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2010年11月20日号
重い病気などで病院等に長期入院したり、
治療が長引く場合には、医療費の自己負担額が
高額となります。
そのため家計の負担を軽減できるように、
一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が
払い戻される高額療養費制度があります。
被保険者、被扶養者ともに1人1か月の
自己負担限度額は所得に応じて、
次の計算式により算出されます。
【70歳未満 医療費の自己負担限度額(1か月あたり)】
外来・入院
●上位所得者(標準報酬月額53万円以上)
150,000 円+(総医療費-500,000 円)×1%
●一般
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
●低所得者(住民税非課税世帯)
35,400 円
一般の場合は、多額の医療費がかかっても、
1ヶ月8~10万円の負担で済むということ。
( 70才以上の場合はさらに低額 )
ダラダラ医療保険の保険料を払っていると、
簡単に・・この額以上になってしまいます。
これを、お金のたれ流し・・と言います。
保険料分・・貯蓄した方が得にきまっている。
また、高額療養費の自己負担限度額に達しない
場合であっても、同一月に同一世帯で
21,000 円以上
超えるものが 2件以上
生じたときは、
これらを合算して自己負担限度額を超えた金額が
支給されます。
病院にかかる可能性が高いお年寄りが
いる家族は、さらにお得・・ということ。
同一人が同一月に 2つ以上
の医療機関にかかり、
それぞれ 21,000 円以上
になった場合も同様です。
(70~74歳の方がいる世帯では算定方法が異なります。)
【 多数該当 】
・・さらにお得な制度になっている。
なお、同一世帯で1年間(直近12か月)に
3回以上高額療養費の支給を受けている場合は、
4回目からは
自己負担限度額が変わります。
【70歳未満 医療費の自己負担限度額(1か月あたり)】
外来・入院
●上位所得者(標準報酬月額53万円以上)
83,400 円
●一般
44,400 円
●低所得者(住民税非課税世帯)
24,600 円
もう・・算数をする必要なし!
この金額を越えた分は、給付される。
お年寄りがいて・・何度も病院にかかっても、
この手厚い給付で助かります。
【 高額療養費の現物給付化 】
70歳未満の方であっても平成19年4月より、
入院に係る高額療養費を現物給付化し、
一医療機関ごとの窓口での支払を自己負担限度額までに
とどめることができるようになりました。
この制度を利用するには、事前に社会保険事務所に
「健康保険限度額適用認定申請書」を提出し、
「 健康保険限度額適用認定証
」の交付を受け、
医療機関の窓口に認定証と被保険者証を提出してください。
以前は一旦・・自分で医療費を払って、
数ヵ月後に給付額を受取っていたが、
今はまったく立替えも必要がない。
手厚い・・助かります。
役に立たなくなる医療保険。
医療技術と医療制度は大きく変遷してきています。
これから先も・・変わっていくものと思われます。
〇入院給付金は、役に立たなく・・。
入院日数は、以前よりかなり少なくなってきている。
放射線治療なども、通院で可能になってきている。
〇手術給付金も、需要が減ってきている。
薬や放射線だけで治療が済むことも。
〇診断給付金も、もらえないかも。
高齢でさまざまな合併症で、精密検査の
正確な病状診断の前に亡くなったら・・
「『がん』と診断されたら100万円」という
診断給付金はもらえない。
医療保険には、入らないことです。
医療保険だけでなく、医療特約も同じこと。
お金をたれ流し続ける・・だけです。
車が買えるほどの金額になります。
お金は保険屋さんにプレゼントしないで、
我が家の将来のために有効に使いましょう。
今日の佐々木FP
〇メール顧問会員のSさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
現状診断資料の作成作業
・・です。
「再ヒアリング」の回答が帰ってきているので、
いよいよ現状診断資料の作成・・です。
11/11(木)の完成予定! ・・です。
〇「行列のできるFP事務所」
資料作成の順番待ちの行列。
お待たせして、大変ご迷惑をおかけしています。
本当に申しわけありません!
1 Kさん(40代):シミュレーション ← 回答待ち。 (9/15到着)
2 Sさん(40代):現状診断 ← 今日の作業。
(9/15到着)
3 Tさん(30代):現状診断 ← 回答待ち。 (9/17到着)
4 Kさん(40代):シミュレーション ← 9/20 依頼到着。
5 Nさん(30代):現状診断 ← 9/24 シート到着。
6 I さん(40代):現状診断 ← 9/27 シート到着。
7 Aさん(40代):現状診断 ← 9/30 シート到着。
8 Hさん(30代):現状診断 ← 10/4 シート到着。
9 Mさん(30代):シミュレーション ← 10/6 依頼到着。
10 Yさん(40代):シミュレーション ← 10/13 依頼到着。
11 Yさん(40代):現状診断 ← 10/22 シート到着。
これは生活設計の実録日記です。
・目的は「消費者の目を覚ますこと」 です。
(家計放置中の消費者の)
・立場は「中立・公正」ではありません。
(極端に消費者側に片寄る)
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