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損をしても解約した方がいい人、
実は大勢いるんです。
まあ・・個人年金だけでなく、
学資保険、終身保険等々、
貯蓄性保険はみな同じことです。
ぼぉ~っと継続していてはいけない。

業界人の話を
、真に受けちゃいかん・・。
ちょっと待った!
個人年金保険を解約する
ときの注意点
2017.7.14 All About
小川 千尋さんという人のお話。
※業界の立場の人・・です。
「情報」は業界が発信している。
「常識」は業界が作っている。
解約は最後の手段。
その前にできることを考えよう
※相談されれば、業界の人は
やめさせないために、
色々な事を言ってきます。
(当たり前)
保険の解約は、保険を途中でやめることで、
契約者の権利の1つです。
ただ、契約時の約束事を
契約者側が一方的に破ることになるので、
不利になることが多いものです。
※途中で簡単にやめられないように、
仕掛けが用意されています。
個人年金保険の解約で不利になる点は、
解約返戻金(解約したときに戻ってくるお金)が
払い込んだ保険料を下回る、つまり、
元本割れを起こす可能性があることです。
※解約防止のための最大・最強
の仕掛け、「元本割れ!」です。
大部分の消費者は
泣く泣く契約を継続します。
とにかくお金が必要で
年金保険を解約するしかない場合、
家計が厳しくなって保険料を払い続けられない
場合は、解約はやむを得ないでしょう。
とはいえ、解約は最後の手段なので、
※保険屋さんにとってはね・・。
他の方法で何とかできないかを検討してから
にしてください。
特に、
予定利率の高い時期に契約した「お宝年金」
(具体的には、予定利率が2.75%以上)は、
せっかくの有利な条件を放棄することになり、
もったいない限り。
※出ました!お宝保険!
解約してから「惜しかった!」と思っても、
二度と同じ有利な条件では契約できませんから、
熟考が必要です。
※「保険」あるいは「貯蓄」という
狭い範囲で考えて
そういうことだったとしても、
家計全般という広い範囲では、
個人年金を解約してしまった方が
いい♪ ・・という場合もある。
では、解約前に検討してほしいことを
2つのケースに沿って紹介します。
まとまったお金が必要になり、
保険の解約を考えた場合は?
このケースでは、契約者貸付で
一時的にしのげないかを検討しましょう。
※出ました! 「契約者貸付」!
保険会社にとって、
おいしくてしょうがない
「契約者貸付」!!
契約者貸付とは、
借りる時点の解約返戻金の一定範囲内で
お金を借りられる制度のこと。
※「自分が払ったお金の一定割合」
の範囲内でお金を借りられる制度
・・って、
「何か変。」と思う人は、
正常な感性の持ち主です。
貸付利率は、
契約時の予定利率+0.25%が一般的です。
※元々・・自分が預けたお金です。
「一時的に融通してもらうために、
利子を払うの? 何か変。」
と思う人は、
正常な感性の持ち主です。
元々・・個人年金をやっておらず、
同じ金額をたとえば「普通預金」で
積立てていれば、
急な出費にも利子を負担する
ことなく、対応できます。
これが、お金の融通性です。
お金の融通性、大切です。
まず、下記の3つの項目を確認してください。
1. 契約者貸付を利用できるか
2. いくら借りられるか、貸付利率は何%か
3. 借りたお金は元利含めて返済できるか
※「契約者貸付制度」は、
保険会社にとって・・
「一粒で二度おいしい」制度です。
毎月の保険料から
その都度お金をいただき、
預かっているお金の一部を貸して
利子をいただき、
こんなにおいしいことはありません。
そんなことも知らずに、
業界の話を真に受けて・・
「契約者貸付制度は素晴らしい。」
なんて言っている人がいました。
おバカさんです。
そもそも契約者貸付はできない年金商品だった、
借りたお金を返済できる見込みがない
などといった場合は、
この一時しのぎができないので、
保険の解約はやむを得ないかもしれません。
ただ、お宝年金の場合は例外です。
契約者貸付で借りたお金を返さないでいると、
利息は毎年元金に繰り入れられて、
元利はどんどん膨らんでいきますが、
お宝年金の場合は、
毎年の利息だけは定期的に払って
元利が増えていかないようにし、
お金ができたときに随意返済で対処する
ことを検討してみるとよいでしょう。
※「良いことを聞いた♪」・・と
喜ぶ人もいるのでしょうか?
それだけ、
お宝年金の貯蓄性の高さは捨てがたいのです。
( 後半 略 )
※「保険」や「貯蓄」といった
限られた狭い範囲で考えれば
そうかもしれませんね。
・・が、家計はもっともっと
広い世界なんです。
専門家の話を真に受けては
いけない。
洗脳されたままではいけない。
損を覚悟で個人年金を解約してみよう。
《 個人年金 》
9,000円/月 (108,000円/年)
予定払込み総額:378万円
最低保証年金額:410万円(受給:10年)
H28年12月時点の払込み額:648,000円
同 解約返戻金の額:617,000円
解約すると・・31,000円の損!
です。
損を覚悟で個人年金を解約して、
617,000円を手にします。
この人は住宅ローンを返済中です。
《 住宅ローン 》
H26年1月融資 3,000万円
1.5% 30年返済 103,536円/月
返済額合計:37,272,796円
個人年金の解約返戻金からの60万円で
繰上返済してみましょう。
その結果の、返済額合計は・・
36,990,914円になります。
37,272,796円-36,990,914円
= 281,882円
つまり、60万円を投入して
元本の60万円が減った上に、
利子も28万円が減った・・ということです。
資産運用的な言い回しをすれば、
60万円の原資で28万円の収益を上げた!
・・ということになります。
3万円損して、28万円得しました。
なぜ、こうなるか?
『 貯蓄利息 < 借金利息! 』
・・だからです。
元々、この原理があるから、
銀行等の金融機関は成り立っています。
『 貯蓄利息 < 借金利息! 』
・・ということは、
私たち消費者も意識する必要があります。
ぼぉ~っと過ごしていてはいけません。
住宅ローンの返済をしながら、
並行して・・
個人年金や学資保険や終身保険等の
貯蓄性保険で・・のん気に
積立をやっていてはいけません。
大きく、大きく、損をしています。
そんな余裕のお金があったら、
住宅ローンの繰上返済をした方が
生活設計上ははるかにマシ・・です。
(当たり前)
住宅ローンを返済しながら、
車のローンも返済しながら、
その他の借金も返済しながら・・
自分達や子ども達の将来のために、
学資保険や個人年金や終身保険などで
一生懸命積み立てをしている
・・などというケースは、おバカの極み。
よく見かける、業界の言いなりの
どうしようもないおバカさんです。
しっかり自分の頭で考えて、
地に足を付けて、生活設計をしよう。


借金返済しながら積立貯蓄するおバカ。
・・っと。
2017.7.8 岩手山
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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