監督について、「3人ともチームを率いているところ。しかし、誰になるかは決まっていない」と現役監督であることも認めている。●元フランス代表で、次期会長の下レアル・マドリーのフロント入りするとささやかれているジネディーヌ・ジダン氏は、レアル・マドリーに迎える新戦力としては、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)よりもフランク・リベリー(バイエルン・ミュンヘン)の方がふさわしいと考えているようだ。フランスのラジオ局ユーロップ1でのインタビューで「C・ロナウドとリベリーのどちらかを選べと言われたらどうするか?」と問われると、迷わず「どちらを好むかと言われれば、リベリーと答える」と断言した。●バルセロナのリオネル・メッシは『デイリー・メール』紙とのインタビューで、27日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝で対戦するマンチェスター・ユナイテッド(マンU)のFWクリスティアーノ・ロナウドを称賛した。今季のCL決勝戦は“真の世界ナンバーワンプレーヤーを決める一戦”として、「C・ロナウド対メッシ」の対決がクローズアップされているが、メッシにとってC・ロナウドは特別な存在であるようだ。「ユナイテッドは各ポジションにレベルの高い選手をそろえているが、もし誰か1人選ばなければならないとすれば、C・ロナウドを選ぶだろう。彼のプレーを見るためならお金を払ってもいい」
2009年05月27日
コメント(0)
●シュトゥットガルトのドイツ代表FWマリオ・ゴメス(23歳)がバイエルン・ミュンヘンに移籍することになった。双方のクラブと選手本人が契約に合意したことを認めた。移籍金は3000万ユーロ(約39億5400万円)と報じられており、これが事実ならブンデスリーガ史上最高額となる。●アヤックスは26日、ハンブルガーSVのマルティン・ヨル監督を新監督に任命したと発表した。契約は3年間。●リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は26日、今週末の試合が元ブラジル代表MFジュニーニョ(34歳)にとってリヨンでの最後の試合になると発表した。●エヴァトンのデイヴィッド・モイーズ監督は26日、リーグ監督協会(LMA)の選ぶ年間最優秀監督賞を受賞した。三度目の受賞は新記録で、土曜日のFAカップ決勝対チェルシー戦を前に最高の景気づけとなった。●ポルトガル代表MFリカルド・クアレスマ(25歳)は、ファンの反感を買ったとしてもインテルに残りたいと話した。●今季限りで引退するミランの主将パオロ・マルディーニが、ファンの批判的なチャントに対しクラブが何の手立てをとらなかったことに憤慨している。マルディーニにとっては最後のホームゲームが25日に行われたが、24年間在籍した彼の引退を祝うどころか、チームは2"3でローマに敗れ、一部のファンが彼を野次った上に、批判的な横断幕を掲げた。●当地で27日(日本時間28日未明)に行われるサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)-バルセロナ(スペイン)の前日会見が26日に開かれ、前回優勝マンUのファーガソン監督は「素晴らしい決勝になる可能性がある」と好勝負を予言した。欧州の偉大なクラブと肩を並べるチャンス」と意欲を示した。 一方、3季ぶりの優勝を目指すバルセロナもスペイン勢初の国内外3冠を狙う。就任1年目で見事な手腕を発揮している38歳のグアルディオラ監督は「選手には美しく戦い、なぜバルセロナが成功を収めてきたかを世界中に知らしめてほしい」と決意を込めた。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のDFパトリス・エブラは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝前日に行われた記者会見で再びアーセナルを挑発した。今回、攻撃の的となったのは、アーセナルの主将セスク・ファブレガスだ。エブラによると、16日に行われたイングランド・プレミアリーグ第37節、マンU対アーセナルの試合(0-0)で「セスクは僕がCL決勝に出られないように、わざと負傷させようとした」とコメント。「セスクには失望させられた。殴るのが好きなら、ボクサーにでもなればいい。サッカー選手じゃなくてね」とアーセナルの“背番号4”を痛烈に批判した。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)不動のGKエドウィン・ファン・デル・サールは、27日にローマで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前に、イングランドの報道陣に対し「バルセロナに対して恐怖はない」とコメントした。GKは常に自分のミスによって悪夢が引き起こされることを予期していなければならない。ささいなミスをしたり、ほんの少し気を抜けばゴールを奪われてしまう。だから1秒たりとも気は抜けない。僕たちはシーズンを通してタイトルを獲得できるように必死に努力した。だからリーグ戦を制覇することができたんだ。今度はCLで優勝したい」●ファーガソン監督はまず、強力な攻撃陣を有するバルセロナ相手に守備的に戦う意思がないことを明らかにした。「われわれは勝利するために戦う。守備はそのために必要なプレーの一部だ。チェルシーが準決勝で見せたような(守備的な)戦術を採るつもりはない。われわれはチャンスを作り出し、ゴールを奪って勝利を収めることを目指す。両チームともボールを支配することを好むので、ボールポゼッションが試合の勝敗を分けるだろう」
2009年05月27日
コメント(0)
●バルセロナのティエリ・アンリとアンドレス・イニエスタが、ローマへ向かう前の最後のチーム練習に参加したことがわかった。バルセロナは25日にクラブの公式サイトで、2選手はカンプノウでの練習を途中で切り上げはしたが、27日にローマで行われるマンチェスター・ユナイテッドとのCL決勝には間に合うだろうと話した。●R・マドリー新会長候補のペレス氏に課せられる大きな仕事の一つが、世界的なスター選手獲得に加え、チームの軸となるスペイン人選手の獲得だ。FWビージャ、MFシャビ・アロンソの名前が獲得候補選手としてこれまでは挙がっていたが、ここに来てバレンシアのMFシルバが加わった。スペイン代表でもレギュラーとして活躍するシルバ。経営難に苦しむバレンシアは高額取りのビージャやシルバを売却し、経済危機をなんとか乗り越えたいところだ。●レアル・マドリーの次期会長就任が濃厚と言われるフロレンティーノ・ペレス氏は、バイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリー獲得のために高額な移籍金支払いを避けるため、オランダ人MFウェスレイ・スナイデルを交換要員としてオファーする可能性があるようだ。ドイツの『ビルト』紙によると、バイエルンのフランツ・ベッケンバウアー会長は、スナイデルを「順応性があり、レベルの高いクラブでも十分プレーできる選手」と評価しており、同選手の獲得を希望しているようだ。
2009年05月26日
コメント(0)
●トッテナムのハリー・レドナップ監督は、夏の補強のために現在いるスター選手数名の売却が必要だと話した。レドナップ監督は、実力ある選手を2、3名獲得さえすれば来季のトッテナムはプレミアリーグのトップ4に挑むことができると信じている。●セルティックのゴードン・ストラカン監督は、ライバルのレンジャーズに優勝を奪われた翌日の25日、辞任を発表した。ストラカン監督は、「この4年間、クラブの監督を務めることができたのは非常な栄誉だった」と、現在の心境をクラブの公式サイトに語った。●移籍問題で注目されるマンチェスター・ユナイテッドのFWカルロス・テベス(25歳)が、「今はクラブのCL2連覇達成に向けて27日のファイナルに集中している」と述べた。●マンチェスター・ユナイテッドの英雄エリック・カントナが、将来ユナイテッドの監督になる希望を持っていることを認めた。●チェルシーのフース・ヒディンク監督が、「次期チェルシーの監督になる人物は、夏中にチームの強化を図らなければならない」と述べ、選手層の薄さを指摘した。、「このクラブにいる人間は、チームの選手層を改善しなければならないことを知っている。チェルシーはいいチームだが、3つの道(プレミアリーグ、CL、FA杯)を成し遂げなければならない。そのためには、質の高い選手がどのポジションにも必要だ。もちろん、これは私の問題ではなく、新しい指揮官とクラブ首脳陣の問題だが」●インテルMFパトリック・ヴィエラが、母国フランスに戻る噂を否定した。今シーズンはケガに悩まされ、ジョゼ・モウリーニョ監督の構想から外れているといった指摘がある中、ヴィエラはこのポルトガル人監督との間には何の問題もなく、体がフィットさえすれば再びチームの中で大きな役割を担えるようになるはずだと前向きな姿勢を見せている。●インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は25日、現在の契約を1年更新し、2012年までクラブの指揮を執ることになった。●フランス代表が6月2日にサンテティエンヌで行なわれる親善試合(対ナイジェリア)で、“世界初”のユニフォームを着用することになった。25日のメンバー発表の席で、ドメネク監督が明らかにした。レキップ紙などによると、フランス代表がこの試合のみ限定で着用するユニフォームは、背番号の上に印刷された選手名が点字になっている。この試みは、点字を発明したフランス人ルイ・ブライユ氏の生誕100周年を記念したもの●ローマに敗れ、チャンピオンズ・リーグの本選からの出場権獲得を決められなかったミラン。しかし結果に関わらず、来シーズンのミランの指揮官はカルロ・アンチェロッティではないはずだ。アンチェロッティはチェルシーに新天地を求め、そしてミランの監督にはレオナルド副会長補佐が就任するだろう。●インテルからチェルシーにレンタル移籍しているMFリカルド・クアレスマは、来シーズンからジェノアでプレーする。インテルとジェノアとの間で、クアレスマを共同保有する話がまとまりつつあるのだ。●ジェノアのエンリコ・プレッツィオージ会長は、インテルのFWエルナン・クレスポと、インテルからチェルシーにレンタルされているMFリカルド・クアレスマの獲得が間近であることを明らかにしたのだ。●来シーズンのヨーロッパリーグ出場権が間近に迫っていても、ローマのMFダニエレ・デ・ロッシは、今シーズンの出来に満足していない。「このまま6位で終わったとしても、及第点をつけられるシーズンとは言えない。なぜローマがこうなってしまったのか、分析する必要があるだろう。今シーズンもチャンピオンズ・リーグの出場権を目標にしていた。チャンピオンズ・リーグというコンペティションには魅力があるし、ローマは、あのレベルで戦えることを証明した。ただ今シーズンのカンピオナートでの戦いぶりは、出場権の獲得に値しない」●ようやく公式発表――。ヴェルダー・ブレーメンのMFジエゴが、ユベントスに完全移籍した。ジエゴは2014年6月30日までの5年契約をユーベと結び、またユーベがブレーメンに支払う移籍金は2450万ユーロと発表された。「ユベントスの一員になれてとても興奮しているし、とても誇りに思う」ジエゴは語った●イングランド・チャンピオンシップ(2部)は25日、プレミアリーグ昇格の最後の1枠を懸けたプレーオフ決勝が行われ、バーンリーがシェフィールド・ユナイテッドに1-0で勝利。1975-76シーズン以来、34シーズンぶりのトップリーグ復帰を果たした。●今季ドイツ・ブンデスリーガで初優勝を果たしたボルフスブルクは、来季からシャルケ04の指揮を執るフェリックス・マガト監督の後任として、前シュツットガルト監督のアルミン・フェー氏を迎え入れたことを発表した。●ミランのオーナーでイタリア首相であるシルビオ・ベルルスコーニ氏は、イタリアのラジオ番組『ラディオ・ラディオ』に出演し、来季のミラン監督について「まだ決定していない」と述べ、今季終了後にカルロ・アンチェロッティ監督とも話し合うことを明らかにした。●パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス人MFクロード・マケレレは、現在インテルを指揮するポルトガル人ジョゼ・モリーニョ監督を「打算的で無慈悲な野心家だ」と厳しく批判した。英国メディアによれば、マケレレは、27日に発売される自伝『トゥ・サンプルマン』の中で●サッカーのウクライナ・リーグ、ディナモ・キエフは25日、CSKAモスクワ(ロシア)監督だったワレリー・ガザエフ氏を新監督に任命したと発表した。契約期間は3年。
2009年05月26日
コメント(0)
●24日にスペインリーグの1試合が行われ、レアル・マドリーがホーム最終戦でマジョルカに3-1で敗れて、ベルナベウの観客からブーイングを浴びた。●リーガ・エスパニョーラ優勝をすでに決めているバルセロナは23日、ホームのカンプ・ノウ・スタジアムで行われたオサスナ戦(0-1で敗戦)の試合後、スペインサッカー協会のアンヘル・マリア・ビジャール会長から優勝杯を受け取り、ホームのファンとともに国王杯に続く今シーズン2つ目のタイトルを祝った。テクニカルスタッフから肩車された主将のカルレス・プジョルが優勝杯を高く掲げた瞬間、スタンドのファンは歓喜に沸いた。●対オサスナ戦後に行われたリーガ優勝セレモニー。グアルディオラ監督をはじめ、バルサ選手達はカンプ・ノウに集まったサポーターへメッセージを送った。「水曜日に大事な試合があるから早く帰って寝た方がいい」と冗談から始まったペップのコメント。「水曜日に裏切るようなことは絶対ない」と力強いコメントを残した。キャプテンのプジョールは、「2つのタイトルを取ったが、最後の一つを取りに行く」と会場を盛り上げた。「このチームは歴史を作った。しかし、水曜日にもう一つ大事な仕事が残っている」と語ったのはプジョールと共にリーガ優勝杯を掲げたチャビ。決勝戦に照準を合わせ調整中のイニエスタは、「木曜日(決勝戦翌日)にもう一つの優勝カップと共にまたここで会おう」と語った。エトーは今シーズン開幕前にはチーム退団の可能性もあったとして、「みんなも知っている通りここには居なかった可能性もあった。水曜日は走りまくって勝つ」と話した後、信頼を寄せてくれたペップに抱きついた。カンプ・ノウで今シーズン最後の試合を終え、サポーターから見送られたバルサ選手達は決戦の地ローマへ乗り込む。有終の美を飾れるか、最後の踏ん張りが待っている。●ブラジルのコリンチャンスへの移籍がうわさされていたレアル・マドリーのMFグティだが、同選手の代理人ゾラン・ベキッチ氏は23日、ブラジルのテレビ局グローボとのインタビューで、移籍の可能性をきっぱり否定した。「(コリンチャンスへの)移籍の可能性は存在しない。レアル・マドリーとの契約はあと2年残っており、グティはチームに残るだろう。ブラジルからのコンタクトはないし、コリンチャンスともそんな話はない」
2009年05月25日
コメント(0)
●24日に行われたスコットランドプレミアリーグ最終戦で、レンジャーズがアウェイでダンディー・ユナイテッドを3-0で下し、4シーズンぶりの優勝に輝いた。●24日に行われたプレミアリーグ最終戦はすべて同時刻のキックオフとなり、残留争い中の4チーム、下からミドルズブラ、ニューカッスル、ハル・シティ、サンダーランドはほかのスタジアムの経過を気にしながらの試合となったが、いずれも黒星に終わった。この結果、前節から順位は変わらずに、ミドルズブラとニューカッスルのノースイースト2チームの降格が決まった。●イングランド代表のファビオ・カペッロ監督は24日、W杯予選のカザフスタン、アンドラ戦に臨む代表メンバー24名を発表。マンチェスター・ユナイテッドのDFガリー・ネヴィルが驚きの復帰を果たした。●セリエA第37節が24日に行われ、カターニアの森本貴幸が2試合連続ゴールをあげてチームの逆転勝利に貢献した。CL出場権争いを繰り広げる4位フィオレンティーナと5位ジェノアは、フィオレンティーナがレッチェと1-1で引き分け、ジェノアはトリノに3-2で勝利した。これで両者の差は3ポイントに縮まった。すでに優勝を決めているインテルはアウェイでカリアリに1-2で敗れ、ミランもローマに2-3敗戦。ユヴェントスはシエナにデル・ピエロの2発などで3-0で快勝した。レッチェとレッジーナの降格が決まり、降格の残る1枠はボローニャとトリノ(ともに勝ち点34)で争われる。31日の最終節では、ボローニャがホームでカターニアと、トリノはアウェイでローマと対戦する。●23日のリーグ・アン第37節で、リヨンはカーンと対戦し3―1で勝利、今季のホーム最終戦を白星で飾るとともに、3位の座を確保して来季のチャンピオンズリーグ出場枠に食い込んだ。●フランスの全国プロサッカー選手連合(UNFP)が24日、2008-09年シーズンのセレモニーを開催し、各賞受賞者を発表した。最優秀選手には、ボルドーのヨアン・グルキュフが選ばれた。最終節を残すこれまで、チーム最多の36試合に出場し、12ゴール、10アシストと文句なしの成績。ただしUNFPの公式サイトによると、リールのブラジル人MFフェルナンド・ミシェル・バストスと最後まで激しい争いを演じたようだ。●シエナに3-0で勝利し、デビュー戦を勝利で飾ったユベントスのチーロ・フェラーラ新監督は、試合後に去就について語っている。「来シーズン? 来シーズンのことはまだ何も決まっていない。話としては、このシエナ戦と最終節のホームでのラツィオ戦だけを率いることになっているが、今シーズン終了後にどのようなことになっても、わたしには何の問題もない。現時点でわたしの頭の中は、次のラツィオ戦のことで一杯だ」●シエナに3-0で勝利し、チャンピオンズ・リーグの本選からの出場権をほぼ手中に収めたユベントスは、来シーズンに向けた動きを見せている。25日、期待の新戦力になるであろうヴェルダー・ブレーメンのMFジエゴが、トリノでメディカルチェックを行なう予定になっている。いまだ正式発表はないものの、ジエゴはすでにユーベの一員と見ていいだろう。●ミランのオーナー、シルビオ・ベルルスコーニはホーム最終戦となったローマ戦をスタンドで観戦。そして試合後、この一戦がDFパオロ・マルディーニのホーム最終戦について聞かれたベルルスコーニは、去就が注目されているカルロ・アンチェロッティの話題にも触れている。ベルルスコーニは今シーズン限りで引退するマルディーニに対して「残念なことだ」と話し、続けて「アンチェロッティ? 同様だ」と語っている。●ホームでナポリを下したカターニャのゼンガ監督は、試合後に今シーズン限りでの退団を表明した。●元インテルで現在はギリシャのパニオニオスでプレーしているFWアルバロ・レコバ(33歳)が、セリエAに戻ってくるかもしれない。セリエAへの昇格を決めたパルマのトンマーゾ・ギラルディ会長は、来シーズンに向けて若手選手の多いパルマに、レコバのようなチームを牽引できるベテラン選手を加えたい意向を示している。●今季インテルを優勝に導いたジョゼ・モリーニョ監督のレアル・マドリー行きがうわさされる中、伊紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』は24日、インテルが同監督の代理人との間で、現在の契約を1年延長し2012年までとすることで合意に達したと報じた。●UEFAは25日、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とバルセロナ(スペイン)が対戦する27日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝(ローマ)の主審を、スイス人のマッシモ・ブサッカ氏(40)が務めると発表した。審判団は全員スイス人で構成される。
2009年05月25日
コメント(0)
●23日に行われたスペインリーグの試合で、セビージャがデポルティーボと対戦、終了直前にペロッティのヘディングシュートが決まって1-0で勝利。1試合を残して4位アトレティコ・マドリーとの差は3ポイントだが、対戦成績で勝るため、3位の座を確定。これで来季のCLはストレートインできる。そのアトレティコはアウェイでアスレティック・ビルバオと対戦し、4-1で勝利。ハットトリックを決めたフォルランは今季31得点としてランキングの首位に立った。アトレティコは最終戦でアルメリアに引き分け以上で、CL圏内を決定する。すでに優勝を決めているバルセロナは、水曜日のCL決勝に備えて主力を温存。ホームでオサスナのパンディアーニに先制を許し、終盤にはユースチームのムニエサが退場となったこともあって、0-1で敗れた。また、この退場のジャッジに不満を示したグアルディオラ監督は退席処分になっている。ビジャレアルはジョレンテのゴールなどでバレンシアに3-1で勝利し、アトレティコに2ポイント差の5位に浮上。バレンシアは6位に後退した。最下位のレクレはホームでラシン・サンタンデールに0-1で敗れ、ヌマンシアはアウェイでヘタフェに0-1で敗れた。バルサを破ったオサスナは勝ち点を40に伸ばしたが、降格圏脱出とはならず。スポルティングがバジャドリーに2-1で勝ったため、勝ち点では並んだが対戦戦績で劣るため18位のまま。最終戦まで、オサスナ、スポルティング、ベティス、ヘタフェ、バジャドリーの5チームの残留争いは続く。●怪我で欠場したパリで行われたCL決勝戦。チームは優勝したものの、メッシはスタンドで仲間の雄姿を見守っていた。「人生で最も大事な試合。パリでは怪我で決勝戦を楽しむことができなかった。幸運なことにもう一度チャンスが訪れた」と記者団に語ったメッシの目は輝いていた。昨年度は準決勝で敗れた相手マンチェスター・Uに臨むバルサだが、「どちらが勝つかはわからない。昨年の借りを返すというつもりもない。もしどちらが優位かを挙げなくてはいけないなら、昨年優勝しているマンチェスター・Uかもしれないが、どちらにもチャンスがあると思う。チェルシーのように守り一辺倒ではないと思うよ」と語った。●リーガ優勝が決まっていたバルサはマジョルカ戦に続きオサスナ戦もCL決勝戦レギュラー組みを温存し試合に臨んだ。しかし、ペップはこういった試合も単なる“消化試合”とは全く考えていない。注目すべきは控え組み選手に加え、カンテラ出身の若手を起用し続けていることだ。ビクトル・サンチェス、シャビ・トーレス、ペドロといったバルサ・アスレティック(サテライトチーム)でプレーする機会が多い選手をスタメンで出場させたペップ。後半はなんと17歳のマルク・ムニエサにウォーミング・アップを命じた。「アップしろと言われた時、鳥肌が立った」というムニエサ。50分、シウビーニョに代わりトップチームデビューを飾った。16歳時はチェルシー移籍という噂も流れたU-17スペイン代表不動のセンターバック、ムニエサ。バルサの将来を担う逸材として注目されている。今シーズンは、膝の怪我でサテライトデビューは果たせなかったが、飛び級でトップデビューとなった。しかし、80分そのムニエサがオサスナのイダルゴにスライディングタックル。主審のルビノス氏は一発退場を命じる。警告はまだしも一発退場の判定にペップは猛抗議。ベンチにいた主力選手達は涙ぐむムニエサを抱擁で迎えた。サポーターもこの不可解な判定に対し大ブーイング。抗議をしたペップは退場処分となった。●イタリア紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』によると、先日レアル・マドリーの次期会長選に出馬表明したフロレンティーノ・ペレス氏はミランのカカへのアプローチを再開し、移籍金として8000万ユーロ(約106億1000万円)から交渉を開始する予定であると伝えた。「カカとレアル・マドリーの距離は再び縮まった。フロレンティーノ・ペレス氏がカカへのアプローチを再開する一方で、チームの宝を引き留めようとするミランの意思は揺らぎ始めている。両クラブの交渉は8000万ユーロから始まると見られている」
