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発見したばかりの Q & A 記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
繰り上げ返済か貯金か。
新婚でマンションを購入する予定です。
※おバカさんです。
マンションを買ってはいけない。
所有してはいけない。
夫(30歳)は公務員のため2000万まで
利率1.6〜1.8で預けれる金融機関があります。
※ !!! ??? はあ?
そんなバカな。
何かの勘違いなのでは?
住宅ローンは変動金利で金利は0.47
※おバカさんです。
銀行の代わりにリスクを引き受けて
どうするの?
3500
万の借り入れ予定を35年考えています。
夫名義で借りる予定です。
※35年間、金利0.47%のままな
わけではない。
生活設計のしようがない。
夫は借りてる間は繰り上げ返済する必要はなく、
その額を金融機関で運用するほうが良いと言っています。
※おバカさんです。
私は利息のことがあるので、少しでも
早く返すほうがいいのかなと思うのですが、
※はい、妻が正解です。
金利などに疎いため、
どなたかご教示頂けないでしょうか?
A
10年は税金控除があるので繰り上げしないとして、
10年後にローンの金利が2%くらいまで
上がっていれば繰り上げ返済じゃないですかね?
※おバカさんです。
まだ先の事ですから、状況を、よく確認しながら、
しっかり貯めておきましょう。
※適当なことを言ってはいけない。
Q
御回答ありがとうございます。
確かに10年間は繰り上げしない方が良さそうですね。
※おバカさんです。
繰り上げ返済は10年後、
ローンの金利が銀行の利率を上回った場合、
行った方が良いと言う意味で合っていますか…??
※先の回答者はそう言っているけど、
そのようにしてはいけない。
A
>公務員のため2000万まで利率1.6〜1.8で
預けれる金融機関があります
本当ですか?
ただの預金でそれはあり得ない異常な金利。
※その通り!
もし本当であれば、なぜ公務員なのか、
市中金利から逸脱した金利分は税金が投入される
のか、その目的は等、謎だらけ。
※そういうことです。
住宅ローン金利よりも、
預金利率が高ければ、預金を優先。
・・は、明らかな間違い。
※繰上げ返済で節約できる利息は、
意外なほど大きいことを知っておきたい。
たとえば、100万円の繰上げ返済で
節約できる利息は・・
融資額:3000万円
金利:1%
返済期間:35年
の住宅ローンで、以下のようになります。

※時期が早いほど、大きな金額を節約できます。
1年後38万円、5年後32万円、10年後27万円、
すごい金額が節約できます。
質問者が言う・・金利1.8%の預金が本当
だとして、元本100万円でゲットできる
利息は、たったの・・1.8万円です。
(税引き後は もっと少ない)
銀行ローンの金利は、1.0%、
預金の金利は1.8%だから、
(預金しておいた方が有利だから)
繰上返済しないで預金しておいた方がいい
というお話は、完全に間違い!です。
なぜ、そういうことになるか?
住宅ローンの構造によります。

※住宅ローンは、返済金額が一定だとしても、
内部の構造は上記のようになっています。
早い時期ほど、利息を多めに払う構造に
なっているので、同じ元本を繰上返済しても、
節約できる利息の額が大きくなります。
預金金利がローン金利より大きく見えても、
現実はぜんぜん違うことを理解しましょう。
なお、ローン控除と繰上返済のどちらを
優先するか?・・は、また全くの別問題です。
一方的にどちらを優先・・とは言えない、
という事実もあります。
《 シミュレーション 》
繰上返済とローン控除、
どちらを優先した方がいいか?
※参考に どうぞ。

具体的な条件下で試算してみたら、
どっちが得か?
・・の境い目が見えてきました。
返済期間35年、30年、25年、
金利1.3%、1.2%、1.1%、1.0%、
それぞれの場合の試算をしています。
お断わりしておきますが、
ここで言う金利は、変動金利は除きます。
そもそも、生活設計の観点から
変動金利ローンという選択はありえない。
銀行に代わってリスクを背負うおバカ行為。
A:『繰上返済を優先した場合』
毎年100万円の繰上返済を10回
B:『ローン控除を優先』
控除期間は繰上返済せず、
11年目に1000万円を繰上返済
『 A - B 』の算数の結果を、
返済期間別、融資金利別にグラフ化しました。
融資額・返済期間・金利・・の、
それぞれで3通り、
計9通りの試算をしています。
試算結果が以下です。
※金利に着目すると・・
金利1.1%が境い目のようです。
そこより高金利なら繰上返済優先、
同じく低金利ならローン控除優先、
がお得♪ということが分かります。
返済期間に着目すると・・
期間が短いほど、
ローン控除を優先した方がいい
ことが分かります。


※ ・・。
まあ、これでも境い目がどこか?
は、分かりますが・・
記事を書いている今、
気づきましたが、これはまずい。
金利設定の幅が上記2つとは
違っています。
改めて、1.0% 1.1% 1.2%の
試算をしてから再掲載します。
そうでないと、他の要因での傾向を
正確に捉えることができません。
金利の高低以外の、
融資額の大小での比較や
返済期間の長短での比較で、
具体的な傾向を示したいと思います。
上記グラフの計算根拠は以下です。
たとえば、
融資額3000万円・25年返済の場合で、
3種類の金利でどのような差が生じるか?
繰上返済とローン控除のどちらを優先したら
お得か?・・について、
以下のような計算をしています。
※融資額3000万円、25年返済の場合、
金利1.0%と1.1%の場合は
ローン控除を優先した方がお得♪
金利1.2%の場合は
繰上返済を優先した方がお得♪
・・ということが、分かります。
このように・・
融資額、返済期間、金利の3要素
それぞれ3種類・・計9つの場合で、
具体的に試算してみました。

※融資額3000万円で固定。
金利と返済期間は3種類ずつ。

※融資額2500万円で固定。
金利と返済期間は3種類ずつ。

※融資額2000万円で固定。
金利と返済期間は3種類ずつ。
繰上返済に勝る金融商品は無いべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて18年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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