武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

2016.11.30
マイホームを建てた・・という人のお話。

　ハウスメーカー セキスイハイム
　費用 5800万円（55坪）/坪単価：105万円
　所在地 東京都


2009年にセキスイハイムで
東京都内の38坪の土地に家を建てました。

建坪は55坪で価格は5800万円。

予定よりも少し高くなってしまいましたが、
満足いく家になったと思います。
　　　　　　　※「少し」なんてものじゃない。

　　　　　　　　「異常に」高くなっています。
　　　　　　　　適正価格より1千万円以上は
　　　　　　　　高い金額になっています。

　　　　　　　　「少し高く」
　　　　　　　　なった程度に感じさせ、
　　　　　　　　「満足いく家になった」
　　　　　　　　と思わせるところは、さすが
　　　　　　　　大手メーカーの営業マンです。

　　　　　　　　こうでなければ、「異常に高額」な
　　　　　　　　マイホームを売ることはできません。
　　　　　　　　（武田ＦＰのサラリーマン時代も同じ）

セキスイハイムのここが大正解

まず最初の大正解は
「リビングを吹き抜け」したことです。
　　　　　　　※「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計上の」大正解ということです。
吹き抜けには賛否両論あるようでしたが、
どうしても外せない設計でした。
　　　　　　　※いいんじゃないですか。
　　　　　　　　武田ＦＰ宅も解放的な吹き抜けに
　　　　　　　　なっています。
そして我が家の吹き抜けは
こだわりを多く詰め込んだため、
リビングの広さが考えていたよりも
小さくなりました。

しかし思い切って３階の一部屋を減らし、
吹き抜けにしたこと、開放感があって
広く感じるリビングになりました。
　　　　　　　※ということは、建物は3階建てで、
　　　　　　　　2階がリビングになっているようです。
念願であったマイホームに吹き抜けの夢を
叶えられてとても満足しています。

次の大正解は
「細かい棚をたくさんつけた」ことです。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計上の」大正解ということです。
無駄なスペースを少しでも収納に活用
できないかと考えたからです。

具体的にはキッキンや洗面所などの
上の方に作り棚をつけてもらいました。
　　　　　　　※このようなことは当たり前で、
　　　　　　　　造り付け収納も含めて・・
　　　　　　　　当初から計画に入れておきたい。

　　　　　　　　セキスイハイムの場合だと・・
　　　　　　　　棚一つずつがオプションで、
　　　　　　　　上乗せ金額で計上されたことと
　　　　　　　　思われます。
特に洗面所の上の棚は、
洗濯物を干す時などに重宝しています。

手がギリギリ届く高さですが、
普段は使わないものを置けるので
スッキリします。

常に家が整理整頓されている状態を
保てるため、とても満足しています。
　　　　　　　※家の中のすべての空間で、
　　　　　　　　同様のことを、当初から
　　　　　　　　計画しておきたい。

そして最後の大正解は「窓のオシャレさ」です。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計上の」大正解ということです。

　　　　　　　　ということで、
　　　　　　　　これが最後・・ということなら、
　　　　　　　　「セキスイハイムのここが大正解」
　　　　　　　　は一つも無かった、
　　　　　　　　ということになりますが・・？
窓をつける目的は日の光をふんだんに
取り込めることはもちろんですが、
機能性だけではなくオシャレな窓にしたい
と考えていました。

そこで部屋ごとに窓を選び、
丸い窓にしたり正方形の窓を４つ並べたり、
縦長の窓を横に３つ並べたりと窓で遊べました。
　　　　　　　※　へ・・。
個性を打ち出すことができてこれには
大満足しています。
　　　　　　　※「個性」・・ですか。
　　　　　　　　外観・・見ない方がいいかも・・。

セキスイハイムのここが不満

まず一つ目の不満は「階段下のトイレ」です。

狭いことは仕方ないとしても、
階段の形そのままが出ているトイレなので、
圧迫感があります。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計上の」不満ということです。
はじめからタンクレストイレにして、
階段の形が出ないよう棚などをつければ
良かったと後悔しています。
　　　　　　　※階段下の空間を利用する場合は、
　　　　　　　　造作仕上げを上手に工夫する
　　　　　　　　必要があります。