2009年05月24日
コメント(0)
●アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、ボルドーのFWマルアン・シャマフに興味を持っていることを明らかにした。●23日に行われたブンデスリーガ最終節の試合で、ヴォルフスブルクがホームでヴェルダー・ブレーメンを5-1で下し勝ち点を69にして、初めてマイスターシャーレを掲げた。●来季の去就が注目されるミランのカルロ・アンチェロッティ監督は23日、翌日のローマ戦を前にした記者会見で、「そうしたことを話すのはうんざりだ。私は100パーセント、ミランに留まるよ」と話した。●マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、すべての試合を最強チームで戦うように監督に強制するようなルールは現実的ではないと話した。このルールについては今週初め、マンチェスター・ユナイテッドが日曜日のハル・シティ戦に出場させると思われるチームに対して、ミドルズブラ、サンダーランド、ニューカッスルが法的に訴えることになるかもしれないということから、一躍注目されるようになった。●リーグアン第37節が23日に行われ、首位ボルドーが優勝に向かって大きく前進した。ホームにモナコを迎え、36分にグルキュフのCKからシャマクが決めたゴールを守りきって1-0で勝利。勝ち点を77に伸ばした。一方、2位マルセイユはアウェイでナンシーと戦い、こちらも2-1で勝利したが、勝ち点はボルドーと3ポイント差の74。優勝争いは最終節まで持ち越されたが、ボルドーが圧倒的優位な立場であることに変わりはない。●セルティックのゴードン・ストラカン監督は、24日のリーグ最終戦を前に、「試合に勝って、誰かが我々のためにやってくれることを願うよ」と話した。首位レンジャーズに2ポイントの差をつけられているセルティックは、ホームのハーツ戦に勝って、レンジャーズがアウェイのダンディー・ユナイテッド戦で勝ち点を落とすことを願うしかない。●昨日の試合で、ブンデスリーガ初優勝を決めたヴォルフスブルクだが、退任するフェリックス・マガト監督の後任に、アルミン・フェー前シュトゥットガルト監督が就任することになった。●バイエルン・ミュンヘンには、ミランからレンタル移籍中のDFマッシモ・オッドを買い取る意思はないようだ。解任されたユルゲン・クリンスマンの後任に就いたユップ・ハインケス新監督が明らかにした。●パレルモが来シーズンに向けた補強をスタートさせた。22日、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、バフィエルドに所属するアルゼンチン人MFニコラス・ベルトロを獲得が間近に迫っているとラジオ番組「radio Kiss Kiss」で明らかにした。●ミランのオーナーのシルビオ・ベルルスコーニは、来シーズンのロッソネロの監督をまだ明かさないつもりだ。「ミランの監督? 今シーズンが終わったら決めることになるだろう。わたしはアンチェロッティを評価している。彼はファミリーの一員だからね。今シーズンを終えて、アンチェロッティも含め、われわれが何をどう感じるのか見てみようじゃないか」●23日の夜、ひとりのサッカーファンが亡くなった。23日に行なわれセリエBのパルマ対ヴィチェンツァの試合中、19歳のヴィチェンツァ・サポーターのエウジェニオ・ボルトロンさんが、パルマのエンニオ・タルディーニ・スタジアムのアウェーエリア内で転落。●インテルがフィオレンティーナのMFフェリペ・メロを狙っている。インテルはこれまで何度もフィオレンティーナに断られ続けたものの、それでも諦める素振りを見せようとはしない。●インテルからチェルシーにレンタル移籍しているポルトガル代表のMFリカルド・クアレスマがジェノアへ? FWディエゴ・ミリートとMFチアゴ・モッタをインテルに放出したジェノアが、その対価としてクアレスマの共同保有権を取得するかもしれない。●ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、25日に今シーズン限りで契約が切れるデリオ・ロッシ監督と会談するという。これまでラツィオは、何度もロッシ監督と契約延長交渉を重ねているが、いまだ合意に達していない。●フランス1部リーグで松井大輔の所属するサンテティエンヌは23日、アウェーでオセールに0-1で敗れ、降格圏内の18位。右足首を痛めて復帰に励む松井だが、万全ではないためベンチを外れた。 ●FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人のビニチオ・フィオラネーリ氏は、スイスの企業グループがローマの買収を検討中であることを明らかにした。●ベルギーサッカー協会は現ゼニト・サンクトペテルブルク監督のディック・アドフォカート氏が、同国の次期代表監督に内定したことを発表した。同監督の任期は2010年1月1日からとなり、フランキー・ベルコーテルン暫定監督の後任として就任することになる。
2009年05月24日
コメント(0)
●バルセロナのリオネル・メッシは21日、カンプノウで行われた記者会見で、チャンピオンズリーグはスタイリッシュなサッカーをやるバルサが優勝するにふわさしいと話した。「バルサのファンでなくても、このクラブがやるサッカーを賞賛している多くの人がいることを僕は知っている。今シーズンの僕らのプレーはタイトルを手にするにふさわしい。このご褒美をもらうのにふさわしいんだ」●レアル・マドリーは22日、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドを獲得に関してすでに合意に達しているとのメディアの報道を否定する声明を発表した。「マンチェスター・ユナイテッドの選手クリスティアーノ・ロナウドと契約したという記事が異なるニュースメディアに掲載されているが、クラブはそれらの報道を一切否定する。選手や代理人、マンチェスター・ユナイテッドとの事前契約は存在しない」●バルセロナのFWティエリ・アンリが22日からチーム練習に参加した。「アンリは最初の数分間のセッションをチームと一緒にこなし、その後は回復用のプログラムを行った」とクラブは発表した。アンリは右膝の靱帯を傷めてここ数試合を欠場したが、ローマで行われるCL決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦では復帰するといわれている。また、右太ももの肉離れを起こしたMFアンドレス・イニエスタは金曜日の練習ではまだ別メニューだったが、決勝には間に合うようだ。●バルセロナのブラジル人右サイドバックを務めるダニエウ・アウベスは、20日の練習中に右足首を捻挫(ねんざ)し、今季の残り試合への出場が絶望となった。アウベスにとっては、昨年8月中旬に右鎖骨を痛めて以来、今季2度目の戦線離脱となる。●英国メディアの間では、レアル・マドリーの次期会長として有力視されているフロレンティーノ・ペレス氏が、リバプールのスペイン人MFシャビ・アロンソの獲得を狙っていることは、もはや周知の事実となっている。そして今度は、どうやらペレス氏がアロンソ獲得に提示した金額が2600万ユーロ(約34億1000万円)であることまで明らかになったようだ。●バルセロナのシャビ・エルナンデスは、27日にローマで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)に勝利すること、すなわち“ヨーロッパ・ナンバーワン”になることは、彼自身、そしてチームにとっての“ご褒美”になると語った。「これは今年1年、僕たちがやってきたサッカーに対する“ご褒美”だと思う。僕たちはヨーロッパで最高のサッカーをしてきたのだから、優勝に値すると思う。もちろん、決勝戦だから何があるか分からないけどね」
2009年05月23日
コメント(1)
●レアル・マドリーがインテルのジョゼ・モウリーニョ監督の引き抜きを画策しているという報道が流れたが、インテルのマッシモ・モラッティ会長はポルトガル人監督の続投に自信を見せた。●ジェノアのディエゴ・ミリートとチアゴ・モッタが、今夏インテルに入団することが決まった。●インテルとの接触が噂されるチェルシーのジョン・オビ・ミケルが、「チェルシーでハッピーだ」と主張、移籍の噂を否定した。●プレミアで降格圏にいるミドルズブラは、チームの要であるスチュワート・ダウニングが22日に負傷した足の手術に踏み切ることになったと発表した。●バイエルン・ミュンヘンが、プレミアリーグの複数クラブも熱視線を送るFCトゥウェンテのウィンガー、エルイェロ・エリア(22歳)獲得に意欲を燃やしている。●インテルのジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシーのDFリカルド・カルヴァリョの獲得を狙っている。ポルトガル代表DFはポルト時代、そしてチェルシー時代のモウリーニョ監督のもとで活躍し、これまでにも何度かインテル移籍の噂が浮上していた。●マンチェスター・ユナイテッドは日曜日のプレミアリーグ最終戦で残留争い中のハル・シティと対戦するが、アレックス・ファーガソン監督は22日、控えメンバーで臨むだろうというメディアの憶測を否定し、プレミアリーグの評判をそぐようなことはしないと主張した。●インテルのジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシー時代の友人から、来季はカルロ・アンチェロッティ監督がスタンフォードブリッジで指揮を執ると聞いたと話した。●チェルシーのフース・ヒディンク監督は、CL決勝がプレミア勢同士ではなく、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナの顔合わせになったのはUEFAの思惑どおりだろうと話した。●マケレレはこの中で「会長は2010年まで僕にプレーしてほしいと言っている。毎試合というわけにはいかないが、もうあと1シーズンは確実にピッチに残るだろう」と語った。●ポルトガルサッカー連盟(FPF)のジルベルト・マダイウ会長は、ルイス・フィーゴを「FPFのリーダーとして必要な資質を備えた人物」と評価し、自身の後継者としてふさわしい存在であることを強調した。●UEFAは22日、欧州チャンピオンズリーグのバルセロナ(スペイン)との準決勝第2戦で、審判に暴言を吐いたチェルシー(イングランド)のFWドログバ、DFボシングワに処分を科すと発表した。29日までに陳述書の提出を求め、6月17日の規律委員会で制裁内容を話し合う。●イタリアのメディアが伝えたところによると、インテルのDFマイコンは先日、「99・9%、インテルに残る」とコメントした指揮官のジョゼ・モリーニョ監督をまねて、「来季も100%、インテルに残る」と冗談めかしながら残留を明言した。●来季、レアル・マドリーに移籍するとうわさされているミランのカカは、シーズン終了後の自身の将来について率直な心境を語った。「将来はあらゆることが起こり得るだろう。だが、自分がミランを離れることは想像できない」
2009年05月23日
コメント(0)
●レアル・マドリーは20日、プレドラグ・ミヤトヴィッチ・スポーティング・ディレクター(SD)が今シーズン限りでクラブを去ることに相互同意したと発表した。ミヤトビッチSDは、在任した3年間でリーグ制覇2回、スーパーカップ優勝を経験しており、マドリーとの契約もあと1年残っていた。しかし、会長選での不正が発覚し1月に辞任したラモン・カルデロン前会長に続き、ミヤトヴィッチSDはクラブを去るだろう、とかねてから噂されていた。●バルセロナのスター、リオネル・メッシ(21歳)との接触が噂されていたマンチェスター・シティが、この報道を否定した。スペイン発の報道によれば、シティはバルセロナへ移籍金1億5000万ユーロ(約195億円)を提示、さらにメッシに対して年棒1000万ユーロ(約13億円)の支払いを約束したが、メッシからこのオファーを断わられたという。●CL決勝戦の相手マンチェスター・Uからバルサへ移籍したピケ。古巣との対戦を前に、「バルサでCL優勝するのはまた違った気持ちだろうね。最高だろうな」と語っている。個人としては2年連続優勝を狙うピケ。今シーズンはバルサ躍進の立役者となっている。●今季すでにスペイン国王杯、リーガ・エスパニョーラの2冠を達成したバルセロナは、3冠を目指して27日のチャンピオンズリーグ決勝に挑む。その一方で、同クラブのフロントは、早くも来季に向けた補強計画に動き出しているようだ。“ブラウグラナ”(バルセロナの愛称)の最大の懸案の1つが、今季終了後にチームを去るといわれるエリック・アビダルとシウビーニョが抜けた後の左サイドバックだ。イングランドでは、バルセロナがチェルシーのアシュリー・コールに対し2000万ポンド(約30億円)のオファーを検討中であると伝えられている。●バルセロナのサミュエル・エトーは、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』とのインタビューで、インテルのズラタン・イブラヒモビッチとのトレードの可能性をきっぱりと否定し、来季もバルセロナでプレーを続けるとの意向をアピールした。「FWの選手にとってバルサより素晴らしいチームはない。得点しやすいということはもちろん、バルサでプレーしていれば、試合後に『チームメートの役に立った』とか『“フィエスタ”(お祭り)に参加できた』という気持ちになれるんだ。どうして環境を変える必要があるんだい? バルサは今シーズン150ゴールも挙げている。これは、とてつもないことだよ」エトーは「バルサ以外のチームでプレーすることは考えられない」と残留への強い意思を強調した上で、イブラヒモビッチとのトレードのうわさについては、「サッカー界ではよくあること」と、この移籍話を軽く受け流した。
2009年05月21日
コメント(0)
●ミランの主将パオロ・マルディーニが、「ミランの全選手がカルロ・アンチェロッティ監督の続投を望んでいる」と明らかにした。●リヴァプールのラファエル・ベニーテス監督が、マンチェスター・ユナイテッドでのローン期間が終了するFWカルロス・テベス獲得に乗り出す計画があることを示唆した。アルゼンチン人ストライカーのためにクラブ史上最高額となる移籍金を支払う準備を進めているという。●20日にイスタンブールで行われたUEFAカップ決勝でシャフタール・ドネツクがヴェルダー・ブレーメンを延長戦の末に2-1で下し、優勝カップを手にした。●20日にセリエA第37節の1試合が行われ、ラツィオがホームでレッジーナと対戦し、前半のサラテのゴールが決勝点となって、1-0で勝利した。敗れたレッジーナは勝ち点30のままの19位で、2試合を残す17位のトリノには4ポイント及ばずに、降格が決まった。●ジェノアのFWディエゴ・ミリートとMFチアゴ・モッタは、来シーズンからインテルでプレーする。ジェノアのエンリコ・プレッツィオージ会長は、2人の移籍についてインテルと合意に達したと語った。移籍金は明らかにされていないが、金銭プラス、インテルからカリアリへレンタル移籍中のFWロベルト・アクアフレスカで交渉はまとまった模様だ。●今夏の移籍マーケットで去就が注目されているウディネーゼ所属のイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ。彼にはインテルとユベントスが興味を示しているが、スクデットを獲得したインテル行きの可能性が高いと見られている。●イングランド・プレミアリーグのアストン・ビラはブルガリア人MFスティリアン・ペトロフと2012-13シーズンまで4年間の契約延長を行ったことを発表した。●レアル・マドリーとの契約がうわさされるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、英紙『デイリー・メール』とのインタビューで、「心配することは何もない。わたしには何の問題もないのだから。わたしはここに残る」と述べ、来季もアーセナルにとどまることを断言した。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督は、27日にバルセロナと対戦するチャンピオンズリーグ決勝について、報道陣を前に自身の見解を語った。ファーガソン監督はまず、決勝への出場は負傷からの回復次第というバルセロナのアンドレス・イニエスタとティエリ・アンリの2選手について、「2人のうち1人だけが出場できるとしたら、どちらに出てほしいか」と質問されると、「どちらにも出場してほしくない」と答え、その理由を次のように述べた。「アンリのことはアーセナルでプレーしていた時代から知っている。彼が点取り屋として天性の資質を持った大変危険な選手であることは、われわれの誰もが理解している。一方、イニエスタは特別な選手だ。バルセロナのプレーを導いているのは彼であり、チームにクオリティーをもたらしている。まさにファンタスティックの一言だ。彼のようなパス能力に優れた選手は長い間見なかった」決勝は世界中のファンが待ち望むような試合になると予想したファーガソン監督は、ダニエウ・アウベスとエリック・アビダルの両サイドバックを出場停止で欠いてもなおバルセロナが最強のチームであることを認めている。さらに、そのチームに勝利するためには、最高のパフォーマンスを見せなければならないと考えているようだ。「偉大な試合、そして素晴らしい決勝になるだろう。バルセロナに勝つためには、われわれの持てる力をすべて出し尽くさなければならない。何人かの欠場者がいるとはいえ、彼らは超一流のメンバーをそろえている」一方、「リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドのどちらが世界最高の選手か」との質問には、自身が率いるチームの大黒柱にやや分があるとの見解を示した。「メッシはこの数年で大きく成長した。加えて、クリスティアーノよりも若い。だが、クリスティアーノは信じられない特性を幾つも持っており、フィジカル面でも最強だ。従って、彼の方が決定的な選手と言えるだろう」●元バイエルン・ミュンヘンのシュテファン・エッフェンベルク氏はミランのデイビッド・ベッカムを非難した。ベッカムが2018年ワールドカップ開催国に立候補したイングランドの招致委員として関連セレモニーに出席した翌日、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに答え、「ベッカムは汚い手を使う選手だった」と同選手を厳しく批判した。エッフェンベルク氏はベッカムとの過去の対戦経験を振り返り、同選手のプレースタイルを次のように批判した。「わたしはベッカムともロイ・キーンとも対戦したことがあるが、偽善的で油断のならないのはベッカムの方だった。キーンはラフプレーが多かったが、いつも正面からやって来たから、ファウルはある程度予測できた。一方、ベッカムにはいつも後ろから、思いがけない形でやられることが多かった」
2009年05月21日
コメント(0)
●CL決勝、対マンチェスター・U戦を1週間後に控えるバルサ。アウベスとアビダルが出場停止、マルケスが怪我で欠場が決まっているディフェンスの布陣が気になるところだが、“Mundo deportivo”紙は右サイドバックにプジョール、左サイドバックにはセイドゥ・ケイタ、センターバックにはピケとトゥーレ・ヤヤをグアルディオラ監督は起用するだろうと予想している。●ユベントスの公式サイト上で19日、ファビオ・カンナバーロのレアル・マドリーからの獲得が正式に発表された直後、スペインのラジオ局ラジオ・マルカの番組に本人が出演し、「レアル・マドリーのことは決して忘れない」と同クラブに対する深い愛情を示した。移籍を決断させた一番の理由は、レアル・マドリーのビセンテ・ボルーダ現会長の「(契約更新については)次期会長選挙が終わるまで、どうすることもできない」というコメントにあったことを明かした
2009年05月20日
コメント(0)
