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ネット上でひろった「Q&A
記事」・・です。
※私のコメントを添えます。
「2点問題が発生しています。」
《 Q 》
現在新築一戸建てを建築中で
ほぼ完成状態です。
10月中には内覧ができ
上手くいけば引渡しも可能です。
しかし、2点問題が発生しています。
1点目
契約前に、キッチンにカウンターを
サービスでつけてもらう事になりました。
打ち合わせをする中で、
カウンターの幅が30cmと言われたので、
35cm以上に変更してくれと依頼しました。
それは、資料に残っており、
設計士もその場で納得していただきました。
しかし、実際出来てみると、
30cm幅のカウンターでした。
2点目
コンセントの打ち合わせの時、
6箇所ほど追加を依頼しました。
しかし、その打ち合わせの時には
追加料金が分からないということで、
分かったら教えてもらうように言いました。
そして、
金額が分かれば最終的に発注すると。
しかし、なかなか見積もりが出てこず、
3週間後にこちらから問い合わせて
やっと出てきました。
そして思ったより高かったので
2階で追加した3箇所のコンセントは
やめると伝えたところ、
すでに工事に入っているので無理
と言われそのまま追加になっています。
上記二点の内容を仲介業者の営業に伝え、
カウンターはやり直し、
コンセントの追加については
先方のミスなので
追加金額は工務店が持つようにと
言ってもらいました。
しかし、工務店側からの回答は、
1点目
「カウンターについては30cm幅なら
サービスできて、35cm以上なら
追加料金をいただくとお伝えした。
追加料金は出来ないということで、
30cmに納得いただいたはずです。」
2点目
「コンセントについては、金額は
口答で打ち合わせ時に伝えた。
変更できないタイミングで
言われたので仕方ない」
すべて、嘘の作り話です。
ちゃんと誠意を持った対応してもらえれば、
それ以外は
満足いく対応をしてくれていたので
泣き寝入りしてもいいかと思っていましたが、
こんな嘘の作り話をされ、
こっちが嘘つき扱いされたので
かなり腹が立っています。
しかし、これについて、
証拠となる資料が残っていません。
35cmと記載していますが
先方が承認した記録はありません。
そして、
今週中に先方の専務取締役の方と
話すことになりました。
おそらく言った言わないの話になり
解決しないと思っています。
どうしたらいいでしょうか?
このまま泣き寝入りするしかないのでしょうか?
《 A 》
「泣き寝入り」と言いますが、
本当に泣くほどの事なのでしょうか?
あなたが、選んだ工務店です。
設計士さんかも知れません。
突き詰めれば、
あなたにも原因があるわけです。
家を「買う」と考えていたとしたら
大きな間違いです。
あなたは、商品を購入するために、
契約をしたわけではありません。
「請負契約」を
工務店さんと交わしているわけです。
この家の工事をすべてお任せします。
というものです。
図面と違うものを施工したのであれば、
工務店は無償で改修すべきです
しかし、施工を請負わしておきながら、
施工途中で変更や口出しをするのは
ルール違反です
信頼したから契約をされたのでしょ?
最後まで信頼されたらどうですか?
それで、期待を裏切られても、
その工務店を選んだのはあなたなのです。
工事中にモメても良いことは1つもありません。
何度も言いますが、
商品を購入しているわけではないのです。
これから、何十年も
住宅に関してお世話になる会社です。
人間がやることには、ミスはつきものです。
工場で製造された製品さへ、
2%~3%ほど不良品が出るようです。
完全とか完璧というものはないのです。
ですから、問題があれば話し合って、
知恵を出し合ってより良い解決策を考え出す
契約書の約款にも
同様の内容が記載されているはずです。
問題解決は、相互で協力して解決する。
とのくだりですが・・・
ケンカごしになって、
今まで工務店側が努力されてきた事を
すっかり忘れ、
みみっちぃ事で攻撃をするのは、
結果的には あなたが損をします。
気持ち良く造っていただけるよう配慮
するのもお施主さんの役割かと思いますよ
いい家が完成しましたね おめでとう
と みんなに喜んでもらえるような
対応をすべきかと思います
モメて、こんな家 もう住みたくない!
そうなってしまったら 残念なお話しですね
おだやかに話せば、もっと良い提案を
引き出すことが出来るかと思います。
この回答者は業者さんのようです。
その他の数件の回答者も
業者さんのようで、
もっと辛辣なことを言っています。
「家は買うものではなく、建てるもの」
私も同感です。
自動車や家電製品のように、
どこで買っても同じもの・・ではなく、
世界に一つだけの我が家です。
その我が家を・・
自分が選んだ業者さんといっしょに、
生涯の住まいを造る作業が、
マイホーム建築です。
「キッチンカウンター」
等は、
できれば・・
建築業者を決定する前の、
複数の業者に見積もり依頼する段階で、
見積り範囲に入れておきたい。
(サービスではなくて)
室内のカウンターや作り付け家具等も
同様に、業者比較の際に
見積り対象にしておきたい。
サービスで得する金額なんて
微々たるもの・・です。
業者同士の見積もり比較での差、
その金額の方が圧倒的に大きい。
あとから・・あれもサービス、
これもサービス、してもらうのではなく、
考えうることすべてを、
見積もり範囲に入れておきましょう。
そのためには、自分たちが
まったくの素人のままではダメ。
できるだけ勉強!
できるだけ目が肥えた状況を作ろう!
「コンセントの追加」
については、
ちょっと微妙・・です。
言った言わない・・の状況になる
ような仕事をしている業者も
どうかと思います。
そうならないように、
相談の都度、内容を箇条書きにして、
施主のサインをもらっている
業者が一般的
かな?・・と思っていました。
そうでもない業者もいるようです。
いつも言っている通り、
まったくの素人のままで家を
建てようとしてはいけない。
マイホームプラン作成に、
建築会社決定に、
しっかり・・日数をかけよう。
色々な家を見よう。
色々な人の話を聞こう。
目が肥えるまで日数をかけよう。
セミプロを目指そう。
生活設計的にも、
セミプロになった方がいい。
がんばれ! がんばれ!

家は買うものではない ・・っと。
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