二つ目の不満は「結露がひどい」ことです。

二重窓にしたにもかかわらず、
北側の部屋は結露がひどいです。
　　　　　　　※これはまさに、その通り、
　　　　　　　　「セキスイハイムの・・」
不満ということです。
結露がつきにくい窓にすれば良かったと
後悔しています。
　　　　　　　※単に窓のせい・・だろうか？
　　　　　　　　（二重窓なのに）

　　　　　　　　セキスイハイムの建物のせいか？
　　　　　　　　あるいは住まい方のせいか？
　　　　　　　　分かりませんが・・。

　　　　　　　　武田ＦＰ宅は二重窓ではない
　　　　　　　　普通のペアガラスですが、
　　　　　　　　北側だろうが、どこの窓だろうが、
　　　　　　　　結露が発生することはありません。

三つ目の不満は「隣の目が気になる」ことです。

思ったよりも隣の家が近いので、
サイドの窓は透明のガラスにしなければ
良かったと後悔しています。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計上の」不満ということです。

　　　　　　　　隣りの家の視線を考慮した上で
　　　　　　　　マイホームを設計するのは、
　　　　　　　　当たり前のことです。

そして4つ目の不満が「バルコニー」についてです。

ここは予算オーバーになるので諦めた
部分でもありますが、
ウッドデッキのものにしたかったです。

もう少しリーズナブルなウッドデッキの
シリーズを用意してあれば嬉しかったです。

予算的な問題による不満が多いのですが、
住んでから後悔するのであれば、
少し無理をしてでもワンランク上のものでも
よかったのかもしれません。
　　　　　　　※これは、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　とも言えるし、大手メーカーで
　　　　　　　　建てた人共通の 不満・・とも言えます。

　　　　　　　　マイホーム建築の契約をして、
　　　　　　　　さらに打ち合わせをしていく中で、
　　　　　　　　やりたいことが次々と出てきても、
予算オーバーであきらめる 、
　　　　　　　　・・ということは、
　　　　　　　　大手メーカーと契約した後には
　　　　　　　　よく見られる光景です。

　　　　　　　　ま・・大手メーカーに限りません。

　　　　　　　　複数の住宅会社を比較することなく、
　　　　　　　　当初（土地探しや設計段階）から、
　　　　　　　　一つの業者に決めて進めると、
　　　　　　　　業者の言い値で契約することに
　　　　　　　　なるし、やりたいことも
予算オーバーであきらめる
　　　　　　　　・・ということになりがち。

　　　　　　　　ちまたの新築完成物件で、
　　　　　　　　外回りは砂利敷きだけで終了、
　　　　　　　　という家に住んでいる30代家族を
　　　　　　　　よく見かけます。

　　　　　　　　カーポート・舗装・花壇・物置
　　　　　　　　等々はいっさい無くて、
　　　　　　　　軒下に三輪車や自転車や・・
　　　　　　　　色々なものが並べられています。

　　　　　　　　これらも同様で、
予算オーバーであきらめた
　　　　　　　　ケース・・です。

　　　　　　　　実際は「予算オーバー」ではなく、
　　　　　　　　「経費を数百万円も余分に払った」
　　　　　　　　・・ことによるんですが。

　　　　　　　　生涯最大の買い物です。
　　　　　　　　複数業者を契約直前まで
　　　　　　　　しっかり比較検討しましょう。
　　　　　　　　（当たり前）

セキスイハイムのアフタフォロー

セキスイハイムのアフタフォローで
良かった点は2つあります。

まず「点検が丁寧」なことです。

家を建てた後に東日本大震災が起きたので、
壁紙に亀裂が入った部分があって
心配だったのですが、
地震が落ち着いた頃に点検があり、
無料で直してくれました。

不安にもなっていた時だったので、
とても心強かったです。
　　　　　　　※その辺は良かったですね。

そして「気になる点は即修理」してくれる点です。

図面上はコンセントなのに、
なぜか穴が開けられていない部分を発見し、
連絡したのですが、
即コンセントにする工事をしてくれました。
　　　　　　　※当たり前じゃ！