●ロシアサッカー協会は19日、代表チームのフース・ヒディンク監督(62歳)に2018年、2022年W杯招致の旗振り役を務めてほしいと願っていると話した。●バイエルン・ミュンヘンを解任されたユルゲン・クリンスマン氏が19日、続投していればリーグ連覇も可能だったと話した。●UEFAカップ決勝のシャフタール・ドネツク対ヴェルダー・ブレーメン戦が20日にイスタンブールで行われるが、累積警告で出場できないブレーメンのジエゴが試合前夜、チームメートにエールを送った。ジエゴは準決勝のハンブルガーSV戦で警告を受け、決勝出場を棒に振ってしまった。「チームメートは僕抜きで、そしてたぶん少しは僕のために、UEFAカップに優勝するよ」●リヴァプールのMFシャビ・アロンソの代理人が、アロンソの将来は今季末にリヴァプールがどのような決断を下すかにかかっていると話した。●ラツィオのマケドニア代表FWゴラン・パンデフ(25歳)について、プレミアリーグのトッテナムが興味を示している。●ヴォルフスブルクのボスニア代表FWエディン・ジェコ(23歳)は今季ここまで得点ランク2位の25得点を挙げ、得点ランク1位のグラフィチとともに、優勝争いでトップを走るチームに大きく貢献している。この活躍で当然のように欧州の複数のクラブから注目されているが、ジェコの希望はセリエAでプレーすることのようだ。●マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は20日、センターバックのリオ・ファーディナンドについて、今週末のリーグ最終戦対ハル戦のプレー次第で、来週のCL決勝に起用するかどうか決めると話した。ファーディナンドはふくらはぎに問題を抱え、ここ3試合を欠場している。●「インテルは、バルセロナ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドより劣っている」インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、スクデット獲得のひとつの要因として、チャンピオンズ・リーグの早期敗退を挙げている。「もしチャンピオンズ・リーグで準決勝か、もしくは決勝まで勝ち残っていれば、スクデットを獲得できなかっただろう。わたしはシーズンが始まる時、インテルにはヨーロッパの最高の舞台を戦い抜くポテンシャルがないと言っていた」●第37節のミラン対ローマの試合は、ミランのDFパオロ・マルディーニにとって最後のホームゲームとなる。マルディーニは「Mediaset」のインタビューに応じた。「わたしのキャリアのように、控えめなパーティーになるだろう。それでもこの試合は難しく、そして大事なゲームだということも忘れてはいけない。もうユニホームを脱ぐ覚悟はできている」またマルディーニは、今夏の移籍マーケットについても言及した。「ミランは2、3人の補強をするだろうし、その選手のすべてが、高いレベルの持ち主になるだろう」●MFチアゴ・モッタのインテル行きが確実になったいま、ジェノアは中盤の補強を計画している。●セリエAの王者インテルとコッパ・イタリアの覇者ラツィオが対戦する2009年のイタリア・スーパーカップは、8月8日に北京で行われることが発表された。●アーセナルのピーター・ヒルウッド会長は、同クラブの株主がアーセン・ベンゲル監督に対して行った批判について「不快である」と表明し、同監督を擁護した。
2009年05月20日
コメント(0)
●アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、「レアル・マドリー会長選に立候補しているフロレンティーノ・ペレス氏の下で監督に就任するのは興味深い打診だ」とコメント、クラブ首脳陣そしてサポーターに今オフ中にロンドンを去る可能性があると警告した。、「フロレンティーノ・ペレス氏のプロジェクトはすべての監督にとってこの上なく興味深いものだ。私も監督だが、今はアーセナルとの契約があるし、ここでの私の目標に完全に集中している」●イタリア代表主将のファビオ・カンナヴァロ(35歳)が7月1日付で、レアル・マドリーからユヴェントスに復帰することになった。●得点王争いをする選手に対して決定力不足と言うのは的確ではないかもしれない。しかし、対マジョルカ戦を見るとエトーのストライカーとしての仕事ぶりに疑問を持ってしまう。先制点は奪ったもののその後、幾度とあったゴールチャンスをことごとく外した。しまいにはPKまで外してしまう散々な試合となった。●シーズンも終盤を迎え、さまざまな移籍のうわさが後を立たないが、英タブロイド紙『デイリー・スター』によると、マンチェスター・シティ(マンC)が今度は、レアル・マドリーのアルゼンチン人FWゴンサロ・イグアイン獲得のために4000万ユーロ(約52億円)という破格のオファーを用意しているようだ。これは、昨年同クラブが、同じくレアル・マドリーからイングランド史上最高額となる4200万ユーロ(当時のレートで約63億円)で獲得したロビーニョへのオファー額に近い数値である。
2009年05月19日
コメント(0)
●ユヴェントスは18日、臨時役員会議を開き、クラウディオ・ラニエリ監督を解雇したと発表した。●ミランのロナウジーニョがマンチェスター・シティとの接触を否定、ミラノに残るつもりだと主張した。●サッカーの母国イングランドが、2018年W杯ホスト国に名乗りを挙げた。18日に聖地ウェンブリー・スタジアムで正式に立候補を宣言したイングランドは、FIFAと英国にとって“かなりの経済的利益が見込める”として、W杯誘致を成功させたい構えだ。●18日に行われたプレミアリーグの試合で、残留争い中のサンダーランドがアウェイですでに前節で残留を決めているポーツマスと対戦、1点をリードしながら、逆転負けを喫した。●ポーツマス所属のイングランド代表GKデイヴィッド・ジェームズ(38歳)が今週、肩の手術を受けることになり、来月行われるアンドラとカザフスタンとのW杯予選を欠場することになった。●解任されたクラウディオ・ラニエリの後任に指名されたのは、ユーベの下部組織責任者で、イタリア代表のスタッフも務めるチーロ・フェラーラだった。就任会見で「勝利への意欲を取り戻したい」と語っている。●すでにフィオレンティーナ行きが有力と見られているインテルのFWエルナン・クレスポだが、フェルナンド・イダルゴ代理人は混乱を招かないよう配慮している。「フィオレンティーナがエルナンに興味を示していることは知っている」●イングランド・プレミアリーグ優勝を決めたばかりのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)のDFネマニャ・ビディッチは、マンUのファンの投票による“サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞”および、チームメートの投票による“選手が選ぶ最優秀選手賞”に選ばれた。“2冠”を達成した同選手は、授賞式で次のように喜びを語った。「これは非常に名誉なことだ。毎日一緒に練習している選手たちのレベルの高さを考えれば、これらの賞を受賞できるなんてすごいことだ。すべての人たちに感謝したい。僕はこのクラブにいられて幸せだ」●ミランのオーナーでもあるシルビオ・ベルルスコーニ氏が「獲得の可能性は十分にある」と前向きな発言をしたことで、アーセナル所属のエマニュエル・アデバヨルが来季ミランにやって来る可能性があらためて浮上してきた。●イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランのカルロ・アンチェロッティ監督が来シーズンからチェルシーを率いることが内定していると報じた。アンチェロッティ監督は、ミランのオーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏との間にすれ違いが生じ、両者の関係は終わりを告げたとのことだ。同紙によると、チェルシーとアンチェロッティ監督は完全に契約に合意しているものの、ミランが来季のチャンピオンズリーグに予備戦なしで出場できる2位の座を確定させるまで発表は行われないとのことで、“X(エックス)デー”は今月30日になると推測されている。これにより、レアル・マドリーがシーズン後に行う会長戦でフロレンティーノ・ペレス元会長が当選した場合、アンチェロッティ監督が同チームの指揮官に就任するとのうわさは終息を見ることになりそうだ。なおイタリアでは、アンチェロッティ監督の後任として、ミランのかつてのスター選手であるマルコ・ファン・バステン氏が最有力候補の1人として挙がっている。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督は、クリスティアーノ・ロナウドにレアル・マドリーへの移籍をあきらめさせようと躍起になっているようだ。英紙『ザ・ガーディアン』の報道によると、レアル・マドリーが今月2日にホームのサンチャゴ・ベルナべウでバルセロナになすすべなく2-6で敗れて以来、C・ロナウドのレアル・マドリーへの移籍話がマンUの選手たちの格好のジョークの“ネタ”にされているというのだ。しかも驚いたことに、このジョークを公表したのがほかでもないファーガソン監督だという。「レアル・マドリーがバルセロナに大敗して以来、選手たちはクリスティアーノに『もしレアル・マドリーに行ったら、“ボランチ”としてプレーさせれられるぞ』と言って、彼をからかっているんだよ」●インテルのマッシモ・モラッティ会長は、FWズラタン・イブラヒモビッチの去就について「90%の確率で来シーズンもインテルでプレーする」と述べ、引き止めへの自信を見せた。
2009年05月19日
コメント(0)
●バルセロナの警察は17日、バルセロナのリーグ優勝を祝うファンの集まりで騒動が起き、65名が逮捕され、51名が負傷したと発表した。バルセロナが優勝したときには伝統的にランブラス通りにあるカナレテス噴水にファンが集まのだが、16日夜も1万5000人ほどのファンが集まり、優勝を祝った。●17日に行われたスペインリーグの試合で、すでに前日優勝が決まったバルセロナはアウェイでマジョルカに1-2で逆転負けを喫した。グアルディオラ監督は試合後の記者会見で、「ローマの決勝まで多くの選手はプレーしないだろう。リスクはおかしたくないからね」と話した。●また、CL出場権争いで注目された4位のバレンシアと5位のアトレティコ・マドリーの試合は、ホームのアトレティコがフォルランのPKによる1点を守りきって1-0で勝利。勝ち点を61に伸ばして、4位に浮上。バレンシアは勝ち点59のままで5位に後退した。残留争いでは、スポルティングがマラガに2-1で勝利し、降格圏を脱出して17位に浮上。スポルティングとは勝ち点で並ぶが、直接対決の成績で劣るオサスナが18位に後退。また、降格圏同士の戦いとなったヌマンシア対レクレアティボはホームのヌマンシアが1-0で勝利。レクレは勝ち点33で最下位に沈み、ヌマンシアは勝ち点35。残留ラインまで2ポイントとなっている。その他、ベティス、ラシン・サンタンデール、エスパニョールはいずれも勝利して、残留に近づいた。●R・マドリーがカカーと事実上の獲得合意に達したと伝えたMARCA紙。カカーの実親はこの報道を否定するコメントを残しているが、今度はリベリー獲得もバイエルン・ミュンヘンとの金銭面合意を残すのみとなったと伝えた。フロレンティーノ・ペレス氏と共にジダン氏は幹部入りが確実となっているが、「R・マドリーでリベリーがプレーできるように全てのことをしなくてはいけない。R・マドリーの紋章に輝きを取り戻すのが目標だが、リベリーはそれを十分にできる選手」とジダン氏は語っている。●16日付のレキップ紙は、レアル・マドリー会長選に出馬を表明したフロレンティーノ・ペレス氏が監督候補にアーセナルのアーセン・ヴェンゲル氏を考えていると報じた。翌日、フランス日曜朝のサッカー番組「テレフット」(TF1局)は、さっそくヴェンゲル氏にこの件に関する質問を浴びせた。「ペレス氏と話したか?」という質問を受けたヴェンゲル氏は「この話題についてはあまり触れない約束だが...」と明らかに当惑したようすで、「(話したことは)なかったと思う」とめずらしく曖昧な回答にとどめた。
2009年05月18日
コメント(1)
●セリエA優勝が決まって大喜びのインテルの選手たちが深夜、オープントップのバスでミラノ市内に繰り出すという予定外の行動に出たことがわかった。●17日に行われたスコットランドプレミアリーグの試合で、セルティックがアウェイでハイバーニアンと0-0で引き分け、1試合を残して自力優勝の目が消滅した。●17日に行われたプレミアリーグの試合で、リヴァプールがアウェイでウェストブロムと対戦、主将のジェラードが相手のミスから先制点を奪うと、カイトの2点目をアシストする活躍で、2-0で勝利。2位をキープする一方で、ウェストブロムは降格が決まった。ラファ・ベニーテス監督は試合後、前日の試合で優勝を決めたマンチェスター・ユナイテッドを祝福。「マンチェスター・ユナイテッドにはおめでとうと言うよ。いい仕事をしたからね。でも、それ以上のことは言いたくない。クラブに対して、よくやったと言うだけにしたい。普通なら、ほかの監督に対して敬意を表するものだ。だが、シーズン中に私は自分が嫌いなことをたくさん見てきたからね」と、ファーガソン監督への皮肉は忘れなかった。●チェルシーは今季最後のホームゲームでブラックバーンを2-0で下したが、試合終了後、スタンドのファンは今季末で退任するフース・ヒディンク監督をスタンディングオベーションで送った。●セリエA第36節の8試合が17日に行われ、前日に2位ミランが敗れたため4連覇が決まったインテルが、自ら優勝を祝う快勝を収めた。シエナをホームに迎えての試合は、前半終了間際にカンビアッソが決めて先制すると、後半にはバロテッリ、イブラヒモヴィッチが加点し、3-0で勝った。●リーグアン第36節の3試合が17日に行われ、2位マルセイユと3位リヨンの直接対決はアウェイのリヨンに1-3で敗れた。マルセイユは勝ち点71のままで、ボルドーとは3ポイント差。残り2試合ということを考えると、極めて痛い黒星となった。ナント対レンヌ、リール対ニースはいずれも1-1で引き分けた。●2005年からニースの監督を務めるフレデリック・アントネッティ氏(47)が今シーズン限りで退団することを明らかにした。レキップ紙が18日付で報じた。●リバプールのジェイミー・キャラガーと、アルバロ・アルベロアが、17日のウエストブロム戦の試合中にピッチ上で喧嘩し話題となっている。●ミランの敗戦を受け、インテルが4連覇を達成した。キャプテンのハビエル・サネッティが「Sky Sport」で喜びを語っている。「落ち着きながら、みんなでミランの試合を見ていたよ。でもウディネーゼが2点目を決めた時、みんな(スクデットを)確信したはずだ。ミランが敗れてのスクデットだから特別な喜びがある? ミランは関係ないよ。4連覇を達成できたし、このクラブに偉大な歴史を刻んだことに格別の喜びを感じている」●インテルのマッシモ・モラッティ会長は、64回目の誕生日に4連覇を成し遂げた。「何事にも代えられないプレゼントだ」ミランが敗れたことで、17回目のスクデットを手にしたモラッティ会長は熱く語っている。「チェルシーの時のように、モウリーニョはイタリアでも最初のシーズンにタイトルを勝ち取った。彼はセリエAでは唯一の外国人監督だが、インテリジェンスに溢れる手腕でチームをまとめあげた。スクデットはかなりのパーセントで彼のものだね」●16日にミランが敗れ、すでに優勝が決まっていたインテルは17日のシエナ戦を3-0で大勝。優勝に花を添えている。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督はチームに感謝の意を表した。「(優勝が決まっていたが)選手たちはこれまでの試合のように戦ってくれた。優勝に値するプレーだったよ。オルランドーニやイブラも自分の力を示してくれた。イブラはゴールを決めたし、得点ランキングでもディ・バイオに近づいた。すべてがパーフェクトだったね」●通算17回目となる4連覇を果たしたインテル。しかしMFパトリック・ヴィエラは、今シーズン限りでインテルのユニホームに別れを告げて、母国フランスのパリ・サンジェルマンへと身を移すことになりそうだ。「来シーズンからパリSGでプレーするって? その可能性はあるだろう」●4連覇を成し遂げたインテルだが、話題はすでに夏の移籍マーケットへと向いている。ジョゼ・モウリーニョ監督は、ジェノアのFWディエゴ・ミリートの獲得が間近であることを明かした。●16日にセリエA昇格を果たしたパルマは、セリエAで戦う来シーズンを見据えて、FWクリスティアーノ・ルカレッリの残留を願っている。パルマのトンマーゾ・ギラルディ会長は次のように話した。「ルカレッリは移籍したいと言っていないが、彼とも来シーズンについて話すことになるだろう。29試合で12ゴールは立派な数字だからね」●アタランタに2-2と引き分け、29節のローマ戦以来、約2か月も勝利から見放されているユベントス。この結果を受け、18日の午前にジャン=クロード・ブラン代表取締役とスポーツ・ディレクターのアレッシオ・セッコが緊急会談を行なった。ユーベはラニエリと2010年6月まで契約を結んでいるが、今週中にもラニエリの解任を発表するかもしれない。●オランダ・カップは17日、ロッテルダムで決勝が行われ、ヘーレンフェインがトウェンテをPK戦の末下し、初優勝した。●オランダ1部リーグを28季ぶりに制したAZアルクマールは17日、来季から元オランダ代表のロナルド・クーマン氏が新監督に就任すると発表した。2年契約で合意した。●オーストリア・ブンデスリーガは17日、ザルツブルクが2シーズンぶり5度目の優勝を決めた。●16日にイングランド・プレミアリーグ3連覇を果たしたばかりのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)のデイビッド・ギルCEO(最高経営責任者)はBBCのインタビューに応じ、去就が注目されているアルゼンチン代表FWカルロス・テベスについて「われわれとしては残留してもらいたい」と語り、同選手のチーム残留の可能性を検討していく方針であることを明らかにした。●ポルトガルの各メディアは、同国の元代表ルイス・フィーゴが欧州での現役生活に幕を閉じるとのニュースを一斉に報じた。フィーゴは、16日にインテルが達成したセリエA4連覇を花道に欧州リーグの一線から退く意向のようで、『ア・ボーラ』紙は本人による次のコメントを掲載した。「選手としてのピークは過ぎた。もう最高レベルのリーグでプレーすることはないだろう。基本的に他クラブからの誘いを受けるつもりはない。可能性があるとするなら、ヨーロッパ以外のクラブから特別なオファーがあった場合だけだ」
2009年05月18日
コメント(0)
●レアル・マドリーが、マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスの獲得に動きながら、実現しなかったことがわかった。スポーツディレクターのプレドラグ・ミヤトヴィッチ氏はかねてから、この夏の移籍が噂されているテベスに対し、マドリーが興味を持っていることを認めていた。しかし、同紙は16日付のデイリー・メイル紙に、テベスがイングランドでプレーを続ける意志が固いことから、獲得をあきらめたことを明かした。●ブラジル代表カカの父親でエージェントのボスコ・レイテ氏は16日、フローレンティノ・ペレス氏がレアル・マドリーの会長選に当選しても、カカがマドリーに移籍する契約など存在しないと話した。スペインの新聞は、カカは5年契約で合意し、移籍金は6000万ユーロ(約77億円)前後となると報じた。●16日に行われたスペインリーグの試合で、2位のレアル・マドリーがビジャレアルに2-3で敗れたため、この日試合のなかったバルセロナが19回目のリーグ優勝を決めた。マドリーはこれで3連敗。2試合を残してバルサとの勝ち点差は8ポイントとなり、逆転の可能性はなくなった。バルサは17日にアウェイでマジョルカと対戦するが、ミッドウィークの国王杯優勝に続き、1週間で2つ目のトロフィを掲げることになった。また、3位のセビージャはオサスナと0-0で引き分け、7位のデポルティーボはヘタフェと1-1で引き分けた。
2009年05月17日
コメント(1)
●バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー会長は16日、今季のブンデスリーガは首位のヴォルフスブルクか3位のヘルタ・ベルリンが優勝するだろうと予想した。バイエルンは勝ち点63でヴォルフスブルクと並ぶが、得失点で2位、ヘルタは1ポイント少ない3位につける。残りは16日の試合を含めて2試合となっている。●チェルシーのフース・ヒディンク監督は16日、チャンピオンズリーグ準決勝で敗退したあとは「疲れ果てた」こと、そして「今までで一番腹が立った」ことを認めた。バルセロナとのセカンドレグでロスタイムに同点弾を許し、決勝へ進めなかったことは相当なショックで、立ち直るのに時間がかかったようだ。●16日に行われたプレミアリーグの試合で、マンチェスター・ユナイテッドがホームでアーセナルと0-0で引き分け、1試合を残してリーグ3連覇を決めた。●16日に行われたブンデスリーガ第33節の試合で、首位のヴォルフスブルクがアウェイでハノーファーを5-0で下し、リーグ初優勝に大きく近づいた。●16日の試合でアーセナルと0-0で引き分け、リーグ3連覇を決めたマンチェスター・ユナイテッドだが、エースのクリスティアーノ・ロナウドの目はすでに欧州に向けられている。 「今この瞬間は喜ばなければいけない。本当に特別なことだからね。それから数日したら、チャンピオンズリーグに集中しなければならない。なぜなら、誰もがあの大会に優勝したがっているからだ」 「すばらしい結果だ。優勝すればいつだって気持ちいい。ホームでサポーターや家族に囲まれているんだから特別だよ」「うちは家族的なクラブだ。みんなとてもフレンドリーだ。だから誰もがクラブを愛しているんだし、僕もみんなを愛している」「ここの雰囲気は信じられないほどだよ。将来のことはわからないけど、僕はここで本当にハッピーなんだ」ユナイテッドはこの優勝でリヴァプールの持つ最多優勝記録に並んだが、マージーサイド生まれのウェイン・ルーニーは、「最高の気分だよ。3連覇は信じられない。とくにリヴァプールとの激しい優勝争いを展開したからね。ありがたいことにやるべきことはやれた。これをこのまま続けたいね。すごく楽しかったし、来季ももっといい結果を出したい」と来季に向けて意欲を見せた。アーセナル戦では出場機会がなかったものの、キャプテンとしてプレミアリーグのトロフィを掲げたガリー・ネヴィルは、「この1年間、みんなが信じられないほど努力をした。リヴァプールのおかげで厳しい戦いとなったが、すばらしい結果だよ。このチームの選手層の厚さがとても重要だった。シーズンを通して、20人の選手がすべて貢献した。1人で優勝を決めたとも言えるフェデリコ・マケダは、メダルさえもらえないんだからね」と話した。●マンチェスター・ユナイテッドが優勝を決めたのと同じ日、プレミアリーグの残留争いをしているチームは過酷な運命を強いられていた。前節、同じく残留争い中のミドルズブラとの対戦を制し、望みをつないだニューカッスルだが、ホーム最終戦となったフラムとの試合では、0-1であえなく敗れ、降格圏に逆戻り。ミドルズブラはホームでアストン・ヴィラと対戦、トゥンジャイのゴールで前半は1点をリードしながら、後半にカリューにゴールを許し、1-1で引き分け、勝ち点1を加えるに留まった。一方、ハル・シティはアウェイでボルトンと対戦、後半開始直後にフェイガンのゴールで1-1に追いつき、勝ち点を35に伸ばした。この結果、ハルは降格圏を脱出して17位。ニューカッスルは勝ち点34で18位、ミドルズブラは勝ち点32で19位のまま。勝ち点31で20位のウェストブロムは17日の試合でリヴァプールに負けると降格が決まる。24日の最終戦では、ハルはホームでマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルはアウェイでアストン・ヴィラ、ミドルズブラはアウェイでウェストハムと対戦する。●セリエA第36節の2試合が16日に行われ、わずかな逆転優勝の可能性があった2位ミランがウディネーゼに敗れ、残り2試合でインテルに追いつけなくなったため、インテルの4連覇が決まった。この日試合のなかったインテルは勝ち点78で、ミランとは7ポイント差だった。ローマ対カターニアは4-3でホームのローマが競り勝った。●リーグアン第36節が16日に開催され、首位ボルドーが辛くも勝ち点3を手に入れた。ボルドーは勝ち点を74に伸ばした。勝ち点71の2位マルセイユは、18日に3位リヨンと対戦する。CL出場権を狙う4位パリ・サンジェルマンは、オセールに1-2で敗れ、勝ち点1差のリヨンを抜くことができなかった。●「インテルの幹部たちと話をしたが、彼らはアクアフレスカを放出したがっているように見えた」カリアリのFWロベルト・アクアフレスカの代理人を務めるパオロ・ファッブリ氏は、来シーズンのアクアフレスカの去就について「Radio Kiss Kiss」で語った。●ほとんど決まりと言ってもいいだろう。FWエルナン・クレスポは今シーズン限りでインテルを退団し、フィオレンティーナへと活躍の場を移すことになりそうだ。●マンチェスター・シティの新たなターゲットはロナウジーニョ? 昨夏の移籍マーケットでもミランのFWロナウジーニョの獲得に動いたマンチェスター・Cは、ふたたびこのブラジル人に触手を伸ばしている。マンチェスター・Cは、すでにミランに支払う移籍金(1200万ユーロ)の用意も進めており、数日前にロナウジーニョの代理人のロベルト・アシス氏はこのように話している。「ロナウジーニョがブラジルに戻る可能性はない。しかしもしヨーロッパのクラブからオファーがあった場合、それに応じることも……」●イタリア・セリエBは16日に第40節が行われ、パルマがセリエA昇格を決めた。パルマはチッタデッラとのアウエー戦に2-2で引き分け、シーズン終了まで2試合を残して自動的にセリエA昇格となる2位以内を確定。前節のバーリに続き、2番目のセリエA昇格チームとなった。●16日に行われたアーセナル戦に0-0と引き分け、イングランド・プレミアリーグ3連覇を果たしたマンチェスター・ユナイテッド(マンU)。アレックス・ファーガソン監督は試合直後のインタビューに満足の笑みを浮かべて答え、優勝を決めた瞬間を「今までで一番長い90分だったよ」と冗談を交えながら表現し、ほっとした胸の内を明かした。●アーセナルのFWアンドレイ・アルシャービンは、英紙『デイリー・メール』とのインタビューで、「タイトル獲得のためにはビッグネームをあと2、3人連れてくる必要がある。さもないとファンは待ちくたびれるだろう」とコメントし、チームにおける戦力補強の必要性を訴えた。
