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朝日新聞の声の欄に、横浜ファンで埋まる横浜スタジアムの右翼席でヤクルトの応援をしたら罵倒されたとの投書がありました。横浜スタジアムに確認したら、右翼席でビジターの応援をしてはいけないという決まりはないとおっしゃる。これっていじめじゃないかともおっしゃる。 でも、横浜ファンの集まるところで対戦相手の応援をするのはどう見ても嫌がらせですよ。そんな嫌がらせをしてはいけないという決まりはないでしょうが、やはりマナー違反です。 このようなクレーマーにありがちなのがダブルスタンダード。自分は規則に違反していないと開き直るくせに、規則で禁止されているわけでもない非難を非難しています。それとも、右翼席で対戦相手の応援をする人を非難してはならないという決まりがあるとスタジアムに確認したのでしょうか。 野球でも、甲子園の阪神応援団のど真ん中で相手チームの応援をしたりすれば、誇張でなく命の危険があると思います。サッカーでは、荒れそうな試合の場合には観客の通路すら規制し、それぞれのファンが混じり合わないようにします。 スポーツファンのチームへの思い入れは人それぞれで、中にはとても正常とは思えないほどの人もいます。でも、そのような人々に支えられてプロスポーツというものは成り立っているのです。 球場には長い間に多くのファンが作り上げたしきたりがあります。新参者が球場に行くのであれば、しきたりには敬意を払うべきでしょう。 一般的に、コアなファンは野球の場合なら外野席、サッカーならゴール裏にいます。このようなところで相手チームの応援をするのはマナー違反であることはもちろん、状況によってはかなり危険な行為です。 それにしても、朝日新聞はどのような意図で掲載したのでしょうか。ネット上の反応を見ると、晒し者にしているようにしか見えないのですが。
2012.07.27
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病院というところは慢性的に人手不足で、妄想に駆られた人たちから沢山のおかしな電話がかかってきたりすると業務に支障を来します。積極的に救急医療を行っているようなところだと、搬送受け入れの連絡などに影響を受け、場合によっては救える命を失いかねません。迷惑行為は厳に慎んで欲しいと思います。 済生会滋賀病院のサイトに緊急のお知らせが載っています。内容は以下の通り。緊急のお知らせ 昨年10 月、大津市でお亡くなりになられた中学生のご遺族には、心よりお悔やみを申し上げます。さて、この度の大津市教育委員会をめぐる報道で誤った情報が流布されておりますが、当院および当院の職員は、一切関係がございません。つきましては、この件に関して電話等をたくさん頂戴しますが、救急病院である当院の正常な診療に支障をきたしますので、良識ある言動をお願いします。院長 杉本 徹 私は報道では見ていないのですが、ネット上では怪しげな情報を確定的に断言する人たちであふれています。済生会病院についての決めつけの一例は以下の通り。元警察署長が済生会病院に天下っている。(署長が病院に天下ることは多分ありません 病院が治安対策のため警察OBを雇うことはよくある)その元署長はいじめ加害者の1人の祖父である。(病院側は否定しているし、憶測以外のソース無し)本当は自殺ではなく殺人だが、済生会病院に死体を運んでもみ消した。(大津市内の病院に運ばれたことは報道されていて、済生会病院でないことは確定) 何でもいいから誰かを叩きたい人たちが悪意に正義の仮面をかぶせ、デマを拡散したり電突(電話で突撃:事実は単なるイタ電)したりしている模様。 デタラメな情報を流されて迷惑している人の話は新聞でも報道され、被害届も受理されているのですが、叩きたい連中はそんなことくらいでへこたれません。「違うというなら証拠を見せろ」だの「いじめの被害者家族の被害届は受け取らないのに、こういうときだけ被害届を受け取るのか」などとうそぶき、反省がありません。 根拠も無しに誹謗中傷を繰り返す行為は「いじめ」と言う名の暴行・傷害、恐喝・強盗などと同じく犯罪です。「いじめ」の加害者もしっかりと処罰されればいいと思いますが、ネットでデマを拡散したり無関係な人に電突したりしている人たちにも、それ相応の処罰が下されることを願っています。 スマイリーキクチ事件の時に、もう少し厳しい対処をしておけば良かったのかも知れません。このときは19人が検挙されましたが、結局誰も起訴には至りませんでした。今回も「どうせ起訴にはならないモン」とうそぶく輩が湧いています。
2012.07.20
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「いじめ」と言うのは、私の感覚では、小学生以下の児童が怪我をしない程度につねったり叩いたりすることです。若しくはたわいのない悪口を言うことです。中学生以上の年齢になって殴れば暴行ですし、金を取れば恐喝や強盗です。 報道によれば、大津のいじめによる自殺と言われた事件では、暴行・恐喝・万引や自殺の練習の強要などがあり、いじめという言葉がふさわしいとは思えません。 また、宮崎県の事例は殺人の一歩手前まで行っています。悪ふざけとかいじめという範疇を超えています。 今までにも何度も言われていることですが、「いじめ」と言う言葉を使うことで悪質さや深刻さが薄れ、加害者の罪悪感を軽減し、教師の指導への熱意を損なっています。行為にふさわしい呼び方に変えるべきだと思うのですが、どうしていつまでも「いじめ」にこだわるのでしょう。 結果が重大な事例とは言え、最初はたわいもないことから始まったはずです。初期のうちにきちんと対処しておけば重大なことにはならなかったかも知れません。たとえばこの記事のように。中学男女9人、「自殺に追い込む会」作りいじめ 愛知県蒲郡市の中学校で今年4月、生徒の男女9人が、男子生徒1人を対象に「自殺に追い込む会」を作り、「死ね」などと言っていじめていたことが分かった。 同市教育委員会はいじめの事実を確認し、会を作っていた生徒らを指導した。 市教委によると今年4月、生徒1人が「自殺に追い込む会」の結成を携帯電話のメールで呼びかけたところ、他の生徒8人が入会。男子生徒に「キモイ」「ウザイ」と言ったり、自宅前で「死ね」と叫んだりしたという。 別の生徒を通じて教員にいじめの情報が入ったため、学校側がやめるように指導したところ、いじめはなくなり、いじめていた生徒と保護者は男子生徒に謝罪したという。入会を呼びかけた生徒は、男子生徒と同じ部活動に所属し、仲が悪かったという。 同市教委学校教育課の平野正也課長は「いじめを認識したら素早く対応するよう各学校に徹底させる。二度とこうしたことが起きないよう再発防止に努めたい」と話している。(2012年7月13日01時45分 読売新聞) 大人が普通の対応をしただけなのに、なんだかとっても優れた対応のように感じてしまうのが情けないところです。
2012.07.14
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