　　　　　　　　契約どおりの工事をしていなかった
　　　　　　　　のだから、すぐやるのは当たり前。

また床暖房を付けると音がしていたため、
そこも連絡するとすぐ確認してくれたので
安心感がありました。

日程を確認して折り返しますといって放置
されることも多いようですが、
迅速に対応してくれてとても信頼のおける
ハウスメーカーだと再認識できました。
　　　　　　　※アフターフォローは、
　　　　　　　　迅速に対応するのが当たり前。

　　　　　　　　そうしない業者は淘汰されていく。

やっぱりよかったセキスイハイムの家

住んでみてわかったことは沢山ありますが、
特に良かった点を上げされていただいきます。

まず「キッチンが大正解」でした。

キッチンから小さい子供も見えて、
かつ食事の準備もしやすい作業棚があり、
とても使いやすいです。

料理もダイニングに運びやすいように
壁を抜いてもらったので、
とにかくストレスがありません。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイムの・・」
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計」が良かったということです。

次に「細かい希望にも対応」してくれた点です。

リビングを吹き抜けにしたい、小上がりを作りたい、
テレビをかけるために柱を入れて欲しい、
階段にも扉をつけたいなど、
細かい希望もたくさん伝えましたが、
すべて叶えてもらえました。
　　　　　　　※これも、「セキスイハイム」が
　　　　　　　　ということではなく、
　　　　　　　　「設計」上のことです。
そしてこちらの要望にかぶせて、
もっと便利になるような設計があるときは
的確なアドバイスを頂き、
より素晴らしいものが完成したと思っています。
　　　　　　　※本人の希望・要望に対して、
　　　　　　　　「そうすればこんな不都合が起きる」
　　　　　　　　とか、
　　　　　　　　「このようにすればもっと良くなる」
　　　　　　　　等々の
　　　　　　　　アドバイスをしながら進めるのは、
　　　　　　　　住宅建築へ向けた普通の作業です。
家を建てる前は
どこのハウスメーカーで建てるか迷いましたが、
我が家はセキスイハイムで大正解でした。
　　　　　　　※結局・・
　　　　　　　　「セキスイハイムで良かった」
　　　　　　　　理由は見当たりませんが、
　　　　　　　　相対的に満足している・・ようです。

　　　　　　　　3階建て55坪の家なら、
　　　　　　　　契約直前まで複数業者を比較すれば、
　　　　　　　　造り付け収納や外構工事を含めて、
　　　　　　　　80万円/坪でできるでしょうから、
　　　　　　　　55　×　80　＝　4,400（万円）
　　　　　　　　（当たらずも遠からず）

　　　　　　　　5,800　－　4,400　＝　1,400（万円）

　　　　　　　　建築費でこの差額ということは、
　　　　　　　　さらに住宅ローンを余分に借りて、
　　　　　　　　利息が上乗せになるということです。

　　　　　　　　当初からメーカーを決めて進めると、
　　　　　　　　契約時点で1千数百万円も失って
　　　　　　　　いることには気づきません。
　　　　　　　　（比較したことが無いから当たり前）

　　　　　　　　一生、気づくことはありません。
　　　　　　　　満足したままお亡くなりになります。

　　　　　　　　当初から業者を決めて進めて
　　　　　　　　マイホーム建築をした人は、
　　　　　　　　だいたい、このような感じ・・です。

　　　　　　　　買い物をする時は何でも、
　　　　　　　　比較検討しなきゃだめ・・でしょう。

1,400万円余分に払って
満足するおバカさん。
   ・・っと。

〇 商品販売をしない。　
〇 しがらみを持たない。

誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。

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