2009年05月17日
コメント(0)
●レアル・マドリー会長選に立候補したフロレンティーノ・ペレス氏が、会長に選ばれた際は“豪華なプロジェクト”を実現させると公約した。、「我々はサンティアゴ・ベルナベウに戻り、豪華なプロジェクトを始動させるべく動いている。そのプロジェクトこそ、レアル・マドリーをもう一度世界一のクラブにするのだ。我々はクラブのイメージをクリーンなものにしたいし、ヨーロッパのリーダーになりたい」●R・マドリー会長選挙戦立候補のプレゼンテーションを行ったフロレンティーノ・ペレス氏に対しバルサのラポルタ会長がコメントを残した。ラポルタ会長はフィーゴがバルサからR・マドリーに移籍したのを思い出したのか、「バルサの選手獲得を狙うなんてしないで欲しい」と語った。「クラブのバランスを崩すようなことはしてもらいたくない。選手達はバルサに忠誠があるし、移籍するとは考えにくい。ペレス氏はスポーツ精神があると思う」と付け加えたラポルタ会長。明らかにペレス氏の登場に動揺があるようだ。●スペイン最大のスポーツ紙MARCAは16日、フロレンティーノ・ペレス氏はすでにACミラン、カカー本人とも交渉を済ませ、カカーのR・マドリー移籍は合意に達したと報じた。契約年数は5年間で、移籍金は6300万ユーロ(約81億9000万円)としている。また、カカーは年俸800万ユーロ(約10億4000万円)だそうだ。もちろんこの移籍はペレス氏が会長に就任するという条件付きではあるが、6月1日の選挙で当選が決まれば、4日にはカカーの正式入団が発表されるとされる。さらに、背番号についてもすでに5番になると言われている●バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アスレティック・ビルバオを4-1で下して優勝を決めた13日のスペイン国王杯決勝を振り返った。「ビルバオはとてもアグレッシブだったので、こちらも相当な強靭(きょうじん)さを持って試合に臨まなければならなかった。われわれのプランは、しっかりとボールを回し、プレッシャーを掛けてくる彼らとのフィジカルコンタクトを避けることだった。トケーロに先制ゴールを決められたことで難しい試合となったが、バルセロナには優れた選手がいたということだ。これ以上の説明を探すのは無駄だろう」●13日に行われたスペイン国王杯決勝でアスレティック・ビルバオを下して優勝を果たしたバルセロナは、15日にトレーニングを再開した。ところが、ダニエウ・アウベス、エイドゥル・グジョンセン、シャビ・エルナンデス、サミュエル・エトー、リオネル・メッシ、ヤヤ・トゥーレの6人が練習に1分遅刻してしまった。その間、ずっと時計を見つめていたというジョゼップ・グアルディオラ監督は、遅刻した6選手に500ユーロ(約6万4000円)の罰金を科すのではないかと見られている。●バルセロナの元選手で、かつて同クラブの監督も務めたヨハン・クライフ氏は、今季ここまでのバルセロナの戦いぶりを振り返った。もし今週末にリーグ優勝が決まれば、バルセロナは国王杯と合わせて今季の2冠目を達成することになるが、クライフ氏は「チームの規律を徹底することで、選手たちから最大の力を引き出した」と述べ、今シーズンの成功の立役者として、チームの指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督の名を挙げた。また、今季の好調の要因としてバルセロナの選手層の厚さにも触れた。「今のチームは15人、いや18人の選手で完ぺきに回せることを証明して見せた。これが、今シーズンのチームの強みといえるだろう。ローテーションを実施しても、決してレベルが落ちることはなかった」
2009年05月16日
コメント(0)
●プレミアリーグ3連覇まであと勝ち点1と迫ったマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーが、16日のアーセナル戦で必ず優勝を決めてみせると決意を語った。「アーセナルがオールド・トラフォードに来ると、いつもアウェイのファンがオールド・トラフォードで優勝したことを歌っているのを耳にする。だからアーセナル戦で優勝できたらと思う。きっと特別な出来事になるだろう。それに、監督によると、ここで優勝を決めたのはこの17年間で一度しかないらしいんだ。だから僕らのファンの前で3連覇を決めたいよ」●マンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍するのか、新天地を模索するのか。アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの去就に注目が集まる中、同選手代理人を務めるキア・ジョオラビシアン氏が「マンチェスター・ユナイテッドから完全移籍のオファーは提示されていない」と語り、ユナイテッドを去る可能性を示唆した。●ニューカッスルのFWマイケル・オーウェン(29歳)のマネージメント会社は15日、元イングランド代表が今季限りで現役を引退するという噂を否定した。●プレミアリーグのタイトル争いは今週末にもユナイテッドの優勝で決着がつきそうだ。まだ数字的にはわずかな可能性があるリヴァプールだが、主将のスティーヴン・ジェラードはすでに来季に目を向け、リーグ優勝とワールドカップ優勝の二つを手にしたいとスカイスポーツに話した。「(プレミアリーグは)まだ1回だけチャンスはある。アーセナルが今週末、僕らに有利な結果を出してくれれば、まだタイトルのほんのわずかなチャンスはある。だが、そうならなくても、今シーズンは大きな進歩があった。優勝争いをするのは本当に楽しい経験だったよ」「もし、またこういうふうにタイトルレースに参加できるのなら、今度は絶対優勝したいね。この街のみんなもすばらしい気分になれるし、それで自信を深めてワールドカップに臨んで、準々決勝は超えたい。それが今までの僕のベストだからね。準決勝かファイナルへ進めれば、最高の結果となるよ」●ミランのカルロ・アンチェロッティ監督は15日、ブラジル代表のロナウジーニョ(29歳)について、チームとしては残留を望んでいるが、本人が移籍を志願するのならば考えると話した。「我々はロナウジーニョをとどめておきたい。しかし、彼が移籍を希望するなら考えることになる」●ブンデスリーガは首位ヴォルフスブルクと2位バイエルン・ミュンヘンが共に勝ち点63で、得失点差でわずか2点、ヴォルフスブルクが勝っている。さらに3位のヘルタ・ベルリンは勝ち点62、4位のシュトゥットガルトは勝ち点61と、ブンデスリーガはこれまでにない熾烈な優勝争いが展開されており、タイトルの行方は5月23日の最終戦までわからない状態だ。 ●昨シーズン2部で優勝しリーグ・アンに復帰したル・アーブルが第35節でサンテティエンヌに2―4で敗れ、来季の再降格が確定した。●MFリカルド・クアレスマのチェルシーでの冒険は、今シーズンいっぱいで終わりを迎えそうだ。「Sun」紙によると、冬の移籍マーケットでインテルからチェルシーにレンタル移籍しているクアレスマは、来シーズンから母国ポルトガルのベンフィカに移籍するという。●“アンチェロッティ政権”のチェルシーの最初の補強は、アストンビラのFWアシュリー・ヤングになるかもしれないと「Sun」紙が報じた。●ジェノアのFWディエゴ・ミリートの代理人を務めるフェルナンド・イダルゴ氏は「Radio Kiss Kiss」のインタビューに応じ、ミリートのインテル移籍が近いことを明かした。●移籍の噂も流れたユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンだが、来シーズンもユーベのゴールを守ることになる。ブッフォンは自身の公式ホームページ上で残留を宣言した。●オランダの『デ・テレグラフ』紙によると、マルコ・ファン・バステン前監督の後任探しをしているアヤックスは、現在デンマーク代表監督を務めるモアテン・オルセン氏に就任の打診をしたもようだ。●ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のFWエディン・ジェコは同国の『ドネブニ・アバズ』紙のインタビューに対し、チェルシーからオファーを受けた事実を認め、今シーズン終了後にボルフスブルクを去る可能性があることを示唆した。●フラメンゴのクレーベル・レイチ副会長は、同クラブがフェネルバフチェのブラジル人DFロベルト・カルロスと交渉しているとのうわさを明確に否定した。●元ブラジル代表FWロナウド(コリンチャンス)は15日、来シーズン終了後に現役を引退する可能性があることを明らかにした。同国代表に復帰できれば2010年ワールドカップ(W杯)まではプレーするという。
2009年05月16日
コメント(0)
●バレンシアのスター選手、ダビド・シルバ(23歳)を巡って熾烈な争奪戦が始まっている。現在のところ、リヴァプールがシルバ獲得へ向け一歩リードしているが、他方ユヴェントスも本気でスペイン代表ウィンガー獲りに動いているようだ。シルバ代理人は「シルバの将来はバレンシアの決断次第」と前置きしながらも、すでに複数のクラブから問い合わせがあったことを認めている。●13日にスペイン国王杯決勝がバレンシアのメスタジャで行われ、バルセロナがアスレティック・ビルバオを4-1で下し、25回目の優勝を決めた。ビルバオは9分にトクエロのゴールで先制したが、バルサはヤヤ・トゥレが31分に同点ゴールを決めると、後半の12分間にはメッシ、ボージャン、チャビが次々とネットを揺らして、1998年以来の国王杯を手にした。これがペッペ・グアルディオラ監督にとって初のトロフィとなったが、日曜日の試合でマジョルカに引き分け以上でリーグ優勝が決まり、さらにチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを下せば歴史的な3冠達成となる。DFのジェラール・ピケは、「週末には2つ目のトロフィを取りに行くんだから、今週は歴史的な1週間になるといいね。まずはこの優勝を味わい、次にはさらなるタイトルを目指すよ」と話した。●リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーは12日、2010年6月30日まで契約が残るゲオルギオス・セイタリディスとの契約を解除することで両者が合意に至ったと発表した。交渉は11日の午後からアトレティコのスポーツディレクター、ヘスス・ガルシア・ピタルチ氏、セイタリディス、同選手の代理人との間で行われ、3者は翌日の午前に合意に至ったという。
2009年05月14日
コメント(0)
●マンチェスター・シティが、レアル・マドリーの象徴であるラウル・ゴンサレス(31歳)へ4年契約のオファーを提示したとスペインのメディアが報じたが、シティ側はこの報道を否定した。●バイエルン・ミュンヘンは13日、オランダのAZアルクマールで指揮を執るルイ・ファン・ハール氏を新監督に迎えることを明らかにした。●リヴァプールのMFシャビ・アロンソ(27歳)の代理人は、今夏アロンソがアンフィールドを去るという噂を否定した。●13日に消化の遅れていたプレミアリーグの1試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがアウェイでウィガンと対戦、キャリックの終盤のゴールが決勝点となって2-1で勝利した。これで、あと1ポイントでリーグ連覇が決まる。●13日に行われたブンデスリーガの試合で、シュトゥットガルトがシャルケを2-1で下し、再び首位に2ポイント差まで迫った。●13日に行われたスコットランドプレミアリーグの試合で、レンジャーズがアウェイでハイバーニアンと1-1で引き分けた。●13日にローマのスタディオ・オリンピコでコッパ・イタリアの決勝が行われ、ラツィオがサンプドリアをPK戦6-5で下して優勝。来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。●14日、インテルのテクニカル・ディレクターのマルコ・ブランカが、ジェノアのFWディエゴ・ミリートの代理人を務めるフェルナンド・イダルゴ氏と会談することが明らかになった。イダルゴ氏は、13日にインテルのルナルド・ゲルフィ副会長とも会っており、その場でミリートの移籍について話し合いがもたれた模様だ。またイダルゴ氏は、以前からインテルが興味を持っているエストゥディアンテス所属のアルゼンチン代表の右サイドバック、マルコス・アンヘレリ(27歳)の代理人も務めているため、インテル側は一連の会談のなかでアンヘレリの状況も確認している。●一時はユベントスとの合意が報じられたヴェルダー・ブレーメンのMFジエゴ。しかしその後、バイエルン行きの可能性が浮上したものの、結局はユーベ入りで決着がつきそうだ。バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長が「ジエゴはユーベに行く」とコメントした。●ミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾなどの代理人を務めるクラウディオ・パスクアリン氏は、カルロ・アンチェロッティ監督が今夏にミランを退団するとの見解を示した。「わたしはアンチェロッティがミランを退団すると思っている。なぜなら『La Repubblica』紙が報じたベルルスコーニの発言――『優勝できなかったら、それはアンチェロッティの責任だ』――を、クラブが一切否定しなかったからだ。これがミランのアンチェロッティに対する評価と考えてもいいのかもしれない。そしてアンチェロッティはチェルシーに行くんじゃないかな。来シーズンのミランの監督? レオナルド(ミランの副会長補佐)とフィリッポ・ガッリ(ミランの助監督)の二頭体制か、もしくはフランク・ライカールト(前バルセロナ監督)かマルコ・ファン・バステン(前アヤックス監督)になるかもしれない。どうなるにせよ、ミランに関わりのある人物になることだろう」●欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、ブカレストで理事会を開き、ポーランドとウクライナが共催する2012年欧州選手権の準備状況を検討し、ウクライナの開催候補地で、キエフを除くドネツク、リビフ、ハリコフは競技場や交通網などで条件を満たしていないと判断した。●イングランド・プレミアリーグは各クラブに対し、同国のサッカー界の発展および代表強化のため、登録メンバーに自国内で育成された選手を一定数含めることを義務付ける新ルールを導入することを検討しているようだ。このルールは、UEFA(欧州サッカー連盟)が提唱している“ホーム・グロウン・プレーヤー”(=国籍を問わず15歳から21歳までの間、同一国の協会に属すクラブで3年以上登録された選手)という概念を軸にしたものになるようだ。●伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、12日に行われたユベントスの役員会で、クラウディオ・ラニエリ監督が引き続き指揮を執ることが決定した。同クラブのジョバンニ・コボッリ・ジッリ会長は、「ラニエリは、少なくとも今シーズン末までは続投する。その後については再度検討することになる」と述べた上で、「役員たちは、このまま一緒に戦っていくとの見解で一致した。それに、彼との契約はまだあと1年残っている」と付け加え、来季以降の続投についても含みをもたせた。●12日付の英紙『デイリー・テレグラフ』によると、ミランのカルロ・アンチェロッティ監督は、すでにチェルシーと3シーズンの契約にサインした可能性があるという。同紙によると、アンチェロッティ監督は、ミランのスター選手アンドレア・ピルロとカカをチェルシーに連れて行く意向だという。ミランは、エマニュエル・アデバヨルとカルロス・テベスの獲得を狙っており、両選手の獲得資金を得るためにこの移籍に同意する可能性もあると見られている。
2009年05月14日
コメント(0)
●13日にバレンシアのメスタージャスタジアムで行われるスペイン国王杯決勝。25年ぶりに決勝戦で顔を合わせることになったA・ビルバオとバルサ。25年前の決勝戦ではA・ビルバオがマラドーナやシュスターを擁するバルサに勝ち優勝カップを掲げている。A・ビルバオにとっては久しぶりのタイトル獲得が懸る大一番。10日、サン・マメススタジアムで行われた公開練習にはなんと18,000人のサポーターが集まった。すでにチームもバレンシア入りし試合へ向け調整を続けている。試合当日はチケットを持たないサポーターも含め約30,000人がビルバオから応援に駆け付けると言われている。カパロス監督もこの決勝戦の重要性について、「現在、世界で最も優秀なクラブの一つ、バルサとの対戦。世界のフットボール界の中心に立つことになる」と語っている。マルケス、アンリに加えイニエスタも怪我で脱落。ビジャレアル戦で退場処分となったアビダルも出場停止となるバルサ。A・ビルバオの勢いに打ち勝ち、まずは3冠の一つをもぎ取ることができるだろうか。●昨シーズン終了後に7連覇を果たしたリヨンを去り、アトレティコ・マドリーに移籍した元フランス代表GKのグレゴリー・クペ(36)が12日発売のフランス・フットボール誌に「移籍は失敗だった」と語っている。「レギュラーを獲得できなかったという点で、移籍は失敗だった。控えとしてここで2年目を迎えるとしたら、現役を“じいさん”で終えることになる。そうしたくないから、ここを出るよりほかに解決策はないんだ」●レアル・マドリーのDFクリストフ・メツェルダーが12日の練習中に太ももの肉離れを起こし、全治2週間との診断結果が下された。メツェルダーが今回負傷したのは大腿(だいたい)二頭筋で、その原因は筋肉疲労ではないかと見られている。この故障により、同選手は残りのシーズンを欠場する可能性が出てきた。●バレンシアのMFダビド・シルバが2~3週間戦列を離れることが明らかになった。同選手は9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のレアル・マドリー戦で左足を負傷し、56分にピッチを退いていた。同クラブのメディカル・スタッフによると、シルバは外転筋の腱を部分損傷しているため、今シーズンの残り3試合を欠場する可能性が高いとのことだ。●昨年の夏にC・ロナウド獲得に失敗したレアル・マドリーだが、今夏は同選手を1億ユーロ(約131億円)で獲得することで、マンUと合意を取り付けたとも言われている。だが、同選手がマンC戦で見せた“醜態”は、レアル・マドリーの野望にブレーキをかけかねないだろう。シーズンオフに行われる同クラブの会長選挙への出馬が確実視されており、その場合は有力候補になると見られているフロレンティーノ・ペレス元会長は、前回の在任時には、選手に対して「ピッチ内外での模範的な態度」を要求していたほどマナーに厳しいからだ。とはいえ、ペレス氏がC・ロナウド獲得に疑問を抱くとすれば、それは同選手の礼儀を欠く態度だけが原因ではないようだ。「1億ユーロの移籍金は高すぎる」と考えるペレス氏は、自身が会長選挙に勝利した場合、この金額を8000万ユーロ(約105億円)以下に抑える方向で交渉に臨むと見られている。
2009年05月13日
コメント(0)
