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自分の頭で考える生活設計。

〇メール顧問会員のNさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
2019.2.20 メール顧問会員になる。
2019.4.25 現状診断 終了。
メールをいただきました。
お世話になります、
2/20にメール顧問会員となりましたNです。
武田さんに指摘された死亡保障必要額については
まだ高いねという話にはなっていました。
今回、再考して
主人の生活費のみを手直しをして
結果、
夫:1,177万円 妻:472万円となりました。
それでも高いかとは思いますが、
一番最初にご相談した時にお話しした
主人の医療費の負担(年間20万程度)、
また私は実家に対する援助が既に始まっており、
去年は20万程度でしたが、
実父が仕事をリタイアしたら月3~5万程度負担
する必要があるかもしれませんので
今の金額で生活設計に進みたいと思っています。
※ここまでの分は、今日のもう一つ
の記事でコメントしました。
まずは保険の整理の整理ですが、
主人のアフラックのがん保険、私の個人年金は
解約しても問題ないかと思いますが
それ以外はどうでしょうか?
※今度は、こちらについてコメント
します。
※加入生命保険は、夫3本、妻3本です。
すべて継続すれば、保険料総額は
約1000万円!(もったいない!)
・・です。
夫の保険は・・
1 変額終身保険 : 貯蓄目的?
2 収入保障保険 : 死亡保障
3 ガン保険 : 医療保障
妻の保険は・・
1 こくみん共済 : 医療保障
2 個人年金 : 貯蓄目的
3 ガン保険 : 医療保障


保険加入はお金を失うことです。
お金を失っても、損をしても・・なお、
加入せざるを得ないのは、
計算の結果必要とされた収入保障保険
のみです。
それぞれのがん保険は解約して、
その保険料分を貯蓄すれば、
家計に好ましいことになります。
(当たり前)
妻のこくみん共済も、お金をたれ流す
だけなので、さっさと解約したい。
そして、現在N家では住宅ローンを
返済中です。
なのに、 ローン返済をしながら、
保険で貯蓄をしているのは、
非常に不経済なことです。(当たり前)
そのような余裕のお金があったら、
繰上返済をした方が、大きな
パフォーマンスを実現できます。
※下のKが繰上返済です。(H=普通預金)


※終身保険や個人年金で、このような
ハイパフォーマンスは実現できない。
(当たり前)
ぼぉ~っとしていては、いけない。

※貯蓄するお金があったら、
借金返済をした方が合理的です。
ということで、結局は、
夫の死亡保障を確保するために、
今の収入保障保険の保障額を減額するか?
新たな収入保障保険で
当初1170万円の保障を確保するか?
どちらかになります。
夫の死亡保障のみを確保して、
他の保険は解約・清算して、
解約返戻金は繰上返済に充当したいです。
今までの保険料・・年43万円が、
これからは・・年3.6万円程度で済みます。
保険でお金をたれ流してはいけない。
本人が修正・作成した
キャッシュフローグラフ。
※自分で修正(生活設計)して添付された、
キャッシュフロー表とグラフは以下です。
※まともな人生になりそうです。
現状診断時点とは見違えるようです。

※下が死亡保障必要額の推移グラフです。

※夫は、8~9年後の55~56歳で
死亡保障は不要になります。
規模の小さい収入保障保険で
十分に見えます。
(現在は、過剰加入状態です)
妻は、3~4年後の51~52歳で
死亡保障は不要になります。
長い年月で割り算すれば、
大した金額ではありません。
妻の分は、保険で備える必要は
ないのでは?・・という印象です。
(すべて解約していいのでは?)
※死亡保障必要額の計算根拠です。(夫)

※死亡保障必要額の計算根拠です。(妻)

《 N家の概要:現状診断時点 》
2019.4.25

※現状診断時点のキャッシュフローグラフ。
(貯蓄残高の推移)
このままでは、老後破綻・・です。
なぜ、こんなことになるのか?
※キャッシュフロー表。

※現役のキャッシュフロー表の拡大です。

※老後のキャッシュフロー表の拡大です。

※夫婦の年金手取り額は300万円弱で、
平均よりは多い金額です。
が、老後支出は、
毎年500万円とか400万円とか、
現役並みの支出金額です。
当然、貯蓄残高はどんどん減ります。
基本生活費もかなり多いんですが、
Nさん夫妻の場合は、
車費が突出して多く、これから生涯で
4800万円にもなります。
(住居費よりはるかに多い)
老後のすべての期間で、収入を上回る
生活をすることは不可能です。
※人生最後の不足資金は、1900万円です。
生活設計で家計改善する場合は、
この1900万円を収支で挽回することに
なります。
そんなに難しいことには見えません。
夫婦で具体的に数値を変えてみて、
人生がどうなるか?
グラフで確認しましょう。
あるていど、メドが立ったところで、
その資料を添付して、
生活設計の依頼をしてください。
現状診断時の案内文をもう一度読んで。
※Nさん夫妻の年金受給のかたちと、
手取り額・・です。

※夫婦で受け取る年金合計(手取り)額は、
最大の時期は年293万円です。
できれば、この範囲内で生活すれば、
貯蓄が減ることはないんですが・・。
※上記年金額の計算根拠です。夫の年金。

※夫の年金受取額(総額)は、3,077万円です。

※妻の年金。
※妻の年金受取額(総額)は、2,737万円です。
夫婦の年金手取り額の合計は、このように
5千万円、6千万円、のようになります。
保険は早く清算するべ。・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて18年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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