武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

おバカさんです。（失礼）
生涯の大きなリスクを
背負ってしまいました。

そもそも、
多額の住宅ローンを借りること
自体が人生最大のリスクなんですが・・

「貯蓄ができない人」
の場合は、
「大きなリスク」程度ではなく、
「家計破たんするかもしれない巨大なリスク」
になってしまいます。

これまで貯蓄ができていない
ということは、
リスク対応能力が著しく低い
ということです。

家計破綻の予備軍が
次々と誕生しています。

人生を真剣に、慎重に考えよう。


自分の頭で考える生活設計。













毎年、ゴールデンウイークの時期は、
マイホーム関連のＣＭや
チラシ広告で賑わいます。


今朝の新聞にも広告チラシが・・。

地元住宅会社のものです。
戸建住宅の年間着工棟数は、
数百棟で岩手県1位の会社です。

盛んに広告を見る会社です。
以下は、その一部・・です。

「家賃並みの支払で
　マイホーム取得ができた？」
・・実例です。

みんな、ほぼ自己資金ゼロ！　・・です。
おバカさんです。（失礼！）

住宅ローンは35年返済です。
固定金利期間はほとんどが3～5年です。
（残りの30～32年はどうするの？）


この方々の人生・・どうなるんでしょう？

これまで貯蓄ができなかった人は、
これからも貯蓄ができません。

したがって・・
繰上返済ができないから、
当初設定どおり・・35年の長期間、
ひたすら返済を続けます。

ほとんどの人たちの完済予定は
70歳前後（ブルッ　恐い！）・・です。

定年後も返済、・・だいじょうぶ？

その前に・・
35年経過するかなり前に・・
設備の取り換えや、
建物のリフォームなどが、
必ず必要になります。

貯蓄できない人が、
それらのお金を準備できる？

心配になります。


それよりも何よりも・・
もっともっと手前の数年後に・・
（3年後とか5年後に）
大変なリスクが待ち構えています。

『返済額を安く見せるため』

・・に、
住宅ローンの固定金利期間が
短く設定されています。
（住宅会社にだまされないよーに）

現在の返済額が一生続く
・・というつもりでいたら、大間違いです。
（住宅会社にだまされないよーに）

3年後とか5年後の市場金利次第では、
早くも家計破綻！
・・なんてこともありえます。

金利の上昇・・。

貯蓄ができなかった人は、
環境変化に対応できない
可能性が高く、破綻！もあり得ます。


自己資金が無い人は、
もっと謙虚になりましょう。

自己資金が無いのに
住宅取得するのは暴挙！
だと認識しましょう。

マイホームが欲しかったら・・まず、
お金を貯める練習をしましょう。
家賃を払いながらいくら貯められるか。

住宅会社にだまされないよーに。




住宅ローンの返済額は、
着工棟数が少ない住宅会社
・・の方が安くなる。　（当たり前）


この住宅会社のように、
年間着工 数百棟なんていうところは、
営業マンなど・・建築工事に
直接かかわらない人数が多い・・です。
（ 人件費がかかる ・・ということ）

今回のように広告チラシも
けっこう頻繁に目につきます。
（ 広告宣伝費がかかる ・・ということ）

数か所の展示場を構えています。
（ 展示場運営経費がかかる ・・ということ）

それらの経費が余分にかかるので
当然、建築費は高くなります。
（当たり前）

よく目につく、よく耳にする、
そんな住宅会社ほど、
建築費が高いと思って
まちがいありません。
（当たり前）

どれくらい高いか？

30万円とか50万円ではなく、
300万円とか500万円とかいう
・・レベルです。
（当たり前）

以前・・当事務所の顧問会員の
プレゼンコンペに、この住宅会社が
参加したことがあります。

小さな家・・でした。


●顧問会員のＹさん（50代）宅
約24坪　
※眺望の良い「終の棲家」　
　ご夫婦で過ごすためのマイホームを取得。

同じ図面でまったく同じ条件での
見積価格（外構工事込み）は、　
最高額：1,495万円　最低額：1,200万円

住宅会社4社がプレゼン、
最大295万円の価格差がつきました。

最も高かったのが、岩手県で着工棟数1番の
このチラシ広告の会社です。
（当たり前、経費分 確実に高い）




Ｙさんはもちろん、1,200万円で建築しました。
（当たり前）

※24坪の小さな家での価格差が
　　　　　　　　約300万円でした。
　　　　　　　　一般的なサイズ・・36坪の場合は、
　　　　　　　　300万円×36坪/24坪＝450万円！

　　　　　　　　余分に借りる住宅ローン利息も
　　　　　　　　考慮すると、合計で
500万円台～600万円台も
高い買い物をすることになる。
（気づかずに・・感謝さえしながら）

　　　　　　　　「よく見かける住宅会社」で建てると、
　　　　　　　　このような不幸に見舞われます。



約300万円の価格差は、
そのまま住宅ローンの借入額の差に
なります。（当たり前）

その300万円分、返済額が安くなります。
金利1.5％なら、
返済額は9,186円/月・・安くなります。

融資300万円に相当する利息負担
（857,710円）・・も減ります。

合計で約380万円も少なくて済む。
人生のリスクがかなり軽減されます。


なので、生活設計の観点からは・・
地元業者であっても、
着工棟数の多いところで
建ててはいけない。
もちろん大手メーカーで建てては
いけない。


今回のチラシには何人かの
新築入居者の事例が登場しています。

良かった・・とか、感謝・・とかの
言葉がたくさん飛び交っています。

残念ながら・・この方々は、
「数百万円の大損」
には、一生気づくことがありません。




・自己資金がないのであれば、
　住宅取得をしてはいけない。
　（当たり前）

・営業マンが多い、広告が多い、
　展示場をドォ～ンと構えている、
　そんな業者で建ててはいけない。
　（当たり前）

・住宅取得をする場合は、
契約の直前まで、徹底的に
複数の会社を比較検討
しなければならない。 （当たり前）

家計改善したい？　
きちんと生活設計したい？

なら・・（できるだけ）
1　生命保険に加入しない！
2　借金をしない！
3　経費を払わない！

これだけでいい。すごく かんたん。
見違える人生になる。


『うまい話は無い』

『「常識」は業者が作る。』

『専門家の足し算で、
　　　人生設計はできない。』



おバカさんの行動指針。

『他の人と同じ』が、心地よいと感じる。
『他の人と同じ』を、判断基準にする。














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