●12日に行われたスコットランドプレミアリーグの試合で、セルティックがダンディー・ユナイテッドを2"1で下し、首位に返り咲いた。これでセルティックはレンジャーズを1ポイント上回り首位に浮上。レンジャーズは13日の試合でハイバーニアンと対戦する。●12日にフランスリーグアン第35節の1試合が行われ、リヨンがホームでナントに3"0と快勝。5試合ぶりの勝利で、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位の座を守った。●北中米カリブ海(CONCACAF)のチャンピオンズリーグ決勝のセカンドレグが行われ、メキシコのアトランテが同じメキシコのクルス・アスルと0"0で引き分け、2試合合計2"0でFIFAクラブワールドカップへの出場権を獲得した。●リヴァプールの主将スティーヴン・ジェラード(28歳)は13日、フットボールライター協会(FWA)が選ぶイングランド年間最優秀選手賞を受賞した。ジェラードは、マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス、ウェイン・ルーニーを退けての受賞となった。●チャンピオンズリーグ準決勝のチェルシー対バルセロナ戦で笛を吹いたノルウェー人のトム・ヘニンク・エヴレベ主審(42歳)が、ピッチに復帰するのを楽しみにしていると話した。●1997年から2000年までアーセナルに在籍した元フランス代表MFのエマニュエル・プティ氏が11日に放映されたレキップTVのサッカー番組「トータル・フット」で、古巣のアーセン・ヴェンゲル監督に注文を出した。「アンリの移籍(2007年)後、若手主体でその穴を埋め、チーム力は徐々に向上を見せていた。しかしもはやその移行も停滞している」具体的にはマンチェスター・ユナイテッドを例に挙げ、若手とベテランの共存を解決策として示す。プティ氏は、ヴェンゲル監督ならそのほどよいさじ加減ができるはずと指摘している。ただしそれには、大物選手の獲得に資金を投じなくてはならないという考えだ。●イタリアの首相でミランのオーナーを務めるシルビオ・ベルルスコーニが、「もし優勝できなかったら、それはアンチェロッティの責任だ」と話したと「Repubblica」紙が報じた。「インテルより上位につけることができた」「ミランは何度も戦術的なミスを繰り返した。ボールを扱える選手や有能なドリブラーが数多くいるのに、彼らを有効活用せず、むしろ逆の采配をしていた」●チェルシー行きの噂が絶えないミランのカルロ・アンチェロッティ監督に対し、MFカカは来シーズンもチームを率いることを期待している。「僕はミランのビジョンを信じている。ミランは歴史あるクラブだし、しかも数々の成功を収めているからね。来シーズンのプロジェクトの中にアンチェロッティが含まれていることを願っているよ」また、アルバニア代表との親善試合で約5か月ぶりに戦列復帰を果たしたMFジェンナーロ・ガットゥーゾも、カカと同様にアンチェロッティの留任を強く望んでいる。「前に俺が移籍したいと言った時、ガッリアーニとアンチェロッティは、ミランが獲得したトロフィーを陳列している部屋に俺を閉じ込めたんだ。結局、その時は説得に応じてミランに残留したわけだけど、もし必要なら、今度は俺がアンチェロッティをその部屋に閉じ込めてやる」●近い将来、ミランのFWロナウジーニョはブラジルのクラブに移籍するかもしれない。ブラジルの「Lance」紙によると、サンパウロはロナウジーニョの獲得に向けた準備を進めており、すでに代理人のロベルト・デ・アシス氏ともコンタクトを取っているという。ロナウジーニョの獲得に向けてサンパウロは、ミランが強い興味を示しているDFミランダを、交渉の切り札として考えているようだ。先日アドリアーノの入団を発表したフラメンゴも、ロナウジーニョの獲得に関心を寄せている。●インテルのFWズラタン・イブラヒモビッチに、多くのビッグクラブが触手を伸ばしている。代理人を務めるミーノ・ライオラ紙がスウェーデンの「Aftonbladet」紙で明らかにした。「ズラタンを獲得できる可能性があるのは、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、レアル・マドリーだけだ。これらのクラブは彼に興味を持っているし、継続的に連絡をとってくる。もしズラタンがインテルを離れる場合、行き先はビッグクラブに限られるだろう。しかしズラタンはチャンピオンズ・リーグやスクデットを獲得するために、インテルに残る」●ユベントス入りが間近とされているヴェルダー・ブレーメンのMFジエゴに、バイルエン・ミュンヘン行きの可能性がでてきた。ジエゴの父親で代理人を務めるジャイール・ダ・クーニャ氏がドイツの「Bild」紙で、バイエルンと合意に達していると話したのだ。●ミランのカルロ・アンチェロッティ監督のチェルシー行きが秒読み段階? イギリスの「Daily Telegrah」紙によると、アンチェロッティはチェルシーと3年契約で合意し、すでに仮契約も結んでいると報じた。また「Daily Telegrah」紙は、ミランのMFカカとMFアンドレア・ピルロをロンドンに連れて行くことがアンチェロッティの望みとも伝えている。●チェコ・サッカー協会は12日、同国代表の新監督にフランティシェク・ストラカ氏(50)の就任を発表した。ワールドカップ(W杯)欧州予選の不振で、4月にラダ前監督が解任されていた。 ●ブルガリアサッカー界の英雄、フリスト・ストイチコフ氏がイランのアブ・モスレムの新監督に就任することで内定したようだ。●ベンフィカは来シーズンに向けた新監督の招へいに動き始めたようだ。ポルトガルでは、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したことで、キケ・フローレス監督の解任を支持する声が高まっている。『ア・ボーラ』紙によると、ベンフィカの新指揮官候補の筆頭には、前チェルシー監督にして元ポルトガル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリ氏の名前が挙がっており、両者はすでに接触を開始しているとのことだ。●ドイツ・ブンデスリーガは12日、第32節の4試合が行われた。勝ち点で並ぶ首位ボルフスブルクと2位バイエルン・ミュンヘンは、ドルトムントとレバークーゼンに共にホームで3-0と勝利。この2チームを勝ち点差1ポイントで追う3位ヘルタ・ベルリンも、アウエーでケルンを2-1で下した。
2009年05月13日
コメント(0)
●右太もも肉離れで戦線離脱中のバルセロナMFアンドレス・イニエスタが、27日のCLファイナルにはギリギリ間に合いそうだ。10日のビジャレアル戦で足を引きずりながらピッチを後にしたイニエスタ。クラブのメディカルスタッフは今月末に開催されるCL決勝戦を欠場する可能性があることを発表したが、翌11日に行った検査の結果、軽い肉離れであることが判明した。イニエスタはスペイン国王杯決勝戦(対アスレティック・ビルバオ)を欠場するものの、欧州王者のタイトルを賭けたマンチェスター・ユナイテッドとの対決ではプレーできそうだ。●バルセロナの主将カルレス・プジョルは、10日のビジャレアル戦でロスタイムに3-3の同点とされ、ホームでのリーグ優勝を飾ることができなかったことについて「気を引き締めることが必要だという“警鐘”だととらえたい」と語った。また同選手は、13日のアスレティック・ビルバオとの国王杯決勝に向けても、逆に好影響を及ぼすとの考えを明らかにした。「皆、ファンの前でタイトルを祝いたいという気持ちでいっぱいだったので残念だ。だがビジャレアル戦は『気を引き締めることが必要』だという“警鐘”として役に立つと思う。国王杯決勝にも、もっとモチベーションを持って臨めるだろう」「(13日は)とても重要な選手を失うことになってしまった。CL決勝をプレーするにふさわしい選手がいるとすれば、それはアンドレスだ。彼は1人で試合を変えられる才能を持っているし、いつもチームのために尽くす素晴らしい選手だ。彼のチームへの貢献度の大きさからしても、決勝のピッチに立つべきだ」●レアル・マドリーのオランダ人FWアリエン・ロッベンは、練習後に行われた記者会見で、最近報じられている移籍のうわさをきっぱりと否定するとともに、来季もチームに残留してタイトルを獲得したいとの希望を明かした。「僕の望みは、来季もここに残ってタイトルを獲得することだ。レアル・マドリーのユニホームを着られることを心から誇りに思っているし、僕はここでプレーできてとても幸せだ。ここでシーズンを重ねるごとに、調子がよくなってきていると実感している」●テベス獲得には、レアル・マドリーだけでなく、マンチェスター・シティ(マンC)、リバプール、チェルシー、さらにここへ来てトッテナムも名乗りを挙げている。このためレアル・マドリーにとって、今年の夏の移籍市場でのテベス獲得は困難を極めることになりそうだ。
2009年05月12日
コメント(1)
●ローマのスパレッティ監督が、CL出場権を逃すとすれば、それは自分の責任だと認めた。ローマは週末のカリアリ戦を2-2で引き分け、勝ち点54。残り3試合で4位フィオレンティーナとは12ポイント差で、勝ち点で並ぶことは不可能ではないが、その可能性は限りなく低い。●インテルが夏の移籍市場でフィオレンティーナのMFフェリペ・メロを狙っている。ブラジル出身で25歳のメロは、スペイン2部のアルメリアで頭角を現し、今季セリエAでブレイクしたセンターハーフ。インテルのモウリーニョ監督はパトリック・ヴィエラの後釜になれる逸材として彼の能力を高く評価している。●マンチェスター・ユナイテッドのMFダレン・フレッチャー(25歳)が、27日にローマで行われるCL決勝戦に出場できないことが確定した。また、バルセロナもエリック・アビダル(レッドカード)、ダニエウ・アウヴェス(累積警告で次試合出場停止)の両選手への判定について取り消しを申し立てていたが、UEFAはこれらのアピールも退けている。●マンチェスター・シティのマーク・ヒューズ監督が、今シーズン限りでライバルであるユナイテッドでのレンタル期間が終了するFWカルロス・テベスを獲得したがっていることが明らかになった。●ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ(32歳)が、「ミランで現役生活を終えるのが望みだ」と明言した。●マンチェスター・ユナイテッドと今季限りで決別すると言われているアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、イタリアへ行く可能性が高まっている。ミランはテベス獲得のために4000万ポンド(約59億円)を支払う用意があるとされている。●インテルが、今夏の移籍市場でチェルシーのナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル獲得に動くという。1500万ポンド(約22億3500万円)の移籍金で5年契約を提示するようだ。●現役時代、ユヴェントスで10年以上もの間中盤のリーダーとして君臨した現バーリ監督のアントニオ・コンテ(39歳)が、古巣ユヴェントスの監督就任に意欲を見せている。「私のことを、ユーヴェの監督になる準備ができていないという人がいる。若すぎるからだって? そういう決まり文句はまったくもってバカげている。それじゃ何も変わらない。私も、バルセロナでのグアルディオラのようになれる準備はできている」●10日に行なわれたプレミアリーグ第36節チェルシー戦にホームで1―4と完敗したアーセナル。5日のチャンピオンズリーグ敗退(準決勝、対マンチェスター・ユナイテッド)と合わせて、失望の1週間だった。試合後、スカイ・スポーツのインタビューに答えたヴェンゲル監督の表情からも、落胆と苛立ちが見てとれた。監督はフリーキックからアレックスのヘディングで奪われた先制点について、「(フリーキックの判定は疑問だが)空中戦に負けたのは事実。ペナルティーエリア付近にボールを近づけないようにすべきだった」と悔やんだ。●股関節の故障が回復し、8日の親善試合グルノーブル戦で前半だけプレーしたリヨンの主将、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(34)。12日の第35節ナント戦には出場できる見通しだ。●敵地でキエーボと引き分けたインテル。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督はこの結果に不満の様子だった。「試合前の時点で、スクデットを獲得するためには6ポイント必要だったが、この引き分けで残り5ポイントになった。この結果は気に入らないが、あと3試合で6ポイントを獲得するよりは5ポイントの方がいい。キエーボはいいプレーをしていたが、われわれは2-1のまま試合を終わらせなければいけなかった。許した2失点はプレゼントのようなものだったし、われわれはもっと試合をコントロールできただろう」●ヤクインタのゴールでミランと引き分けたユベントス。この結果に、ユーベのクラウディオ・ラニエリ監督は満足した様子を見せた。「選手たちは期待に応えてくれた。われわれは闘争心を表現できたし、一致団結したプレーをすることができた。ヤクインタ? フィジカルコンディションがいいし、攻撃に奥行きをもたらしてくれた」●イングランド・プレミアリーグは11日、1試合が行われ、ニューカッスルは残留を争うミドルズブラとの試合に3-1で逆転勝ちした。11試合ぶりの白星で、ハルを得失点差でかわして降格圏の18位を脱し、17位に浮上した。今季終了まで暫定的に指揮を執るシアラー監督は采配(さいはい)6戦目で初勝利。ミドルズブラはニューカッスルから勝ち点差3の19位。●9日に行われた第31節で首位ボルフスブルクがシュツットガルトに1-4と負けたことで、ドイツ・ブンデスリーガの優勝争いはさらに激化することになった。
2009年05月12日
コメント(0)
●あと1勝で優勝が決まると注目されたバルセロナは、10日の試合でビジャレアルと対戦、リードしながらロスタイムに同点ゴールを許して3-3で引き分けた。試合を残して、バルセロナの勝ち点は86。これはスペインリーグの新記録となった。2位のレアル・マドリーには8ポイント差をつけ、来週のマジョルカ戦で勝てば優勝が決まる。なお、バルセロナは水曜日に国王杯決勝を控えるが、アビダルは出場停止、さらにイニエスタが右太ももの肉離れで欠場することになった。また、アトレティコ・マドリーはエスパニョールと対戦、一時は1-2と逆転されるが、後半にフォルラン、アグエロのゴールで追いつき、ロスタイムにフォルランが今季27得点目となるゴールを決め、これが決勝点となって3-2で勝利した。デポルティーボはレクレアティーボを2-1で下して、勝ち点を56に伸ばし欧州圏内の6位に浮上した。
2009年05月11日
コメント(0)
●10日に行われたプレミアリーグの試合で、マンチェスター・ユナイテッドがシティのダービーマッチに2-0で勝利。リヴァプールに再び3ポイント差をつけて首位に立った。また、CLに敗退したばかりのアーセナル対チェルシーのロンドンダービーは、アウェイのチェルシーが4-1で勝利し、3位以上を確定した。●10日に行われたブンデスリーガの試合で、ヴェルダー・ブレーメンがハンブルガーSVを2-0で下し、3週間足らずで4度対戦し3勝目を上げた。●セリエA第35節が10日に行われ、勝てば優勝の可能性もあった首位インテルはキエーヴォと引き分け、優勝は次節以降へ持ち越しとなった。●10日に行われたポルトガルリーグの試合で、ポルトがナシオナル・マデーレを1-0で下し、4連覇を果たした。ポルトはこれで勝ち点を66に伸ばし、2位のスポルティング・リスボンとは6ポイント差。2試合を残しているが、直接対決の成績で勝るため、ポルトの24回目のリーグ優勝が決まった。●13日のコッパ・イタリア決勝を見据えて大黒柱のカッサーノを温存したサンプドリアは、5-0とレッジーナを完膚なきまでに叩き潰した。アウェーながらラツィオを3-1で下し、4連勝を飾ったウディネーゼ。●解任の噂が囁かれているにも関わらず、ユベントスのクラウディオ・ラニエリ監督はビアンコネロの指揮官を続ける意思を示している。「普通なら、煙が立つところでは肉か魚が焼かれているはず。しかしわたしは今シーズンも来シーズンも、このチームの監督だ。クラブ側と話をする機会は多いが、いかなる時でも信頼を失っていると感じたことはない。ミラン? 周知の通りわれわれはいい状況ではないが、ミランを倒せるような戦いをするつもりだ」●今シーズンはレンタルでボルドーに移籍している。はたしてグルキュフは来シーズンもボルドーでプレーするのか、それともミランに復帰するのか――。シーズンの終了後の決断が注目されているグルキュフが「Aujourd'hui Sport」紙のインタビューに応えた。「現時点では、目の前の仕事にだけ集中している。そして今シーズン終了後に、大事な決断をしなければならない」●FW森本貴幸の所属するカターニアはホームでフィオレンティナに0-2で敗れたが、1部残留が確定した。カターニアは3試合を残して勝ち点は40で、降格圏内の3チームに10以上の差をつけた。森本は出場停止で欠場した。 ●オランダ1部リーグは10日、各地で今季最終戦が行われ、28季ぶりの優勝を決めていたAZアルクマールはヘーレンフェインを下し、勝ち点80で終えた。今季から前イングランド代表監督のマクラーレン氏が率いたトウェンテが2位に入り、3位にアヤックス。5連覇を狙ったPSVアイントホーフェンは4位に終わった。●ブレーメンは、DFペア・メルテザッカーが足首の負傷により、ドイツ・ブンデスリーガの残り4試合、UEFAカップ決勝戦のシャフタル・ドネツク戦、そしてDFBカップ(ドイツ協会杯)決勝のレバークーゼン戦をすべてて欠場することを発表した。●アルゼンチン人FWカルロス・テベスは、現在所属するマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を今シーズン終了後に退団するとの意思を、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』とのインタビューで明言した。「クラブが僕を必要としていない以上、来季もここでプレーすることはないだろう。今のような不安定な状態で、今後もプレーを続けていくことは難しい。これがクラブへの別れの言葉となるだろう」●英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によれば、マンチェスター・シティ(マンC)は、リバプールのスペイン人MFシャビ・アロンソ獲得のため1800万ポンド(約27億円)を準備しているようだ。●イタリア紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』によると、ミランがセリエAで現順位(2位)を維持し、来季のチャンピオンズリーグへの出場権を確保した場合、クラブはカルロ・アンチェロッティ監督との契約を2年延長する意向だという。
2009年05月11日
コメント(0)
●圧勝したクラシコで右膝前十字靱帯を痛め、チェルシーとのCL準決勝第2戦を欠場したバルセロナのティエリ・アンリが、ローマで行われるマンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦も欠場する可能性が出てきた。バルサは公式HP上で、「水曜日にアスレティック・ビルバオと国王杯決勝を戦うが、アンリはもちろんそれに間に合わず、CLファイナルに出場できるか瀬戸際だ」とし、「クラブのメディカルスタッフが、ローマでプレーできるよう特別な治療を施している」と発表した。●バルセロナが夏に行うフレンドリーマッチツアーで、デイヴィッド・ベッカムのいるLAギャラクシーと戦うことがわかった。試合は8月1日に9万人を収容できるローズ・ボールスタジアムで行われる。アメリカではほかに、8月5日にシアトル・サウンダーズと対戦するという。●9日に行われたスペインリーグの試合で、バレンシアがレアル・マドリーと対戦、前半にマタとシルバのゴールで主導権を握ると、後半にはバラハが追加点を入れ、3-0で快勝した。マドリーはこれで前節のバルセロナ戦の大敗に続く連敗で、首位バルサとの差は8ポイントのまま。これでバルサは10日のビジャレアル戦に勝てば3試合を残して優勝が決まる。3位のセビージャはホームでマジョルカと対戦、3-1で勝利。勝ち点を63に伸ばし、4位バレンシアとの差4ポイントをキープ。CLストレートインに大きく前進した。●今夏マンチェスター・UからR・マドリーへ移籍が噂されるC・ロナウド。R・マドリー側はC・ロナウドへの背番号を決定しているようだ。すでにC・ロナウドは独自のブランド、“CR9”をポルトガル政府に商標登録しているとされている。R・マドリーの背番号7はラウルが背負っているため、C・ロナウドに譲るとは考えにくい。背番号9はサビオラが付けているが、今季限りで退団が確実だ。AS紙によると、すでにR・マドリーマーケティング部が、背番号9のユニフォームの販売戦略をプランニングしているとしている。歴史的にもR・マドリーの背番号9は、ディ・ステファノ、ウーゴ・サンチェス、サンティジャーナそして近年ではロナウドが付けるなど伝説の背番号となっている。2006年12月にロナウドが退団して以降は、ソルダード、サビオラが9番を背負ったが期待に応えることができていない。C・ロナウドが付けることで失った価値を取り戻したいところだ。背番号は9で確実となりそうだが、まだ未確定なのが選手登録名。“C・Ronaldo”か“Ronaldo”の決定が残っている。C・ロナウド獲得を見込み、すでにクラブ内部では来季に向けての準備が着々と進んでいることは確実のようだ。●プレミアリーグ、マンチェスター・Cがラウル獲得に興味を示していることが8日に明らかとなったが、ラウルはこのオファーを拒否したとMARCA紙に対し語っている。マンチェスター・Cのオファー額は4年契約の4000万ユーロ(約52億円)。「オファーを受けたのは事実」と認めたラウルだが、「R・マドリー退団は全く考えていない」と続けた。●R・マドリーがバレンシアに3-0で敗れたため、今日ビジャレアルに勝つか、引き分けで優勝が決まるバルサ。ホーム、カンプ・ノウで最後にリーガ制覇をしたのは1998年4月19日。クライフ監督から引き継いだファン・ファール監督のリーガ最初のシーズンだった。グアルディオラ監督は、「スタジアムが満員ならサポーターが勝利へ導いてくれる。だからみんなユニフォームを着て、スタジアムへ足を運んで欲しい。ホームで優勝を楽しみ、お祝いできるのは最高だからね」とサポーターへ呼びかけている。