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「本体工事」とか「施工面積」とかの
言葉を使う業者を、
信用してはいけない。
自分の頭で考える生活設計。
『 住宅建築チラシを読む 』
※消費者の視点。
展示場オープン!
坪単価 30.8万円(税別)
2015/12/12
我が盛岡に折込みチラシが・・、
新たに住宅展示場がオープンする
・・ようです。
![]()
電気屋さんがマイホーム建築へ進出?
これから盛んに全国展開するようです。
次々と展示場を建ててオープン
しているようです。
もう・・この外観だけで経費高な体質が
伝わってきます。
つまり、建築費が高い・・ということ。
なのに、どういうわけか、
坪単価の安さを前面に出しています。
![]()
坪30.8万円ポッキリ・・だと言っています。
まあ・・物置を建てるんじゃないんだから、
坪30万円ポッキリはあり得ません。
ぼったくりバーと同じ構図です。
最後に払うお金は別次元になります。
(当たり前)
このチラシの坪単価30.8万円の脇に
小さく「 建物本体工事価格
」
と、書かれています。
建築工事見積もりをする際には、
普通・・「 本体工事価格
」というものは
ありません。
このような表現をするのは、
建築費が高い業者だけです。
「 建物本体工事価格
」と言った場合、
含まれない工事が少なからずあります。
地盤調査費用、仮設費用、
外部給排水工事、エクステリア工事、
作り付け収納、作り付け家具、
カーテン・照明設備、冷暖房設備、
その他当該業者が言うオプション工事、
等々、希望の状態の家にして、
生活できる状態にすると・・
500万円上乗せ、1,000万円上乗せ、
などということは当たり前にあります。
なので、強調している坪単価は、
何の意味もありません。
本体価格
」という言葉を使う業者を
信用してはいけない
・・ということは、覚えておきたい。
![]()
まあ・・特別、
どうこう言えるような家ではありません。
![]()
今度は、
「施工面積」
という言葉を使っています。
「坪単価=建築価格÷面積」 ・・です。
普通は、
面積は「延床面積(のべゆかめんせき)」
(一階と二階の床面積の合計)ですが・・
もっと分母の面積が大きければ、
坪単価を安く見せることができます。
「施工面積」
というイカサマをすれば、
「延床面積」よりも大きな数字になって、
坪単価を安く見せることができます。
どういうイカサマをしているか・・?
上のイラストで・・
二階のベランダや一階の玄関ポーチは
普通「延べ床面積」には入らないが、
「施工面積」
で勝手に入れています。
その結果・・
本来35.69坪の家が、38.00坪の家
として扱われています。
(2.31坪の水増しが行なわれている)
水増しの結果・・
1,238万円÷38.00坪=32.58万円/坪
ということになっているが、
本当の面積で割り算すると・・
1,238万円÷35.69坪=34.69万円/坪
そもそも、これは 本体価格
であって・・
含まれないものが多々あるので、
500万円増えるのか、
1,000万円増えるのか・・は、
まったく見当がつきません。
本体価格だとか、施工面積だとか、
独特な言葉を使う業者は、
信用してはいけない。
(当たり前)
500万円とか1,000万円とかの
大金を失うことになる。
(当たり前)
生活設計的な観点からは、
死んでも・・
展示場業者で建ててはいけない。
(当たり前)
生命保険は長い期間で大金を失い、
借金も長い期間で大金を失うが、
マイホームは一瞬で大金を失う。
素人のままで住宅取得してはいけない。
最低2年はかけて目が肥えてから。
自分の頭で考えよう。

本体価格って言う業者 ・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて15年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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