国王杯決勝、CL決勝も控えているバルサだが、「今までも次の試合が一番大事と言ってきたように、今はビジャレアル戦が国王杯決勝よりも大事」とグアルディオラ監督は語る。●バイエルンのMFフランク・リベリがレアル・マドリーへ。7日、フランスの「L'Equipe」紙が伝えた。「L'Equipe」紙によると、リベリはマンチェスター・ユナイテッドからのビッグオファー(7000万ユーロ)を受けていたにもかかわらず、スペインに新天地を求めるという。もはやリベリとバイエルンの関係は、今シーズン限りで終わりを迎えることは確実視されている。●バルセロナのエイドゥル・グジョンセンは、母国アイスランドの『モルゲンブラディット』紙とのインタビューで、今後もベンチを温める状況が続くようであれば、今シーズンいっぱいで同クラブを退団する考えであることを表明した。●フランスのテレビ局カナル・プリュスとのインタビューで、ジダンはリベリーがレアル・マドリーと契約することのメリットを次のような言葉で表現した。「リベリーのような選手を自分のチームに欲しいと思うのは当然だ。それに、彼はスペインでプレーしたいのではないかと思う。彼がレアル・マドリーに来るよう、あらゆることをしなければならない。レアル・マドリーの目標はクラブのエンブレムに輝きを取り戻すことだが、彼ならそれができる」7日付の仏紙『レキップ』では、「リベリーのレアル・マドリー入りの鍵を握るのはジダン」と報じられたが、ジダン自らリベリーのレアル・マドリー移籍を積極的に働き掛けるつもりのようだ。●イタリアの『コリエーレ・デッロ・スポルト』紙によると、ユベントスはバルセロナに所属するDFエリック・アビダルの獲得に興味を示しているとのことだ。同紙によると、ユベントスはバルセロナとの交渉にあたり、クラウディオ・ラニエリ監督と反りが合わないFWダビド・トレゼゲを交換要員として提案するのではないかと見ている。その一方で、バイエルンがトレゼゲの獲得に興味を示しているとも報じている。●アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督は、27日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝のバルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド戦を前に、ブエノスアイレスのスポーツチャンネルTyCのインタビューで、バルセロナの優勝を望んでいることを明かした。「わたしはバルサでプレーした経験があるが、マンチェスター・ユナイテッドにいたことはない。チェルシー戦でイニエスタが同点ゴールを決めた時には思わず大声で叫んでしまったよ。あの試合、チェルシーはバルサの動きを完全に封じていた。でも、土壇場でメッシがボールを受け取って右足でイニエスタにパスしたんだ。イニエスタのゴールがバルサを決勝に導いた。これこそがサッカーの魅力だろう」また、「メッシとクリスティアーノ・ロナウドがCL決勝でバロンドールを懸けて戦うかどうか」という問いに対しては、こう答えている。「メッシはすでに世界ナンバーワンの選手だ。彼がCLの優勝杯を掲げることができれば最高だ」●レアル・マドリーのGKイケル・カシージャスは、スペインのテレビ局テレマドリーのインタビューに答え、チームの来季に向けた補強について、うわさされている外国人“ビッグネーム”よりも、個人的にはスペイン人選手を獲得してほしいとの希望をはっきりと口にした。「セスクのことはよく知っている。だから、カカよりも先にセスクに来てもらいたいし、同様にクリスティアーノ・ロナウドよりもビジャに来てほしい」また「チャンピオンズリーグ(CL)決勝でどちらのチームが勝ってほしいか」との質問にカシージャスは、「CLではバルサに勝ってほしい。あそこには僕の友人がいるからね」と、リーグでの宿敵バルセロナにエールを送った。●バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、6日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝のチェルシーとの第2戦で、エリック・アビダルが受けたレッドカードとダニエウ・アウベスが受けたイエローカードについて、UEFA(欧州サッカー連盟)に対して取り消しを求めることを明らかにした。この訴えが認められない場合、両選手はマンチェスター・ユナイテッド(マンU)と対戦する27日の決勝に出場することができない。
2009年05月10日
コメント(0)
●前ナポリ監督のエドアルド・レヤが、ナポリでブレイク中のアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシをユヴェントスが狙っていることについて支持した。●9日に行われたスコットランドプレミアリーグの試合で、レンジャーズがライバルのセルティックをホームで1-0で下し、リーグ戦6連勝で首位に浮上した。●9日に行われたブンデスリーガの試合で、首位ヴォルフスブルクがシュトゥットガルトに1-4で敗れ、コットブスを3-1で下したバイエルン・ミュンヘンが勝ち点で追いついた。●9日に行われたプレミアリーグの試合で、リヴァプールがアウェイでウェストハムを3-0で下して、マンチェスター・ユナイテッドを得失点差で上回り、再び首位に浮上した。ただし、ユナイテッドは2試合消化が少なく、10日にはマンチェスター・シティとのダービーマッチがある。残り4試合で7ポイントを取れば、リヴァプールの結果にかかわらず、連覇が決まる。●9日にフランスカップの決勝が行われ、ギャンガンがエドゥアルドの2ゴールでレンヌを2-1で下し、優勝した。2部のチームがトロフィを掲げるのは、1959年のル・アーヴル以来の快挙となる。●ジェノアのFWディエゴ・ミリートの代理人を務めるフェルナンド・イダルゴ氏が、「マンチェスター・ユナイテッドの幹部と会ったのは事実かって? わたしがイングランドにいるのは、プレミアリーグのいくつかのクラブからオファーがあるからだ。われわれはそれを検討している」と話し、プレミアからのオファーがあることを明かした。●ユベントスのDFクリスティアン・モリナーロが今シーズン絶望となった。ユベントスは、モリナーロに左腎周囲血腫が見つかったと公式ホームページで発表。モリナーロは生まれつき血管に問題があったという。●ミランのDFパオロ・マルディーニが、今シーズン限りで引退する決意を覆すことはないようだ。「わたしが出した結論は最終的なものだ。それについては納得しているし、現在は落ち着いた日々を過ごしている。今シーズンは怪我の痛みもあまりなく、継続的にプレーできている。だから一度引退を撤回して、今シーズンもプレーしていることを嬉しく思っているよ。昨年は引退を撤回したけど、しかし今回の決断は最終的なものだ。今シーズンが終わったら引退する」●ブラジル代表のドゥンガ監督は、記者会見でロナウドの代表復帰の可能性を否定しなかった。故障が癒えたロナウドは今シーズン、コリンチャンスで13試合に出場して10ゴールを決めている。●(UEFA)は8日、欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のチェルシー(イングランド)-バルセロナ(スペイン)戦で起きた問題について、来週に制裁処分を検討すると発表した●イングランドサッカー協会は、UEFA(欧州サッカー連盟)がウェストハムに対するライセンス取り消しを決定したことを発表した。UEFAの説明によると、同クラブが現在抱える不安定な財政事情を考慮した上での措置であることが明らかになっている。「ウェストハム側からの要請を受けて行った審査の結果、たとえ同クラブが来季ヨーロッパリーグ(UEFAカップから改編)への出場権を獲得したとしても、そのために最低限必要な経済的基盤を備えていないことが判明した」●6日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナとの第2戦(1-1)において、試合後チェルシーの選手たちがトム・へニンク・エブレベ主審に詰め寄り、執ような抗議を繰り返したことにメディアからの批判が高まっている。チェルシーのフランク・ランパードがインタビューに応じ、この一件に対するメディアの対応に不満を述べた。「今回の批判には正直失望している。自分のチームが決勝の切符をつかむため死に物狂いで戦っている中で、少なくとも3回のPKが見逃された。こんな状況で、試合後に静かにピッチを後にする方が無理というものだ」
2009年05月10日
コメント(0)
●バルセロナのスター、リオネル・メッシが、マンチェスター・ユナイテッドとのCL決勝戦は世界で最も強い2チームによる戦いになるだろうと語った。試合終了間際にアンドレス・イニエスタがアウェーゴールを決め、ファイナル進出を決めたバルセロナ。メッシは「ドレッシングルームではパーティーが催され、皆が喜んでいた。僕らは最後の瞬間まで多くの確信を持っていたし、自分たちの信念を決して失わなかったんだ」●フランスのレキップ紙が7日付で、バイエルン・ミュンヘンのフランク・リベリ獲得に向けたマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、バルセロナの三つ巴の争いは、レアルが制すると予想した。マンチェスター・ユナイテッドが7000万ユーロ(約93億円)という巨額のオファーを用意していると報じられたが、リベリの夫人をはじめとする家族はスペイン行きを望んでいる模様だ。●スペイン代表でも多くのバルサ選手とプレーしているセルヒオ・ラモス。バルサの勝利については、「僕は何と言うよりも前にスペイン人だからね。イングランドのチームよりももちろんバルサが決勝進出して欲しかったよ。今、バルサは最高のチームの一つだよ」と語っている。決勝ゴールを決めたイニエスタについては、「代表の仲間だし、友達だから嬉しいね。彼のような下部組織出身の選手の活躍は最高だよね。バルサのような素晴らしい評価を受けているチームを引っ張っているしね」とコメントを残している。●バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、6日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、チェルシーとの第2戦を振り返った。「チェルシーにはもう少し攻撃的に来てくれることを期待していたが、後方で待ち受けられてしまった。また、アビダルの退場により10人での戦いを強いられ、チャンスを作り出すのが非常に難しくなった。だが、わたしはチームを完全に信頼していたし、選手たちは最後まで勝負をあきらめなかった。あれほど強力なメンバーを抱え、鋭いカウンターを繰り出してくるチームを乗り越えることができ、非常に満足している。今回の勝ち抜けはレアル・マドリー戦の勝利とは異なる。これらに優劣などはなく、ただ単に違う戦いだというだけだ」バルセロナは、後半ロスタイムにアンドレス・イニエスタが挙げたゴールにより1-1の引き分けに持ち込み、第1戦との合計スコアが1-1となったものの、アウエーゴールの差で決勝進出を決めた。グアルディオラ監督はまず、試合の率直な感想を述べた。バルセロナは27日の決勝で、昨シーズン王者のマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。グアルディオラ監督は互いに最高の状態で試合を迎えることを期待した。「彼らは偉大なチームであり、経験豊富な現チャンピオンだ。とはいえ、われわれはいつも通りしっかりと準備を進めるだけだし、彼らにも万全の状態で来てくれることを望んでいる。ユナイテッドは、チェルシーと同じく非常に強力な相手であり、決勝ではカウンターを中心にプレーしてくるのではないかと予想している」一方、3冠(リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、CL)の可能性を残すチームのここまでの戦いぶりについては、期待以上の結果を残していることを認めた上、1つでも多くのタイトルを獲得してシーズンを締めくくることを誓った。「ここまで非常に満足しており、大きな幸せを感じている。リーガでは首位を走り、2つのカップ戦でも決勝進出を果たした。今シーズン、これほどの結果を残せるとは思ってもいなかった。とはいえ、これまでの姿勢を継続していくことが重要だ。まずはリーガの優勝を決め、最高の形でシーズンを締めくくらなければならない」最後に同監督は、チェルシー戦で起死回生のゴールを決めたイニエスタを次のように賞賛した。「アンドレスは実力を存分に発揮した。並外れた技術の持ち主というだけでなく、非常に高い得点能力があるということも証明し、“ゴールが少ない”との評価を覆して見せた。彼はあのようなゴールを決めるに値する選手であり、彼の名はすでに歴史に刻まれたことだろう。わたしはアンドレスの働きに本当に満足している」
2009年05月08日
コメント(0)
●イングランドのトッテナムが、インテルのイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに興味を示している。しかしインテルは易々と売らず、マテラッツィと引き替えにトッテナムのクロアチア代表MFルカ・モドリッチを狙っているという。●UEFA杯準決勝第2戦が7日に行われ、シャフタール・ドネツクとブレーメンがそれぞれファイナルへ駒を進めた。決勝は20日にトルコのイスタンブールで開催される。●マンチェスター・ユナイテッドが、CL準決勝アーセナル戦(2ndレグ)でMFダレン・フレッチャーに出されたレッドカードを取り消すようUEFAに控訴した。UEFAの定める規則では、退場処分に対する申し立ては、たとえそれが人違いのミスであった場合でも、考慮しないことになっている。●チェルシーのストライカー、ディディエ・ドログバが、CLバルセロナ戦終了後に傍若無人な振る舞いに対し正式に謝罪した。この試合でホイッスルを吹いたノルウェー人主審を罵倒し、さらにはその様子を生中継していた英スカイスポーツTVカメラに向かって放送禁止用語を投げつけたドログバは、クラブの公式ウェブサイト上で自身の非礼を謝った。●アーセナルDFガエル・クリシ(23歳)が今シーズン最終節までに戦列に復帰不可能であることが判明した。4月上旬のCL準々決勝ビジャレアル戦中に背中を負傷した●アーセナルのスピードスター、テオ・ウォルコットがクラブと新たな契約を結ぶようだ。クラブは4年契約を提示し、ウォルコットがこれにサインしてくれることを確信しているという。●今季ラツィオで旋風を巻き起こしたアルゼンチン人ストライカー、マウロ・サラーテについて、兄であり代理人でもあるセルヒオ・サラーテが、「ラツィオに完全移籍する可能性は99%だ」と述べた。●チャンピオンズリーグ(CL)準決勝が終わり、27日にローマで行なわれる決勝戦はマンチェスター・ユナイテッド(マンU)とバルセロナの間で行なわれることになった。2大会連続で決勝に進出したマンUのDFパトリス・エブラにとっては、2004年(モナコ時代)から数えて3度目の決勝となる。フランス人選手としては5人目の快挙だ。●6日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、チェルシー対バルセロナ戦の主審を務めたトム・ヘニング・オブレボ氏(ノルウェー人)が「殺す」という内容の脅迫を受けていることがわかった。レキップ紙が報じている。●6日、ブレーメンの弁護団がトリノを訪れ、ジエゴの移籍についてユベントス側と会談。その場で条件面が合意に達すると、ユベントスのジャン・クロード・ブラン代表取締役とスポーツ・ディレクターのアレッシオ・セッコが、クラブのプライベートジェット機でドイツに飛び、そしてブレーメンと合意に達したのだ。●リバプールのスティーブン・ジェラードは7日、英『ザ・タイムズ』紙のインタビューに応じ、「最後は、僕の手が優勝トロフィーを握り締めていることに何の疑いもない」と、現在のチームに対する強い信頼感とリーグタイトル獲得への自信をのぞかせた。「僕らは今、限りなくタイトルに近いところにいるし、まだ可能性は残っている。たとえ今回、タイトルがマンチェスター・ユナイテッドの手に落ちてしまったとしても、僕らは、今後5年はリーグタイトルを狙えるレベルを維持していくことができるだろう」●ミランのパオロ・マルディーニは、同クラブがフルミネンセから獲得したチアゴ・シウバを自身の後継者と考えているようだ。マルディーニは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙とのインタビューで、来シーズンからミランのユニホームを着てプレーするこの24歳のブラジル人DFについて、ジュゼッペ・ファバッリのようなベテランDFの横で経験を積めば、超一流の選手になれるとの見解を示した。●チェルシーのフース・ヒディンク監督は、6日のチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナ戦に1-1で引き分けて敗退を喫した後、同試合の主審を務めたトム・ヘニンク・エブレベ氏に対する不満をあらわにし、「試合を盗まれた印象をぬぐえない。不公平な判定だった」とコメントした。「いまだ興奮が冷めない。試合での出来事を冷静に分析しなければならない。われわれは、地道で戦術的なプレーを行った。チェルシーは幾度もチャンスに恵まれたが、それを得点に結び付けるべきだった。今、PKの有無を議論しても仕方がないし、審判の判断を認めることも必要だ。しかし、マルーダのペナルティーエリア内での転倒、ピケのハンド、エトーとバラックのコンタクトなど、納得のいかない場面もあった。主審ははっきりと見える場所にいたはずだ。ビデオを見れば、ほかにも問題のシーンが見つかるはずだ」
2009年05月08日
コメント(0)
●来季フロレンティーノ・ペレス氏が会長に就任すると幹部入りという話も出ているジダン氏。フランスのテレビ局“Canal+”の中でバルサとR・マドリーの比較をしている。まず、R・マドリーの現状について、「R・マドリー下部組織の試合はたくさん見たい。そして、どうやってプレーすればいいか?どんな選手を使うか?サイドを使うのか使わないのか?バルサがやっているようにいつかはしっかりした文化を見つけ出さなければいけない。バルサはクライフの影響がある。グアルディオラこそクライフだからね」と語った。バルサについては、「メッシ、チャビ、イニエスタは本当に驚きだ。プレーステーションでもたぶん止められないだろう」と3選手を絶賛した。クラシコも振り返ったジダン氏。「メッシが100%の状態じゃなくて良かった。もしそうだったら4,5点は入れられていた」と言う。最後にジダン氏は再び下部組織からの一貫した文化について触れ、「12,14,16歳だろうとトップチームと同じようにプレーしている。哲学がはっきりしているし、R・マドリーもそれを見つけなければいけない」とコメントした。来季R・マドリーTD候補のジダン氏に期待したい。●チェルシー対バルセロナのCL準決勝第2戦が行われ、3シーズンぶりの欧州制覇を目指すバルセロナがファイナルへ駒を進めた。ローマで連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドと戦う。●CL決勝進出を決めたバルセロナDFジェラール・ピケが「アンドレス・イニエスタのロスタイムゴールが決まって喜ぶとともにほっとした」と試合後心境を語った。「バルサが10人になった時が本当に厳しかった。チェルシーが攻撃していたからね。でも、ようやく最後に僕らがゴールを決めた。今この瞬間チームがどれだけハッピーか説明する言葉が見つからないよ。(バルサのように)常に攻撃的なチームは、180分間ノーゴール(注:1stレグが0-0だったことから)で終えることが出来ないと僕は考えている。今夜は最後の瞬間での得点だったけど、それでもファイナル進出には十分だ」●6月に開催されるレアル・マドリー会長選に立候補しているエドゥアルド・ガルシア氏が、自身が会長に選ばれた際は、チェルシーFWディディエ・ドログバを獲得すると宣言した。サンティアゴ・ベルナベウでの会長選は大物選手の引き抜きを約束することで有名だが、ガルシア氏もその慣例に習い補強ターゲットにドログバの名を挙げている。●6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、チェルシー対バルセロナ戦の第2戦でロスタイムに同点ゴールを決め、バルセロナの劇的な決勝進出を演出したアンドレス・イニエスタは、試合終了の笛が鳴った直後にスペインのカナル・プルスのインタビューを受け、「衝撃の瞬間だった。僕たちの努力と今季やってきたことが報われたと思う」と、押し寄せる勝利の余韻に興奮を隠せなかった。「僕の人生で最も幸せな瞬間の1つ」と喜びを表した決勝ゴールについて、イニエスタは、次のように振り返った。「ゴールを決められるなんて夢にも思っていなかった。もし別の場面で、同じようなシュートを打っていたら、きっと外れてスタンドに飛び込んでいたに違いない。あのシュートは全身全霊を込めて打った。そして、完ぺきなところへ飛んだ。でもシュートを打った後、相手GKがもう少しでボールに届きそうだったので、ゴールに入るまでは信じられなかったよ」イニエスタは最後に「相手から多くのタックルを浴び、1人少ない苦しい戦いの中で素晴らしいプレーを見せた僕たちに、この勝利はふさわしい」●レアル・マドリードのカルデロン前会長とボルダ暫定会長らが、昨年12月のクラブ総会での不正疑惑に関連し、公文書棄損などの疑いで起訴された。マドリードの裁判所が6日発表した。
2009年05月07日
コメント(0)
●ブンデスリーガで首位に立つヴォルフスブルクは6日、フェリックス・マガト監督(55歳)が6月末で退任すると発表した。さらにその数時間後には、シャルケ04がマガト監督が来季、チームマネジャーと監督を兼任すると発表した。●アヤックスのマルコ・ファン・バステン監督は6日、辞任を発表した。EURO2008でオランダ代表を率いたファン・バステンは、昨年7月にアヤックスの監督に就任したが、今季はチームをチャンピオンズリーグ出場に導くことができなかった。「私がアヤックスにもたらしたものは十分ではなかった。アヤックスは、今季の成績よりももっといい結果を残さなければならない。私の力では、来季このチームに違いをもたらすことはできない」●ACミランとの接触が噂されるアーセナルFWエマニュエル・アデバヨール(25歳)が「来季もアーセナルでプレーする」と残留をアピールした。ミランはこの頑丈なトーゴ代表ストライカーの獲得を何度か試みているが、アデバヨールはエミレーツ・スタジアムを去るつもりは全くないと語る。●ダヴィド・トレゼゲの父親が、プレミアリーグの複数クラブから移籍の打診を受けていることを明かした。所属するユヴェントスとの契約は2011年までだが、クラウディオ・ラニエリ政権下においてトレゼゲの序列が落ちていることから、このベテランストライカーが夏に新天地を求める可能性が出てきた。●今シーズン限りでの引退を表明していたユベントスのMFパベル・ネドベドが、来シーズンも現役を続行するかもしれない。ネドベドの代理人を務めるミーノ・ライオーラ氏が「Radio Radio」のインタビューに答えた。●約2週間前にインテルとの契約を解除したアドリアーノの新天地が、フラメンゴに決定した。6日、フラメンゴが公式ホームページ上で発表した。アドリアーノは、2001年の夏にインテルに移籍する前の2000年シーズンと2001年シーズンにフラメンゴでプレーしている。●ユベントスとクラウディオ・ラニエリ監督の関係は、今シーズン終了後に終わりを迎えそうだ。また、10日に行なわれる35節のミラン戦で失態を演じれば、その時点でラニエリが解任される可能性もあるという。その場合はユーベの下部組織責任者のチーロ・フェラーラが暫定監督として指揮を執ることになりそうだ。●ユベントスのFWダビド・トレゼゲが、マルセイユへ移籍するかもしれない。マルセイユが来シーズンからディディエ・デシャンを新監督に迎えるからだ。トレゼゲは「今シーズンをいい形で終えたい。そして将来についてはその時に考えよう。もしディディエに来てくれと言われたら、十分に考慮したい」とコメントしている。●国際サッカー連盟(FIFA)が6日、最新の世界ランキングを発表し、1位スペイン、2位ドイツ、3位オランダ、4位ブラジル以下、35位の日本を含む39位までに変動がなかった。4月の前回ランキング発表以降、国際試合が少なかったため●『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙によると、セリエAのミランに期限付き移籍しているデイビッド・ベッカムは、ロサンゼルス(LA)ギャラクシーとの契約を解除し、来シーズンの全期間をイタリアでプレーすることを望んでいるという。同紙は「ベッカムの米国での弁護士は、今年11月に終了するLAギャラクシーとの契約問題を、来シーズン開幕までに解決すべく奔走している」と報じている。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督は、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、アーセナルとの第2戦で3-1と勝利し、2年連続決勝進出を決めたことに満足の意を表した。「今年も決勝進出を決めることができて、とても満足している。本来ならば優勝回数がもっと多かったとしてもおかしくないが、今回、もう一度チャンスに恵まれた。ぜひ再び頂点に立ちたい」ファーガソン監督はまた、「選手たちは今、優勝への野望に満ちている。今のユナイテッドは、闘志と強い意志を備えている」と、決勝への意気込みを表した。また、同監督は2戦目で2得点を挙げたクリスティアーノ・ロナウドの活躍についても言及した。「クリスティアーノは格の違いを見せつけた。彼は今、いいコンディションを保っている。われわれには、相手を苦しめる存在が必要だった。彼は素晴らしい選手だよ」●セリエAのインテルに所属するズラタン・イブラヒモビッチの周辺が、にわかに騒がしくなってきたようだ。ヨーロッパのメディアの注目の的であるイブラヒモビッチの去就については、すでに本人がスペインへの移籍をほのめかす発言をしているが、ここに来てインテル側にも動きが出てきたようだ。『コリエーレ・デッロ・スポルト』紙によると、同クラブのモラッティ会長は、イブラヒモビッチの移籍について、レアル・マドリーとの交渉の席につく準備があるとのことだ。移籍金5000万ユーロ(約65億7000万円)に加え、ゴンサロ・イグアインの譲渡を要求する方向で検討しているとのことだ。●チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2戦の終わりを告げる笛が吹かれた途端、敗退が決まったチェルシーの選手たちは、抗議のため一斉にトム・へニング主審に詰め寄った。中でも怒りの頂点にあったのはディディエ・ドログバで、同主審に向かって激しく非難の言葉を浴びせた。自制心を失ったドログバは、へニング主審に執ように食い下がり、フース・ヒディンク監督を含むテクニカルスタッフやチームメートが必死で抑えなければならなかった。審判団がロッカールームに退場した後も、怒りがおさまらないドログバは、ピッチのカメラに向かって汚い言葉を叫ぶなど荒れまくった。ロスタイムのゴールでバルセロナに1-1と追いつかれ、決勝進出を逃したチェルシーにとって、試合中に下されたいくつかの判定が自軍に不利なものと感じられたことから、ドログバをはじめ、多くの選手たちが試合後に不満を爆発させていた。
2009年05月07日
コメント(0)
●アトレティコ・マドリーは5日、ポルトガル代表MFマニシェ(31歳)との契約を2カ月を残して解除したと発表した。クラブと何度ももめ事を起こしていたマニシェは、規則を守らなかったとして先週、チームからはずされていた。●バルセロナのグアルディオラ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝、チェルシーとの第2戦を翌日に控えた記者会見に臨んだ。バルセロナは2日に行われた“エル・クラシコ”(伝統の一戦)で宿命のライバルであるレアル・マドリーを敵地で6-2と粉砕した勢いのままチェルシー戦を迎えるが、グアルディオラ監督は、リーグ戦とは違う戦いを前に気を引き締め、チームのパフォーマンスに期待を込めた。「われわれはこの対戦が決勝と何ら変わりないことを理解している。これは“オール・オア・ナッシング”の試合であり、あくまで勝利だけを目指して戦わなければならない。また、レアル・マドリーとチェルシーのプレースタイルは全く異なる。したがって、多くの戦術的変更を含む通常と違うシステムで戦うことだってあり得る。選手たちはこのことを理解した上で、試合に臨まなければならない。いずれにしても、考えられる最高レベルでのプレーができることを期待している」同監督はまた、この試合を「シーズンで最も大切な試合」と表現し、初心に戻って戦うことの重要性を説いた。「試合に負ければ疑問が生じるものだが、そういった意味では、われわれがこれまで成し遂げてきたことは素晴らしいと思う。とはいえ、勝者であってもすぐに忘れ去られるのが世の常であり、初心に戻らなければならない。バルセロナはこれまで5回しかCLの決勝に進出していない。それだけに、この一戦は今シーズンで最も重要な試合と言えるだろう」一方、グアルディオラ監督は、チェルシーの第2戦での戦い方を予想した上で、同チームがこれまで残してきた実績を高く評価した。「チェルシーはドログバへの直線的なプレーをベースにし、強く激しく戦ってくると予想している。彼らはロングボールによる攻撃で相手を威圧し、ボール奪取能力も非常に高い。フィジカル面で言えば、ヨーロッパ随一、世界最強ともいえるチームだ。準決勝ともなれば、どのチームも高いレベルを有しているが、その中でも彼らはここ数年の間にCL決勝や準決勝に進出し、主役の座を演じてきた」グアルディオラ監督はさらに、フース・ヒディンク監督の仕事ぶりにも賛辞を贈った。「ファンデ・ラモス監督がレアル・マドリーを知り尽くしているのと同じように、ヒディンク監督は、わたしなどよりはるかにチェルシーというチームを把握している。彼は何をするべきかを心得ている監督だ。彼らは戦術面で素晴らしい練習を行い、しっかりと結果を残してきた。勝利を収めるチームには、それだけの理由があるということだ」第2戦については、相手に少しだけアドバンテージがあることを認めたものの、バルセロナらしい戦い方で勝利を目指すことを確約した。「チェルシーにはほんの少しだけアドバンテージがある。われわれは第2戦をロンドンで戦わなけらばならないという分だけ不利と言える。いずれにしても、両者とも決勝進出に値するだけの極めて高いレベルを持ったチームだ。勝利のためには、自分たちの長所を生かしたプレーをする。フィジカルコンタクトは少ないに越したことはないので、素早いパス交換から攻撃的に相手ゴールを目指す。すなわち、皆さんがご存じの通り、ここまで勝ち上がってきた通りの戦い方をするということだ」最後に、この試合でバルセロナが敗退すれば、2年連続でイングランド勢による決勝戦になることについては、その実力を素直に認めた。「イングランドのチーム同士の決勝になるとするなら、それは彼らが優れているからだ。この件について言い訳など存在しない。強いからこそ決勝までたどり着くことができるわけで、審判のジャッジが影響するなどということもない。強い者が勝利を収め、決勝の舞台にふさわしいチームが、そこまで勝ち上がるだけだ」
2009年05月06日
コメント(0)
●ヒューピアはクラブの公式サイトで、移籍について「最大の理由は僕はまだ十分にサッカーできるほど若いし、ここではそのチャンスが限られているとわかっているからだ。満足するに足る試合数をここでこなすことは無理だということがわかったので、他を探すしかなかった。それでバイヤー・レヴァークーゼンという選択肢があった。とてもいいクラブで、彼らの力になりたいと思ったんだ」と話した。ラファ・ベニーテス監督からはコーチ役をオファーされたが、ヒューピアはプレーを続けることを選んだ。「指導者というのは常に考えていることだ。だが、その前に資格を取らないとね。引退となったら、その資格を取ることにするよ。いずれここにコーチとして戻ってこられたらいいね」●チェルシーのディディエ・ドログバは過去の失敗があったからこそ、チームをCL決勝へ導きたいと意欲的になっている。昨年、チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドと決勝を戦ったが、ドログバは延長戦で退場となり、チームはPK戦で敗れた。6日のCL準決勝セカンドレグで、チェルシーはホームにバルセロナを迎えるが、ドログバはニコラ・アネルカとのコンビでゴールを決めたいと語る。「僕とニコラはうまくやれるから、あとは監督の決断次第だ。そして2人でコンビを組むことになったら、全力を尽くすよ。スペインでゴールを決められていたら最高だったんだけど、ビクトル・バルデスが2度も好守を見せて、僕はイライラさせられた」「こうした試合では、なんとかして得点できれば、すごく大きいからね。そして、ストライカーとしては、一つの試合でチャンスを逃しても、次の試合では決められると思うものだよ」「去年の決勝で負けたから、(決勝が開催される)ローマへ行きたいとみんなが強く望んでいる。この試合は本当に大事な試合になるよ」●5日にアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドのCL準決勝セカンドレグが行われ、ユナイテッドが3-1で勝利し、トータルスコア4-1で2年連続のファイナルへ駒を進めた。●マンチェスター・ユナイテッドのMFダレン・フレッチャーはCL準決勝のアーセナルとのセカンドレグで退場処分となり、ローマで行われるファイナルに出場できなくなった。スコットランド代表主将のフレッチャーはこの試合でもアーセナルの中盤を封じ込めるなど見事な仕事をしていたのだが、75分にアーセナルのセスク・ファブレガスのゴールチャンスを阻止したとして、ロベルト・ロゼッティ監督からレッドカードを示された。マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は試合後、「フレッチャーはものすごく落胆している。当然だろう。彼はサッカー界でも最も誠実な選手の1人で、ファイナルに出場できないのは彼にとって悲劇だよ」と話した。「ボールが別の方向へ行ったのがわかると思う。ついていないと言うほかないし、異議を申し立てることもできない。主審は欧州屈指の1人だ。彼が見直すことはあるかもしれないが、我々にはどうにもできないんだ」アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も、「フレッチャーは気の毒だった。退場処分はちょっと厳しいと思ったからね」とコメント。この退場劇は1999年のチャンピオンズリーグ決勝を思い出させた。ユナイテッドは準決勝セカンドレグのユヴェントス戦でロイ・キーンとポール・スコールズが警告を受け、バイエルン・ミュンヘンとの決勝に出場できなかったのだ。それでもユナイテッドは劣勢を跳ね返し、ロスタイムの逆転劇で優勝している。●アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、マンチェスター・ユナイテッドに1-3で敗れた試合後、10年以上にわたるアーセナルでの指導者生活で最も落胆した夜だったと話した。「最高にがっかりした。ファンはビッグゲームを楽しみにしていたのに、チームを応援してくれている彼らをがっかりさせたのが一番辛いね」「今夜の我々は、とどめを刺す方法を知っている、そして相手のミスを見逃さないチームにやられてしまった。チャンピオンズリーグの準決勝を戦っている気分じゃなかった。10分で早くも蚊帳の外、残り80分は守備がうまく、速攻のチャンスを狙っているチームを相手にしていた」●リーグ・アン、パリ・サンジェルマン(PSG)のポール・ル・グエン監督が今シーズン限りで退団することが決まった。5日付のレキップ紙がこの可能性が高いと報じ、その後ル・パリジャン紙が本人と接触してこの報道を裏付けたあと、同日中にクラブが公式サイトで正式発表に踏み切った。●サンパウロサッカー協会は5日、今季のサンパウロ州選手権決勝でサントスを下し(ホームで3-1、アウエーで1-1)、優勝を果たしたコリンチャンスのロナウドを大会の最優秀選手に選出した。●今シーズン終了後、シャルケ04の監督就任が推測されるフェリックス・マガト監督の後任として、ボルフスブルクの指揮官にフランク・ライカールト氏が就任する可能性が出てきたようだ。●チェルシーのフース・ヒディンク監督は、6日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナとの第2戦を前に記者会見に臨み、相手のスタイルを称賛した。「バルセロナは獲得した特定の選手だけに頼らないスタイルで世界的に認知されている。すべてのチームのお手本といえるだろう」また、敵地カンプ・ノウでスコアレスドローに持ち込んだ第1戦について、守備がうまく機能したことに満足を表す一方、第2戦に向けて攻撃面で改善があることを認めた。「第1戦ではチームは戦術的に非常にいいプレーをし、バルセロナの攻撃を抑えた。とはいえ、水曜日(6日)はもう少し試合の主導権を握らなければならない」一方、バルセロナの選手が、第1戦でのチェルシーの戦い方を(守備的すぎると)非難していることについては、自分たちに非がないことを主張したが、これ以上の論争が生じることを避けた。「彼らはゴールを挙げられなかったことによるフラストレーションをわれわれのせいにしたのだろう。とはいえ、他者の発言については誤解しないよう注意する必要がある」●メキシコ・サッカー連盟は5日、新型インフルエンザの感染拡大を避けるため、今週末も国内リーグの試合を無観客で行うと発表した。先週末は1部から3部の176試合すべてを観客なしで実施した。今週末はレギュラーシーズンの最終週となるが、入れ替え戦などの日程については未定。今月1日から5日まで試合が行われなかったメキシコ国内のプロ野球は、6日に再開するとしている。
2009年05月06日
コメント(0)
●バルセロナのFWティエリ・アンリが膝の負傷で月曜日の練習を休んだ。しかし、マルカ紙の電子版は4日、アンリはチャンピオンズリーグ準決勝のセカンドレグのチェルシー戦には出場するだろうと報じている。アンリはレアル・マドリーを6-2で下した土曜日の試合で2ゴールを決めたが、前半に脚を打撲し、後半途中に交代した。バルセロナはこれについてコメントを出していない。●バルセロナのエース、リオネル・メッシが「“エル・クラシコ”での大勝によって、バルサは今空のように高い自信を持っている」とアピールした。「僕らはレアル相手にプレーした同じやり方でチェルシー戦を戦うつもりだ。レアル戦みたいにプレーできれば、僕らはたくさんのチャンスを作れるだろう。エル・クラシコでの勝利は僕らの士気を高めるのに最高のものだった。僕らは素晴らしいファイティング・スピリットと共にロンドンに行き、バルサが決勝進出するという信念を強くもって戦うつもりだよ」●リヴァプールが、スペインリーグのアルメリアでプレーするアルバロ・ネグレド(24歳)争奪戦に名乗りを挙げたことがわかった。英スカイ・スポーツによると、ラファエル・ベニーテス監督の今夏の補強リストの中にネグレドの名前が入っているという。●元レアル・マドリー会長のフロレンティーノ・ペレス氏が、5月14日に行われる同クラブの次期会長選挙に正式に出馬することを表明したようだ。ラモン・カルデロン前会長がクラブ総会での不正工作発覚や今季前半のチーム不振の責任をとって辞任した後、選挙までの暫定会長を任されているビセンテ・ボルーダ会長はサポーターの声に応え、会長選挙を5月に前倒しすることを決めていた。一方、レアル・マドリーの大半のサポーターから復帰を切望されているペレス氏だが、これまで次期会長選挙への出馬表明は一切行わず、沈黙を保ってきた。それにもかかわらず、かつて“銀河系軍団”を作り上げたペレス氏の会長復帰への周囲の期待は大きく、同氏が会長に就任した暁には、カカ、クリスティアーノ・ロナウド、セスク・ファブレガス、シャビ・アロンソといったビッグネームを獲得するとのうわさも絶えない。『マルカ』紙によると、ペレス氏のお気に入りの監督はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督で、スポーツディレクターにはホルヘ・バルダーノ氏の起用を考えているという。
2009年05月05日
コメント(1)
●リヴァプールは4日、DFサミ・ヒューピアが今季末をもってバイヤー・レヴァークーゼンへ移籍すると発表した。35歳のベテランディフェンダーは4日にレヴァークーゼンでメディカルチェックをすませ、この夏のプレシーズントレーニングからチームに合流する。●アーセナル主将セスク・ファブレガスが、「5日にエミレーツ・スタジアムで行われるCL準決勝でマンチェスター・ユナイテッドを破り、アーセン・ヴェンゲル監督に恩返しをしようじゃないか」とチームメイトに呼びかけている。アーセナルは、先週のファーストレグを0-1で終えて不利な立場に立たされているが、ファブレガスは「もし16歳でアーセナルに来ていなかったら、僕はおそらく今日CL準決勝でプレーしていないだろうし、CL決勝を戦うチャンスを持てなかっただろう。アーセンが僕のためにしてくれたことに対して、僕は本当に感謝している。監督への恩返しができるかどうかは、今や僕らの出来次第なんだ」とコメント●マンチェスター・ユナイテッドのMFマイケル・キャリックは、CL準決勝アーセナル戦を前に、DFリオ・ファーディナンドがピッチに立っていることは非常に大事だと語った。先週行われたファーストレグで、GKエドウィン・ファン・デル・サールと交錯し、肺を痛めたファーディナンドだが、アーセナル戦にはなんとか間に合いそうだ。キャリックは、「リオは成長した。彼は何年間もトップレベルでプレーして経験を積んできた。彼と同じような影響力を持つ選手は、チーム内でも数人しかいない。リオの存在はチームにとって大きなプラスとなるはずだ」と話し、ファーディナンドがアーセナル戦でプレー可能となったことを喜んでいる。●4日にプレミアリーグの1試合が行われ、アストン・ヴィラがホームでハル・シティと対戦、前半にヨン・カリューが決めたゴールが決勝点となり、1-0で勝利。11年ぶりの欧州大会出場を確実にした。●リーグアンで首位に立つマルセイユは5日、来季の監督に元フランス代表のディディエ・デシャン氏を任命すると発表した。契約は2年間。現在チームを率いるエリック・ゲレツ監督は、チームを1992年年以来のリーグ優勝に導いたとしても、今季末で退任することをすでに明らかにしている。●リーグ・アン第34節(2日、3日)はボルドーにとって理想的な結果をもたらした。首位マルセイユが引き分け、3位リヨン、4位パリ・サンジェルマン(PSG)が相次いで敗れた中、ボルドーは残留にかけるソショーを3―0と寄せつけず、マルセイユに勝ち点で並ぶとともに、リヨン、PSGとの差を拡げることに成功した。得失点で2位のままだが、その差はわずか1点。マルセイユが残り試合に全勝したとしても、得失点差を逆転して自力優勝という可能性さえ出てきた。試合後のブラン監督はレキップ紙に「(前節の)レンヌ戦でエネルギーを費やしたから、この試合はリーグ杯決勝のように序盤で点を取って楽に運ぶ必要があったが、その通りになった(7分に先制、14分に追加点)」と淡々と振り返る。4月25日のリーグ杯決勝は、栄冠だけでなく、試合運びのモデルを体得する機会となったようだ。リーグ杯決勝に伴うハードな日程を乗り切ったのも大きい。●ユベントスのMFマウロ・カモラネージの代理人を務めるセルジオ・フォルトゥナート氏が、「Radio Radio」のインタビューでカモラネージの起用法について苦言を呈した。「7年も在籍している選手としての正当な扱いを望みたい。彼はあまり引きずってはいないが、しかしクラブは理解する必要があるだろう。確かに現在のユーベには2位浮上の可能性が消えつつあり、しかも3位を死守できるかもわからない状態だ。だからクラブの苛立ちも理解できる」●アル・サードとの交渉が終わっていないものの、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、レンタル中のFWマウロ・サラテの完全移籍に自身を見せている。また去就が注目されているデリオ・ロッシ監督とFWゴラン・パンデフについても、ラツィオに残すと明言した。●元オランダ代表のマルク・オーフェルマルスが、ついにプロ生活に終止符を打つ可能性が出てきたようだ。現在、母国2部のゴーアヘッド・イーグルス(GAイーグルス)でプレーするオーフェルマルスは、1日に行われた試合で相手選手からの強烈なタックルにより負傷し、現役続行が危ぶまれている。●インテルのマッシモ・モラッティ会長は、ズラタン・イブラヒモビッチが来シーズンも同チームでプレーすると信じているようだ。イブラヒモビッチはフランスのテレビ局とのインタビューで、「インテルでもほかのチームでも構わない。とにかく欧州チャンピオンズリーグに優勝したい」と、移籍の可能性も示唆。今シーズン終了後にバルセロナ、もしくはレアル・マドリーへ移籍するとのうわさも流れている。だがモラッティ会長は地元メディアとのインタビューで、「わたしは彼が残留すると信じている」と断言した。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が選ぶ最新の世界クラブランキングで1位に輝いた。また、2位にはバルセロナが選出され、以下3位チェルシー、4位ボカ・ジュニアーズ、5位アーセナルと続く結果となった。●オランダリーグを制したAZのルイス・ファン・ハール監督がスペインのCOMラジオとのインタビューに応じ、来シーズンからバイエルン・ミュンヘンの監督に就任するとの報道について「今は何も話さない」としながらも、「ドイツ語を勉強しなければいけないだろう」と語り、オファーを受け入れる可能性を示唆した。●5日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でホームにマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を迎えるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、「特定の選手の出来よりもチームとしての戦いが大事だ」と語り、総合力が勝負を分けるとの考えを示した。「特定の選手がどうプレーするかではなく、チームとしてどう戦うかが大事だと選手全員が認識している。試合を決めるのは『チームとして良いサッカーができるかどうかだ』ということを再度徹底したい」
2009年05月05日
コメント(0)
●スペインリーグで首位を行くバルセロナが、今季末で退団の可能性のあるカメルーン代表サムエル・エトー、フランス代表ティエリ・アンリの代わりとして、アトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(29歳)の獲得に興味を示していると、2日付のマルカ紙が報じた。フォルランとアトレティコの契約は2011年まであり、契約条項により移籍には3600万ユーロ(約47億4000万円)が必要となる。●2日に行われたスペインリーグの試合で、バルセロナがベルナベウでレアル・マドリーに6-2で圧勝。両者の差は7ポイントに開き、バルサは優勝へ大きく近づいた。これで勝ち点を85に伸ばしたバルセロナは、次節のビジャレアル戦に勝ち、マドリーがバレンシアに負けると、3試合を残して優勝が決まる。3位のセビージャはアウェイで5位ビジャレアルを2-0で下し、最下位のヌマンシアはホームで7位マラガに2-0で勝利した。●3日に行われたスペインリーグの試合で、エスパニョールが好調バレンシアを3-0で下し、残留に向けてまた大きな1勝を手にした。4月初めには最下位に低迷していたチームだが、ここ6試合で5勝を上げ、勝ち点を38まで伸ばして14位。残り4試合で、降格圏とは4ポイント離れることに成功した。アトレティコ・マドリーはフォルランの2ゴールでベティスを2-0で下して、勝ち点を55に伸ばし、得失点差でビジャレアルをかわして5位に浮上した。4位バレンシアに1ポイント差に迫り、2年連続CL出場に望みをつないだ。●2日のエル・クラシコでバルセロナに2-6という屈辱的な敗戦を喫したレアル・マドリー。監督や選手からは次々に完敗を認める言葉が飛び出した。ファンデ・ラモス監督は、「バルセロナは一枚上で、うちよりも優れていることを示した。バルサ、リヴァプール、アトレティコ・マドリーに勝てなかったことに苛立ちはない。これが我々の今あるレベルということだ。欧州のビッグクラブが我々を追い抜いている。もちろん辛いことだが、この事実は認めなければならない」と話した。主将ラウルは、「勝ち点3を得たバルセロナには敬意を表するよ。彼らはうちよりずっといいチームだった。僕らやファンにとっては辛い敗戦だが、これがフットボール。これ以上言うことはない。僕らは無力に感じた。こんな風に敗れるのはとても傷つく。最後の最後まで戦ったが、相手が良すぎた。ホームでこんな風に負けるなんて、自分でもどうすることもできない気分だよ」と話した。GKイケル・カシージャスは、「すごく辛いけど、チャビ、イニエスタ、メッシといった優れた選手にあんなふうにボールを回されていたら、こっちにできることはほとんどないよ。レアル・マドリーは精一杯やっていた。ただ、バルセロナがすごすぎたんだ」と話した。●アトレティコ・マドリーのGKレオ・フランコは、今シーズン終了とともにクラブを去ることを決意したようだ。アトレティコとレオ・フランコの契約は今シーズン末に終了するが、クラブはまだ同選手に契約更改オファーを提示していない。この事実がレオ・フランコに移籍の決意をさせたと見られている。●2日にサンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリーの本拠地)で宿命のライバル相手に6-2で大勝したバルセロナは、これにより今季リーグ戦での100ゴール目を達成した。 バルセロナは1996-97シーズンにリーグ戦102ゴールを記録しているが、今季残り4節でジョン・トシャック監督が率いたレアル・マドリーの持つリーグ戦シーズン最多得点記録の107点を塗り替える可能性は十分にある。●2日に行われたレアル・マドリーとの試合で自ら2ゴールを挙げ、チームの6-2の勝利に貢献したバルセロナのリオネル・メッシは試合後、チームの戦いぶりに満足感を表した。「僕らは素晴らしい試合をした。いいプレーに加え、ゴールも決められた。この試合で、僕らがチャンピオンにならなければいけないことを証明できたと思う」●バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、宿敵レアル・マドリー相手に敵地で6-2と歴史的勝利を収めた2日の試合を総括した。グアルディオラ監督はまず、同試合でメッシとエトーのポジションをチェンジしたことについて、両選手の高い適応能力を賞賛した。「中央にメッシを、右にエトーを配置することについて、試合前に彼らと少しだけ話し合った。とはいえ、彼らは相手を揺さぶることのできる選手なので、どのような戦術であろうと機能させることができる。彼らのような選手がいれば、すべてがより簡単に進められる」グアルディオラ監督はポジション変更を行った戦術的な理由を次のように説明した。「(レアル・マドリーとの)1戦目のビデオを見て、ラサナ・ディアラとガゴの2選手が執拗(しつよう)にシャビを追い回していたことを確認したので、メッシを中央に置くことで、その相手の動きを利用できるのではないかと考えた。そして、実際に中央に相手の多くの選手を引き付けたことにより、サイドのアンリとエトーがうまくスペースを生かした。とはいえメッシ、シャビ、イニエスタも素晴らしい判断でプレーしてくれた」一方、これまで必死の追走を見せてきた宿敵に最大限の敬意を表したグアルディオラ監督だが、この勝利によりリーグ戦の勝負は事実上決定したと考えているようだ。「素晴らしい夜となった。なぜならレアル・マドリーのような偉大なクラブ相手に、彼らの誇る巨大なスタジアムで勝利を収めることは本当に特別なことだからだ。彼らには賛辞を贈りたい。われわれの戦いぶりからすれば、1カ月前に優勝が決まっていてもおかしくなかったのだが、彼らは果敢に立ちはだかってきた。よって、われわれは戦いに終止符を打つべく今回の試合に臨む必要があったが、その結果、優勝に限りなく近づく大きな前進をした」
2009年05月04日
コメント(0)
●英国のメディアは2日、韓国代表MFパク・チソンがマンチェスター・ユナイテッドと新しい契約に合意したと報じた。現在の契約はまだ1年半残っているが、アレックス・ファーガソン監督はパクをなるべく長くオールド・トラフォードにとどめて置きたい考えだ。すでに口頭で契約に合意、今月後半にも新しい契約書に署名する。●2日に行われたブンデスリーガ第30節の試合で、前節10連勝が止まったヴォルフスブルクがゼコのハットトリックなどでホッフェンハイムを4-0で下して、首位をキープした。●セリエA第34節の2試合が2日に行われ、首位インテルがホームでラツィオと戦い、2-0で快勝した。インテルはこれで勝ち点を77に伸ばし、この日試合のなかった2位ミランとの差を10ポイント、3位ユヴェントスとの差を12ポイントとした。ミラン、ユヴェントスは今日3日に試合がある。逆転優勝を狙うには勝ち点を1ポイントも落とせない状況だ。●リヴァプールのDFダニエル・アッガーは3日、現在の契約を4年間延長し、移籍の噂に終止符を打った。デンマーク代表の24歳は2006年にリヴァプールに加入し、今季末で契約が切れることになっていた。●3日に行われたプレミアリーグの試合で、2位リヴァプールはホームにニューカッスルを迎え、3-0で勝利。首位マンチェスター・ユナイテッドとの差を再び3ポイントに詰めた。ニューカッスルは18位のままで、2部降格の危機はますます深まった。●ブンデスリーガで優勝を目指すヘルタ・ベルリンが3日の試合でハンブルガーSVと1-1で引き分け、3位に後退。首位ヴォルフスブルクとの差は4ポイントに広がってしまった。ヘルタに1ポイント差で勝ち点55のハンブルガーは5位。●6月に南アフリカで開催されるコンフェデレーションズカップに、コリンチャンスのFWロナウドの姿はなさそうだ。「Estado de S. Paulo」紙のインタビューで、ブラジル代表のドゥンガ監督が語った。「ロナウドが本来の状態を取り戻すには、まだ多くの試合をこなす必要があるだろう」●米MLS(メジャーリーグ・サッカー)のコロラド・ラピッズのオーナーでもあるクロンケ氏は、今回アーセナルの役員リチャード・カー氏とその家族から同クラブの株式4839株を購入し、所有株数を17613株にまで増やした。これにより、クロンケ氏の持ち株比率は28.3%に上昇し、これまで筆頭株主であったロシア人大富豪のアリシェル・ウスマノフ氏の25%を上回った。●リバプールのラファエル・ベニテス監督はこの夏の移籍市場を前に、「主軸となる選手を維持するように努めたい」と語り、特に中盤の柱であるシャビ・アロンソとハビエル・マスチェラーノの2人の残留を約束した。「チーム力アップのため夏には若干の変化があるだろうが、われわれは柱となる選手に恵まれており、大半の選手を維持するように努めたい。当然ながらマスチェラーノやアロンソのような選手を手放すつもりはない。共にクラブとは長い契約を結んでおり、契約が問題になることはないだろう」●チェルシーのフース・ヒディンク監督は、バルセロナの監督や選手がカンプ・ノウ(バルセロナのスタジアム)でスコアレスドローに終わった4月28日のチャンピオンズリーグ準決勝、第1戦での“ブルーズ”(チェルシーの愛称)のプレー、および審判の判定を批判していることについて、心情的には一定の理解を示したものの異を唱えた。「バルセロナはホームゲームでは3ゴール以上挙げて勝つことに慣れているので、彼らが試合後に落ち込んでいたのは理解できる。しかし、わたしは試合をビデオで見直したが、彼らの批判はおかしいと思う。われわれは相手にけがをさせるようなプレーは全くしていなかった。また、われわれは“アンチフットボール”などしているつもりはない。あの試合では彼らがゲームを支配していたにすぎない。バルセロナは相手が望もうが望むまいが、後方に押し込むだけの力を持ったチームだからだ」「プレミアリーグでの3位以内をできるだけ早く確定させなければならないが、優先順位が高いのはチャンピオンズリーグだ」●イングランド・チャンピオンシップ(2部)は3日に最終節が行われ、バーミンガム・シティがアウエーのレディング戦に2-1と勝利。これにより2位を確定させたバーミンガム・シティは、すでに優勝を決めているウォルバーハンプトンとともに来季のプレミアリーグへの昇格を決めた。●ミュンヘンの『ズュートドイチェツァイトゥング』紙によると、来シーズンのバイエルン・ミュンヘンの監督に、現AZ(オランダ)監督のルイス・ファン・ハール氏が就任する見込みだという。同紙は、バイエルンのフロントがファン・ハール氏と契約することを決定したと伝えている。●マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のイングランド代表FWウェイン・ルーニーは英紙『サンデー・テレグラフ』に対し、「僕はここで幸せだ。残りのキャリアのすべてをここで過ごしたい。クラブが望めばいつでも契約延長にサインするつもりだ」と述べ、現時点でなお3年の契約期間が残っている同クラブとのさらなる契約延長を希望していることを明かした。●バイエルン・ミュンヘンのゼネラル・マネジャー(GM)ウリ・へーネス氏は『南ドイツ新聞』に対し、バルセロナとレアル・マドリーが獲得を狙っているとうわさされる同クラブのスター選手フランク・リベリーについて、初めて移籍の可能性に言及した。さらに、もし同選手が移籍した場合、クラブは直ちにブレーメンのブラジル人MFジエゴ獲得に動くとの意向も明かした。「リベリーの移籍はあり得る。バルセロナとレアル・マドリーが彼を欲しがっていると聞いているが、もし彼が最終的にスペイン行きを決めた場合、われわれはジエゴを獲得する意向を持っている。ジエゴには、リベリーの穴を埋められるだけの才能と能力がある」●英タブロイド紙の『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によると、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はレアル・マドリーの次期会長選挙に出馬するとうわさされるフロレンティーノ・ペレス氏からの非公式な監督就任オファーを拒否したという。同紙によると、ペレス氏はベンゲル監督をレアル・マドリーのベンチに迎えるため、5年契約、年俸1200万ユーロ(約15億7200万円)という破格の条件を提示したという。一方、ベンゲル監督とアーセナルとの現行契約は来シーズン末までとなっているが、クラブはレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどが興味を持つ同監督の留任に向けて、新たに3年間の契約更新を結びたいと考えているようだ。また当のベンゲル監督も、これまでことあるごとに“ガナーズ”(アーセナルの愛称)の監督として引き続き指揮を執りたいとの意向を表明している。●ムニル・エル・ハムダウイ(AZ)が今季のオランダ1部リーグ得点王に内定した。第33節を終え、エル・ハムダウイはスアレス(アヤックス)と並び22ゴールを挙げている。3位のベルグ(フローニンゲン)は17ゴール、4位のヌクフォ(トゥエンテ)とプラニッチ(ヘーレンフェーン)は16ゴールと、残り1試合でエル・ハムダウイとスアレスを抜くのはほぼ不可能だ。
2009年05月04日
コメント(0)
●2日に行われるレアル・マドリーとの“クラシコ”(伝統の一戦)を前に会見に臨んだバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「この試合はリーグ優勝の行方を決める。駆け引きするつもりなどない」とコメントし、レアル・マドリー戦に全力で臨む意向を示した。過密スケジュールが試合に及ぼす影響について同監督は「疲労など存在しない。それは精神的なものにすぎない」と疲労の蓄積はないことを断言した。とはいえ、「リーグ優勝に向けた計算はレアル・マドリー戦が終わってからだ」とあくまで慎重な姿勢を崩さなかった。一方、レアル・マドリー戦で主力選手のうち数人を温存するかどうかについては、まだ決断を下していないようだ。「正直、まだどうするか決めていない。当日に決断することになるだろう。いずれにしても、チームにとってベストの選択をするつもりだ」●レアル・マドリーのファンデ・ラモス監督は、2日に控えたバルセロナとの“クラシコ”(伝統の一戦)を前に記者会見に応じた。まず、両チームのプレースタイルの違いについて質問されたラモス監督は、次のように述べた。「われわれがバルサをぴったりとマークしていることから分かるように、レアル・マドリーのこれまでの戦い方が悪いとは言えない。レアル・マドリーほどのチームがこれだけ勝ち点を稼いでいるのに首位になれないのは、バルサも正しいやり方で戦っているということだ。バルサもレアル・マドリーも最高のレベルで戦っている。われわれはこれからも粘り強く戦い抜くつもりだ」また、ラモス監督はバルセロナ戦の重要性をこう強調した。「バルサ戦はわれわれにとって最も大事な一戦だ。直近の試合ということもあるが、もし勝てなければリーガ優勝は非常に難しくなる。後がないわれわれは、残り試合のすべてに勝つしかない」●元R・マドリー監督のシュスター氏が2日行われるR・マドリー対バルサ戦の予想をしている。シュスター氏はR・マドリー監督としても周囲を騒がすコメントを連発していたが、このクラシコ予想でも次のように語った。「みんなメキシコで発生した豚インフルエンザに驚いているが、バルセロナにはもう一つのインフルエンザがある。それは“マドリー病”だ。私が選手時代からそれは存在していた」とシュスター氏は言う。シュスター氏が言う“マドリー病”の意味は、「なんで“マドリー病”かって?それはR・マドリーだけがバルサと戦える唯一のチームだからだ」としている。なかなか面白いコメントだが、今の両チームの力関係を考えると少し大げさな発言にも聞こえる。クラシコの試合予想は、「両チームとも苦しい戦いを強いられるだろう。たくさんの要素がある特別な試合だからね。両チームとも気を抜くことができないし、結果は大差にはならないだろう」と締めくくった。シュスター氏が言う“マドリー病”がどのくらいバルサに影響するだろうか。●英『デイリー・ミラー』紙によると、レアル・マドリーのアリエン・ロッベンがマンチェスター・シティ(マンC)に移籍し、イングランド・プレミアリーグ復帰を果たす可能性があると伝えた。同紙によると、マンCはロッベン獲得のために1800万ポンド(約26億6400万円)のオファーを用意しているようだ。また、インテルも同選手獲得を目指しているとしているが、レアル・マドリーとインテルのジョゼ・モリーニョ監督の関係が良くないことから、マンCにアドバンテージがあると推測している。●リーガ・エスパニョーラ第34節の見どころは、何と言っても2日にサンチャゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリーとバルセロナの“クラシコ”(伝統の一戦)だろう。データの上では、同スタジアムで行われた過去78回の“クラシコ”のうち、レアル・マドリーは50試合で勝利しており、バルセロナに軍配が上がったのはわずか14回とレアル・マドリー有利となっている。だが、今シーズンのバルセロナは世界でもトップクラスの選手を擁し、シーズンを通して素晴らしいサッカーを披露しており、プレーの内容ではバルセロナがレアル・マドリーを上回っているのも事実だ。
2009年05月02日
コメント(1)
●マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンドは29日のCLアーセナル戦のファーストレグで負傷退場したが、来週のセカンドレグには間に合いそうだという。●イングランド代表FWジャーメイン・デフォーは1日、腹違いの兄の死による衝撃を語ると同時に、今週からトッテナムの試合に復帰すると明かした。●イングランドでは、アーセナルのGKマヌエル・アルムニアの同国代表入りの話題がここに来て再燃しているようだ。4月29日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝、マンチェスター・ユナイテッドとの第1戦でも好セーブを連発し、あらためて実力を知らしめたこのスペイン人GKは、イングランドに来て丸5年を迎える7月14日にも英国国籍の申請が可能となるため、「カペッロ監督はアルムニアをイングランド代表に招集するべきか?」といった議論が再び巻き起こっている。トッテナムのハリー・レドナップ監督は外国で生まれた選手のイングランド代表選出に難色を示した。●マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWカルロス・テベス(25歳)が、これまでになくはっきりとこの夏の移籍希望を明らかにした。今季末で2年間の期限付き契約期間が切れるテベスについて、アレックス・ファーガソン監督は残留を強く希望していると話している。●ウェストハムのジャンフランコ・ゾラ監督が、GKロバート・グリーンをイングランド代表正GKに推薦した。プレミアリーグの指揮官として1年目のシーズンを送るゾラは、グリーンのプレーを高く評価している。「彼はうちのキープレーヤーの1人で、すばらしい活躍をしている。シーズン序盤は少し問題を抱えていたが、その後彼は変わり、レベルアップを果たした。彼がイングランド代表でプレーするのなら、代表にとって非常に優秀なキーパーになるだろうね」●あとは公式発表を待つだけになった。インテルとの契約を解消したFWアドリアーノの新天地がフラメンゴに決定したようだ。フラメンゴのデライール・ドゥンブロスク会長が「Uol Deporte」のインタビューで明かした。「あとは契約書にサインするだけだ。アドリアーノの意思に沿って、契約交渉を進めてきた。彼は9年ぶりにフラメンゴに戻ってくることになるだろう。契約は1年で、来年の夏までとなる」●ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、「Radio Kiss Kiss」のインタビューに応え、サポーターに主力選手の残留を誓った。「ハムシクとラベッシ? 彼らを売るつもりはないから、マーケットには出していない。このことはあらためて強調しておきたい。他の多くの選手を買えるような巨額のオファーが届くこともないだろう」●南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯に出場しているメキシコの2チームが1日、新型インフルエンザの影響で開催できなくなったホームゲームの代替開催の候補地だったコロンビアとチリから受け入れを拒否された。メキシコの2チームは16強に残っているが、ホームゲームの試合日程は未定。南米サッカー連盟は、アウェーでの試合を終えるまで判断を留保すると発表した。
2009年05月02日
コメント(0)
全52件 (52件中 1-50件目)


![]()